JP2013143202A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カードエッジコネクタを備える電子装置において、ハウジングと筐体との相対的な変位により、電気的な接続信頼性が低下するのを抑制する。
【解決手段】カードエッジコネクタに、回転動作により、差込空間に回路基板を挿入する挿入力を補助するレバーを設け、筐体に、レバーの作用点部が作用点として機能するための受け部を設けた。また、筐体及びレバーに、レバーの回転動作が完了した状態で、少なくとも深さ方向で互いに接触して嵌合する嵌合部を設けた。筐体の嵌合部は、筐体においてハウジングの外周面と対向する対向部の外面から突出するようにした。そして、筐体の嵌合部における深さ方向でのレバーとの接触部位及びレバーの嵌合部における深さ方向での筐体との接触部位の一方を、対向部の外面に垂直な垂直方向及び深さ方向に対して傾斜するテーパ形状をなすようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、カードエッジコネクタに回路基板の端部が挿入されてなる電子装置に関するものである。
従来、特許文献1に示されるように、カードエッジコネクタに回路基板の端部が挿入されてなる電子装置が知られている。カードエッジコネクタの場合、回路基板そのものがオス端子の役割を果たす。特許文献1において、回路基板は、筐体(フード部)の内部空間に収容されるとともに筐体に固定されている。そして、回路基板の一方の端部を、カードエッジコネクタのハウジングに設けられた差込空間に挿入することにより、回路基板の端部表面に設けられた複数の電極と、ハウジングから露出する端子の接触部(接点部)とが接触して電気的な導通が図られる。また、カードエッジコネクタを構成する端子の、ばね変形による反力、所謂付勢力により、回路基板の端部が固定(保持)される。
特開2003−178834号公報
ところで上記した電子装置では、ハウジングの差込空間を含む少なくとも一部が、筐体の内部空間に収容される。組み付け公差が必要であるから、ハウジングにおいて差込空間が開口する先端面及び該先端面と反対の裏面を除く外周面(側面)と、筐体の内面との間には、必ず隙間が生じてしまう。
この隙間により、ハウジングと筐体との間にがたつきが生じる。例えば電子装置が車両に組み付けられた状態で、車両振動により、端子に電気的に接続されたワイヤーハーネスが振れると、筐体に対してハウジングが変位する。例えばハウジングが回路基板を中心に回転運動する場合、ハウジングに保持された端子が、回路基板の電極を抉ることとなる。これにより、端子表面のメッキ層が剥がれるなど端子が損傷したり、変形したりする虞がある。また、剥がれたメッキ屑などにより短絡が生じる虞もある。さらには、端子の付勢力の変化により、端子と電極との接触抵抗が変化する虞もある。また、ハウジングが例えば回路基板の厚さ方向において平行移動した場合にも、端子の付勢力の変化により、端子と電極との接触抵抗が変化したり、オープン(非接触状態)が生じる恐れがある。このように、端子と電極との接続信頼性が低下する虞がある。
本発明は上記問題点に鑑み、カードエッジコネクタを備える電子装置において、ハウジングと筐体との相対的な変位により、電気的な接続信頼性が低下するのを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
一方の端部における両面のうち、少なくとも一面上に複数の電極が設けられた回路基板と、
回路基板の一方の端部が挿入配置される差込空間を有するハウジングと、該ハウジングに保持され、電極とハーネスとを電気的に接続するばね変形可能に設けられた部材であって、差込空間に突出する突出部を有し、該突出部は電極と接触する接点部を含み、該接点部が差込空間の深さ方向及び回路基板の厚さ方向に対応する差込空間の高さ方向の両方向に垂直な幅方向に沿って配列された複数の端子と、を有するカードエッジコネクタと、
袋形状をなし、内部に回路基板を固定する固定部を有し、固定部に固定された回路基板における一方の端部が、ハウジングの差込空間に挿入配置されて電極が端子に接触された状態で、回路基板及び差込空間を含むハウジングの少なくとも一部を内部空間に収容する筐体と、を備える電子装置であって、
カードエッジコネクタは、自身の長手方向の一端側に設けられ、作用点として機能する作用点部と、該作用点部よりも前記長手方向において他端に近い位置に設けられ、差込空間が開口するハウジングの先端面及び該先端面と反対の裏面を除く外周面に沿って回転可能に外周面に支持された、支点として機能する支点部と、を備え、該支点部を回転軸とする回転動作により、差込空間に回路基板を挿入する挿入力を補助するレバーを有し、
筐体は、作用点部が作用点として機能するための受け部を有し、
筐体及びレバーは、差込空間に回路基板を挿入するためのレバーの回転動作が完了した状態で、少なくとも深さ方向で互いに接触して嵌合する嵌合部を有し、
嵌合部は、深さ方向に直交する一方向において、回路基板を挟むように一対設けられ、
筐体の嵌合部は、筐体においてハウジングの外周面と対向する対向部の外面から突出しており、
レバーの嵌合部は、支点部に対して作用点部と反対側の部分に設けられ、
筐体の嵌合部における深さ方向でのレバーとの接触部位及びレバーの嵌合部における深さ方向での筐体との接触部位の一方は、一方向及び深さ方向に対して傾斜するテーパ形状をなしていることを特徴とする。
このように本発明では、カードエッジコネクタに、てこの原理を利用するレバーを設けているため、電極の数(端子の本数)が多くても、レバーを有さない構成に較べて、回路基板を差込空間に挿入しやすい。
また、カードエッジコネクタに設けたレバーを利用し、ハウジングと筐体との相対的な変位を抑制するようにしている。具体的には、筐体及びレバーに、少なくとも深さ方向で互いに接触して嵌合する嵌合部を、一方向において回路基板を挟むように一対設けている。そして、筐体の嵌合部における深さ方向でのレバーとの接触部位と、レバーの嵌合部における深さ方向での筐体との接触部位の一方を、一方向及び深さ方向に対して傾斜するテーパ形状としている。このため、レバーの回転動作により、接触部位同士が接触すると、レバーを介してハウジングに、一方向に沿う力が作用する。上記したように、嵌合部を、一方向において回路基板を挟むように設けるため、両嵌合部をそれぞれ嵌合させることで、少なくとも一方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。すなわち、ハウジングと筐体との相対的な変位を抑制し、電気的な接続信頼性が低下するのを抑制することができる。
請求項2に記載のように、
嵌合部は、高さ方向において、回路基板の両面上にそれぞれ設けられると良い。
これによれば、少なくとも高さ方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。したがって、付勢力の変化を抑制するのに効果的である。すなわち、端子と電極との接触抵抗の変化や、オープンが生じるのを抑制することができる。
請求項3に記載のように、
電極は、回路基板の両面にそれぞれ設けられ、
複数の端子は、電極に対応して、差込空間を構成する高さ方向の一方の壁面から突出する端子と、一方の壁面と対向する壁面から突出する端子と、を有し、
嵌合部は、深さ方向及び幅方向において同じ位置、且つ、高さ方向において差込空間の中心との距離が互いに等しい位置に設けられることが好ましい。
これによれば、高さ方向において、差込空間の中心と回路基板の中心がほぼ一致することとなるため、回路基板の両面側にそれぞれ位置する端子の付勢力を、ほぼ等しくすることができる。
請求項4に記載のように、
嵌合部は、幅方向において、回路基板の両側面上にそれぞれ設けられても良い。
これによれば、少なくとも幅方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。
請求項5に記載のように、
筐体の嵌合部における深さ方向でのレバーとの接触部位を、深さ方向において筐体の嵌合部の中心から遠ざかるほど、一方向において回路基板から離反するテーパ形状をなすようにしても良い。
これによれば、レバーが、筐体の嵌合部におけるテーパ形状部分に接触することで、レバーに対し、一方向において回路基板側に押さえこむ力が作用する。したがって、少なくとも一方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。また、筐体の嵌合部がテーパ形状をなしているため、レバーの回転動作にともない、筐体の嵌合部にレバーの嵌合部を嵌合(圧入)させることができる。
請求項6に記載のように、
筐体の嵌合部は、筐体の対向部の外面から起立する軸部と、該軸部から延びて対向部の外面に対向配置された伸延部を有し、
レバーの嵌合部における深さ方向での筐体との接触部位は、深さ方向において軸部の中心から遠ざかるほど、一方向において回路基板から遠ざかるテーパ形状をなしており、
レバーにおけるテーパ形状をなす部分は、筐体の伸延部に接触しつつ、その一部が、伸延部と対向部との間に隙間に入り込んでいる構成としても良い。
これによれば、レバーの嵌合部におけるテーパ形状部分が、筐体の伸延部に接触すると、レバーに対し、一方向において回路基板側に押さえこむ力が作用する。したがって、少なくとも一方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。また、レバーの嵌合部がテーパ形状をなしているため、レバーの回転動作にともない、筐体の嵌合部に嵌合(圧入)させることができる。
請求項7に記載のように、
筐体の嵌合部は、柱状をなしており、該柱状の突出端面と側面との角部が深さ方向でのレバーとの接触部位とされ、
レバーの嵌合部における深さ方向での筐体との接触部位は、深さ方向において筐体の嵌合部の中心から遠ざかるほど、一方向において回路基板に近づくテーパ形状をなすようにしても良い。
これによれば、レバーの嵌合部におけるテーパ形状部分が、筐体の嵌合部に接触すると、レバーに対し、一方向において回路基板と反対側に押し広げる力が作用する。したがって、少なくとも一方向において、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。また、レバーの嵌合部がテーパ形状をなしているため、レバーの回転動作にともない、筐体の嵌合部に嵌合させることができる。
請求項8に記載のように、
レバーの嵌合部は、一方向及び深さ方向の両方向に直交する直交方向において、筐体の嵌合部を挟むように直交方向の両サイドに設けられ、
筐体及びレバーの嵌合部は、筐体の嵌合部を挟む直交方向の両サイドにおいても互いに接触し、
筐体及びレバーの嵌合部は、直交方向での接触部位として、深さ方向での接触部位を直交方向に置き換えた形状を有することが好ましい。
これによれば、一方向に直交する直交方向においても、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。すなわち、高さ方向と幅方向の両方向において、がたつきを抑制することができる。
請求項9に記載のように、
筐体の嵌合部は、袋形状の筐体の開口周縁に設けられることが好ましい。
これによれば、深さ方向において、開口周縁から離れた位置に筐体の嵌合部が設けられる構成に較べて、ハウジングと筐体とのがたつきを抑制することができる。
第1実施形態に係る電子装置を模式的に示した斜視図である。 図1のII-II線に沿う断面図であり、電子装置をより具体化したものである。 図1に示す電子装置のうち、レバーを示す斜視図である。 図1に示す電子装置のうち、ハウジングにレバーを取り付けたカードエッジコネクタを示す斜視図である。 回路基板の電極とカードエッジコネクタの端子を接続させるための、レバーの回転動作を示す斜視図である。 回路基板の電極とカードエッジコネクタの端子を接続させるための、レバーの回転動作を示す斜視図である。 回路基板の電極とカードエッジコネクタの端子を接続させるための、レバーの回転動作を示す斜視図である。 レバーの回転動作を示す平面図であり、図5に対応している。 レバーの回転動作を示す平面図であり、図6に対応している。 レバーの回転動作を示す平面図であり、図7に対応している。 図10のXI-XI線に沿う断面図である。 図10のXII-XII線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る電子装置の概略構成を示す断面図であり、図2に対応している。 図13の破線で囲んだ領域XIVを拡大した図である。 嵌合部の変形例を示す断面図であり、図2に対応している。 図15の破線で囲んだ領域XVIを拡大した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。また、差込空間の深さ方向、換言すれば回路基板の挿抜方向を単に深さ方向と示す。また、差込空間に配置された回路基板の厚さ方向、換言すれば差込空間の高さ方向を単に高さ方向と示す。また、深さ方向及び高さ方向の両方向に直交する差込空間の幅方向、換言すれば回路基板に形成された電極の配列方向を単に幅方向と示す。
(第1実施形態)
先ず、本実施形態に係る電子装置の概略構成について説明する。
図1及び図2に示すように、電子装置10は、回路基板12、カードエッジコネクタ14、及び筐体16を備える。このような電子装置10は、例えば車両の各種ECU(Electric Control Unit)として用いられる電子制御装置に好適である。
図2に示すように、回路基板12は、樹脂などの電気絶縁材料からなる絶縁基材20と、該絶縁基材20に形成された図示しない配線と、配線の一部としての電極22(ランド)に電気的に接続された図示しない電子部品と、を有して構成されている。
電極22は、回路基板12(絶縁基材20)において、深さ方向における一方の端部に形成される。また、一方の端部のうち、一面12a及び該一面12aと反対の裏面12bのうち少なくとも一方に形成される。また、電極22は、回路基板12における形成された面内において、幅方向に沿って配列される。本実施形態では、図2に示すように、一面12a及び裏面12bの両面に電極22がそれぞれ形成されている。
電子部品としては、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサ等を採用することができる。この電子部品は、回路基板12において、電極22の形成領域とは異なる領域に実装されている。具体的には、回路基板12のうち、深さ方向において、電極22の形成された一方の端部と反対の端部が、後述の固定部66により固定される部分となっている。そして、深さ方向において、電極22の形成領域と固定部66により固定される領域との間の領域に、電子部品が実装されている。
カードエッジコネクタ14は、ワイヤーハーネス100(以下、ハーネス100と示す)と回路基板12に構成された回路(電極22)とを電気的に接続する中継部材である。要部として、電気絶縁材料からなるハウジング30と、ハウジング30に保持された複数の端子32と、カードエッジコネクタ14に回路基板12を挿入する際に挿入力を補助するレバー34と、を有している。
ハウジング30は、例えば樹脂を射出成形してなり、回路基板12の一方の端部、すなわち電極形成領域を有する端部、が挿入配置される差込空間36を有する。この差込空間36は、図2に示すように、ハウジング30の先端面30aに開口しており、回路基板12における一方の端部を収容すべく、回路基板12の厚さに応じた所定の高さと回路基板12の挿入深さに応じた所定深さを有する。また、ハウジング30は、ハーネス100を収納する収納空間38を有し、この収納空間38にハーネス100が挿入されると、コンタクト40を介して、端子32とハーネス100が電気的に接続されるようになっている。なお、ハーネス100と一体化した構造の端子32を採用することもできる。
また、ハウジング30は、先端面30a及び深さ方向において先端面30aと反対の面(ハーネス100側の面)を除く外周面30bの所定位置に、レバー34を回転可能に支持するための凸状の支持部42(ボス)を有している。この支持部42は、高さ方向に沿って外周面30bから突出しており、円柱状をなしている。
端子32は、導電性が良好な金属材料を用いて形成されている。例えばりん青銅をニッケルメッキで被覆し、さらに金メッキで被覆してなるものを採用することができる。図2に示すように、端子32は、一部がハウジング30に保持されて、一端が収納空間38に突出してハーネス100と接続されるようになっている。一方、他端は差込空間36内に突出している。この突出部44は、ばね変形可能に設けられており、弾性変形した状態で、突出部44の一部44a(以下、接点部44aと示す)が電極22と接触する。したがって、回路基板12の電極22との間で安定した接触圧を確保することができる。なお、端子32の接点部44aは、回路基板12の電極22に対応し、幅方向に沿って配列されている。
本実施形態では、差込空間36を構成する壁面のうち、高さ方向において相対する壁面から、差込空間36内に端子32の突出部44がそれぞれ突出している。そして、回路基板12の両面側に位置する端子32の弾性変形による反力(付勢力)により、回路基板12における差込空間36に配置された端部が固定(保持)されるようになっている。また、回路基板12の両面側に位置する端子32は、差込空間36の高さ方向の中心を通り、深さ方向に沿った仮想線に対して線対称配置となっている。
レバー34は、図3に示すように、平板状の第1板部46及び第2板部48と、これら板部46,48の一端同士を連結する連結部50とにより構成されている。本実施形態では、板部46,48及び連結部50が、樹脂材料を用いて一体成形されている。
第1板部46は、直線状の2片を中心角が鈍角をなすように連結した略V字状をなしており2片のうち、連結部50の連結された一方が他方よりも長くなっている。また、第1板部46における連結部50の連結された一端部と反対の端部であって、連結部50の配置側と反対の面上に、作用点として機能する突起部52が設けられている。本実施形態において、突起部52は円柱状をなしている。この突起部52は、特許請求の範囲に記載の作用点部に相当する。
また、第1板部46を構成する2片のつなぎ部分には、ハウジング30の外周面30bに設けられた支持部42が挿通される貫通孔54が設けられている。すなわち、貫通孔54は、第1板部46の長手方向の中心よりも、突起部52に近い位置に設けられている。この貫通孔54は、支持部42の外形輪郭(円形)に応じた開口形状を有しており、その開口面積は、柱状をなす支持部42の断面積よりも若干大きくされている。このため、貫通孔54は、支持部42に回転可能に支持され、支点として機能する。この貫通孔54(第1板部46における貫通孔54の壁面)は、特許請求の範囲に記載の支点部に相当する。
また、第1板部46において、連結部50に連結された端部と貫通孔54との間の部分には、嵌合部80を構成するレバー嵌合部82が設けられている。嵌合部80及びレバー嵌合部82の詳細については、後述する。
一方、第2板部48は、第1板部46と同じ板厚、形状、大きさを有して構成されている。そして、全域が第1板部46とオーバラップするように、連結部50によって連結されている。また、第1板部46と同様の構成で、突起部52、貫通孔54、及びレバー嵌合部82が形成されている。また、突起部52は、第1板部46との対向面の裏面側に設けられている。すなわち、板部46,48において、突起部52は互いに対向する面と反対の面上にそれぞれ設けられている。
このように構成されるレバー34では、例えば板部46,48の突起部52が設けられた端部と反対の端部、換言すれば連結部50が、力点として機能する。また、本実施形態では、高さ方向において板部46,48、換言すればレバー嵌合部82が回路基板12を挟むように、ハウジング30にレバー34が組み付けられる。
筐体16は、カードエッジコネクタ14の差込空間36に、回路基板12の一方の端部が挿入配置されて端子32に回路基板12の電極22が接触された状態で、差込空間36を含むカードエッジコネクタ14の少なくとも一部及び回路基板12を、内部空間に収容する袋形状の部材である。本実施形態では、ハウジング30の外周面を覆うように両端が開口する筒状に形成された筒部62を有する第1ケース60と、袋形状をなし、第1ケース60に組み付けられて、第1ケース60とともに筐体16を構成する第2ケース64と、を有する。
また、筐体16は、回路基板12の固定部として、回路基板12における電極22が形成された一方の端部と反対の端部(以下、反対の端部と示す)を固定する固定部66を少なくとも有している。本実施形態では、筐体16が回路基板12の固定部として固定部66のみを有しており、この固定部66と、回路基板12の両面側に位置する端子32とにより、回路基板12が固定(保持)される。本実施形態では、筐体16を構成する第2ケース64に固定部66が設けられている。また、固定部66は、幅方向における回路基板12のほぼ中央位置において、回路基板12の一面12aを支持する固定部66と、幅方向における回路基板12の両端付近それぞれにおいて、回路基板12の裏面12bを支持する固定部66と、により構成されている。
また、第1ケース60は、図2に示すように、高さ方向において、筒部62における第2ケース64側の端部に、嵌合用の貫通孔68を有しており、第2ケース64は、高さ方向において、袋形状の開口周縁に、クサビ形状の突起部70を有している。そして、突起部70が貫通孔68に嵌って、第2ケース64に第1ケース60が組み付けられ、袋形状の筐体16が構成されている。なお、図1、図5〜7では、貫通孔68及び突起部70の図示を省略している。
また、第1ケース60は、回路基板12が収容された筐体16の内部空間、詳しくは、回路基板12の電子部品配置領域に、異物が侵入するのを抑制するための防護壁72を有する。この防護壁72は、高さ方向において、回路基板12の両面12a,12b上にそれぞれ位置する筒部62の内面であって深さ方向における同じ位置に設けられている。そして、一面12a上の防護壁72と裏面12b上の防護壁72との突出先端面間に構成されるスリットを挟んで、回路基板12が筐体16に収容されている。そして、回路基板12の電極形成領域は、深さ方向において防護壁よりも袋形状の開口側に位置している。なお、高さ方向におけるスリットの幅は、回路基板12の厚さよりも長く、ハウジング30の先端面30aに開口する差込空間36の高さよりも短い長さに設定されている。このため、防護壁72により、防護壁72よりも筐体16の奥側に異物が侵入するのを抑制しつつ、組み付け時において、差込空間36に回路基板12が挿入されるように、高さ方向において回路基板12の位置を規制することができる。
また、筐体16は、図レバー34の突起部52が作用点として機能するための受け部74を有する。この受け部74は、高さ方向において、筐体16の開口周縁の外面、詳しくは第1ケース60の筒部62の外周面に形成されている。本実施形態では、受け部74が、筒部62の外周面に対し、外周面に離間しつつ対向配置された上面と、側面とを有しつつ、深さ方向においてハーネス100側に開口するように設けられた壁部76を有している。このため、壁部76と筒部62(筐体16)との間に構成される空間に、レバー34における連結部50と反対側の端部を収容することができる。
壁部76の上面には、一端が深さ方向においてハーネス100側に開口するガイド溝78が設けられている。そして、ガイド溝78を構成する壁面のうち、深さ方向においてハーネス100側の壁面が、差込空間36に回路基板12を挿入する際に、突起部52を受ける受け面78aとなっている。本実施形態では、図8に示すように、壁部76の上面の外形輪郭が、深さ方向に沿う辺と幅方向に沿う辺とを有して矩形をなしている。ガイド溝78は、その一端が、幅方向に沿う辺のうち、深さ方向においてハーネス100側の辺に開口しており、他端が上面内に位置している。また、ガイド溝78は、開口端から所定の範囲が、深さ方向に沿って延びており、そこから終端に向けて所定の範囲が、深さ方向及び幅方向に対して傾斜して延びている。また、傾斜部分から終端までの範囲が、幅方向に沿って延びている。そして、ガイド溝78の壁面であって深さ方向に対して垂直な成分を有する面、すなわち傾斜をなす部分の面及び幅方向に延びる面のうち、深さ方向においてハーネス100側の部分が、受け面78aとなっている。
さらに、筐体16は、上記したレバー嵌合部82に対応して筐体嵌合部84を有している。この筐体嵌合部84の詳細については、後述する。
次に、このように構成される電子装置10の組み付け手順について説明する。
先ず、準備した回路基板12を、電極形成領域を有する端部と反対の端部から筐体16を構成する第2ケース64内に挿入する。このとき、回路基板12の端部を固定部66にて固定する。次いで、第1ケース60の貫通孔68に第2ケース64の突起部70を嵌め込むことで、第1ケース60を第2ケース64に組み付ける。これにより、筐体16が構成される。なお、この状態で、筐体16は防護壁72を有するため、カードエッジコネクタ14が組み付けられるまでの間、筐体16の防護壁72よりも奥側に異物が侵入し、電子部品間で短絡などの不具体が生じるのを抑制することができる。
また、別途カードエッジコネクタ14を準備しておく。具体的には、端子32が保持されたハウジング30に対し、図4に示すように、レバー34を組み付けておく。レバー34の組み付けは、高さ方向における両側で、レバー34の貫通孔54にハウジング30の支持部42を挿入させることでなされる。
そして、回路基板12が固定・収容された筐体16に対し、カードエッジコネクタ14を組み付ける。この組み付けでは、上記したレバー34を用いる。先ず、カードエッジコネクタ14のハウジング30を、先端面30a側から筐体16内に挿入する。このとき、図5及び図8に示すように、レバー34の突起部52を、筐体16の受け部74に設けられたガイド溝78の開口端に位置させる。この時点では、端子32の突出部44(接点部44a)が回路基板12とは接触していない。
次に、突起部52が、ガイド溝78内に入った状態で、貫通孔54(の壁面)を支点としてレバー34が回転するように、レバー34の連結部50(又は、板部46,48における突起部52と反対の端部付近)に外力を印加する。これにより、突起部52がガイド溝78の奥側に進み、図6及び図9に示すように、傾斜部分まで進むと、受け面78aにて支持される。これにより、貫通孔54(支点)を回転軸とする回転力が、深さ方向後から(挿入力)に変換され、ハウジング30が筐体16の奥側にさらに挿入される。例えば、突起部52がガイド溝78の傾斜部分に差し掛かった時点で、端子32の突出部44(接点部44a)が回路基板12と接触する。
さらに、外力を印加すると、受け面78aに支持されながら、突起部52がガイド溝78の奥側に進み、図7及び図10に示すように、突起部52がガイド溝78の終端に達した時点で、筐体16へのカードエッジコネクタ14の組み付けが完了する。この組み付けが完了するまでに、端子32の突出部44(接点部44a)が、深さ方向において回路基板12の電極22上に位置し、完了時点で接点部44aは電極22と接触している。また、組み付け完了とともに、嵌合部80を構成するレバー嵌合部82と筐体嵌合部84との嵌合もなされる。
以上により、図1及び図2に示す電子装置10を得ることができる。上記したように、レバー34は、支点となる貫通孔54から力点となる連結部50までの長さが、貫通孔54から突起部52の長さよりも長い。このため、てこの原理により、端子32の本数が多くても(例えば100〜200本)、少ない力で、カードエッジコネクタ14を筐体16に組み付けることができる。換言すれば、差込空間36に回路基板12を挿入させ、端子32の接点部44aに電極22を接触させることができる。
次に、上記した電子装置10のうち、特徴部分である嵌合部80の構成について説明する。
上記したように、レバー34及び筐体16は、差込空間36に回路基板12を挿入するためのレバー34の回転動作が完了した状態で、少なくとも深さ方向で互いに接触して嵌合する嵌合部80を有している。嵌合部80は、レバー側の嵌合部であるレバー嵌合部82と、筐体16側の嵌合部である筐体嵌合部84とにより構成される。また、嵌合部80は、深さ方向に直交する一方向において、回路基板12を挟むように一対設けられている。
本実施形態では、高さ方向において一対の嵌合部80が設けられている。すなわち、嵌合部80は、高さ方向において、回路基板12の両面12a,12b上にそれぞれ設けられている。また、一対の嵌合部80は、深さ方向及び幅方向において同じ位置、且つ、高さ方向において差込空間36の中心との距離が互いに等しい位置に設けられている。
レバー嵌合部82は、貫通孔54に対して突起部52と反対側の部分に設けられている。
詳しくは、図3に示すように、板部46,48において、連結部50に連結された端部と貫通孔54との間の部分(片)の一部であって、各板部46,48を構成する2片がなす狭角側に、レバー嵌合部82が設けられている。
本実施形態では、レバー嵌合部82が、板部46,48と一体的に設けられ、板部46,48とともに平板状をなしている。また、レバー嵌合部82は、図8に示すように、略矩形の平板部分に形成された溝82aを有しており、この溝82aに筐体嵌合部84が挿入される。符号82bは、筐体16へのカードエッジコネクタ14の組み付けが完了した時点(以下、組み付け完了時点と示す)で、深さ方向において筐体嵌合部84と接触する根元部である。詳しくは、根元部82bの側面と上面との角部が、筐体嵌合部84との深さ方向での接触部位となる。また、符号82c,82dは、組み付け完了時点で、幅方向において、筐体嵌合部84を挟むように両サイドに位置するサイド部である。このサイド部82c,82dは、組み付け完了時点で、幅方向において筐体嵌合部84と接触する部分である。詳しくは、サイド部82c,82dの側面と上面との角部が、筐体嵌合部84との幅方向での接触部位となる。また、符号82eは、溝82a内に筐体嵌合部84を導くべく、開口端ほど溝82aの幅が広くなるように設けられたテーパ部である。本実施形態では、レバー34の回転動作により、先に筐体嵌合部84に達するサイド部82dの壁面にテーパ部82eが設けられている。
一方、筐体嵌合部84は、筐体16においてハウジング30の外周面30bと対向する対向部の外面から突出して設けられている。本実施形態では、ハウジング30の外周面30bと対向する第1ケース60の筒部62の外面から突出して設けられている。また、筐体嵌合部84、ひいては嵌合部80は、袋形状の筐体16の開口周縁(開口近傍)に設けられている。
また、筐体嵌合部84における深さ方向でのレバー34との接触部位は、深さ方向において筐体嵌合部84の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12から離反するテーパ形状をなしている。本実施形態では、筐体嵌合部84が、ハウジング30の外周面30bから高さ方向に沿って延びており、高さ方向に垂直な断面の外形輪郭が真円形状となっている。また、図11及び図12に示すように、筐体嵌合部84は、一端が外周面30bに連結され、高さ方向において直径が一定の軸部86と、一端が軸部86に連結され、外周面30bから離反するほど直径が長くなる拡径部88を有している。さらに、一端が拡径部88に連結され、拡径部88の最大直径と同じ直径を維持して高さ方向に延びた頭部90を有している。このように、拡径部88の外周面88aが、深さ方向においてテーパ形状をなしている。また、幅方向においてもテーパ形状をなしている。そして、この拡径部88の外周面88aに、レバー嵌合部82の根元部82b及びサイド部82c,82dが接触するようになっている。
次に、本実施形態に係る電子装置10の特徴部分の効果について説明する。
本実施形態では、カードエッジコネクタ14に、てこの原理を利用するレバー34を設けている。このため、電極22の数(端子32の本数)が多くても、レバー34を有さない構成に較べて、回路基板12を差込空間36に挿入しやすい。
また、カードエッジコネクタ14に設けたレバー34を利用し、ハウジング30と筐体16との相対的な変位を抑制するようにしている。具体的には、筐体嵌合部84が、外周面30bから離反するほど直径が長くなる拡径部88を有する構成としている。拡径部88の外周面88aは、深さ方向において筐体嵌合部84の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12から離反するテーパ形状をなしている。したがって、組み付け時において、レバー34の回転動作により、レバー嵌合部82における根元部82bの角部が、筐体嵌合部84における拡径部88の外周面88aに接触すると、図11に示すように、レバー34に対し、外周面88aに直交する方向に力(図中の実線矢印)が作用する。この力は、高さ方向の成分を有している。したがって、高さ方向において、レバー34を回路基板12側(差込空間36側)に押さえこむ力が作用する。また、この押さえこむ力は、回路基板12を高さ方向で挟む一対の嵌合部80にて生じる。以上により、少なくとも高さ方向において、ハウジング30(カードエッジコネクタ14)と筐体16とのがたつきを抑制することができる。したがって、電子装置10が車両に組み付けられた状態で、車両振動により、端子32に接続されたハーネス100が振れても、筐体16に対してハウジング30が変位するのが抑制される。これにより、ハウジング30が、回路基板12を中心に回転運動したり、高さ方向に平行移動したりすることが抑制される。したがって、端子32の損傷や変形、剥がれたメッキ屑などによる短絡、付勢力変化による端子32と電極22の接触抵抗変化、オープン(非接触状態)などの不具合が生じる虞が軽減される。このように、ハウジング30と筐体16との相対的な変位を抑制し、電気的な接続信頼性が低下するのを抑制することができる。また、拡径部88の外周面88aがテーパ形状をなしているため、レバー34の回転動作にともない、拡径部88に根元部82bを嵌合(圧入)させることができる。
特に本実施形態では、嵌合部80を、高さ方向において、回路基板12の両面12a,12b上にそれぞれ設けているため、端子32の付勢力の変化を、効果的に抑制することができる。すなわち、端子32と電極22との接触抵抗の変化や、オープンが生じるのを抑制することができる。
さらに本実施形態では、嵌合部80を、深さ方向及び幅方向において同じ位置、且つ、高さ方向において差込空間36の中心との距離が互いに等しい位置に設けている。これにより、高さ方向において、差込空間36の中心と回路基板12の中心がほぼ一致することとなるため、回路基板12の両面12a,12b側にそれぞれ位置する端子32の付勢力を、ほぼ等しくすることができる。
また、本実施形態では、レバー嵌合部82が、サイド部82c,82dを有しており、組み付け状態で、筐体嵌合部84の拡径部88の外周面88aに、両サイド部82c,82dが接触する。拡径部88の外周面88aは、幅方向においても、筐体嵌合部84の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12から離反するテーパ形状をなしている。したがって、組み付け時において、レバー34の回転動作により、レバー嵌合部82におけるサイド部82c,82dの角部が、拡径部88の外周面88aに接触すると、図12に示すように、両サイド部82c,82dに対し、外周面88aに直交する方向に力(図中の実線矢印)が作用する。この力は、両サイド部82c,82dで幅方向逆向きの成分を有している。したがって、幅方向において、ハウジング30(カードエッジコネクタ14)と筐体16とのがたつきを抑制することができる。
ところで、筐体嵌合部84、ひいては嵌合部80の形成位置が、深さ方向において、袋形状の筐体16の開口周縁から離れるほど、レバー34が撓みやすくなる。すなわち、ハウジングと筐体とのがたつき抑制の効果が小さくなる。これに対し、本実施形態では、筐体嵌合部84、ひいては嵌合部80を、袋形状の筐体16の開口周縁に設けている。このため、ハウジング30と筐体16とのがたつきを、効果的に抑制することができる。
(変形例)
上記実施形態では、嵌合部80が、深さ方向及び幅方向で互いに接触して嵌合する例を示した。しかしながら、嵌合部80は、少なくとも深さ方向で互いに接触して嵌合するものであれば良い。例えばレバー嵌合部82がサイド部82c,82dを有さず、根元部82bが外周面88aに接触する構成としても良い。
上記実施形態では、筐体嵌合部84が、テーパ形状の部位として拡径部88の外周面88aを有する例を示した。すなわち、高さ方向を軸とする全周でテーパを有する例を示した。しかしながら、少なくともレバー嵌合部82の接触部位にテーパ形状の部分を有していれば良い。例えば、嵌合部80が、深さ方向のみで互いに接触して嵌合する場合、筐体嵌合部84の、深さ方向においてハーネス100側の部分のみにテーパ形状を設けても良い。
上記実施形態では、嵌合部80が、深さ方向及び幅方向において同じ位置、且つ、高さ方向において差込空間36の中心との距離が互いに等しい位置に設けられる例を示した。しかしながら、一対の嵌合部80の位置関係は上記例に限定されるものではない。高さ方向で回路基板12を挟むように設けられれば良い。
上記実施形態では、高さ方向で回路基板12を挟むように、一対の嵌合部80を設ける例を示した。しかしながら、幅方向で回路基板12を挟むように、すなわち幅方向で、回路基板12の両側面上にそれぞれ位置するように、一対の嵌合部80を設けても良い。この場合、少なくとも幅方向において、ハウジング30と筐体16とのがたつきを抑制することができる。
上記実施形態では、筐体嵌合部84が、袋形状の筐体16の開口周縁に設けられる例を示した。しかしながら、深さ方向において、筐体16の開口周縁から離れた位置に、筐体嵌合部84を設けても良い。
また、レバー34としては、上記例に限定されない。少なくとも作用点部としての突起部52が、各板部46,48の長手方向における中心よりも一端側に位置し、支点部として機能する貫通孔54が、突起部52よりも他端に近い位置に設けられ、貫通孔54と突起部52との距離が、力点となる部分と貫通孔54との距離よりも短く設定されれば良い。
(第2実施形態)
本実施形態において、上記実施形態に示した電子装置10と共通する部分についての説明は割愛する。第1実施形態では、レバー嵌合部82及び筐体嵌合部84のうち、筐体嵌合部84がテーパ形状をなす例を示した。
これに対し、本実施形態では、レバー嵌合部82がテーパ形状をなす点を特徴とする。図13及び図14に示す例においても、一対の嵌合部80が、高さ方向において回路基板12を挟むように設けられている。また、筐体嵌合部84は、図14に示すように、第1ケース60の筒部62の外周面から、高さ方向に沿って起立する軸部92と、該軸部92の先端から、深さ方向のハーネス100側に延びて筒部62の外周面に対向配置された伸延部94を有している。
一方、レバー嵌合部82のうち、深さ方向での筐体嵌合部84との接触部位、詳しくは、深さ方向での固定部66側の端面82fは、深さ方向において軸部92の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12から遠ざかるテーパ形状をなしている。
そして、レバー嵌合部82のテーパ形状をなす端面82fは、筐体嵌合部84の伸延部94、詳しくは、伸延部94を構成する高さ方向に沿う端面と筒部62に対向する下面との角部に接触しつつ、その一部が、伸延部と対向部との間に隙間に入り込んで(もぐりこんで)いる。
次に、上記構成の効果について説明する。
組み付け時において、レバー34の回転動作により、レバー嵌合部82における端面82fが、筐体嵌合部84における伸延部94の角部に接触すると、図14に示すように、レバー34に対し、端面82fに直交する方向に力(図中の実線矢印)が作用する。この力は、高さ方向であって回路基板向きの成分を有している。したがって、高さ方向において、レバー34を回路基板12側(差込空間36側)に押さえこむ力が作用する。また、この押さえこむ力は、回路基板12を高さ方向で挟む一対の嵌合部80にて生じる。以上により、少なくとも高さ方向において、ハウジング30(カードエッジコネクタ14)と筐体16とのがたつきを抑制することができる。また、レバー嵌合部82の端面82fがテーパ形状をなしているため、レバー34の回転動作にともない、レバー嵌合部82を筐体嵌合部84に嵌合(圧入)させることができる。
なお、説明は割愛するが、本実施形態に示す構成においても、第1実施形態及びその変形例で示した種々の構成を採用することができる。そして、第1実施形態同様の作用効果を奏することができる。
(変形例)
上記実施形態では、レバー嵌合部82のうち、深さ方向での筐体嵌合部84との接触部位である端面82fを、深さ方向において軸部92の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12から遠ざかるテーパ形状とする。そして、レバー34を回路基板12側(差込空間36側)に押さえこむ力により、高さ方向において、ハウジング30(カードエッジコネクタ14)と筐体16とのがたつきを抑制する例を示した。これに対し、図15及び図16に示す例では、レバー嵌合部82の端面82fが、深さ方向において軸部92の中心から遠ざかるほど、高さ方向において回路基板12に近づくテーパ形状となっている。また、筐体嵌合部84は柱状をなしており、該柱状の突出端面84aと側面84bとの角部が深さ方向でのレバーとの接触部位となっている。このような嵌合部80では、組み付け時において、レバー34の回転動作により、レバー嵌合部82における端面82fが、筐体嵌合部84の角部に接触すると、図16に示すように、レバー34に対し、端面82fに直交する方向に力(図中の実線矢印)が作用する。この力は、高さ方向であって回路基板と反対向きの成分を有している。したがって、高さ方向において、レバー34を、回路基板12(差込空間36と反対側に押し広げる力が作用する。また、この押し広げる力は、回路基板12を高さ方向で挟む一対の嵌合部80にて生じる。以上により、少なくとも高さ方向において、ハウジング30(カードエッジコネクタ14)と筐体16とのがたつきを抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、非防水構造の電子装置10の例を示した。しかしながら、防水構造の電子装置10にも適用することができる。例えば、ハウジング30の外周面30bを取り囲むように、外周面30bと筐体16(第1ケース60)の内面との間であって、深さ方向において嵌合部80の形成位置に、ゴム製のシール部材(例えばOリング)を配置しても良い。この場合、嵌合部80により、嵌合部80直下のシール部材の部分を圧縮させることができる。すなわち、シール性を向上することができる。
本実施形態では、筐体16が、筒部62を有する第1ケース60と、袋状の第2ケース64とにより構成される例を示した。しかしながら、筐体16の構成は、上記例に限定されるものではない。例えば筐体16が、袋形状をなす1つの部材のみから構成されても良い。その場合、防護壁72があると、背の高い電子部品が引っ掛かり、回路基板12を筐体16の奥側に挿入することができない。したがって、防護壁72を有さないか、電子部品に当たらない程度、スリット幅に余裕をもたせた防護壁72を有する構成とすると良い。
本実施形態では、回路基板12が両面12a,12bに電極22を有し、両面側に配置された端子32により、回路基板12が保持される例を示した。しかしながら、回路基板12の一方の面のみに電極22が設けられ、電極22の形成された面側のみに端子32が配置される構成を採用することもできる。例えば回路基板12を固定するために、回路基板12の他方の面側を、ハウジング30に一体的に設けた支持部にて支持するようにしても良い。
10・・・電子装置、12・・・回路基板、14・・・カードエッジコネクタ、16・・・筐体、22・・・電極、30・・・ハウジング、32・・・端子、34・・・レバー、36・・・差込空間、42・・・支持部、44・・・突出部、44a・・・接点部、52・・・突起部(作用点部)、54・・・貫通孔(支点部)、60・・・第1ケース、64・・・第2ケース、74・・・受け部、80・・・嵌合部、82・・・レバー嵌合部、84・・・筐体嵌合部、100・・・ワイヤーハーネス(ハーネス)

Claims (9)

  1. 一方の端部における両面のうち、少なくとも一面上に複数の電極が設けられた回路基板と、
    前記回路基板の一方の端部が挿入配置される差込空間を有するハウジングと、該ハウジングに保持され、前記電極とハーネスとを電気的に接続するばね変形可能に設けられた部材であって、前記差込空間に突出する突出部を有し、該突出部は前記電極と接触する接点部を含み、該接点部が前記差込空間の深さ方向及び前記回路基板の厚さ方向に対応する差込空間の高さ方向の両方向に垂直な幅方向に沿って配列された複数の端子と、を有するカードエッジコネクタと、
    袋形状をなし、内部に前記回路基板を固定する固定部を有し、前記固定部に固定された回路基板における一方の端部が、前記ハウジングの差込空間に挿入配置されて前記電極が端子に接触された状態で、前記回路基板及び前記差込空間を含むハウジングの少なくとも一部を内部空間に収容する筐体と、を備える電子装置であって、
    前記カードエッジコネクタは、自身の長手方向の一端側に設けられ、作用点として機能する作用点部と、該作用点部よりも前記長手方向において他端に近い位置に設けられ、前記差込空間が開口するハウジングの先端面及び該先端面と反対の裏面を除く外周面に沿って回転可能に前記外周面に支持された、支点として機能する支点部と、を備え、該支点部を回転軸とする回転動作により、前記差込空間に前記回路基板を挿入する挿入力を補助するレバーを有し、
    前記筐体は、前記作用点部が作用点として機能するための受け部を有し、
    前記筐体及び前記レバーは、前記差込空間に前記回路基板を挿入するための前記レバーの回転動作が完了した状態で、少なくとも前記深さ方向で互いに接触して嵌合する嵌合部を有し、
    前記嵌合部は、前記深さ方向に直交する一方向において、前記回路基板を挟むように一対設けられ、
    前記筐体の嵌合部は、前記筐体においてハウジングの外周面と対向する対向部の外面から突出しており、
    前記レバーの嵌合部は、前記支点部に対して前記作用点部と反対側の部分に設けられ、
    前記筐体の嵌合部における深さ方向での前記レバーとの接触部位及び前記レバーの嵌合部における深さ方向での前記筐体との接触部位の一方は、前記一方向及び前記深さ方向に対して傾斜するテーパ形状をなしていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記嵌合部は、前記高さ方向において、前記回路基板の両面上にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記電極は、前記回路基板の両面にそれぞれ設けられ、
    前記複数の端子は、前記電極に対応して、前記差込空間を構成する高さ方向の一方の壁面から突出する端子と、前記一方の壁面と対向する壁面から突出する端子と、を有し、
    前記嵌合部は、前記深さ方向及び前記幅方向において同じ位置、且つ、前記高さ方向において前記差込空間の中心との距離が互いに等しい位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記嵌合部は、前記幅方向において、前記回路基板の両側面上にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記筐体の嵌合部における深さ方向での前記レバーとの接触部位は、前記深さ方向において前記筐体の嵌合部の中心から遠ざかるほど、前記一方向において前記回路基板から離反するテーパ形状をなしていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子装置。
  6. 前記筐体の嵌合部は、前記筐体の対向部の外面から起立する軸部と、該軸部から延びて前記対向部の外面に対向配置された伸延部を有し、
    前記レバーの嵌合部における深さ方向での前記筐体との接触部位は、前記深さ方向において前記軸部の中心から遠ざかるほど、前記一方向において前記回路基板から遠ざかるテーパ形状をなしており、
    前記レバーにおけるテーパ形状をなす部分は、前記筐体の伸延部に接触しつつ、その一部が、前記伸延部と前記対向部との間に隙間に入り込んでいることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子装置。
  7. 前記筐体の嵌合部は、柱状をなしており、該柱状の突出端面と側面との角部が深さ方向での前記レバーとの接触部位とされ、
    前記レバーの嵌合部における深さ方向での前記筐体との接触部位は、前記深さ方向において前記筐体の嵌合部の中心から遠ざかるほど、前記一方向において前記回路基板に近づくテーパ形状をなしていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子装置。
  8. 前記レバーの嵌合部は、前記一方向及び前記深さ方向の両方向に直交する直交方向において、前記筐体の嵌合部を挟むように前記直交方向の両サイドに設けられ、
    前記筐体及び前記レバーの嵌合部は、前記筐体の嵌合部を挟む前記直交方向の両サイドにおいても互いに接触し、
    前記筐体及び前記レバーの嵌合部は、前記直交方向での接触部位として、前記深さ方向での接触部位を前記直交方向に置き換えた形状を有することを特徴とする請求項5〜7いずれか1項に記載の電子装置。
  9. 前記筐体の嵌合部は、袋形状の前記筐体の開口周縁に設けられていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の電子装置。
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