JP2004360263A - 排水トラップ配管 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水トラップ配管の内側、特に排水口内からの操作によって、トラップ部よりも下流側の配管にカンツール法や高圧洗浄法を行うことができる排水トラップ配管を提供する。
【解決手段】排水口1と、排水口1の下流側に設けられたトラップ部2と、排水口1とトラップ部2を連通するトラップ上流管部と、該トラップ部2と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水口1からトラップ下流管部に連通し、トラップ部2を通過しないバイパス管路6と、該バイパス管路6を水密的に閉塞するキャップ部材3と、から構成した排水トラップ配管において、排水トラップ配管上の管体の接続部分に、高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有する、ワンタッチ式配管接続機構8を採用する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽、流し台、洗面台、トイレ傍の手洗い器等を使用した際に生じる排水を床下配管等下水側に排出する排水配管において、特に下水側からの臭気や害虫類が屋内側に侵入することを防止する、排水トラップ配管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、浴槽、流し台、洗面台、トイレ傍の手洗い器等の排水を処理する排水配管において、その流路の途中に、下水側からの臭気や害虫類が屋内側に侵入することを防止するため、封水部を形成したトラップ部を配管中に配置する方法が知られている。
【0003】
これら従来良く知られている排水トラップ配管のうち、図9に示した排水トラップ配管(特許文献1)や、図10に示した排水トラップ配管(特許文献2)は、一般に管トラップと呼ばれるトラップ部を有した排水トラップ配管であって、管体をU字状またはS字状に屈曲させ、この屈曲部分に排水を溜めて封水とし、該封水によって下水側からの臭気や害虫類が屋内側に侵入することを防止している。
【0004】
ところで、上記のような排水トラップ配管を通過する排水は、排水機器の使用者が使用した後の水であるため、毛髪・水垢・厨芥・残飯・ゴミ・泥・洗剤カスその他の汚物が混入している場合が多く、排水機器を長期間使用している間に、これらの物質が管内壁に付着するなどして蓄積し、排水トラップ配管を閉塞してしまうことがあり、この閉塞を解消することが排水トラップ配管に関して解決すべき課題の一つとなっていた。
【0005】
上記課題の解決方法として、排水口からコイル状に巻いた金属線を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質に突き当ててこれを崩し、閉塞を解消するカンツール法や、同じく排水口から耐圧性を有したホース管を挿通し、閉塞箇所の管詰まり物質にホース管から高圧の吐水を吐出してこれを崩し、閉塞を解消する高圧洗浄法などがよく知られている。
しかし、特に管の閉塞に対して備えのない排水トラップ配管において、排水口からの操作でカンツール法や高圧洗浄法を行う場合、排水口からトラップ上流管部までは、カンツール法の金属線や高圧洗浄法のホース管を挿通することができるが、屈曲や封水部形成用の部材の配置などによって生じる、複雑に入り組んだトラップ部内を、金属線やホース管が曲がりきれず、金属線やホース管が通過することができないため、トラップ下流管部よりも下流に関しては、カンツール法や高圧洗浄法を行うことができない。このため、トラップ上流管部より下流側、特にトラップ下流管部に管詰まり物質が堆積しての管の閉塞に対しては、排水トラップ配管を分解清掃しない限り、閉塞を解決できなかった。
【0006】
これに対して、図9に示した従来例の場合、排水トラップ配管の外側にある把手に操作を加ることで手動弁を開閉し、排水口からトラップ下流管部よりも下流側にカンツール法や高圧洗浄法を行うことができる。また図10に示した従来例の場合、螺子を排水トラップ配管から外すことで、排水口からトラップ下流管部よりも下流側にカンツール法や高圧洗浄法を行うことができる。
【0007】
【特許文献1】
特開昭55−89551号公報(第1乃至図5)
【特許文献2】
特開昭55−89551号公報(第6乃至図8)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図9の従来例または図10の従来例のいずれにおいても、次の問題点1.乃至問題点5.に記載したような問題点があった。
問題点1.通常排水トラップ配管においては、例えば槽体底面と排水口との接続箇所を、管体の軸方向に対して回転可能な螺子を設けたナット部材による螺子締めによって接続している場合が多い。ところが、この螺子締めの方法では、螺子締めの強さが作業者の腕力などによって変化するため、螺子締めの程度が弱く、耐圧性能の低い箇所が生じてしまう場合がある。この螺子締めの程度が弱く、耐圧性能の低い箇所に前述の高圧洗浄法を行うと、その部分から高圧の洗浄水が漏水してしまう、といった問題があった。
問題点2.排水口及び流出口を有すると共に、排水口の周縁に外方向に突出したフランジ部を形成し、該フランジ部の下方側面に取付部を備えた排水器と、内面に取付部と係合して排水器を槽体に取り付ける被取付部を有する環状部材と、を採用した排水トラップ配管において、排水器の側面に流出口やバイパス管との接続口を設けた場合、取付部に環状部材を取り付けるため、環状部材を排水器に挿通しようとしても、流出口やバイパス管との接続口が障害となってナット部材を挿通することができない、という問題があった。
問題点3.図9、図10に示した特許文献1、特許文献2、の排水トラップ配管において、バイパス管路の部分が長いと、その分、カンツール法の金属線や高圧洗浄法のホース管を挿通させる距離が長くなり、それらの作業を行うには不便となる。このため、バイパス管路をなるべく短くすることが望まれるが、しかし、バイパス管路の長さは、少なくともトラップ部の上流側端部から、下流側端部までの幅分の長さが必要であり、この長さ分を短縮する方法は、これまで提案されていなかった。
問題点4.通常排水トラップ配管においては、部材の製作上の理由や、運搬性、また施工上の理由から、排水器と、トラップ上流管部などの部分を別部材として構成する場合が多い。このような場合に、上記のような、バイパス管路を排水トラップ配管に採用すると、通常の排水トラップ配管と比較して、接続箇所が少なくともバイパス管路の上流側の端部分増加する構成となってしまう。このようにして接続箇所が増加すると、漏水の危険がある箇所が増加し、また接続のための部材・手間が増えて製品の単価が上昇するという問題が生じていた。
問題点5.本発明の出願人らは、平成15年3月7日に行った特許出願(特願2003−62540号)において、図9、図10の発明の欠点を改良した発明を提案している。これは、図9、図10の発明においては、バイパス管路を閉塞するにあたり、バイパス管路の一端を、パッキンを有したキャップ部材で閉塞する方法を提案している。このようにすることで、バイパス管路を閉塞するために、排水トラップ配管の外部に漏水が生じることを防止している。しかしながら、この方法によれば、排水トラップ配管において、キャップ部材の周囲と排水器の間に隙間が生じ、その隙間に排水中の汚物(厨芥、汚泥等)が入り込み、嵌合部分に噛み込んでキャップ部材を外すことが出来なくなる、といった問題を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み考案されたものであって、上記問題点1.乃至問題点5.の解決した排水トラップ配管を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、排水トラップ配管上に、少なくとも1箇所以上、管体の接続部分を設けると共に、該排水トラップ配管の管体の接続部分の少なくとも1箇所以上に、高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有する、ワンタッチ式配管接続機構(8)を採用したことを特徴とする排水トラップ配管である。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、排水口(2)及び流出口(3)を有すると共に、排水口(2)の周縁に外方向に突出したフランジ部(9)を形成し、該フランジ部(9)の下方側面に取付部(10)を備えた排水器(1)と、内面に取付部(10)と係合して排水器(1)を槽体に取り付ける被取付部(12)を有する環状部材(11)と、流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しない、少なくとも一端を排水器(1)に設けた接続部(13)に接続されるバイパス管路(6)と、更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)又は接続部(13)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、排水器(1)の流出口(3)及び排水器(1)とバイパス管路(6)との接続部(13)のいずれか一方、又は両方を排水器(1)の側面に設けると共に、側面に設けた流出口(3)、又はバイパス管路(6)との接続部(13)を設けた排水器(1)の壁面を排水器(1)の内側方向に突出させ、流出口(3)、又はバイパス管路(6)との接続部(13)を含む部分の水平断面形状が、環状部材(11)の内周縁内に収納可能であることを特徴とする排水トラップ配管である。
【0011】
請求項3に記載の本発明は、排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、少なくともトラップ部(4)を形成する管体を、平面視トラップ上流管部(5)乃至トラップ下流管部に向かう方向に幅狭な扁平形状としたことを特徴とする排水トラップ配管である。
【0012】
請求項4に記載の本発明は、排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)の排水口(2)側端部を一体的に構成したことを特徴とする排水トラップ配管である。
【0013】
請求項5に記載の本発明は、上記段落0012に記載した排水トラップ配管において、トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)の排水口(2)側端部を、一体的且つ両者を合したとき、軸方向視一つの円形を形成すると共に、該端部と排水口(2)との接続を、螺子による螺合によって行うことを特徴とする排水トラップ配管である。
【0014】
請求項6に記載の本発明は、排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、バイパス管路(6)の排水口(2)側端部の周縁を段押し形状に形成して段押し部分(16)とし、更にキャップ部材(7)の周縁に、段押し部分(16)とキャップ部材(7)の間を閉塞する環状パッキン(7a)を配置したことを特徴とする排水トラップ配管である。
【0015】
【実施例】
以下に本発明の第一実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1に示した本発明の第一実施例は、以下に記載した排水器(1)、トラップ上流管部(5)として機能するトラップ上流管(5a)、トラップ下流管部として機能するトラップ下流管(14)、及びバイパス管路(6)を一体的に備えたトラップ部(4)からなる。
排水器(1)は、後述する流しシンク(S)の底面に取り付けられる、上方が開口して排水口(2)を形成する有底筒状の部材であって、排水口(2)の周縁に、外方向に突出したフランジ部(9)を形成し、該フランジ部(9)の下方側面に取付部(10)を設けると共に、排水器(1)の底面にバイパス管路(6)との接続部(13)を形成し、更に、排水器(1)の側面であって側面方向に向けて、トラップ上流管を接続するための流出口(3)を、排水器(1)の流出口(3)が設けられている壁面を内方に向かって突出させ、その分流出口(3)の端部を内方に配置させて形成している。このようにすることで、流出口(3)を含む部分の水平断面形状が、後述する環状部材(11)の内周縁内に収納可能と成している。
また、上記排水器(1)は、内面に排水器(1)の取付部(10)と係合して排水器(1)を流しシンク(S)の底面に取り付ける被取付部(12)を有する環状部材(11)を備えてなる。
トラップ部(4)は、S字状に屈曲させた管体より形成される部材であって、この屈曲部分を封水部とし、該封水部に排水を溜めて封水とし、該封水によって下水側からの臭気や害虫類が屋内側に侵入することを防止している。
更に、この第一実施例のトラップ部(4)においては、トラップ部(4)の壁面上であって、施工完了時において、トラップ下流管(14)の中心軸のほぼ延長線上部となる箇所に、バイパス管路(6)を一体に設けてなる。このバイパス管路(6)は、排水器(1)の接続部(13)と、トラップ部(4)内とを、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通する管体である。
更に排水器(1)の接続部(13)には、接続部(13)に取り付けられることで、バイパス管路(6)を水密・気密的に閉塞するキャップ部材(7)を、着脱自在且つ排水口(2)から取り出せるように備えてなる。
トラップ上流管(5a)は、排水器(1)の流出口(3)とトラップ部(4)の上流側端部を、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通する管体である。
トラップ下流管(14)は、トラップ部(4)の下流側端部と後述する床下配管を、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通する管体である。
更に上記排水トラップ配管においては、排水器(1)とトラップ上流管(5a)、排水器(1)とバイパス管路(6)、及びトラップ上流管(5a)とトラップ部(4)との接続箇所を、高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有する、ワンタッチ式配管接続機構(8)によって接続するように構成している。
ワンタッチ式配管接続機構(8)は、例えばガス管の接続等に用いられる、雄側の管体を雌側の管体に差し込むだけで管体を水密・気密的に接続する機構である。このような管体のワンタッチ式配管接続機構(8)はすでに多種多様のものが公知になっているため特に構成について記載しないが、この第一実施例では、雄側の管体を雌側の管体に差し込むと、「カチッ」という感触を生じて作業者に施工の完了を伝えるような構成のワンタッチ式配管接続機構(8)が採用されている。
また、ワンタッチ式配管接続機構(8)の「高圧洗浄法の際加えられる水圧よりも強い水密強度」を達成する方法については、特に限定するものではないが、具体的には、次の1.また2.のような方法等が考えられる。
1.ワンタッチ式配管接続機構(8)の水密強度を、JIS規格にある排水配管の気密性・水密性試験に基づく水密強度(0.03MPaの水圧を加えた際、30分以上漏水無し:JIS A 4413−1991)を満たす水密強度とする。
2.高圧洗浄法に用いられる圧送装置を何機種か用意し、高圧洗浄を行う際に排水配管に加えられる水圧を機種ごとに測定して、それらの中で最も高い水圧を「基準高圧洗浄水圧」とする。ワンタッチ式配管接続機構(8)の水密強度を、基準高圧洗浄水圧よりも強い水密強度に設計・製造し、更に製品に「高圧洗浄法の際、耐えることができる水圧」として基準高圧洗浄水圧を明示する。
【0016】
上記のように構成された各部材は、図4に示したような、上流側を以下のように構成された排水機器である流し台の流しシンク(S)に接続され、また下流側を同じく以下のように構成された床下配管に接続されてなる。
流し台は、吐水を溜めることができる槽体である流しシンク(S)と、流しシンク(S)下方に設けられた、排水トラップ配管等を内部に収納するキャビネット、及び該流しシンク(S)の底面に設けられた取付孔、からなる。
床下配管は、生活空間の床面から、コンクリート等の養生面のような配管用の床面との間の床下空間に配管されるものであって、水平面に対し1度乃至2度程度の若干の勾配を有するものの、ほぼ水平方向に沿って配管された排水主管(P1)と、該排水主管(P1)と排水トラップの下流側端部とを接続する枝管部(P2)とからなり、更にその下流側は縦管等によって下水道等に連通されている。
【0017】
上記段落0015のように構成された各部材は、以下のようにして、段落0016に記載した排水機器である流し台に施工される。
まず、排水器(1)を屋内の所定の位置に配置された流し台の流しシンク(S)底面に設けられた取付孔に、フランジ部(9)が取付孔周縁に載架された状態となるよう配置する。この状態より、排水器(1)の下方から環状部材(11)を挿通させると、
流出口(3)を含む部分の水平断面形状が、図3に示したように、環状部材(11)の内周縁内に収納可能であるため、図2に示したように環状部材(11)が挿通される際、接続部(13)の端部が環状部材(11)の挿通の障害とならない。この後、環状部材(11)の被取付部(12)と排水器(1)の取付部(10)を係合させて、フランジ部(9)と環状部材(11)とで、取付孔の周縁を挟持させることで、排水器(1)の流しシンク(S)への取付が完了する。
次に、排水器(1)の流出口(3)にトラップ上流管(5a)を接続し、更にトラップ上流管(5a)とトラップ部(4)、及び排水器(1)の接続部(13)とバイパス管路(6)とを接続する。
その後、床下配管の枝管部(P2)との接続箇所と位置あわせを行いつつ、トラップ部(4)とトラップ下流管(14)、枝管部(P2)をそれぞれ水密的に接続固定する。
更に接続部(13)にキャップ部材(7)を取り付けてバイパス管路(6)を閉塞して、排水トラップ配管の、流し台への施工が完了する。
尚、これら管体同士の接続に関して、排水器(1)の流出口(3)とトラップ上流管(5a)、トラップ上流管(5a)とトラップ部(4)、及び排水器(1)の接続部(13)とバイパス管路(6)との接続箇所には、段落0015に記載したように、ワンタッチ式配管接続機構(8)が採用されており、簡易且つ確実な接続が行われている。
【0018】
上記のように施工された排水トラップ配管を備えた流し台を使用すると、流しシンク(S)内に生じた排水は、排水口(2)から、流出口(3)、トラップ上流管(5a)、トラップ部(4)、トラップ下流管(14)、枝管部(P2)を介して、最終的に排水主管(P1)から下水側に排出される。
このとき、バイパス管路(6)はキャップ部材(7)によって水密的に閉塞されているため、下水側から臭気また害虫類が屋内側に侵入してくることはない。
【0019】
また、上記のように構成した排水トラップ配管において管詰まりが発生した場合に、
1.トラップ上流管(5a)またはトラップ部(4)において管詰まり物質が付着している場合、流出口(3)からカンツール法の金属線や、高圧洗浄法のホース管を挿通して、カンツール法や高圧洗浄法を行うことにより、管詰まり物質を崩し、閉塞を解消することができる。
2.トラップ下流管(14)において管詰まり物質が付着している場合、排水器(1)のキャップ部材(7)を取り外し、排水口(2)から取り出し、接続部(13)からカンツール法の金属線や高圧洗浄法のホース管を挿通して、カンツール法や高圧洗浄法を行うことにより、管詰まり物質を崩し、閉塞を解消することができる。
尚、管体の接続箇所のうち、排水器(1)の流出口(3)とトラップ上流管(5a)、トラップ上流管(5a)とトラップ部(4)、及び排水器(1)の接続部(13)とバイパス管路(6)との接続箇所は、高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有するワンタッチ式配管接続機構(8)によって行われているため、上記高圧洗浄法を行う際に、これらの接続箇所からの漏水が生じる心配はない。
【0020】
次に、本発明の第二実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図5に示した、本発明の第二実施例は、以下に記載した排水器と、トラップ上流管部(5)、トラップ部(4)、及びバイパス管路(6)を形成する、一体の部材として構成されたトラップ配管部材(15)、及びトラップ下流管(14)からなる。
排水器(1)は、後述する流しシンク(S)の底面に取り付けられる、上方が開口して排水口(2)を形成する有底筒状の部材であって、排水口(2)の周縁に、外方向に突出したフランジ部(9)を形成し、該フランジ部(9)の下方側面に取付部(10)を設けると共に、排水器(1)の側面下端に、バイパス管路(6)との接続部(13)と兼用した流出口(3)を設けてなる。
また、上記排水器(1)は、内面に排水器(1)の取付部(10)と係合して排水器(1)を流しシンク(S)の底面に取り付ける被取付部(12)を有する環状部材(11)を備えてなる。
トラップ配管部材(15)はS字状に屈曲させた管体を横転させた形状部分を有する部材であって、この屈曲部分を封水部とし、該封水部に排水を溜めて封水とし、該封水によって下水側からの臭気や害虫類が屋内側に侵入することを防止しているトラップ部(4)と、排水器(1)の流出口(3)とトラップ部(4)の上流側端部を、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通するトラップ上流管部(5)と、からなり、更に、トラップ部(4)の壁面上であって、施工完了時においてトラップ下流管(14)の中心軸のほぼ延長線上部となる側面にバイパス管路(6)を一体に設けてなる。このバイパス管路(6)は、排水器(1)の流出口(3)と、トラップ部(4)内とを、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通する管体である。
また、バイパス管路(6)の排水口(2)側端部の周縁には段押し部分(16)を形成すると共に、該段押し部分(16)の内側面及び下端面に当接した状態にて嵌合し、水密・気密的にバイパス管路(6)を閉塞する、環状に形成された環状パッキン(7a)を備えたキャップ部材(7)を配置してなる。
トラップ下流管(14)は、トラップ部(4)の下流側端部と後述する床下配管を、外部に排水が漏水しないよう水密的に連通する管体である。
更に、上記トラップ配管部材(15)は、バイパス管路(6)の端部を軸方向視上向き半円弧状に、またトラップ上流管部(5)の端部をバイパス管路(6)の中心軸と同軸で、軸方向視下向き半円弧状に、即ち図7のように両者を合わせて軸方向視正円となるように成形してなると共に、図8に示したように、トラップ部(4)を形成する配管の管体を、軸方向視トラップ上流管部(5)乃至トラップ下流管(14)に向かう方向が幅狭とした扁平形状に形成してなる。
また、この排水トラップ配管では、トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)によって形成される管の端部と排水口(2)との接続を行う、螺子を有するナット部材、及び断面三角形状の環状部材である三角パッキンを備えてなる。
【0021】
上記のように構成された各部材が施工される流しシンク(S)及び床下配管は、段落0016に記載した第一実施例の流しシンク(S)及び床下配管と同様に構成されてなる。
【0022】
上記段落0020のように構成された各部材は、以下のようにして、上記段落0021に記載した流し台に施工される。
まず、排水器(1)を、屋内の所定の位置に配置された流し台の流しシンク(S)底面に設けられた取付孔に、フランジ部(9)が取付孔周縁に載架された状態となるよう配置する。この状態より、排水器(1)の下方から環状部材(11)を挿通させ、環状部材(11)の被取付部(12)と排水器(1)の取付部(10)を係合させて、フランジ部(9)と環状部材(11)とで取付孔の周縁を挟持させることで、排水器(1)の流しシンク(S)への取付が完了する。
次に、排水器(1)の流出口(3)に、バイパス管路(6)と一体に形成されたトラップ上流管部(5)を接続し、更にトラップ部(4)とトラップ下流管(14)、枝管部(P2)をそれぞれ水密的に接続固定する。
更に段押し部分(16)にキャップ部材(7)を嵌合させて閉塞し、排水トラップ配管の、流し台への施工が完了する。
【0023】
上記のように施工された本発明の第二実施例の排水トラップ配管を備えた流し台を使用すると、流しシンク(S)内に生じた排水は、排水器(1)から、流出口(3)、トラップ上流管部(5)、トラップ部(4)、トラップ下流管(14)、枝管部(P2)を介して、最終的に排水主管(P1)から下水側に排出される。
このとき、バイパス管路(6)はキャップ部材(7)によって水密的に閉塞されているため、下水側から臭気また害虫類が屋内側に侵入してくることはない。
【0024】
また、上記のように構成した排水トラップ配管において管詰まりが発生した場合に、
1.トラップ上流管部(5)またはトラップ部(4)において管詰まり物質が付着している場合、流出口(3)からカンツール法の金属線や、高圧洗浄法のホース管を挿通して、カンツール法や高圧洗浄法を行うことにより、管詰まり物質を崩し、閉塞を解消することができる。
2.トラップ下流管(14)において管詰まり物質が付着している場合、排水器(1)のキャップ部材(7)を取り外し、排水口(2)から取り出し、バイパス管路(6)からカンツール法の金属線や高圧洗浄法のホース管を挿通して、カンツール法や高圧洗浄法を行うことにより、管詰まり物質を崩し、閉塞を解消することができる。
このとき、トラップ部(4)の管体を、トラップ上流管部(5)乃至トラップ下流管(14)に向かう方向が幅狭となる扁平とした分、トラップ上流管部(5)乃至トラップ下流管(14)が幅狭となっており、その分だけバイパス管路(6)を短くできるため、カンツール法や高圧洗浄法を従来のバイパス管路を用いた方法よりも容易に行うことができる。
【0025】
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されることなく、必要に応じて要旨を変更しない範囲で自在に変更することができる。
例えば上記各実施例においては、槽体をキャビネットを設けた流し台としているが、本発明は上記実施例に限定されることなく、浴槽、洗面台、トイレ傍の手洗い器各種の槽体に使用することができる。
【0026】
また、上記第一実施例においては、流出口(3)のみを排水器(1)の側面に設けているが、これに代えて、接続部(13)を排水器(1)の側面に設けたり、あるいは流出口(3)と接続部(13)の両方を排水器(1)の側面に設けても構わない。
【0027】
また、上記第二実施例においては、トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)をそれぞれ軸方向視半円弧としているが、特にこの半円弧形状に限定される物ではなく、例えば接着によって排水器(1)とトラップ上流管部(5)とを接続するのであれば、軸方向視長方形など任意の形状に成型しても構わない。また螺子によって排水器(1)とトラップ上流管部(5)とを接続する場合であっても、両者を合して軸方向視正円とすることができるのであれば、第二実施例のようにトラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)をそれぞれ軸方向視半円弧形状とするのではなく、軸方向視がどのような形状であっても構わない。
【0028】
また、上記各実施例において、第一実施例においては排水器(1)、トラップ上流管部(5)として機能するトラップ上流管(5a)、トラップ部(4)、トラップ下流管(14)、をそれぞれ別部材とし、トラップ部(4)にバイパス管路(8)を一体的に付設した構成としており、また第二実施例においては排水器(1)、トラップ部(4)、トラップ下流管(14)、をそれぞれ別部材とし、トラップ部(4)にバイパス管路(8)とトラップ上流管部(5)を一体的に付設してトラップ配管部材(15)とした構成としているが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて、排水器(1)、トラップ上流管部(5)、トラップ部(4)、トラップ下流管(14)、バイパス管路(8)をそれぞれ別部材としたり、一体の部材として構成しても構わない。但し、請求項1に記載の本発明を実施する場合に限り、少なくとも2つ以上の部材から排水トラップ配管を構成するものとする。
【0029】
【発明の効果】
本願発明の排水トラップ配管は、上記のように構成したため、以下のような効果を奏する。
効果1.請求項1に記載の本発明によれば、管体の接続部分に、高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有する、ワンタッチ式配管接続機構を採用したことによって、高圧洗浄法を行う際に接続箇所からの漏水が生じることがない、安定した配管の接続状態を確保することができる。
効果2.請求項2に記載の本発明によれば、排水器の流出口及び排水器とバイパス管との接続部のいずれか一方、又は両方を排水器本体の側面に設けた場合に、側面に設けた流出口、又はバイパス管との接続部を設けた排水器の壁面を排水器本体の内側方向に突出させ、流出口、又はバイパス管路との接続部を含む部分の水平断面形状が、環状部材の内周縁内に収納可能としたことによって、排水器を槽体に取り付ける際、流出孔や接続部の端部が、排水器を槽体の取付孔に挿通する障害になったり、または、環状部材を排水器に挿通させる障害とならない。
効果3.請求項3に記載の本発明によれば、トラップ部を形成する配管の管体を、平面視トラップ上流管部乃至トラップ下流管部に向かう方向が幅狭とした扁平形状としたことによって、トラップ上流管部乃至トラップ下流管部が扁平による幅狭となった分だけバイパス管路を短くできるため、容易にカンツール法や高圧洗浄法を行うことができる。
効果4.請求項4、また請求項5に記載の本発明によれば、バイパス管路とトラップ上流管部とを一体となるように構成したため、バイパス管路及びトラップ上流管部と、排水口との接続を一度の作業で行うことができる。このため、両者を別々に接続する場合に比べて、作業性、漏水の発生し難さを向上させ、且つ製品の単価を押さえることができる。
効果5.請求項6に記載の本発明によれば、バイパス管路の排水口側端部の周縁を段押し部分とし、且つバイパス管路の閉塞を行うキャップ部材に、段押し部分とキャップ部材の間を閉塞する環状パッキンを配置したことによって、キャップ部材の周囲が平坦化して凹凸が生じることが無くなる。このため、キャップ部材の周囲に排水中の汚物(厨芥、汚泥等)が堆積してしまう、といった問題が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の側面方向の断面図である。
【図2】環状部材を排水器に沿う通阿している状態を示す断面図である。
【図3】図2のA−A’断面である。
【図4】流し台を含む排水機器と、それに施される床下配管を示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施例の側面方向の断面図である。
【図6】本発明の第二実施例の流出口近傍を拡大した断面図である。
【図7】本発明の第二実施例のB矢視図である。
【図8】本発明の第二実施例のC−C’矢視図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 排水器 2 排水口
3 流出口 4 トラップ部
5 トラップ上流管部 5a トラップ上流管
6 バイパス管路 7 キャップ部材
7a 環状パッキン 8 ワンタッチ式配管接続機構
9 フランジ部 10 取付部
11 環状部材 12 被取付部
13 接続部 14 トラップ下流管
15 トラップ配管部材 16 段押し部分
P1 排水主管 P2 枝管部
S 流しシンク

Claims (6)

  1. 排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、
    流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、
    排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、
    トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、
    排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、
    更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、
    槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、
    排水トラップ配管上に、少なくとも1箇所以上、管体の接続部分を設けると共に、
    該排水トラップ配管の管体の接続部分の少なくとも1箇所以上に、
    高圧洗浄法を行う際加えられる水圧よりも強い水密強度を有する、ワンタッチ式配管接続機構(8)を採用したことを特徴とする排水トラップ配管。
  2. 排水口(2)及び流出口(3)を有すると共に、排水口(2)の周縁に外方向に突出したフランジ部(9)を形成し、該フランジ部(9)の下方側面に取付部(10)を備えた排水器(1)と、
    内面に取付部(10)と係合して排水器(1)を槽体に取り付ける被取付部(12)を有する環状部材(11)と、
    流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、
    排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、
    トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、
    排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しない、少なくとも一端を排水器(1)に設けた接続部(13)に接続されるバイパス管路(6)と、
    更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)又は接続部(13)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、
    槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、
    排水器(1)の流出口(3)及び排水器(1)とバイパス管路(6)との接続部(13)のいずれか一方、又は両方を排水器(1)の側面に設けると共に、
    側面に設けた流出口(3)、又はバイパス管路(6)との接続部(13)を設けた排水器(1)の壁面を排水器(1)の内側方向に突出させ、
    流出口(3)、又はバイパス管路(6)との接続部(13)を含む部分の水平断面形状が、
    環状部材(11)の内周縁内に収納可能であることを特徴とする排水トラップ配管。
  3. 排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、
    流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、
    排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、
    トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、
    排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、
    更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、
    槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、
    少なくともトラップ部(4)を形成する管体を、
    平面視トラップ上流管部(5)乃至トラップ下流管部に向かう方向に幅狭な扁平形状としたことを特徴とする排水トラップ配管。
  4. 排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、
    流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、
    排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、
    トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、
    排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、
    更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、
    槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、
    トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)の排水口(2)側端部を一体的に構成したことを特徴とする排水トラップ配管。
  5. 上記請求項4に記載の排水トラップ配管において、
    トラップ上流管部(5)及びバイパス管路(6)の排水口(2)側端部を、
    一体的且つ両者を合したとき、軸方向視一つの円形を形成すると共に、
    該端部と排水口(2)との接続を、螺子による螺合によって行うことを特徴とする排水トラップ配管。
  6. 排水口(2)及び流出口(3)を有する排水器(1)と、
    流出口(3)の下流側に設けられた、管体を屈曲させ封水部としたトラップ部(4)と、
    排水口(2)とトラップ部(4)を連通するトラップ上流管部(5)と、
    トラップ部(4)と床下配管を連通するトラップ下流管部と、
    排水器(1)に設けた、排水口(2)からトラップ下流管部に連通し、トラップ部(4)を通過しないバイパス管路(6)と、
    更に該バイパス管路(6)を水密的に閉塞する、バイパス管路(6)に着脱自在で排水口(2)から取り出すことが可能なキャップ部材(7)とを備えた、
    槽体の排水を排出する排水トラップ配管において、
    バイパス管路(6)の排水口(2)側端部の周縁を段押し形状に形成して段押し部分(16)とし、
    更にキャップ部材(7)の周縁に、段押し部分(16)とキャップ部材(7)の間を閉塞する環状パッキン(7a)を配置したことを特徴とする排水トラップ配管。
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