JP2013144898A - 排水栓装置の操作部取付け構造 - Google Patents

排水栓装置の操作部取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な操作で接続管をフランジ部材に確実に接続する。
【解決手段】 遠隔操作式の排水栓装置において、取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に操作ボタンを進退可能な案内面を有し、雄ネジが設けられた円筒部と、円筒部の上部に形成されたフランジと、を有するフランジ部材と、取付対象部の裏面側から円筒部に螺合される雌ネジが設けられ、フランジと共に取付対象部を挟持する締付ナットと、で構成された操作部ガイド部と、操作ボタンの進退動作をレリースワイヤに伝達する機構部を保持し、操作部ガイド部に下から接続可能な接続管と、接続管の端部に回転可能に設けられ、接続管を操作部ガイド部に接続させる接続管用接続具と、を備え、接続管用接続具に突起、操作部ガイド部にガイド溝を設け、接続管用接続具を操作部ガイド部の周囲で回して突起をガイド溝のロック位置まで案内して接続管を操作部ガイド部に接続する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、浴槽や洗面ボウルなどの水槽の排水口を開閉するのに使用される遠隔操作式の排水栓装置に関する。
特許文献1に示されているように、従来、遠隔操作式の排水栓装置では、その操作部を浴槽の縁に取り付ける際に、操作部の上下動をガイドする貫通孔を有するフランジ部材とフランジ部材の外周に螺合する締付具とで浴槽を挟持するように固定し、さらに、レリースワイヤが収められた接続管をフランジ部材の下端部にロック部材で締結していた。このロック部材は、弾性変形することによって胴体部にワンタッチで装着される。具体的には、ロック部材に形成されたアームを胴体部に装着する際に、二股に分岐して弾性変形可能なアームが胴体部によって押し広げられた後、弾性変形が復元してアームが胴体部に接触するようにして、ロック部材が胴体部に装着される。
特開2004−211456号公報
しかし、接続管の締結は、浴槽の縁の下方で行われるためロック部材が装着されていることを確認しにくい。そのため接続管がしっかりと装着されず、接続管が外れてしまうことがあった。また、フランジ部材と接続管の間に嵌め込まれたOリングの摩擦力によって接続管が中途半端に固定されてしまい、ロック部材が装着されぬまま放置されてしまう恐れがあった。その場合、Oリングの摩擦力では、接続管の固定状態を維持できず、接続管がフランジ部材から外れてしまい、漏水する恐れがあった。
そこで、本発明は、簡単な操作で、接続管をフランジ部材に確実に接続することが可能な排水栓装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、水槽に設けられた排水口を閉じる排水栓蓋を、操作ボタンの操作によってレリースワイヤを介して昇降させて前記排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置において、前記操作ボタンが取り付けられる取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に前記操作ボタンを進退可能な案内面を有し、周囲に雄ネジが設けられた円筒部と、当該円筒部の上部に形成されたフランジと、を有するフランジ部材と、前記取付対象部の裏面側から前記円筒部の雄ネジに螺合される雌ネジが設けられて、前記フランジと共に前記取付対象部を挟持する締付ナットと、で構成された操作部ガイド部と、前記操作ボタンの進退動作を前記レリースワイヤに伝達する機構部を内部に保持するとともに、前記操作部ガイド部に前記取付対象部の裏面側から接続可能な接続管と、前記接続管の端部に回転可能に設けられて、前記接続管を前記操作部ガイド部に接続させる接続管用接続具と、を備え、前記操作部ガイド部および前記接続管用接続具のいずれか一方には突起を、他方には前記突起を受け入れるガイド溝を設け、前記接続管用接続具を前記操作部ガイド部の周囲で回転させて前記突起を前記操作部ガイド部のロック位置まで前記ガイド溝で案内することによって前記接続管を前記操作部ガイド部に接続することを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造である。
これによれば、接続管を操作部ガイド部に簡単な作業で確実に取り付けることができるので、接続管の取付け不良による不具合を確実に無くすことができる。
また、締結具を少し回すだけで接続管を取付けることができるので、作業が簡単にできる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ガイド溝の奥に、前記突起をロック位置に拘束する位置決め用の段部を形成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造である。
これによれば、接続ナットが自然に抜けるのを防止できる。
請求項3の発明は、請求項2において、前記段部は、前記突起の頂点が当該段部を乗り越えてロック位置に到達するように前記ガイド溝の底面に形成され、前記段部より奥側の前記ガイド溝に、前記段部を乗り越えた前記突起が前記ガイド溝から外れないようにする脱落防止部を形成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造である。
これによれば、突起がロック位置に到達して接続管が操作部ガイド部に接続された状態で、接続管を左右に傾ける方向の力が働いたとしても、ガイド溝から突起が外れるのを脱落防止部が防止するので、接続管をより強固に接続することができる。
請求項4の発明は、請求項1または2において、前記締付ナットに、前記突起又はガイド溝のいずれか一方を設けたことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造である。
これによれば、操作部ガイド部を予め取付対象部に取り付けた際に占める領域を小さく抑えることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項において、前記ガイド溝は、前記接続管が前記操作部ガイド部に徐々に挿入させる傾斜ガイド部を有し、前記突起を前記傾斜ガイド部で案内して前記接続管を前記操作部ガイド部に徐々に挿入することによって、前記操作部ガイド部と前記接続管のいずれか一方に設けたOリングを、前記操作部ガイド部と前記接続管との間に配設させるようにしたことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造である。
これによれば、接続管用接続具を回転させて接続管接続具を徐々に操作部ガイド部内に挿入させる動きを利用して、操作部ガイド部と接続管の間にOリングを配設するので、Oリングを操作部ガイド部と接続管の間に楽に押し込むことが可能となる。
本発明はによれば、簡単な操作で、接続管をフランジ部材に確実に接続することが可能な排水栓装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかる排水栓装置を示す概略図である。 図1の排水栓装置の操作部を示す側面図である。 図2に示す操作部の中央縦断面図である。 図2に示す操作部の分解図である。 図2に示す操作部を浴槽のリム部に取り付ける状態を示す側面図である。 図5に示す操作部の中央縦断面図である。 フランジ部材を浴槽のリム部に取り付ける締付ナットを示す側面図である。 締付ナットの変形例を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる排水栓装置を示す概略図である。
排水栓装置100は、浴槽200(水槽)に設けられた排水口210に取り付けられる排水栓部100Aと、浴槽200のリム面220に形成された貫通孔221(図2参照)に取り付けられる操作部100Bと、を備え、排水栓部100Aと操作部100Bとをレリースワイヤ160で接続した遠隔操作式の排水栓装置である。レリースワイヤ160は、操作部100Bと排水栓部100Aとを接続するように設けられたホース170の内部に配設され、アウターチューブの内部でインナーワイヤが進退するように構成されている。
排水栓部100Aは、浴槽200の排水口210の下部に取り付けられた支持金具180にレリースワイヤ160の一端に設けられた作動部165を保持させ、その作動部165に排水口210を閉じる排水栓蓋190を取り付けている。後述する操作ボタン150の操作によってレリースワイヤ160を介して作動部165が排水栓蓋190を昇降させることにより、排水口210を開閉する。なお、図示しないが、支持金具180には、前述したホース170の一端が取り付けられている。
次に、操作部100Bについて説明する。
図2は排水栓装置の操作部を示す側面図、図3は操作部の中央縦断面図、図4は操作部の分解図である。
操作部100Bは、外周面に雄ネジ113が形成された円筒部111の上端部に外向きのフランジ112を設けたフランジ部材110と、フランジ部材110の雄ネジ113に螺合する雌ネジ121を有する締付ナット120と、レリースワイヤ160の他端に設けられた機構部162を保持してフランジ部材110の円筒部111の下端に下方から接続される接続管130と、接続管130を締付ナット120に取り付ける接続管用接続具140と、フランジ部材110の円筒部111の内部に進退可能に配設された操作ボタン150と、を備えている。これらのフランジ部材110、締付ナット120、接続管130、接続管用接続具140、操作ボタン150は、いずれも樹脂製部材である。
フランジ部材110は浴槽200のリム面220の表面側から貫通孔221に挿通される。締付ナット120は、浴槽200のリム面220の裏面側から、雌ネジ121をフランジ部材110の雄ネジ113に螺合させる。雌ネジ121を雄ネジ113に締め付けて、フランジ部材110のフランジ112と締付ナット120とで浴槽200のリム面220を挟持する。そして、フランジ部材110の円筒部111の内周が、操作ボタン150を進退可能に支える案内面114となる。これにより、フランジ部材110と締付ナット120とが、浴槽200のリム面220に設けた貫通孔221に対して操作ボタン150の進退をガイドする操作部ガイド部Aとなる。
締付ナット120は、その外周面の下方に、後述するガイド溝122を複数設けている。また、締付ナット120の下部に、接続管130の上端部が挿入可能な凹部123を形成している。
接続管130は、下端部にレリースワイヤ160の周囲を囲うホース170が接続され、上端部を操作部ガイド部Aに接続している。また、接続管130の内部に、機構部162を保持する保持部131を形成している。また、接続管130は、上端部を外向きに突出させた突出部132とし、その外周側面に、Oリング133を嵌める溝134を設けている。このOリング133は、接続管130が操作部ガイド部Aに接続されると、接続管130の上端部が締付ナット120の凹部123に挿入されて、締付ナット120の凹部123の内周面に密接してシールする。
接続管接続具140は、接続管130の上部寄りの端部に回転可能に設けられている。具体的には、接続管130の上部の周囲に形成した浅溝部135に、接続管接続具140を部分的に係合させて、接続管接続具140を浅溝部135に沿って回転可能にしている。また、接続管接続具140を浅溝部135に係合させた状態で、接続管接続具140の水平上面が接続管130の突出部132の下面に接する。そして、接続管接続具140の内周部の上方に、後述する突起141を複数設けている。
接続管130を操作部ガイド部Aに接続する際には、接続管130の上端を操作部ガイド部Aに近づけた状態で操作部接続具140を回して、突起141を前述した締付ナット120のガイド溝122に挿入し、さらに操作部接続具140を回し続けて突起141をガイド溝122のロック位置122cまで到達させて、接続管130の接続は完了となる。
操作ボタン150は、機構部162の内部から操作ボタン側に突き出たロッド163の先端に装着される。操作ボタン150を押すたびに、操作ボタン150を押す力がロッド163から機構部162に伝わり、レリースワイヤ160を介して排水栓蓋190を昇降する。
機構部162は、操作ボタン150を押すたびにロッド163が機構部162内に押込まれて、機構部162内でレリースワイヤ160のインナーワイヤを押し込んで、操作ボタン150の進退動作をレリースワイヤ160に伝えるように機能する。また、使用者が操作ボタン150から手を離すと、押込まれたロッド163を上昇させる復帰バネ(図示せず)を内蔵して、操作ボタン150を上昇させるように機能する。さらに、本実施形態では、機構部162の内部にラッチ機構(図示せず)を内蔵させ、押しボタン150を押すたびに、高い位置と低い位置とに交互に押しボタン150が位置するようにして、排水栓蓋190が排水口210を閉じる位置と排水口210を開く位置とに保持するようにしている。
次に、操作部ガイド部Aに接続管140を接続する構造について説明する。
図5は操作部を浴槽のリム部に取り付ける状態を示す側面図、図6は図5と同じ状態における操作部を示す中央縦断面図、図7はフランジ部材を浴槽のリム部に取り付ける締付ナットを示す側面図である。
前述したように、接続管用接続具140は、その内周部の上方に突起141を設けている。本実施形態では、90度間隔で4個の突起141を設けている。
また、操作部ガイド部Aの一部を構成する締付ナット120は、その外周部に突起141を差し込み可能なガイド溝122を、突起141と同じく4個設けている。このガイド溝122は、締付ナット120の外周面を内方に凹ませて形成している。このガイド溝120の凹みは、突起141がガイド溝120から外れて空回りしないように適度な深さになっている。また、ガイド溝122の手前を締付ナット120の下面に開放して、その解放端から突起141を挿入するようにされている。
ガイド溝122の奥には、差し込まれた突起141を動かぬように拘束するロック部が設けられている。本実施形態においては、このロック部は、ガイド溝122の底面122eを部分的に浅くする段部122aで構成している。接続管接続具140をロックする際には、接続管接続具140を回して突起141の頂点が段部122aを乗り越えるように力をかけて接続管接続具140を回転させることによって、突起141をロック位置122cに到達させる。
また、ガイド溝122の解放端から段部122aの間に、ガイド溝122に受け入れた突起141を斜め上向きに案内する傾斜ガイド部122bを設けている。
さらに、ガイド溝122には、脱落防止部124を設けている。本実施形態では、この脱落防止部124は、段部122aより奥側、すなわちガイド溝122のロック位置122cの下部に、外側に突出させた突出壁を設けることにより、突起141がガイド溝122から外れないように構成している。これにより、接続管130が左右に傾くような方向に力が加わった場合でも、この突出壁が、突起141のガイド溝122へのかかり代を大きくするように働くので、接続管130が操作部ガイド部Aから外れるのを防止することができる。
接続管130を操作部ガイド部Aに接続する際には、まず、接続管130の上端を操作部ガイド部Aに近づけた状態で操作部接続具140を回して、突起141を前述した締付ナット120のガイド溝122に挿入する。次いで、操作部接続具140を回し続けて、突起141をガイド溝122の傾斜ガイド部122b内を移動させることによって接続管接続具140を上方に移動させて接続管130の上端部を締付ナット120の下面に設けた凹部123に徐々に挿入させる。この際、接続管130に取り付けたOリング133も接続管接続具140を回すことによって軽い力で凹部123に挿入される。そして、さらに操作部接続具140を回して、突起141をガイド溝122のロック位置122cまで到達させて、接続管130の接続は完了となる。
このように、本実施形態では、接続管130に回転可能に付設されている接続管接続具140を少し回すだけで、操作部ガイド部Aに接続管130を接続することができる。そのため、従来のように、着脱可能なロック部材の装着ミスによって接続管が接続不良となることはない。また、接続管接続具140は、締め込む量が大きい袋ナットではないから、接続管接続具140を少し回すだけで接続できるので、接続作業も簡単であり、接続管接続具140の作業ミスも起こりにくい。すなわち、簡単な作業で操作部ガイド部Aに接続管130を確実に取り付けることができるので、接続管130の取付け不良による不具合を無くすことができる。
また、ガイド溝122の奥に、突起141をロック位置122cに拘束する位置決め用の段部122aを形成したことにより、接続管接続具140が自然に抜けるのを防止できる。
さらに、突起141がロック位置122cに到達して接続管130が操作部ガイド部Aに接続された状態で、例えば、ホース170が斜めに引っ張られるなどして接続管130を左右に傾ける方向の力が働いたとしても、ガイド溝122から突起141が外れるのを脱落防止部124が防止するので、接続管130をより強固に接続することができる。
また、締付ナット120にガイド溝122を設けたことにより、操作部ガイド部Aを予め浴槽200のリム面220に取り付けた際に占める領域を小さく抑えることができる。そのため、浴槽200のリム面220の下方の作業空間を大きく確保することができ、例えば、浴槽200の裏側に被るような壁パネルの施工の作業性を高めることができる。
さらに、ガイド溝122は、接続管130が操作部ガイド部Aに徐々に挿入させる傾斜ガイド部122bを有し、突起141を傾斜ガイド部122bで案内しつつ接続管130を操作部ガイド部Aに徐々に挿入することによって、接続管130に設けたOリング133を、操作部ガイド部Aと接続管130との間に配設させるようにした。これにより、接続管用接続具140を回転させて接続管接続具140を徐々に操作部ガイド部A内に挿入させる動きを利用して、操作部ガイド部Aと接続管130の間にOリング133を配設するので、Oリング133を操作部ガイド部Aと接続管130の間に楽に押し込むことが可能となる。
次に、前述した実施形態の変形例について説明する。
図8は締付ナットの変形例を示す側面図である。
この変形例では、図7の実施形態から、ガイド溝122の傾斜ガイド部122bをなくして、代わりに垂直ガイド部122dを設けている。
この例では、接続管130の接続の際には、接続管接続具140を回して接続管接続具140の突起141の位置をガイド溝122に一致させて、接続管接続具140を垂直ガイド部122dに沿って上向きに押し込み、その後接続管接続具140を再度回して突起141をロック位置122cに到達させる。
これによれば、接続管130を徐々に締付ナット120の凹部123に挿入されることはないが、前述した実施形態とほぼ同じ作用効果を奏する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
本実施形態では、排水栓装置100を浴槽200に取り付ける例を説明したが、洗面ボウルに取り付ける際にも本発明を適用可能である。また、操作ボタン150の取付対象部として、やはり浴槽200を例示して説明したが、浴槽200に隣接するカウンターの上面を操作ボタン150の取付対象部としてもよい。また、操作ボタン150を取り付ける取付対象部は、水平面に限らず、垂直面あるいは傾斜面であってもよい。また、本実施形態では、操作部ガイド部A側にガイド溝122を設け、接続管接続具140に突起141を設けた例としたが、これに代えて、操作部ガイド部Aに突起141を、接続管接続具140にガイド溝122を設けてもよい。さらに、接続管接続具140を、操作部ガイド部Aの締付ナット120に接続するのに代えて、操作部ガイド部Aのフランジ部材110の円筒部111に接続するようにすることも可能である。また、ラッチ機構を機構部162に内蔵させるのに代えて、作動部165に内蔵させてもよい。
100…排水栓装置
110…フランジ部材
111…円筒部
112…フランジ
113…雄ネジ
114…案内面
120…締付ナット
121…雌ネジ
122…ガイド溝
122a…段部
122b…傾斜ガイド部
122c…ロック位置
124…脱落防止部
130…接続管
133…Oリング
140…接続管用接続具
141…突起
150…操作ボタン
160…レリースワイヤ
162…機構部
190…排水栓蓋
200…浴槽(水槽)
210…排水口
220…リム面(取付対象部)
221…貫通孔
A…操作部ガイド部

Claims (5)

  1. 水槽に設けられた排水口を閉じる排水栓蓋を、操作ボタンの操作によってレリースワイヤを介して昇降させて前記排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置において、
    前記操作ボタンが取り付けられる取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に前記操作ボタンを進退可能な案内面を有し、周囲に雄ネジが設けられた円筒部と、当該円筒部の上部に形成されたフランジと、を有するフランジ部材と、
    前記取付対象部の裏面側から前記円筒部の雄ネジに螺合される雌ネジが設けられて、前記フランジと共に前記取付対象部を挟持する締付ナットと、
    で構成された操作部ガイド部と、
    前記操作ボタンの進退動作を前記レリースワイヤに伝達する機構部を内部に保持するとともに、前記操作部ガイド部に前記取付対象部の裏面側から接続可能な接続管と、
    前記接続管の端部に回転可能に設けられて、前記接続管を前記操作部ガイド部に接続させる接続管用接続具と、
    を備え、
    前記操作部ガイド部および前記接続管用接続具のいずれか一方には突起を、他方には前記突起を受け入れるガイド溝を設け、
    前記接続管用接続具を前記操作部ガイド部の周囲で回転させて前記突起を前記操作部ガイド部のロック位置まで前記ガイド溝で案内することによって前記接続管を前記操作部ガイド部に接続することを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造。
  2. 請求項1において、前記ガイド溝の奥に、前記突起をロック位置に拘束する位置決め用の段部を形成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造。
  3. 請求項2において、前記段部は、前記突起の頂点が当該段部を乗り越えてロック位置に到達するように前記ガイド溝の底面に形成され、前記段部より奥側の前記ガイド溝に、前記段部を乗り越えた前記突起が前記ガイド溝から外れないようにする脱落防止部を形成したことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造。
  4. 請求項1または2において、前記締付ナットに、前記突起又はガイド溝のいずれか一方を設けたことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記ガイド溝は、前記接続管が前記操作部ガイド部に徐々に挿入させる傾斜ガイド部を有し、
    前記突起が前記傾斜ガイド部で案内されることによって、前記操作部ガイド部と前記接続管のいずれか一方に設けたOリングを、前記操作部ガイド部と前記接続管との間に介在させるようにしたことを特徴とする遠隔操作式排水栓の操作部取付け構造。
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