JP2011099932A - 現像装置 - Google Patents

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裕介 奥野
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Abstract

【課題】現像剤収用室内の現像剤の嵩が変動した場合でも、現像剤供給部での現像剤面の変動を抑制し、現像ローラへの現像剤供給量を安定させる現像装置を提供する。
【解決手段】現像剤収容室402、403と、該収容室に配置された撹拌スクリュ404、供給スクリュ405と、供給スクリュの回転方向の前方かつ供給スクリュの上部近傍に位置して、供給スクリュと外側のハウジング部406との間に形成された現像剤供給部430と、現像剤供給部430に対向して設けられ内部の固定磁石410により現像剤を吸着可能な現像ローラ408とを備え、現像剤供給部430から現像ローラ408に現像剤を供給する。ハウジング部406と供給スクリュ405との間に仕切部材420が設けられ、現像剤供給部430が仕切部材420とハウジング部406との間に形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に使用される現像装置であって、特に2成分現像方式で現像を行う現像装置に関する。
画像形成装置の現像装置として一般に多く用いられている2成分現像方式では、トナーを収容する現像装置の本体の端部等にトナー補給部が設けられ、そのトナーを現像剤収容室の全体に送る為に、現像剤収容室内で現像剤を循環させる構成となっている。循環させる部材としては、スクリュを用いる方法が多い。
このような2成分現像方式の現像装置の一例を図5に示す。
図5において、4は現像装置であり、該現像装置4は隔壁401を挟んで現像装置4の幅方向(紙面左右方向)に並設された断面U字状の第1現像剤収容室402及び第2現像剤収容室403を有している。第1現像剤収容室402には、現像装置4の長さ方向(図5の紙面厚さ方向)を軸とする撹拌スクリュ404が配置され、該撹拌スクリュ404は図示しない駆動装置により矢印Aで示す方向に回転駆動されるものとなされている。
他方の第2現像剤収容室403には、現像装置4の長さ方向(図5の紙面厚さ方向)を軸とする供給スクリュ405が配置され、該供給スクリュは図示しない駆動装置により矢印Bで示す方向に回転駆動されるものとなされている。
そして、図示しないトナー補給部から第1現像剤収容室402に補給された非磁性トナーは、該現像剤収容室402で磁性キャリアとともに撹拌されたのち、2成分現像剤として隔壁401の長さ方向の一端部に設けられた連通部(図示せず)を介して第2現像剤収容室403に搬送されるものとなされている。なお、図5に示す水平線Cは現像剤の剤面高さを示している。
前記第2現像剤収容室403の前記第1現像剤収容室402とは反対側の端部において、供給スクリュ405と該スクリュの外側に配置され現像剤収容室402、403を形成しているハウジング部406との間には、断面円弧状の現像剤搬送通路407が形成されると共に、現像剤搬送通路407の幅は、上方に到るに従って広くなっており、この部分が、供給スクリュ405の回転によって前記現像剤搬送通路407に添って搬送された現像剤を蓄えて現像ローラ408に供給する現像剤供給部409となされている。
前記第2現像剤収容室403の現像剤供給部409の上方には、前述した現像ローラ408がその半周面を現像装置4の第2現像剤収用室403に、他の半周面を現像装置4の外方に臨ませた状態で、現像ローラ408の軸方向を紙面厚さ方向の向きにして配置され、図示しない駆動装置により矢印D方向に回転駆動されるものとなされている。
現像ローラ408の内部の周面に近い位置には、磁界発生手段である複数の固定磁石410が内包されており、この磁石410により、前記現像剤供給部409に搬送された現像剤が、重力に逆らって現像ローラ408に汲み上げられ、現像ローラ408の周面に吸着されるものとなされている。
現像装置4の動作時には、前記現像剤供給部409から現像ローラ408に供給された現像剤は、現像ローラ408の回転方向の下流側に位置する規制部材(ドクターブレード)411によって、適正な量となるように層状に規制され、その後、現像ローラ408の回転に伴って現像装置4の外側に運ばれ、現像ローラ408に対向配置された像担持体(感光体)の潜像を現像する。
ところで、感光体上の潜像を安定して現像する為には、現像ローラ408表面の現像剤量が安定している必要がある。
しかしながら、現像剤収用室402、403の現像剤の嵩(体積)は、現像剤のトナー濃度変化や、耐久に伴うキャリアの減少(感光体への付着による消費)によって変化する為に、現像剤供給部409での現像剤面の高さCも変化することとなり、その結果として、現像ローラ408ヘの現像剤供給量も変動する。この供給量変動が、スクリューピッチのムラとして画像に表れるという問題が生じる。
このような問題に対して、従来では、現像剤面の高さを確保するために現像剤を現像剤収用室402、403に予め多く入れておく方法が取られてきた。また近年では、スクリュ形状やハウジング形状を変更して空間体積を減少させて現像剤面を効率よく高める方法が提案されている(例えば特許文献1及び2)。
特開2007−292931号公報 特開2006−178405号公報
しかしながら、現像剤を必要以上に入れておくことは近年のコスト低減やスペース減少の流れから困難になってきている。また、空間体積を減少させる方法もある程度の効果は認められるが、減少させる空間体積も限られており、結局は現像剤面を一定以上高くする必要があるため、効果は限定される。また、前述の特許文献1では、効果を高めるために空間体積を減少させる際に、現像ローラとハウジングの間隔を狭めることで均す効果を加えているが、構成がかなり限定される。またドクターブレードで規制される現像剤の量が多くなり、ドクターブレードでストレスが発生するといった不具合も想定される。
本発明はこのような事情に鑑みてなされてものであり、現像剤収用室内の現像剤の嵩が変動した場合でも、現像剤供給部での現像剤面の変動を抑制することによって、現像ローラへの現像剤供給量を安定させる現像装置の提供を目的としている。
上記課題は以下の手段によって解決される。
(1)現像剤を収容する現像剤収容室と、該現像剤収容室に配置された撹拌スクリュ及び供給スクリュと、前記供給スクリュの回転方向の前方かつ供給スクリュの上部近傍に位置して、供給スクリュと該供給スクリュの外側のハウジング部との間に形成された現像剤供給部と、前記現像剤供給部に対向して設けられ内部の固定磁石により現像剤を吸着可能な現像ローラとを備え、前記現像剤収容室に収容された現像剤を前記撹拌スクリュによって撹拌し、前記供給スクリュによって前記現像剤供給部へ搬送するとともに、現像剤供給部から前記現像ローラに現像剤を供給する2成分現像装置において、前記ハウジング部と供給スクリュとの間に仕切部材を設けることにより、前記現像剤供給部が前記仕切部材と前記ハウジング部との間に形成されていることを特徴とする現像装置。
(2)前記現像ローラの周面に近接して配置され、現像ローラに吸着された現像剤の量を規制するブレードを備え、単位時間に前記供給スクリュの回転によって前記現像剤供給部へ搬送される現像剤量が、前記現像ローラに吸着され単位時間に現像ローラと前記ブレードの間を通過する現像剤量よりも大きく設定されている前項1に記載の現像装置。
(3)前記現像剤供給部は、前記供給スクリュによって搬送される現像剤の入側の開口部の幅よりも、現像ローラへ供給される出側の開口部の幅が広く設定されている前項1または2に記載の現像装置。
(4)前記仕切部材の上端は供給スクリュが配置された現像剤収容室における現像剤の剤面より高く、かつ現像剤供給部の過剰な現像剤が前記仕切部材をオーバーフローして、前記供給スクリュ側に落下可能に構成されている前項1〜3のいずれかに記載の現像装置。
(5)前記撹拌スクリュの搬送速度が前記供給スクリュの搬送速度よりも大きく設定されている前項1〜4のいずれかに記載の現像装置。
前項(1)に記載の発明によれば、前記ハウジング部と供給スクリュとの間に仕切部材を設けることにより、前記現像剤供給部を前記仕切部材と前記ハウジング部との間に形成したから、現像剤供給部に供給される現像剤の密度が高くなるとともに、現像剤収用室に収容された現像剤の剤面と現像剤供給部に送られた現像剤の剤面とが仕切部材で仕切られる結果、現像剤収用室の現像剤の嵩(体積)が変動した場合であっても、その影響が現像剤供給部の現像剤面に及ぶのを防止できる。つまり、供給スクリュの回転による現像剤の剤面変動の伝播を仕切部材で遮断し減衰させることができ、現像剤供給部での現像剤面の高さ変動を抑制でき、現像ローラへの安定した現像剤の供給を行うことができる。これにより、スクリュむら等に起因する画像欠陥を抑制して画質安定性の向上に繋げることができるとともに、現像ローラへの現像剤の供給量の設計狙い値を低く設定することが可能となり、現像ローラの周面に吸着された現像剤の量を規制するブレードに対するストレスを低減することも可能となる。
前項(2)に記載の発明によれば、単位時間に前記供給スクリュの回転によって前記現像剤供給部へ搬送される現像剤量が、前記現像ローラに吸着され単位時間に現像ローラと前記ブレードの間を通過する現像剤量よりも大きく設定されているから、現像に使用される現像剤よりも大きな量の現像剤を現像剤供給部へ搬送充填することができ、現像ローラーへの現像剤の安定した供給を実現することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、現像剤供給部は、前記供給スクリュによって搬送される現像剤の入側の開口部の幅よりも、現像ローラへ供給される出側の開口部の幅が広く設定されているから、供給スクリュの回転によって供給スクリュ下部に存在する密度の高い現像剤が現像剤供給部へと搬送されてきたときに、現像剤供給部にスムーズに受け入れて順次幅広の上方部へと送ることができ、十分な量の現像剤を安定して蓄えることができる。
前項(4)に記載の発明によれば、仕切部材の上端は供給スクリュが配置された現像剤収容室における現像剤の剤面より高く、かつ現像剤供給部の過剰な現像剤が前記仕切部材をオーバーフローして、前記供給スクリュ側に落下可能に構成されているから、現像剤収容室の現像剤が、仕切部材を乗り越えて現像剤供給部に逆流するのを防止できると共に、現像剤供給部において常に安定した現像剤面の高さを確保することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、撹拌スクリュの搬送速度が供給スクリュの搬送速度よりも大きく設定されているから、供給スクリュ側に現像剤を多く存在させることができ、現像ローラへの現像剤の安定供給に資することができる。
本発明の一実施形態に係る現像装置が用いられた画像形成装置の概略構成図である。 図1の画像形成装置に用いられた現像装置の断面図である。 現像材供給部の近傍の拡大図である。 実施例における試験結果を示すグラフである。 従来の現像装置の断面図である。
次に、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る現像装置が用いられた画像形成装置を示す構成図である。
図1において、1は感光体であり、この感光体1の周囲には、帯電器2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5、剥離爪6、クリーナ7等が配設されている。
前記感光体1の表面の所定域は、帯電器2により一様に帯電され、その帯電域に対して露光装置3から原稿画像に応じた画像露光が施されることにより、該感光体1上に静電潜像が形成される。
この感光体1に形成された静電潜像は、現像装置4において、現像バイアスが印加された現像ローラ408で現像されることにより、可視トナー像とされる。現像装置4の詳細については後述する。
一方、記録紙等の記録媒体Sを収容したカセット10から給紙ローラ101により記録媒体Sが1枚ずつ引き出され、タイミングローラ11へ供給される。
前記タイミングローラ11は、前記感光体1上のトナー像と同期をとって前記記録媒体Sを感光体1に圧接させるように、転写電圧が印加された転写ローラ5との間に送り込むようになっている。このように、感光体1と転写ローラ5との相互ニップ部に記録媒体Sが通されることにより、該記録媒体Sに感光体1の表面のトナー像が転写される。
なお、転写後、感光体1上に残留する転写残トナー等は、クリーナ7により除去清掃され、残留電荷はイレーサ8により消去されて、次の画像形成に備えられる。
そして、未定着トナー画像が付着された記録媒体Sが定着装置9に搬送されると、該定着装置9における加熱加圧下において、転写トナー像が記録媒体S上に定着される。
図2は、前記現像装置4の断面図であり、図5の従来例に相当する図である。なお、図2の現像装置の構成は、現像剤を現像ローラに供給する現像剤供給部430の構成が、図5の現像装置の現像剤供給部409の構成と相違し、かつ図5における第1及び第2現像剤収用室402、403の上方スペースが閉塞されている点以外の構成は同じであるので、同一の構成部分については図5と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5で説明したように、第1現像剤収用室402及び第2現像剤収容室403には、非磁性トナー及び磁性キャリアからなる2成分現像剤が収容されている。その混合比はこの実施形態では、重量比でおおよそ1:9程度に設定されているが、この混合比はトナーの帯電量、キャリア粒径、画像形成装置の構成等で適正に調整されるべきものであって、必ずしもこの数値に従わなければいけないものではない。
現像ローラ408の固定磁石410により、2成分現像剤が回転する現像ローラ408の周面に順次吸着されて、感光ドラム1と対向する現像領域に搬送され、該現像領域において感光ドラム1に供給され、感光ドラム1上の静電潜像はトナー像として現像される。
静電潜像を現像した後の現像ローラ408上の2成分現像剤は、現像ローラ408の回転に従ってさらに搬送され、現像剤収容室に回収される。
ちなみに本実施例では、撹拌スクリュ404及び供給スクリュ405のスクリュ外径φ14mm、スクリュ軸径φ6mm、現像ローラ径φ16mmに設定されている。
この実施形態では、供給スクリュ405の外側のハウジング部406と前記供給スクリュ405との間に、仕切部材420が設けられており、この仕切部材420と前記ハウジング部406との間に現像剤供給部430が形成されている。
図2に現像剤供給部430の周辺の拡大図を示す。仕切部材420は供給スクリュ405とハウジング部406との間において、供給スクリュ405の軸方向(図2及び図3の紙面厚さ方向)に伸びた非磁性の板材からなる。ここでは仕切部材420として厚さ1mmのSUS304材を用いているが、非磁性で強度を確保できる材質であれば、他の材料であっても良い。また、形状も本実施形態では板状であるが、強度アップのために曲げ板にしたり、供給スクリュ405の形状に沿わせてR(曲率)をつけたりしても良い。この仕切部材420は長さ方向の両端において、ハウジング部406にネジ止め固定されている。
この仕切部材420とハウジング部406との間に形成された前記現像剤供給部430は、仕切部材420の下端420aとハウジング部406との間に形成された下側開口部421と、仕切部材420の上端420bとハウジング部406との間に形成された上側開口部422を備えている。
前記下側開口部421は、供給スクリュ405と該供給スクリュ405の外側に配置され第2現像剤収容室403を形成しているハウジング部406との間に形成された現像剤搬送通路407と連通しており、供給スクリュ405の回転によって前記現像剤搬送通路407に添って汲み上げられた現像剤を蓄えるものとなされている。この現像剤供給部430は、仕切部材420を隔てた現像剤収用室403内の現像剤面が変動しても、現像剤供給部430の現像剤面には変動が及ばないようにするためのバッファとしての役割を果たす。
また、現像剤供給部430の幅、換言すれば仕切部材420とハウジング部406との距離は、現像剤入り側の下側開口部421から現像ローラ408へ供給される出側の上側開口部422へと到るに従って、連続的に広くなるように設定されている。このような構成とすることで、供給スクリュ405の下部に存在する密度の高い現像剤が、供給スクリュ405の回転によって供給スクリュ405の径方向外側へ押し出され、かつ現像剤搬送通路407に添って接線方向に矢印Eで示すように現像剤供給部430へと搬送されてきたときに、現像剤供給部430にスムーズに受け入れて順次幅広の上方部へと送ることができ、十分な量の現像剤を現像剤供給部430に安定して蓄えることができる。
下側開口部421の幅Wが小さすぎると現像剤供給部430への現像剤の充填量の低下と供給スクリュ405のトルク上昇につながるため、本実施形態では、下側開口部421の幅Wとして3mm程度を確保しており、これにより、単位時間に前記供給スクリュ405の回転によって現像剤供給部430へ搬送される現像剤量が、現像ローラ408に吸着され単位時間に現像ローラ408と前記ドクターブレード411の間を通過する現像剤量(現像剤の使用量)よりも大きく設定され、多量の現像剤が現像ローラ408に吸着されることによるドクターブレード411への大きなストレスを防止しつつ、必要な現像剤量を確保している。
また、前記仕切部材420の上端は、供給スクリュ405が配置された第2現像剤収容室403における現像剤の剤面Cより高く設定されており、第2現像剤収容室403の現像剤が、仕切部材420を乗り越えて現像剤供給部430に逆流することがないようになっている。また、仕切部材420と現像ローラ408の間に一定の間隔を確保することで、現像剤供給部430に過剰な現像剤が充填された場合に、現像剤が前記仕切部材420をオーバーフローして第2現像剤収容室403に落下可能に構成され、これにより現像剤供給部430において常に安定した剤面高さを確保している。
前記仕切部材420と供給スクリュ405との間には、磨耗を避けるために非接触で一定以上のクリアランス(本実施例では1.5mm)が形成されている。また、仕切部材420によって現像剤供給部430と供給スクリュ405の間が遮断されているから、現像剤供給部430の近傍の供給スクリュ405の回転により第2現像剤収容部403の剤面高さが変動しても、この変動が現像剤供給部430の剤面に波及するのが防止される。
現像後の現像ローラ408の周面の現像剤は、同極磁界と重力により剥離され、直下の供給スクリュ405上(第2現像剤収用室403)に回収される。前述したように、供給スクリュ405の現像剤面は現像剤供給部430の剤面よりも低いため、現像剤供給部430に剥離した現像剤が逆流することはない。
なお、供給スクリュ405の現像剤面を現像剤供給部430の剤面よりも確実に低くするため、この実施形態では、第1現像剤収用室402に収容できる現像剤の量が少なくなるように設定されている。つまり、図5の従来例における第1現像剤収用室402の上部空間440及び第2現像剤収用室403の一部上部空間441が、本実施形態では閉塞されて、現像剤収用室402、403内の現像剤の収容量を強制的に減少させている。
また、この実施形態では、供給スクリュ405よりも撹拌スクリュ404の回転数を高く設定して循環バランスを崩すことで、供給スクリュ405側の第2現像剤収用室403に現像剤が多く存在するように設定され、これにより現像ローラ408への現像剤のさらなる安定供給を図っている。
ちなみに、本実施形態に係る現像装置4の効果を確認するために、図5の従来の現像装置と図2及び図3の本発明実施形態に係る現像装置とで、現像剤面の安定性評価試験を行った。試験では、それぞれ現像ローラ408を取り外した状態で現像剤を投入し、現像剤面の高さを測定した。現像剤量を変化させて、その際の現像剤面高さを測定した。測定には2次元レーザ変位センサ(キーエンス製LJ−G015K)を使用した。結果を図4に示す。
従来構成では、現像剤面高さ(嵩)変化に伴い、現像剤面が大きく変動しているが、本発明の実施形態では、剤面高さゼロの少ない現像剤量であっても変動が抑制されていることが分かる。
4 現像装置
402 第1現像剤収容室
403 第2現像剤収容室
404 撹拌スクリュ
405 供給スクリュ
406 ハウジング部
408 現像ローラ
410 固定磁石
411 規制部材(ドクターブレード)
420 仕切部材
421 下側開口部
422 上側開口部
430 現像剤供給部

Claims (5)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容室と、該現像剤収容室に配置された撹拌スクリュ及び供給スクリュと、前記供給スクリュの回転方向の前方かつ供給スクリュの上部近傍に位置して、供給スクリュと該供給スクリュの外側のハウジング部との間に形成された現像剤供給部と、前記現像剤供給部に対向して設けられ内部の固定磁石により現像剤を吸着可能な現像ローラとを備え、前記現像剤収容室に収容された現像剤を前記撹拌スクリュによって撹拌し、前記供給スクリュによって前記現像剤供給部へ搬送するとともに、現像剤供給部から前記現像ローラに現像剤を供給する2成分現像装置において、
    前記ハウジング部と供給スクリュとの間に仕切部材を設けることにより、前記現像剤供給部が前記仕切部材と前記ハウジング部との間に形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像ローラの周面に近接して配置され、現像ローラに吸着された現像剤の量を規制するブレードを備え、
    単位時間に前記供給スクリュの回転によって前記現像剤供給部へ搬送される現像剤量が、前記現像ローラに吸着され単位時間に現像ローラと前記ブレードの間を通過する現像剤量よりも大きく設定されている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤供給部は、前記供給スクリュによって搬送される現像剤の入側の開口部の幅よりも、現像ローラへ供給される出側の開口部の幅が広く設定されている請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記仕切部材の上端は供給スクリュが配置された現像剤収容室における現像剤の剤面より高く、かつ現像剤供給部の過剰な現像剤が前記仕切部材をオーバーフローして、前記供給スクリュ側に落下可能に構成されている請求項1〜3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記撹拌スクリュの搬送速度が前記供給スクリュの搬送速度よりも大きく設定されている請求項1〜4のいずれかに記載の現像装置。
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