JP2013148517A - 撹拌装置及び自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撹拌時間を短縮すると共に小型化を図ることができる撹拌装置及び自動分析装置を提供する。
【解決手段】反応容器内の試料と第1試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒60と、撹拌棒60を回転駆動するモータ61と、撹拌棒60を回転させるモータ61の回転駆動により撹拌棒60を揺動する揺動部62とを備え、揺動部62は、モータ61の回転軸611と直交する直線62a上に配置され、直線62aを仮想の軸としてモータ61を揺動可能に支持する支持体65と、回動軸611の直線62aと直交する位置から離れた位置に固定され、回転軸611から離間した位置に重心を有する錘66とにより構成される。そして、回転駆動によりモータ61を揺動させ、モータ61の揺動により撹拌棒60がR1方向に回転しながらR2方向に揺動する。
【選択図】図3
【解決手段】反応容器内の試料と第1試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒60と、撹拌棒60を回転駆動するモータ61と、撹拌棒60を回転させるモータ61の回転駆動により撹拌棒60を揺動する揺動部62とを備え、揺動部62は、モータ61の回転軸611と直交する直線62a上に配置され、直線62aを仮想の軸としてモータ61を揺動可能に支持する支持体65と、回動軸611の直線62aと直交する位置から離れた位置に固定され、回転軸611から離間した位置に重心を有する錘66とにより構成される。そして、回転駆動によりモータ61を揺動させ、モータ61の揺動により撹拌棒60がR1方向に回転しながらR2方向に揺動する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、分析成分を含む試料との混合液を撹拌する撹拌装置及び自動分析装置に関する。
自動分析装置は生化学検査項目等を対象とし、被検試料と各検査項目の試薬との混合液を収容する反応容器に光を照射する。そして、混合液中の反応によって生ずる色調や濁りの変化を、混合液を透過した光を検出することにより測定し、被検試料中の様々な成分の濃度や酵素活性を求める。
この自動分析装置は、反応容器内に撹拌棒を進入させ、撹拌棒を回転させることにより反応容器内の混合液を撹拌する撹拌部を備えている。そして、反応容器内で撹拌棒を回転させながら往復運動させることにより、撹拌時間の短縮を図ることができる撹拌部が知られている。
しかしながら、撹拌棒を回転させながら往復運動させる撹拌部では、撹拌棒を回転駆動するモータと、撹拌棒を往復運動させる機構及びこの機構を駆動するモータを必要とするため、構成が複雑になり大型化する問題がある。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、撹拌時間を短縮すると共に小型化を図ることができる撹拌装置及び自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の撹拌装置は、試料と試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒と、前記撹拌棒を回転駆動するモータと、前記モータの回転駆動により、前記撹拌棒を揺動する揺動部とを備えたことを特徴とする。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、標準試料や被検試料と試薬とを分注し、その混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部24と、分析部24における各分析ユニットの駆動及び制御を行う分析制御部25と、分析部24で生成された標準データや被検データを処理して検量データや分析データを生成するデータ処理部30とを備えている。
また、自動分析装置100は、データ処理部30で生成された検量データや分析データを印刷出力や表示出力する出力部40と、各種コマンド信号の入力等を行う操作部50と、分析制御部25、データ処理部30、及び出力部40を統括して制御するシステム制御部51とを備えている。
図2は、分析部24の構成を示した斜視図である。この分析部24は、標準試料や被検試料等の試料を収容する試料容器17と、試料容器17を保持するサンプルディスク5とを備えている。また、試料に含まれる各検査項目の成分と反応する成分を含有する試薬である例えば1試薬系及び2試薬系の第1試薬を収容する試薬容器6と、試薬容器6を保冷する試薬庫1と、試薬庫1に格納された試薬容器6を回動可能に保持する試薬ラック1aとを備えている。また、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する試薬容器7と、試薬容器7を保冷する試薬庫2と、試薬庫2に格納された試薬容器7を回動可能に保持する試薬ラック2aとを備えている。また、円周上に配置された複数の反応容器3と、反応容器3を回転可能に保持する反応ディスク4とを備えている。
また、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料を吸引して反応容器3内へ吐出する分注を行うサンプル分注プローブ16と、サンプル分注プローブ16を移動可能に保持するサンプル分注アーム10とを備えている。また、試薬ラック1aに保持された試薬容器6内の第1試薬を吸引して試料が分注された反応容器3内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ14と、第1試薬分注プローブ14を移動可能に保持する第1試薬分注アーム8とを備えている。また、反応容器3内に吐出された試料と第1試薬の混合液を撹拌する第1撹拌部18と、第1撹拌部18を移動可能に保持する第1撹拌アーム19とを備えている。
また、試薬ラック2aに保持された試薬容器7内の第2試薬を吸引して第1試薬が分注された反応容器3内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ15と、第2試薬分注プローブ15を移動可能に保持する第2試薬分注アーム9とを備えている。また、反応容器3内に吐出された試料、第1試薬及び第2試薬の混合液を撹拌する第2撹拌部20と、第2撹拌部20を移動可能に保持する第2撹拌アーム21とを備えている。また、混合液を収容する反応容器3に光を照射して測定する測光部13と、測光部13で測定を終了した反応容器3内を洗浄する反応容器洗浄ユニット12とを備えている。
そして、測光部13は、回転移動する反応容器3に光を照射し、その照射により反応容器3内の試料及び第1試薬の混合液や、試料、第1試薬及び第2試薬の混合液を透過した光を検出する。そして、検出した信号に基づいて吸光度で表される標準データや被検データを生成し、生成した標準データや被検データをデータ処理部30に出力する。
図1の分析制御部25は、分析部24の各分析ユニットを駆動及び制御する。そして、サンプルディスク5、試薬ラック1a及び試薬ラック2aを夫々回動させる。また、反応ディスク4を回転させる。また、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8、第2試薬分注アーム9、第1撹拌アーム19及び第2撹拌アーム21を夫々回動及び上下移動させる。また、第1及び第2撹拌部18,20を夫々撹拌駆動する。また、反応容器洗浄ユニット12を上下移動させる。
データ処理部30は、分析部24の測光部13から出力された標準データや被検データを処理して各検査項目の検量データや分析データを生成する演算部31と、演算部31で生成された標準データや分析データを保存するデータ記憶部32とを備えている。
演算部31は、測光部13から出力された標準データ及びこの標準データの標準試料に対して予め設定された標準値から、標準値と標準データの関係を表す検量データを生成し、生成した検量データを出力部40に出力すると共にデータ記憶部32に保存する。
また、演算部31は、測光部13から出力された被検データに対応する検査項目の検量データをデータ記憶部32から読み出し、読み出した検量データを用いて測光部13より出力された被検データから、濃度値や活性値として表される分析データを生成する。そして、生成した分析データを出力部40に出力すると共にデータ記憶部32に保存する。
データ記憶部32は、ハードディスク等のメモリデバイスを備え、演算部31から出力された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部31から出力された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
出力部40は、データ処理部30の演算部31から出力された検量データや分析データを印刷出力する印刷部41及び表示出力する表示部42を備えている。そして、印刷部41は、プリンタなどを備え、検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷する。
表示部42は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、検量データや分析データを表示する。また、自動分析装置100で各検査項目を分析する分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面を表示する。また、被検試料毎にこの被検試料を識別する氏名やID等の識別情報及び分析パラメータ設定画面で設定された検査項目の中から検査対象となる検査項目を設定するための検査項目設定画面を表示する。
操作部50は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、検査項目毎に分析パラメータを設定するための入力を行う。また、被検試料毎に識別情報及び検査対象となる検査項目を設定するための入力を行う。
システム制御部51は、CPU及び記憶回路を備え、操作部50からの操作により入力された各検査項目の分析パラメータの情報、被検試料毎の識別情報及び検査項目の情報等の入力情報を記憶回路に記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部25、データ処理部30及び出力部40を統括してシステム全体を制御する。
以下、図1乃至図7を参照して、分析部24における第1撹拌部18の構成及び動作について説明する。そして、第2撹拌部20は、第1撹拌部18と同様に構成され、第1撹拌部18と同様に動作するのでその説明を省略する。
先ず、図2乃至図5を参照して、第1撹拌部18の構成について説明する。
図3は、第1撹拌部18の構成の一例を示した図である。この第1撹拌部18は、反応容器3内に進入して試料と第1試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒60と、撹拌棒60を回転駆動するモータ61と、モータ61の回転駆動によりモータ61及び撹拌棒60を揺動する揺動部62と、モータ61を揺動可能に支持する2つのバネ63とを備えている。
図3は、第1撹拌部18の構成の一例を示した図である。この第1撹拌部18は、反応容器3内に進入して試料と第1試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒60と、撹拌棒60を回転駆動するモータ61と、モータ61の回転駆動によりモータ61及び撹拌棒60を揺動する揺動部62と、モータ61を揺動可能に支持する2つのバネ63とを備えている。
また、第1撹拌部18は、下部に開口部を有し、モータ61、揺動部62及びバネ63を覆う第1撹拌アーム19に保持されたケース64を備えている。そして、図4に示すように、第1撹拌アーム19の下方向への移動により反応容器3の上部に設けた開口から撹拌棒60が進入し、下端が反応容器3内の底面近傍となる混合液の撹拌が可能な撹拌位置Tで停止する。
撹拌棒60は、例えば上下方向に延びた細長い平板であり、上端部がモータ61と連結している。また、モータ61は、撹拌棒60の長手方向の上側に配置され、下端部が撹拌棒60と連結された回転軸611と、貫設された回転軸611を回転可能に支持する本体612とにより構成される。
揺動部62は、モータ61の本体612下方に位置する回転軸611と直交する直線62a上に配置され、モータ61を矢印R2方向及び矢印R3方向へ揺動可能に支持する支持体65により構成される。また、回動軸611の直線62aと直交する位置から離れた位置である例えば本体612上方に位置する回転軸611の上端部近傍に固定され、回転軸611から離間した位置に重心を有する錘66により構成される。
支持体65は、撹拌棒60の下端を最下端とし、回転軸611の上端を最上端とする最下端と最上端の間の中央近傍である撹拌棒60とモータ61の本体612間に配置され、回転軸611を回転可能に支持する第1の支持体651及びこの第1の支持体651を揺動可能に支持する2つの第2の支持体652により構成される。そして、モータ61をR2方向及びR3方向へ揺動可能に支持している。
第1の支持体651は、中心部を上下方向に貫通する貫通孔に配置され、貫設された回転軸611の下方向への移動を阻止すると共に回転を可能に支持する第1の玉軸受けを有する。また、第1の玉軸受けを介して対向配置され、各第2の支持体652の一端部に係合する2つの第2の玉軸受けを有する。
各第2の支持体652は、直線62a上に第1の支持体651を介して互いに対向配置された支持軸であり、一端部に形成された円錐部が第1の支持体651の第2の玉軸受けに係合し、他端部がケース64に固定されている。そして、第1の支持体651を揺動可能に支持している。
錘66は、回転軸611から離間した位置に重心を有するため、モータ61の回転駆動により回転が不均衡となり、回転軸611に対して垂直方向へ遠心力を発生する。この遠心力がモータ61の支持体65から最も離れた位置でモータ61を振動させる振動力として作用するため、支持体65に支持されたモータ61をR2方向へ揺動させ、モータ61の揺動により撹拌棒60が矢印R4方向に揺動する。また、モータ61をR3方向へ揺動させ、モータ61の揺動により撹拌棒60が矢印R5方向に揺動する。
各バネ63は、モータ61の本体612を介して互いに対向して且つ直線62aに対して垂直に配置され、一端部及び他端部がケース64及び本体612に固定されている。そして、揺動部62の支持体65が錘66及び本体612よりも下方で回転軸611を支持しているため、支持体65よりも上方に重心が位置するモータ61のR2方向又はR3方向への回転を阻止するために設けられている。
そして、撹拌位置Tにおいて、図4に示すように、回転駆動が停止した状態のモータ61を、撹拌棒60が反応容器3内の矢印で示した幅方向における中央で停止する初期位置になるように保持する。また、モータ61の回転駆動によるR2方向又はR3方向の一方向への揺動に応じて一方のバネが縮むと共に他方のバネが伸び、他方向への揺動に応じて一方のバネが伸びると共に他方のバネが縮んでモータ61を支持する。
このように、撹拌棒60の下端を最下端とし、モータ61の回転軸611の上端を最上端近傍とする第1撹拌部18の中央近傍に支持体65を配置し、支持体65から離間した回転軸611の上端部近傍に錘66を配置することにより、1個のモータ61の回転駆動により、簡単な構成で撹拌棒60を回転させながら揺動による往復運動させることが可能となり、小型化を図ることができる。
なお、支持体65を、図5に示すように、モータ61の本体612外周に固定された第1の支持体651a及びこの第1の支持体651aを揺動可能に支持する2つの第2の支持体652aにより構成される支持体65aに置き換える。そして、錘66を保持したモータ61の重心が支持体65aに支持された位置よりも上方に位置する場合にモータ61の本体612をバネ63で支持し、錘66を保持したモータ61の重心が支持体65aに支持された位置よりも下方に位置する場合にバネ63をモータ61から取り外して実施するようにしてもよい。このように、モータ61の回転駆動により撹拌棒60を回転させながら揺動による往復運動させることができる。これにより、簡単な構成で撹拌棒60を回転させながら揺動による往復運動させることが可能となり、小型化を図ることができる。
次に、図1乃至図7を参照して、第1撹拌部18の動作について説明する。
第1撹拌部18は、試料と第1試薬の混合液を収容する反応容器3が下方に停止したとき、第1撹拌アーム19により下方向へ移動して、撹拌位置Tで停止する。次いで、分析制御部25は、モータ61を駆動制御する。モータ61は、撹拌棒60及び揺動部62の錘66を回転駆動する。
第1撹拌部18は、試料と第1試薬の混合液を収容する反応容器3が下方に停止したとき、第1撹拌アーム19により下方向へ移動して、撹拌位置Tで停止する。次いで、分析制御部25は、モータ61を駆動制御する。モータ61は、撹拌棒60及び揺動部62の錘66を回転駆動する。
図6は、反応容器3内の混合液を撹拌する撹拌棒60の回転方向及び揺動方向を示した図である。モータ61の回転駆動により、撹拌棒60及び錘66はR1方向へ回転する。この錘66の回転がモータ61を振動させる振動力として作用し、モータ61をR2方向及びR3方向へ揺動させる。モータ61の揺動により、撹拌棒60は、反応容器3内の混合液中でR1方向へ回転しながら初期位置から例えばR4方向へ揺動した後、初期位置に戻る。初期位置へ戻った後、R5方向へ揺動する。そして、R1方向へ回転しながらR4方向及びR5方向への揺動を連続して繰り返す。
このように、反応容器3内の混合液中で撹拌棒60を回転させながら揺動による往復運動させることができる。これにより、混合液を広範囲に亘って撹拌することが可能となり、混合液を短時間で均一に撹拌することができる。
所定時間経過後、分析制御部25の制御によりモータ61が回転駆動を停止する。モータ61の停止に応じて、撹拌棒60は回転を停止すると共に初期位置で停止する。撹拌棒60の停止後、第1撹拌部18は、第1撹拌アーム19により上方向へ移動して上停止位置で停止する。
なお、検査項目毎に検査項目の分析に用いる第1試薬の特性に合わせてモータ61の回転速度を設定し、例えば高粘度の第1試薬を用いて分析が行われる検査項目では撹拌棒60及び錘66を高速回転させることにより、撹拌棒60の揺動範囲を広くすることが可能となり、混合液を強力に撹拌することができる。また、低粘度で泡立ちやすい第1試薬を用いて分析が行われる検査項目では撹拌棒60及び錘66を低速回転させることにより、撹拌棒60の揺動範囲を狭くすることが可能となり、泡立ちを抑えて混合液を撹拌することができる。
また、図7に示すように、錘66に対して進退可能に配置され、楔形の切欠きを有するガイド67と、モータ61が揺動したとき、ガイド67の切欠き面が錘66の外周面と接触する位置へガイド67を移動する移動機構68とを設け、ガイド67を進行させてモータ61の揺動範囲を制限することにより、撹拌棒60のR4方向及びR5方向への揺動範囲を制限する。そして、検査項目の分析に用いる第1試薬の特性に合わせて錘66とガイド67間の距離を長く設定することにより、撹拌棒60の揺動範囲を広くすることが可能となり、混合液を強力に撹拌することができる。また、錘66とガイド67間の距離を短く設定することにより、撹拌棒60の揺動範囲を狭くすることが可能となり、泡立ちを抑えて混合液を撹拌することができる。
以上述べた実施形態によれば、撹拌棒60を回転駆動するモータ61と、モータ61の回転駆動により、撹拌棒60を揺動する揺動部62とを設けた簡単な構成により、反応容器3内の混合液中で撹拌棒60を回転させながら揺動による往復運動させることができる。これにより、撹拌時間を短縮すると共に小型化を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
T 撹拌位置
3 反応容器
18 第1撹拌部
60 撹拌棒
61 モータ
62 揺動部
63 バネ
64 ケース
65 支持体
66 錘
611 回転軸
612 本体
651 第1の支持体
652 第2の支持体
3 反応容器
18 第1撹拌部
60 撹拌棒
61 モータ
62 揺動部
63 バネ
64 ケース
65 支持体
66 錘
611 回転軸
612 本体
651 第1の支持体
652 第2の支持体
Claims (7)
- 試料と試薬の混合液を回転により撹拌する撹拌棒と、
前記撹拌棒を回転駆動するモータと、
前記モータの回転駆動により、前記撹拌棒を揺動する揺動部とを
備えたことを特徴とする撹拌装置。 - 前記撹拌棒は、上端部が前記モータの回転軸と連結され、
前記揺動部は、
前記回転軸と直交する直線上に配置され、前記モータを揺動可能に支持する支持体と、
前記回動軸の前記直線と直交する位置から離れた位置に固定され、前記回転軸から離間した位置に重心を有する錘とを
有することを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 - 前記支持体は、
前記回転軸を回転可能に支持する第1の支持体と、
前記第1の支持体を揺動可能に支持する第2の支持体とを
有することを特徴とする請求項2に記載の撹拌装置。 - 前記モータの回転軸を保持する本体を揺動可能に支持する弾性体を有し、
前記支持体は、前記錘及び前記本体の下方に配置されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撹拌装置。 - 前記支持体は、
前記回転軸を保持する本体に固定された第1の支持体と、
前記第1の支持体を揺動可能に支持する第2の支持体とを
有することを特徴とする請求項2に記載の撹拌装置。 - 前記錘に対して進退可能に配置され、楔形の切欠きを有するガイドと、
前記モータが揺動したとき、前記切欠き面が前記錘の外周面と接触する位置へ前記ガイドを移動する移動機構とを
有することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の撹拌装置。 - 試料と試薬を反応容器内に分注し、前記反応容器内の混合液を撹拌する撹拌部を備えた自動分析装置において、
前記撹拌部は、
前記混合液を回転により撹拌する撹拌棒と、
前記撹拌棒を回転駆動するモータと、
前記モータの回転駆動により、前記撹拌棒を揺動する揺動部とを
備えたことを特徴とする自動分析装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10001537B2 (en) | 2014-01-16 | 2018-06-19 | Toshiba Medical Systems Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus and image processing apparatus |
CN114534680A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-05-27 | 山东泰诺药业有限公司 | 一种药剂生产用反应釜 |
CN114538670A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-05-27 | 国网河北省电力有限公司电力科学研究院 | 一种火电厂脱硫废水处理系统 |
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- 2012-01-20 JP JP2012010391A patent/JP2013148517A/ja active Pending
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