JP2013145095A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電等により商用電源からの電力供給が遮断されても給湯利用が可能な、簡単な構成の給湯装置を提供する。
【解決手段】商用電源3に接続し、通常は、商用電源3を電源として供給される電力により給湯機能の動作等を行う。二次電池4を装着接続する電池装着部2と、商用電源3から二次電池4に電源を切り替える電源切り替え手段102を設け電源を二次電池4に切り替えたときには、商用電源3を電源としての、給湯湯温制御を行う通常モードの運転から、給湯湯温の制御を行わないことにより通常モードの運転よりも消費電力を小さくする省エネモードの運転に切り替えて、例えば燃焼能力やファン回転数を固定して運転する。二次電池4を乾電池型にした場合には、その内部抵抗を設定期間毎に検出し、検出値が電池交換用基準値以上になったときには電池交換を促す。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源に接続されて商用電源を電源として給湯先に湯を供給する機能を備えた給湯装置に関するものである。
給湯先に湯を供給する給湯機能を備えた給湯装置が広く用いられている(例えば、特許文献1、参照。)。このような給湯装置は、例えばAC100Vの商用電源に接続され、商用電源を電源として供給される電力により作動する。
特開平8―35657号公報
しかしながら、商用電源を電源として作動する給湯装置は、停電時には使用できないため、例えば地震等により停電が復帰するまでの時間が非常に長くかかる可能性があるときや、例えば入浴等を行いたいときであるにもかかわらず、計画停電によって一定時間は停電が継続される場合などは、利用者は、給湯機能を利用することができないため、非常に不便を感じることになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、停電等により商用電源からの電力供給が遮断されても給湯利用が可能な給湯装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、給湯先に湯を供給する給湯機能を備え、商用電源に接続されて該商用電源を電源として供給される電力により作動する給湯装置であって、二次電池を装着接続する電池装着部と、前記商用電源から前記二次電池に電源を切り替える電源切り替え手段と、該電源切り替え手段によって電源が前記二次電池に切り替えられたときには、前記商用電源を電源としての通常の給湯湯温制御を行う通常モードの運転から給湯湯温の制御を行わないことにより前記通常モードの運転よりも消費電力を小さくする省エネモードの運転に切り替えるモード切り替え手段とを有する構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、前記第1の発明の構成に加え、前記電池装着部は乾電池型の二次電池を着脱自在に装着する乾電池型電池装着部と成し、該乾電池型電池装着部に配設される乾電池型の二次電池の内部抵抗を予め定められた期間毎に検出し、検出される内部抵抗値が予め定められた電池交換用基準値以上になったときには電池交換指令を発信する電池交換指令手段と、該電池交換指令手段から電池交換指令が発信されたときには電池交換指令情報を報知する電池交換報知手段とを有することを特徴とする。
さらに、第3の発明は、前記第1または第2の発明の構成に加え、給湯バーナを有し、該給湯バーナに供給される燃料の量を燃料供給通路に設けられている比例弁の開弁量制御により可変して前記給湯バーナの燃焼能力を可変する燃焼能力制御手段を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段が前記比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して前記給湯バーナを燃焼させることを特徴とする。
さらに、第4の発明は、前記第1または第2の発明の構成に加え、複数段の燃焼面を持つ給湯バーナを有し、前記燃焼面への燃料供給通路に設けられている電磁弁の開閉制御と比例弁の開弁量制御とを予め与えられる多段の燃焼制御データに基づいて行うことにより前記燃焼面に供給される燃料量を制御して前記給湯バーナの燃焼能力を可変する燃焼能力制御手段を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段が前記電磁弁の開閉制御により前記複数段の燃焼面のうち第一段の燃焼面にのみ燃料を供給し、かつ、前記比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して前記給湯バーナを燃焼させることを特徴とする。
さらに、第5の発明は、前記第4の発明の構成に加え、前記燃焼能力制御手段は、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときに比例弁駆動電流範囲の最低値近傍の固定の比例弁開弁量で第一段の燃焼面にのみ燃料を供給して給湯バーナを燃焼させた後、消費電力が予め定められた許容範囲内に安定したときには第二段の燃焼面にも燃料を供給し、前記比例弁の開弁量を前記比例弁開弁量よりも小さい固定の開弁量として燃焼を行う機能を有することを特徴とする。
さらに、第6の発明は、前記第3または第4または第5の発明の構成に加え、前記燃焼能力制御手段は、給湯機能の動作時に給湯の水量を検出する流量検出手段の検出流量を取り込んで該検出流量に基づいて給湯バーナの燃焼能力を可変する構成を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段は前記流量検出手段の検出流量の取り込み頻度を通常モードの運転時よりも少なくすることを特徴とする。
さらに、第7の発明は、前記第3乃至第6のいずれか一つの発明の構成に加え、前記給湯バーナの給排気を行う燃焼ファンと、該燃焼ファンの回転制御を行うファン回転制御手段を有し、該ファン回転制御手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには燃焼ファンの回転数を燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応するファン回転数に固定することを特徴とする。
さらに、第8の発明は、前記第3乃至第7のいずれか一つの発明の構成に加え、給湯流量を可変調節する流量可変調節手段を有し、該流量可変調節手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられた以降は前記給湯流量を燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた設定流量に固定することを特徴とする。
さらに、第9の発明は、前記第3乃至第8のいずれか一つの発明の構成に加え、給湯バーナと該給湯バーナにより加熱される給湯熱交換器とを有して、該給湯熱交換器の入側には給水通路が接続され、給湯熱交換器の出側には給湯通路が接続されており、該給湯通路と前記給水通路とを前記給湯熱交換器を介さずに接続するバイパス通路が設けられて、該バイパス通路の前記給水通路との接続部にはバイパス流量弁が設けられており、該バイパス流量弁の開弁量を調節することにより前記給水通路から前記給湯熱交換器側に供給される水のうち該給湯熱交換器を通さずに前記バイパス通路に通す水の流量を調節するバイパス流量可変調節手段を有し、該流量可変調節手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられた以降は燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた開弁量に固定することを特徴とする。
さらに、第10の発明は、前記第1乃至第9のいずれか一つの発明の構成に加え、浴槽に接続されて該浴槽内の湯水をポンプにより循環させて加熱する追い焚き運転機能と、暖房装置に接続されて該暖房装置に供給される湯水をポンプにより循環して加熱する暖房運転機能との少なくとも一方の循環加熱機能を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記循環加熱機能の運転を停止して給湯機能の運転のみを可能とする機能絞り込み手段を有することを特徴とする。
さらに、第11の発明は、前記第1乃至第10のいずれか一つの発明の構成に加え、給湯装置にはリモコン装置が信号接続されており、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記リモコン装置に設けられている照明を予め定められた設定部位のみ点灯して他の部位の照明は消灯する照明制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、給湯装置は、通常モードの運転は商用電源を電源として運転を行うが、二次電池を装着接続する電池装着部と、電源を商用電源から二次電池に電源を切り替える電源切り替え手段とを有しており、例えば停電時等、必要に応じて電源を切り替えることができるので、停電時にも給湯機能を利用することができる。
また、電源を二次電池に切り替えたときには、前記通常モードの運転から、給湯湯温の制御を行わずに前記通常モードの運転よりも少ない消費電力での運転を行う省エネモードの運転に切り替えるため、少ない消費電力で二次電池を電源とした給湯運転を行うことができ、電力供給に限りのある二次電池を用いても比較的長く給湯運転を行うことができる。そのため、地震等による停電等の非常時や計画停電時にも少ない消費電力での燃焼能力を抑えた運転による給湯利用を可能とし、利便性を高めることができる。なお、電池装着部に装着する二次電池を交換すれば、交換した二次電池を電源として、さらに給湯利用を長くすることができる。
また、電池装着部を、乾電池型の二次電池を着脱自在に装着する乾電池型電池装着部とすれば、装着される乾電池型二次電池を電池装着部から外し、例えば懐中電灯に装着して利用するなど、乾電池が必要な器具への転換利用も適宜行うことができるため、より利便性を高めることができる。なお、乾電池型の二次電池としては、現在、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池が用いられており、これらの電池は使用時間に応じ、使用時間が一定期間を超えて長くなると内部抵抗が高くなり、その値が基準値を超えると給湯装置の電源としては二次電池を利用できなくなる。それに対し、乾電池型電池装着部に配設される乾電池型の二次電池の内部抵抗を予め定められた期間毎に検出し、検出される内部抵抗値が予め定められた電池交換用基準値以上になったときには電池交換指令を発信し、電池交換指令情報を報知することにより、適切に電池交換を行って、乾電池型の二次電池を利用した給湯運転を行うことができる。
さらに、給湯バーナに供給される燃料の量を燃料供給通路に設けられている比例弁の開弁量を制御することにより前記給湯バーナの燃焼能力を可変することができるが、その制御には電力が必要であり、比例弁の開弁量に比例して消費電力が大きくなる。そこで、燃焼能力制御手段が、省エネモードの運転時に比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して(つまり、給湯バーナの燃焼能力を最小燃焼能力またはその近傍の値として)給湯バーナを燃焼させることにより、消費電力を非常に小さくしながら給湯バーナ燃焼を行うことができる。
さらに、複数段の燃焼面(燃焼面の数が複数であり、その一つ以上を選択的に燃焼させることにより、燃焼能力を段階的に変えられる燃焼面)を持つ給湯バーナを有する構成において、各段の燃焼面に燃料を供給するためには燃料供給用の弁である電磁弁を開く必要があり、開いている間は電力が消費されるものであるので、省エネモードの運転時に、燃焼能力制御手段が複数段の燃焼面のうち第一段の燃焼面にのみ燃料を供給し、かつ、前記と同様に比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して(つまり、給湯バーナの燃焼能力を最小燃焼能力またはその近傍の値として)前記給湯バーナを燃焼させることにより、消費電力を非常に小さくしながら給湯バーナ燃焼を行うことができる。
さらに、前記複数段の燃焼面を持つ給湯バーナを有する構成において、燃焼能力制御手段は、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときに比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値近傍の値に対応する開弁量に固定して第一段の燃焼面にのみ燃料を供給して給湯バーナを燃焼させた後、消費電力が予め定められた許容範囲内に安定したときには第二段の燃焼面にも燃料を供給し、前記比例弁の開弁量を前記開弁量よりも小さい開弁量に固定して燃焼を行う機能を有することにより、単位時間当たりの消費電力は大きくなるが、短時間で給湯を終了させることができるので、場合によってはトータルの消費電力を小さくすることができ、それにより、給湯利用可能な時間を増やすことができる。
さらに、燃焼能力制御手段は、通常モード時の給湯機能の動作時に給湯の水量を検出する流量検出手段の検出流量を取り込み、該検出流量に基づいて給湯バーナの燃焼能力を可変するが、この検出流量の取り込みには電力が必要となるので、省エネモードの運転時に、流量検出手段の検出流量の取り込み頻度を通常モードの運転時よりも少なくすることにより、より一層消費電力を小さくできる。
さらに、給湯バーナの給排気を行う燃焼ファンは、回転するために電力が必要であり、回転数に比例して電力の消費量が大きくなるが、燃焼ファンの回転制御を行うファン回転制御手段を設けて、省エネモードの運転時には、ファン回転制御手段が、燃焼ファンの回転数を最小燃焼能力に対応するファン回転数または最小燃焼能力近傍の能力に対応するファン回転数に固定することにより、燃焼ファンを回転させることによる消費電力を小さくできる。
さらに、給湯流量を可変調節する流量可変調節手段は、その可変調節のために例えば弁の開弁量調節の電力を必要とするが、流量可変調節手段が省エネモードの運転時には、前記給湯流量を、燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた設定流量に固定することにより、電力を抑えることができる。
さらに、給湯バーナと該給湯バーナにより加熱される給湯熱交換器とを有して、該給湯熱交換器の入側に接続された給水通路と出側に接続された給湯通路とを、前記給湯熱交換器を介さずに接続するバイパス通路を設け、給水通路から給湯熱交換器に供給される水のうち該給湯熱交換器を通さずに前記バイパス通路に通す水の流量を調節するバイパス流量可変調節手段を設ける構成において、バイパス流量可変調節手段は、バイパス流量弁の開弁量調節の電力を必要とするが、省エネモードの運転時には前記バイパス流量弁の開弁度を、燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた開弁量に固定することにより、バイパス流量弁の開度を調整するための電力を小さく抑えることができる。
さらに、浴槽に接続されて該浴槽内の湯水をポンプにより循環させて加熱する追い焚き運転機能と、暖房装置に接続されて該暖房装置に供給される湯水をポンプにより循環して加熱する暖房運転機能との少なくとも一方の循環加熱機能を有する構成においては、これらの循環加熱機能の運転時にはポンプを駆動することにより、高い消費電力が必要となるが、省エネモードの運転時に、これらのポンプ駆動を伴う循環加熱機能の運転を停止して給湯機能の運転のみを可能とすることにより、消費電力を小さくできる。
さらに、省エネモードの運転時には、給湯装置に信号接続されているリモコン装置の照明を予め定められた設定部位のみ点灯して他の部位の照明は消灯することにより、より一層消費電力を小さくできる。
本発明に係る給湯装置の一実施例の制御構成を示すブロック図である。 実施例の給湯装置のシステム構成図である。 実施例の給湯装置に与えられる燃焼制御データ例を示すグラフである。 ニッケル水素二次電池について、放電時の内部抵抗の経時的変化例を示すグラフ(a)と、放電時の電圧の経時変化例を示すグラフ(b)である。 リモコン装置の操作面の外観構成例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図2には、本実施例の給湯装置のシステム構成例が示されている。同図において、器具ケース42内には燃焼室24,25が設けられており、燃焼室25内には、給湯バーナ17と、給湯バーナ17により加熱される給湯熱交換器29(潜熱回収を主目的とする給湯熱交換器29a,顕熱回収を主目的とする給湯熱交換器29b)と、給湯バーナ17の燃焼の給排気を行なう消費電力の大きい燃焼ファン19とが設けられている。また、燃焼室24内には、暖房用バーナ16と、暖房用バーナ16により加熱される暖房用熱交換器28(28a,28b)と、暖房用バーナ16の燃焼の給排気を行なう消費電力の大きい燃焼ファン18とが設けられている。
給湯バーナ17および暖房用バーナ16には、それぞれのバーナ16,17に燃料を供給する供給通路としてのガス管31,32が接続されている。ガス管31,32は、ガス管30から分岐形成されており、ガス管30には、元電磁弁80が介設されている。また、本実施例において、給湯バーナ17および暖房用バーナ16は、それぞれ複数段の燃焼面を持ち、暖房用バーナ16の各燃焼面に供給される燃料の量が、ガス管31に介設された比例弁86の開弁量と電磁弁81,82の開閉制御(燃料の供給や停止)により調節され、給湯バーナ17の各燃焼面に供給される燃料の量が、ガス管32に介設された比例弁87の開弁量と電磁弁83,84,85の開閉制御(燃料の供給や停止)により調節される。
給湯熱交換器29aの入口側には給水通路88が設けられており、給水通路88には、給水通路88を流れる湯水の量を検出することにより給湯の水量を検出する流量検出手段73と入水温度を検出する入水温度センサ74と、給湯流量を可変するための水量調節弁としての水量サーボ69が設けられている。給湯熱交換器29bの出口側には給湯通路26が設けられており、給湯通路26の先端側は、適宜の給湯先に導かれている。
また、給湯通路26と給水通路88とを、給湯交換器29を介さずに接続するバイパス通路70が設けられ、バイパス通路70の給水通路88との接続部には、バイパス流量弁としてのバイパスサーボ58が設けられている。給湯通路26には、バイパス通路70の形成部よりも下流側に出湯湯温検出センサ113が設けられ、給湯熱交換器29側に出湯湯温検出センサ114が設けられている。
前記給水通路88には、接続通路57と補給水電磁弁46を介して、シスターン装置100を備えた暖房用液体循環通路5に接続されている。暖房用液体循環通路5は、器具ケース42内に設けられた管路89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99と、器具ケース42の外部に設けられた管路40,41,44,45,59とを有しており、暖房装置10(10a〜10c)に液体(例えば温水)を循環させる。
管路40は管路97に接続され、管路41,44は液体合流手段115と管路59と介して管路95に接続され、管路45は液体分岐手段37を介して管路90に接続されている。管路40,41には、例えば浴室暖房機等の高温の暖房装置10aの内部通路51が接続されて、内部通路51には熱動弁12が介設され、管路44,45には、例えば温水マット等の低温の暖房装置10b,10cの内部通路52がそれぞれ接続されている。
また、暖房用液体循環通路5には、該暖房用液体循環通路5に液体を循環させる消費電力の大きい液体循環ポンプ6(例えば30〜50W)と、該液体循環ポンプ6の駆動により循環する液体を加熱する暖房用熱交換器28(28a,28b)が設けられている。暖房用熱交換器28aの液体導入側には管路95が、液体導出側には管路94がそれぞれ接続されており、暖房用熱交換器28bの液体導入側には管路91が、液体導出側には管路92がそれぞれ接続されている。管路92には、暖房高温サーミスタ33が設けられており、暖房高温サーミスタ33は、暖房用熱交換器28bから出る液体の温度を検出する。
前記管路91は、管路90と共に前記液体循環ポンプ6の吐出側に接続されており、管路91には、暖房用熱交換器28bに導入される液体の温度を検出する暖房低温サーミスタ36が設けられている。また、液体循環ポンプ6の吸入口側には前記管路93が接続されており、管路93と管路94との間に前記シスターン装置100が介設され、シスターン装置100は、大気導入通路53を介して大気開放と成している。
前記浴槽27には、往管14と戻り管15を有する追い焚き循環通路13が接続されており、この追い焚き循環通路13は、熱交換手段としての液―液熱交換器7を介して、前記暖房用液体循環通路5と熱的に接続されている。なお、暖房用液体循環通路5の液―液熱交換器7を形成する管路89には、液―液熱交換器7の入口に流量制御弁38が設けられている。追い焚き循環通路13には、浴槽湯水を循環させる消費電力の大きい浴槽湯水循環ポンプ20(例えば30〜50W)が設けられ、液−液熱交換器7は、浴槽湯水循環ポンプ20の駆動によって追い焚き循環路13を循環する浴槽湯水を加熱する風呂熱交換器と成している。
また、追い焚き循環通路13には、浴槽湯水の温度を検出する風呂温度センサ21と、浴槽湯水の水位を検出する水位センサ22と、追い焚き循環路13の水流を検知する風呂水流スイッチ34とが介設されている。浴槽湯水循環ポンプ20の吸入口側に、戻り管15の一端側が接続され、戻り管15の他端側が循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。浴槽湯水循環ポンプ20の吐出口側には、往管14の一端側が接続され、往管14の他端側は循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。
前記給湯通路26には、分岐通路70の形成部および出湯湯温検出センサ113の配設部よりも下流側に、管路54を介して注湯水ユニット55が接続されており、注湯水ユニット55には風呂用注湯導入通路23の一端側が接続され、風呂用注湯導入通路23の他端側は、前記浴槽湯水循環ポンプ20に接続されている。注湯水ユニット55には、湯張り電磁弁48、湯張り水量センサ49、逆止弁50a,50bが設けられている。なお、給湯熱交換器29から給湯通路26と管路54、注湯水ユニット55、風呂用注湯導入通路23、浴槽湯水循環ポンプ20、液−液熱交換器7、往管14を順に通って浴槽27に至るまでの通路によって、湯張りや注水を行うための湯張り注水通路が構成されている。また、図2の、図中、符号75、77は、ドレン排出通路を示し、符号76は、ドレンを中和する中和手段を示す。
図1には、本実施例の給湯装置の制御構成が示されており、給湯装置は商用電源3に接続されて商用電源3を電源として供給される電力により作動する。また、給湯装置には、電源として使用できる二次電池4を装着接続する電池装着部2が設けられており、これらの電源(商用電源3、二次電池4)には制御装置8が接続されている。なお、給湯装置には、図示されていないDC−ACコンバータが設けられており、二次電池4を電源として給湯装置を作動させるときには、二次電池4のDC電圧をDC−ACコンバータを経て100VのAC電圧に変換して給湯装置に供給する。
制御装置8内には、電池交換指令手段101、電源切り替え手段102、モード切り替え制御手段103、燃焼能力制御手段104、ファン回転制御手段105、給湯流量可変調節手段106、バイパス流量可変調節手段107、機能絞り込み手段108、照明制御手段109、メモリ部110が設けられており、さらに、図示されていない暖房制御手段と湯張り制御手段と追い焚き制御手段とが設けられている。
この給湯装置は、商用電源3を電源として作動するときには、以下に述べるような通常モードの運転動作を行う。例えば、給湯機能の動作は、給湯先に設けられている給湯栓が開かれると開始されるものであり、給湯栓の開動作に伴い給水通路88に水が通されるので、流量検出手段(給水水量センサ)73が、給湯燃焼動作を開始させる閾値である最低作動流量以上、給水通路88に水が流れたことを検知し、この検知信号を燃焼能力制御手段104が受けて、ファン回転制御手段104にファン回転開始指令を加える。そして、ファン回転制御手段105が給湯側の燃焼ファン19を回転駆動させることにより、ガスの燃焼に必要な空気が送られる。燃焼能力制御手段104は、燃焼ファン19の駆動電流を検知するか、ファン回転制御手段105のファン駆動信号を取り込むかの予め定められている方法により燃焼ファン19の回転駆動開始を検知する。
燃焼ファン19の回転駆動が開始されると、燃焼能力制御手段104は、元電磁弁80を開き、流量検出手段73により検出される給水流量と、給湯装置に接続されるリモコン装置(図示せず)の操作によって設定される給湯設定温度と、給水通路88への入水温度とに基づいて計算される給湯バーナ17の必要な燃焼能力(燃焼量)に応じ、メモリ部110に格納されている、例えば図3に示すような予め与えられている多段の燃焼制御データに基づいて、電磁弁83,84,85のうちの一つ以上の弁を開く。なお、図3に示すように、燃焼能力は、給湯装置の号数により表すことができるものであり、本実施例の給湯装置において、最大燃焼能力は24号となり、このときの消費電力は65Wとなる。
そして、燃焼能力制御手段104は、比例弁87の開弁量を調節して、例えば図3の点Aで示される燃焼能力である2.7号に対応する比例弁電流で比例弁87を開き、給湯点火プラグから火花を飛ばして給湯バーナ17への点火を行う。点火後は、給湯温度が前記給湯設定温度になるように、燃焼能力制御手段104が比例弁87の開弁量調節を行い、また、給湯バーナ17の1本当たりの燃焼量に対応して燃焼ファン19の回転数制御を行うと同時に、給湯流量可変調節手段106により水量サーボ69の開弁量調節による給湯流量の調節と、バイパス流量可変調節手段107によりバイパスサーボ58の開弁量調節によるバイパス通路79へのバイパス流量の調節を行い、出湯湯温検出センサ114で検出される温度を給湯熱交換器29bが結露しない温度以上としつつ、出湯湯温検出センサ113で検出される給湯温度が前記給湯設定温度になるように制御する。出湯流量が増えると、給湯温度が前記給湯設定温度を維持するように、燃焼能力制御手段104が比例弁87の開弁量調節を行い、給湯温度を維持する。
給湯栓が閉じられると給水通路88への通水が停止されるので、流量検出手段(給水水量センサ)73により、給水通路88の通水が停止されたことが検知され、燃焼能力制御手段104によって電磁弁80,83,84,85を閉じ、比例弁87の開弁量をゼロとし、ファン回転制御手段105に指令を加えて燃焼ファン19の駆動を停止し、給湯運転を停止する。
また、暖房装置10の暖房運転は、前記暖房制御手段(図示せず)の制御に基づいて行われ、浴槽27への注湯運転は、前記湯張り制御手段の制御に基づいて行われ、浴槽湯水の追い焚き運転は、前記追い焚き制御手段の制御に基づいて行われるものであり、以下に、その動作について簡単に説明する。
例えば、暖房装置10aの暖房運転を行うときと浴槽湯水の追い焚き運転を行うときは、暖房用バーナ16によって暖房用熱交換器28を加熱して、暖房用液体循環通路5に通す液体の温度を予め定められる高温設定温度(例えば80℃)とする。そして、暖房装置10aの暖房運転を行うときには、この液体を、液体循環ポンプ6の駆動により、図2の矢印A〜Fに示すように液体を循環させる。
また、この状態で、浴槽湯水の追い焚き運転を行うときは、流量制御弁38を開くことにより、管路92を通った液体を、図の矢印B’に示すように、管路89側にも通し、管路89側(液―液熱交換器7側)に流れた液体を、管路96を通して管路95に戻るようにしながら、浴槽湯水循環ポンプ20を駆動させて、浴槽湯水を図の矢印Hに示すように循環させ、液―液熱交換器7を介しての、液体循環通路5を通る液体と追い焚き循環通路13を通る浴槽湯水の熱交換によって、浴槽27内の湯水の温度(風呂温度センサ21の検出温度)が風呂設定温度となるまで、浴槽湯水の追い焚き運転を行う。
また、高温暖房装置10aの暖房運転を行わずに、浴槽湯水の追い焚き運転のみを行うときには、暖房装置10aの熱動弁12が閉じられているので、暖房用熱交換器28bで加熱した高温設定温度の液体(例えば80℃の液体)を、矢印Aに示すように、管路92に通した後、管路97には通さずに、図の矢印B’に示すように、管路89側に通す。そして、前記と同様に、この液体と浴槽湯水とを、液―液熱交換器7を介して熱交換することにより浴槽27内の湯水の追い焚き運転を行う。なお、風呂温度センサ21の検出温度が風呂設定温度となったら、暖房用バーナ16の燃焼を停止し、液体循環ポンプ6と浴槽湯水循環ポンプ20は、予め定められたポストポンプ時間経過後に停止する。
一方、暖房装置10b,10cの暖房運転を行うときには、暖房用液体循環通路5の液体を暖房用バーナ16で加熱して、暖房用液体循環通路5に通す液体を高温設定温度よりも低い予め定められる低温設定温度(例えば60℃)として、図2の矢印C,D,E,Fに示すように循環させる。そして、低温能力切替熱動弁47を開くことによって、図2の矢印Aに示したように管路92を通った液体を管路98に導入し、シスターン100側から液体循環ポンプ6側に向けて図2の矢印Eに示すように通る液体と共に、液体循環ポンプ6を介し、図2の矢印Gに示すように、液体を管路90,45に順に通して暖房装置10b,10cに導入する。なお、暖房装置10b,10cを通った液体は、管路44、液体合流手段115を介して管路95に戻る。
また、暖房装置10b,10cの暖房運転中に、浴槽湯水の追い焚き指令が出力されたときには、低温能力切替熱動弁47を閉じ(あるいは、開弁量を小さくし)、前記の追い焚き運転時と同様に、暖房用熱交換器28bによって加熱して管路92に導出される液体の温度を、例えば80℃となるようにし、管路89を通る液体の温度を80℃程度として液体を循環させる。
この場合、低温能力切替熱動弁47を閉じる(または、開弁量を小さくする)ことにより、暖房用熱交換器28bから管路92に導出される高温の液体は、管路93には導入されない(または、少量しか導入されない)。そして、暖房装置10b,10cには、前記管路89を通って浴槽湯水と熱交換されて温度が低下した後、管路96,95、シスターン100を通ることにより、さらに温度が低下した液体が、管路93、液体循環ポンプ6、管路90を通して導入されるので、暖房装置10b,20cに導入される液体の温度は、60℃程度となる。
また、この給湯装置において、浴槽27への湯張り(自動湯張り動作)を行うときには、また、給湯バーナ17の燃焼によって給湯熱交換器29を通る水を加熱し、前記湯張り注水通路を通して湯を浴槽27に注ぐ。そして、この自動湯張り後、例えば4時間といった保温動作時間中には、風呂温度センサ21の検出温度を取り込み、その検出温度が予め設定される風呂設定温度より予め定められている許容範囲を超えて低下したときには、前記の追い焚き運転の動作を例えば3分間行い、風呂温度センサ21の検出温度が前記風呂設定温度となるようにする保温モードの機能の動作が行われる。
本実施例では、以上のような通常モードの運転動作に加え、図1に示す制御構成に基づく、以下に述べる特徴的な省エネモードの運転動作機能を有している。つまり、本実施例においては、例えば停電や地震等によって給湯装置に商用電源3からの電力が供給されなくなったときに、電源切り替え手段102が、商用電源3の電力供給停止を検知し、給湯装置の電源を商用電源3から、電池装着部2に装着されている二次電池4に切り替える。また、電源切り替え手段102は、この電源の切り替えを行ったときには、その切り替え信号をモード切り替え手段103に加える。
本実施例において、電池装着部2は、例えばエネループ(エネループは登録商標)等のニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等の乾電池型の二次電池4を着脱自在に装着する乾電池型電池装着部と成しており、例えば1.5Vの単三乾電池型の二次電池4を10〜12本装着可能と成し、直列接続された二次電池4から取り出される電力を前記DC−ACコンバータを経てAC100Vに変換し、給湯装置に電力を供給している。なお、二次電池4の使用本数等は適宜設定されるものである。
モード切り替え手段103は、電源切り替え手段102によって電源が二次電池4に切り替えられたときには、商用電源3を電源としての給湯湯温制御を行う前記通常モードの運転から、給湯湯温の制御を行わないことにより通常モードの運転よりも消費電力が小さい運転を行う省エネモードの運転に切り替える。つまり、モード切り替え手段103は、省エネモードの運転に切り替えるために、省エネモードのモード切り替え信号を、燃焼能力制御手段104、ファン回転制御手段105、給湯流量可変調節手段106、バイパス流量可変調節手段107、機能絞り込み手段108、照明制御手段109の、それぞれの制御手段に加え、省エネモードの運転への切り替えを行うことにより、給湯装置が、省電力での運転を行えるようにする。
燃焼能力制御手段104は、前記通常モードの運転動作時には、前記の如く、流量検出手段73による検出流量を取り込み、検出流量に基づいて給湯バーナ17の燃焼能力を可変するが、省エネモードの運転動作時には、流量検出手段73による検出流量の取り込み頻度を通常モードの運転動作時よりも少なくする。
また、燃焼能力制御手段104は、通常モードの運転動作時には、前記の如く、給湯温度が給湯設定温度となるように電磁弁83,84,85の開閉制御や比例弁87の開弁量調節を行うが、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときには、給湯が開始されたときに給湯バーナ17の点火に必要なガス量に調節し(例えば、図3のグラフの点Aに示すような2.7号の燃焼能力に対応する比例弁87の開弁量とし)、給湯点火プラグから火花を飛ばして給湯バーナ17への点火を行った後、比例弁87の開弁量を、以下に述べるように、比例弁駆動電流範囲の最低値の近傍の値に対応する開弁量に固定して、給湯バーナ17を燃焼させる。
つまり、本実施例では、前記の如く、給湯バーナ17は、複数段の燃焼面を持っており、燃焼能力制御手段104は、電磁弁83,84,85の開閉制御と比例弁87の開弁量制御を前記多段の燃焼制御データに基づいて行うが、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときには、電磁弁85のみ開いて電磁弁83,84は閉じることより、複数段の燃焼面のうち第一段の燃焼面にのみ燃料を供給し、かつ、比例弁87の開弁量を、比例弁駆動電流範囲の最低値近傍の値に対応する開弁量(例えば、図3のグラフの点Bに示すような5号の燃焼能力に対応する開弁量)に固定して給湯バーナ17を燃焼させる。なお、比例弁駆動電流範囲の最低値の近傍の値とは、例えば比例弁駆動電流範囲のうち、比例弁駆動電力が小さい方の3分の1未満の値とする、あるいは2分の1未満の値とする等、適宜の値に設定されるものである。
ファン回転制御手段105は、通常モードの運転動作時には、給湯バーナ17の燃焼能力に対応させた燃焼ファン19の回転駆動制御を行うが、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときには、燃焼ファン19の回転数を、燃焼能力制御手段104による電磁弁85の開動作と比例弁87の開弁量での燃焼能力(例えば5号の燃焼能力)に対応するファン回転数に固定して駆動させる。
なお、前記のように、給湯装置を5号の燃焼能力で燃焼させると、給湯装置の消費電力は約38Wとなり、通常モード時の24号の燃焼能力での燃焼時には約65Wであるから、この値と比較すると格段に小さくなる。また、点火時の2.7号の燃焼能力での燃焼時には約36Wの消費電力が消費されることになる。
機能絞り込み手段108は、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときには、暖房運転機能と浴槽湯水の追い焚き運転機能の循環加熱機能の運転および自動湯張り運転機能の運転を停止して給湯機能の運転のみを可能とする。
給湯流量可変調節手段106は、通常モードの運転動作時には、前記の如く、給湯温度が前記給湯設定温度になるように、水量サーボ69の開弁量調節による給湯流量の調節を行うが、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられた以降は、水量サーボ69の開弁量を、燃焼能力制御手段104による電磁弁85の開動作と比例弁87の開弁量での燃焼能力(例えば5号の燃焼能力)に対応させた値に固定して、前記給湯流量を予め定められた設定流量に固定する。
バイパス流量可変調節手段107は、通常モードの運転動作時には、前記の如く、給湯温度が前記給湯設定温度になるように、バイパスサーボ58の開弁量調節によるバイパス通路79へのバイパス流量の調節を行うが、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられた以降は、バイパスサーボ58の開弁量を、燃焼能力制御手段104による電磁弁85の開動作と比例弁87の開弁量での燃焼能力(例えば5号の燃焼能力)に対応させた値に固定して、前記バイパス流量を予め定められた設定流量に固定する。
なお、給湯流量可変調節手段106とバイパス流量可変調節手段107の制御によって決まる給湯設定流量は、予め例えば下記のような演算を用いて定めることができる。
例えば、計画停電が予定されていても停電しないかもしれないが、停電が実行されたとすると、通常であれば(本実施例のような、電源切り替え機能を有していない従来の給湯装置であれば)停電時には給湯ができなくなるため、入浴時の洗髪の途中で停電になった場合には、冷水でシャンプーを洗い流さなければならなくなり、入浴の継続を断念せざるを得ないが、浴槽に例えば42℃の湯水がある場合には、浴槽湯水でシャンプーを洗い流すことはできる。しかしながら、浴槽湯水がぬるくなる(例えば37℃)と、そのままでは快適に入浴を継続することはできない。一方、浴槽27への湯張りが開始されていないときや、湯張りが開始されていても設定水位まで湯張りする途中の状態のとき等に停電が生じた場合には、利用者は、入浴はあきらめてもせめてシャワーを用いて髪や体を洗いたいと思うものである。
そこで、まず、本実施例では、停電が発生したときに、燃焼能力制御手段104が、自動湯張り後の例えば4時間といった保温動作時間中に停電が生じたのか、それ以外の時間に停電が生じたのかを、例えば自動湯張りの制御情報から判断して確認する。そして、前記保温動作時間中に停電が生じたと判断されたときには、例えば60℃といった高温の湯を浴室の蛇口から給湯できる状態であるのかどうかの計算を行い、高温の湯の給湯が可能であれば、浴槽湯水がぬるくなった場合であっても、浴室の蛇口から浴槽27に給湯することによって浴槽湯水の温度を高めて快適な入浴の継続できるようにする。つまり、機能絞り込み手段108の制御によって追い焚き運転機能の運転は行わないようにしても、利用者が蛇口から浴槽27に高温の湯を差し湯すれば快適に入浴を継続することができるようにする。
例えば停電発生が保温動作時間中であった場合には、燃焼能力制御手段104が、予め定められた省エネモードの運転時の給湯バーナ17の設定燃焼能力(例えば5号の燃焼能力)と、入水温度センサ74によって検出される給水温度(給湯熱交換器29への入水温度)の検出値と、快適に入浴を継続することができるようにするために予め定められる省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度(例えば60℃)とによって、給湯設定流量を算出する。例えば入水温度センサ74の検出値が15℃であった場合には、給湯設定流量は、以下の式(1)により、2.8リットル/分となる。
給湯設定流量=燃焼能力(号数)×25÷(省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度−入水温度)・・・(1)
つまり、前記条件の場合は、給湯設定流量=5[号]×25[deg]÷(60[℃]−15[℃])≒2.8[リットル/分]となるので、この式(1)から求めた給湯設定流量算出値が適正流量範囲か否かを、燃焼能力制御手段104が、給湯装置固有の最低作動流量(例えば2.5リットル/分)を基に判断し、適正流量範囲であれば、給湯設定流量算出値を給湯流量可変調節手段106とバイパス流量可変調節手段107に加える。
給湯流量可変調節手段106は、燃焼能力制御手段104から加えられた前記給湯設定流量算出値を基に、給湯流量を固定し(例えば前記給湯設定流量算出値に固定し)、また、給湯設定流量算出値が適正流量範囲内であることと、給湯流量の固定値をバイパス流量可変調節手段107に加える。これらの情報に基づいて、バイパス流量可変調節手段107はバイパス流量を固定する。
このように、停電発生時等、電源を二次電池4に切り替えての省エネモードの運転時には、リモコン装置1の操作によって設定される給湯設定温度は無視され、また、給湯流量も給湯流量可変調節手段106によって固定される。なお、このとき、利用者が給湯流量(出湯流量)に不満を覚えて、蛇口の開度を開けると流量が増えるとともに給湯温度は下がる。
ところで、寒冷地において、積雪による突然の停電発生が生じる場合があり、このような場合には、入水温度センサ74によって検出される給水温度の検出値が、例えば5℃のような非常に低い状態のときもある。このような場合は、前記式(1)から求められる給湯設定流量算出値が前記適正流量範囲を下回る場合があり、その場合、給湯バーナ17の作動が行われないため、入浴の継続ができなくなる。そこで、例えば寒冷地においては、前記省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度を、前記のように60℃とするのではなく47℃に設定することにより、給湯設定流量を算出してもよい。
つまり、この場合、給湯設定流量=5[号]×25[deg]÷(47[℃]−5[℃])≒3[リットル/分]となり、給湯設定流量算出値が適正流量範囲内となるので、前記と同様に、給湯流量可変調節手段106やバイパス流量可変調節手段107による流量設定および、その設定流量での流量固定を行うことで、快適に入浴を継続することができるようになる。
なお、前記省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度として、例えば第1の設定温度を60℃、第2の設定温度を47℃とするといったように、前記給湯設定温度を複数与えておき、第1の設定温度を用いて給湯設定流量を算出した場合に給湯設定流量算出値が適正流量範囲内とならなかった場合には、第2の設定温度を用いて給湯設定流量を算出するといったように、給湯設定流量の算出時に用いる省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度を選択的に可変できる構成を設けてもよい。
また、給湯装置の保温動作中であっても、利用者は入浴をしていなかった場合もあるが、その場合でも、前記のように、浴室の蛇口から浴槽27に高温の湯(省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度の湯)を給湯して浴槽湯水に混ぜることにより、浴槽湯水の温度を風呂設定温度やその近傍の温度にすることができ、その状態で利用者が快適に入浴できるようになる。
一方、停電発生が、自動湯張り後の前記保温動作時間中でなかった場合には、利用者は入浴を断念してシャワー利用等により洗髪等を行うことになるため、追い焚きの代わりに省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度の湯を浴槽27に入れる必要がない。したがって、通常通りに、リモコン装置に設定されている給湯設定温度(例えば42℃)の湯が給湯先から出湯されるようにすれば、快適にシャワー利用ができる。そこで、燃焼能力制御手段104は、前記式(1)における省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度の代わりに、例えばリモコン装置に設定されている給湯設定温度(例えば42℃)を用いて給湯設定流量を算出し、演算算出した給湯設定流量を基に、給湯流量可変調節手段106およびバイパス流量可変調節手段107による流量設定と流量固定を行う。
なお、このとき、燃焼能力制御手段104は、求めた給湯設定流量算出値が適正流量範囲か否かを前記最低作動流量(例えば2.5リットル/分)を基に判断してもよいが、シャワーにより洗髪を行う場合には、以下のようにすることが好ましい。つまり、シャワー使用時には、シャワーヘッドを下向きとしても、例えば給湯流量が5リットル/分を下回ると、シャワーヘッドの各穴から出た水流の勢いがないがために、水流がまとまってシャワーとならない。そこで、前記給湯設定流量算出値が例えばシャワー設定流量5リットル/分以下であった場合には、式(1)における省エネモード時浴槽湯水保温用の給湯設定温度の代わりに用いる給湯の設定温度を、リモコン装置1によって設定されている例えば42℃の値よりも低い37℃として給湯設定流量を算出することが好ましい。
このようにすると、出湯される湯の温度が低いためにシャワーでシャンプーを洗い流しているときは快適ではないが、給湯流量が5リットル/分以上となり、タオルドライ後(髪の毛の水分をタオルで取った後)の髪の毛のごわつき(髪の毛が低温で堅くなる現象)を防止できる。
なお、前記保温動作中でないとき(非保温動作中)の給湯設定温度として、例えば第1の設定温度を42℃、第2の設定温度を37℃とするといったように、前記給湯設定温度を複数与えておき、第1の設定温度を用いて給湯設定流量を算出した場合に給湯設定流量算出値がシャワー設定流量範囲内とならなかった場合には、第2の設定温度を用いて給湯設定流量を算出するといったように、給湯設定流量の算出時に用いる給湯設定温度を選択的に可変できる構成を設けてもよい。
また、前記のような給湯設定流量の算出に用いる給水温度は、入水温度センサ74による実測値とするとは限らず、演算により求めることもできる。この場合、例えば前回の燃焼能力と、流量検出手段73により検出される給水流量と、出湯湯温検出センサ113で検出される給湯温度またはリモコン給湯設定温度とより給水温度を演算により求め、その値を記憶して給湯設定流量の算出に用いてもよい。
また、燃焼能力制御手段104は、保温動作中か否かを判断する際に、自動湯張りの制御情報に基づいて判断する代わりに、浴槽湯水の水位を検出する水位センサ22を用いて浴槽湯水の有無を確認して、浴槽湯水があれば(実際には、その水が前日の残り湯水なのか当日の自動湯張りによって湯張りされた後の保温動作時間中なのかは分からないが)保温動作中と判断するようにしてもよい。
照明制御手段109は、給湯装置には、浴室配置や台所配置等の適宜の場所に配置されているリモコン装置1が信号接続されており、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときには、リモコン装置1の表示手段に指令を加え、リモコン装置1に設けられている照明を、予め定められた設定部位のみ点灯して他の部位の照明は消灯する。図5には、リモコン装置1の外観構成例が示されており、照明制御手段109は、各スイッチA〜Eに設けられているLED(発光ダイオード)ライト11のうち、例えばスイッチEで示される運転スイッチ35のLEDライト11のみを点灯させるようにする。なお、液晶により形成されている表示画面136のみを点灯させるようにしてもよく、どの照明を点灯させるかは適宜設定されるものである。
ところで、図4(a)には、ニッケル水素二次電池の一つである単三型エネループの内部抵抗の経時変化例が示されており、図4(b)には、そのエネループの放電時の電圧の経時変化例を示すグラフが示されている。なお、単三型エネループには、HR-3UTG初期型2005/11(2005年11月)〜、HR-3UTG後期型2006/11(2006年11月)位〜、HR-3UTGA、HR-3UTGB、HR-3UWX、HR-3UQ、HR-3UPT等があるが、図4は、HR-3UTGAについて確認した結果が示されており、以下の説明は、特に断らない限りこのエネループについて述べるものである。
また、図4(b)の特性線a、bは、それぞれ、電圧1.2Vのエネループの二次電池4を10本適用して電流を2Aとして二次電池4から24Wの電力を供給したときの電圧の経時変化を示し、特性線a’、b’は、電圧1.2Vのエネループの二次電池4を10本適用して電流を3Aとして二次電池4から36Wの電力を供給したときの電圧の経時変化を示している。
これらの図に示されるように、放電開始時(電源切り替え手段102によって電源が二次電池4に切り替えられてから1分後)のエネループの電圧は実際には1.4V程度であり、図4の特性線aに示すように、新品の内部抵抗は20mΩ程度である。そして、使用(放電)していくうちに、内部抵抗は放電開始前よりも下がるが(図4(a)、参照)、電圧は、1.2V〜1.3V程度の状態が長く続く(図4(b)、参照)。そして、一定使用期間が過ぎると、図4(a)、(b)のCに示されるように内部抵抗が上昇するとともに、電圧が1.1V近くに下がり、さらに内部抵抗が上昇して、図のDの時点では、例えば、内部抵抗が上がるとともに、電圧が0.9V以下に下がっていく。すなわち、電池の放電が進むにつれ、電圧は1.4V→1.3V→0.9Vのように下がり、内部抵抗値も変化する。
また、エネループの電圧降下は、内部抵抗と使用電流とに対応するものであり、例えば電池電圧が1.4Vで内部抵抗が20mΩの時に電流2Aで使用すると、内部抵抗による電圧降下分は0.04Vとなり、電圧は1.36Vとなるのに対し、電流3A使用時の内部抵抗による電圧降下分が0.06Vなので、電圧は1.34Vとなり、同一の状態の電池であっても取り出す電流によって電圧は変化する。
また、例えば新品(全く使用していない場合や充放電回数が少ない場合)のエネループの場合には、例えば図4(a)の特性線aに示されるように、その内部抵抗が、放電開始直後の電池電圧約1.4Vの時に20mΩで、使い切り間際の電池電圧約0.9〜1Vの時には30mΩであるといったように、あまり変化がない(図4(a)の特性線aはフラットに近い)。しかし、製造から所定の年月が経過したり、充放電回数が多く行われたりすると(内部劣化が進むと)、例えば図4(a)の特性線bに示されるように、エネループの内部抵抗は、放電開始直後の電池電圧が1.4Vの時でも50mΩであり、使い切り間際の電池電圧約0.9〜1Vの時には75mΩであるといったように、新品時に比して大きく、かつ、内部抵抗の変化量も大きくなる。
したがって、エネループは、電流3Aでの使用時の、電池を使い切る少し手前における内部抵抗による電圧降下分が、新品時には、例えば0.09V(=0.03Ω×3A)であるのに対し、内部劣化が進んで交換推奨間際となった劣化品の場合には、例えば0.225V(=0.075Ω×3A)となるといったように、3Aにおける使用に対して、新品と交換推奨間際との電圧降下分の差が0.135Vにもなる(交換推奨間際のエネループは新品に比べて0.135Vも大きい)。
また、エネループを、内部劣化が進んで例えば内部抵抗が75mΩとなった時に電流2Aで使用すると、内部抵抗による電圧降下分は0.15Vであるのに対し、電流3Aでの使用時の内部抵抗による電圧降下分は前記の如く0.225Vとなるので、例えば電流2Aでの使用時に電圧が0.975Vに下がる場合に、使用する電流を2Aから3Aに増やすと、電圧は0.9Vにまで下降する。
そして、このように、電圧が0.9V以下に下がると、前記DC−ACコンバータに入力されるDC電圧の低下によってDC−ACコンバータが機能しなくなり、二次電池4の電力をAC100V用の電力に変換できなくなるために、二次電池4の電力を給湯装置に供給することができなくなり、エネループ等の二次電池4を給湯装置の電源として使用することはできなくなる。つまり、前記のように、電流2Aでの使用時に電圧が0.975Vであれば、その状態ではDC−ACコンバータが通常通りに機能して二次電池4の電力をAC100V用の電力に変換することができるのに対し、使用する電流を2Aから3Aに増やして電圧が0.9Vにまで下降すると、DC−ACコンバータが機能しなくなり、二次電池4の電力をAC100V用の電力に変換できなくなって、給湯装置が停止してしまう。
そこで、エネループのような乾電池型の二次電池4を電池装着部2に装着して使用する場合には、その内部抵抗を計ることにより、使用する電流量に対応した二次電池4の内部劣化が進み、内部抵抗が電池交換用基準値以上になったかどうかを知ることが重要になるとともに、使用電流を把握することも重要となる。
なお、エネループのような乾電池型二次電池4は、通常(例えば乾電池等への使用においては)、1A程度の電流で使用していくことを前提条件としており、その場合、前記内部抵抗の上昇はそれほど問題にならないが、本実施例では、2Aや3Aの電流で使用を行うので、内部抵抗の上昇によって電圧が下がると、前記の如く、給湯装置の電源として使用することはできなくなる。例えば図4(b)に示される例においては、前記エネループを10本適用し、電流を2Aとして二次電池4から24Wの電力を供給したときには約8分後に1.3Vにまで電圧が降下して安定して約1時間連続運転可能であることを示し、電流を3Aとして二次電池4から36Wの電力を供給したときには約3分後に1.3Vにまで電圧が降下して安定し、約40分弱連続運転可能であることを示している。
つまり、使用する電流を増やした場合に、前記DC−ACコンバータが給湯装置に供給するAC100Vを作れなくなる事態は避けなければならないため、前記のような電池電圧が0.9Vにまで下降しない状態であることを確認することが必要であり、前記のように、二次電池4の内部抵抗が分かれば、増やせる電力量すなわち電流の使用限度を電圧降下情報で判断ができる。なお、二次電池4を2Aとか3Aのような大電流で使用すると例えば10deg位の温度上昇が発生するが、本願発明者が確認したところ、エネループのような二次電池4の場合には電池の温度上昇が内部抵抗に影響を与えないことが分かった。
また、エネループ等の乾電池型二次電池4は使用していなくても徐々に放電してしまう(例えば6ヶ月放置すると電圧が1.3→1.25となり、例えば容量も約15%位減る)ため、例えば定期的に(例えば半月毎)充電する必要があり、その際に、放電が不十分な状態で充電を行う動作を繰り返していくと、周知のメモリ効果によって電池の容量が小さくなってしまうため、本実施例において、給湯装置は、エネループにより形成される二次電池4を完全に放電してから充電する、いわゆるリフレッシュ動作を、例えば半年に1度、あるいは、1年に1度といった予め定められた設定期間毎に行うようにしている。
このリフレッシュ動作の最後に内部抵抗を測定すると、寿命に達したまたは寿命に近い電池の場合には、内部抵抗が高くなっている(例えばリフレッシュ動作の最初に内部抵抗を測定すると50mΩだが、最後だと75mΩと高くなっている)ので、例えばリフレッシュ動作の最後に内部抵抗を測定することにより、電池装着部2に装着されている二次電池4の内部劣化が進み寿命に達したかどうか(電池交換用基準値以上になったかどうか)を知ることができる。なお、リフレッシュ動作の最初や途中に内部抵抗を測定することによっても、どの程度内部抵抗の上昇(劣化)が生じているかを知ることができるので、リフレッシュ動作の最後にさらに内部抵抗の上昇が生じて電池交換用基準値以上になる可能性があるかどうかを、リフレッシュ動作の最初や途中に内部抵抗を測定することによって推測することもできる。
以上のようなことから、本実施例においては、電池交換指令手段101は、前記リフレッシュ動作を制御することに加え、そのリフレッシュ動作時(例えば動作の最後)に内部抵抗を測定することによって、二次電池4の内部抵抗を前記設定期間毎に検出し、検出される内部抵抗値が予め定められた電池交換用基準値以上になったときには電池交換指令を発信する。
なお、電池交換指令手段101は、前記リフレッシュ動作の最後に内部抵抗を測定する代わりに、あるいは、その動作に加えて、適宜のタイミングで二次電池4に電流を流してみてその時の電力を測定し、その値に基づいて二次電池4の内部抵抗を検出するようにしてもよい。この場合、例えば1本当たり1.2Vのエネループの二次電池4を10本、電池装着部2に装着し、その二次電池4の電圧を検出すると、12Vの電圧となるはずであるが、内部抵抗が上昇していると電圧が1.2Vよりも小さくなり、例えば9Vといった値になるので、この電圧降下情報から二次電池4の内部抵抗の上昇を検出することができる。
電池交換報知手段110は、リモコン装置1に設けられており、電池交換指令手段101から電池交換指令が発信されたときには電池交換指令情報を、表示や音声等の予め定められた適宜の方法によって報知する。
なお、本発明は前記実施例に限定されることなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、前記実施例では、二次電池4はエネループ等の乾電池型の二次電池としたが、二次電池4は、乾電池型の二次電池とするとは限らず、リチウムイオン電池等の乾電池型ではない二次電池としてもよい。なお、リチウムイオン電池は、現在使用されているもので3.6Vであり、かつ、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池のようなメモリ効果はないといった利点を有しており、この場合、前記実施例に設けた電池交換指令手段101や電池交換報知手段111を省略できため、その分だけ給湯装置の装置構成を簡略化できる。ただし、二次電池4をリチウムイオン電池とした場合には、懐中電灯等に使用するには電圧が高すぎるため、給湯装置から取り出して通常用いられている懐中電灯等に転用することはできない。
また、前記実施例では、給湯バーナ17への点火を行った後、比例弁87の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値の近傍の値に対応する開弁量に固定して、給湯バーナ17を燃焼させるようにしたが、給湯バーナ17への点火を行った後、比例弁87の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値に対応する開弁量に固定して、給湯バーナ17を燃焼させるようにしてもよい。
さらに、燃焼能力制御手段104は、モード切り替え手段103により省エネモードの運転に切り替えられたときに、比例弁87の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値近傍の値に対応する開弁量に固定して第一段の燃焼面にのみ燃料を供給して給湯バーナ17を燃焼させた後、消費電力が予め定められた許容範囲内に安定したときには、電磁弁84を開いて第二段の燃焼面にも燃料を供給し、比例弁87の開弁量を前記開弁量よりも小さい開弁量(例えば、図3の点C)に固定して燃焼を行う機能を有するようにしてもよい。
なお、消費電力が予め定められた許容範囲内に安定したか否かの判断は、例えば図4に示したようなデータや、二次電池4の内部抵抗と使用電流値とに基づいて演算により求めることができる値等の電圧降下情報を用いるとよい。例えば給湯装置を5号の燃焼能力で燃焼させると、給湯装置の消費電力は約38Wとなるが、電磁弁84を開いて第二段の燃焼面にも燃料を供給すると、電磁弁84駆動分消費電力が増し、図3の点C開弁量とすると比例弁87の消費電力が少なくなり、給湯バーナ17の1本当たりの燃焼量に対応する燃焼ファン19の回転数も減少して消費電力が少なくなるが、トータルとして若干消費電力が上昇し、この使用が増える電流量は予め判る。
そこで、電源切り替え手段102が、前記電圧降下情報を用い、現在使用している消費電力を、例えば給湯装置を5号の燃焼能力で燃焼させているといった、現在の給湯装置の使用状況から推定し、この消費電力と二次電池4の電圧の検出値とから二次電池4の内部抵抗を算出する。例えば給湯装置の電源を二次電池4に切り替える前の無負荷時電圧が12Vで、二次電池4に切り替えた後の3A負荷時電圧が11.4Vであったとすると、1本の二次電池4の内部抵抗は、0.02Ω=(12V−11.4V)/(10本×3A)となる。
なお、切り替えた後の3A負荷時電圧は、実際には、二次電池4の内部抵抗による電圧降下に加えて、電池間の接続部分の外部抵抗による電圧降下の影響を受けるため、無負荷時電圧から内部抵抗によって生じる電圧降下を差し引いた値より小さな値となる。つまり、実際には、給湯装置の電源を二次電池4に切り替える前の無負荷時電と二次電池4に切り替えた後の電圧検出値とから内部抵抗と外部抵抗を合わせた合計抵抗値を求め、この合計抵抗値と外部抵抗値から内部抵抗を求める。なお、前記外部抵抗は、例えば電池取り付け部のスプリング等の接触抵抗等により生じるもので機器固有の値であり、予め知ることができる。
例えば、二次電池4の内部抵抗による電圧降下が0.6Vであったとすると(12Vから電圧降下分を差し引いた値が11.4Vであったとすると)、外部抵抗値がαのときには、二次電池4に切り替えた後の3A負荷時電圧は(11.4−α)Vとなるはずであり、合計抵抗値は12V−(11.4V−α)となる。この合計抵抗値から外部抵抗値を差し引いて内部抵抗を求めると、{12V−(11.4V−α)−α}=12V−11.4Vとなるので、1本の二次電池4の内部抵抗は前記と同様の式により求めることができ、0.02Ωとなる。
なお、電源切り替え手段102によって電源が二次電池4に切り替え直後から最初の1〜3分位は、図4(b)に示されたように、二次電池4の電池電圧が急落し、また、機器の安定動作(開弁量の固定動作終了やファン回転数の安定)に至るまで、すなわち、消費電力の安定に至るまで例えば1分弱の時間が必要である。そこで、燃焼能力制御手段104は、予め定めた電流値測定用設定待機時間(例えば電源を二次電池4に切り替えてから例えば1分弱)経過後に、そのときの消費電力から二次電池4の取り出し電流量を求め、この電流量と前記電圧降下情報とにより二次電池4の内部抵抗を求める。
そして、この二次電池4の内部抵抗値に基づき、燃焼能力制御手段104は、給湯装置の燃焼能力を例えば図3の点Bの5号から図3の点Cの10号にアップさせることに伴って電流量が増えても、例えば10分以上の予め定めた設定所要時間中に、電池電圧が0.9Vにまで下降しないかどうかを判断する。そして、燃焼能力制御手段104は、設定所要時間中に電池電圧が0.9Vにまで下降しない状態であることを確認できたときに電磁弁84を開き、比例弁87の開弁量を例えば、図3の点Cに固定して燃焼を行うようにしてもよい。
また、このように、多段の燃焼面を有する給湯装置において必要に応じて燃焼能力を変えられる機能を有する場合に、この機能の動作を行うか、あるいは、前記実施例のように、第一段の燃焼面のみの燃焼を行うかの選択操作手段を設けておき、この選択操作手段を利用者や施工者が操作することに応じてどちらの動作を行うかを決めてもよい。
さらに、前記実施例では、省エネモードの運転時に設定する給湯設定流量を演算により求めたが、この給湯設定流量は演算を用いて定めるのではなく、予め想定される給水温度(例えば+2℃)に基づいて設定流量を固定値として記憶してもよいし、給水温度を実測又は演算して、給水温度範囲想定に相当する設定流量をメモリから呼び出してもかまわない。
さらに、本発明の給湯装置は、図2に示したシステム構成を有するとは限らず、例えば給湯装置に設けられる熱交換器のうち、給湯熱交換器29aや暖房用熱交換器28aを省略して給湯熱交換器29bと暖房用熱交換器28bのみを有する構成としてもよい。また、暖房運転機能を省略して給湯機能と浴槽の追い焚き運転機能のみとし、浴槽湯水を直接循環させて加熱する構成として、浴槽の追い焚き運転時には液体循環ポンプ6と浴槽湯水循環ポンプ20の2つのポンプを使用していたものを1つとしてもよい。さらに、前記実施例において、給湯バーナ17用の燃焼ファン19と、暖房用バーナ16用の燃焼ファン18との2つのファンを使用していたものを共通の1つの燃焼ファンとしてもよい。
さらに、給湯装置は、暖房運転機能や浴槽の追い焚き運転機能を省略してもよいし、太陽熱集熱機能等の他の機能も有していてもよい。なお、様々な機能を有している場合でも、省エネモードの運転時に、給湯温度を制御しないで給湯機能の運転のみを行うことにより消費電力を小さくすることができる。
さらに、二次電池4の内部抵抗を算出する際に、前記実施例では、給湯装置の電源を二次電池4に切り替える前の無負荷時電圧と、切り替えた後の負荷時電圧とで電圧降下量を判断するようにしたが、電源を二次電池4に切り替えた後の負荷変動に基づいて二次電池4の内部抵抗を求めることもできる。この場合は、例えば5号の燃焼能力で燃焼させていた後一旦出湯をやめた場合の消費電力差と、その時の電圧降下情報から求めたり、電磁弁84の駆動前後の電力差と、その時の電圧降下情報から求めたりすることができる。また、二次電池4の内部抵抗は、前記リフレッシュ動作に入る前後の消費電力差と、その時の電圧降下情報から求め、求めた値を予めメモリ部110に記憶しておくようにしてもよい。
さらに、図1に示した制御構成を全て設けることが好ましいが、ファン回転制御手段105、給湯流量可変調節手段106、バイパス流量可変調節手段107、機能絞り込み手段108、照明制御手段109の少なくとも1つによる省エネモード運転時の動作は省略することもできる。
本発明の給湯装置は、簡単な構成で、停電等により商用電源からの電力供給が遮断されても給湯利用が可能であるので、家庭用や業務用の様々な給湯装置に利用できる。
1 リモコン装置
2 電池装着部
3 商用電源
4 二次電池
16 暖房用バーナ
17 給湯バーナ
18,19 燃焼ファン
26 給湯通路
28 暖房用熱交換器
29 給湯熱交換器
30,31,32 ガス管
58 バイパスサーボ
69 水量サーボ
70 バイパス通路
80 元電磁弁
83,84,85 電磁弁
86 比例弁
101 電磁交換指令手段
102 電源切り替え手段
103 モード切り替え手段
104 燃焼能力制御手段
105 ファン回転制御手段
106 給湯流量可変調節手段
107 バイパス流量可変調節手段
108 機能絞り込み制御手段
109 照明制御手段

Claims (11)

  1. 給湯先に湯を供給する給湯機能を備え、商用電源に接続されて該商用電源を電源として供給される電力により作動する給湯装置であって、二次電池を装着接続する電池装着部と、前記商用電源から前記二次電池に電源を切り替える電源切り替え手段と、該電源切り替え手段によって電源が前記二次電池に切り替えられたときには、前記商用電源を電源としての通常の給湯湯温制御を行う通常モードの運転から給湯湯温の制御を行わないことにより前記通常モードの運転よりも消費電力を小さくする省エネモードの運転に切り替えるモード切り替え手段とを有することを特徴とする給湯装置。
  2. 電池装着部は乾電池型の二次電池を着脱自在に装着する乾電池型電池装着部と成し、該乾電池型電池装着部に配設される乾電池型の二次電池の内部抵抗を予め定められた期間毎に検出し、検出される内部抵抗値が予め定められた電池交換用基準値以上になったときには電池交換指令を発信する電池交換指令手段と、該電池交換指令手段から電池交換指令が発信されたときには電池交換指令情報を報知する電池交換報知手段とを有することを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  3. 給湯バーナを有し、該給湯バーナに供給される燃料の量を燃料供給通路に設けられている比例弁の開弁量制御により可変して前記給湯バーナの燃焼能力を可変する燃焼能力制御手段を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段が前記比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して前記給湯バーナを燃焼させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の給湯装置。
  4. 複数段の燃焼面を持つ給湯バーナを有し、前記燃焼面への燃料供給通路に設けられている電磁弁の開閉制御と比例弁の開弁量制御とを予め与えられる多段の燃焼制御データに基づいて行うことにより前記燃焼面に供給される燃料量を制御して前記給湯バーナの燃焼能力を可変する燃焼能力制御手段を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段が前記電磁弁の開閉制御により前記複数段の燃焼面のうち第一段の燃焼面にのみ燃料を供給し、かつ、前記比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値またはその近傍の値に対応する開弁量に固定して前記給湯バーナを燃焼させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の給湯装置。
  5. 燃焼能力制御手段は、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときに比例弁の開弁量を比例弁駆動電流範囲の最低値近傍の値に対応する開弁量に固定して第一段の燃焼面にのみ燃料を供給して給湯バーナを燃焼させた後、消費電力が予め定められた許容範囲内に安定したときには第二段の燃焼面にも燃料を供給し、前記比例弁の開弁量を前記開弁量よりも小さい開弁量にこていして燃焼を行う機能を有することを特徴とする請求項4記載の給湯装置。
  6. 燃焼能力制御手段は、給湯機能の動作時に給湯の水量を検出する流量検出手段の検出流量を取り込んで該検出流量に基づいて給湯バーナの燃焼能力を可変する構成を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記燃焼能力制御手段は前記流量検出手段の検出流量の取り込み頻度を通常モードの運転時よりも少なくすることを特徴とする請求項3または請求項4または請求項5記載の給湯装置。
  7. 給湯バーナの給排気を行う燃焼ファンと、該燃焼ファンの回転制御を行うファン回転制御手段を有し、該ファン回転制御手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには燃焼ファンの回転数を燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応するファン回転数に固定することを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか一つに記載の給湯装置。
  8. 給湯流量を可変調節する流量可変調節手段を有し、該流量可変調節手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられた以降は前記給湯流量を燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた設定流量に固定することを特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれか一つに記載の給湯装置。
  9. 給湯バーナと該給湯バーナにより加熱される給湯熱交換器とを有して、該給湯熱交換器の入側には給水通路が接続され、給湯熱交換器の出側には給湯通路が接続されており、該給湯通路と前記給水通路とを前記給湯熱交換器を介さずに接続するバイパス通路が設けられて、該バイパス通路の前記給水通路との接続部にはバイパス流量弁が設けられており、該バイパス流量弁の開弁量を調節することにより前記給水通路から前記給湯熱交換器側に供給される水のうち該給湯熱交換器を通さずに前記バイパス通路に通す水の流量を調節するバイパス流量可変調節手段を有し、該流量可変調節手段はモード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられた以降は燃焼能力制御手段により制御される比例弁開弁量での燃焼能力に対応する予め定められた開弁量に固定することを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか一つに記載の給湯装置。
  10. 浴槽に接続されて該浴槽内の湯水をポンプにより循環させて加熱する追い焚き運転機能と、暖房装置に接続されて該暖房装置に供給される湯水をポンプにより循環して加熱する暖房運転機能との少なくとも一方の循環加熱機能を有し、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記循環加熱機能の運転を停止して給湯機能の運転のみを可能とする機能絞り込み手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の給湯装置。
  11. 給湯装置にはリモコン装置が信号接続されており、モード切り替え手段により省エネモードの運転に切り替えられたときには前記リモコン装置に設けられている照明を予め定められた設定部位のみ点灯して他の部位の照明は消灯する照明制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一つに記載の給湯装置。
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