JP5592987B2 - 管接続具 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス機器に接続された第1管状部材とガス供給源に接続された第2管状部材とを接続するための管接続具に関する。
例えば、ガスボンベ(又は埋設ガス管)からの燃料用ガスをガス機器としてのガスコンロに供給するために、ガスボンベ(又は埋設ガス管)からのガス配管とガスコンロのコンロ側接続部とを接続するのにガス栓付管継手を用いた配管構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この配管構造においては、ガスコンロの側壁の一部に管継手用凹入部及びガス管用凹入部が設けられ、管継手用凹入部にガス栓付管継手が収容され、また配管用凹入部にガス配管の一部が収容される。ガスコンロは、例えばシステムキッチンのキッチンカウンタの上部空間に収納装着され、ガス配管の一部及びガス栓付管継手をこのようにガスコンロの管継手用凹入部及び配管用凹入部に収容することによって、キッチンカウンタの下側の空間(通常、このキッチンカウンタの下側は、調理用具などを収納する収納空間が設けられる)にガス配管の一部、ガス栓付管継手などが突出することがなく、この収納空間を広く利用することが可能となる。
しかしながら、ガスコンロをこのように構成するには、従来のガスコンロと構造が大きく異なっており、それ故に、ガスコンロ自体を新たに開発する必要があり、製造コストが高くなるなどの問題がある。
このようなことから、通常のガスコンロを用いる場合、ガスボンベ(又はガス埋設管)からのガス配管は、例えば、図11に示すような配管構造によってガスコンロに接続されている。図11(a)において、システムキッチン2のキッチンカウンタ4の上部には上部空間が設けられ、この上部空間にガスコンロ6(ビルトイン型のもの)が収容装着される。キッチンカウンタ4の下部には収納空間8が設けられ、この収納空間8は、例えば仕切り部材10によって、上側の上収納空間12と下側の下収納空間14とに仕切られている。収納空間8の開口部には一対の開閉扉16が開閉自在に設けられている。
ガスボンベなどからのガス配管18は、キッチンカウンタ4の収納空間8(具体的には、上収納空間12)内を手前側に延びるように配設される。一方、ガスコンロ6のコンロ側接続部22は、キッチンカウンタ4の化粧支持板20の開口を通して収納空間8(上収納空間12)内に突出する。このガス配管18とコンロ側接続部22を接続する場合、図11(b)で示すように、コンロ側接続部22に位置調整接続部材24を接続する。次いで、図11(c)で示すように、ガス栓付管継手26の第1接続部28を位置調整接続部材24に接続し、その後、このガス栓付管継手26の第2接続部30にガス配管18を接続し、このようにしてガス配管18とコンロ側接続部22とが位置調整接続部材24及びガス栓付管継手26を介して接続される。
特開2007−298224号公報
しかしながら、このような配管構造では、ガスコンロ6のコンロ側接続部22に位置調整接続部材24を接続し、この位置調整接続部材24のガス栓付管継手26を接続する構成であるので、このガス栓付管継手26がキッチンカウンタ4の収納空間8(上収納空間12)内に大きく突出するように位置し、収納空間8内がガス栓付管継手26、ガス配管18などによって大きく占有され、この収納空間の収納可能なスペースが小さくなる問題がある。
本発明の目的は、収納空間を利用してガス配管と機器側接続部とを接続する場合において、従来に比して小さな占有スペースでもって接続することができる管接続具を提供することである。
本発明の請求項1に記載の管接続具は、ガス機器側の第1管状部材とガス供給源側の第2管状部材とを接続するための管接続具であって、
前記第1管状部材に接続される第1接続部及び前記第2管状部材に接続される第2接続部を有する接続具本体と、前記接続具本体の前記第1接続部に軸線方向に移動自在に配設された接続管部材と、を備えており、
前記接続管部材の内周面及び前記第1接続部の外周面のいずれか一方には、軸線方向に間隔をおいて複数の受け凹部が設けられているとともに、それらの他方には、前記複数の受け凹部のいずれかに離脱自在に係合される係合突部が設けられており、
前記係合突部が前記複数の受け凹部のうち特定受け凹部に係合した状態において、前記接続具本体を前記ガス機器に近接する方向に移動させると、前記係合突部が前記特定受け凹部から外れて前記複数の受け凹部のうち他の受け凹部に係合されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の管接続具によれば、接続具本体の第1接続部に接続管部材が配設され、この接続管部材の内周面(又は第1接続部の外周面)に複数の受け凹部が設けられ、第1接続部の外周面(又は接続管部材の内周面)に係合突部が設けられているので、接続具本体を前記ガス機器に近接する方向に移動させると、係合突部が特定受け凹部から外れて他の受け凹部に係合され、かくして、接続具本体の第2接続部に例えばガス配管を接続した状態で、接続部本体をガス機器側に押し込んで移動させることができる。この接続管具を用いた接続状態では、接続具本体がガス機器側に移動した状態となり、この接続具本体のガス機器側とは反対側に比較的大きなスペースが確保でき、スペースの有効利用を図ることができる。尚、接続具本体をガス機器側から離隔する方向にガス機器側から引き出して移動させることもできる。
本発明に従う管接続具の第1の参考形態を示す斜視図。 図1の管接続具を示す断面図。 図1の管接続具をガスコンロのコンロ側の接続部に接続する前の状態を示す断面図。 図3の状態からガスコンロ側の接続部に接続管部材を接続した状態を示す断面図。 図4の状態から接続具本体の第2接続部にガス配管を接続した状態を示す断面図。 図5の状態から締込み部材を締込み方向に回動させて締め込んだ状態を示す断面図。 本発明に従う管接続具の第2の参考形態を示す断面図。 図7の管接続具において締込み部材を締込み方向に回動させて締め込んだ状態を示す断面図。 本発明に従う管接続具の実施形態を示す断面図。 図9の管接続具において接続具本体を上方に押し込んだ状態を示す断面図。 従来の配管構造における接続様式を説明するための説明図。
以下、図1〜図10参照して、本発明に従う管接続具の種々の形態について説明する。
第1の参考形態
まず、図1〜図6を参照して、第1の参考形態の管接続具について説明する。図1及び図2において、図示の管接続具52は、開閉弁を内蔵する形態のものであり、接続具本体としての弁ハウジング本体54を備え、この弁ハウジング本体54に第1接続部56及び第2接続部58が一体的に設けられている。第1接続部56は、この弁ハウジング本体54から図1及び図2において上方に延び、第2接続部58は、この弁ハウジング本体54から図1及び図2において右方に延び、第1接続部56及び第2接続部58が実質上垂直な位置関係に配置されている。この第1接続部56は、後述するようにして、接続管部材60を介してガス機器としての例えばガスコンロ62(例えば、ビルトイン型のもの)のコンロ側接続部64(第1管状部材を構成する)に接続され、第2接続部58は、後述するようにして、ガス供給源としてのガスボンベ、埋設管側のガス配管66(第2管状部材を構成する)に接続される。
弁ハウジング本体54内にはガス流路65が略L字状に設けられ、ガス流路65の一端側、即ち第1流路部68が第1接続部56を貫通して設けられ、その他端側、即ち第2流路部70が第2接続部58を貫通して設けられている。ガス流路65の第1流路部68と第2流路部70との接続部には開閉弁72が配設され、この開閉弁72は操作軸74を介して操作部材76に連結されている。従って、操作部材76を開操作すると、操作軸74を介して開閉弁72が開状態となり、第1流路部68と第2流路部70とが連通状態となり、また操作部材76を閉操作すると、操作軸74を介して開閉弁72が閉状態となり、第1流路部68と第2流路部70との連通状態が遮断される。
この弁ハウジング本体54の第1接続部の先端側には、上述した接続管部材60が装着され、また弁ハウジング本体54に関連して、これを締め込むための締込み部材78が設けられている。図示の接続管部材60はスリーブ状本体80を備え、このスリーブ状本体80の一端側(図1及び図2において上側)の外周面には雄ねじ部82が設けられている。また、スリーブ状本体80の他端側(図1及び図2において下側)には、径方向外方に突出している環状収容突部84が設けられ、この環状収容突部84の一端部が環状フランジ86を介してスリーブ状本体80に接続されている。スリーブ状本体80と環状収容突部84との間には環状収容空間88が規定され、この環状収容突部84の内周面には雌ねじ部90が設けられている。尚、接続管部材60の後述する装着が容易となるように、環状収容突部84の外周面形状は、例えば、取付工具の形状に対応した六角形状に形成される。
この接続管部材60は、複数のOリング、図示の形態では断面径(肉厚径)の小さい二つのOリング92及び断面径の大きい一つのOリング94を介して、弁ハウジング本体54の第1接続部56の先端部に軸線方向(図1及び図2において上下方向)に移動自在に装着されている。この形態では、Oリング94が接続管部材60の端部側に配設され、残りの二つのOリング92がこのOリング94の内側に配設されている。尚、Oリング92,94の大きさ、数などは適宜設定することができる。
また、締込み部材78はスリーブ状部材から構成され、第1接続部56を被嵌するように接続具本体54と接続管部材60との間に配設され、接続管部材60に対して相対的に回動自在に構成されている。この締込み部材78の一端側(図1及び図2において上端側)には雄ねじ部96が設けられている。接続管部材60の雌ねじ部90と締込み部材78の雄ねじ部96は、相互に螺合して締め込む際のねじ手段を構成し、締込み部材78を締め込むと、図6に示すように、締込み部材78の一端側が接続管部材60の環状収容空間88に収容される。
この締込み部材78の他端側、この形態では他端部には、径方向内方に突出する内係合突部98が設けられている。この内係合突部98は、締込み部材78の内周面に環状に設けられているが、周方向に間隔をおいて設けるようにしてもよい。また、弁ハウジング本体54の第1接続部56の基部側には、径方向外方に突出する外係合突部100が設けられている。この外係合突部100は、第1接続部56の外周面に環状に設けられているが、周方向に間隔をおいて設けるようにしてもよい。締込み部材78の内係合突部98と第1接続部56の外係合突部100は、相互に係合して弁ハウジング本体54を移動させるための係合手段を構成し、この内係合突部98は弁ハウジング本体54と第1接続部56の外係合突部100との間に配置される。尚、締込み部材78の後述する締込みが容易となるように、その他端側の外周面形状は、例えば、締込み工具の形状に対応した六角形状に形成される。
このような管接続具52は、弁ハウジング本体54の第1接続部56側がガスコンロ62に接続され、その第2接続部58がガス供給源側のガス配管66に接続される。ガスコンロ62の底部にはコンロ側接続部64(第1管状部材)が設けられ、このコンロ側接続部64の内周面に雌ねじ部102が設けられており、接続管部材60の雄ねじ部82が後述する如くしてコンロ側接続部64の雌ねじ部102に螺着される。
また、弁ハウジング本体54の第2接続部58には雌ねじ部106が設けられ、ガス供給源としてのガスボンベ(図示せず)などに接続されたガス配管66(第2管状部材)の先端部には雄ねじ部104が設けられ、このガス配管66の雄ねじ部104が第2接続部58の雌ねじ部106に後述する如くして螺着される。
次に、図2とともに図3〜図6を参照して、上述した管接続具52を用いた管の接続作業について説明する。図3を参照して、例えばキッチンカウンタには上部空間110が設けられ、この上部空間110にガスコンロ62が載置収容され、このように載置された状態では、ガスコンロ62の支持脚部112(図3において一つのみ示す)は、キッチンカウンタの化粧支持板114に載置される。
このようにキッチンカウンタに取り付けたガスコンロ62のコンロ側接続部64とガス供給源側のガス配管66とを接続するには、図4に示すように、管接続具52の接続管部材60をコンロ側接続部64に接続する。この接続は、接続管部材60の先端側の雄ねじ部82を化粧支持板114の接続開口116を通してコンロ側接続部64の雌ねじ部102に螺合させ、接続管部材60の環状収容突部84に取付工具(図示せず)を係合させて取付け方向に回動すればよく、このように回動すると、接続管部材60が取付け方向に回動され、その雄ねじ部82がコンロ側接続部64の雌ねじ部102に螺着され、このようにして接続管部材60がガスコンロ62に着脱可能に接続される。このとき、接続管部材60に弁ハウジング本体54などが取り付けられていると、この接続管部材60とともに弁ハウジング本体54が一体的に回動される。
次いで、図5に示すように、弁ハウジング本体54の第2接続部58にガス配管66を接続する。この接続は、第2接続部58の雌ねじ部106にガス配管66の雄ねじ部104を螺合し、ガス配管66を締付け方向に回動させればよく、このようにしてガス配管66が弁ハウジング本体54に着脱自在に接続される。
その後、図6に示すように、締込み部材78を締め込んで弁ハウジング本体54を上方にガスコンロ62側に移動させる。この締込みは、締込み部材78の他端部(六角形状部)に締込み工具(図示せず)を係合させて締付け方向に回動すればよく、このように回動すると、接続管部材60の雌ねじ部90と締込み部材78側の雄ねじ部96によって、この締込み部材78が上方にガスコンロ62側に移動してその一端側が接続管部材60の環状収容空間88に収容されるとともに、この移動に伴って、締込み部材78の内係合突部98が第1接続部56の外係合突部100に係合し、締込み部材78の上方移動とともに弁ハウジング本体54がガスコンロ62側に移動され、例えば締込み部材78の一端が接続管部材60の環状収容空間88の底面に当接するまで(又は締込み部材78の他端部が接続管部材60の環状収容突部84の先端面に当接するまで)締め込まれ、このようにしてガス配管66が管接続具52を介してガスコンロ62に接続される。
このような接続状態では、締込み部材78が軸線方向にコンロ側接続部64(即ち、ガスコンロ62)側に移動し、その一端部(図6において上部)が接続管部材60の環状収容空間88に収容された状態で化粧支持板114の接続開口116及びその上方に位置するので、図5と図6とを比較することによって容易に理解されるように、弁ハウジング本体54のキッチンカウンタの収納空間118への突出量が小さく抑えられ、この収納空間118の占有スペースを小さくすることができる。このような接続状態においては、従来に比して管接続具52がキッチンカウンタの収納空間118の上部に収容されるので、ガス配管66も収納空間118のより上部に位置するようになり、これによって、管接続具52及びガス配管66が占める空間を小さく抑えることができる。
ガスコンロ62のコンロ側接続部64から管接続具52を取り外すには、締込み部材78を緩み方向に回動して緩め、かく緩めた状態にて接続管部材60を離脱方向に回動すればよい。締込み部材78を緩み方向に回動すると、締込み部材78の雄ねじ部96と接続管部材60の雌ねじ部90によって、この締込み部材78が下方にガスコンロ62から離れる方向に移動するととともに、この移動に伴って、締込み部材78の端部(図6において下端部)が弁ハウジング本体54に当接して締込み部材78の下方移動とともにガスコンロ62から離れる方向に移動し、弁ハウジング本体54の第2接続部58にガス配管66を接続した状態において弁ハウジング本体54を下方に移動させることができる。かく緩めた状態においては、接続管部材60の他端部及びその下方に適度の作業空間が生じ、この作業空間を利用して接続管部材60の他端部への取付工具(図示せず)の取付け、後の取付工具を用いての接続管部材60の取り外しが容易となる。
その後、接続管部材60の他端部に取付工具を取り付け、この取付工具を離脱方向に回動させると、コンロ側接続部64の雌ねじ部102と接続管部材60の雄ねじ部82によって、接続管部材60がガスコンロ64から離れる方向に移動し、弁ハウジング本体54にガス配管66が接続された状態でもって、ガスコンロ62のコンロ側接続部64から管接続具52の管接続部材60が外れ、このようにしてガスコンロ62から管接続具52を着脱自在に取り外すことができる。
第2の参考形態
次に、図7及び図8を参照して、管接続具の第2の参考形態について説明する。この第2の参考形態では、弁ハウジング本体の第1接続部及び締込み部材などに改良が施されている。尚、以下の説明において、上述した第1の参考形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図7及び図8において、第2の参考形態の接続管具52Aでは、弁ハウジング本体54Aの第1接続部56Aの先端側には、接続管部材60Aの端部(図7及び図8において下端部)を収容するための収容凹部132が設けられている。この収容凹部132の底部には、間隔をおいて一対の回動阻止突部134が設けられ、一対の回動阻止突部134は収容凹部132の底面から実質上垂直に第1接続部56Aの軸線方向に延びている。この第1接続部56Aの外周面には、径方向外方に突出する外係合突部100Aが設けられ、この外係合突部100Aの外周面に、第1の参考形態と同様に、軸線方向に間隔をおいて三つのOリング91,93が装着されている。
また、接続管部材60Aの一端側(図7及び図8において上端部)の外周面には、ガスコンロに取り付けられたコンロ側接続部(図示せず)に螺合される雄ねじ部82が設けられているとともに、その他端側(図7及び図8において下端部)の外周面には、雄ねじ部136が設けられ、これら雄ねじ部82,136の間の部位の外周面に、第1の参考形態と同様に、三つのOリング95,97が設けられ、Oリング95,97の装着部位と雄ねじ部82との間の部位に、取付工具(図示せず)が取り付けられる工具取付部(例えば、外周面が六角状の部位)が設けられる。この接続管部材60Aの他端部には、一対の回動阻止突部134に対応して、一対の回動阻止受部138が設けられ、これら回動阻止受部138は接続管部材60Aの他端面に開口しており、これら開口を通して一対の回動阻止突部134の先端側が対応する回動阻止受部138に移動自在に受け入れられている。このように構成されているので、回動阻止突部134及び回動阻止受部138によって、接続管部材60Aの弁ハウジング本体54Aに対する相対的回動が確実に阻止されるが、その弁ハウジング本体54Aに対する軸線方向の移動は許容される。
更に、締込み部材78Aは、弁ハウジング本体54Aの第1接続部56A及び接続管部材60Aの他端側を被嵌するように配設される。この締込み部材78Aはスリーブ状であり、その一端側に外径が小さい小径スリーブ部140が設けられ、その他端側に外径が大きい大径スリーブ部142が設けられている。この参考形態では、接続管部材60Aに装着されたOリング95,97は、小径スリーブ部140に対応して配置され、この小径スリーブ部140との間をシールし、また第1接続部56Aの外係合突部100Aに装着されたOリング91,93は、大径スリーブ部142に対応して配置され、大径スリーブ部142との間をシールする。この締込み部材78Aは、接続管部材60Aに対して相対的に回動することができる。
この締込み部材78Aの軸線方向(図7及び図8において上下方向)中間部(この形態では、小径スリーブ部140と大径スリーブ部142との境界部)の内周面には、雌ねじ部144が設けられ、この雌ねじ部144が接続管部材60Aの雄ねじ部136に螺合されている。この締込み部材78Aの雌ねじ部144及び接続管部材60Aの雄ねじ部136は、締め込む際のねじ手段を構成する。
また、締込み部材78Aの他端部には、径方向内方に突出する内係合突部98Aが設けられている。この内係合突部98Aは、弁ハウジング本体54Aと第1接続部56Aの外係合突部100Aとの間に係合突部100Aに係合可能に配設されている。締込み部材78Aの内係合突部98A及び第1接続部56Aの外係合突部100Aは、弁ハウジング本体54Aを移動させるための係合手段を構成する。この第2の参考形態のその他の構成は、上述した第1の参考形態と実質上同一である。
この第2の参考形態の管接続具52Aにおいても、第1の参考形態と同様に、接続管部材60Aの雄ねじ部82がガスコンロのコンロ側接続部(図示せず)に螺着され、かく螺着された状態にて、弁ハウジング本体54Aの第2接続部58の雌ねじ部106にガス配管の雄ねじ部(図示せず)が螺着される。そして、このようにガス配管を接続した状態で、締込み部材78Aが締込み方向に回動される。かくすると、接続管部材60Aの雌ねじ部136と締込み部材78A側の雌ねじ部144によって、この締込み部材78Aが図7及び図8において上方に移動され、この移動に伴って、締込み部材78Aの内係合突部98Aが第1接続部56Aの外係合突部100Aに係合し、この締込み部材78Aの上方移動とともに弁ハウジング本体54Aが上方のガスコンロ側に移動される。このとき、第1接続部56Aの一対の回動阻止突部134が対応する回動阻止受部138に受け入れられているので、弁ハウジング本体54Aは、接続管部材60Aに対して相対的に回動することがなく、回動阻止受部138に沿って軸線方向上方に移動される。このように、この第2の参考形態の管接続具52Aを用いた場合にも、上述したと同様に、ガス配管を管接続具52Aを介してガスコンロに接続することができ、第1の参考形態と同様の作用効果を達成することができる。
尚、ガスコンロから管接続具52Aを取り外すには、締込み部材78Aを緩み方向に回動して緩め、かく緩めた状態にて接続管部材60Aを離脱方向に回動すればよい。締込み部材78Aを緩み方向に回動すると、締込み部材78Aの雌ねじ部144と接続管部材60Aの雄ねじ部136によって、この締込み部材78Aが下方(ガスコンロから離れる方向)に移動するととともに、この移動に伴って、締込み部材78Aの端部(図8において下端部)が弁ハウジング本体54Aに当接して締込み部材78Aの移動とともに下方に移動し、弁ハウジング本体54Aの第2接続部58にガス配管を接続した状態において弁ハウジング本体54Aを下方に移動させることができる。そして、接続管部材60Aを離脱方向に回動させると、ガスコンロ側の雌ねじ部(図示せず)と接続管部材60Aの雄ねじ部82によって、接続管部材60Aが下方に移動し、弁ハウジング本体54Aにガス配管が接続された状態でもって、ガスコンロから管接続具52Aの管接続部材60Aを着脱自在に取り外すことができる。
実施形態
次に、図9及び図10を参照して、管接続具の実施形態について説明する。この実施形態では、締込み部材が省略されている。
図9及び図10において、この実施形態の接続管具52Bでは、弁ハウジング本体54Bの第1接続部56Bの先端側に、接続管部材60Bが軸線方向(図9及び図10において上下方向)に移動自在に装着されているとともに、第1接続部56Bに対して相対的に回転自在に装着されている。この接続管部材60Bの一端側(図9及び図10において上端部)の外周面には、雄ねじ部82が設けられている。また、この接続管部材60Bの他端部には、径方向内方に突出する内環状フランジ162が設けられ、この内環状フランジ162の内周面に、環状の係合突部164が設けられている。この係合突部164は、内環状フランジ162と一体的に設けることもできるが、金属製のCリングなどから構成し、このCリングを内環状フランジ162に装着して係合突部164として機能させるようにしてもよい。
また、弁ハウジング54Bの第1接続部56Bの一端側(図9及び図10において上側である先端側)の外周面には、第1の参考形態と同様に、軸線方向に間隔をおいて三つのOリング92,94が装着されており、これらOリング92,94は、接続管部材60Bの内周面との間をシールする。また、この第1接続部56Bの基部側(Oリング92,94が装着された装着部位と弁ハウジング本体54Bとの間の部位)の外周面には、軸線方向に間隔をおいて複数(この形態では、四つ)の受け凹部166a〜166dが設けられている。これら受け凹部166a〜166dは第1接続部56Bに環状に設けられ、それらの形状は、接続管部材60B側の係合突部164の形状に対応し、かかる係合突部164が複数の受け凹部166a〜166dのいずれかに選択的に着脱自在に係合される。
この実施形態の管接続具52Bにおいても、第1の参考形態と同様に、接続管部材60Bの雄ねじ部82がガスコンロのコンロ側接続部(図示せず)に螺着され、かく螺着された状態にて、弁ハウジング本体54Bの第2接続部58にガス配管の雄ねじ部(図示せず)が螺着される。そして、このようにガス配管を接続した状態で、弁ハウジング本体54Bが上方(ガスコンロに近接する方向)に押し上げられる。かくすると、接続管部材60Bに対して弁ハウジング本体54Bが相対的に上方に移動され、接続管部材60B側の係合突部164が、例えば、図9に示すように最先端側の特定受け凹部166aに係合した状態から図10に示すように最基部側の他の受け凹部166dに着脱自在に係合した状態となるように移動される。このように、この実施形態の管接続具52Bを用いた場合にも、上述したと同様に、ガス配管を管接続具52Bを介してガスコンロに接続することができ、第1の参考形態と同様の作用効果を達成することができる。
尚、ガスコンロから管接続具52Bを取り外すには、弁ハウジング本体54Bを下方(ガスコンロから離れる方向)に押し下げ、かく下げた状態にて管接続部材60Bを離脱方向に回動すればよい。このように下方に押し下げると、接続管部材60Bに対して弁ハウジング本体54Bが下方に移動し、その後、接続管部材60Bを離脱方向に回動すると、弁ハウジング本体54Aにガス配管が接続された状態でもって、ガスコンロから管接続具52Aの管接続部材60Aを着脱自在に取り外すことができる。
この実施形態では、接続管部材60Bに係合突部164を設け、第1接続部56Bに複数の受け凹部166a〜166dを設けているが、これとは反対に、係合突部164を第1接続部56Bに、複数の受け凹部166a〜166dを接続管部材60Bに設けるようにしてもよい。また、受け凹部166の設ける個数については、適宜設定することができる。
以上、本発明に従う管接続具の形態について説明したが、本発明はかかる形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
上述した形態では、管接続具をガスコンロの接続に適用して説明したが、これに限定されず、その他のガス機器の接続に広く適用することができる。
また、上述した形態では、接続具本体の第1接続部と第2接続部とが垂直な位置関係に配置されているが、このような構成に限定されず、第1接続部と第2接続部とが一直線状に配置されるように構成することもできる。
52,52A,52B 管接続具
54,54A,54B 弁ハウジング本体
56,56A,56B 第1接続部
58 第2接続部
60,60A,60B 接続管部材
62 ガスコンロ
64 コンロ側接続部
66 ガス配管
78,78A 締込み部材
98,98A 内係合突部
100,100A 外係合突部
134 回動阻止突部
136 回動阻止受け
164 係合突部
166a,166b,166c,166d 受け凹部

Claims (1)

  1. ガス機器側の第1管状部材とガス供給源側の第2管状部材とを接続するための管接続具であって、
    前記第1管状部材に接続される第1接続部及び前記第2管状部材に接続される第2接続部を有する接続具本体と、前記接続具本体の前記第1接続部に軸線方向に移動自在に配設された接続管部材と、を備えており、
    前記接続管部材の内周面及び前記第1接続部の外周面のいずれか一方には、軸線方向に間隔をおいて複数の受け凹部が設けられているとともに、それらの他方には、前記複数の受け凹部のいずれかに離脱自在に係合される係合突部が設けられており、
    前記係合突部が前記複数の受け凹部のうち特定受け凹部に係合した状態において、前記接続具本体を前記ガス機器に近接する方向に移動させると、前記係合突部が前記特定受け凹部から外れて前記複数の受け凹部のうち他の受け凹部に係合されることを特徴とする管接続具。










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