JP6488454B2 - 管体の接続構造及び管体の接続方法 - Google Patents

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本発明は、設備機器からの排水を下流側へと流出させる排水配管を構成する管体の接続構造、及び管体の接続方法に関するものである。
浴槽やシンク、洗面ボウル等の設備機器の使用により生じた排水は、排水配管を通じて下流側へと排出される。排水配管は複数の管体を接続することによって構成されているが、当該接続に際しては、配管の施工レイアウトに合わせ、一方の管体の長さを調整しつつ作業を行うことがある。
特許文献1に記載の管体の接続構造は、下流側の管体が外周において複数の凹部及び凸部から成る係合部を有しており、当該係合部にリング状の固定部材を挿入した後、固定部材を介して袋ナットにて上流側の管体との接続を行う構造となっている。従って、上記施工を行う際には、配管の施工レイアウトを決定した後、当該施工レイアウトに応じて下流側の配管を適宜箇所で切断することで配管の長さ調整が可能となっている。
特開2005−155806号公報
上記特許文献1に記載の管体の接続構造のように、排水配管の接続においては、内部に排水等の流体が通過することができるように、管体同士を水密に接続する必要がある。そこで、特許文献1に記載の管体の接続構造においては、下流側の管体を切断した後に、Oリング状のパッキングからなる止水部材を固定部材が取り付けられる部分よりも端部側に嵌着させて管体同士の接続を行っている。しかし当該構造においては施工レイアウトを変更する都度止水部材を取り付け直す必要があり、施工作業が煩雑であった。
そこで、本発明は上記問題に鑑み、管体の長さ調整が可能であって、且つ容易に施工を行うことが可能となる管体の接続構造及び管体の接続方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、外周に係合部を有する第一管体と、
外周に少なくとも2つ以上の第二係合部を有する第二管体と、
第一管体の外周に設けられた止水部材と、
前記係合部及び第二係合部と係合して第一管体に第二管体を接続固定する被係合部を有する固定部材から成り、
第一管体が第二管体の内部に挿入されて固定部材によって固定され、
上記第二管体は切断によって長さ調整を行うとともに、
第一管体は第二管体端部の切れ残りを収納可能な収納部を有していることを特徴とする管体の接続構造である。
請求項2に記載の本発明は、前記第二係合部が、複数の連続する凹部又は凸部から形成され、
前記被係合部は前記複数の連続する凹部又は凸部と対応する形状であることを特徴とする請求項1に記載の管体の接続構造である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は請求項に記載の管体の接続構造を用いた管体の接続方法であって、
管体の施工レイアウトに応じて第二管体を切断した後、第一管体を第二管体に挿入し、
固定部材の被係合部を係合部と第二係合部に係合させることによって管体の接続を行うことを特徴とする管体の接続方法である。
請求項1に記載の本発明によれば、第二管体には少なくとも2つ以上の第二係合部が設けられていることから、適宜第二管体を切断しても、切断後に残留している第二係合部によって管体の接続を行うことができ、配管の長さ調整を行うことができる。又、第一管体の外周において止水部材が設けられていることから、第二管体の切断に合わせて止水部材を取り付け直す必要がなく、容易に配管の長さ調整を行うことができる。尚、「外周」とは、第一管体の周方向における外周のみではなく、軸方向における外周(端部)であっても良い。
又、第一管体の外周と第二管体の内周によって止水部材が挟持されることによって止水が成されることから、施工者の技術に依らず確実に止水を行うことができる。
又、第二管体の切断時において、第二管体の端部に切れ残りが残留した状態であっても、当該切れ残りが収納部によって収納される。従って、切断断面によって施工精度が左右されることはなく、安定した施工精度を発揮することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、複数の連続する凹部又は凸部と、それに対応する被係合部により、施工者は当該凹部又は凸部が設けられている間隔で第二管体の長さ調整を行うことができる。又、凹部又は凸部から形成されている第二係合部がガイドとして機能し、作業者は凹部又は凸部に沿って第二管体を切断することで第二管体を適切な位置により切断することができるとともに、正確に切断することができる。
請求項に記載の本発明によれば、施工レイアウトに応じて第二管体を切断することで配管の長さ調整を行うことができる。又、第一管体の外周に止水部材が設けられていることから、第二管体の切断の都度止水部材を取り付け直す必要が無い。尚、施工手順については、第一管体を第二管体に挿入した後に固定部材を取り付ける手順を採用しても良く、又、固定部材を第一管体又は第二管体に取り付けた後に第一管体を第二管体に挿入する手順を採用しても良い。
本発明の施工状態を示す参考図である。 本発明の要部を示す側面断面図である。 図2の管体の接続部分を拡大した断面図である。 固定部材を示す(a)正面図(b)(a)のA−A’断面図である。 本発明を構成する各部材を示す斜視図である。 第二実施形態の施工過程を示す要部断面図である。 第二実施形態の接続状態を示す要部断面図である。 第三実施形態に係る第二管体を示す(a)側面断面図(b)(a)のA−A’断面図である。 第四実施形態の接続状態を示す要部断面図である。 第五実施形態の接続状態を示す要部断面図である。 第六実施形態の接続状態を示す要部断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の管体の接続構造及び管体の接続方法を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。又、以下の実施形態においては図1に示す状態を基準として上下左右を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る管体の接続構造は設備機器であるシンクS、第一管体1、第二管体7、固定部材11、止水部材6、排水トラップ15より構成される。
設備機器としてのシンクSは上方が開放された槽体である。シンクSは底面において円形の開口を有しており、当該開口には第一管体1が固定されている。
第一管体1は硬質の合成樹脂より形成された、本実施形態における上流側の管体であり、内部に排水流路を形成する側面視略L字状に形成されている。第一管体1は上流側が略垂直に延びる縦引き部分となっており、約90度排水流路を屈曲させた屈曲部分を介して、略水平に延びる下流側の横引き部分を有している。尚、「略水平」と記載したが、実際には横引き部分は下流側に向かうにつれて先端が下がるよう、僅かな傾斜を有しており、内部に水残りが生じないように形成されている。又、図2に示すように、第一管体1はその上流端においてフランジ状の鍔部2を有するとともに、鍔部2の下方において雄螺子部を有している。シンクSに設けられた開口に配置された第一管体1は、上記鍔部2によって当該開口周縁に当接するとともに、シンクSの裏側より取り付けられた板ナットによってシンクの開口周縁を挟持している。又、第一管体1は下流側端部外周において係合部3及び溝部5を有しており、溝部5にはOリング状のパッキングから成る止水部材6が嵌着されている。即ち、第一管体1は周方向における外周において止水部材6が設けられている。
係合部3は第一管体1の周方向に亘って外側に向けて突設されたフランジ状であって、その外周には後述する固定部材11の爪部12が係合可能な溝状となっている。又、係合部3の外径は後述する第二係合部8と同径である。
第二管体7は硬質の合成樹脂より形成された内部に排水流路を形成する側面視略L字状の管体であって、上流側が略水平に延びる横引き部分となっており、約90度排水流路を屈曲させた屈曲部分を介して、略垂直に延びる縦引き部分を有している。尚、当該第二管体7の横引き部分も前記第一管体1の横引き部分と同様に、実際には僅かな傾斜を有して形成されている。又、図1に示すように、第二管体7はその上端側において前記第一管体1と接続されており、下流側において排水トラップ15と接続されている。
上記第二管体7の横引き部分は、その内周面が平滑に形成されているが、外周面においては複数の凹部9及び凸部10により成る第二係合部8によって波状に形成されている。
図3及び図5に示すように、凹部9と凸部10は第二管体7の全周に亘って複数箇所形成された溝状・鍔状の凹条・凸条部分であって、第二管体7の横引き部分において交互且つ等間隔に連続している。凸部10は第二管体7の外周より外側に向けて突出されるように形成されており、凹部9は当該凸部10の間に形成されている。
上記第二管体7は上流側端部において前記第一管体1が内部に挿入されており、固定部材11によって第一管体1と接続固定されている。この時、第二管体7の内周と第一管体1の外周によって止水部材6を挟持しており、第一管体1と第二管体7は水密に接続されている。
固定部材11は図4及び図5に示すように、リングの一部が切り欠かれた正面視略C字状且つ断面視略コ字状であって、爪部12、被係合部13、撓み部14より構成され、合成樹脂によって形成されている。又、上記切り欠き部分はその幅が第二管体7の外径よりも小さくなるように形成されている。
爪部12は固定部材11の正面及び背面において形成された弧状の部分であって、固定部材11の内側に向けて突出するようにして形成されている。又、爪部12はその外面が内側に向かって傾斜するようテーパ状に形成されている。
被係合部13は爪部12の内側(裏側)であって、係合部3及び第二係合部8と対応する形状に形成されている。従って、図3に示すように、第一管体1と第二管体7を接続した際、係合部3と第二係合部8と挟み込むようにして係合する。
撓み部14は爪部12の間に形成され、その他の部分よりも撓みやすく形成されている。従って、撓み部14には爪部12が形成されてはいない。
尚、正面側に形成された爪部12と、背面側に形成された爪部12はその突出量が略同一であることから、前後左右が対称形状となっている。従って、固定部材11は図3に示す状態からその前後を反転(図3における左側を右側へと反転)しても第一管体1と第二管体7の接続を行うことが可能となる。
排水トラップ15は上記第二管体7とパッキング(図示せず)を介して袋ナットによって螺合接続された排水配管である。排水トラップ15は前記第二管体7から連続する略垂直の流路を約180度反転して流路を上昇させた後、再び約180度反転させて流路が下降するように形成された略S字形状の排水配管であって、内部に排水を貯留可能な形状に形成されている。上記排水トラップ15は、設備機器の使用に伴い排水が流入した際、底部分に貯留された排水によって排水流路が満水状態/水封状態となる(閉塞だと管が詰まることに)ため、下流側から屋内に臭気や害虫が侵入することを防ぐことができるトラップ機能を形成する。
又、排水トラップ15はその下端において直管とパッキングを介して袋ナットによって螺合接続され、当該直管は床面から立ち上がる縦管(図示せず)と接続されている。
上記各構成より成る本発明の管体の接続構造は、以下のように施工される。
まず、シンクSの開口に対し、上方より第一管体1を挿入し、鍔部2を開口の周縁に当接させた状態で、シンクSの裏側より板ナットを第一管体1に挿通し、当該板ナットの雌螺子部分と第一管体1の雄螺子部分とを螺合させる。この時、シンクSの開口周縁は第一管体1の鍔部2と板ナットによって挟持され、鍔部2の下方に設けられたパッキングによって鍔部2の外側からは排水が流出しない。即ち、シンクSからの排水は全て第一管体1を通じて排出されることから、第一管体1の上流側端部はシンクSの排水口として機能する。
次に、施工者は床面より立ち上がる縦管(図示せず)と第一管体1端部との位置関係より、第二管体7の横引き部分の長さを確定させ、当該横引き部分を凹部9において切断して長さ調整を行う。この時、凹部9は溝状となっているため、施工者は凸部10の側面に刃を沿わせつつ作業を行うことで正確に第二管体7を切断することが可能となる。即ち、凹部9は切断の際にガイドの役割を果たし、施工者は第二管体7を正確に切断することができる。
そして、第一管体1の端部を第二管体7の内部に挿入し(第二管体7を第一管体1に外嵌させ)、係合部3と第二係合部8を当接させた状態で、当該箇所に固定部材11を側方より押し付ける。この時、固定部材11はその端部(切り欠き部分)が第一管体1と第二管体7の外周と当接し、更に押し付けを進めると、撓み部14が変形して切り欠き部分が押し広げられる。そして、切り欠き部分の幅が第一管体1と第二管体7の外径よりも大きく拡がった時、固定部材11端部が第一管体1と第二管体7を乗り越えるとともに、「カチッ」という音とともに押し広げられていた固定部材11が自身の弾性力によって元の状態に復元する。
この時、固定部材11の被係合部13によって係合部3と第二係合部8が挟持され、第一管体1と第二管体7が抜脱不可能となり、第一管体1と第二管体7との接続が完了する。尚、接続完了状態において、止水部材6は第一管体1の外周面と第二管体7の内周面の両方に当接する(第一管体1の外周面と第二管体7の内周面によって挟持される)。又、第二管体7の内面は平滑に形成されているため、第一管体1と第二管体7は水密に接続される。
最後に、第二管体7と排水トラップ15の上端、及び排水トラップ15の下端と直管をそれぞれパッキングを介して袋ナットによって接続し、直管と床面からの立ち上がる縦管を接続することで排水配管の施工が完了する。この時、第二管体7の横引き部分は先の工程において長さが調整されているため、直管は縦管の直上に配置されるように位置する。従って、容易に直管と縦管を接続することが可能となっている。
以上のように接続された排水配管において、設備機器であるシンクSがその使用により排水を排出した場合、当該排水は第一管体1、第二管体7を通じて排水トラップ15へと流入し、当該排水トラップ15下端に接続された直管を介して下水へと続く下流側の排水配管へと排出される。
尚、上記排水はその一部が排水トラップ15の内部に貯留され、排水トラップ15内の流路の一部を閉塞することでトラップ機能を形成する。
本発明の第一実施形態は以上であるが、本発明の管体の接続構造においては、適宜箇所において切断した第二管体7を第一管体1に外嵌し、固定部材11を側方より取り付けるのみで施工が完了することから、配管の長さ調整及び調整後の配管の接続が容易である。又、止水部材6が第一管体1の溝部5に配置され、且つ第二管体7の内周面が平滑であることから、従来の管体の接続構造のように、第二管体7の切断の都度止水部材6を取り付け直す必要がない。
本発明の第二管体7は硬質の合成樹脂より成り、蛇腹管のように側面方向に可撓性を有するものではない。従って、横引き部分を略水平に配置したとしても撓みを生じることはなく、内部に水残りが発生することはない。又、硬質の合成樹脂より成るため、カンツールや高圧洗浄等を使用して管体内部の洗浄を行うことも可能である。
尚、上記記載は本発明の第二管体7の材質を限定するものではなく、必要に応じて軟質の合成樹脂を使用しても良いものである。
尚、本発明の施工方法について、上記第一実施形態においては、第二管体7を第一管体1に外嵌した後に固定部材11を取り付ける手順を採ったが、本発明の施工方法は上記方法に限られるものではない。例えば、予め第一管体1の端部に固定部材11を取り付けておいた状態より第二管体7を外嵌する施工方法を用いても良い。当該施工方法においては、固定部材11が取り付けられた第一管体1に対して第二管体7を押しつけると、爪部12のテーパ部分と第二管体7の端部が当接し、固定部材11が押し広げられる。固定部材11が十分に押し広げられると、第二管体7は爪部12を乗り越えて、第一管体1に外嵌され、係合部3と第二係合部8が当接する。この時、第二管体7によって押し広げられていた固定部材11は自身の弾性力によって元の形状へと復元し、係合部3と第二係合部8を被係合部13によって係合固定することで接続が完了する。
上記の施工方法においては、前記第一実施形態において示した施工方法と異なる手順に係る部分のみを記載し、その他の手順を省略している。尚、当然に、第二管体7に固定部材11を取り付けておいた状態より第一管体1を挿入する施工方法を用いても管体同士の接続を行うことができる。
本発明の第一実施形態は以上であるが、本発明は発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更を加えても良い。
例えば、図6及び図7に示す本発明の第二実施形態においては、係合部3は、第一管体1の外周において周方向に亘って外側に向けて突設されたフランジ状であり、内側には溝状の収納部16が形成されている。収納部16は係合部3の内側が切り欠かれることによって形成され、第一管体1の下流側端部を後述する第二管体7へと挿入した際、第二管体7の端部に残る凹部9を収納することが可能なスペースを形成している。従って、軸方向(管体の挿入方向)に対する収納部16の収納幅W1は、第二管体7の凹部9の幅W2と同程度か、それ以上の幅に形成されていることが望ましい。
当該第二実施形態に係る管体の接続構造においては、その施工の際、第二管体7を切断する工程において、第二管体7が凸部10の端部で切断されておらず、第二管体7の端部に切れ残った凹部9が残留した状態であっても、当該残留した凹部9は第一管体1の収納部16に収納されるため、切断断面によって施工精度が左右されることはない。従って、当該第二管体7を正確に切断することができず、凹部9の一部が第二管体7の端部に残留しても管体の接続が可能である。従って、施工者の技術に依存せず、安定した施工精度を発揮することが可能となる。
又、第二係合部8である凹部9及び凸部10は第二管体7の全周に亘って形成された溝状・鍔状の凹条・凸条であったが、図8に示す第三実施形態のように、その凹部9又は/及び凸部10が第二管体7の全周に亘って形成されている必要はない。
又、上記実施形態において、第二管体7はその内面が全て平滑に形成されていたが、第一管体1と第二管体7の接続が完了した際に止水部材6が第一管体1及び第二管体7の両方に当接可能な形状であれば良く、図9に示す第四実施形態のように、接続完了時において、止水部材6が配置される位置のみが平滑に形成されていても良い。
又、上記第一実施形態において、止水部材6は第一管体1の外周において配置されていると記載したが、当該「外周」とは、第一管体1の周方向の外周のみでなく、図10に示す第五実施形態のように、軸方向(端部)における外周において止水部材6が配置されていても良い。
上記図10に示す管体の接続構造においては、前述のように止水部材6が第一管体1の軸方向(端部)における外周に配置されており、軸方向より押し付けられた第二管体7の端部によって挟持されている。
又、第二係合部8である凸部10の形状は断面視略四角形形状に限定されるものではなく、図11に示す第六実施形態のように、断面視略台形である等、四角形以外の形状であっても良い。当該第六実施形態に係る凸部10においては、挿入側(接続時における第一管体1側)にテーパが設けられており、当該テーパが管体同士の接続時において固定部材11のテーパと当接し、固定部材11が押し広げ易くなるよう形成されている。
又、凹部9及び凸部10の個数、幅等については適宜変更可能である。即ち、上記各実施形態において、第二係合部8は凹部9及び凸部10によって形成されていたが、凹部9のみによって第二係合部8が形成されていても良く、凸部10のみによって第二係合部8が形成されていても良い。
又、本発明の各実施形態においては常に第一管体1が上流側となるよう記載していたが、第一管体1が下流側の管体であって、複数の第二係合部8を有する第二管体7が上流側の管体であっても良い。又、本発明においては第一管体1、第二管体7の形状は適宜変更可能であって、何ら限定されるものではない。
1 第一管体
2 鍔部
3 係合部
5 溝部
6 止水部材
7 第二管体
8 第二係合部
9 凹部
10 凸部
11 固定部材
12 爪部
13 被係合部
14 撓み部
15 排水トラップ
16 収納部
S シンク

Claims (3)

  1. 外周に係合部を有する第一管体と、
    外周に少なくとも2つ以上の第二係合部を有する第二管体と、
    第一管体の外周に設けられた止水部材と、
    前記係合部及び第二係合部と係合して第一管体に第二管体を接続固定する被係合部を有する固定部材から成り、
    第一管体が第二管体の内部に挿入されて固定部材によって固定され、
    上記第二管体は切断によって長さ調整を行うとともに、
    第一管体は第二管体端部の切れ残りを収納可能な収納部を有していることを特徴とする管体の接続構造。
  2. 前記第二係合部が、複数の連続する凹部又は凸部から形成され、
    前記被係合部は前記複数の連続する凹部又は凸部と対応する形状であることを特徴とする請求項1に記載の管体の接続構造。
  3. 請求項1又は請求項に記載の管体の接続構造を用いた管体の接続方法であって、
    管体の施工レイアウトに応じて第二管体を切断した後、第一管体を第二管体に挿入し、
    固定部材の被係合部を係合部と第二係合部に係合させることによって管体の接続を行うことを特徴とする管体の接続方法。
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