JP2018112000A - 管体の接続構造 - Google Patents
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Abstract
本発明は浴槽や流し台、洗面ボウル等の各種槽体に取り付けられ、排水口を形成する管体の接続構造であって、施工性の向上、及び排水配管からの漏水の防止を課題とする。
【解決手段】
槽体1に形成された開口3と、外側に向けて突設されたフランジ部51と、中空の筒状部52と、当該筒状部52外周に取り付けられた止水部材7を備えた管体と、槽体1の裏側に配置され、フランジ部51とで槽体1の開口3周縁を挟持する取付部材8から成る管体の接続構造であって、取付部材8は内周に止水部材7と当接する当接部82を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
上記管体の接続構造においては、排水栓を槽体の開口に挿通させた状態で、槽体裏側より筒状部に取付部材及び三角パッキンを挿通し、ナット部材を筒状部の雄螺子部に螺合させる。この時、ナット部材は螺合により三角パッキン及び取付部材を押し上げ、槽体の開口周縁がパッキンを介して排水栓のフランジ部と取付部材上端によって挟持される。又、この時フランジ部下方及び取付部材上方に配置されたパッキンは上下方向に押し潰される。
ここで、取付部材は下端が下方に向けて幅広となる様にテーパ面が形成されている。従って、ナット部材の螺合時、三角パッキンは上方への応力が加わり取付部材下端に押し付けられるとともに、当該テーパ面によって前記上方への応力が内側(筒状部)への応力へと変換され、排水栓の筒状部外周にも押し付けられる。これにより、三角パッキンは取付部材及び排水栓(筒状部)と水密に当接することが可能となるため、排水配管からの漏水を防ぐことが可能となる。又、ナット部材の螺合により管体の接続構造を構成していることから、厚みの異なる槽体に対しても取り付けを行うことが可能となる。
上記従来の管体の接続構造においては、フランジ部下方に配置されたパッキンによってフランジ部外周からの排水の流入を防ぐとともに、取付部材上方に配置されたパッキンによって取付部材と槽体裏面との間からの漏水を防ぎ、且つ、取付部材下端に配置された三角パッキンによって取付部材と筒状部との間からの漏水を防いでいる。
フランジ部51は排水栓5上端より全周に亘り外側に向けて突設されており、下方に配置されたリング状のパッキンを介して底面2に形成された開口3の周縁と当接している。
筒状部52は中空且つ内部に排水流路を有する円筒状であり、槽体1上方より底面2に形成された開口3に挿通されている。又、筒状部52は上方より窓部53、凹部54、雄螺子部が形成されている。窓部53は側方に向けて開口されており、図3に示すように、施工完了時において窓部53の外側には取付部材8の胴部81が配置されている。凹部54は窓部53の下方且つ雄螺子部の上方に形成された環状の凹溝であり、当該凹部54には止水部材7が配置されている。
止水部材7はゴムやシリコン等から成る弾性体であり、その断面視円形であって、外周面において後述する取付部材8と水密に当接している。雄螺子部は筒状部52の下端まで形成された接続部であり、ナット部材10の雌螺子部が螺合されている。
胴部81は排水栓5よりも大径の円筒状あり、上端には断面視略U字状のパッキンが配置されており、下端には当接部82が形成されている。当接部82は上記排水栓5の凹部54における排水栓5の外径と略同一の内径を有する円筒部分であり、胴部81下端より下方、即ち排水栓5の軸方向に向けて延設されている。尚、当接部82は取付部材8が排水栓5に挿通された際、図3に示すように、止水部材7が水密に当接するとともに、当該水密状態を維持したまま止水部材7が上下方向に摺動可能となっている。即ち、当接部82の内面は上端から下端にかけて同径且つ平滑であり、どの高さ位置に止水部材7が当接していても、筒状部52外周と当接部82との間を水密状態とすることが可能となっている。
枝管部83は胴部81側方より外側に向けて延設された円筒状であって、オーバーフローエルボ4から連続する可撓管9の端部が接続されており、オーバーフロー排水口からの排水が取付部材8を介して排水口6からの排水流路へ合流させる。
上記取付部材8は、当接部82の下端においてナット部材10が配置されており、排水栓5とナット部材10が螺合した際、取付部材8はナット部材10によって押し上げられる。
まず、槽体1の表側(上面)より開口3に排水栓5の筒状部52を挿通する。この時、フランジ部51の下方にはパッキンが配置されており、フランジ部51は当該パッキンを介して槽体1の底面2に形成された開口3の周縁と当接する。次に、槽体1の裏側より排水栓5の筒状部52に取付部材8を挿通するとともに、ナット部材10と雄螺子部を螺合させる。この時、取付部材8はナット部材10によって押し上げられるとともに、取付部材8上端は取付部材8上方に配置されたパッキンを介して開口3の周縁に当接する。又、当接部82に止水部材7が当接する。更にナット部材10の螺合を進めると、底面2の開口3周縁が、パッキンを介してフランジ部51と取付部材8によって挟持される。この時、フランジ部51下方及び取付部材8上方に配置されたパッキンは上下方向に押し潰される。又、ナット部材10により取付部材8が押し上げられることにより、当接部82に当接している止水部材7は水密状態を維持しつつ、当接部82下方に摺動する。
次に、オーバーフローエルボ4と可撓管9の一端を接続すると共に、他端を取付部材8の枝管部83に接続する。
そして、図示しない下流側配管を排水栓5の下流側に接続することで、本実施形態の施工が完了する。
フランジ部51は排水栓5上端より全周に亘り外側に向けて突設されており、下方に配置されたリング状のパッキンを介して底面2に形成された開口3の周縁と当接している。
筒状部52は中空且つ内部に排水流路を有する円筒状であり、槽体1上方より底面2に形成された開口3に挿通されている。又、筒状部52は上方より凹部54、雄螺子部が形成されている。凹部54は雄螺子部の上方に形成された環状の凹溝であり、当該凹部54には止水部材7が配置されている。止水部材7はゴムやシリコン等から成る弾性体であり、その断面視円形であって、外周面において後述する取付部材8と水密に当接している。雄螺子部は筒状部52の下端まで形成された接続部であり、取付部材8の雌螺子部が螺合されている。
まず、槽体1の底面に形成された開口3に排水栓5の筒状部52を挿通する。この時、フランジ部51の下方にはパッキンが配置されており、フランジ部51は当該パッキンを介して槽体1の底面2に形成された開口3の周縁と当接する。次に、槽体1の裏側より排水栓5の雄螺子部と取付部材8の雌螺子部を螺合させる。この時、取付部材8は螺合によって上昇するとともに、鍔部84が槽体1の下面に当接する。又、当接部82に止水部材7が当接する。更に螺合を進めると、底面2の開口3周縁がパッキンを介してフランジ部51と取付部材8によって挟持される。この時、フランジ部51下方に配置されたパッキンは上下方向に押し潰される。又、取付部材8が螺合に伴い上昇することにより、当接部82に当接している止水部材7は水密状態を維持しつつ、当接部82下方に摺動する。
そして、図示しない下流側配管を取付部材8の下流側に接続することで、本実施形態の施工が完了する。
上記その他の実施形態においては、操作部本体12上端に形成されたフランジ部51と、取付部材8上端に形成された鍔部84がパッキンを介して開口3周縁を挟持している。そして、操作部本体12の外側面に形成された凹部54内に配置された止水部材7が取付部材8内側面に形成された当接部82に対して水密に当接している。
2 底面
3 開口
4 オーバーフローエルボ
5 排水栓
51 フランジ部
52 筒状部
53 窓部
54 凹部
6 排水口
7 止水部材
8 取付部材
81 胴部
82 当接部
83 枝管部
84 鍔部
9 可撓管
10 ナット部材
11 操作部
12 操作部本体
13 ロック機構
Claims (4)
- 槽体に形成された開口と、
外側に向けて突設されたフランジ部と、中空の筒状部と、当該筒状部外周に取り付けられた止水部材を備えた管体と、
槽体の裏側に配置され、フランジ部とで槽体の開口周縁を挟持する取付部材から成る管体の接続構造であって、
取付部材は内周に止水部材と当接する当接部を備えることを特徴とする管体の接続構造。 - 前記管体は槽体底部に取り付けられて排水口を形成する排水栓であることを特徴とする請求項1に記載の管体の接続構造。
- 前記槽体は溢れ水を排出するオーバーフロー流路を備え、
前記取付部材はオーバーフロー流路と連結し、溢れ水を排水口からの流路へと合流させるアダプター部材であることを特徴とする請求項2に記載の管体の接続構造。 - 前記管体は槽体縁部に取り付けられる操作部であることを特徴とする請求項1に記載の管体の接続構造。
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