JP2014160927A - 撮像装置 - Google Patents

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Osamu Kamide
将 上出
Yasuyuki Motoki
康之 元木
Kunihiro Kuwano
邦宏 桑野
Teppei Okuyama
哲平 奥山
Takeo Motohashi
武男 本橋
Yae Nakamura
弥恵 中村
Masaichi Sekiguchi
政一 関口
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Abstract

【課題】複数の表示画面を用いた使い勝手のよい撮像装置を提供する。
【解決手段】画像データを出力する撮像素子と、前記画像データを第1処理部で処理して第1フレームレートで第1画像を表示する第1画面と、前記第1画像処理部とは異なる第2処理部により前記画像データを処理して、前記第1フレームレートとは時間軸を異ならせた第2画像を表示する第2画面と、前記第1画像の表示中に前記第2画像の一部を前記第2画面に表示させる制御部とを備える撮像装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来、複数の表示画面を備え、各表示画面において静止画や動画を再生することが可能なデジタルカメラが知られている(例えば特許文献1)。
特表2010−522473号公報
従来技術には、複数の表示画面をスローモーション動画(スロー動画)の再生に活用する具体的な構成が記載されていなかった。
請求項1に記載の撮像装置は、画像データを出力する撮像素子と、前記画像データを第1処理部で処理して第1フレームレートで第1画像を表示する第1画面と、前記第1画像処理部とは異なる第2処理部により前記画像データを処理して、前記第1フレームレートとは時間軸を異ならせた第2画像を表示する第2画面と、前記第1画像の表示中に前記第2画像の一部を前記第2画面に表示させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の表示画面を用いた使い勝手のよい撮像装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 2つのスローモーション動画を同時並行的に再生する様子を示す図である。 3つのスローモーション動画が同時並行的に再生される様子を示すタイミングチャートである。 スローモーション動画の撮影時に制御部130が実行する処理のフローチャートである。 第2モニタ150を持たないカメラ100の外観を示す模式図である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。画像処理システム1は、撮像装置であるカメラ100と画像処理サーバ200とを含む。カメラ100と画像処理サーバ200は、例えばLAN,WAN等のネットワーク300を介して接続され、相互にデータ通信を行うことができる。以下、カメラ100と画像処理サーバ200とについて順に説明する。
カメラ100は、撮像光学系110と、撮像素子120と、第1画像処理部125と、制御部130と、第1モニタ140と、第2モニタ150と、操作部155と、第1通信部160と、メモリカード170とを備える。
撮像光学系110は、フォーカスレンズを含む複数のレンズを有し、本実施形態においては、カメラ100の本体から着脱可能となっている。すなわち、本実施形態のカメラ100はレンズ交換式のデジタルカメラである。
撮像素子120は、CCDやCMOSなどで構成することができ、撮像光学系110からの光束を受光して、所定のフレームレート(例えば、30fpsや60fps)でRGBの画像データ(撮像信号)を出力することが可能である。
第1画像処理部125は、撮像素子120からのRGBの画像データを輝度信号(Y)と、輝度信号と青色成分の差(U)と、輝度信号と赤色成分の差(V)との3つの情報で表すYUB画像データに変換する。また、第1画像処理部125は、YUB画像データをRGBに変換して、第1モニタ140にスルー画や、静止画や、動画や、サムネイル画像を表示する。なお、本実施形態において、静止画や、動画、サムネイル画像は後述のメモリカードにYUB画像データとして記憶される。
制御部130は、不図示のマイクロコンピュータ、メモリ、およびその周辺回路を含み、不図示の記憶媒体(例えばフラッシュメモリ)から制御プログラムを読み込んで実行することにより、カメラ100の各部を制御する。第1モニタ140および第2モニタ150は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置であり、それぞれカメラ100の筐体背面に設置される。
第1モニタ140は、前述したように、第1画像処理部125により生成されるスルー画や、動画、静止画、サムネイル画像を表示する。
第2モニタ150は、撮影時間よりも長い時間をかけて動画を再生するスローモーション動画を表示する。例えば、第2モニタ150は、撮像素子120が60fpsで1秒間撮像した60フレームの画像を10秒で表示するというような、時間軸を異ならせた表示を行う。なお、スローモーション動画についてはその詳細を後述する。
本実施形態では、第1モニタ140はカメラ100の背面に固定され、第2モニタ150は第1モニタ140の下方に展開可能に設置される。
なお、第1モニタ140および第2モニタ150の配置はこれに限らず、どのようなものであってもよい、例えば2つのモニタを上下に並べるのではなく左右に並べて配置してもよいし、2つのモニタの位置や画面の向き等を自在に変更可能に構成してもよい。一方もしくは両方のモニタを、カメラ100の筐体から分離可能に構成することもできる。また、本実施形態では第1モニタ140の表示画面と第2モニタ150の表示画面は、略同一の大きさを有するが、表示画面の大きさに差を設けることも可能である。
第1モニタ140は、第1モニタ140の表示画面への手指等による接触を検知する第1タッチパネル141を有する。ユーザが、第1モニタ140の表示画面に手指等で接触する、いわゆるタッチ操作を行うと、第1タッチパネル141はこの手指等の接触位置を検知して制御部130に通知する。同様に、第2モニタ150は第2タッチパネル151を有する。第2モニタ150にスローモーション動画が再生されているときに、ユーザが第2タッチパネル151をタッチすることに応じて、制御部130は後述の画像処理サーバ200に静止画を生成させる。画像処理サーバ200で生成される静止画は、第1モニタ140または第2モニタ150のいずれかに表示される。
操作部155は、図2に示してあるように撮影準備(AF,AE)や静止画撮影実行を指示するレリーズボタン155aと、各種シーンモードを設定するモードダイヤル155bと、動画撮影の実行と終了とを指示する動画ボタン155cと、第1モニタ140に表示されたメニューを上下左右の矢印キーとOKボタンにより選択するマルチセレクタ155dを備えている。本実施形態においては、第1モニタ140に動画メニューとして、動画撮影モードと、スローモーション撮影モードとを表示し、マルチセレクタ155dでいずれかの撮影モードを選択するようになっている。
なお、上述したような操作部155を有している場合には、第1タッチパネル141を省略してもよい。
第1通信部160は、例えば無線通信等により、ネットワーク300を介して画像処理サーバ200とのデータ通信を行う。本実施形態において、第1通信部160は、YUB画像データを画像処理サーバ200に送信する。メモリカード170は可搬性の記憶媒体である。制御部130はメモリカード170に前述したようにYUB画像データ(静止画、動画、サムネイル画像)等を記憶する。
次に、画像処理サーバ200について説明する。画像処理サーバ200は、例えばデータセンターに設置されたコンピュータ等であり、第2通信部210と、メモリ220と、第2画像処理部230とを備える。
第2通信部210は、ネットワーク300を介してカメラ100(第1通信部160)とのデータ通信を行ない、YUB画像データを受信する。また、第2通信部210は、後述するように第2画像処理部230で生成されたMotion-JPEGデータや、JPEGデータを第1通信部160に送信する。
メモリ220は、本実施形態においては不揮発性のメモリであり、カメラ100から送信されたYUB画像データや、後述する第2画像処理部230により生成された画像データを記憶する。
第2画像処理部230は、第2通信部210により受信されたYUB画像データに基づいて、Motion-JPEGデータを作成してスローモーション動画を生成する。また、第2画像処理部230は、第2モニタ150にスローモーション動画が表示されている際に、ユーザが第2タッチパネル151をタッチしたことに応じて、メモリ220に記憶されているYUB画像データからJPEGを生成する。なお、第2画像処理部230は独立した電子回路として構成してもよいし、不図示のマイクロコンピュータが所定のプログラムを読み込んで実行するものとしてもよい。
(カメラ100の各動作モードの説明)
カメラ100は、静止画を撮影する静止画撮影モードと、動画を撮影する動画撮影モードと、スローモーション動画を撮影するスローモーション撮影モードと、を有しており、以下、各動作モードについて説明を続ける。
静止画撮影モードのとき、ユーザがレリーズボタン155aを全押しすると、制御部130はこれに応じて撮像素子120を駆動制御してに被写体像の静止画の撮像を行う。第1画像処理部125は、撮像素子120から出力される画像データに種々の画像処理を施し、YUVフォーマットの静止画像データを作成する。制御部130は、作成した静止画像データをメモリカード170に記憶(保存)する。
動画撮影モードのとき、ユーザが動画ボタン155cを押下すると、制御部130は所定のフレームレート(例えば60fps)で撮像素子120に被写体像を撮像させる。第1画像処理部125は、撮像素子120から出力される画像データに種々の画像処理を施し、YUVフォーマットの動画データ(動画フレームを)作成する。制御部130は、作成した動画データを不図示のメモリに一時記憶する。
動画撮影中にユーザが動画ボタン155cを再度押下すると、制御部130は動画撮影を終了し、不図示のメモリに一時記憶された動画像データを、メモリカード170に記憶する。
スローモーション撮影モードは、撮影に要した実時間よりも長い再生時間で動画を再生するためのモードであり、本実施形態においては動画の撮像自体は動画撮影モードと同じとしている。例えば、カメラ100が撮像素子120を制御して、10秒間の間、60分の1秒ごとに被写体像を撮像した場合、60×10=600個の画像データが得られる。スローモーション撮影モードでは、それら600個の画像データに基づいて、第1画像処理部125が600個のYUVデータを生成し、この600個のYUVデータが第1通信部160、第2通信部210を介してメモリ220に記憶される。第2画像処理部230は、600個のYUVデータから例えば計1800個のフレームが含まれ30秒間の再生時間を有する60fpsのMotion-JPEGデータを作成する。
600個の画像データから1800個のフレームを生成する方法としては、2つのフレームからその中間フレーム(補間フレーム)を補間演算により生成する周知技術を用いることができる。このような周知技術により1200個の中間フレームを適宜生成してそれを上記の600個のフレーム間に挿入することで、撮影時間よりも長い再生時間を有するスローモーション動画を作成することができる。
なお、スローモーション動画モードのフレームレートは、動画撮影モードのフレームレートと同一でもよく、これら2つの動画のフレームレートは異なっていてもよい。
また、スローモーション動画モードのときに、例えば、60fpsで撮影を行い、スローモーション動画のフレームレートをそれより小さいフレームレート(例えば30fps)にして、中間フレームを多数生成することなく、実時間をより大きく引き延ばしたスローモーション動画を作成してもよい。
画像処理サーバ200内の第2画像処理部230により作成されたMotion-JPEGデータは、第2通信部210により順次カメラ100へ送信される。
制御部130は、第1通信部160を介してこのMotion-JPEGデータを受信し、不図示のメモリに一時記憶すると共に、第2モニタ150に表示(再生)する。これにより、第1モニタ140にはスルー画が実時間で再生されると共に、これと並行して、第2モニタ150にはスローモーション動画が撮影に要した実時間より長い時間をかけて、すなわち撮像素子120が撮像したフレームレートとは時間軸を異ならせた再生が行われる。
第2モニタ150にスローモーション動画が再生されているときに、ユーザが第2タッチパネル151に対してタッチ操作を行うと、制御部130は、画像処理サーバ200にタッチ操作に応じた静止画を生成させる。例えば、ユーザにより100番目のMotion-JPEGデータが選択されたとする。画像処理サーバ200はこの100番目のMotion-JPEGデータに対応する100番目のYUVデータをメモリ220から読み出し、第2画像処理部230は100番目のYUVデータからJPEG画像を生成する。そしてこのJPEG画像が第2モニタ150に表示されるとともに、メモリカード170に記憶される。なお、JPEG画像の表示は、第2モニタ150全面に表示されてもよく、第2モニタ150を上下2分割し、上側にスローモーション動画を表示させ、下側にJPEG画像を表示するようにしてもよい。このにより、例えば動きの激しい被写体など、静止画撮影モードでは最適なタイミングで撮影することが難しい被写体であっても、ユーザは再生中のスローモーション動画から最適なフレームを選択することで、所望の静止画像データを得ることができる。
なお、制御部130は、タッチ操作によりJPEGデータをメモリカード170に記憶する際、タッチ操作から一定時間(例えば5秒)、制御部130がスローモーション動画の再生を中断してタッチ操作時のフレームを表示し続けるようにしてもよい。このようにすることで、どのフレームが静止画像データとして記憶されたのかをユーザが把握しやすくなる。
図2は、2つのスローモーション動画をほぼ同時並行的に再生する様子を示す図である。制御部130は、カメラ100の背面に設置された第1モニタ140に、リアルタイムに作成したスルー画を表示する。また、制御部130は、第1モニタ140の下方に設置された第2モニタ150の表示画面を上下に二分割し、上側の領域10には前回撮影し再生が継続しているスローモーション動画(1つ目のスロー動画)を、下側の領域20には現在撮影中のスローモーション動画(2つ目のスロー動画)を、それぞれ再生する。制御部130は、一方のスローモーション動画の再生が完了すると、第2モニタ150の二分割表示を終了し、他方のスローモーション動画を第2モニタ150に表示する。
なお、同時並行的に再生されるスローモーション動画の数は、3つ以上になることもある。例えば、2つのスローモーション動画の撮影が完了し、制御部130がそれらを第2モニタ150で同時並行的に再生しているときに、ユーザが再度動画ボタン155cを押下した場合、制御部130は、第2モニタ150の表示画面をタイル上に等分し、1つ目のスローモーション動画と、2つめのスローモーション動画と、新たに撮影を開始した3つ目のスローモーション動画とを、同時並行的に再生する。
図3は、3つのスローモーション動画が同時並行的に再生される様子を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートは、3つのスローモーション動画30,40,50を生成し、第2モニタ150に表示する様子を示している。3つのスローモーション動画30,40,50は、それぞれ1秒間撮影され、その再生時間を例えば10秒間としている。
時刻t1から時刻t2までの1秒間に、1つ目のスローモーション動画30が前述したようにカメラ100で撮影され、画像処理サーバ200の第2画像処理部230で画像処理がなされている。そして、時刻t2の2秒後の時刻t3から時刻t4までの1秒間に、2つ目のスローモーション動画40が撮影され、時刻t4の3秒後の時刻t5から時刻t6までの1秒間に、3つ目のスローモーション動画50が撮影され、それぞれ第2画像処理部230で画像処理がなされている。
制御部130は、第2画像処理部230で生成されたMotion-JPEGの画像を1つ目のスローモーション動画30の撮影が終了した時刻t2から、10秒後の時刻t7まで、第2モニタ150に再生する。同様に、制御部130は時刻t4から、この2つ目のスローモーション動画40の再生を開始し、時刻t6から3つ目のスローモーション動画40の再生を開始する。つまり制御部130は、時刻t4以降、2つのスローモーション動画30,40を同時並行的に再生する。
制御部130は、時刻t7になると、1つ目のスローモーション動画30の再生を終了する。これに応じて、制御部130は、第2モニタ150の表示画面を三分割表示から二分割表示に切り替え、2つ目のスローモーション動画40と、3つ目のスローモーション動画50と、の同時並行的な再生を継続する。
図4は、スローモーション動画の撮影時に制御部130が実行する処理のフローチャートである。制御部130は、スローモーション動画の撮影中、図4に示す処理を繰り返し実行する。
まずステップS100において、制御部130は撮像素子120に被写体像を撮像させる。ステップS110で、制御部130は第1通信部160を介して第1画像処理部125で生成されたYUVデータを画像処理サーバ200に送信する。ステップS120で制御部130は、このYUVデータを第1画像処理部125でRGBデータに変換してスルー画を作成する。ステップS130で制御部130は、ステップS120で作成したスルー画を第1モニタ140に表示する。
ステップS140で制御部130は、第1通信部160を介して、第2画像処理部230で生成されたMotion-JPEGデータを受信し、不図示のメモリに一時記憶する。ステップS150で制御部130は、第2モニタ150に、Motion-JPEGデータをスローモーション動画として1フレーム目から順次表示する。
ステップS160で制御部130は、第2モニタ150に設けられた第2タッチパネル151が手指等の接触を検知したか否かを判定する。制御部130は、タッチ操作が所定時間(スローモーション動画の再生時間内)為されていなかった場合には図4の処理を終了する。他方、制御部130は、タッチ操作が為されていた場合にはステップ170に進み、第2モニタ150に現在表示されているフレーム(例えば100番目のYUVデータ)に対応するJPEGデータを前述のように画像処理サーバ200の第2画像処理部230に生成させ、第2モニタ150に表示するとともに、このJPEGデータをメモリカード170に保存する。なお、制御部130は、第2モニタ150に複数のスローモーション動画が再生されている場合には、タッチ操作が為された位置応じて、画像処理サーバ200の第2画像処理部230にJEPGを生成させればよい。
上述した第1の実施の形態による画像処理システムによれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ100は、撮像信号を出力する撮像素子120と、撮像信号を制御部130で処理して第1フレームレートでスルー画を表示する第1モニタ140と、第2画像処理部230により撮像信号を処理して、第1フレームレートとは時間軸を異ならせたスローモーション動画を表示する第2モニタ150とを備え、制御部130は、スルー画の表示中にスローモーション動画を第2モニタ150に表示させることが可能である。このようにしたので、複数の表示画面を用いた使い勝手のよいカメラ100を提供することができる。
(2)第2画像処理部230にてスローモーション動画を生成するので、カメラ100にスローモーション動画を作成するための能力を備えさせる必要がなく、カメラ100の小型化、低コスト化および省電力化を図ることができる。
(3)カメラ100は、第1モニタ140に表示された画像をレリーズボタン155aや第1タッチパネル141の操作により記録できるとおともに、第2モニタ150に表示されたスローモーション動画に関連した画像を第2タッチパネル151の操作により記録できるので使い勝手のよいカメラ100を提供することができる。
(4)第1モニタ140と第2モニタ150とは独立した画面である。このようにしたので、スルー画とスローモーション動画とを個別に視認可能な、使い勝手のよいカメラ100を提供することができる。
(5)第2画像処理部230は、複数の撮像信号に対応するフレーム同士の間に補間フレーム(中間フレーム)を生成する。このようにしたので、撮像素子120、第1画像処理部125を高速度撮影に対応させる必要がなく、カメラ100の小型化、低コスト化および省電力化を図ることができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
第2画像処理部230が、スローモーション動画を、上述した中間フレームを生成する方法とは異なる方法で作成してもよい。例えば、制御部130が撮像素子120に高フレームレート(例えば300fpsなど)での撮像を行わせ、第2画像処理部230がこれより低いフレームレート(例えば30fps)の動画像データを作成すれば、制御部130は実時間の10倍の撮影時間を有するスローモーション動画を得ることができる。
また、1つのスローモーション動画において、部分的にフレームレートを異ならせてもよい。例えば、第2画像処理部230が第2通信部210を介して受信した各撮像信号に周知の顔検出処理を実行して被写体の顔を検出し、特定の人物が含まれていた場合には、その人物を再生する時間をその人物が含まれて居ない再生時間よりも長くなるように、スローモーション動画を作成してもよい。
(変形例2)
上述した実施形態では、カメラ100と画像処理サーバ200とが一対一対応していたが、例えば1つの画像処理サーバ200に対して多数のカメラ100が存在し、第2画像処理部230がそれら多数のカメラから同時に送信される撮像信号の各々についてスローモーション動画を作成するようにしてもよい。あるいは、複数の画像処理サーバ200を用意し、多数のカメラ100から送信される画像信号が、それら複数の画像処理サーバ200に適宜振り分けられるようにしてもよい。1つの画像処理サーバ200に複数の第2画像処理部230を設け、多数のカメラ100から送信される画像信号が、それら複数の第2画像処理部230に適宜振り分けられるようにすることもできる。
また、カメラ100に第2画像処理部230を内蔵させてもよい。つまり、制御部130が、第1通信部160を介して外部の画像処理サーバ200に撮像信号を送信するのではなく、カメラ100に内蔵されている第2画像処理部230に撮像信号を出力してスローモーション動画を作成させるようにしてもよい。この場合において、1つのカメラ100に複数の第2画像処理部230を搭載することも可能である。
(変形例3)
制御部130は、スローモーション動画の再生中に為されたタッチ操作に応じて、タッチ操作が為されたフレームを基準として、その前後所定期間(例えば前後1秒)の各フレームに基づく新たなスローモーション動画を作成するよう画像処理サーバ200に要求するようにしてもよい。この場合、第2画像処理部230はこの要求に応じて、メモリ220に記憶されているYUVデータもしくはMotion-JPEGデータに基づいて新たなスローモーション動画を作成し、第2通信部210が作成したスローモーション動画をカメラ100に順次送信する。このとき制御部130は、例えば図2に示したように、第2モニタ150の表示画面を分割して、既に再生中であったスローモーション動画と、今回新たに作成されたスローモーション動画とを同時並行的に再生してもよい。
なお、画像処理サーバ200のメモリ220に記憶されている各種データは、そのまま保存していてもよく、カメラ100にデータを送信した後に削除してもよく、所定時間経過後に削除するようにしてもよい。
(変形例4)
図2では、複数のスローモーション動画の同時並行的な再生方法の一例として、第2モニタ150の表示画面を等間隔に分割する方法を示したが、例えば制御部130が、各スローモーション動画について、第2モニタ150の表示画面への表示サイズに差を設けてもよい。具体的には、制御部130が、被写体の動きが大きなスローモーション動画については相対的に大きく表示し、被写体の動きが小さなスローモーション動画については相対的に小さく表示するようにしてもよい。また、被写体の動きではなく背景の動きの大きさに応じて表示サイズに差を設けるようにしてもよい。
また、図2においては、第2モニタ150を上下に分割する例を示したが、滑り台から降りてくる子供や、滝など画面の上から下に向かって移動したり落下する被写体の場合は、第2モニタ150を左右に分割するようにしてもよい。
(変形例5)
カメラ100に設けるモニタの数は2つでなくてもよい。例えば、カメラ100が第1モニタ140を有し、第2モニタ150を有さない構成としてもよい。この場合、図6に示すように、制御部130は第1モニタ140の表示画面の全域にスルー画60を表示すると共に、スルー画60に重畳して、スルー画60より小さいサイズでスローモーション動画70を再生する。2つ以上のスローモーション動画を再生する場合も同様である。なお、これとは逆に、スローモーション動画70を表示画面の全域に表示し、これに重畳してより小さいサイズでスルー画60を表示させてもよい。また、第2モニタ150をカメラ100から分離した携帯端末や、テレビとしてもよい。
(変形例6)
上述した実施形態では、レンズ交換式のデジタルカメラを例に説明した。本発明はこのような実施の形態に限定されない。例えば、レンズ一体型のデジタルカメラや、タブレット型のコンピュータ等の携帯型電子機器に適用することが可能である。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1…画像処理システム、100…カメラ、110…撮影光学系、120…撮像素子、130…制御部、140…第1モニタ、141…第1タッチパネル、150…第2モニタ、151…第2タッチパネル、160…第1通信部、200…画像処理サーバ、210…第2通信部、230…第2画像処理部、300…ネットワーク

Claims (7)

  1. 画像データを出力する撮像素子と、
    前記画像データを第1処理部で処理して第1フレームレートで第1画像を表示する第1画面と、
    前記第1画像処理部とは異なる第2処理部により前記画像データを処理して、前記第1フレームレートとは時間軸を異ならせた第2画像を表示する第2画面と、
    前記第1画像の表示中に前記第2画像の一部を前記第2画面に表示させる制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第2画面は、前記第2処理部により前記第2画像とは時間軸を異ならせた第3画像を表示することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記第2処理部は、前記撮像素子から分離して設けられており、
    前記第2処理部に前記画像データを送信する送信部を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1画像に関連した画像を記録するための操作を行う第1操作部と、
    前記第2画像に関連した画像を記録するための操作を行う第2操作部と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1画面と前記第2画面とは独立した画面であることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    被写体の顔を検出する顔検出部を備え、
    前記第2処理部は、前記顔検出部の検出結果に基づき前記画像データを処理することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第2処理部は、複数の前記画像データに対応するフレーム同士の間に補間フレームを生成することを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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