JP2013148747A - 光量制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光量調節部材の開閉動作時にシャッタ羽根の開閉動作により開口部の光量を途絶えさせないようにすることができる光量制御装置を提供すること。
【解決手段】ステッピングモータを一方向に駆動することで、アーム部材を第1の位置、第2の位置、第3の位置、第4の位置の順で移動可能であって、アーム部材が第1の位置となるとき、シャッタ羽根は開口部を閉鎖する状態となり、光量調節羽根は開口部に進入する状態となり、アーム部材が第2の位置となるとき、シャッタ羽根は開口部を開放する状態となり、光量調節羽根は開口部に進入する状態となり、アーム部材が第3の位置となるとき、シャッタ羽根は開口部を開放する状態となり、光量調節羽根は開口部から退避する状態となり、アーム部材が第4の位置となるとき、シャッタ羽根は開口部を閉鎖する状態となり、光量調節羽根は開口部から退避する状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光量制御装置に関するものである。
従来、シャッタ機構と光量調節機構とを有する光量制御装置は、露光用の開口部を開閉するシャッタ羽根と開口部の光量調整を行う光量調整部材とを備えている。そして、シャッタ羽根の開閉、光量調節部材の進退動作をそれぞれ個別の電磁駆動源で行っている。また、それぞれの駆動源に対する非通電の状態で、開口部を開放する位置と閉鎖する位置とのそれぞれの位置にシャッタ羽根、光量調整部材を保持するように構成される。
しかしながら、従来の光量制御装置は、シャッタ羽根と光量調整部材とを駆動する駆動源として、別々の電磁駆動源を備えているため、装置の高コスト化、大型化、重量化、消費電力の増加等の問題がある。
そこで、特許文献1はシャッタ羽根と光量調整部材とを1つの電磁駆動源で動作させる光量制御装置を提案している。これは、ステッピングモータを3位置に駆動することで、ステッピングモータに固定されるアーム部材によりシャッタ羽根は3位置に駆動され、絞り羽根はアーム部材との連動を長穴による遊びしろを設けることで、2位置に駆動される。この組合せにより、シャッタ羽根の露光用開口部への出し入れと絞り羽根の露光用開口部への出し入れを選択的に駆動することができるというものである。
特開2007−212645号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、光量調節部材としての絞り羽根が開閉動作のみを行いたい場合でも、シャッタ羽根が開閉してしまうことで、開口部の光量が一瞬途絶えてしまう問題があった。また、シャッタ羽根が閉じるときにシャッタ羽根がストッパーに衝突しバウンドしてしまうという問題も生じていた。
本発明の第1の目的は、1つの電磁駆動源でシャッタ羽根と光量調節部材を駆動し、光量調節部材の開閉動作時にシャッタ羽根の開閉動作により開口部の光量を途絶えさせることのない光量制御装置を提供することである。第2の目的は、シャッタ羽根が閉じるときのバウンドを低減することを可能とする光量制御装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての光量調節装置は、開口部が形成される地板と、前記開口部を閉鎖する状態と前記開口部を開放する状態との間を移動可能なシャッタ羽根と、前記開口部に進入する状態と前記開口部から退避する状態との間を移動可能な光量調節羽根と、前記光量調節羽根と係合するアーム部材と、前記アーム部材に連結されるとともに、前記シャッタ羽根と係合するリンク部材と、前記アーム部材を駆動するステッピングモータと、を有し、前記ステッピングモータを一方向に駆動することで、前記アーム部材を第1の位置、第2の位置、第3の位置、第4の位置の順で移動可能であって、前記アーム部材が前記第1の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を閉鎖する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部に進入する状態となり、前記アーム部材が前記第2の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を開放する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部に進入する状態となり、前記アーム部材が前記第3の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を開放する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部から退避する状態となり、前記アーム部材が前記第4の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を閉鎖する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部から退避する状態となることを特徴とする。
本発明の光量制御装置によれば、1つの電磁駆動源でシャッタ羽根と光量調節部材を駆動し、光量調節部材の開閉動作時にシャッタ羽根の開閉動作により開口部の光量を途絶えさせないようにすることができる。また、シャッタ羽根が閉じるときのバウンドを低減することができる。
本発明の実施の一形態に係る光量制御装置の分解斜視図である。 ステッピングモータの分解斜視図である。 実施例1におけるステッピングモータの動作説明図である。 アーム部材の出力ピンの位置とリンク部材の位置との関係を示した図である。 図4(b)と図4(c)の各状態におけるアーム部材の出力ピンの位置を示す図である。 シャッタ羽根の動作説明図である。 ND羽根の動作説明図である。 実施例1におけるシャッタ羽根が閉じるときの外側磁極部の磁極とトルクを示す図である。 実施例1におけるステッピングモータの各回転位置における外側磁極部の磁極をまとめた図である。 実施例2におけるステッピングモータの動作説明図である。 実施例2におけるシャッタ羽根が閉じるときの外側磁極部の磁極とトルクを示す図である。 実施例2におけるステッピングモータの各回転位置における外側磁極部の磁極をまとめた図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の一形態に係る光量制御装置の分解斜視図である。
ステッピングモータ1は、少なくとも4つの回転位置に停止制御可能なアクチュエータである。
アーム部材2は、ステッピングモータ1の出力軸部18に固定される。アーム部材2には出力ピン21が形成されている。
リンク部材3は、アーム部材2の出力ピン21に回動可能に連結される。リンク部材3には、嵌合部としての出力ピン31が形成されている。
地板4は、開口部41が形成されている。地板4にはステッピングモータ1が取り付けられる。アーム部材2の出力ピン21は、地板4に形成される穴42を通って、地板4のアーム部材2が取り付けられる側とは反対側に突き出ている。リンク部材3の出力ピン31は、地板4に形成されるガイド穴43を通って、地板4のリンク部材3が取り付けられる側とは反対側に突き出ている。また、地板4には軸ダボ44、軸ダボ45、軸ダボ46、ストッパー47、ストッパー48、ストッパー49、ストッパー50が一体で形成されている。
シャッタ羽根5には、軸穴51およびカム穴52が形成される。軸穴51に地板4に形成される軸ダボ44を挿入することで、シャッタ羽根5は軸ダボ44に軸支される。これによって、シャッタ羽根5は、地板4に対して移動可能に取り付けられる。
シャッタ羽根6には、軸穴61およびカム穴62が形成される。軸穴61に地板4に形成される軸ダボ45を挿入することで、シャッタ羽根6は軸ダボ45に軸支される。これによって、シャッタ羽根6は、地板4に対して移動可能に取り付けられる。
シャッタ羽根5のカム穴52とシャッタ羽根6のカム穴62とが重なる部分に、ガイド穴43から突出しているリンク部材3の出力ピン31を挿入する。これによって、シャッタ羽根5およびシャッタ羽根6は、リンク部材3と係合される。出力ピン31がガイド穴43にガイドされて移動することで、シャッタ羽根5およびシャッタ羽根6が開口部41を開放する状態と開口部41を閉鎖する状態に切り換わる。シャッタ羽根5およびシャッタ羽根6が開口部41を閉鎖する状態となるとき、シャッタ羽根5に形成される突起部53がストッパー47に当接し、シャッタ羽根6に形成される突起部63がストッパー、48に当接する。
中間シート7は、地板4にシャッタ羽根5およびシャッタ羽根6を取り付けた後、地板4に取り付けられる。すなわち、中間シート7と地板4との間に、シャッタ羽根5およびシャッタ羽根6が配置される。中間シート7の中央には、開口部71が形成される。開口部71の開口径は、開口部41の開口径よりも小さい。したがって、開口部71により光量制御装置の開放口径が決められる。中間シート7を地板4に取り付けた状態で、地板4に形成される軸ダボ44、45、46、アーム部材2の出力ピン21、リンク部材3の出力ピン31は、中間シート7から突出している。
光量調節羽根としてのND羽根8には、開口部81が形成される。開口部81の開口径は開口部71の開口径よりも大きい。ND羽根8には、開口部81を覆うようにNDフィルタ82が貼着されている。ND羽根8には、軸穴83およびカム部84が形成される。軸穴83に、中間シート7から突出している軸ダボ46を挿入することで、ND羽根8は中間シート7上で軸ダボ46に軸支される。これによって、ND羽根8は、地板4に対して移動可能に取り付けられる。
カム部84に中間シート7から突出している出力ピン21を挿入する。これによって、ND羽根8は、アーム部材2と係合される。
出力ピン21はカム部84の内周をトレースすることで、ND羽根8はNDフィルタ82が開口部41に進入する状態とNDフィルタ82が開口部41から退避する状態に切り換わる。NDフィルタ82が開口部41に進入する状態となるとき、ND羽根8に形成される突起部85がストッパー49に当接し、NDフィルタ82が開口部41から退避する状態となるとき、突起部85がストッパー50に当接する。
本実施例では、光量調節部材としてND羽根を用いて説明したが、絞り羽根を用いても同様である。
羽根押え9は、ND羽根8を取り付けた後、地板4に取り付けられる。すなわち、ND羽根8は、中間シート7と羽根押え9との間に配置される。
図2は、ステッピングモータ1の分解斜視図である。
ステータ11は軟磁性材料で形成される。ステータ11には、第1の外側磁極部111、第2の外側磁極部112が形成される。また、第1の外側磁極部111および第2の外側磁極部112は、ロータ軸17と平行に形成されている。
ボビン14には、第1コイル12および第2コイル13が巻かれている。第1コイル12の内周に第1の外側磁極部111が配置され、第2コイル13の内周に第2の外側磁極部112が配置される。そして、第1コイル12へ通電することにより、第1の外側磁極部111が励磁され、第2コイル13へ通電することにより、第2の外側磁極部112が励磁される。
シート部材15は、第1コイル12および13とステータ11とを隔てる。
永久磁石から成る円筒形状のマグネット16は、外周表面を円周方向に6分割され、S極、N極が交互に着磁されている。マグネット16の内周面は、外周面に比べ弱い着磁分布を持つか、あるいは全く着磁されていないか、あるいは外周面と逆の極、すなわち外周面がS極の場合はその範囲の内周面はN極に着磁されているものの何れかである。
軟磁性材料からなるロータ軸17はマグネット16に固定される。すなわち、ロータ軸17の外周面の一部とマグネット16の内周面とが接着や圧入等により密着固定される。ロータ軸17には出力軸部18が形成されている。
カバー19は、ステッピングモータ1を保持して、地板4に固定される。
図3は、ステッピングモータ1の動きを説明するための図である。
マグネット16の動きをわかりやすくするため、マグネット16の同じ位置に星印を示している。第1の外側磁極部111をN極になるように第1コイル12を通電し、第2の外側磁極部112をS極になるように第2コイル13を通電すると、マグネット16の回転位置は図3(a)のようになる。この状態から第2コイル13の通電方向を切り換えると、第2の外側磁極部112はN極に変化し、マグネット16は反時計回りに30°回転し、マグネット16の回転位置は図3(b)のようになる。次に、この状態から第1コイル12の通電方向を切り換えると、第1の外側磁極部111はS極に変化し、マグネット16は反時計回りに30°回転し、マグネット16の回転位置は図3(c)のようになる。さらに、この状態から第2コイル13の通電方向を切り換えると、第2の外側磁極部112はS極に変化し、マグネット16は反時計回りに30°回転し、マグネット16の回転位置は図3(d)のようになる。
本実施例では以上のような構成のステッピングモータ1を一方向に駆動することによって、アーム部材2を第1の位置、第2の位置、第3の位置、第4の位置の順で移動させることができる。したがって、アーム部材2の出力ピン21の位置を30°ずつ異なる4つの位置に切り換え制御することを可能としている。
図4はアーム部材2の位置とリンク部材3の位置の関係を示した図であり、図1において下方向から見たときの図となっている。図4(a)は、アーム部材2が第1の位置となる状態を示している。図4(a)の状態では、アーム部材2が、最も反時計回りに位置している。図4(b)は、アーム部材2が第2の位置となる状態を示している。図4(b)の状態では、図4(a)の状態からステッピングモータ1が時計回りに30°回転した状態を示している。このとき、アーム部材2は回転軸を中心に時計回りに30°回転しており、リンク部材3はアーム部材2の出力ピン21に連結し、駆動力が伝達される連結部の位置変化に応じて、出力ピン31は地板のガイド穴43に沿って図4中、右方向に移動する。図4(b)の状態からさらにステッピングモータ1が時計回りに30°回転すると、図4(c)の状態となる。図4(c)は、アーム部材2が第3の位置となる状態を示している。図4(c)の状態では、図4(b)の状態と比べ、アーム部材2は回転軸を中心に時計回りに30°回転しているが、リンク部材3の出力ピンの位置は図4(b)の状態と変わらない。このことについて、図5を用いて説明する。
図5は、図4(b)の状態と図4(c)の状態におけるアーム部材2の出力ピン21の位置を示す図である。図中のAは図4(b)の状態におけるアーム部材2の出力ピン21の位置を示している。図中のBは図4(c)の状態におけるアーム部材2の出力ピン21の位置を示している。図中の点線Xは上記AとB上を通る線を示している。図中の点線Yはガイド穴43に平行でかつ、リンク部材3の出力ピン31の中心を通る線である。このとき、点線Yは点線Xに垂直であり、なおかつA−B間の中心を通る、つまり、線分A−Bの垂直二等分線の関係となっている。これによって、出力ピン21がAの位置にあるときとBの位置にあるときで、出力ピン31の位置は変わらない。ただし、図4(b)の状態から図4(c)の状態に変化する間は、図4(e)に示す状態を経由する。図4(b)の状態から図4(c)の状態に変化する間には図4(e)に示すようにリンク部材3の出力ピン31は図4中、右方向に移動する。図4(c)の状態からさらにステッピングモータ1が時計回りに30°回転した状態を示したのが図4(d)である。図4(d)は、アーム部材2が第4の位置となる状態を示している。図4(d)の状態では、図4(c)の状態と比べ、アーム部材2は回転軸を中心に時計回りに30°回転している。リンク部材3のアーム部材2の出力ピン21に連結した連結部の位置変化に応じて、出力ピン31は地板のガイド穴43に沿って図4中の左方向に移動する。
図6は、シャッタ羽根5および6の動きを説明する図である。図6(a)〜(e)の各状態は、図4(a)〜(e)の各状態におけるシャッタ羽根5および6の位置にそれぞれ対応している。図6(a)の状態では、シャッタ羽根5を突起部53がストッパー47に当接するまで軸ダボ44を中心に反時計回りに回転させる。同時に、シャッタ羽根6を突起部63がストッパー48に当接するまで回転させている。この状態では、シャッタ羽根5および6は地板4の開口部41を閉鎖する。このとき、シャッタ羽根5および6は中間シート7の開口部71も閉鎖する。図6(a)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、図6(b)の状態となる。図4(b)で説明したように、リンク部材3の出力ピン31は、出力ピン31は地板のガイド穴43に沿って図4中、右方向に移動する。これによって、出力ピン31は、図6(b)で示した位置となり、シャッタ羽根5を軸ダボ44を中心に反時計回りに回転させるとともに、シャッタ羽根6を軸ダボ45を中心に時計回りに回転させる。この状態では、シャッタ羽根5および6は地板4の開口部41を開放する。このとき、シャッタ羽根5および6は中間シート7の開口部71も開放する。開口部71の開口径は開口部41の開口径よりも小さいので、開口部71により光量制御装置の開放口径が決められる。さらに、図6(b)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、シャッタ羽根5および6の位置は図6(e)の状態を経て図6(b)の状態と同じ図6(c)の状態となる。図4(c)で説明したように、リンク部材3の出力ピン31は図6(b)で示した位置と同じ位置となり、シャッタ羽根5および6の位置も図6(b)の位置と同じ位置となる。図6(b)の状態から図6(c)の状態に至る途中では図6(e)に示すように、シャッタ羽根5および6は地板4の開口部41からより退避する方向に移動する。開口部71の開口径は開口部41の開口径よりも小さいので、このとき、シャッタ羽根5および6は中間シート7の開口部71からもより退避する。これによって、図6(b)の状態から図6(c)の状態に変わるまでの間に、シャッタ羽根5および6は地板4の開口部41を開放する状態を維持する。図6(c)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、図6(d)の状態となる。図4(d)で説明したように、リンク部材3の出力ピン31は、図6(d)で示した位置となる。そして、出力ピン31は、シャッタ羽根5を軸ダボ44を中心に反時計回りに、シャッタ羽根6を軸ダボ45を中心に時計回りに突起部53および63と地板4のストッパー47および48とがそれぞれ当接するまで回転させる。
以上のように、本発明の光量制御装置は図6(a)の状態と図6(b)の状態または、図6(c)と図6(d)の状態を往復することでシャッタの開閉を行っている。
図7は、ND羽根8の動きを説明するための図である。図7(a)〜(e)の各状態は、図4(a)〜(e)の各状態におけるND羽根8の位置にそれぞれ対応している。図7(a)の状態ではアーム部材2の出力ピン21は穴42の端に位置し、ND羽根8のカム部84の内周に当接し、ND羽根8の突起部85が地板4のストッパー49に当接している。この状態では、NDフィルタ82が開口部41に進入する状態となる。このとき、NDフィルタ82は中間シート7の開口部71にも進入する。図7(a)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、図7(b)の状態となる。アーム部材2の出力ピン21は図7(b)で示した位置となるが、ND羽根8のカム部84はアーム部材2の出力ピン21の移動軌跡に沿った形状をしているため、出力ピン21はカム部84の内側を移動するだけである。したがって、ND羽根8の位置は図7(a)の状態と同じ位置となる。図7(b)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、図7(e)の状態を経て図7(c)の状態となる。アーム部材2の出力ピン21は、図7(c)で示す位置となる。このとき、出力ピン21はND羽根8のカム部84の内周に当接し、ND羽根8を軸ダボ46を中心に時計回りに回転させる。ND羽根8の突起部85が地板4のストッパー50に当接することで、ND羽根8の位置は図7(c)に示す位置となる。図7(c)の状態からステッピングモータ1が反時計回りに30°回転すると、図7(d)の状態となる。アーム部材2の出力ピン21は図7(d)で示した位置となるが、ND羽根8のカム部84はアーム部材2の出力ピン21の移動軌跡に沿った形状をしているため、出力ピン21はカム部84の内側を移動するだけである。したがって、ND羽根8の位置は図7(c)の状態と同じ位置となる。本実施例では、カム部84の形状をアーム部材2の出力ピン21の軌跡に合わせた穴形状としているが、ND羽根8の軸穴83が十分大きければ、カム部84の形状を穴形状にせず、単に出力ピン21の移動軌跡よりも大きく広げた形状としてもよい。
以上のように、ND羽根8のカム部84には、出力ピン21の移動に連動してND羽根8が移動しない第1の領域と、出力ピン21の移動に連動してND羽根8が移動する第2の領域がある。本実施例の光量制御装置では、図7(b)の状態と図7(c)の状態を往復することで、NDフィルタ82が開口部41および開口部71に進入する状態とNDフィルタ82が開口部41および開口部71から退避する状態に切り換わる。そして、図7(a)の状態と図7(b)の状態との間や、図7(c)の状態と図7(d)の状態との間ではND羽根8が移動しない構成となっている。
各図4、6、7において、上述のシャッタ羽根5および6、ND羽根8の動きを合わせて考えると、以下のようになる。NDフィルタ82が開口部41および開口部71に進入する状態と開口部41および開口部71から退避する状態とに切り換える際には、各図の(b)と(c)の状態を往復するようにステッピングモータ1を駆動すればよい。NDフィルタ82が開口部41および71に進入した状態でシャッタ羽根5および6が開口部41および71を開放する状態と閉鎖する状態とに切り換える際には、各図の(a)と(b)の状態を往復するようにステッピングモータ1を駆動すればよい。NDフィルタ82が開口部41および71から退避した状態でシャッタ羽根5および6が開口部41および71を開放する状態と閉鎖する状態とに切り換える際には、各図の(c)と(d)の状態を往復するようにステッピングモータ1を駆動すればよい。
以上のような構成によれば、1つの電磁駆動源でシャッタ羽根と光量調節部材を駆動し、光量調節部材の開閉動作時にシャッタ羽根の開閉動作により開口部の光量を途絶えさせることのない光量制御装置を提供することが可能となる。
ここで、シャッタ羽根5および6が地板4の開口部41および開口部71から退避した状態から覆う状態に移動するとき、つまりシャッタ羽根が閉じるとき、シャッタ羽根5および6はストッパー47および48に衝突する。そして、その衝撃力によりシャッタ羽根5および6は移動してきた方向と逆方向の力を受ける。本実施例では衝撃を受けてもシャッタ羽根5および6がバウンドしないようにステッピングモータ1を以下に示すように制御している。
図8は、本実施例におけるシャッタ羽根5および6が閉じるときの外側磁極部の磁極とトルクを示す図である。図8中、A、B、Cはそれぞれステッピングモータ1の回転位置を示しており、Aはシャッタ羽根5および6が開いて停止している状態での回転角度、Bはシャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突する状態での回転角度である。Cは回転位置Aと回転位置Bの間にある回転位置である。図8中、トルクを示す図において縦軸上方向はシャッタ羽根5および6が閉じる方向であり、図3中の時計周り方向を示している。図3と図8を用いて本実施例に係るステッピングモータ1の制御について説明する。シャッタ羽根5および6が閉じるときのステッピングモータ1の状態は、図3(b)の状態から図3(a)の状態に移動する場合と、図3(c)の状態から図3(d)の状態に移動する場合とがある。ここでは、図3(b)の状態から図3(a)の状態に移動する場合について説明する。
図8中、回転位置Aではステッピングモータ1は図3(b)の状態であり、シャッタ羽根5および6は開いた状態で停止している。シャッタ羽根5および6の閉じ動作が開始すると、ステッピングモータ1は第2の外側磁極部112はS極に変化し、図8中の曲線abで示すトルクで時計回りに駆動する。ここで、ステッピングモータ1が回転位置Bまで、つまりシャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突するまで、曲線abで示すトルクで時計回りに駆動すれば、回転位置Bではトルクはほぼ0となっており、上述したようにバウンドしてしまう。そこで、ステッピングモータ1が回転位置Bに至る途中の回転位置Cにおいて、第1の外側磁極部111をS極に切り換える。すると、ステッピングモータ1のトルクは曲線cdで示すようになる。したがって、回転位置Cにおいてステッピングモータ1のトルクは曲線ab上の点eから曲線cd上の点fに変化し、ステッピングモータ1は曲線cdに示したトルクで時計周りに駆動する。この状態でステッピングモータ1が回転位置Bまで駆動し、シャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突しても、ステッピングモータ1は点dで示す時計回りのトルクがあるためにバウンドを低減することができる。ここで、回転位置Cは曲線abと曲線cdの大小関係が変わる回転位置に近い方が、トルクを効率的に使えてシャッタ速度が向上するため望ましい。
一方、シャッタ羽根5および6が地板4の開口部41および開口部71を閉鎖する状態から地板4の開口部41および開口部71を開放する状態に移動するとき、シャッタ羽根5および6はストッパー47および48に衝突することはない。よって、図3(a)の状態から図3(b)の状態に移るには前述したように第2の外側磁極部112をS極からN極に変化させるだけでよい。
以上をまとめると、図9のようになる。図9は、本実施例におけるステッピングモータ1の各回転位置における外側磁極部の磁極をまとめた図である。図9中において、点A〜Cは図8の回転位置A〜回転位置Cに対応し、シャッタ閉じ動作において回転位置Aから回転位置Cまでの間を(1)、回転位置CからBまでの間を(2)としている。また、シャッタ開き動作において回転位置Bから回転位置Aまでの間を(3)としている。図9に示すように、シャッタ開き動作においては初期位相通電を除いて1ステップで開き動作を行っている。一方、シャッタ閉じ動作においては初期位相通電を除いて、シャッタ開き動作よりもステップ数が多い2ステップで閉じ動作を行っている。
なお、ステッピングモータ1が図3(c)の状態から図3(d)の状態に移動することでシャッタが閉じる場合については、外側磁極部の関係が変わるのと回転方向が逆転するだけで、考え方は同様であるため説明は省略する。
実施例1では、ステッピングモータ1は第1コイル12と第2コイル13の両方を通電し、第1の外側磁極部111と第2の外側磁極部112の両方の磁極部がS極あるいはN極となるように制御していた。本実施例では、ステッピングモータ1について第1コイル12と第2コイル13の片方のみを通電するタイミングを設けて制御した場合について説明する。
図10は、本実施例におけるステッピングモータ1の動きを説明するための図である。マグネット16の動きをわかりやすくするため、マグネット16の同じ位置に星印を示している。図10中において、第1の外側磁極部111および第2の外側磁極部112に示すOは、第1コイル12および第2コイル13への通電をせず、第1の外側磁極部111および第2の外側磁極部112がS極でもN極でもないことを示している。図10(a)は、第1コイル12を通電せず、第2の外側磁極部112がN極となるように第2コイル13を通電した状態である。図10(a)の状態から第1の外側磁極部111がS極になるように第1コイル12を通電すると、マグネット16は反時計回りに15°回転し、マグネット16の回転位置は図10(b)のようになる。次に、図10(b)の状態から第2コイル13の通電を切ると、マグネット16は反時計回りに15°回転し、マグネット16の回転位置は図10(c)のようになる。次に、図10(c)の状態から第2の外側磁極部112がS極になるように第2コイル13を通電すると、マグネット16は反時計回りに15°回転し、マグネット16の回転位置は図10(d)のようになる。次に、図10(d)の状態から第1コイル12の通電を切ると、マグネット16は反時計回りに15°回転し、マグネット16の回転位置は図10(e)のようになる。次に、図10(e)の状態から第1の外側磁極部111がN極になるように第1コイル12を通電すると、マグネット16は反時計回りに15°回転し、マグネット16の回転位置は図10(f)のようになる。次に、図10(f)の状態から第2コイル13の通電を切ると、マグネット16の回転位置はマグネット16は反時計回りに15°回転し、図10(g)のようになる。
本実施例においては、ステッピングモータ1が図10(a)の位置にあるときに、アーム部材2とリンク部材3は図4(a)の位置にある。そして、ステッピングモータ1が図10(c)の位置にあるときに、アーム部材2とリンク部材3は図4(b)の位置にある。同様にステッピングモータ1が図10(e)、図10(g)にあるときに、アーム部材2とリンク部材3は図4(c)、図4(d)の位置にある。ここで、シャッタ羽根5および6とND羽根8の位置についてはアーム部材2とリンク部材3の位置によって決定される。アーム部材2とリンク部材3の位置に対するシャッタ羽根5および6とND羽根8の位置の関係については実施例1と同様であるので説明は省略する。
次に、本実施例における、シャッタ羽根5および6の閉鎖するときのバウンドを防ぐためのステッピングモータ1の制御について説明する。図11は、本実施例におけるシャッタ羽根5および6を閉鎖するときの外側磁極部の磁極とトルクを示す図である。図11中、A、B、C、Dはそれぞれステッピングモータ1の回転位置を示しており、Aはシャッタが開いて停止している状態での回転位置、Bはシャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突する状態での回転位置である。C、Dは回転位置Aと回転位置Bの間にある回転位置である。図11中、トルクを示す図において縦軸上方向はシャッタ羽根5および6を閉鎖する方向であり、図10中の時計周り方向を示している。図10と図11を用いて本実施例に係るステッピングモータ1の制御について説明する。シャッタ羽根5および6を閉鎖するときのステッピングモータ1の状態は、図10(c)の状態から図10(b)の状態を経て図10(a)の状態に移動する場合と、図10(e)の状態から図10(f)の状態を経て図10(g)の状態に移動する場合とがある。ここでは、図10(c)の状態から図10(b)の状態を経て図10(a)の状態に移動する場合について説明する。
図11中、角度Aではステッピングモータ1は図10(c)の状態であり、シャッタ羽根5および6は開いた状態で停止している。シャッタ羽根5および6の閉じ動作が開始すると、ステッピングモータ1は第2の外側磁極部112はN極に変化し、図11中の曲線abで示すトルクで時計回りに駆動する。ステッピングモータ1が回転位置Cまで回転すると図10(b)の状態となる。次に、ステッピングモータ1を第1コイル12の通電を切って第1の外側磁極部111を励磁しない。すると、ステッピングモータ1は図11中の曲線bcで示すトルクで時計回りに駆動する。ここで、ステッピングモータ1が回転位置Bまで、つまりシャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突するまで、曲線bcで示すトルクで時計回りに駆動すれば、回転位置Bではトルクはほぼ0となっており、上述したようにバウンドしてしまう。そこで、ステッピングモータ1が回転位置Bに至る途中の回転位置Dにおいて、第1の外側磁極部111をN極に切り換える。すると、ステッピングモータ1のトルクは曲線bdで示すようになる。したがって、回転位置Dにおいてステッピングモータ1のトルクは曲線bc上の点eから曲線bd上の点fに変化し、ステッピングモータ1は曲線fdに示したトルクで時計周りに駆動する。この状態でステッピングモータ1が回転位置Bまで駆動し、シャッタ羽根5および6がストッパー47および48に衝突しても、ステッピングモータ1は点dで示す時計回りのトルクがあるためにバウンドを低減することができる。
一方、シャッタ羽根5および6が地板4の開口部41を閉鎖する状態から地板4の開口部41を開放する状態に移動するとき、シャッタ羽根5および6はストッパー47および48に衝突することはない。よって、図10(a)の状態から図10(c)の状態に移るには以下のようにステッピングモータ1を駆動すればよい。ステッピングモータ1は第1の外側磁極部111を励磁せず、第2の外側磁極部112がN極の状態である図10(a)の状態から第1の外側磁極部111をS極に通電させた後、第2の外側磁極部112を励磁しない図10(c)の状態にすればよい。
以上をまとめると、図12のようになる。図12は、本実施例におけるステッピングモータ1の各角度における外側磁極部の磁極をまとめた図である。図12中において、点A〜Dは図11の回転位置A〜Dにそれぞれ対応し、シャッタ羽根5および6の閉じ動作において回転位置AからCまでの間を(1)、回転位置Cから回転位置Dまでの間を(2)、回転位置Dから回転位置Bまでの間を(3)としている。また、シャッタ開き動作において回転位置Bから回転角度Cまでの間を(4)、回転位置Cから回転位置Aまでの間を(5)としている。図12に示すように、シャッタ羽根5および6の閉じ動作においては初期位相通電を除いて3ステップで閉じ動作を行っている。一方、シャッタ羽根5および6の開き動作においては初期位相通電を除いて2ステップで開き動作を行っている。
ここで、回転位置Cと回転位置Dは同一でも構わない。つまり、(2)の区間を省略してもよい。それは換言すれば、シャッタ羽根5および6が閉じるときには2相励磁駆動をし、シャッタ羽根5および6が開くときには1−2相励磁駆動することになる。
なお、ステッピングモータ1が図10(e)に示した状態から図10(g)に示した状態に移動することでシャッタ羽根5および6が閉じる場合については、外側磁極部の関係が変わるのと回転方向が逆転するだけで、考え方は同様であるため説明は省略する。
以上、実施例1と実施例2について2種類の駆動モードの説明をした。駆動モードの選択は、第1コイル12と第2コイル13の通電をしないとき、マグネット16が安定する位置が外側磁極部の両方がS極あるいはN極であるときの位置か、片方のみがS極あるいはN極となったときの位置かによって決定すればよい。また、実施例1と実施例2を組み合わせて、第1コイル12と第2コイル13の通電を両方する場合と、片方のみにする場合を組み合わせて駆動してもよい。
本実施例では、シャッタ羽根の突起部と地板に設けられたストッパーが当接することによりシャッタ羽根の位置を制限していたが、アーム部材やリンク部材と地板に設けられたストッパーが当接することによりシャッタ羽根の位置を制限しても構わない。
また、リンク部材を駆動させるための出力ピンとND羽根を駆動するための出力ピンを同一にしているが、それぞれ異なる出力ピンにより駆動するようにしてもよい。
さらに、本実施例では、シャッタ羽根5および6やND羽根8をステッピングモータ1の回転角度に合わせた動きをするように設定している。しかし、ステッピングモータの角度ばらつきを考慮し、所定の回転角度に対してより小さい角度で駆動するように設定すれば角度ばらつきを吸収し安定した駆動を得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 ステッピングモータ
2 アーム部材
3 リンク部材
4 地板
5 シャッタ羽根
6 シャッタ羽根
7 中間シート
8 ND羽根

Claims (7)

  1. 開口部が形成される地板と、
    前記開口部を閉鎖する状態と前記開口部を開放する状態との間を移動可能なシャッタ羽根と、
    前記開口部に進入する状態と前記開口部から退避する状態との間を移動可能な光量調節羽根と、
    前記光量調節羽根と係合するアーム部材と、
    前記アーム部材に連結されるとともに、前記シャッタ羽根と係合するリンク部材と、
    前記アーム部材を駆動するステッピングモータと、を有し、
    前記ステッピングモータを一方向に駆動することで、前記アーム部材を第1の位置、第2の位置、第3の位置、第4の位置の順で移動可能であって、 前記アーム部材が前記第1の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を閉鎖する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部に進入する状態となり、
    前記アーム部材が前記第2の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を開放する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部に進入する状態となり、
    前記アーム部材が前記第3の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を開放する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部から退避する状態となり、
    前記アーム部材が前記第4の位置となるとき、前記シャッタ羽根は前記開口部を閉鎖する状態となり、前記光量調節羽根は前記開口部から退避する状態となることを特徴とする光量制御装置。
  2. 前記光量調節羽根には、前記地板に形成される回転軸が挿入される軸穴と、前記アーム部材が挿入されるカム部と、が形成され、
    前記カム部には、前記アーム部材の移動に連動して前記光量調節羽根が移動しない第1の領域と、前記アーム部材の移動に連動して前記光量調節羽根が移動する第2の領域と、が形成されることを特徴とする請求項1に記載の光量制御装置。
  3. 前記リンク部材には、前記アーム部材に連結される連結部と、前記地板に設けられたガイドに嵌合する嵌合部と、が形成され、
    前記リンク部材は、前記アーム部材の移動に連動して前記ガイドに沿って移動することを特徴とする請求項1または2に記載の光量制御装置。
  4. 前記シャッタ羽根には、前記地板に形成される回転軸が挿入される軸穴と前記リンク部材が挿入されるカム部とが形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光量制御装置。
  5. 前記アーム部材が前記第2の位置と前記第3の位置との間を移動する際に、前記シャッタ羽根が前記開口部を開放する状態を維持するように、前記アーム部材とリンク部材は連結されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光量制御装置。
  6. 前記ステッピングモータを制御する制御手段を更に有し、
    前記シャッタ羽根が前記開口部を閉鎖する状態に前記シャッタ羽根を移動させる際、前記シャッタ羽根と当接するストッパーを備え、
    前記制御手段は、
    前記シャッタ羽根が前記開口部を開放する状態から前記開口部を閉鎖する状態に前記シャッタ羽根を移動させる際、前記シャッタ羽根が前記開口部を閉鎖する状態から前記開口部を開放する状態に移動させる際のステップ数より多いステップ数にて前記ステッピングモータを駆動するように制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に光量制御装置。
  7. 前記ステッピングモータを制御する制御手段を更に有し、
    前記シャッタ羽根が前記開口部を閉鎖する状態に前記シャッタ羽根を移動させる際、前記シャッタ羽根と当接するストッパーを備え、
    前記制御手段は、
    前記シャッタ羽根が前記開口部を開放する状態から前記開口部を閉鎖する状態に前記シャッタ羽根を移動させる際、前記ステッピングモータを2相励磁駆動するように制御し、
    前記シャッタ羽根が前記開口部を閉鎖する状態から前記開口部を開放する状態に移動させる際、前記ステッピングモータを1−2相励磁駆動するように制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に光量制御装置。
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