JP2013142747A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像室を鉛直方向下側、撹拌室を鉛直方向上方に配置した現像装置において、トナー補給口を現像室の現像剤搬送方向下流側に設けることにより、装置の大型化や搬送能力の低下を抑制しつつ、補給トナーと現像剤の混合撹拌を十分に行えるようにする。
【解決手段】現像室206を鉛直方向下側に、攪拌室207を鉛直方向上方に配した現像装置102において、補給口208は、現像室206の現像剤搬送方向下流側に設けられる。補給されたトナーは、第3の搬送スクリュー211によって現像室206へ補給され、現像室206内の現像剤のキャリアと攪拌されながら、第1の搬送スクリュー204の現像剤搬送方向下流側の連通部S1にて、現像室206から攪拌室207へ汲み上げられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、像担持体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像装置に関するものである。
従来の現像装置として、図5(a)、図5(b)に示すように、画像形成装置の水平方向の省スペース化のため、現像容器1200を隔壁1209によって隔て、現像室1206と撹拌室1207を、垂直方向上下に配置したものがある。区画された現像室1206と撹拌室1207は、その両端部において現像剤tが行き来できるように連通している。
撹拌室1207の現像剤搬送方向上流側には、補給口1208が設けられている。補給口1208から補給されたトナーは、撹拌室1207内の第2の搬送スクリュー1205によって、撹拌室1207内の現像剤tのキャリアと撹拌されながら、搬送される。
そして、第2の搬送スクリュー1205の搬送方向下流側の連通部S1にて、撹拌室1207から現像室1206へ現像剤tが汲み上げられる。現像室1206へ汲み上げられた現像剤tは、現像室1206内の第1の搬送スクリュー1204によって、第1の搬送スクリュー1204の搬送方向下流側の連通部S2へ搬送され、撹拌室1207へ落下する。以上の動作を繰り返すことで、現像剤tの循環が行われている。
ここで、補給されたトナーは、十分にキャリアと混合撹拌される必要がある。さもないと、トナーの帯電量が不十分となり、結果として、撹拌が不十分なために起こるスラスト方向の画像ムラや濃度差が生じたり、電界により制御しきれないトナーが白地部へとかぶってしまったりする。
そこで、トナーを十分にキャリアと混合撹拌するために、撹拌距離をできるだけ長くとることが好ましい。また、現像室側に補給した場合、現像室は現像スリーブと対向しており、それ故、補給トナーがそのまま飛散してしまう恐れがあるため、撹拌室側に補給することが好ましい。この2点を満たす最適な位置として、補給口1208は、撹拌室1207の現像剤搬送方向上流側に配置されている。
一方、現像室1206を鉛直方向下側、撹拌室1207を鉛直方向上方に配置した現像装置が提案されている(特許文献1)。この構成では、画像形成装置の水平方向の省スペース化に加えて、現像剤を現像スリーブへ安定して供給できる。これは、現像剤の循環が重力の影響を受けるため、鉛直方向上方の撹拌室に比べて、鉛直方向下側の現像室により多くの現像剤が存在することになり、現像室から現像スリーブへの現像剤の供給が滞りにくくなるためである。
特開2008−090171号公報
しかしながら、特許文献1の構成において、図6に示すように、トナーの補給口1208を、撹拌室1207の現像剤搬送方向上流側に配置した場合、補給トナーと現像剤の混合撹拌が不十分となるおそれがある。
つまり、図6に示す構成において、現像室1206から撹拌室1207へ現像剤tが汲み上げられる連通部S1において、現像剤tが高い圧力を受ける。そして、この現像剤tに高い圧力が加わる連通部S1において、補給トナーと現像剤の混合撹拌は最も効率よく行われる。
しかし、トナーの補給口1208から補給されたトナーは、連通部S1を通過することなく、現像スリーブへと供給されてしまうため、撹拌が不十分となり、帯電不良や撹拌不良による画像ムラや濃度ムラが生じてしまうおそれがある。
補給トナーと現像剤の撹拌を十分に行うために、撹拌距離を長くすることや、スクリューの改良によって撹拌能力を上げることが考えられる。しかし、前者は装置が大型化してしまい、後者は撹拌能力を上げるかわりに搬送能力が犠牲となってしまう。
そこで本発明は、現像室を鉛直方向下側、撹拌室を鉛直方向上方に配置した現像装置において、装置の大型化や搬送能力の低下を抑制しつつ、補給トナーと現像剤の混合撹拌を十分に行うことができる現像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る現像装置の代表的な構成は、現像剤担持体に現像剤を供給する現像室と、前記現像室より鉛直方向上方に配置され現像剤を撹拌する撹拌室と、前記現像室内に配置され、現像剤を搬送する第1の現像剤搬送部材と、前記撹拌室内に配置され、現像剤を搬送する第2の現像剤搬送部材と、前記現像室及び前記撹拌室の長手方向の一端に形成された、前記現像室から前記撹拌室へ現像剤を汲み上げる汲み上げ部と、前記現像室及び前記撹拌室の長手方向の他端に形成された、前記撹拌室から前記現像室へ現像剤が落下する落下部と、を有する現像装置において、前記現像室の前記第1の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向下流側に、前記現像室へ補給トナーを補給する補給口を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像室を鉛直方向下側、撹拌室を鉛直方向上方に配置した現像装置において、装置の大型化や搬送能力の低下を抑制しつつ、補給トナーと現像剤の混合撹拌を十分に行うことができる。このため、撹拌が不十分なために起こるスラスト方向の画像ムラや濃度差、電界により制御しきれないトナーが白地部へとかぶってしまう等の画像不良を抑制できる。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 (a)第1実施形態に係る現像装置の構成図である。(b)第1実施形態に係る現像装置の長手断面図である。 (a)は第1実施形態の現像装置における現像剤の循環と補給トナーの搬送経路を表現したダイアグラムである。(b)は従来の現像装置における現像剤の循環と補給トナーの搬送経路を表現したダイアグラムである。 実験結果を表した図である。 (a)従来の現像装置の構成図である。(b)従来の現像装置の長手断面図である。 従来の現像装置において、トナーの補給口を撹拌室の現像剤搬送方向上流側に配置した現像装置の長手断面図である。
[第1実施形態]
本発明に係る現像装置の第1実施形態について、図を用いて説明する。図1は本施形態に係る画像形成装置の構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1000において、帯電ローラ101によって一様に帯電した感光ドラム(像担持体)100は、画像情報にあわせたレーザLを露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像装置102により磁性キャリアと非磁性トナーとを含む二成分現像剤を用いてトナー像として現像され、転写ローラ103によりシート110に転写される。
トナー像を転写されたシート110は、定着装置105により加圧、加熱されて、トナー像を定着され、画像形成装置本体外へ排出される。トナー像が転写された後、感光ドラム100の表面に付着している転写残トナーは、クリーナ104によって除去され、次の画像形成に供される。
(現像装置)
図2(a)は本実施形態に係る現像装置の構成図である。図2(b)は本実施形態に係る現像装置の長手断面図である。図2(a)、図2(b)に示すように、現像装置102は、画像形成装置1000の水平方向の省スペース化のため、現像容器200を隔壁209によって隔て、撹拌室207を現像室206より垂直方向上方に配置した。区画された現像室206と撹拌室207は、その両端部において現像剤tが行き来できるように連通している。
現像容器200の感光ドラム100に対向した位置には、現像スリーブ(現像剤担持体)201が回転自在に設けられている。現像スリーブ201の内側には、マグネットロール(磁界発生手段)202が設置されており、現像スリーブ201の表面はマグロール202の外周に沿って回転するようになっている。
現像室206内の現像剤は、第1の搬送スクリュー(第1の現像剤搬送部材)204の回転により、現像室内を搬送されつつ、現像剤tの一部がマグロール202の磁力によって現像室206から現像スリーブ201に供給される。現像スリーブ201に供給された現像剤は、現像スリーブ201の回転により、現像スリーブ201の表面周上を搬送され、規制ブレード(現像剤規制手段)203によって、現像剤の層厚を規制される。層厚を規制され現像剤tは、現像部において磁力によって穂立ちし、感光ドラム100の表面に接触する。
そして、現像スリーブ201に印加される現像バイアスによりトナーのみが感光ドラム100の表面に形成された静電潜像に転移し、感光ドラム100表面に静電潜像に応じたトナー像を形成する。静電潜像を現像した残りの現像剤tは、現像スリーブ201の回転に伴い現像部を通過し、現像容器200内に戻され、磁気的な斥力を受けて現像スリーブ201表面から剥離されて現像室206へ戻される。
(補給口208)
このような現像過程において消費されたトナーを補填するために、補給口208から補給トナーが補給される。補給トナーは、補給口208に連結されたホッパー(不図示)に充填されている。トナー補給は、ホッパー内部に設けられたスクリュー(不図示)を回転させることによってホッパー内の補給トナーを補給口208まで移送することによって行われる。
補給口208は、現像室206の現像剤搬送方向下流側に設けられている。補給口208から補給された補給トナーは、補給トナーを搬送する第3の搬送スクリュー(第3の現像剤搬送部材)211によって現像室206へ補給される。補給されたトナーは、現像室206内の第1の搬送スクリュー204によって、現像室206内の現像剤tのキャリアと撹拌されながら搬送される。そして、第1の搬送スクリュー204の搬送方向下流側の連通部(汲み上げ部)S1にて、現像室206から撹拌室207へ汲み上げられる。
撹拌室207へ汲み上げられた現像剤tは、撹拌室内の第2の搬送スクリュー(第2の現像剤搬送部材)205によって、第2の搬送スクリュー205の搬送方向下流側の連通部(落下部)S2へ搬送され、現像室206へ落下する。以上の動作を繰り返すことで、現像剤tの循環が行われている。連通部S1は、現像室及び前記撹拌室の長手方向の一端に形成され、連通部S2、現像室及び前記撹拌室の長手方向の他端に形成されている。
ここで、補給口208を現像室206の現像剤搬送方向下流側に設けたことにより、補給されたトナーは、現像容器200内の現像剤tと十分に混合撹拌される。このメカニズムについて、本実施形態と従来例を対比しながら説明する。
図5(a)従来の現像装置の構成図である。図5(b)従来の現像装置の長手断面図である。図5(a)、図5(b)に示すように、従来の現像装置1102は、現像室1206を撹拌室1207の鉛直方向上方に配置してあり、補給口1208を撹拌室1207の現像剤搬送方向上流側に設けられている。
図3(a)は本実施形態の現像装置における現像剤の循環と補給トナーの搬送経路を表現したダイアグラムである。図3(b)は従来の現像装置における現像剤の循環と補給トナーの搬送経路を表現したダイアグラムである。図3(a)、図3(b)において、実線の矢印は、現像剤が搬送される方向を示し、点線矢印は補給トナーの搬送される方向を示している。
図3(a)に示すように、本実施形態の現像装置102では、現像剤は、撹拌室207の上流401から撹拌室207の下流402へと搬送される。そして、撹拌室207の下流402から現像室206の上流403へ落下する。
落下した現像剤は、現像室206の上流403から現像室206の下流404へ搬送された後、第1の搬送スクリュー204の搬送力による圧力を受けて撹拌室207の上流401へと押し上げられる。その際、現像室206の上流403〜下流404の区間において、現像剤は、供給開始地点40aにて現像スリーブ201への供給が開始され、供給終了地点40bにて現像スリーブ201への供給を終了する。
本実施形態において、補給口208から現像容器200へトナー補給を行う補給位置405は、現像室206の下流404となっている。ここで、比較のため、撹拌室207の上流401に仮想の補給位置405’を加えた。
図3(b)に示すように、従来の現像装置1102では、撹拌室1207の上流に位置する補給位置505から補給された補給トナーは、撹拌室1207の上流501、撹拌室1207の下流502、現像室1206の上流503へ搬送される。そして、現像剤に高い圧力が加わり、補給トナーと現像剤の混合撹拌は最も効率よく行われる連通部S1(撹拌室1207の下流502〜現像室1206の上流503)を通過する。そして、現像スリーブ201への供給開始地点50a、供給終了地点50b、現像室1206の下流402を経て、上流403に戻る。
つまり、補給位置505を撹拌室1207の上流501側に配置することで、補給されたトナーが50a地点へと到達するまでの間に、高い圧力を受ける個所を通過する。よって、補給トナーが現像剤と十分に混合撹拌された状態で現像スリーブ201へと到達し、良好な画像を得ることができる。
一方、図3(a)に示す本実施形態の構成では、仮に、補給口208の位置として最適と思われる撹拌室207の上流(仮想の補給位置405’)に補給口208を設けた場合、補給されたトナーは連通部S1を通過しない。このため、補給されたトナーは、高い圧力を受けて、十分に混合撹拌されることなく、供給開始地点40aまで到達してしまい、結果として不良画像になってしまう恐れがある。すなわち、撹拌距離は長くても、高い圧力を受けないまま現像位置に補給トナーが達してしまうと、撹拌が不十分となってしまう。
ここに対して、本実施形態の補給口208の補給位置405は、現像室206の下流404に配置されている。このため、補給されたトナーが供給開始地点40aに到達するまでの間に、連通部S1を通過して高い圧力を受けて重力に逆らって撹拌室207の上流401へと搬送される。そのため、補給トナーが現像剤と十分に混合撹拌された状態で、供給開始地点40aへと到達し、良好な画像を得ることが可能となる。すなわち、仮想の補給位置405’や、従来のケースに比べて、撹拌距離は短くなるが、高い圧力を受けることで十分に混合撹拌される。
また、従来例では、補給されたトナーが供給終了地点50bにおいて現像スリーブ201へ直接飛散してしまう懸念があったため、現像室側に補給口208を設けることは困難であった。しかし、本実施形態においては、補給口208は、汲み上げ部(連通部S1)よりも現像室206の長手方向外側に形成されている。このため、補給したトナーが現像スリーブ201へ直接飛散することはない。
これは、図3(a)において、補給トナーが現像剤と合流する下流404と供給終了地点40bは非常に距離が近いものの、下流404は最も現像剤の圧力が高く、かつ、現像剤の量が多い。このため、補給トナーが直接、供給終了地点40bに到達することが非常に困難なためである。
上述したごとく、現像室206を鉛直方向下側、撹拌室207を鉛直方向上方に配した現像装置102において、現像室206の現像剤搬送方向下流側に補給口208を設けた。これにより、画像形成装置1000の大型化や現像剤の搬送能力の低下を抑制しつつ、補給トナーと現像剤の混合撹拌を十分に行うことができる。このため、撹拌が不十分なために起こるスラスト方向の画像ムラや濃度差、電界により制御しきれないトナーが白地部へとかぶってしまう等の画像不良を抑制できる。
なお、第3の搬送スクリュー211の現像剤の搬送力は、現像室206の下流部の最も圧力の高い場所へ補給トナーを確実に搬送できる力である必要がある。このため、第3の搬送スクリュー211は、スクリューピッチを狭めたり、スクリューの羽根の条数を増やしたり、スクリューの径を大きくしたりすることで、搬送能力を高めている。
例えば、第3の搬送スクリュー211は、スクリュー204、205と同じでもよいが、好ましくは、スクリュー204、205のスクリューピッチより狭くすることで、補給トナーを現像容器200内へ確実に補給できる。なお、スクリュー204、205は、いずれも420[rpm]の速度で回転する。また、フィンは3cmの周期でスクリュー軸を中心に螺旋構造をなし、その外周半径は1.0cmである。
なお、本実施形態における補給トナーのかわりに、トナーとキャリアの混合された現像剤を補給してもよい。
(実験)
本実施形態の効果を評価する実験を行った。実験は、まず、補給口208(補給位置405)から、トナーを1g補給し、現像装置102を駆動させた。同様にして、撹拌室207の上流(仮想の補給位置405’)から、トナーを1g補給し、現像装置102を駆動させた。
そして、補給したトナーが現像スリーブ201上に到達したところで駆動を停止させ、その時点の現像スリーブ201上の現像剤を0.2g、現像室206の上流側から採取して、帯電量[μC/mg]を測定した。また、比較のために、トナー補給前の現像剤の帯電量も測定した。帯電量の測定には、E−SPARTANALYZER(ホソカワミクロン社製)を用いた。ここで、補給されたトナーが現像スリーブ201上に到達するまでの時間は、事前に計測しておいた。
図4は実験結果を表した図である。図4に示すように、撹拌室207の上流(仮想の補給位置405’)から補給した場合は、現像剤の補給前に比べて帯電量が0近傍のトナーが増大した。これらの帯電量の少ないトナーは、飛散しやすく、不良画像の元となりやすい。一方、補給口208(補給位置405)から補給した場合は、現像剤の補給前に比べてもほとんど帯電量の分布図が変わらず、混合撹拌が十分に行われたことがわかる。
L …レーザ
S1、S2 …連通部(汲み上げ部、落下部)
t …現像剤
100 …感光ドラム
102 …現像装置
200 …現像容器
201 …現像スリーブ
202 …マグネットロール
203 …規制ブレード
204 …第1の搬送スクリュー(第1の現像剤搬送部材)
205 …第2の搬送スクリュー(第2の現像剤搬送部材)
206 …現像室
207 …撹拌室
208 …補給口
209 …隔壁
211 …第3の搬送スクリュー(第3の現像剤搬送部材)
1000 …画像形成装置

Claims (3)

  1. 現像剤担持体に現像剤を供給する現像室と、
    前記現像室より鉛直方向上方に配置され現像剤を撹拌する撹拌室と、
    前記現像室内に配置され、現像剤を搬送する第1の現像剤搬送部材と、
    前記撹拌室内に配置され、現像剤を搬送する第2の現像剤搬送部材と、
    前記現像室及び前記撹拌室の長手方向の一端に形成された、前記現像室から前記撹拌室へ現像剤を汲み上げる汲み上げ部と、
    前記現像室及び前記撹拌室の長手方向の他端に形成された、前記撹拌室から前記現像室へ現像剤が落下する落下部と、を有する現像装置において、
    前記現像室の前記第1の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向下流側に、前記現像室へ補給トナーを補給する補給口を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記補給口は、前記汲み上げ部よりも前記現像室の長手方向外側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記補給トナーを搬送する前記補給口を通して前記現像室へ搬送する第3の現像剤搬送部材を有し、
    前記第3の現像剤搬送部材は、前記第1および第2の現像剤搬送部材よりも搬送能力が高いことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
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