JP2013142807A - 画像形成装置、画像形成方法、及び印刷プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び印刷プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者がコピー時においてどのページに欠落が発生したかを確実に把握することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、原稿を1枚づつ読みとり、原稿のページ情報を取得する。画像形成装置は、読み取ったページ情報が、読取りカウンタと一致するか否かを判断し、一致する場合に該当ページの印刷処理を行う正常時印刷部34と、一致しない場合に、該当ページが欠落していることを示す欠落ページの印刷処理を行う欠落時印刷部35と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷時の欠落ページの有無を利用者に通知することの出来る画像形成装置、画像形成方法、及び印刷プログラムに関する。
従来、コピー機や複合機においては、印刷用の原稿の読取り時に、ページを重ねて読み込んでしまったり、そもそも読取り原稿にページが欠落していたりした結果、出力した印刷用紙に足りないページが存在するといった問題が生じていた。そこで、このような欠落したページの有無を利用者に通知する技術が用いられている。
特許文献1においては、原稿の自動読取りの際に原稿に記載されているページ情報を認識し、その情報からページの欠落の有無を判断し、最後にコピー機上に設けられた表示部において欠落したページ番号を通知するという技術が開示されている。
しかしながら、上記に示したコピー機においては、利用者はコピー機上に設けられた表示部においてページの欠落を確認する必要があり、原稿の読取り操作後にコピー機から離れている間に他の利用者がコピー機を操作した場合には表示が消えてしまうことがある。その場合、利用者はどのページが欠落してしまったのかを確認することができなくなる。こうした問題を防ぐためには、印刷完了時までコピー機の近くで待機しておく必要があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者がコピー時においてどのページに欠落が発生したかを確実に把握することができる画像形成装置を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数ページの印刷原稿を1ページずつ読み取る読取り手段と、読み取った前記印刷原稿が何ページ目であるかを表すページ情報を取得する取得手段と、前記ページ情報を取得した回数を表す読取りカウンタを1ずつ増加させる計測手段と、前記ページ情報が、前記読取りカウンタと一致するか否かを判断する判断手段と、前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致すると判断された場合に、読み取った前記印刷原稿を印刷する正常時印刷手段と、前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致しないと判断された場合に、ページが欠落していることを示す欠落ページを印刷する欠落時印刷手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用者がコピー時においてどのページに欠落が発生したかを確実に把握することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態の画像形成装置の構成を示したブロック図である。 図2は、第1の実施形態の画像処理制御部の構成を示したブロック図である。 図3は、第1の実施形態の読取り原稿の特定領域例を示す模式図である。 図4は、第1の実施形態の欠落ページの印刷態様を示す模式図である。 図5は、第1の実施形態の画像形成装置における原稿の読取り、及び印刷にかかる処理の流れを示したフロー図である。 図6は、第2の実施形態の欠落ページの印刷態様を示す模式図である。 図7は、第2の実施形態の画像形成装置における原稿の読取り、及び印刷にかかる処理の流れを示したフロー図である。 図8は、第2の実施形態の欠落ページの印刷の処理の流れを示したフロー図である。 図9は、第2の実施形態の欠落ページの印刷態様を示す模式図である。 図10は、第2の実施形態の欠落ページの印刷の処理の流れを示したフロー図である。 図11は、第2の実施形態の欠落ページの印刷態様を示す模式図である。 図12は、第3の実施形態の欠落ページの印刷態様を示す模式図である。 図13は、第3の実施形態の画像形成装置における原稿の読取り、及び印刷にかかる処理の流れを示したフロー図である。 図14は、画像形成装置のハードウェア構成図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、HDD2と、画像処理制御部3と、画像読取制御部4と、画像読取部5と、印刷制御部6と、印刷部7と、表示制御部8と、操作入力制御部9と、制御パネルI/F10と、操作表示パネル11とを備えている。
HDD2は、印刷用のデジタル画像データや、印刷済みの画像データ、ジョブ履歴などを記憶する記憶手段に相当する。画像処理制御部3は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、各処理のデータを一時的に格納しておくSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録し、電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、を備えている。
画像読取制御部4は、コピーやスキャン時において原稿の読取り制御を行うように画像読取部5に対して指示を出す。画像読取制御部4は、画像処理制御部3からの指示を受けて、画像読取部5を駆動する。画像読取部5は、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー、及びレンズを操作して受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光させて読取り、読み取った反射光をA/D変換してRGBフォーマットの8bitのデジタル画像データを生成する。このデジタル画像データは、HDD2に記憶される。
印刷制御部6は、画像処理制御部3からの指示を受け、印刷部7に対してデジタル画像データを含む印刷指示を出力する。印刷部7は、転写紙などの媒体に画像を形成して出力する。印刷部7は、フルカラーの印刷が可能であり、印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
表示制御部8は、画像処理制御部3からの指示を受け、操作表示パネル11に対して画像表示の制御を行う。操作入力制御部9は、操作表示パネル11からの利用者による機能選択操作や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理制御部3へと入力する。操作表示パネル11は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示部11aと、タッチパネルやキーボードを含んだ操作入力部11bとで構成されている。操作入力部11bには、画像読取りの開始を宣言するためのスタートキーと、数値入力を行うためのテンキーと、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キーと、クリアキーとが設けられている。
次に、画像処理制御部3の詳細な機能について、図2を用いて説明する。図2は、画像処理制御部3の詳細な機能構成を示したブロック図である。図2に示されるように、画像処理制御部3は、ページ情報取得部31、計測部32、欠落判断部33、正常時印刷部34、及び欠落時印刷部35を含んで構成されている。
ページ情報取得部31は、コピー対象となる原稿を読み取った際に、原稿の特定領域から現在ページ情報PNと、全ページ情報ANとを取得する。以下、コピー対象となる読み取られた原稿からページ情報を取得する方法について図3を用いて説明する。図3は、原稿の一例を示す模式図である。
図3に示されるように、原稿30では、上下の斜線で示した余白領域を特定領域としている。通常の原稿では、ページ情報は、この特定領域に印刷される。したがって、ページ情報取得部31は、画像読取制御部4に指示を出して、この特定領域をスキャンし、ページ情報を取得する。「1」や「一」などの数値を示す情報が予め数値パターンとして記憶されており、ページ情報取得部31は、数値パターンと一致するものが特定領域に存在する場合に画像データの数値データへの変換を行う。また、1/15や1−15のように「/」や「−」が特定領域に現れる場合、ページ情報取得部31は、「1」を現在ページ情報PNとして、「15」を全ページ情報ANとして認識する。なお、このページ数を認識する方法は既知の技術であり、他の従来用いられる方法を採ることもできる。図3に示される原稿30が読み取られた場合、ページ情報取得部31は、現在の現在ページ情報PNを「1」と、全ページ情報ANを「30」と認識する。この現在ページ情報PN、及び全ページ情報ANはSDRAM14に記憶される。
計測部32は、ページ情報取得部31により読み取ったページからページ数の情報を取得する処理を行うごとに読取りカウンタRctを加算していく。読取りカウンタRctは、「0」からスタートし、この読取りカウンタRctはSDRAM14に記憶される。なお、実際にページ数の情報が含まれていない場合や、読取りエラーなどで読み取れなかった場合であっても、読取りカウンタRctは加算される。
欠落判断部33は、コピー用の原稿を自動読取りして印刷した際に、ページの重なりや読み込み時のエラーによって、ページの欠落が生じているか否かを判断する。欠落判断部33は、ページ情報取得部31が取得した現在ページ情報PNと、読取りカウンタRctとを比較し、この値が一致しているか否かを判断する。一致している場合は、欠落判断部33は、正常であると判断する。一方一致していない場合は、欠落判断部33は、読取りカウンタRctが示す値のページに欠落が発生していると判断する。例えば、3ページ目の読み込みの際に重なって4ページ目まで一緒に読み込まれてしまうと、次の4ページ目の読み込みの場合には、5ページ目の原稿が読み込まれてしまう。すなわち、読取りカウンタRct=4、現在ページ情報PN=5となるため、このときは4枚目のページが欠落したと判断される。
正常時印刷部34は、欠落判断部33による判断が正常となった場合に、印刷制御部6へとHDD2に記憶された該当ページの画像データを印刷指示とともに送信する。図4における1ページ、及び3ページは正常時印刷部34による指示により印刷されたページである。欠落時印刷部35は、欠落判断部33によりページに欠落が存在していると判断された場合に、その該当ページを欠落ページとして印刷する指示を印刷制御部6へと送信する。図4における2ページが欠落時印刷部35による指示により印刷されたページである。なお、欠落ページの例としては、ページ中に「○ページ目を再度印刷ください」などのように、利用者に欠落したページ数を認知させることができるものを採ることができる。
以上に支援した画像形成装置1における読取りから印刷にかかる処理の流れを、図5を用いて説明する。本処理は、操作表示パネル11のスタートボタンが押されることにより処理が開始される(ステップS101)。スタートボタンが押されると(ステップS101:Yes)、画像処理制御部3は、初期化処理を行い、読取りカウンタRctと、全ページ情報ANとをリセットして「0」とする(ステップS102)。
画像処理制御部3は、印刷用の原稿が設置される載置部に原稿があるかどうかを判断する(ステップS103)。原稿があると判断された場合(ステップS103:Yes)、画像処理制御部3は、画像読取制御部4に対して、1ページ分原稿を読み込むように指示をだす(ステップS104)。次いで、画像処理制御部3は、画像読取制御部4が読み取った原稿を画像データに変換したものを、HDD2に記憶させる(ステップS105)。また、ページ情報取得部31は、読み取った原稿の特定領域から現在ページ情報PN,及び全ページ情報ANを取得する(ステップS106)。そして、計測部32は、ページ情報の取得後に読取りカウンタRctの値を1加算する(ステップS107)。
欠落判断部33は、認識した現在ページ情報PNが読取りカウンタRctと一致するかを判断する(ステップS108)。一致すると判断された場合(ステップS108:Yes)、欠落判断部33はページが正常に読み取られたとして、正常時印刷部34は、HDD2に記憶されている画像データを1ページ分印刷する指示を印刷制御部6に対して送る(ステップS109)。そして、画像処理制御部3は、読取りカウンタRctが全ページ情報ANと一致するか否か、すなわち全ページの印刷が完了したか否かを判断する(ステップS110)。全ページの印刷が完了した場合(ステップS110:Yes)、処理を終了し、一方完了していない場合(ステップS110:No)、ステップS103に戻り再度原稿の読取りからの処理を繰り返す。
認識した現在ページ情報PNが読取りカウンタRctと一致しないと判断された場合(ステップS108:No)、欠落時印刷部35は、印刷制御部6に対して欠落ページを印刷する指示を送る(ステップS111)。欠落ページの印刷時においては、画像処理制御部3は、欠落したページの次のページが既に読み込まれて画像データとして記憶されていることから、画像の読取りの処理、及びページ情報取得の処理に当たるステップS103〜S106をスキップし、ステップS107の読取りカウンタRctを1加算する処理へと移行する。
また、画像読取部5の載置部に原稿がない場合(ステップS103:No)、すなわち最後のページに欠落が発生している場合は、計測部32は、読取りカウンタRctを1加算する(ステップS112)。そして、欠落時印刷部35が欠落ページを印刷する指示を印刷制御部6へと送信し(ステップS113)、ステップS110へと移行する。最後のページの欠落が1ページ分であるときは、このステップS110の判定で、読取りカウンタRct=全ページ情報ANとなるため処理は完了し、一方最後にページが2枚以上欠落している場合は、ステップS103、ステップS112、ステップS113,及びステップS110の流れを終了条件を満たすまで繰り返す。
以上に示した、第1の実施形態の画像形成装置1においては、コピー時にページの欠落が発生した場合に、欠落ページを出力し、出力した用紙中にどのページが欠落したかを利用者が視認することができるようになった。そのため、利用者は印刷終了までコピー機の前で待機する必要がなくなり、出力された用紙を見ることでどのページの再印刷が必要かを簡易、かつ適切に確認することができるようになる。
また、欠落ページは、正常にページが印刷されていれば本来あるべきページの位置に順番に出力されるため、出力した用紙を1ページ目から最後のページまで利用者が確認する行為の中で、欠落したページを直感的に確認することができる。そして、再度ページを印刷して正常なページが出力されると、利用者は欠落ページを新たに印刷したページと差し替えることで、容易に正しい順番に並んだ原稿を入手することができるようになる。
さらには、計測部32によって計測された読取りカウンタRctが全ページ情報ANと一致せず、かつ、印刷原稿が画像読取部5に存在しない場合は、欠落ページを印刷することとしたため、最後のページに欠落がある場合でも、正しくこれを利用者に知らしめることができる。
なお、印刷原稿を1ページずつ読み込んで印刷する場合の処理の流れを示したが、さらに全ての原稿を読み込み1ページずつ印刷していく処理として図5の処理の流れを変更しても良い。その場合、読み込まれた印刷原稿の画像データは1枚ずつ記憶され、読取りカウンタRctは、記憶した画像データを1枚読み取る毎に加算されるように変更し、読取りではなく、画像データの読み出しを繰り返し行うようにする。
また、全ページ情報ANを認識できない場合のために、全ページ情報を利用者が手動で入力することもできる。
(第2の実施の形態)
第2の実施形態の画像形成装置1は、第1の実施形態の画像形成装置1とは、欠落ページの印刷の方法が異なっている。以下第1の実施形態とは異なる構成、及び処理を中心に説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成やステップについては同じ符号を記す。
図6は、第2の実施形態における欠落ページの出力態様を示した模式図である。図6にて示されるように、欠落ページは他の正常なページとは異なる用紙サイズの設定で出力される。この例では、正常なページはB5サイズの用紙、欠落したページはA4サイズの用紙で印刷される。このようにすることで、利用者は欠落ページの有無を容易に判別することができるようになる。
図7は、第2の実施形態の画像形成装置1の処理の流れを示したフロー図である。図7に示されるように、処理はBで示したステップS200の欠落ページを印刷するステップのみが図5とは異なっている。ステップS200の詳細の処理の流れを図8にて示す。
欠落ページの印刷時には、欠落時印刷部35は、用紙の通常の印刷の複写サイズがB5であるか否かを判断する(ステップS201)。複写サイズがB5である場合(ステップS201:Yes)、欠落時印刷部35は欠落ページの用紙サイズをA4に決定して、A4にて印刷するよう印刷制御部6へと指示を送る(ステップS202)。複写サイズがB5でない場合(ステップS201:No)、欠落時印刷部35は、用紙の通常の印刷の複写サイズがA4であるか否かを判断する(ステップS203)。複写サイズがA4である場合(ステップS203:Yes)、欠落時印刷部35は欠落ページの用紙サイズをA3に決定して、A3にて印刷するよう印刷制御部6へと指示を送る(ステップS204)。複写サイズがA4でない場合(ステップS203:No)、欠落時印刷部35は欠落ページの用紙サイズをB5に決定して、B5にて印刷するよう印刷制御部6へと指示を送る(ステップS205)。
(変形例1)
図9は、欠落ページの印刷態様の変形例を示している。図9では正常なページを縦に、欠落ページを横向きに印刷している。図10にて、その処理の流れを説明する。B以外の処理は図7と同様である。
図10に示されるように、欠落ページの印刷時には、欠落時印刷部35は、用紙の印刷の向きが縦であるか否かを判断する(ステップS301)。用紙の印刷の向きが縦である場合(ステップS301:Yes)、欠落時印刷部35は欠落ページの印刷の向きを横に決定して、横向きにて印刷するよう印刷制御部6へと指示を送る(ステップS302)。用紙の印刷の向きが縦でない場合(ステップS301:No)、欠落時印刷部35は欠落ページの印刷の向きを縦に決定して、縦向きにて印刷するよう印刷制御部6へと指示を送る(ステップS303)。
(変形例2)
図11は、欠落ページの印刷態様の変形例を示している。図11では正常なページを表面に、欠落ページを裏面に印刷している。
(第3の実施形態)
第3の実施形態においては、図12に示されるように、欠落ページを1枚ずつ印刷するのではなく、最後のページに欠落ページをまとめて一覧形式にて印刷する。この場合の処理の流れを図13を用いて説明する。図13においては、図5と同じ処理については同様の符号にて示している。
図13にて示されるように、欠落判断部33は、欠落ページを印刷する代わりに、読取りカウンタRctの値にて記されるページ数に欠落がある旨をHDD2に記憶させる(ステップS411、ステップS413)。また、欠落時印刷部35は、1ページずつ欠落ページを印刷するのではなく、全ページの読取り終了後、すなわち読取りカウンタRct=全ページ情報ANとなる場合に、HDD2に記憶した読取りカウンタRctにて示されるページ数を全て一覧形式で印刷する指示を印刷制御部6へと送信する(ステップS414)。
上記実施形態の画像形成装置において実施される画像形成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上記各実施形態の画像形成装置において実施される画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
図14は、第1〜3の実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この画像形成装置1は、コントローラ40とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ40は、画像形成装置1全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ40は、CPU41と、ノースブリッジ(NB)43と、システムメモリ(MEM−P)42と、サウスブリッジ(SB)44と、ローカルメモリ(MEM−C)47と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)46と、ハードディスクドライブ(HDD)48とを有し、ノースブリッジ(NB)43とASIC46との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス45で接続した構成となる。また、MEM−P42は、ROM(Read Only Memory)42aと、RAM(Random Access Memory)42bと、をさらに有する。
CPU41は、画像形成装置1の全体制御をおこなうものであり、NB43、MEM−P42およびSB44からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB43は、CPU41とMEM−P42、SB44、AGP45とを接続するためのブリッジであり、MEM−P42に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P42は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM42aとRAM42bとからなる。ROM42aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM42bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB44は、NB43とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB44は、PCIバスを介してNB43と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC46は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP45、PCIバス、HDD48およびMEM−C47をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC46は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC46の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C47を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC46には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)50、USB(Universal Serial Bus)51、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース52が接続される。操作表示部53はASIC46に直接接続されている。
MEM−C47は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)48は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP45は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P42に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1 画像形成装置
2 HDD
3 画像処理制御部
4 画像読取制御部
5 画像読取部
6 印刷制御部
7 印刷部
8 表示制御部
9 操作入力制御部
10 制御パネルI/F
11 操作表示パネル
11a 表示部
11b 操作入力部
30 原稿
31 ページ情報取得部
32 計測部
33 欠落判断部
34 正常時印刷部
35 欠落時印刷部
40 コントローラ
53 操作表示部
60 エンジン部
AN 全ページ情報
PN 現在ページ情報
Rct 読取りカウンタ
特開平4−136869号公報

Claims (10)

  1. 複数ページの印刷原稿を1ページずつ読み取る読取り手段と、
    読み取った前記印刷原稿が何ページ目であるかを表すページ情報を取得する取得手段と、
    前記ページ情報を取得した回数を表す読取りカウンタを1ずつ増加させる計測手段と、
    前記ページ情報が、前記読取りカウンタと一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致すると判断された場合に、読み取った前記印刷原稿を印刷する正常時印刷手段と、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致しないと判断された場合に、ページが欠落していることを示す欠落ページを印刷する欠落時印刷手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断手段により、前記読取カウンタと前記ページ情報とが一致しないと判断された場合に、前記読取りカウンタを1加算するとともに、前記読取り手段、および前記取得手段による処理をスキップして、前記判断手段による判断実施を指示する読取りスキップ手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得手段は、前記印刷原稿の総ページ数を示す全ページ情報を取得するとともに、
    前記判断手段は、前記計測手段によって計測された前記読取りカウンタが前記全ページ情報と一致せず、かつ、前記印刷原稿が前記読取り手段に存在しないと判断した場合は、印刷に欠落があるとする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記欠落時印刷手段は、前記欠落ページが前記読取りカウンタの値にて示されるページ数の位置の順番となるよう印刷処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記欠落時印刷手段は、前記印刷原稿の印刷に用いられる原稿サイズを取得し、前記原稿サイズとは異なる用紙サイズの設定で前記欠落ページを印刷する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記欠落時印刷手段は、前記印刷原稿の印刷に用いられる印刷方向を取得し、前記印刷方向とは異なる印刷方向の設定で前記欠落ページを印刷する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記欠落時印刷手段は、用紙の裏面に印刷を行う設定で前記欠落ページを印刷する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 複数ページの印刷原稿を1ページずつ読み取る読取り手段と、
    読み取った前記印刷原稿が何ページ目であるかを表すページ情報を取得する取得手段と、
    前記ページ情報を取得した回数を表す読取りカウンタを1ずつ増加させる計測手段と、
    前記ページ情報が、前記読取りカウンタと一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致すると判断された場合に、読み取った前記印刷原稿を印刷する正常時印刷手段と、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致しないと判断された場合に、前記読取りカウンタに該当するページの欠落があるとして当該読取りカウンタの値を記憶させるとともに、前記読取りカウンタを1増加させる欠落時記憶手段と、
    前記欠落時記憶手段が記憶した前記読取りカウンタの値の一覧を欠落ページに印刷する欠落時印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 複数ページの印刷原稿を1ページずつ読み取る読取りステップと、
    読み取った前記印刷原稿が何ページ目であるかを表すページ情報を取得する取得ステップと、
    前記ページ情報を取得した回数を表す読取りカウンタを1ずつ増加させる計測ステップと、
    前記ページ情報が、前記読取りカウンタと一致するか否かを判断する判断ステップと、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致すると判断された場合に、読み取った前記印刷原稿を印刷する正常時印刷ステップと、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致しないと判断された場合に、ページが欠落していることを示す欠落ページを印刷する欠落時印刷ステップと
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  10. 画像形成装置に、
    複数ページの印刷原稿を1ページずつ読み取る読取りステップと、
    読み取った前記印刷原稿が何ページ目であるかを表すページ情報を取得する取得ステップと、
    前記ページ情報を取得した回数を表す読取りカウンタを1ずつ増加させる計測ステップと、
    前記ページ情報が、前記読取りカウンタと一致するか否かを判断する判断ステップと、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致すると判断された場合に、読み取った前記印刷原稿を印刷する正常時印刷ステップと、
    前記ページ情報と前記読取カウンタとが一致しないと判断された場合に、ページが欠落していることを示す欠落ページを印刷する欠落時印刷ステップと
    を実行させる印刷プログラム。
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