JP2013144117A - 電気掃除機 - Google Patents

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Koichi Hirai
康一 平井
Yukiyasu Asano
幸康 浅野
Takeyuki Imai
健之 今井
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Abstract

【課題】電気掃除機を使用した時の周囲の環境状態の向上を図ることができ、特に、人体に好影響を与えることができる静電霧化装置を備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】前記電動送風機1からの排気空気を大気に放出する排気部4を備えた電気掃除機5である。電気掃除機5に、水を静電霧化することで帯電微粒子水を生成して放出するための静電霧化装置6を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来から特許文献1に示されるような電気掃除機が知られている。この特許文献1に示される電気掃除機5は、図1、図2に示すように、電気掃除機本体8内部に電動送風機室13と集塵室14とを設け、電動送風機室13に電動送風機1を配置すると共に、集塵室14内に紙袋等で構成された集塵部3を装備し、吸引ノズル2から塵埃を吸引して延長管16、ホース15を介して電気掃除機本体8内に装備した集塵部3に塵埃を捕捉して集塵し、排気部4より排気空気を排気するようになっている。図1、図2中、17は前記の電動送風機1の電力を切り換える手元操作部17である。また、9はフィルタであって、フィルタ9としてプレフィルタ9aと、排気フィルタ9bとが設けてある。
特開2003−250723号公報
前述のような従来の電気掃除機においては、床面に堆積した塵埃を完璧に集塵することは困難であり、ダニ、花粉などのアレルゲン物質が残るという課題がある。また、集塵部に溜まった塵埃から発生する防臭が十分でなく、電気掃除機を使用するときに排気口から外部に臭いが飛散するという課題があり、また、集塵部に溜まった塵埃にもアレルゲン物質が含まれているため、電気掃除機の使用時に排出口から外部に飛散するという課題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、電気掃除機を使用した時の周囲の環境状態の向上を図ることができ、特に、人体に好影響を与えることができる電気掃除機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引する吸引風を発生させる電動送風機1と、該電動送風機1に連通し塵埃を吸気する吸引ノズル2と、塵埃を捕捉して集塵する集塵部3と、前記電動送風機1からの排気空気を大気に放出する排気部4を備えた電気掃除機5である。この電気掃除機5に、脱臭、ダニやアレルゲン物質等の不活性化、除菌、抗ウイルスのうち少なくとも一つの機能を有する機能物質(後述の帯電微粒子水が相当)を生成する生成装置(後述の静電霧化装置が相当)を付加するとともに、前記生成装置は、排気部4又は排気部4近傍に設置され、かつ、排気部4から機外に排出された排気空気の風の流れに対して前記機能物質を放出することを特徴とする。
このような構成とすることで、排気中に含まれるダニやアレルゲン物質を不活性化し、除菌、抗ウイルスを行うことができるとともに、排気空気に乗って帯電微粒子水を部屋中に散布させることができる。
また、生成装置は、水を静電霧化することで発生する機能物質である帯電微粒子水を生成して放出する静電霧化装置6であることが好ましい。
このような構成とすることで、特に機能物質がナノメータサイズの帯電微粒子水であれば、排気空気に乗って部屋の隅々まで浮遊する効果が高く、部屋全体の消臭効果、アレルゲンの不活性化、除菌、抗ウイルス効果をより発揮することができる。
また、静電霧化装置6において静電霧化するための水を供給するために、空気中の水分を冷却して結露水として生成する冷却部10を有する熱交換器11を備え、該熱交換器11の放熱側を吸引ノズル2から排気部4までの風路12の途中に配置してあることが好ましい。
このような構成とすることで、熱交換の時に風路12を流れる風に放熱することで、効果的に熱交換して冷却部10側の冷却で空気中の水分を結露させて静電霧化のための水を供給できる。
本発明は、電気掃除機を使用する際、静電霧化装置で生成した帯電微粒子水を放出して、臭いの除去及びアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスを図って周囲の環境状態の向上を図ることができ、特に、電気掃除機で掃除する際にアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが図れるので人体に好影響を与えることができる。
電気掃除機を示す斜視図である。 同上の電気掃除機本体の断面図である。 本発明の一実施形態の吸引ノズル部分の断面図である。 本発明に用いる静電霧化装置の概略構成図である。 本発明の他の実施形態の電気掃除機本体部分の概略断面図である。 本発明の更に他の実施形態の電気掃除機本体部分の概略断面図である。 本発明の更に他の実施形態の電気掃除機本体部分の概略断面図である。 本発明の更に他の実施形態の電気掃除機本体部分の概略断面図である。 本発明の更に他の実施形態の電気掃除機本体部分の概略断面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図3には電気掃除機5の一実施形態が示してある。電気掃除機本体8内部には電動送風機室13が設けてあって電動送風機1を内装してあり、電気掃除機本体8の内部には更に、電動送風機1の上流側に集塵室14が設けてあって該集塵室14に紙袋等で構成された集塵部3を装備してあり、電動送風機室13の下流側に排気部4が設けてあり、電気掃除機本体8内にはフィルタ9が設けてある。図3の実施形態ではフィルタ9として、集塵室14と電動送風機室13との間に配置するプレフィルタ9aと、排気部4に設けた排気フィルタ9bとが設けてある。
電気掃除機本体8には集塵室14の上流側の接続部にホース15の後端が着脱自在に接続してあり、ホース15の上流側に延長管16が着脱自在に接続してあり、延長管16の上流側に吸引ノズル2が着脱自在に接続してある。延長管16には電動送風機1の電力を切り換える手元操作部17が設けてある。また、吸引ノズル2は下面部に床面7に対向する吸引用開口部18が設けてあり、吸引ノズル2の吸引用開口部18から排気部4までの風路12が形成してある。また、吸引ノズル2内には吸引用開口部18部分に吸引ブラシ28が設けてある。
上記のような構成の電気掃除機5において、本発明は水を静電霧化することで帯電微粒子水を生成して放出するための静電霧化装置6を備えていることに特徴があり、図3に示す実施形態においては、静電霧化装置6を吸引ノズル2に設けた例が示してある。
静電霧化装置6は、放電電極20と、空気中の水分を結露水として生成することで放電電極20に水を供給するための冷却部10と、放電電極20に生成した結露水を静電霧化するために放電電極20に高電圧を印加するための高電圧印加部22とを備えている。
図4には本発明に用いる静電霧化装置6の概略構成図が示してある。図4に示す実施形態においてはペルチェユニットのような熱交換器11の冷却部10により空気中の水分を冷却して結露水を生成することで放電電極20に水を供給するようになっている。
図4には熱交換器11としてペルチェユニットの例が示してあり、ペルチェユニットは熱伝導性の高いアルミナや窒化アルミニウムからなる絶縁板の片面側に回路を形成してある一対のペルチェ回路板23を、互いの回路が向き合うように対向させ、多数列設してある熱電素子24を両ペルチェ回路板23間で挟持すると共に隣接する熱電素子24同士を両側の回路で電気的に接続させ、ペルチェ入力リード線25を介してなされる熱電素子24への通電により一方のペルチェ回路板23側から他方のペルチェ回路板23側に向けて熱が移動するように構成したものである。更に、上記一方の側のペルチェ回路板23の外側には冷却部10を接続してあり、また、上記他方の側のペルチェ回路板23の外側には放熱部26が接続してあり、実施形態では放熱部26として放熱フィンの例が示してある。ペルチェユニットの冷却部10には放電電極20の後端部が接続してある。
放電電極20は絶縁材料からなる筒体30で囲まれており、筒体30の周壁には筒体30内外を連通する開口30aが設けてある。また、筒体30の先端開口部にリング状をした対向電極21が配設され、放電電極20の軸心の延長線上にリング状の対向電極21のリングの中心が位置するように放電電極20と対向電極21とが対向している。なお、本発明においては対向電極21は設けないものも含む。
上記静電霧化装置6は、ペルチェユニットに通電することで、冷却部10が冷却され、冷却部10が冷却されることで放電電極20が冷却され、空気中の水分を結露して放電電極20に水(結露水)を供給するようになっている。
このように放電電極20に水が供給された状態で上記放電電極20と対向電極21との間に高電圧を印加すると、放電電極20と対向電極21との間にかけられた高電圧により放電電極20の先端部に供給された水と対向電極21との間にクーロン力が働いて、水の液面が局所的に錐状に盛り上がり(テーラーコーン)が形成される。このようにテーラーコーンが形成されると、該テーラーコーンの先端に電荷が集中してこの部分における電界強度が大きくなって、これによりこの部分に生じるクーロン力が大きくなり、更にテーラーコーンを成長させる。このようにテーラーコーンが成長し該テーラーコーンの先端に電荷が集中して電荷の密度が高密度となると、テーラーコーンの先端部分の水が大きなエネルギー(高密度となった電荷の反発力)を受け、表面張力を超えて分裂・飛散(レイリー分裂)を繰り返して活性種を含むマイナスに帯電したナノメータサイズの帯電微粒子水が大量に生成させて放出口27(図4では筒体30の先端開口部を放出口としている例を示している)から外部に放出されるようになっている。
図3に示す実施形態では、吸引ノズル2内に上記の構成の静電霧化装置6を設け、静電霧化装置6の放出口27を、吸引ノズル2の下面部に開口させてあり、図3においては、吸引ノズル2の下面部の前部に吸引用開口部18を設け、吸引ノズル2の下面部の後部に静電霧化装置6の放出口27を設けてあり、吸引用開口部18を床面7に対向させた際に、放出口27も床面に対向していて静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を床面7に向けて放出するようになっている。また、吸引ノズル2の下面部を床面7に接触させた際に、放出口27は床面7との間に隙間29が生じるように床面7よりやや上方に位置するようになっている。
静電霧化装置6は、手元操作部17を操作して電動送風機1をオンにした際に、同時にオンとなり、また、手元操作部17を操作して電動送風機1をオフにした際に、同時にオフとなるように設定してある。
上記の構成の静電霧化装置6を備えた電気掃除機5の動作につき説明する。手元操作部17を操作して電動送風機1をオンすることで、吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃を吸引し、吸引ノズル2、延長管16、ホース15を通り、集塵部3を装備した集塵室14を通過して集塵部3内に塵埃を捕捉して集塵し、プレフィルタ9aを経て電動送風機1を内装した電動送風機室13に入り、更に、排気フィルタ9bを経て排気部4から外部に排気することで、掃除を行う。この時、本実施形態においては、床面7に対向する放出口27から床面7に向けて帯電微粒子水を放出する。このように掃除を行っている際に、放出口27から床面7に帯電微粒子水が放出されることで、吸引ノズル2に設けた吸引ブラシ28では吸引しきれない絨毯などの奥に堆積している塵埃に対して帯電微粒子水が散布されることになる。
静電霧化装置6により生成された帯電微粒子水は活性種を含んでいため、床面7に残っている塵埃中のダニやアレルゲン物質などを不活性化することができ、また、臭いを脱臭することができ、加えて除塵、抗ウイルス効果を発揮できる。更に、放出される帯電微粒子水はナノメータサイズときわめて小さいため、絨毯などの表面から奥深くに水の浸透力により浸透し、床面7の内部においてもダニやアレルゲン物質などを不活性化し、臭いを除去し、除塵、抗ウイルスを行うことができる。
ここで、図3に示す実施形態においては、静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を上記のように放出口27から床面7側に向けて放出することに加え、帯電微粒子水の一部を吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃と共に空気を吸引する際に該吸引の風の流れに放出するようになっている。
すなわち、風路12の吸引ノズル2内の部分に静電霧化装置6が配置してあり、風路12を流れる風の一部が静電霧化装置6内を通過するようにしてあり、図3の実施形態においては、静電霧化装置6に複数の開口30aを設け、風路12の風の一部が分流して一方の開口30aから筒体30内に入り、別の開口30aから出て風路12に流れて合流するようになっている。図3においては風路12の風の一部が分流して再び合流するバイパス路35を設け、該バイパス路35の途中に静電霧化装置6の筒体30を配置し、一方の開口30aから筒体30内を経て他方の開口30bに至る部分がバイパス路35の一部を構成している。そして、風路12を流れる風の一部を分流してバイパス路35の入口から取り込んで筒体30内を通してバイパス路35の出口から再び風路12内に流して合流させることで、筒体30内で発生した帯電微粒子水の一部が風路12内に放出されることになり、延長管16、ホース15を経て集塵部3側に流れ、特に、集塵部3内に捕捉された塵埃の臭いを脱臭し、塵埃中に含まれるダニやアレルゲン物質を不活性化し、除菌、抗ウイルスを行うことができる。
このように本発明においては、電気掃除機5を運転して掃除する際、静電霧化装置6を運転して帯電微粒子水を生成して放出し、帯電微粒子水に含まれる活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質を不活性化すると共に臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルスを行うことができるものであり、このように臭いの除去及びアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルス行って周囲の環境状態の向上を図ることができる。特に、電気掃除機で掃除する際にアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが行えるので人体に好影響を与えることができる。
また、本実施形態においては、静電霧化装置6に設けた熱交換器11の放熱部26が風路12内に位置していて、熱交換の時に風路12を流れる風に放熱することで、効果的に熱交換して冷却部10側の冷却で空気中の水分を結露させて静電霧化のための水を供給できる。したがって、放熱のための新たな部品を必要とせず、静電霧化装置6の小型化が可能で、安価となる。
次に、図5に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態において前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じ構成、作用、効果を有するものには、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明については前述の実施形態の説明を援用する。
前述の図3に示す実施形態では、吸引ノズル2に静電霧化装置6を設けた例を示したが、本実施形態においては、排気部4又は排気部4近傍に静電霧化装置6を設置してある。
本実施形態においては、手元操作部17を操作して電動送風機1をオンすることで、前述の実施形態と同様に、吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃を吸引し、吸引ノズル2、延長管16、ホース15を通り、集塵部3を装備した集塵室14を通過して集塵部3内に塵埃を捕捉して集塵し、プレフィルタ9aを経て電動送風機1を内装した電動送風機室13に入り、更に、排気フィルタ9bを経て排気部4から外部に排気することで、掃除を行う。
この時、本実施形態においては、静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を、排気部4から排気する際、排気される排気空気の風の流れに対して放出する。排気部4から排出される排気中には電気掃除機5に吸引された塵埃の一部が含まれているが、帯電微粒子水により排気中の臭いを脱臭し、排気中に含まれるダニやアレルゲン物質の不活性化し、除菌、抗ウイルスを行うことができる。また、排気空気に乗って帯電微粒子水が部屋中に散布され、特に、帯電微粒子水はナノメータサイズときわめて小さいので、排気空気に乗って部屋の隅々まで浮遊し、部屋全体の消臭効果、アレルゲンの不活性化、除菌、抗ウイルス効果を発揮することができる。
次に、図6に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態において前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じ構成、作用、効果を有するものには、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明については前述の実施形態の説明を援用する。
前述の図3に示す実施形態では、吸引ノズル2に静電霧化装置6を設けた例を示したが、本実施形態においては、電気掃除機本体8の下面に静電霧化装置6を設置し、放出口27を床面7と対向させてあり、静電霧化装置6で生成した帯電微粒子液を放出口27から床面7に対して放出するように配置してある。
本実施形態においては、手元操作部17を操作して電動送風機1をオンすることで、前述の実施形態と同様に、吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃を吸引し、吸引ノズル2、延長管16、ホース15を通り、集塵部3を装備した集塵室14を通過して集塵部3内に塵埃を捕捉して集塵し、プレフィルタ9aを経て電動送風機1を内装した電動送風機室13に入り、更に、排気フィルタ9bを経て排気部4から外部に排気することで、掃除を行う。
この時、本実施形態においては、電気掃除機本体8の下面に設置した静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を、放出口27から床面7に対して放出する。このように掃除を行っている際に、放出口27から床面7に帯電微粒子水が放出されることで、吸引ノズル2に設けた吸引ブラシ28では吸引しきれない絨毯などの奥に堆積している塵埃に対して帯電微粒子水が散布されることになり、床面7に残っている塵埃の臭いの脱臭やダニやアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスを行うことができる。しかも、本実施形態においては、吸引ノズル2とは離れた箇所にある電気掃除機本体8の下面の放出口27から床面7に帯電微粒子水を放出するので、放出された帯電微粒子水が吸引ノズル2により吸引されることがなく、効果的に床面7に残った臭いの脱臭、アレルゲン物質の不活性化、、除菌、抗ウイルスを行うことができる。
次に、図7に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態において前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じ構成、作用、効果を有するものには、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明については前述の実施形態の説明を援用する。
前述の図3に示す実施形態では、吸引ノズル2に静電霧化装置6を設け、静電霧化装置6の放出口27を、吸引ノズル2の下面部に開口させ、静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を上記のように放出口27から床面7側に向けて放出することに加え、帯電微粒子水の一部を吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃と共に空気を吸引する際に該吸引の風の流れに放出するようになっている例を示したが、本実施形態においては、静電霧化装置6を吸引ノズル2に設置し、発生する帯電微粒子水の全部を延長管16、ホース15側に放出するようにした例である。
本実施形態においては、吸引ノズル2内に配設した静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水の全部を、塵埃と共に空気が吸引されて延長管16、ホース15側に流れる際、この塵埃を含む空気流に乗せて延長管16、ホース15側に流すものである。本実施形態においては、延長管16、ホース15に放出された帯電微粒子水により、前述の図3に示す実施形態に比べ、より重点的に延長管16、ホース15を流れる塵埃及び空気中に含まれる臭いの除去やアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが行え、同時に延長管16、ホース15の内面の脱臭、アレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが行えて、清潔に保つことができる。
次に、図8に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態において前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じ構成、作用、効果を有するものには、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明については前述の実施形態の説明を援用する。
前述の図3に示す実施形態では、吸引ノズル2に静電霧化装置6を設けた例を示したが、本実施形態においては、電気掃除機本体8内に静電霧化装置6を設置し、静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を集塵部3を内装した集塵室14内に放出するようにした例であり、電気掃除機本体8には集塵室14内に帯電微粒子水を放出するための放出口27が設けてある。この場合、放出口27は、集塵部3側に向けて開口するように配置するのが好ましい。
本実施形態においては、手元操作部17を操作して電動送風機1をオンすることで、前述の実施形態と同様に、吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃を吸引し、吸引ノズル2、延長管16、ホース15を通り、集塵部3を装備した集塵室14を通過して集塵部3内に塵埃を捕捉して集塵し、プレフィルタ9aを経て電動送風機1を内装した電動送風機室13に入り、更に、排気フィルタ9bを経て排気部4から外部に排気することで、掃除を行う。
この時、本実施形態においては、電気掃除機本体8内に設置した静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水を集塵室14内に放出する。このように掃除を行っている際に、集塵室14内に帯電微粒子水が放出することで、集塵室14に放出された帯電微粒子水により集塵室14内の空間を浮遊する臭成分、アレルゲン物質、菌、ウイルスや、集塵室14の内面に付着している臭成分、アレルゲン物質、菌、ウイルスに対して、脱臭、アレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスを行って集塵室14内を清潔に保つことができる。しかもこれに加え、集塵室14内に配置された集塵部3の外面に帯電微粒子水が付着し、集塵部3内に溜まった塵埃中に含まれる臭いの除去やアレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが行える。このように、集塵室14内及び集塵室14内に配置した集塵部3の脱臭、アレルゲン物質の不活性化、除菌、抗ウイルスが行えるので、電気掃除機5の使用時に排気部4から出る臭いの除去やアレルゲン物質や菌やウイルスの飛散を防止できる。
次に、図9に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態において前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じ構成、作用、効果を有するものには、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明については前述の実施形態の説明を援用する。
前述の図3に示す実施形態では、吸引ノズル2に静電霧化装置6を設けた例を示したが、本実施形態においては、電気掃除機本体8内に静電霧化装置6を設置し、静電霧化装置6で発生させる帯電微粒子水を電気掃除機本体8に内装したフィルタ9に対して放出するように放出口27をフィルタ9側に向けて配置してある。図9に示す実施形態ではプレフィルタ9aに向けて帯電微粒子水を放出するようにしている例を示しているが、排気フィルタ9bに向けて帯電微粒子水を放出するようにしてもよく、また、プレフィルタ9a、排気フィルタ9bのいずれに対しても帯電微粒子水を放出するようにしてもよい。
本実施形態においては、手元操作部17を操作して電動送風機1をオンすることで、前述の実施形態と同様に、吸引ノズル2の吸引用開口部18から塵埃を吸引し、吸引ノズル2、延長管16、ホース15を通り、集塵部3を装備した集塵室14を通過して集塵部3内に塵埃を捕捉して集塵し、プレフィルタ9aを経て電動送風機1を内装した電動送風機室13に入り、更に、排気フィルタ9bを経て排気部4から外部に排気することで、掃除を行う。
この時、本実施形態においては、電気掃除機本体8に内装した静電霧化装置6で発生させた帯電微粒子水をフィルタ9に向けて放出する。このように掃除を行っている際に、フィルタ9に帯電微粒子水が放出されることで、フィルタ9に溜まった塵埃中に含まれる臭いの除去やダニやアレルゲン物質の不活性化ができる。したがって、電気掃除機5の使用時に排気部4から出る排気空気に臭いが含まれるのを抑制し、また排気中に含まれるダニやアレルゲン物質が不活性化できる。
上記いずれの図5乃至図9に示す各実施形態においても、静電霧化装置6に設けた熱交換器11の放熱部26が風路12内に位置していて、熱交換の時に風路12を流れる風に放熱することで、効果的に熱交換して冷却部10側の冷却で空気中の水分を結露させて静電霧化のための水を供給するようにしてもよい。
1 電動送風機
2 吸引ノズル
3 集塵部
4 排気部
5 電気掃除機
6 静電霧化装置
7 床面
8 電気掃除機本体
9 フィルタ
10 冷却部
11 熱交換器
12 風路

Claims (3)

  1. 塵埃を吸引する吸引風を発生させる電動送風機と、該電動送風機に連通し塵埃を吸気する吸引ノズルと、塵埃を捕捉して集塵する集塵部と、前記電動送風機からの排気空気を大気に放出する排気部を備えた電気掃除機に、脱臭、ダニやアレルゲン物質等の不活性化、除菌、抗ウイルスのうち少なくとも一つの機能を有する機能物質を生成する生成装置を付加するとともに、前記生成装置は、排気部又は排気部近傍に設置され、かつ、排気部から機外に排出された排気空気の風の流れに対して前記機能物質を放出することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記生成装置は、水を静電霧化することで発生する前記機能物質である帯電微粒子水を生成して放出する静電霧化装置であることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 静電霧化装置において静電霧化するための水を供給するために、空気中の水分を冷却して結露水として生成する冷却部を有する熱交換器を備え、該熱交換器の放熱側を吸引ノズルから排気部までの風路の途中に配置して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気掃除機。
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