JP2013148238A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】二部材に跨ってフィルタガイドを形成する場合でもフィルタが円滑に移動できるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】前面パネルおよび背面板の内面側にそれぞれ突出する縦リブと、該縦リブの内端に形成されフィルタを案内する内レールとを備えたフィルタガイドであって、両フィルタガイドを接合する接合部は、前面パネル側の縦リブと背面側の縦リブのうちの一方が他方側に突出形成され、他方の縦リブが前後方向で後退して形成され、前記突出リブに対応した他方の内レールの端縁にリブ溝が切欠形成され、前面パネルと背面板との接合時に突出リブが前記リブ溝に係脱可能に係合される。
【選択図】 図8

Description

本発明は、キャビネットの吸込口の内面側に配されたフィルタを挿脱可能に保持するフィルタガイドを備えた空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機として、特許文献1に示すように、キャビネットの天面に形成された吸込口と、キャビネットの吸込口の内面側に配されたフィルタと、フィルタを挿脱自在に移動させる移動経路とを備え、吸込口には吸込口を全体的に覆う吸込みグリルは形成されず、フィルタを移動経路に挿入する際に、フィルタの挿入先端が吸込口の端縁に引っ掛からないように、キャビネット左右方向に対して左右いずれか一方の方向に吸込口の後端縁を傾斜させ、吸込口の後端縁の後ろ側にもグリルを形成してキャビネットの天面をほぼ開口する大きな天面吸込口を設けた空気調和機が開示されている。
この特許文献1の空気調和機では、キャビネットは、ベースとなる背面板、右カバー、左カバーおよび前面パネルがそれぞれ分解可能とされており、キャビネットの天面には、これらの部材に囲まれた左右方向に長い開口が形成され、この開口の左右方向中央にはフィルタガイドが別部材として取り付けられている。
上記構成により、キャビネットの天面の開口は、左右に2分割され、吸込口が左右一対形成され、各吸込口ごとにフィルタが配置され、フィルタはフィルタガイドに沿って挿脱自在に移動可能とされる。
特許第4713658号公報
ところで、特許文献1のように、キャビネットの天面吸込口を前面パネルと背面板とに跨って形成する場合、特許文献1の空気調和機では、前面パネルおよび背面板とは別部品のフィルタガイドを設け、このフィルタガイドにフィルタを挿脱自在に移動させる構成を採用していた。
しかしながら、特許文献1のように、フィルタガイドを別部品として設ける場合、別部品の成形によりコスト高となるおそれがあった。
コスト高を解消するために、前面パネル及び背面板に一体的にフィルタガイドを形成する場合、前面パネルと背面板との接合部において、両部材のフィルタガイドの位置ずれにより、フィルタを挿入する際にフィルタがフィルタガイドに引っ掛かるなどの不具合が懸念される。
本発明は、上記に鑑み、二部材に跨ってフィルタガイドを形成する場合にフィルタを円滑に挿入して保持できるようにした空気調和機の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機は、室内熱交換器およびファンを内装するキャビネットが前面パネルと背面板とを備え、前面パネルとその背面側の背面板とに跨って天面吸込口が形成されると共に、該天面吸込口の裏面にフィルタが配置され、該フィルタは左右方向に複数個配置され、前記フィルタを前後方向に挿脱可能に保持するためにフィルタの左右両端部を案内するフィルタガイドが前面パネルの内面側及び背面板の内面側にそれぞれ設けられ、前記各フィルタガイドは、前面パネルおよび背面板の内面側にそれぞれ突出する縦リブと、該縦リブの内端に形成されフィルタを案内する内レールとを備え、両フィルタガイドを接合する接合部は、前面パネル側の縦リブと背面側の縦リブのうちの一方が他方側に突出形成され、他方の縦リブが前後方向で後退して形成され、前記突出リブに対応した他方の内レールの端縁にリブ溝が切欠形成され、前面パネルと背面板との接合時に突出リブが前記リブ溝に係脱可能に係合されることを特徴とする。
上記構成によると、天面吸込口が前面パネルと背面板とに跨って大きく形成され、これに対応して天面吸込口から吸い込まれる室内空気を除塵するフィルタをフィルタガイドに沿って前後方向に挿脱可能に保持する。
このとき、フィルタガイドが前面パネルと背面板との二部材に亘って設けられると共に、フィルタガイドが両部材にそれぞれ形成されるよう分割して設けられる。そのため、両部材の接合部では、両フィルタガイドの位置ずれが生じると、フィルタが引っ掛かり、フィルタの移動が阻害されるおそれがある。しかし、両フィルタガイドの接合部において、突出リブが内レール端縁のリブ溝に係合することにより、フィルタガイドの位置ずれを防止してフィルタの挿入をスムーズに行うことができる。
さらに、突出リブがリブ溝に係合するため、究極的に前面パネルと背面板の接合時における左右方向の位置ずれをも防止することができる。このため、キャビネットの組立性も良好となり、輸送時の振動や横揺れ時にも安定したキャビネット構造を実現することができる。
なお、フィルタガイドの縦リブは、前面パネルや背面板と一体形成する場合に用いられる場合のみならず、縦リブの左右両面が左右方向で隣り合うフィルタのガイド面とするようにしてもよい。また、縦リブの内端(熱交換器側の端部)から左右方向に張り出す内レールはフィルタの内面側(熱交換器側)をガイドする機能を有する。
また、リブ溝は、内レールの端縁に向かうほど幅広の開口となるテーパを有するようにしてもよい。
リブ溝がその端縁にテーパを有すると、前面パネルと背面板との接合時に、両者が左右方向で位置ずれしていても突出リブがリブ溝のテーパ溝壁に沿って導かれて溝終端に案内されるので、前面パネルと背面板との組立が容易に行える。また、左右方向直線状の溝に導かれ、でガタツキがなくなるので、輸送時の振動や横揺れ時にもさらに安定したキャビネット構造とすることができる。なお、リブ溝は、Y字溝やV字溝など、内レール端縁にテーパを有する各種溝形状を採用することができる。リブ溝が、Y字溝の場合、テーパ溝壁に沿って直線状の溝に導かれて溝終端に案内される。
以上のとおり、本発明によると、前面パネル側のフィルタガイドと背面板側のフィルタガイドとの接合部において、一方のフィルタガイドの突出リブが他方のフィルタガイドの内レール端縁のリブ溝に係合するので、フィルタガイドの位置ずれを防止してフィルタの移動をスムーズに行うことができる。さらに、突出リブがリブ溝に係合するため、前面パネルと背面板の接合時における左右方向の位置ずれを防止することができ、キャビネットの組立性も良好となり、輸送時の振動や横揺れ時にも安定したキャビネット構造を実現することができる。
本実施形態における空気調和機の室内機の外観斜視図である。 図1の室内機において前カバーを開放させてフィルタを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図1の室内機の側面断面図である。 前面パネルを背面側からみた斜視図である。 背面板を前面側からみた斜視図である。 背面板側フィルタガイドの拡大斜視図である。 前面パネル側フィルタガイドの後端部拡大斜視図である。 前面パネル側フィルタガイドと背面板側フィルタガイドの接合状態を示す断面図である。
本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態ではセパレート型空気調和機の室内機を例に説明する。この種の空気調和機は、室内機の内部に収容される室内熱交換器と、図示しない室外機に収容される圧縮機、四方弁、室外熱交換器、絞り装置(共に図示せず)とが冷媒管によって接続されて冷凍サイクルが構成され、冷房、暖房、除湿などの各種運転モードを実行できるようになっている。
室内機は、図1〜図3に示すように、キャビネット1の上面に室内空気を吸込む天面吸込口2が形成され、また、キャビネット1の前面中央部分に室内空気を吸込む前面吸込口3が形成され、さらに、キャビネット1の前面下方の開口に吹出口4が形成されている。なお、キャビネット1を正面から見て幅方向を左右方向とし、キャビネット1の奥行き方向を前後方向とし、キャビネットの高さ方向を上下方向とする。
キャビネット1は、図1〜図3に示すように、前面が開放した箱型の背面板8と、背面が開口した箱状の前面パネル9とが互いに組み合わされて外装を構成している。
キャビネット1の内部には、図3に示すように、天面吸込口2および前面吸込口3から吹出口4に至る空気通路5が形成され、この空気通路5に室内熱交換器6とファン7とが配置されている。
室内熱交換器6は、前面側熱交換器6a,6bと背面側熱交換器6cの3個の熱交換器が逆V字状に配置されている。前面側熱交換器6a,6bは、上側の熱交換器6aと下側の熱交換器6bとを備え、上側の熱交換器6aの上端が後方に傾斜するように配置され、その下端に連続して下側の熱交換器6bがほぼ垂直に配置されている。上側の熱交換器6bは背面側熱交換器6cと同じ高さに配置され、両熱交換器が側面視で逆V字形に配置されている。
なお、熱交換器の個数は図3に示す3個の熱交換器に限定されるものではなく、前面側と背面側にそれぞれ1個を配列した態様や、背面側にさらに補助熱交換器を追加して合計4個の熱交換器を配列した態様が例示できる。
ファン7は、クロスフローファンであり、空気通路5の下流側で室内熱交換器6に囲まれた空間内に配置される。
空気通路5のうちファン7よりも下流側には、前後両側に送風案内壁が形成され、ファン7からの送風を吹出口4からキャビネット1の前面下部の開口に導くようにしている。
キャビネット1を構成する背面板8は、前面が開放した箱状のもので、その背面側に室内の壁面に取り付けるための平坦面が形成されている。背面板8の前側にはファン7からの送風を前方に案内するよう凹状曲面に形成された後側の送風案内壁10を有している。また、背面板8の天面は、天面吸込口2の一部を形成する格子状の吸込グリル11を有している。
前面パネル9は、背面が開放した箱状のものであって、その天面のほぼ全域が開口され、その開口部に格子状の吸込グリル13が形成されている。格子状の吸込グリル13は背面板8側の吸込グリル11と並設され、両吸込グリル11、13により天面吸込口2が構成されている。
前面パネル9の前面には、前面側熱交換器6a,6bに対向して前面開口9aが形成されている。この前面開口9aを覆うように前カバー14が、その上端の軸周りに開閉回動自在に前面パネル9に支持される。
前カバー14は、平板状のものであって、その左右下端の裏面には前面パネル9に係合するための係合突起(図示略)が形成され、該係合突起に対応する前面パネル位置には、図2に示すように、前カバー14を係止するための係合受け部45が形成されている。
前面パネル9は、その前側下部において、前カバー14よりも下側が側面視で円弧状に後退して底壁部16に至る。この円弧面に形成された開口には、吹出口4を構成するルーバユニット17が嵌め込まれている。
ルーバユニット17は、風向変更装置の一部を構成するもので、図3に示すように、中央部に吹出口4を形成する周縁部材18と、吹出口4の前方に横軸周りに開閉回動自在に設けられた導風パネル19と、導風パネル19の後側で吹出口4に揺動自在に配置された複数の縦ルーバ20とを備えている。さらに、本例では導風パネル19の内側にある導風面に横ルーバ21が配設されている。
周縁部材18のうち上側の周縁部材は断面上開放コ字形に形成されて熱交換器から滴下する水を受けるためのドレンパン22が構成されている。ドレンパン22の内部には断熱材23が貼着され、この断熱材の上側に、前面側熱交換器6a,6bのうち下側熱交換器6bの下端部が配置されている。
ドレンパン22は、その後壁面及び底壁面により空気通路5の前側の送風案内壁が構成される。このドレンパン22の後壁面と背面板8側の後案内壁10との間に隙間を空けて、ファン7が配置されている。
また、前面パネル9の天面吸込口2の裏面及び前面パネルの前側開口の裏面側と室内熱交換器6との間にフィルタ15が着脱可能に配設される。フィルタ15は、前カバー14を開放することにより、前面パネル9の前面から取り外すことができる。
本例では、フィルタ15が左右一対設けられている。各フィルタ15は、図2に示すように、周囲の枠部材24と、その内部に格子状に配列された縦横の桟部材25と、これら枠部材と桟部材に亘って張設された網部材26とから全体として長方形状に形成され、前面パネル9の天面吸込口2と前面の開口との境界部でR状に折り曲げられ、側面視でL字状に形成されている。このフィルタ15は合成樹脂製のものであって可撓性を有するものである。
フィルタ15は、前面パネル9の前面開口9aより後方に形成されたフィルタガイド27に沿って装着され、その収容状態では、図3に示すように、フィルタ15の下端枠部材24aが前面パネル9の前面開口9aの下側口壁35の裏面に隠れるように配置される。
また、フィルタ15の左右方向中央位置には、最下段の横桟位置にフィルタ15を着脱操作するための取手34が前方へ突出形成されている。また、前カバー14の閉姿勢で、前カバー14の裏面にフィルタの浮き上がりを防止するためのフィルタ押えリブ38が突出形成される。この押えリブ38はフィルタ15の取手34に当接するように配置されている。
図4は前面パネルを背面側からみた斜視図である。図5は背面板を前面側からみた斜視図である。図6は背面板側フィルタガイドの拡大斜視図、図7は前面パネル側フィルタガイドの後端部拡大斜視図である。図4〜図6に示すように、前面パネル9と背面板8とは、上側の係止部50および係合部51と、下側の係止部52とで両部材が係脱可能に接合され、キャビネット1を構成している。
上側の係止部50は、背面板8の天面グリル11の前端部において左右方向で間隔において3箇所に前方の突出する側面視L字形の係止突起53(図6参照)と、各係止突起53に対応して前面パネル9の天面グリル13の後端面に凹設された係止凹部54(図7参照)とを備え、係止突起53を係止凹部54に前後方向で係止することで、前面パネル9のグリル13と背面板8のグリル11部が係止される。なお、係止突起53を前面パネル側に、また、係止凹部54を背面板8側に形成してもよい。
3箇所の係止部50間には上側の係合部51が設けられている。上側の係合部51は、背面板8の天面グリル11の前端部において左右方向に帯状に形成された突条55(図6参照)と、各突条55に対応して前面パネル9の天面グリル13の後端面に凹設された左右方向に長い長孔部56(図7参照)とを備え、突条55を長孔部56に前後方向から係合することで、前面パネル9のグリル13の後端面と背面板8のグリル11部の前端面とが対面して接合される。なお、突条55を前面パネル側に、長孔部56を背面板側に形成してもよい。
下側の係止部52は、背面板8の下側壁面に左右方向で2箇所間隔において形成された係合孔57(図5参照)と、この係合孔57に対応する前面パネル9の下側に突出形成された係合突起58とを備え、係合突起58を係合孔57に前後方向から係合することで、前面パネル9の底壁16と背面板8の下部とが係合される。なお、係合孔57を前面パネル側に、係合突起58を背面板側に形成してもよい。
フィルタガイド27は、前面開口9aの左右両端部および左右方向の中央部に前後方向に亘って形成される。中央のフィルタガイド27は、その両面で左右のフィルタ15,15を案内するようにしている。左右のフィルタガイド27間には、天面吸込口2と前面開口9aとの境界部分でフィルタ15の内面側を支持する受け部材37が差渡し形成される(図4参照)。
これらのフィルタガイド27は、前面パネル9の内面側及び背面板8の内面側にそれぞれ一体的に設けられている。そのため、前面パネル側のフィルタガイド27a(図7参照)と、背面板側のフィルタガイド27b(図6参照)とが前後方向で分割した形態となっている。
各フィルタガイド27は、図4〜図7に示すように、前面パネル9および背面板8の内面側にそれぞれ突出する縦リブ61と、該縦リブの内端(熱交換器側の端部)に形成されフィルタ15を案内する板状の内レール62とを備えている。左右両端のフィルタガイド27は正面視でL字形に形成され、左右方向で中央のフィルタガイド27は、左右のフィルタ15を案内するため、逆T字形に形成されている。
左右両端のフィルタガイド27は、その端面が前面パネル9および背面板8の各グリル端面と面一に形成され、接合時に縦リブ61及び内レール62の端面同士が対面するように設定されているが、左右方向中央のフィルタガイド27の接合部は、突出リブ63およびリブ溝64により位置ずれ防止対策が施されている。
すなわち、左右方向中央のフィルタガイド27では、図6〜図8に示すように、前面パネル側のフィルタガイド27aと背面板8側のフィルタガイド7bとの接合部において、前面パネル側の縦リブ61と背面側の縦リブ61のうちの一方側の縦リブ61が他方側に突出されて突出リブ63が形成され、これに合わせて他方側の縦リブ61が前後方向で後退して形成されると共に、前記突出リブ63に対応した他方の内レール62の端縁にリブ溝64が切欠形成され、前面パネル9と背面板8との接合時に突出リブ63がリブ溝64に係脱可能に係合される。
なお、空気調和機の室内機のメンテナンス時に前面パネル9を取り外す。このとき、フィルタガイド27の突出リブ63が前面パネル9に設けられていると、前面パネル9を取り外した際に誤って床面や机面に落下させてしまった場合、突出リブ63が損傷してしまう可能性がある。このような不具合を解消するため、本例では、背面板側に突出リブ63を設けている。背面板は室内機を室内の壁面に取り付ける際に壁面に固定されるので、メンテナンス時に背面板が落下することはない。そのため、突出リブが損傷するのを防止することができる。
左右方向中央のフィルタガイド27では、縦リブ61は左右方向で隣り合うフィルタ15のガイド面とされ、縦リブ61の下端から左右方向に張り出す内レール62は左右のフィルタ15の内面側をガイドするようにされている。
本例では、フィルタを左右一対設け、天面吸込口の左右方向中央にフィルタガイド27を設けた構成を示したが、これに限らず、3個以上のフィルタを左右方向に配列し、各フィルタ間にフィルタガイドを設けるようにしてもよい。
また、リブ溝64は、内レール62の端縁に向かうほど幅広の開口となるよう開口壁がテーパ65をなすY字状の溝とされ、突出リブ63を受け入れやすくしている。これにより、前面パネル9と背面板8の接合時に、両者が左右方向で位置ずれしていても突出リブ63がリブ溝64のテーパ65の溝壁に沿って直線状の溝に導かれ溝終端に案内されるようになり、前面パネル9と背面板8の組立を容易にしている。
上記構成において、ファン7の駆動により、室内空気はキャビネット1の天面吸込口2および前カバー14の下端に形成された前面吸込口3よりフィルタ15を介して室内熱交換器6に導かれ、室内熱交換器6を流れる冷媒との間で熱交換されて調和され、調和された空気は空気通路5を通して吹出口4から室内に放出される。
また、キャビネット1の組立時には、前面パネル9の後端と背面板8の前端面とを接合する。このとき、まず、下側の接合部において、背面板8側の係合孔57と、前面パネル9側の係合突起58とを前後方向から係合することで、前面パネル9と背面板8の下部とが係合される。
次に、前面パネル9および背面板8の上側接合部において、係合部51の突条55を長孔部56に係合しつつ、上側の係止部50の係止突起53を係止凹部54に係止する。
このとき、左右方向中央のフィルタガイド27では、前面パネル側のフィルタガイド27aと背面板8側のフィルタガイド7bとの接合部において、背面側の突出リブ63が前面パネル側に後退して形成された縦リブの下側にあるリブ溝64に案内されて係合するので、フィルタガイド27の位置ずれを防止してフィルタ15の挿入保持をスムーズに行うことができる。
さらに、前面パネル9と背面板8との接合時に、両者が左右方向で位置ずれしていても突出リブ63がリブ溝64のテーパ溝壁65に沿って直線状の溝に導かれて溝終端に案内されるので、前面パネルと背面板との組立が容易に行える。また、左右方向でガタツキがなくなるので、輸送時の振動や横揺れ時にもさらに安定したキャビネット構造とすることができる。
また、前面パネル9と背面板8との接合時において、上側の係合部51では、背面板8の天面グリル11の前端部にある左右方向に長い帯状の突条55と、前面パネル9の天面グリル13の後端面に凹設された左右方向に長い長孔部56とが嵌まり合うので、グリル11,13同士の上下方向での位置決めも確実に行える。そのため、前後のフィルタガイド27a、27bの内レール同士も上下方向で面一に位置決めされることになり、フィルタの挿入をスムーズに行うことができる。
なお、リブ溝64において、直線状の溝終端において、溝幅を突出リブ63の板厚と等しいか、わずかに小幅に形成しておくことで、突出リブ63とリブ溝64とが溝終端位置で強固に嵌まり合い、前面パネル9と背面板8とのガタツキがなくなるので、輸送時の振動や横揺れ時にも、さらに安定したキャビネット構造とすることができる。
また、使用時においては、フィルタ15の着脱は前面パネル9の前カバー14を開放し、前面開口9aより後方に形成されたフィルタガイド27に沿って着脱する。このとき、前面パネル側のフィルタガイド27aと背面板側のフィルタガイド27bとは突出リブ63とリブ溝64とで位置決めされているので、フィルタ15の挿入時にフィルタ15がガイド面に引っ掛かるのを防ぎ、フィルタ15の挿入保持が容易に行える。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、Y字状のリブ溝について例示したが、V字状の溝であってもよい。また、上記の例では、背面板8側のフィルタガイド27bに突出リブ63を形成し、前面パネル9側のフィルタガイド27aにリブ溝64を形成したが、突出リブ63を前面パネル側のフィルタガイド27aに、また、リブ溝64を背面板側のフィルタガイドに形成する態様であってもよい。
1 キャビネット
2 天面吸込口
3 前面吸込口
4 吹出口
5 空気通路
6 室内熱交換器
6a、6b 前面側熱交換器
6c 背面側熱交換器
7 ファン
8 背面板
9 前面パネル
9a 前面開口
10 後側の送風案内壁
11 吸込グリル
13 吸込グリル
14 前カバー
15 フィルタ
16 底壁部
17 ルーバユニット
18 周縁部材
19 導風パネル
20 縦ルーバ
21 横ルーバ
22 ドレンパン
23 断熱材
24 枠部材
24a 下端枠部材
25 桟部材
26 網部材
27 フィルタガイド
27a 前面パネル側のフィルタガイド
27b 背面板側のフィルタガイド
35 下側口壁
37 差渡部材
38 押えリブ
61 縦リブ
62 内レール
63 突出リブ
64 リブ溝
65 テーパ

Claims (3)

  1. 室内熱交換器およびファンを内装するキャビネットが前面パネルと背面板とを備え、前面パネルとその背面側の背面板とに跨って天面吸込口が形成されると共に、該天面吸込口の裏面にフィルタが配置され、該フィルタは左右方向に複数個配置され、前記フィルタを前後方向に挿脱可能に保持するためにフィルタの左右両端部を案内するフィルタガイドが前面パネルの内面側及び背面板の内面側にそれぞれ設けられ、前記各フィルタガイドは、前面パネルおよび背面板の内面側にそれぞれ突出する縦リブと、該縦リブの内端に形成されフィルタを案内する内レールとを備え、両フィルタガイドを接合する接合部は、前面パネル側の縦リブと背面側の縦リブのうちの一方が他方側に突出形成され、他方の縦リブが前後方向で後退して形成され、前記突出リブに対応した他方の内レールの端縁にリブ溝が切欠形成され、前面パネルと背面板との接合時に突出リブが前記リブ溝に係脱可能に係合されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記縦リブは左右方向で隣り合うフィルタのガイド面とされ、前記縦リブの下端から左右方向に張り出す内レールはフィルタの内面側をガイドするようにされたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記リブ溝は、内レールの端縁に向かうほど幅広の開口となるテーパを有することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
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