JP2013141070A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の撮像装置(ビデオカメラなど)で同期撮影を行う際に、それぞれの撮像装置の映像信号の位相とタイムコードの位相とがずれないようにする。
【解決手段】外部装置から入力されている映像同期信号及びタイムコードを使用して位相を合わせる撮像装置において、外部装置から入力されている映像同期信号及びタイムコードの位相と、フレームレート変換情報の位相とを同期させることで、外部装置から入力される映像同期信号及びタイムコードの位相と、撮像装置内部のシステムクロック及びタイムコードの位相とを合わせることを可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は撮像装置(ビデオカメラなど)及び撮像方法に関する。
特許文献1及び特許文献2には、プログレッシブ方式の映像信号のフレームレートを所定のフレームレートに変換して出力する技術が記載されている。また、特許文献3には、映像信号発生回路によって発生された映像信号の同期信号の位相と、外部装置から入力された同期信号の位相と合わせる位相ロックループ回路技術が記載されている。
特開2003−153054号公報 特開2003−274370号公報 特開平2−149184号公報
複数の撮像装置(ビデオカメラなど)に同期撮影を行わせるシステムにおいて、外部装置から入力されている映像同期信号及びタイムコードを使用して、複数の撮像装置の映像信号の位相とタイムコードの位相とを合わせることを想定することが考えられる。このような場合には、いくつかの問題点が考えられる。例えば、外部装置から入力される映像同期信号及びタイムコードの位相と、撮像装置内部のシステムクロック及びタイムコードの位相とが合わず、それぞれの撮像装置の映像信号の位相とタイムコードの位相とがずれてしまうという問題点が考えられる。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の撮像装置(ビデオカメラなど)で同期撮影を行う際に、それぞれの撮像装置の映像信号の位相とタイムコードの位相とがずれないようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、フレームレート変換情報を使用している撮像装置であって、前記撮像装置のシステムクロックを生成するシステムクロック生成手段と、外部装置から入力された映像同期信号と、前記システムクロック生成手段により生成されたシステムクロックとの位相のずれ量を算出する同期信号位相制御手段と、タイムコードを生成するタイムコード生成手段と、フレームレートを変換するためのフレームレート変換情報を生成するフレームレート変換情報生成手段と、前記フレームレート変換情報生成手段により生成されたフレームレート変換情報を読み出すフレームレート変換情報制御手段と、前記外部装置から入力されたタイムコード信号からフレームレート変換情報を読み出す外部フレームレート変換情報制御手段と、前記外部フレームレート変換情報制御手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報生成手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相と、とのずれ量を算出するフレームレート変換情報位相制御手段と、前記同期信号位相制御手段により算出された位相のずれ量の調整が指示されると、前記システムクロック生成手段に対して位相のずれを吸収する調整を行うシステムクロック制御手段と、前記システムクロック制御手段により行なわれる調整で同期信号の位相が合っている状態において、前記外部フレームレート変換情報制御手段により前記タイムコード信号から読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報制御手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相が合っているか否かを判定する判定手段とを有し、前記フレームレート変換情報位相制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて前記同期信号位相制御手段に対して、算出する位相のずれ量を調整するように指示することを特徴とする。
本発明によれば、フレームレート変換情報を使用している撮像装置において、外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、撮像装置内部のシステムクロック及びタイムコードの位相とを合わせることが可能となる。これにより、複数のビデオカメラの映像信号の位相とタイムコードの位相とを合わせることができる。
本発明の実施形態1に係る撮像装置100に含まれる構成要素を説明するためのブロック図である。 撮像装置で使用しているユーザーズビット設定値を説明するための図である。 外部プルダウン情報から内部プルダウン情報に変換する方法を説明するための図である。 外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、外部プルダウン情報の位相とを合わせる処理を説明するためのフローチャートである。 外部映像同期信号と、撮像装置の映像同期信号との関係の一例を説明するための図である。 図5の状態から水平同期信号の位相を合わせるための処理の一例を説明するための図である。 図6の状態から垂直同期信号の位相を合わせるための処理の一例を説明するための図である。 フィールド情報の位相が合っていない場合の一例を説明するための図である。 位相合わせ完了をユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面の一例を示す図である。 外部プルダウン情報入力なしをユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面の一例を示す図である。 外部から入力されているプルダウン情報及びタイムコードの位相と、撮像装置100内部のプルダウン情報及びタイムコードの位相とを合わせるための処理の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る撮像装置600に含まれる構成要素を説明するためのブロック図である。 外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、外部プルダウン情報の位相とを合わせる処理を説明するためのフローチャートである。 位相合わせタイムアウトをユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面の一例を示す図である。
[実施形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置100に含まれる構成要素を説明するためのブロック図である。実施形態1の撮像装置100は、外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、タイムコード信号に重畳されるフレームレート変換情報の位相と、撮像装置100内部のシステムクロック及びタイムコードの位相とを合わせることを可能にする。
撮像装置100は、システム制御部101、撮像部102、撮像素子部103、動画像記憶部104、表示部105、表示用データ記憶部106、入力部107及びシステムクロック生成部108を備えている。また、ジョグダイヤル、ダイヤルスイッチ等の入力部107を備えており、入力部107を介してユーザーが行うさまざまな入力操作を受け付けることが可能である。
システム制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、メモリM1、メモリM2、システムタイマーを含む。そして、メモリM2を作業エリアとしてメモリM1に格納された制御プログラムを実行して各種制御を行う。CPUはシステムクロック生成部108から入力されるクロックで動作する。
撮像部102は、フォーカスレンズやズームレンズ、絞り、シャッターなどの光学部を含み、被写体の光学像に対して適切な光学処理を行い、撮像素子部103に送る。
撮像素子部103は、撮像部102により光学処理された光学像を電気信号に変換する処理を行い、変換された電気信号は撮像信号制御部109に送られる。撮像素子部103は、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子で構成される。
撮像信号制御部109は、撮像素子部103から得られた電気信号に対してA/D変換処理や増幅処理などの画像処理を施し、映像信号を生成する。生成される映像信号は記録方式によりフレームレート(1秒間のフレーム数)が異なる。NTSC方式の場合は60p/60i/30p/24p、PAL方式の場合は50p/50i/25pのいずれかである。
また、記録画像サイズも1920×1080や1280×720、1440×1080などを設定することが可能である。以下の説明では基本的に記録画像サイズ1920×1080、フレームレート24pで設定しているとする。そして、その映像信号を動画像制御部110に送る。また、フレームレート変換情報位相制御部119により生成された映像信号に同期してフレームレート変換情報を付加することが可能である。フレームレート変換情報については後述する。
動画像制御部110は、映像信号のエンコードやデコードする機能を備えており、撮像信号制御部109から映像信号が送られてきた場合、映像信号をエンコードし、エンコードされた動画像データを動画像記憶部104に送る。また、入力制御部113により送られる指示により動画像記憶部104に対して所望の動画像データを取得するように指示を送る。
そして、動画像制御部110は、動画像記憶部104から動画像データが送られてくると、デコードを行い、表示制御部111に送ることで、表示部105に動画像データの表示を行うことが可能である。さらに、タイムコード位相制御部114からタイムコードが送られてきた場合は、映像信号にタイムコードを重畳してからエンコードを行う。同様に撮像信号制御部109から送られてくるフレームレート変換情報も映像信号に重畳することが可能である。
動画像記憶部104は、MPEG2(Moving Picture Experts Group)等の形式に基づいた動画像データとして記憶することが可能である。また、動画像制御部110から受けた指示により動画像の書き込みや読み出しを行うことも可能である。
入力制御部113は、入力部107を介して受け取った入力操作を適切な処理制御部に伝える処理を行う。入力制御部113から動画像制御部110に指示を送ることで記録開始や記録停止、記録フレームレートの選択が可能である。また、入力制御部113から表示用データ制御部112に指示を送ることで表示用データ記憶部106から所望の表示用データを選択することができる。また、入力制御部113からタイムコード制御部115に指示を送ることでタイムコードの設定をユーザーが任意で設定することも可能である。
表示用データ制御部112は、入力制御部113より受けた指示により表示用データを表示用データ記憶部106から読み出すことを可能にし、読み出した表示用データを表示制御部111に送る。
表示用データ記憶部106は、表示用データを格納しており、表示用データ制御部112から受けた指示により表示用データが読み出される。表示制御部111は、表示用データ制御部112から送られる表示用データと動画像制御部110から送られる映像信号を合成し、表示できる形式に変換し、表示部105に送る。
表示部105は、表示制御部111から送られる表示形式に変換されたデータを表示する。実施形態1の表示部105は、LCD(Liquid Crystal Monitor)やEVF(Electronic View Finder)などの液晶画面で構成される。
動画像記憶部104や表示用データ記憶部106は、HDD(Hard Disk Drive)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、メモリカードなどの記憶媒体で構成される。
タイムコード生成部116は、タイムコード制御部115より受けた指示によりタイムコードの生成を行う。タイムコードは時、分、秒、フレーム単位で生成可能であり、設定されている記録フレームレートによってフレーム数は変わる。タイムコード制御部115は、タイムコード生成部116により生成されるタイムコードを読み出しタイムコード位相制御部114に送る。また、タイムコード位相制御部114から送られてきたタイムコードをタイムコード生成部116に送ることで撮像装置100のタイムコードを変更することも可能である。また、入力制御部113より受けた指示によりタイムコード生成部116にタイムコードを送る。
タイムコード位相制御部114は、タイムコード制御部115から送られてくるタイムコードと外部タイムコード制御部121から送られてくるタイムコードとの位相制御を行う。外部タイムコード制御部121からタイムコードが送られてきた場合はタイムコード制御部115にタイムコードを送り、撮像装置100内部のタイムコードを変更する。
また、動画像制御部110とタイムコードの送受信を行うことで、映像信号にタイムコードを重畳してからエンコードやデコードした映像信号からタイムコードを取得することを可能にする。さらに、タイムコード位相制御部114で位相制御したタイムコードを表示制御部111に送ることで表示部105にタイムコードを表示することが可能である。
システムクロック制御部126は、同期信号位相制御部123からシステムクロックの位相のずれ量が送られてきた場合に、システムクロック生成部108に対して位相のずれを吸収する調整を行う。実施形態1においては、PLL(Phase Lock Loop)制御を行って位相を合わせる制御を行う。
フレームレート変換情報生成部117は記録フレームレートを24P⇔60iや24P⇔60Pなどに変換するための情報を生成する。
一般的には、2:3:2:3プルダウン情報や、2:3:3:2プルダウン情報が知られている(ここでは概要を説明し、詳細は特許文献1を参照)。これらのプルダウン情報は、タイムコード信号のユーザーズビット領域に重畳される。
タイムコード信号に対するタイムコードやユーザーズビットの設定領域やタイムコードやユーザーズビット設定値の詳細はSMPTE12Mを参照することとし、ここでの詳細な説明は省略する。撮像装置100で使用しているユーザーズビット設定値を図2に示す。実際にユーザーズビット領域201は4bit単位で領域は分かれており、合計32bitのデータを設定でき、フレーム単位で設定可能である。
簡単に各設定値の内容を以下に説明する。
更新フレーム情報202は、その映像が時間的に1垂直期間(1V)前の映像に対して映像が同じものかどうかをフレーム単位で示している。つまり、更新フレーム情報202に01という情報が入っていた場合は2枚のフレームが入っている。そして、前方のフレームは時間的に1垂直期間(1V)前のフレームと同じ映像であり、後方のフレームは時間的にひとつ前の1垂直期間(1V)前と異なる映像であることを示している。
撮影モード203は、タイムコード信号にユーザーズビットを重畳した送り元の撮影モードを示している。シーケンス番号204は、フレームレートが24Pに設定されている場合にのみ0〜4の値がフレームごとに設定されている。右6桁の検算情報205は、外部装置から正しくデータが送信されているか否かを判定するために使用する。
以下、フレームレート変換情報はプルダウン情報と述べるが、ここでは一例として2:3:2:3プルダウン情報のことを指すこととする。もちろん、2:3:3:2プルダウン情報やそれと等価な情報でも何ら問題はない。
また、撮像装置100内部で生成するプルダウン情報と等価な情報は内部プルダウン情報と述べる。さらに、必要に応じて外部装置から入力されるタイムコードに重畳されるプルダウン情報は外部プルダウン情報と述べる。
記録フレームレートが24Pに設定されているが、撮像装置100上の都合で撮像装置100内部では60iとして処理する必要がある場合など、撮像装置100内部で内部プルダウン情報を生成する。そして、動画像制御部110でその情報を使用することで、動画像記憶部104には24フレームで記録することが可能である。また、フレームレート変換情報制御部118からの指示により内部プルダウン情報をフレームレート変換情報制御部118に送る。
フレームレート変換情報制御部118は、フレームレート変換情報生成部117から内部プルダウン情報の読み出しを行う。また、フレームレート変換情報位相制御部119にプルダウン情報を送る。
フレームレート変換情報位相制御部119は、外部フレームレート変換情報制御部120から送られる外部プルダウン情報の位相とフレームレート変換情報制御部118から送られる内部プルダウン情報の位相とのずれ量を算出する。そして、算出結果を同期信号位相制御部123に送る。また、撮像装置100の内部プルダウン情報を映像信号と関連付けるために撮像信号制御部109に送る。
外部フレームレート変換情報制御部120は、外部タイムコード信号検出部122により送られる外部プルダウン情報が正しいものかをチェックし、正しい情報であった場合は撮像装置100の内部プルダウン情報に変換する。そして、その変換された内部プルダウン情報をフレームレート変換情報位相制御部119に送る。
外部プルダウン情報から内部プルダウン情報に変換する方法を、図3を参照しながら説明する。
まず、外部装置から入力されるユーザーズビット301は外部装置から入力されたタイムコード信号のユーザーズビット領域の合計32bitを表している。詳細な説明は図2で行ったので省略する。そして、外部装置から入力されるユーザーズビット301の中からシーケンス番号と更新フレーム情報を抜き出したのが2:3:2:3プルダウン情報302である。
さらに、この情報を撮像装置100内部で使用しているものに変換したものが内部プルダウン情報303である。結果として、外部装置から入力されたユーザーズビット301を内部プルダウン情報303に変換し、その内部プルダウン情報内のフレームサイズ及びフィールド番号の位相と、フィールド情報の位相とを合わせる必要がある。
特に、内部プルダウン情報303は記載されている1サイクルの単位で位相を合わせないと24フレームで記録される映像とタイムコードの情報が撮像装置100と外部装置側で異なってしまう。ちなみに、記録サイズが1280×720の場合はインタレースではなく、プログレッシブ映像のためにトップフィールドとボトムフィールドとの区別がないためフィールド情報は毎フレーム1になる。
外部タイムコード制御部121は、外部タイムコード信号検出部122により送られるタイムコードが正しいものかをチェックし、正しい情報であった場合はタイムコード位相制御部114に送る。
外部タイムコード信号検出部122は、外部装置からタイムコード端子などによりタイムコード信号が入力されたかどうかをチェックする。タイムコード信号の入力があった場合にタイムコードと外部プルダウン情報とを抽出し、その情報を外部フレームレート変換情報制御部120と外部タイムコード制御部121とにそれぞれ送る。
同期信号位相制御部123は、外部同期信号制御部124から送られてくる映像の水平同期信号及び垂直同期信号の位相とシステムクロック制御部126から送られてくるシステムクロックと位相とのずれ量を算出する。そして、算出結果をシステムクロック制御部126に送り、撮像装置100のシステムクロックの位相をずらす要求を出す。外部同期信号検出部125は、外部装置から映像同期信号が入力されたかどうかを判定する。
また、フレームレート変換情報位相制御部119から内部プルダウン情報の位相と外部プルダウン情報の位相とがずれていた場合は、そのずれ量が送られてくる。そのずれ量をシステムクロック制御部126に送ることで、外部プルダウン情報と内部プルダウン情報のずれ量も考慮してシステムクロックの位相をずらす要求を行うことが可能である。
撮像装置100で行われる処理であって、外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、外部プルダウン情報の位相とを合わせる処理を図4のフローチャートを参照して説明する。
図4の処理は、撮像装置100に電源が入り、起動している状態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、システム制御部101を構成するCPUがメモリM1に格納されているプログラムをメモリM2に展開して実行することにより行なわれる。
S401では、外部同期信号検出部125は、外部装置から映像同期信号が入力されたかどうかを判定する。外部装置から映像同期信号が入力されている場合はS401の判定結果が肯定判定され、S402へ進む。外部装置から映像同期信号が入力されていない場合はS401が否定判定され、S401へ戻る。
外部装置から映像同期信号が入力されたときの外部装置からの映像同期信号と、撮像装置100内部の映像同期信号の状態との関係において、図5のような関係にあった場合を説明する。この場合、撮像装置の記録画像サイズは1920×1080、フレームレートは24pに設定され、外部装置からの映像信号は外部プルダウン情報が重畳され、60iで入力されているとする。また、撮像装置100の記録画像サイズが1920×1080、フレームレートは24pに設定されている場合、撮像装置100内部は内部プルダウン情報を使用して、60iで動作しているとする。
図5において、外部装置からの水平同期信号5101は、外部装置から入力されている水平同期信号のパルスの例を表している。パルスの幅は1水平期間(=1H)で1ラインである。外部装置からの垂直同期信号5102は、外部装置から入力されている垂直同期信号のパルスの例を表している。パルスの幅は1垂直期間(=1V)で、1125ラインである。外部装置からのフィールド情報5103は外部装置から入力されているフィールド情報のパルスの例を表している。パルスの幅は2垂直期間(=2V)であり、トップフィールドのみパルスが立つ。撮像装置100内部の情報も上記説明と同様なので省略する。
S402では、同期信号位相制御部123は、外部装置から入力されている水平同期信号の位相と撮像装置100内部の水平同期信号の位相と合わせるための処理を行う。図5の状態から水平同期信号の位相を合わせるための処理の一例を図6に示す。図6において、外部装置からの水平同期信号5201の位相と撮像装置100内部の水平同期信号5202の位相とを合わせる。位相合わせが完了すると、外部装置からの水平同期信号5203の位相と撮像装置100内部の水平同期信号5204の位相とが合った状態になる。
S403では、同期信号位相制御部123は外部装置から入力されている垂直同期信号の位相と撮像装置100内部の垂直同期信号の位相とを合わせを行うためにずれ量を算出する。そして、算出したずれ量を基に撮像装置100内部のシステムクロックを外部の映像同期信号に合わせる。基本的に撮像装置100内部のシステムクロックは、垂直同期信号に位相を合わせて処理を行っている。
S404では、撮像装置100のシステムクロック周期を短くする方向にずらすかどうかを判定する。撮像装置100のシステムクロック周期を短くする方向にずらす場合はS404が肯定判定され、S405へ進む。一方、撮像装置100のシステムクロック周期を短くする方向にずらさない場合はS404が否定判定され、S407へ進む。
S405では、撮像装置100のシステムクロック周期を短くする方向にずらすため、システムクロック周期で制御している処理を破綻させないようにずらすライン数に閾値を設ける。システムクロックに同期している処理は、業務用端子やパネルなどへの映像表示などがあり、これらの処理を破綻させないために閾値を250ラインと設定する。撮像装置100のシステムクロック周期のずらすライン数のほうが閾値よりも大きい場合はS405が肯定判定され、S406へ進む。撮像装置100のシステムクロック周期のずらすライン数のほうが閾値よりも小さい場合はS405が否定判定され、S407へ進む。
S406では、システムクロック制御部126は、撮像装置100のシステムクロック周期のずらすライン数のほうが閾値よりも大きいためずらすライン数を閾値分とする。また、全体のずれ量から閾値分差し引く。
S407では、外部装置から入力されている垂直同期信号の位相と撮像装置100内部の垂直同期信号の位相とを合わせを行うために算出したずれ量分、撮像装置100内部のシステムクロック周期をずらす。
S408では、同期信号位相制御部123が算出したずれ量分、ずらしたかどうか判定する。ずれ量が正だった場合はS408が肯定判定され、S403へ進む。ずれ量が0以下だった場合はS408が否定判定され、S409へ進む。
S409では、撮像装置100内部の位相をずらした後に、外部装置から入力されている垂直同期信号の位相と撮像装置100内部の入力されている垂直同期信号の位相とが合っているか否かを判定する。位相が合っている場合はS409が肯定判定され、S410へ進む。位相が合っていない場合はS409が否定判定され、S402へ進む。
図6の状態から垂直同期信号の位相を合わせるための処理の一例を図7に示す。
水平同期信号の位相が合った状態で、外部装置からの垂直同期信号5301の位相と撮像装置100内部の垂直同期信号5302の位相とがずれており、そのずれ量が300ラインであり、さらにシステムクロック周期を短くする方向にずらす場合の例で説明する。S405ですでに説明しているが、実施形態1での閾値は250ラインである。そのため、撮像装置100の垂直同期信号の位相を250ラインずらすと、外部装置からの垂直同期信号5303の位相と撮像装置100内部の垂直同期信号5304の位相とのずれ量は50ラインになる。
その後、システムクロック周期を50ラインずらすことで、外部装置からの垂直同期信号5305の位相と撮像装置100内部の垂直同期信号5306の位相との位相合わせが完了する。その後、外部装置から入力されているフィールド情報の位相と、撮像装置100内部のフィールド情報の位相とが合っているか否かの判定を行う。フィールド情報の位相が合っていない場合の一例を図8に示す。この場合は、再度S402に戻り水平同期信号の位相合わせからやり直す。
S410では、撮像装置100内部のフレームレートの設定が24pに設定されているか否かを判定する。これは、24pに設定されている場合に撮像装置100内部は60iで動作しているためである。撮像装置100内部のフレームレートの設定が24pに設定されている場合はS410が肯定判定され、S411へ進む。撮像装置100内部のフレームレートの設定が24pに設定されていない場合はS410が否定判定され、S415へ進む。
S411では、外部装置から入力されているタイムコード信号に外部プルダウン情報が重畳されているか否かを判定する。外部装置から入力されているタイムコード信号に外部プルダウン情報が重畳されている場合はS411が肯定判定され、S412へ進む。外部装置から入力されているタイムコード信号に外部プルダウン情報が重畳されていない場合はS411が否定判定され、S416へ進む。
S412では、外部フレームレート変換情報制御部120は、外部装置から入力されている外部プルダウン情報を内部プルダウン情報に変換する。変換の詳細内容はすでに図3で説明した通りである。
S413では、フレームレート変換情報位相制御部119は、外部装置から入力されているタイムコード信号に重畳されている外部プルダウン情報の位相と、撮像装置100の内部プルダウン情報の位相とが合っているか否かを判定する。外部装置から入力されているタイムコード信号に重畳されている外部プルダウン情報の位相と、撮像装置100の内部プルダウン情報の位相とが合っている場合は、S413が肯定判定され、S415へ進む。外部装置から入力されているタイムコード信号に重畳されている外部プルダウン情報の位相と、撮像装置100の内部プルダウン情報の位相とが合っていない場合はS413が否定判定され、S414へ進む。
S414では、フレームレート変換情報位相制御部119は、外部装置から入力されているタイムコード信号に重畳されている外部プルダウン情報の位相と、撮像装置100の内部プルダウン情報の位相とのずれ量を算出する。そして、ずれ量として撮像装置100のメモリM2に記憶され、その後にS402に戻り、位相をずらすことで再度位相合わせを行う。
S415では、表示制御部111は、位相合わせが完了したことをユーザーに通知するために表示部105に警告表示を行う。位相合わせ完了をユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面5501の一例を、図9に示す。警告表示画面5501は、記録画像サイズ、フレームレート、動画像記憶部104の記録可能容量などを表示する表示領域5502を含む。また、警告表示画面5501は、位相合わせ完了をユーザーに通知するための通知情報を表示する表示領域5503を含む。この表示領域5503を見ることによって、ユーザーは、正しく位相合わせが完了したことを知ることができる。
S416では、表示制御部111は、外部装置からタイムコード信号に外部プルダウン情報が重畳されていないために位相を合わせることができないことをユーザーに通知するために表示部105に警告表示を行う。外部プルダウン情報入力なしをユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面5601の一例を、図10に示す。警告表示画面5601は、上述の表示領域5502を含む。また、警告表示画面5601は、外部プルダウン情報入力がないことをユーザーに通知するための通知情報を表示する表示領域5602を含む。この表示領域5602を見ることによって、ユーザーは、外部プルダウン情報入力がないことが原因で外部装置との位相を合わせることができないことを知ることができる。
S417では、タイムコード位相制御部114は、外部装置から入力されたタイムコードに撮像装置100内部のタイムコードの位相を合わせる。また、外部プルダウン情報が未入力の状態であった場合は、プルダウン情報は内部プルダウン情報を使用し、外部装置から入力されているタイムコードに撮像装置100内部のタイムコードを合わせる。
図7の状態から外部装置から入力されているタイムコード信号に重畳されている外部プルダウン情報の位相と、撮像装置100の内部プルダウン情報の位相とのずれ量を算出する。そして、外部装置から入力されているプルダウン情報及びタイムコードの位相と、撮像装置100内部のプルダウン情報及びタイムコードの位相とを合わせるための処理の一例を図11に示す。
外部装置の同期信号の位相と撮像装置100内部の同期信号の位相とは合っているが、外部プルダウン情報5701の位相と内部プルダウン情報5702の位相とが合っておらず5Vずれている場合の例で説明する。この場合は、撮像装置100内部の垂直同期信号の位相を250ラインずつの合計5V分位相をずらす。その結果、外部装置のプルダウン情報及びタイムコードの位相と、撮像装置100内部のプルダウン情報及びタイムコードの位相とが合った状態になり、外部装置と撮像装置100とで映像信号の位相とタイムコードの位相とが同期した撮影が可能となる。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2を説明する。実施形態2において、実施形態1と同様の構成要素、構成、機能、処理などについては、それらの説明を省略する。
図12は、本発明の実施形態2に係る撮像装置600に含まれる構成要素を説明するためのブロック図である。図12は、SDI(Serial Digital Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子などを使用して外部装置からの映像同期信号とタイムコード情報が入力された場合の撮像装置600の例である。実施形態2では、撮像装置600の位相をずらす方向がシステムクロックを短くする方向にしかずらせない場合を考慮している。図12に示す構成要素のうちの図1に示す構成要素と同様の構成要素については、同一番号を付し、その説明を省略する。
外部信号検出部601は、映像同期信号とタイムコード信号に重畳されるタイムコードと外部プルダウン情報とを検出することができるように構成されている。そして、映像同期信号が検出された場合は外部同期信号制御部124に情報を送る。また、タイムコード信号に重畳されるタイムコードが検出された場合は外部タイムコード制御部121に、タイムコード信号に重畳されるプルダウン情報が検出された場合は外部フレームレート変換情報制御部120に、それぞれ情報を送る。
撮像装置600で行われる処理であって、外部装置から入力された映像同期信号及びタイムコードの位相と、外部プルダウン情報の位相とを合わせる処理を図13のフローチャートを参照して説明する。図13に示す処理のうちの図4に示す処理と同様の処理については、同一番号を付し、その説明を省略する。
図13の処理は、撮像装置600に電源が入り、起動している状態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、システム制御部101を構成するCPUがメモリM1に格納されているプログラムをメモリM2に展開して実行することにより行なわれる。
S701では、システム制御部101に含まれるシステムタイマーを開始する。
S702では、S701から計測を開始しているシステムタイマーのカウント値が上限値を超えたか否かを判定する。システムタイマーのカウント値が上限値を超えた場合はS702が肯定判定され、S703へ進む。システムタイマーのカウント値が上限値を超えない場合はS702が否定判定され、S402へ進む。
S703では、システムタイマーのカウント値が上限値を超えたことで外部装置との位相を合わせる処理を中断したことをユーザーに通知するために、表示部105に警告表示を行う。位相合わせタイムアウトをユーザーに通知するための表示画面である警告表示画面801の一例を、図14に示す。警告表示画面801は、上述の表示領域5502を含む。また、警告表示画面801は、位相合わせタイムアウトをユーザーに通知するための通知情報を表示する表示領域802を含む。この表示領域802を見ることによって、ユーザーは、タイムアウトで位相合わせが完了しなかったことを知ることができる。
S704では、S703でタイムアウトにより位相合わせが完了していないことから撮像装置600内部のシステムクロック及びタイムコードと、内部プルダウン情報とを使用する。この場合、外部装置から入力されている映像同期信号及びタイムコードと、外部プルダウン情報とは使用されない。
以上の説明はあくまでも一例であり、本発明は、前述の実施形態1及び2に何ら限定されるものではない。
[実施形態3]
実施形態1及び2で説明した様々な機能及び処理は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)などがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態3では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態3では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1及び2で説明した様々な機能及び処理を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1及び2で説明した様々な機能及び処理は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM、RAMなどの少なくとも一つを含む。また、実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitory(非一時的)な記憶媒体である。
100 撮像装置、101 システム制御部、102 撮像部、103 撮像素子部、104 動画像記憶部、105 表示部、106 表示用データ記憶部、107 入力部、108 システムクロック生成部、109 撮像信号制御部、110 動画像制御部、111 表示制御部、112 表示用データ制御部、113 入力制御部、114 タイムコード位相制御部、115 タイムコード制御部、116 タイムコード生成部、117 フレームレート変換情報生成部、118 フレームレート変換情報制御部、119 フレームレート変換情報位相制御部、120 外部フレームレート変換情報制御部、121 外部タイムコード制御部、122 外部タイムコード信号検出部、123 同期信号位相制御部、124 外部同期信号制御部、125 外部同期信号検出部、126 システムクロック制御部

Claims (9)

  1. フレームレート変換情報を使用している撮像装置であって、
    前記撮像装置のシステムクロックを生成するシステムクロック生成手段と、
    外部装置から入力された映像同期信号の位相と、前記システムクロック生成手段により生成されたシステムクロックの位相とのずれ量を算出する同期信号位相制御手段と、
    タイムコードを生成するタイムコード生成手段と、
    フレームレートを変換するためのフレームレート変換情報を生成するフレームレート変換情報生成手段と、
    前記フレームレート変換情報生成手段により生成されたフレームレート変換情報を読み出すフレームレート変換情報制御手段と、
    前記外部装置から入力されたタイムコード信号からフレームレート変換情報を読み出す外部フレームレート変換情報制御手段と、
    前記外部フレームレート変換情報制御手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報生成手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相とのずれ量を算出するフレームレート変換情報位相制御手段と、
    前記同期信号位相制御手段により算出された位相のずれ量の調整が指示されると、前記システムクロック生成手段に対して位相のずれを吸収する調整を行うシステムクロック制御手段と、
    前記システムクロック制御手段により行なわれる調整で同期信号の位相が合っている状態において、前記外部フレームレート変換情報制御手段により前記タイムコード信号から読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報制御手段により読み出されたフレームレート変換情報の位相が合っているか否かを判定する判定手段とを有し、
    前記フレームレート変換情報位相制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて前記同期信号位相制御手段に対して、算出する位相のずれ量を調整するように指示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記外部フレームレート変換情報制御手段から読み出されるフレームレート変換情報は前記タイムコード信号のユーザーズビット領域に重畳されている情報であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記同期信号位相制御手段またはフレームレート変換情報位相制御手段は、前記システムクロック制御手段に位相のずれ量の少ない方向に位相の調整を行うように指示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記同期信号位相制御手段またはフレームレート変換情報位相制御手段は、前記システムクロックを短くする方向に位相の調整を行う場合は、前記システムクロック制御手段に撮像装置の内部の処理を破綻させない閾値を設定して前記ずれ量の調整を行うよう指示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 動画像を表示する表示部と、表示用データを記憶する表示用データ記憶部と、前記表示用データ記憶部から表示用データを読み出す表示用データ制御手段と、前記表示用データ記憶部から読み出された表示用データと動画像を合成する表示制御手段とをさらに有し、
    前記外部フレームレート変換情報制御手段により、タイムコード信号からフレームレート変換情報が読み出すことできないと判定された場合は前記表示部に警告表示を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記システムクロック生成手段により生成されるシステムクロックを使用して時間を計測するシステムクロック制御手段をさらに有し、
    前記同期信号位相制御手段により前記システムクロック制御手段に対して算出された位相のずれ量分の調整が指示されてから前記システムクロック制御手段が計測しているシステムタイマーのカウント値が上限値を超えても位相が合わない場合は前記表示部に警告表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. フレームレート変換情報を使用している撮像装置を用いる撮像方法であって、
    前記撮像装置のシステムクロックを生成するシステムクロック生成ステップと、
    外部装置から入力された映像同期信号の位相と、前記システムクロック生成ステップにおいて生成されたシステムクロックの位相とのずれ量を算出する同期信号位相制御ステップと、
    タイムコードを生成するタイムコード生成ステップと、
    フレームレートを変換するためのフレームレート変換情報を生成するフレームレート変換情報生成ステップと、
    前記フレームレート変換情報生成ステップにおいて生成されたフレームレート変換情報を読み出すフレームレート変換情報制御ステップと、
    前記外部装置から入力されたタイムコード信号からフレームレート変換情報を読み出す外部フレームレート変換情報制御ステップと、
    前記外部フレームレート変換情報制御ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報生成ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相とのずれ量を算出するフレームレート変換情報位相制御ステップと、
    前記同期信号位相制御ステップにおいて算出された位相のずれ量の調整が指示されると、前記システムクロック生成ステップに対して位相のずれを吸収する調整を行うシステムクロック制御ステップと、
    前記システムクロック制御ステップにおいて行なわれる調整で同期信号の位相が合っている状態において、前記外部フレームレート変換情報制御ステップにおいて前記タイムコード信号から読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報制御ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相が合っているか否かを判定する判定ステップとを有し、
    前記フレームレート変換情報位相制御ステップは、前記判定ステップの判定結果に応じて前記同期信号位相制御ステップに対して、算出する位相のずれ量を調整するように指示することを特徴とする撮像方法。
  8. フレームレート変換情報を使用している撮像装置を用いる撮像方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記撮像方法は、
    前記撮像装置のシステムクロックを生成するシステムクロック生成ステップと、
    外部装置から入力された映像同期信号の位相と、前記システムクロック生成ステップにおいて生成されたシステムクロックの位相とのずれ量を算出する同期信号位相制御ステップと、
    タイムコードを生成するタイムコード生成ステップと、
    フレームレートを変換するためのフレームレート変換情報を生成するフレームレート変換情報生成ステップと、
    前記フレームレート変換情報生成ステップにおいて生成されたフレームレート変換情報を読み出すフレームレート変換情報制御ステップと、
    前記外部装置から入力されたタイムコード信号からフレームレート変換情報を読み出す外部フレームレート変換情報制御ステップと、
    前記外部フレームレート変換情報制御ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報生成ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相とのずれ量を算出するフレームレート変換情報位相制御ステップと、
    前記同期信号位相制御ステップにおいて算出された位相のずれ量の調整が指示されると、前記システムクロック生成ステップに対して位相のずれを吸収する調整を行うシステムクロック制御ステップと、
    前記システムクロック制御ステップにおいて行なわれる調整で同期信号の位相が合っている状態において、前記外部フレームレート変換情報制御ステップにおいて前記タイムコード信号から読み出されたフレームレート変換情報の位相と、前記フレームレート変換情報制御ステップにおいて読み出されたフレームレート変換情報の位相が合っているか否かを判定する判定ステップとを有し、
    前記フレームレート変換情報位相制御ステップは、前記判定ステップの判定結果に応じて前記同期信号位相制御ステップに対して、算出する位相のずれ量を調整するように指示することを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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