JP5804902B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
給湯器は、商用電源からの電力によって、これらの電動機器を作動させ、給湯栓に対して所定温度の湯を供給する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、二次電池を備え、停電時には二次電池に蓄えられた電力を用いて作動し湯を供給する給湯器を提供することを目的とする。
また、バーナー装置が、停電時には供給量調節手段及びファンを、熱交換器を通過中の水に与える単位熱量あたりの供給量調節手段及びファンの合計消費電力が最小となる状態で保持して水を加熱するので、停電時に消費電力を抑制して、給湯可能時間を延長することが可能である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る給湯器10は、燃焼部11、燃焼部11に送られる可燃燃料の流量を調整する供給量調節手段12、及び燃焼部11に空気を送るファン13を備えて、熱交換器14を通過中の水を加熱するバーナー装置15と、通常時、商用電源16から電力を供給されて充電を行う二次電池17とを有する。以下、詳細に説明する。
バーナー装置15には、可燃燃料を燃焼する燃焼部11、燃焼部11に接続された供給量調節手段12、燃焼部11に空気を供給するファン13が設けられている。
燃焼部11には、点火手段の一例であるイグナイター22が設けられ、イグナイター22を作動することによって、燃焼部11に送られる可燃燃料への点火が行われる。
本実施の形態では、燃焼部11、供給量調節手段12及びファン13が一体となったバーナー装置15を採用している。
給湯流路23には、熱交換器14から送られてきた湯に給水管18からの水を混合する混合弁25と流量調整を行う比例弁26が設けられている。
給水管18には、熱交換器14や混合弁25に供給される水の温度を計測する温度センサ27が設けられ、熱交換器14の下流側には、熱交換器14から流れ出る湯の温度を計測する温度センサ28が設けられ、更に、給湯流路23には、混合弁25から出た湯の温度を計測する温度センサ29が設けられている。
比例弁26は、開度を変えて混合弁25から送られる湯の流量を調整する。
湯張り流路24は、温度センサ29の下流側で給湯流路23に連結され、浴槽19への湯張りが行われている間、浴槽19に送られる湯の温度は、温度センサ29によって計測される。燃焼部11の燃焼レベルは、温度センサ28、29の計測温度を基に調整され、浴槽19に所定温度の湯が張られるようにする。
そして、浴槽19への湯張りが終了すると、開閉弁30は閉じられる。
なお、開閉弁30の下流側には、断水時に浴槽19の湯が逆流するのを防止する図示しない逆流防止手段が設けられている。
商用電源16と二次電池17の間には、商用電源16からの交流電力を直流電力に変換するコンバータ32が設けられている。通常時、二次電池17には、コンバータ32から直流電力が出力される。二次電池17は、通常時にコンバータ32を介した商用電源16からの電力供給によって充電される。
二次電池17としては、鉛蓄電池、リチウムイオン電池等を採用することができる。
制御装置35は、電力供給回路36と各種プログラムが搭載されたマイクロコンピュータ(演算器の一例)37とを備え、電力供給回路36によってスイッチ34と電動機器を電気的に接続している。
なお、マイクロコンピュータ37は、通常時には商用電源16から電力が供給され、停電時には二次電池17から電力が供給される。
給湯リモコン38及び浴室リモコン39は、図1に示すように、電力供給回路36に電気的に接続され、通常時には商用電源16から電力が供給され、停電時には二次電池17から電力が供給される。
一方、停電時、開閉弁30には二次電池17からの電力が供給されず、浴槽19への湯張りは禁止され、シャワー21及び蛇口20への給湯のみが可能な状態となる。これは、停電時はシャワー21及び蛇口20への給湯を優先するという設計思想によるものである。
筺体41内には、ファン13の作動によって外部の空気が取り込まれる給気路42が形成され、二次電池17は、この給気路42においてファン13の上流側に配置されている。そのため、二次電池17は、ファン13が作動中に給気路42を流れる空気によって空冷される。
二次電池17には、電力供給回路36に電気的に接続された温度センサ43が取付けられている。温度センサ43はマイクロコンピュータ37に信号接続された電動機器の1つであり、商用電源16から電力を供給されて作動し、二次電池17の表面温度を計測する。
一般的に、二次電池は高温状態が継続すると短命になるので、ファン13による空冷は、二次電池17の寿命を長くするのに有効である。
通常時の供給量調節手段12及びファン13の運転レベルは、給湯設定温度を基にマイクロコンピュータ37によって決定され、給湯設定温度の値に応じて変化する。
バーナー装置15は、マイクロコンピュータ37から受信した指令信号に基づいて供給量調節手段12及びファン13の運転を行って、熱交換器14を通過中の水を加熱する。
なお、バーナー装置15は、通常時に商用電源16からの電力供給によって作動する。
二次電池17から電力を供給されて作動するバーナー装置15は、マイクロコンピュータ37からの指令信号に基づいて供給量調節手段12及びファン13の運転を開始し、熱交換器14を通過中の水を加熱する。このとき、供給量調節手段12及びファン13は、熱交換器14を通過中の水に与える単位熱量あたりの供給量調節手段12及びファン13の合計消費電力が最小となる状態で保持される。
停電時は、たとえ給湯設定温度が変更されても、供給量調節手段12及びファン13の運転レベルは変わらない。
停電時、マイクロコンピュータ37は、混合弁25を停電直前に給湯を行っていた際の湯と水の混合比を保持した状態で固定すると共に、比例弁26を停電直前に給湯を行っていた際の開度を保持した状態で固定して、バーナー装置15に水を加熱させる。
これによって、給湯器10は、停電時に、混合弁25及び比例弁26によって消費される電力を抑制した状態で給湯を行うことができる。
比例弁26は、比例弁26の開度を変えることによって、熱交換器14を通過中の水の流速を調整し、熱交換器14を通過中の水の温度上昇幅を変えることが可能である。
そして、温度センサ29の計測温度が給湯設定温度に対して所定温度(本実施の形態では、2〜5℃)以上高い状態が所定時間(本実施の形態では、15〜60秒間)継続した際には、マイクロコンピュータ37は、比例弁26を作動して熱交換器14を通過中の水の流速を上げて、熱交換器14から出る湯の温度を降下させる。
例えば、バーナー装置はガス燃料式のものを採用することもできる。この場合、供給量調節手段は、燃焼部に供給されるガス燃料の流量を調整する比例弁となり、停電時、その比例弁は、比例弁及びファンの合計消費電力が最小となる開度で保持される。
Claims (5)
- 燃焼部、該燃焼部に送られる可燃燃料の流量を調整する供給量調節手段、及び該可燃燃料の流量に合わせて該燃焼部に送る空気の供給量を変化させるファンを備えて、熱交換器を通過中の水を加熱するバーナー装置と、通常時に商用電源からの電力供給によって充電される二次電池とを有する給湯器であって、
前記バーナー装置は、停電時には前記二次電池から電力を供給されて作動し、前記供給量調節手段及び前記ファンを、前記熱交換器を通過中の水に与える単位熱量あたりの該供給量調節手段及び該ファンの合計消費電力が最小となる状態で保持して水を加熱することを特徴とする給湯器。 - 請求項1記載の給湯器において、前記熱交換器から出た湯に給水管から送られる水を混合する混合弁を備え、停電時は、前記混合弁を、停電直前に給湯を行っていた際の湯と水の混合比を保持した状態で固定して給湯を行うことを特徴とする給湯器。
- 請求項2記載の給湯器において、開度を変えて前記混合弁から送られる湯の流量を調整する比例弁が設けられ、停電時は、前記比例弁を、停電直前に給湯を行っていた際の開度を保持した状態で固定して給湯を行うことを特徴とする給湯器。
- 請求項2記載の給湯器において、前記熱交換器を通過中の水の流速を調整する比例弁が設けられ、停電時に前記熱交換器から出た湯の温度が給湯設定温度より低い際には、前記混合弁を固定した状態で前記比例弁を作動して該熱交換器を通過中の水の流速を落とし、該熱交換器から出る湯の温度を上昇させることを特徴とする給湯器。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の給湯器において、前記可燃燃料は液体燃料であり、前記供給量調節手段は、運転レベルを変えて前記燃焼部に送る該可燃燃料の流量を調整するポンプであることを特徴とする給湯器。
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