JP2017110913A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄液の使用量を低減することができる自動分析装置を提供する。【解決手段】 試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された検査項目が第1の検査項目である場合に当該試料を第1分注位置C1の反応容器16に分注し、当該試料に設定された検査項目が第2の検査項目である場合に当該試料を第2分注位置C2の反応容器16に分注し、当該試料の分注が終了すると通常洗浄が行われる第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bを備え、試料容器11内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれて場合、当該第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bの一方の試料分注プローブに行わせるようにし、一方の試料分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、一方の試料分注プローブの特別洗浄を行わせる。【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、試料及び試薬を反応容器に分注し、反応容器に分注された試料及び試薬の混合液を測定する自動分析装置に関する。
自動分析装置は生化学検査項目や免疫検査項目等を対象とし、被検体から採取された試料と各検査項目の試薬との混合液の反応によって生ずる色調や濁りの変化を光学的に測定する。この測定の結果、試料に含まれる各検査項目成分の濃度や酵素の活性等で表される分析データを生成する。
自動分析装置には、試料に設定された2つの検査項目の当該試料を、2つの分注プローブを用いて2つの反応容器に同時に分注することができるセミランダムアクセス方式を備えたものがある。このセミランダムアクセス方式では、各検査項目を予めAラインとBラインに区分し、Aラインの検査項目の試料を、Aラインの分注プローブを用いてAラインの反応容器に分注する。また、Bラインの検査項目の試料を、Bラインの分注プローブを用いてBラインの反応容器に分注する。そして、Aライン及びBラインの分注プローブは、試料の分注終了毎に通常洗浄として洗浄水を用いて洗浄が行われる。
また、自動分析装置には、試料に設定された検査項目の中に予め設定された影響を受ける検査項目が含まれていると、分注プローブを介してその試料の前に分注が行われた試料からのキャリーオーバによる影響を回避するために、洗剤を含む洗浄液を用いて洗浄水よりも強力な特別洗浄が行われる。
特開2009−216594号公報
しかしながら、セミランダムアクセス方式では、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目としてAラインとBラインの検査項目が含まれていると、AラインとBラインの分注プローブの特別洗浄が必要となるため、洗浄液の使用量が増える問題がある。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、洗浄液の使用量を低減することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の自動分析装置は、試料及びこの試料に設定された各検査項目の試薬を反応容器に分注して、前記反応容器内の試料及び試薬の混合液の測定を行う自動分析装置において、試料容器内の試料に設定された検査項目が予め第1ラインに区分された第1の検査項目である場合、前記第1の検査項目の当該試料を前記第1ラインに区分された第1分注位置の反応容器に分注し、当該試料に設定された検査項目が予め第2ラインに区分された第2の検査項目である場合、前記第2の検査項目の当該試料を前記第2ラインに区分された第2分注位置の反応容器に分注し、当該試料の分注が終了すると通常洗浄が行われる第1の分注プローブと、前記試料容器内の試料に設定された検査項目が前記第1の検査項目である場合、当該第1の検査項目の当該試料を前記第1分注位置の反応容器に分注し、当該試料に設定された検査項目が前記第2の検査項目である場合、当該第2の検査項目の当該試料を前記第2分注位置の反応容器に分注し、当該試料の分注が終了すると通常洗浄が行われる第2の分注プローブと、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として前記第1又は第2の検査項目が含まれている場合、前記影響を受ける検査項目が前記第1の検査項目であるとき、当該第1の検査項目の当該試料の分注を前記第1の分注プローブに行わせるようにし、前記第1の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、前記第1の分注プローブの前記通常洗浄よりも強力な特別洗浄を行わせ、前記影響を受ける検査項目が前記第2の検査項目であるとき、当該第2の検査項目の当該試料の分注を前記第2の分注プローブに行わせるようにし、前記第2の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、前記第2の分注プローブの前記特別洗浄を行わせる分析制御部とを備え、前記分析制御部は、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として前記第1及び第2の検査項目が含まれて場合、当該第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を前記第1又は第2の分注プローブの一方の分注プローブに行わせるようにし、当該一方の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、当該一方の分注プローブの前記特別洗浄を行わせることを特徴とする。
実施形態に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係る分析部の構成を示す図。 実施形態に係る第1及び第2の移動機構の構成の一例を示す側面図。 実施形態に係る第1及び第2の試料分注プローブ、第1及び第2の移動機構、試料ラックに保持された試料容器、及び反応ディスクに保持された反応容器の配置を示す平面図。 実施形態に係る第1及び第2の試料分注プローブが回動移動する第1及び第2の軌道を示す図。 実施形態に係る第1及び第2の試料分注プローブの移動のタイミングを示すタイミングチャート。 実施形態に係る試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目が含まれていない場合の分注の一例を示す図。 実施形態に係る試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1又は第2の検査項目のいずれか一方の検査項目が含まれている場合の分注の一例を示す図。 実施形態に係る影響を受ける第1及び第2の検査項目が設定された試料の一例を示す図。 実施形態に係る試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の一例を示す図。 実施形態に係る試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の他の例を示す図。 実施形態に係る試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の他の例を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、各検査項目の標準試料や被検試料等の試料と各検査項目の試薬とを分注し、試料及び試薬の混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部10を備えている。また、分析部10の各種ユニットを駆動する駆動部31を備えている。また、駆動部31を制御して、分析部10の各種ユニットを作動させる分析制御部32を備えている。また、分析部10で生成された標準データや被検データを処理して、各検査項目の検量データや分析データを生成するデータ処理部40を備えている。
また、自動分析装置100は、データ処理部40で生成された検量データや分析データを出力する出力部50を備えている。また、各検査項目の試料や試薬の分注量等の分析パラメータの入力、検査項目を第1又は第2ラインのいずれかに区分するため区分情報の入力、分注が行われた試料から次に分注が行われる試料へのキャリーオーバにより影響を受ける検査項目を設定するため回避パラメータの入力、試料毎に検査項目を設定するための検査項目情報の入力等を行う操作部60を備えている。また、操作部60から入力された入力情報に基づいて、分析制御部32、データ処理部40及び出力部50を統括して制御するシステム制御部70を備えている。
図2は、分析部10の構成を示した図である。この分析部10は、各検査項目の標準試料や被検試料などの試料を収容する試料容器11を備えている。また、試料が収容された試料容器11を保持する試料ラック12aと、試料容器11を保持する試料ラック12aが載置されるサンプラ12bとを備えている。また、試料に含まれる各検査項目の成分と反応する試薬である例えば1試薬系及び2試薬系の第1試薬を収容する試薬容器13aと、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する試薬容器13bとを備えている。
また、検査項目のうちの第1ラインに区分された第1の検査項目の第1試薬を収容する試薬容器13aを回動移動可能に保持する試薬ラック14a1を備えている。また、試薬ラック14a1の内側に配置され、検査項目のうちの第2ラインに区分された第2の検査項目の第1試薬を収容する試薬容器13aを回動移動可能に保持する試薬ラック14a2を備えている。また、試薬ラック14a1,14a2に保持された試薬容器13a内の第1試薬を保冷する試薬庫15aを備えている。
また、第1の検査項目の第2試薬を収容する試薬容器13bを回動移動可能に保持する試薬ラック14b1を備えている。また、試薬ラック14b1の内側に配置され、第2の検査項目の第2試薬を収容する試薬容器13bを回動移動可能に保持する試薬ラック14b2を備えている。また、試薬ラック14b1,14b2に保持された試薬容器13b内の第2試薬を保冷する試薬庫15bを備えている。
また、第1ラインと第2ラインに区分された複数の反応容器16を備えている。また、円周上の互いに隣り合う位置に配置される第1ラインと第2ラインに区分された反応容器16を回転移動可能に保持する反応ディスク17とを備えている。
また、試料ラック12aに保持される試料容器11内の試料に設定された検査項目が第1の検査項目である場合には当該第1の検査項目の当該試料を吸引して第1ラインに区分された第1分注位置に停止する第1ラインの反応容器16内に吐出する分注を行い、当該試料に設定された検査項目が第2の検査項目である場合には当該第2の検査項目の当該試料を吸引して第2ラインに区分された第2分注位置に停止する第2ラインの反応容器16に吐出する分注を行う第1の試料分注プローブ18aを備えている。また、第1の試料分注プローブ18aを試料ラック12aに保持された試料容器11と第1分注位置又は第2分注位置の反応容器16の間で移動可能に支持する第1の移動機構19aを備えている。
また、試料ラック12aに保持された試料容器11内の試料に設定された検査項目が第1の検査項目である場合には当該第1の検査項目の当該試料を吸引して第1ラインに区分された第1分注位置に停止する第1ラインの反応容器16内に吐出する分注を行い、当該試料に設定された検査項目が第2の検査項目である場合には当該第2の検査項目の当該試料を吸引して第2ラインに区分された第2分注位置に停止する第2ラインの反応容器16に吐出する分注を行う第2の試料分注プローブ18bを備えている。また、第2の試料分注プローブ18bを試料ラック12aに保持された試料容器11と第1分注位置又は第2分注位置の反応容器16の間で移動可能に支持する第2の移動機構19bを備えている。
また、試薬ラック14a1に保持された試薬容器13a内の第1の検査項目の第1試薬を吸引して、第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bにより試料が分注された第1ラインの反応容器16に吐出する分注を行う第1の第1試薬分注プローブ20aを備えている。また、試薬ラック14a2に保持された試薬容器13a内の第2の検査項目の第1試薬を吸引して、第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bにより試料が分注された第2ラインの反応容器16に吐出する分注を行う第2の第1試薬分注プローブ20bを備えている。
また、第1の第1試薬分注プローブ20aを移動可能に支持する第1の第1試薬分注アーム21aと、第2の第1試薬分注プローブ20bを移動可能に支持する第2の第1試薬分注アーム21bとを備えている。また、反応容器16に分注された試料及び第1試薬の混合液を撹拌する第1撹拌ユニット22を備えている。また、試薬ラック14b1に保持された試薬容器13b内の第1の検査項目の第2試薬を吸引して、第1の第1試薬分注プローブ20aにより第1試薬が分注された反応容器16に吐出する分注を行う第1の第2試薬分注プローブ23aを備えている。
また、試薬ラック14b2に保持された試薬容器13b内の第2の検査項目の第2試薬を吸引して、第2の第1試薬分注プローブ20bにより第1試薬が分注された反応容器16に吐出する分注を行う第2の第2試薬分注プローブ23bを備えている。また、第1の第2試薬分注プローブ23aを移動可能に保持する第1の第2試薬分注アーム24aと、第2の第2試薬分注プローブ23bを移動可能に保持する第2の第2試薬分注アーム24bとを備えている。また、反応容器16に分注された試料、第1試薬及び第2試薬の混合液を撹拌する第2撹拌ユニット25を備えている。
また、第1撹拌ユニット22や第2撹拌ユニット25により撹拌が行われた混合液を収容する反応容器16に光を照射し、反応容器16内の標準試料や被検試料を含む混合液を透過した光を検出して標準データや被検データを生成する測定部26を備えている。また、測定終了毎に反応容器16内を洗浄する洗浄ノズル27を備えている。そして、洗浄ノズル27により洗浄が行われた反応容器16は、再び試料の分注、試薬の分注及び測定に使用される。
なお、図示はしないが、各第1及び第2の第1試薬分注プローブ20a,20b及び各第1及び第2の第2試薬分注プローブ23a,23bの洗浄がそれぞれ行われる洗浄槽を備えている。そして、第1の検査項目の第1試薬の分注終了毎に第1の第1試薬分注プローブ20aの洗浄が行われる。また、第2の検査項目の第1試薬の分注終了毎に第2の第1試薬分注プローブ20bの洗浄が行われる。また、第1の検査項目の第2試薬の分注終了毎に第1の第2試薬分注プローブ23aの洗浄が行われる。また、第2の検査項目の第2試薬の分注終了毎に第2の第2試薬分注プローブ23bの洗浄が行われる。
図1に示した駆動部31は、分析部10の各種ユニットやこのユニットを駆動する機構を備えている。そして、図2に示すように、サンプラ12b上に載置された試料ラック12aを矢印L1方向、矢印L2方向及び矢印L3方向に移動する。また、試薬ラック14a1,14a2を1サイクル毎にそれぞれ駆動して試薬容器13aを回動移動する。また、試薬ラック14b1,14b2を1サイクル毎にそれぞれ駆動して試薬容器13bを回動移動する。また、反応ディスク17を1サイクル毎に駆動して、各反応容器16を回転移動する。
また、駆動部31は、第1及び第2の移動機構19a,19bをそれぞれ駆動して、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bを回動移動及び上下移動する。また、第1及び第2の第1試薬分注アーム21a,21bをそれぞれ駆動して、第1及び第2の第1試薬分注プローブ20a,20bを回動移動及び上下移動する。また、第1及び第2の第2試薬分注アーム24a,24bをそれぞれ駆動して、第1及び第2の第2試薬分注プローブ23a,23bを回動移動及び上下移動する。また、第1撹拌ユニット22、第2撹拌ユニット25及び洗浄ノズル27をそれぞれ上下移動する。
分析制御部32は、操作部60から入力された分析パラメータ、区分情報、回避パラメータ、検査項目情報等の入力情報に基づき駆動部31を制御して、分析部10の各種ユニットを作動させる。そして、試料の分注、試薬の分注、混合液の撹拌、測定、各種ユニットの回避の洗浄等を実行させる。
データ処理部40は、演算部41及びデータ記憶部42を備えている。そして、演算部41は、分析部10で生成された各検査項目の標準データから検量データを生成し、分析部10で生成された被検データをこの検査項目の検量データを用いて分析データを生成する。また、データ記憶部42は、演算部41で生成された検量データを検査項目毎に保存し、演算部41生成された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
出力部50は、データ処理部40で生成された標準データや分析データを印刷出力する印刷部51及び表示出力する表示部52を備えている。そして、印刷部51は、プリンタなどを備え、検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷出力する。
また、表示部52は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備えている。そして、検査項目毎にこの検査項目の分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面を表示する。また、検査項目毎に第1ラインや第2ラインを設定するための区分情報設定画面を表示する。また、各第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bを介しての試料のキャリーオーバにより影響を受ける検査項目を設定するため回避パラメータ設定画面を表示する。また、試料毎にこの試料の検査対象となる検査項目を設定するための検査項目情報設定画面を表示する。
操作部60は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備えている。そして、分析パラメータの入力、区分情報の入力、回避パラメータの入力、検査項目情報の入力等を行う。また、システム制御部70は、図示しないCPUと記憶回路を備えている。そして、操作部60から入力される入力情報を記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部32、データ処理部40及び出力部50を統括して制御する。
次に、図2及び図3を参照して、分析部10の第1及び第2の移動機構19a,19bの構成の詳細を説明する。
図3は、第1及び第2の移動機構19a,19bの構成の一例を示した側面図である。
第1の移動機構19aは、第1の試料分注プローブ18aを支持する第1のプローブ支持体191aと、この第1のプローブ支持体191aを上下移動可能に支持する第1の上下動支持体192aとを備えている。また、この第1の上下動支持体192aを回動可能に支持する第1の回動軸193aを備えている。そして、第1の回動軸193aの軸中心19から距離r離れた位置に配置された第1の試料分注プローブ18aを移動可能に支持している。
第1のプローブ支持体191aは、第1の上下動支持体192aに配置された駆動部31の例えばステッピングモータにより上下駆動される。これにより、第1の試料分注プローブ18aは下降及び上昇する。また、第1の上下動支持体192aは、駆動部31のモータによる第1の回動軸193aの矢印R1方向及びこのR1方向と反対方向の矢印R2方向への駆動により回動される。これにより、第1の試料分注プローブ18aは、軸中心19を中心とし、距離rを半径とする円弧の軌道上をR1方向及びR2方向に回動移動する。
第2の移動機構19bは、第2の試料分注プローブ18bを支持する第2のプローブ支持体191bと、この第2のプローブ支持体191bを上下移動可能に支持する第2の上下動支持体192bとを備えている。また、第1の移動機構19aの第1の回動軸193aが貫設され、第2の上下動支持体192bを回動可能に支持する第1の回動軸193aと同軸上に配置された管状の第2の回動軸193bを備えている。そして、第2の回動軸193bの第1の回動軸193aと共通する軸中心19から距離r離れた位置に配置された第2の試料分注プローブ18bを移動可能に支持している。
第2のプローブ支持体191bは、第2の上下動支持体192bに配置された駆動部31のステッピングモータにより上下駆動される。これにより、第2の試料分注プローブ18bは下降及び上昇する。また、第2の上下動支持体192bは、駆動部31のモータによる第2の回動軸193bのR1方向及びR2方向への駆動により回動される。これにより、第2の試料分注プローブ18bは、軸中心19を中心とし、距離rを半径とする円弧の軌道上をR1方向及びR2方向に移動する。
このように、第1の試料分注プローブ18aを第1の移動機構19aに支持させると共に第2の試料分注プローブ18bを第2の移動機構19bに支持させ、第1及び第2の移動機構19a,19bをそれぞれ独立して駆動させることにより、第1の試料分注プローブ18a及び第2の試料分注プローブ18bをそれぞれ高速で移動させることができる。また、第1の移動機構19aの第1の回動軸193aと第2の移動機構19bの第2の回動軸193bを同軸にすることにより、第1及び第2の移動機構19a,19bを小型化することができる。また、第1の試料分注プローブ18aと第2の試料分注プローブ18bを、同一円周上の円弧の軌道上を移動させることができるため、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bにより同じ試料を同じ反応容器16に分注させることができる。
次に、図2乃至図6を参照して、分析部10における試料の分注について説明する。
図4は、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18b、第1及び第2の移動機構19a,19b、試料ラック12aに保持された試料容器11、及び反応ディスク17に保持された反応容器16の配置を示した平面図である。
試料ラック12aは、駆動部31によりサンプラ12b上を移動され、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bにより試料容器11内の試料の吸引が可能な試料位置S1で停止する。
第1の試料分注プローブ18aは、駆動部31による第1の移動機構19aの駆動により、図5(a)に示すように、試料位置S1の試料容器11上方の上停止位置、第1ラインに区分された第1分注位置C1に停止する第1ラインの反応容器16上方の上停止位置、及び第2ラインに区分された第2分注位置C2に停止する第2ラインの反応容器16上方の上停止位置を含む円弧状の第1の軌道TR1上を回動移動する。そして、第1の軌道TR1上には、第1の試料分注プローブ18aの洗浄が行われる2つの第1の洗浄槽28a,28bが配置されている。
また、第1の試料分注プローブ18aは、駆動部31による第1の移動機構19aの駆動により、試料位置S1の試料容器11の上停止位置から下降して、試料容器11内の試料の吸引が可能な吸引位置で停止する。また、吸引位置から上停止位置まで上昇する。また、第1又は第2分注位置C1,C2のいずれか一方の分注位置の反応容器16の上停止位置から下降し、反応容器16内へ試料の吐出が可能な吐出位置で停止する。また、吐出位置から上停止位置まで上昇する。
そして、第1の試料分注プローブ18aは、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された第1の検査項目の当該試料を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。また、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された第2の検査項目の当該試料を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。そして、同一試料の分注終了毎に第1の洗浄槽28aに供給される洗浄水を用いて第1の洗浄槽28aで通常洗浄が行われる。
また、第1の試料分注プローブ18aは、回避パラメータに基づいて、影響を受ける第1の検査項目や影響を受ける第2の検査項目の試料を分注する。この場合、当該試料の分注を開始する前に、通常洗浄よりも強力な特別洗浄が行われる。この特別洗浄は、第1の洗浄槽28bに供給されるアルカリ性、酸性、中性等の洗剤を含む洗浄液を用いて第1の洗浄槽28bで行われる洗浄と、この洗浄の後に行われる洗浄水を用いて第1の洗浄槽28aで行われる洗浄により構成される。
第2の試料分注プローブ18bは、駆動部31による第2の移動機構19bの駆動により、図5(b)に示すように、試料位置S1の試料容器11上方の上停止位置、第2分注位置C2の反応容器16上方の上停止位置及び第1分注位置C1の反応容器16上方の上停止位置を含む円弧状の第2の軌道TR2上を回動移動する。
この第2の軌道TR2は、第1の軌道TR1の延長線上に位置し、第1分注位置C1の上停止位置と第2分注位置C2の上停止位置間で第1の軌道TR1と重複する重複軌道を有する。そして、第2の軌道TR2上には、第2の試料分注プローブ18bの洗浄が行われる2つの第2の洗浄槽29a,29bが配置されている。
また、第2の試料分注プローブ18bは、駆動部31による第2の移動機構19bの駆動により、試料位置S1の試料容器11の上停止位置から下降して、試料容器11内の試料の吸引が可能な吸引位置で停止する。また、吸引位置から上停止位置まで上昇する。また、第1又は第2分注位置C1,C2のいずれか一方の分注位置の反応容器16の上停止位置から下降し、反応容器16内へ試料の吐出が可能な吐出位置で停止する。また、吐出位置から上停止位置まで上昇する。
そして、第2の試料分注プローブ18bは、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された第1の検査項目の当該試料を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。また、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された第2の検査項目の当該試料を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。そして、同一試料の分注終了毎に第2の洗浄槽29aに供給される洗浄水を用いて通常洗浄が行われる。
また、第2の試料分注プローブ18bは、回避パラメータに基づいて、影響を受ける第1の検査項目や影響を受ける第2の検査項目の試料を分注する。この場合、当該試料の分注を開始する前に、通常洗浄よりも強力な特別洗浄が行われる。この特別洗浄は、第2の洗浄槽29bに供給されるアルカリ性、酸性、中性等の洗剤を含む洗浄液を用いて第2の洗浄槽29bで行われる洗浄と、この洗浄の後に行われる洗浄水を用いて第2の洗浄槽29aで行われる洗浄により構成される。
このように、第1の試料分注プローブ18aと第2の試料分注プローブ18bを、同一円周上の円弧の軌道上を移動させることにより、各第1及び第2の試料分注プロ―ブ18a,18bにより、試料位置S1の試料容器11内の試料を各第1及び第2分注位置C1,C2の反応容器16に分注させることができる。
次に、試料を分注する各第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bの移動のタイミングについて説明する。
図6は、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bの移動のタイミングを示したタイミングチャートである。このタイミングチャートは、1サイクル毎に試料を分注する各第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bの移動に割り当てた時間帯を凸で示し、各第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bの停止に割り当てた時間帯を凹で示している。
第1の試料分注プローブ18aは、タイミングT1の立ち上がりを試料分注の開始として、タイミングT1の時間帯に例えば第1の洗浄槽28aから試料位置S1の上停止位置まで回動移動する。上停止位置で停止した後、タイミングT2の時間帯に試料位置S1の試料容器11内の吸引位置まで下降する。吸引位置で試料を吸引した後、タイミングT3の時間帯に試料位置S1の上停止位置まで上昇する。
第1の試料分注プローブ18aは、試料位置S1の上停止位置で停止した後、タイミングT4の時間帯に第1又は第2分注位置C1,C2の一方の分注位置の上停止位置まで回動移動する。上停止位置で停止した後、タイミングT5の時間帯に、一方の分注位置の反応容器16の吐出位置まで下降する。吐出位置で反応容器16内に試料を吐出した後、タイミングT6の時間帯に一方の分注位置の上停止位置まで上昇する。
第1の試料分注プローブ18aは、一方の分注位置の上停止位置で停止した後、タイミングT7の時間帯に第1の洗浄槽28aまで回動移動する。そして、同一試料の分注を引き続き行う場合、このサイクルの最後まで第1の洗浄槽28aで停止する。また、同一試料の最後の分注である場合、第1の洗浄槽28aで通常洗浄が行われる。
第2の試料分注プローブ18bは、第1の試料分注プローブ18aが回動移動して試料位置S1の上停止位置から離れた後のタイミングT4の一部、及びタイミングT5の一部と重複するタイミングT11の立ち上がりを試料分注の開始とする。そして、タイミングT11の時間帯に第2の洗浄槽29aから試料位置S1の上停止位置まで回動移動する。
第2の試料分注プローブ18bは、試料位置S1の上停止位置で停止した後、タイミングT5の一部と重複するタイミングT12の時間帯に試料位置S1の試料容器11内の試料の吸引位置まで下降する。吸引位置で試料を吸引した後、タイミングT6の一部と重複するタイミングT13の時間帯に上停止位置まで上昇する。
第2の試料分注プローブ18bは、試料位置S1の上停止位置で停止した後、第1の試料分注プローブ18aが回動移動して第1及び第2の軌道TR1,TR2の重複軌道を離れた後のタイミングチャートT7の一部と重複するタイミングT14の時間帯に、第1又は第2分注位置C1,C2の他方の分注位置の上停止位置まで回動移動する。上停止位置で停止した後、タイミングT15の時間帯に、タイミングT5とタイミングT6の間の時間帯に第1の試料分注プローブ18aより試料が吐出された反応容器16に隣接する他方の分注位置の反応容器16の吐出位置まで下降する。吐出位置で反応容器16内に試料を吐出した後、タイミングT16の時間帯に他方の分注位置の上停止位置まで上昇する。
第2の試料分注プローブ18bは、他方の分注位置の上停止位置で停止した後、タイミングT17の時間帯に第2の洗浄槽29aまで回動移動する。そして、同一試料の分注を引き続き行う場合、このサイクルの最後まで第2の洗浄槽29aで停止する。また、同一試料の最後の分注である場合、第2の洗浄槽29aで通常洗浄が行われる。
分析制御部32は、操作部60から入力された分析パラメータ、各試料に設定された検査項目及び回避パラメータ、並びに図6に示したタイミングチャート等に基づいて、第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bによる試料の分注を制御する。そして、試料位置S1の試料容器11内の試料に第1及び第2の検査項目が設定されている場合、1サイクルの間に、第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bの一方の試料分注プローブにより第1又は第2の検査項目の一方の検査項目の試料の分注を行わせ、一方の試料分注プローブにより一方の検査項目の試料の分注一方の試料分注プローブにより一方の検査項目の試料の分注が行われるサイクルと同じサイクルの間に、他方の試料分注プローブにより他方の検査項目の試料の分注を行わせる。
また、分析制御部32は、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された検査項目の中に回避パラメータとして設定された影響を受ける検査項目として第1又は第2の検査項目が含まれている場合、影響を受ける検査項目が第1の検査項目であるとき、当該第1の検査項目の当該試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせるようにする。そして、第1の試料分注プローブ18aにより当該試料の分注が開始されるサイクルの前の1サイクルの間に、第1の試料分注プローブ18aの特別洗浄を行わせる。また、影響を受ける検査項目が第2の検査項目であるとき、当該第2の検査項目の当該試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせるようにする。そして、第2の試料分注プローブ18bより当該試料の分注が開始されるサイクルの前の1サイクルの間に、第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄を行わせる。
また、分析制御部32は、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれている場合、影響を受ける第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bのいずれか一方の試料分注プローブに行わせる。そして、一方の試料分注プローブにより当該試料の分注が開始されるサイクルの前の1サイクルの間に一方の試料分注プローブの特別洗浄を行わせる。
以下、図1乃至図12を参照して、自動分析装置100における試料の分注について説明する。
分析制御部32は、分析部10の試料位置S1に停止している試料容器11内の試料に設定された検査項目に基づいて当該試料の分注を実行させる。
先ず、図7を参照して、試料に設定された検査項目の中に回避パラメータとして設定された影響を受ける検査項目が含まれていない場合の分注について説明する。
図7は、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目が含まれていない場合の分注の一例を示した図である。この試料P1には3つの第1の検査項目A1乃至A3と2つの第2の検査項目B1,B2が設定されている。
分析制御部32は、影響を受ける検査項目が設定されていない場合、各第1の検査項目A1乃至A3の試料P1の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせ、各第2の検査項目B1,B2の試料P1の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせる。
1サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A1の試料P1を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B1の試料P1を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。
2サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A2の試料P1を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B2の試料P1を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。その後、第2の試料分注プローブ18bは、同一試料P1の分注の終了により、通常洗浄が行われる。
3サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A3の試料P1を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。その後、第1の試料分注プローブ18aは、同一試料P1の分注の終了により、通常洗浄が行われる。
次に、図8を参照して、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1又は第2の検査項目のいずれか一方の検査項目が含まれている場合の分注について説明する。
図8は、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1又は第2の検査項目のいずれか一方の検査項目が含まれている場合の分注の一例を示した図である。この試料P2には3つの第1の検査項目A1,A2,A3と2つの第2の検査項目B1,B3が設定されている。そして、試料P2に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第2の検査項目B3が含まれている。
分析制御部32は、各第1の検査項目A1乃至A3の試料P2の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせ、各第2の検査項目B1,B3の試料P2の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせる。そして、試料P2の分注を開始する前に、第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄を行わせる。
1サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の洗浄槽28aで停止している。第2の試料分注プローブ18bは、特別洗浄が行われる。
2サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A1の試料P2を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B1の試料P2を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。
3サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A2の試料P2を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B3の試料P2を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、同一試料P2の分注の終了により、通常洗浄が行われる。
4サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A3の試料P2を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。その後、第1の試料分注プローブ18aは、同一試料P2の分注の終了により、通常洗浄が行われる。
次に、図9及び図10を参照して、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注について説明する。
試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれている場合、影響を受ける第1の検査項目以外の第1の検査項目の当該試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせると共に影響を受ける第2の検査項目以外の第2の検査項目の当該試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせるようにする。そして、影響を受ける第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bの一方の試料分注プローブに行わせる。この一方の試料分注プローブを、第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bのいずれかに決定する方法について説明する。
分析制御部32は、影響を受ける第1及び第2の検査項目の試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせることを想定したときの当該試料の分注回数である、当該試料に設定された影響を受ける第2の検査項目の数及び当該設定に設定されたすべての第1の検査項目の数を合計した第1の分注回数を求める。また、影響を受ける第1及び第2の検査項目の試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせることを想定したときの当該試料の分注回数である、当該試料に設定された影響を受ける第1の検査項目の数及び当該試料に設定されたすべての第2の検査項目の数を合計した第2の分注回数を求める。そして、第1又は第2の分注回数の少ない分注回数が想定される第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bのいずれかに決定する。
図9は、影響を受ける第1及び第2の検査項目が設定された試料の一例を示した図である。この試料P3には3つの第1の検査項目A1,A2,A4と2つの第2の検査項目B1,B3が設定されている。そして、試料P3に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目A4,B3が含まれている。
ここで、第1及び第2の検査項目A4,B3の試料P3の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせることを想定したとき、第2の検査項目B3及び試料P3に設定されたすべての第1の検査項目A1,A2,A4を合計した第1の分注回数である4回を求める。また、第1及び第2の検査項目A4,B3の試料P3の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせることを想定したとき、設定P3されたすべての第2の検査項目B1,B3及び第1の検査項目A4の数を合計した第2の分注回数である3回を求める。そして、少ない分注回数である3回が想定される第2の試料分注プローブ18bに決定する。
図10は、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の一例を示した図である。
分析制御部32は、図9に示した試料P3である場合、試料P3に設定された影響を受ける第1及び第2の検査項目A4,B3の試料P3の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせる。また、試料P3に設定された影響を受ける第1及び第2の検査項目A4,B3以外の検査項目のうち、各第1の検査項目A1,A2の試料P3の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせ、第2の検査項目B1の試料P3の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせる。更に、第2の試料分注プローブ18bにより、第2の検査項目B1,B3の後に第1の検査項目A4の試料P3の分注を行わせる。そして、第2の試料分注プローブ18bにより試料P3の分注が開始される前に、第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄を行わせる。
1サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の洗浄槽28aで停止している。第2の試料分注プローブ18bは、特別洗浄が行われる。
2サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A1の試料P3を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B1の試料P3を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。
3サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第1の試料分注プローブ18aは、第1の検査項目A2の試料P3を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。その後、同一試料P3の分注の終了により、通常洗浄が行われる。第2の試料分注プローブ18bは、第2の検査項目B3の試料P3を第2分注位置C2の反応容器16に分注する。
4サイクル目において、洗浄ノズル27により洗浄された第1及び第2ラインの反応容器16が第1及び第2分注位置C1,C2に停止する。第2の試料分注プローブ18bは、第1の検査項目A4の試料P3を第1分注位置C1の反応容器16に分注する。その後、同一試料P3の分注の終了により、通常洗浄が行われる。
このように、影響を受ける第1及び第2の検査項目A4,B3の試料P3の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせることにより、第1の試料分注プローブ18aの特別洗浄を止めることができる。これにより、特別洗浄に用いる洗浄液の量を低減することができる。
また、第1及び第2の検査項目A4,B3の試料P3の分注を、第2の試料分注プローブ18bに行わせることにより、第1の試料分注プローブ18aに行わせる場合よりも、少ないサイクル数で試料P3の分注を行うことができる。これにより、試料の分注によるスループットの低下を低減することができる。
なお、試料位置S1の試料容器11内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の他の例として、影響を受ける第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせる場合、当該試料に設定された検査項目のうち、影響を受ける第2の検査項目の数と同数の影響を受ける第1の検査項目以外の第1の検査項目の当該試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせるように実施してもよい。
また、試料容器11内の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれ、影響を受ける第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせる場合、当該試料に設定された検査項目のうち、影響を受ける第1の検査項目の数と同数の影響を受ける第2の検査項目以外の第2の検査項目の当該試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせるように実施してもよい。
図11は、試料に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目が含まれている場合の分注の他の例を示した図である。この分注が図10に示した分注と異なる点は、試料P3に設定された検査項目のうち、影響を受ける第1の検査項目A4の数と同数の影響を受ける第2の検査項目B3以外の第2の検査項目B1の試料P3の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせるようにした点である。
この場合、図10に示した2サイクル目に第2の試料分注プローブ18bにより行われる第2の検査項目B1の試料の分注を、第1の検査項目A4の試料P3の分注が行われるサイクルと同じ4サイクル目に第1の試料分注プローブ18aにより行わせる。
なお、図11に示した分注の場合、図12に示すように、第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄が行われるサイクルを利用して、第1の試料分注プローブ18aにより試料P3の分注を行わせるように実施してもよい。
図12は、試料P3に設定された検査項目の中に影響を受ける第1及び第2の検査項目A4,B3が含まれている場合の特別洗浄のサイクルで試料の分注を行わせる例を示した図である。この分注が、図11に示した分注と異なる点は、図11で各第1及び第2の検査項目A1,A2,A4,B1,B3の試料P3の分注が行われるサイクルよりも1つ前のサイクルで分注を行わせるようにした点である。
第1の試料分注プローブ18aは、第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄が行われる1サイクル目に試料P3の分注を開始する。そして、1サイクル目に第1の検査項目A1の分注を行い、2サイクル目に第1の検査項目A2の分注を行う。また、3サイクル目に第2の検査項目B1の分注を行う。
一方、第2の試料分注プローブ18bは、2サイクル目に第1の試料分注プローブ18aにより第1の検査項目A2の分注が行われることになるため、2サイクル目に第2の検査項目B3の分注を行う。また、3サイクル目に第1の試料分注プローブ18aにより第2の検査項目B1の分注が行われるため、3サイクル目に第1の検査項目A4の分注を行う。
このように、第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bの一方の試料分注プローブの特別洗浄が行われるサイクルに他方の試料分注プローブにより試料の分注を開始させ、他方の試料分注プローブにより第1又は第2の検査項目の一方の検査項目の試料の分注が行われるサイクルで、他方の検査項目の試料の分注が可能なように一方の試料分注プローブにより試料の分注を行わせる検査項目のサイクルを変更することにより、特別洗浄が必要な場合の試料P3の分注によるスループットの低下を低減することができる。
以上述べた実施形態によれば、各第1及び第2の試料分注プローブ18a,18bに、試料位置S1の試料に設定された検査項目が第1の検査項目である場合には当該第1の検査項目の当該試料を第1分注位置C1の反応容器16に分注させ、当該試料に設定された検査項目が第2の検査項目である場合には当該第2の検査項目の当該試料を第2分注位置C2の反応容器16に分注させることができる。
また、試料位置S1の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1又は第2の検査項目のいずれか一方の検査項目が含まれている場合、一方の検査項目が第1の検査項目であるとき、当該第1の検査項目の当該試料の分注を第1の試料分注プローブ18aに行わせるようにし、第1の試料分注プローブ18aにより当該試料の分注が開始される前に第1の試料分注プローブ18aの特別洗浄を行わせることができる。また、前記一方の検査項目が第2の検査項目であるとき、当該第2の検査項目の当該試料の分注を第2の試料分注プローブ18bに行わせるようにし、第2の試料分注プローブ18bにより当該試料の分注が開始される前に第2の試料分注プローブ18bの特別洗浄を行わせることができる。
更に、試料位置S1の試料に設定された検査項目の中に影響を受ける検査項目として第1及び第2の検査項目が含まれている場合、影響を受ける第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を第1又は第2の試料分注プローブ18a,18bのいずれか一方の試料分注プローブに行わせるようにし、一方の試料分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に一方の試料分注プローブの特別洗浄を行わせることができる。これにより、特別洗浄に用いる洗浄液の量を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
C1 第1分注位置
C2 第2分注位置
S1 試料位置
TR1 第1の軌道
TR2 第2の軌道
11 試料容器
12a 試料ラック
16 反応容器
18a 第1の試料分注プローブ
18b 第2の試料分注プローブ
19a 第1の移動機構
19b 第2の移動機構
28a,28b 第1の洗浄槽
29a,29b 第2の洗浄槽
32 分析制御部

Claims (7)

  1. 試料及びこの試料に設定された各検査項目の試薬を反応容器に分注して、前記反応容器内の試料及び試薬の混合液の測定を行う自動分析装置において、
    試料容器内の試料に設定された検査項目が予め第1ラインに区分された第1の検査項目である場合、前記第1の検査項目の当該試料を前記第1ラインに区分された第1分注位置の反応容器に分注し、当該試料に設定された検査項目が予め第2ラインに区分された第2の検査項目である場合、前記第2の検査項目の当該試料を前記第2ラインに区分された第2分注位置の反応容器に分注し、当該試料の分注が終了すると通常洗浄が行われる第1の分注プローブと、
    前記試料容器内の試料に設定された検査項目が前記第1の検査項目である場合、当該第1の検査項目の当該試料を前記第1分注位置の反応容器に分注し、当該試料に設定された検査項目が前記第2の検査項目である場合、当該第2の検査項目の当該試料を前記第2分注位置の反応容器に分注し、当該試料の分注が終了すると通常洗浄が行われる第2の分注プローブと、
    前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に特定の検査項目として前記第1又は第2の検査項目が含まれている場合、前記特定の検査項目が前記第1の検査項目であるとき、当該第1の検査項目の当該試料の分注を前記第1の分注プローブに行わせるようにし、前記第1の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、前記第1の分注プローブの前記通常洗浄よりも強力な特別洗浄を行わせ、前記特定の検査項目が前記第2の検査項目であるとき、当該第2の検査項目の当該試料の分注を前記第2の分注プローブに行わせるようにし、前記第2の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、前記第2の分注プローブの前記特別洗浄を行わせる分析制御部とを備え、
    前記分析制御部は、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に前記特定の検査項目として前記第1及び第2の検査項目が含まれている場合、当該第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を前記第1又は第2の分注プローブの一方の分注プローブに行わせるようにし、当該一方の分注プローブにより当該試料の分注が開始される前に、当該一方の分注プローブの前記特別洗浄を行わせることを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記分析制御部は、前記試料容器内の試料に前記第1及び第2の検査項目が設定されている場合、1サイクルの間に、当該第1又は第2の検査項目の一方の検査項目の当該試料の分注を前記第1又は第2の分注プローブの一方の分注プローブにより行わせ、前記一方の分注プローブにより前記一方の検査項目の当該試料の分注が行われるサイクルと同じサイクルの間に、他方の検査項目の当該試料の分注を他方の分注プローブにより行わせることを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記分析制御部は、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に前記特定の検査項目として前記第1及び第2の検査項目が含まれている場合、当該第1の検査項目以外の第1の検査項目の当該試料の分注を前記第1の分注プローブに行わせると共に当該第2の検査項目以外の第2の検査項目の当該試料の分注を前記第2の分注プローブに行わせるようにし、前記特定の検査項目としての前記第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を行わせる前記第1又は第2の分注プローブの一方の分注プローブが前記第1の分注プローブであることを想定したときの当該試料の分注回数である、前記特定の検査項目としての前記第2の検査項目の数及び当該試料に設定されたすべての前記第1の検査項目の数を合計した第1の分注回数と、当該一方の分注プローブが前記第2の分注プローブであることを想定したときの当該試料の分注回数である、前記特定の検査項目としての前記第1の検査項目の数及び当該試料に設定されたすべての前記第2の検査項目の数を合計した第2の分注回数とを求め、前記第1又は第2の分注回数の少ない分回数が想定される前記第1又は第2の分注プローブの一方の分注プローブにより前記特定の検査項目としての前記第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を行わせることを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記分析制御部は、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に前記特定の検査項目として前記第1及び第2の検査項目が含まれ、当該第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を前記第1の分注プローブに行わせる場合、当該第2の検査項目の数と同数の当該第1の検査項目以外の第1の検査項目の当該試料の分注を前記第2の分注プローブに行わせ、前記試料容器内の試料に設定された検査項目の中に前記特定の検査項目として前記第1及び第2の検査項目が含まれ、当該第1及び第2の検査項目の当該試料の分注を前記第2の分注プローブに行わせる場合、当該第1の検査項目の数と同数の当該第2の検査項目以外の第2の検査項目の当該試料の分注を前記第1の分注プローブに行わせることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動分析装置。
  5. 前記第1の分注プローブを支持する第1のプローブ支持体、この第1のプローブ支持体を上下移動可能に支持する第1の上下動支持体、及びこの第1の上下動支持体を回動可能に支持する第1の回動軸を備え、前記第1の分注プローブを前記試料容器と前記第1分注位置又は前記第2分注位置の反応容器の間で移動可能に支持する第1の移動機構と、
    前記第2の分注プローブを支持する第2のプローブ支持体、この第2のプローブ支持体を上下移動可能に支持する第2の上下動支持体、及びこの第2の上下動支持体を回動可能に支持する前記第1の回動軸と同軸上に配置された第2の回動軸第2を備え、前記第2の分注プローブを前記試料容器と前記第1分注位置又は前記第2分注位置の反応容器の間で移動可能に支持する第2の移動機構とを
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動分析装置。
  6. 前記第1に区分された反応容器と前記第2に区分された反応容器は、円周上の互いに隣り合う位置に配置され、反応ディスクにより回転移動可能に保持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動分析装置。
  7. 前記特定の検査項目は、分注が行われた試料から次に分注が行われる前記試料容器内の試料へのキャリーオーバにより影響を受ける検査項目として予め設定された検査項目であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかであることを特徴とする自動分析装置。
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