JP2013145834A - ヒートシンク - Google Patents

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豊 岩満
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Abstract

【課題】鋳出しのままヒートシンクのそりを抑えることで機械加工を廃して価格の低減を図り、また、伝熱体やガスケットを低背化させることで伝熱抵抗や接触抵抗を低減させて放熱性能やシールド性能の向上を図る。
【解決手段】ベース11上に板状のフィン12を複数有するくし型形状のヒートシンク1において、各フィン12の端部上に跨って設けられ、主面がベース11に対して略平行に配置された板状のフィン13を設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、電機機器装置一般に使用されるヒートシンクに関するものであり、特に高い放熱性能やシールド性能を要求される装置に適用されるヒートシンクに関するものである。
従来から電機機器装置では、ICなどの高発熱部品の許容使用環境温度を満足させるため、伝熱体(熱伝導シートやシリコンコンパウンドなど)を介してヒートシンクへ熱を逃がしている。また、シールド性能を満足させるため、基板の一部や全体をヒートシンクで覆い、シールド用のガスケットを介してヒートシンクと基板との導通をとっている。これらのヒートシンクはアルミ押し出し法やダイキャスト法により必要な形状に形成されている。
例えば特許文献1では、ダイキャスト法により、ベース上に板状のフィンを複数有するくし型形状のヒートシンクを形成している。しかしながら、くし型形状の場合、フィンの配置方向に垂直な成分に対する強度が弱いため、収縮率や金型離型時の微妙なバランスによりそりのばらつきが発生しやすかった。そのため、ヒートシンクに接触させる伝熱体やガスケットの厚みによりそりのばらつき寸法を吸収するか、ヒートシンクの接触面を機械加工で切削することでそりのばらつき寸法を軽減していた。
また、ヒートシンクのフィンを板金で予め形成し、ダイキャスト型に入れてからヒートシンクのベース部分と一体鋳造する方法もある(例えば特許文献2参照)。これにより、フィンピッチを狭くすることができ、放熱性能を向上させて伝熱体の厚み増加による放熱性能の低下を補うことができる。
特開2008−300606号公報 特開平8−195452号公報
上述したように、特許文献1に開示された従来技術では、弾性を有する伝熱体やガスケットを用いて、ヒートシンクのそりのばらつき寸法を吸収している。そのため、伝熱体やガスケットを厚くしなければならず、伝熱体の伝熱抵抗やガスケットの接触抵抗が増加してしまい、装置としての放熱性能やシールド性能が低下してしまうという課題があった。また、この課題を解決するため、ヒートシンクの接触面を機械加工で切削してそりの寸法を軽減することは可能である。しかしながら、この場合には、機械加工により加工費が追加でかかってしまうため、性能と価格の両立が難しいという課題があった。
また、特許文献2に開示された従来技術においても、フレーム構造そのものはU字形状であり、ダイキャスト法によるヒートシンクのそりの発生を抑えることはできないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、鋳出しのままヒートシンクのそりを抑えることで機械加工を廃して価格の低減を図り、また、伝熱体やガスケットを低背化させることで伝熱抵抗や接触抵抗を低減させて放熱性能やシールド性能の向上を図ることができるヒートシンクを提供することを目的としている。
この発明に係るヒートシンクは、ベース上に板状のフィンを複数有するくし型形状のヒートシンクにおいて、各フィンの端部上に跨って設けられ、主面がベースに対して略平行に配置された板状の第2のフィンを設けたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、伝熱体を薄くできることによる熱伝導効率化や、ガスケットを低背化できることによる接触抵抗低減の効果が得られる。また、機械加工が不要となることによるヒートシンク自体の価格低減や、伝熱体やガスケットを薄くできることによる価格低減の効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係るヒートシンクを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクのアンダカット部分を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクの装置への設置を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクの強制空冷での垂直方向からの風の流れを示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクの強制空冷での水平方向からの風の流れを示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクの自然空冷での設置方向を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートシンクの自然空冷での別の設置方向を示す説明図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るヒートシンク1の構成を示す斜視図である。
ヒートシンク1のベース11上には、図1に示すように、複数の板状のフィン12が略平行に所定間隔で配置されている。また、各フィン12の両端部には、ベース11面におけるフィン12の配置方向(長手方向)に垂直な成分に強度を持たせるための板状のフィン(第2のフィン)13がそれぞれ設けられている。このフィン13は、各フィン12の端部上に跨って設けられ、その主面がベース11に対して略平行に配置されている。
なお、図1に示す形状の場合、図1の上下方向にスライド可能な金型を用いてヒートシンク1を製造しようとすると、フィン13が位置するヒートシンク1両端部分(図2の一点鎖線で囲まれた部分)がアンダカット部分14となってしまい、形成することができない。そこで、このアンダカット部分14に対しては、図2の左右方向にスライド可能な金型を用いる。これにより、アンダカット部分14を形成することができ、ヒートシンク1の製造が可能となる。
そして、強度確保用のフィン13を設けることにより、従来、ベース11の強度のみで成り立っていたヒートシンク1のそり方向(図1に示す矢印A方向)への強度を強化することができる。そのため、ダイキャスト法によるヒートシンク製造時の材料の収縮やヒートシンク突き出し時のバランス等のそり発生要因に対する耐力を向上させることが可能となり、ヒートシンク1のそりが低減される。
その結果、図3に示すように、ヒートシンク1を電子機器装置に取り付けた際、ヒートシンク1と、基板2上に設けられた高発熱部品3との間の空隙のばらつきを抑えることができる。よって、ヒートシンク1と高発熱部品3とを接続する伝熱体4を薄くすることができ、伝熱抵抗を小さくすることができるため、放射性能の向上を図ることができる。
また、このヒートシンク1の設置形態としては、強制空冷方式の場合には、図4に示すように、ファンなどによりヒートシンク1の垂直方向の開放面側(図4の上方側)から風の流れを与える。この際、フィン13がベース11に対して略平行に設置されているため、通風路を確保することができ、ヒートシンク1としての放熱性能を満足させることが可能である。
また、図5に示すように、ファンなどにより、ヒートシンク1の水平方向(図5の左右側)から風の流れを与えるようにしてもよい。この場合、フィン12の根元部分で発生する圧力損失をなくすことが可能となり、さらなる放熱性能の向上が期待できる。
また、自然空冷方式の場合には、図6に示すように、重力方向上方側にヒートシンク1の開放面を向けて設置する。これにより、効率のよい自然対流が期待でき、放熱性能を満足させることが可能である。
また、図7に示すように、重力方向に沿ってヒートシンク1を設置してもよい。このように設置しても、自然対流を阻害することはないため、放射性能を満足させることが可能である。
一方、図3に示すように、ヒートシンク1を電子機器装置に取り付けた際に、ヒートシンク1で基板2の一部または全体を覆い、ガスケット5によりヒートシンク1と基板2との導通をとることで、ヒートシンク1にシールド性能を持たせることが可能となる。
ここで、ガスケット5には、ヒートシンク1と基板2との間の空隙のばらつきを吸収して接触するための弾性を有するバネ部材が設けられ、所定のストロークが設定されている。一方、本実施の形態では、フィン13によりヒートシンク1のそりを低減することが可能であるため、ヒートシンク1と基板2との間の空隙のばらつきを抑えることができる。そのため、ガスケット5のストロークを縮小させることが可能であり、ガスケット5の高さを低背化することができる。よって、ヒートシンク1と基板2との導通に関する接触抵抗を小さくすることができ、シールド性能の向上を図ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ベース11上に板状のフィン12を複数有するくし型形状のヒートシンク1において、各フィン12の端部上に跨って、その主面をベース11に対して略平行に配置した強度確保用のフィン13を設けるように構成したので、伝熱体4を薄くできることによる熱伝導効率化や、ガスケット5を低背化できることによる接触抵抗低減の効果が得られる。また、機械加工が不要となることによるヒートシンク1自体の価格低減や、伝熱体4やガスケット5を薄くできることによる価格低減の効果が得られる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 ヒートシンク、2 基板、3 高発熱部品、4 伝熱体、5 ガスケット、11 ベース、12 フィン、13 フィン、14 アンダカット部分。

Claims (1)

  1. ベース上に板状のフィンを複数有するくし型形状のヒートシンクにおいて、
    前記各フィンの端部上に跨って設けられ、主面が前記ベースに対して略平行に配置された板状の第2のフィンを設けた
    ことを特徴とするヒートシンク。
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