JP2014236379A - 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム - Google Patents

撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014236379A
JP2014236379A JP2013116989A JP2013116989A JP2014236379A JP 2014236379 A JP2014236379 A JP 2014236379A JP 2013116989 A JP2013116989 A JP 2013116989A JP 2013116989 A JP2013116989 A JP 2013116989A JP 2014236379 A JP2014236379 A JP 2014236379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video data
unit
frame rate
memory
feature amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013116989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6070424B2 (ja
Inventor
佐藤 貴之
Takayuki Sato
貴之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2013116989A priority Critical patent/JP6070424B2/ja
Publication of JP2014236379A publication Critical patent/JP2014236379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070424B2 publication Critical patent/JP6070424B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】高速度撮影中に、撮影したい瞬間がどのように撮影されているかをスローモーション動画で確認することができる撮影装置、撮影方法、及び撮影方法プログラムを提供すること。【解決手段】本発明にかかる撮影装置は、第一のフレームレートで被写体を撮像して映像信号を出力する撮像部122と、前記映像信号をフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像信号を生成する画像処理部204と、前記映像信号を一時的に格納するメモリ部210と、前記メモリ部から前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出した読み出し映像信号と、前記低フレームレート映像信号とを二画面に合成した合成映像信号を生成する画像合成部206と、前記合成映像信号を表示する表示部128と、被写体特徴量算出部146と、前記メモリ部からの映像信号の読み出しを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御部202とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、動画像を記録する撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムに関し、高速度撮影を行う際の利便性を向上させた撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムに関する。
近年、ビデオカメラ等で高速度撮影を行うことができるものが販売されている。通常のフレームレートである30[fps:frame per second]または60[fps]での撮影に対して、高速度撮影記録では例えば300[fps]での撮影が行われる。再生時に、通常の30[fps]のフレームレートで再生を行うと、1/10倍速のスローモーション動画として再生される。肉眼では観察できない高速現象をスローモーション再生で観察することができる。
スローモーション再生時の利便性を向上させるために、高速度撮影を行っている動画データの画面に、フレーム間引きした動画データからなる子画面を画像合成して記録する装置及び方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−193063号公報
上述のビデオカメラ等で高速度撮影を行っている場合、ビデオカメラの画像表示部である液晶モニタには撮影対象の実時間の様子が表示される。これは、記録中の高フレームレートの動画像からフレーム間引きを行って、通常のフレームレートとした動画データを表示させるものである。撮影対象である被写体の確認や撮影画角の確認のために実時間の様子が表示されていることが必要である
一方、従来技術では、肉眼では観察できない高速現象が上手く撮影されているかどうかを撮影中に確認することはできなかった。ユーザーは、撮影後に再生するまで撮影結果を知ることができないために、撮影中は不安を感じており、また画角や露出といった撮影条件を撮影中に修正することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、高速度撮影中に、撮影したい瞬間がどのように撮影されているかをスローモーション動画で確認することができる撮影装置、撮影方法、及び撮影プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の1)〜3)に記載の手段よりなる。
すなわち、
1)第一のフレームレートで被写体を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、
前記映像信号を格納する記憶手段と、
前記映像信号をフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像信号を生成する画像処理部と、
前記映像信号を一時的に格納するメモリ部と、
前記メモリ部から前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出した読み出し映像信号と、前記低フレームレート映像信号とを二画面に合成した合成映像信号を生成する画像合成部と、
前記合成映像信号を表示する表示部と、
前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出部と、
前記メモリ部への映像信号の格納と前記メモリ部からの映像信号の読み出しとを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御部と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
2)第一のフレームレートで被写体を撮像して映像信号を生成する撮像ステップと、
前記映像信号を記憶媒体に格納する記憶ステップと、
前記映像信号をフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像信号を生成する画像処理ステップと、
前記映像信号を一時的にメモリに保存するメモリ保存ステップと、
前記メモリから前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出して読み出し映像信号を生成するメモリ読み出しステップと、
当該読み出し映像信号と、前記低フレームレート映像信号とを二画面に合成した合成映像信号を生成する画像合成ステップと、
前記合成映像信号を表示部に表示する表示ステップと、
前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出ステップと、
前記メモリ保存ステップと前記メモリ読み出しステップとを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。
3)画像を撮影するためのプログラムであって、
撮像手段に第一のフレームレートで撮像させることにより映像信号を生成する撮像ステップと、
記憶機構手段に対して、前記映像信号を記憶媒体に記憶させる記憶処理ステップと、
前記映像信号をフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像信号を生成する画像処理ステップと、
前記映像信号を一時的にメモリに保存させるメモリ保存ステップと、
前記メモリから前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出して読み出し映像信号を生成するメモリ読み出しステップと、
当該読み出し映像信号と、前記低フレームレート映像信号とを二画面に合成した合成映像信号を生成する画像合成ステップと、
前記合成映像信号を表示部に表示させる表示ステップと、
前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出ステップと、
前記メモリ保存ステップと前記メモリ読み出しステップとを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする撮影プログラム。
本発明によれば高速度撮影中に、撮影したい瞬間がどのように撮影されているかをスローモーション動画で確認することができる撮影装置、撮影方法、及び撮影プログラムを提供することができる。
本発明の撮影装置の一実施の形態の外観図である。 本発明の撮影装置の一実施の形態の機能ブロック図である。 映像保持部126の内部構成図である。 通常の撮影モードにおける表示部128を示した図である。 子画面表示高速度撮影モードにおける表示部128を示した図である。 2バンク構成の場合のフレームバッファ用メモリの動作タイムチャートである。 2バンク構成の場合のフレームバッファ用メモリの動作タイムチャートである。 2バンク構成の場合のフレームバッファ用メモリの動作フローチャートである。 3バンク構成の場合のフレームバッファ用メモリの動作タイムチャートである。 圧縮伸長部130内の動画像符号化手段の内部ブロック図である。 画面内の動きベクトルの大きさの平均値を被写体特徴量とした場合の子画面表示高速度撮影モードにおける動作タイムチャートである。 音声の振幅値を被写体特徴量とした場合の子画面表示高速度撮影モードにおける動作タイムチャートである。 第二の実施の形態における表示部128を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
・ 第一の実施の形態
(1−1)全体構成
図1は、第一の実施の形態にかかる撮影装置であるビデオカメラ110の一例を示した外観図である。図2は、ビデオカメラ110の概略構成を示した機能ブロック図である。ビデオカメラ110は、操作部120と、撮像部122と、データ処理部124と、映像保持部126と、表示部128と、圧縮伸長部130と、記憶読取部132と、外部入出力部134と、マイク162と、音声信号処理部164と、動き検出部166と、中央制御部140と、を含んで構成される。
操作部120は、撮影開始終了ボタン、ズームレバー、タッチパネル等で構成され、ユーザーの操作入力を受け付ける。撮像部122は、撮像レンズ150と画角変更に用いられるズームレンズ152、焦点調整に用いられるフォーカスレンズ154と、露光調整に用いられるアイリス(絞り)156と、撮像レンズ150を通じて入射した光束を映像データに光電変換する撮像素子158と、ズームレンズ152、フォーカスレンズ154、アイリス156および撮像素子158をそれぞれ駆動させる駆動部160とを含んで構成され、被写体を撮像して映像データを生成してデータ処理部124に出力する。駆動部160は、後述する撮像制御部142によって制御される。
データ処理部124は、撮像部122から出力された映像データに、ホワイトバランス調節、ノイズ軽減処理、レベル補正処理、A/D変換処理および色彩補正処理(ガンマ補正処理、ニー処理)等の所定の映像処理を施し、処理後の映像データを映像保持部126に出力する。
映像保持部126は、後述するように、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されるメモリ部とその制御部等で構成され、データ処理部124および圧縮伸長部130から出力された映像データを一時的に保持する。さらに、保持された映像データのフレーム順を並び替えて、圧縮伸長部に出力する。この並び替えは、後述する圧縮伸長部で行われるMPEG−4 AVC(Moving Picture Experts Group phase 4 Part10: Advanced Video Coding)符号化方式で符号化するために行われる。
また、後述するように、メモリの一部は高速度撮影時に子画面を表示するためのフレームバッファとして使用される。
表示部128は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、映像保持部126から出力される映像データや、操作部120と連動した指示項目を表示する。指示項目は、後述する情報生成部144によって作成されたデータである。
マイク162は、ビデオカメラに内蔵されている小型のマイクロフォンであり、撮影対象からの音声信号を収音し、音声信号処理部164に出力する。音声信号処理部164では、入力される音声信号に対してA/D変換などの所定の信号処理を施して、音声データとして中央制御部140に出力する。中央制御部140は、この音声データを圧縮伸長部130に出力する。
圧縮伸長部130は、映像保持部126から出力された映像データを、MPEG−4 AVC符号化方式で符号化して映像符号化データとする。また、中央制御部140から出力された音声データを、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer-3)などの所定の符号化方式で符号化して音声符号化データとする。さらに映像符号化データと音声符号化データを多重化して、多重化符号化データとし、記憶読取部132に出力する。また、圧縮伸長部130は、記憶読取部132が記憶媒体170から読み取った、所定の符号化方式で符号化された符号化データを復号した映像データを、映像保持部126に出力する。
記憶読取部132は、圧縮伸長部130が符号化した符号化データを任意の記憶媒体170に記憶させる。任意の記憶媒体170としては、DVD(Digital Versatile Disc)やBD(Blu-ray Disc)といった光ディスク媒体や、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等の媒体を適用することができる。ここで、記憶媒体170は、着脱可能とするが、撮影装置110と一体であってもよい。また、記憶読取部132は、映像データを所定の符号化方式で符号化した符号化データが記憶された任意の記憶媒体170から符号化データを読み取り、圧縮伸長部130に出力する。
外部入出力部134は、映像保持部126から出力された映像データを、例えば、撮影装置110に接続された、映像を表示する表示装置172に出力する。
動き検出部166はジャイロセンサーなどで構成されており、撮影時のパンやチルトなどのビデオカメラの動きを検出して、検出情報を中央制御部140に出力する。
中央制御部140は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、撮影装置110全体を管理および制御する。また、中央制御部140は、撮像制御部142、情報生成部144、被写体特徴量算出部146、判定部147、動き量推定部148としても機能する。
(1−2)通常速度撮影時の動作
ユーザーが操作部120を操作して通常速度での撮影モードを選択した場合、中央制御部140の指令により、以下の動作が行われる。なお、中央制御部では、内部で保持している動作モード情報を通常速度撮影記録準備モードにする。
撮像素子158は30[fps]のフレームレートで映像データをデータ処理部124に出力する。データ処理部124では、入力される映像データに対して30[fps]で上述の映像処理を行い、映像保持部126と中央制御部140に出力する。出力される映像データの各画面は、水平方向1920画素、垂直方向1080画素からなる。
映像保持部126の内部構成を図3に示す。映像保存制御部202は、中央制御部140からの制御指令入力220に基づいて、親画面用フレーム間引き部204、子画面用画素間引き部208、並び替え用メモリ212、フレームバッファ用メモリ210、および画像合成出力部206への制御信号を出力する。並び替え用メモリ212への制御信号は、メモリ用のアドレス信号と、書き込み制御信号とからなる。フレームバッファ用メモリ210への制御信号も同様である。
30[fps]で入力される映像データ入力214は、並び替え用メモリ212に格納される。映像保存制御部220は、並び替え用メモリの書き込みアドレス信号と書き込み制御信号とを出力して、並び替え用メモリに最新の5フレーム分が保持されるようにする。また映像保存制御部は、並び替え用メモリの読み出しアドレス信号を出力して、並び替えられた映像データが出力されるようにする。読み出された映像データ216は圧縮伸長部130へ出力される。
映像保持部への映像データ入力214は、親画面用フレーム間引き部204にも入力する。親画面用フレーム間引き部では、この場合は処理を行わないで、映像データをそのまま30[fps]で画像合成出力部206に出力する。
画像合成出力部では、入力される30[fps]の映像データをそのままモニター出力218として、外部入出力部134に出力する。また、入力される映像データから水平方向および垂直方向に画素を間引いて、表示部128で表示するために適当な画素数(例えば、水平方向800画素、垂直方向450画素等)のモニター出力219として、30[fps]で表示部128に出力する。なお、折り返し歪の発生を抑えるために、低域通過特性の空間フィルタをかけてから画素を間引くようにしてもよい。
図4は、30[fps]で撮影を行っている際の、表示部128に表示される画像を示す。だるま落としの様子を撮影しているものとする。表示部128の画面には実時間の映像が表示される。
圧縮伸長部130では、30[fps]で入力される映像データに対してMPEG−4 AVCで符号化を行うが、動作モード情報が通常速度撮影記録準備モードの場合は、符号化は行わない。中央制御部140は、撮影開始終了ボタンが押されたことを検出して、圧縮伸長部に符号化開始の指令を出す。また、内部で保持している動作モード情報を通常速度撮影記録モードにする。
さらに中央制御部140は、記憶読取部132に記録開始の指令を出す。記憶読取部132は、圧縮伸長部130から出力された符号化データをDVDなどの記録媒体に記録する。
中央制御部140は、中央制御部内で保持している動作モード情報が通常速度撮影記録モードにある際に、撮影開始終了ボタンが押されたことを検出すると、圧縮伸長部130に符号化停止指令を出すとともに、記憶読取部132に記録停止指令を出す。また、動作モード情報を通常速度撮影記録準備モードに戻す。
(1−3)高速度撮影時の動作
ユーザーが操作部120を操作して、子画面表示ありの高速度での撮影モードを選択した場合、中央制御部140の指令により、以下の動作が行われる。なお、中央制御部内で保持している動作モード情報を子画面表示高速度撮影記録準備モードにする。
撮像素子158は300[fps]のフレームレートで映像データをデータ処理部124に出力する。30[fps]の場合に比較して、1フレームあたりの画素数は間引かれて少ないものとなっている。例えば、水平方向960画素、垂直方向540画素からなる。そのため、データ処理部124、映像保持部内の並び替え用メモリ及び圧縮伸長部130での動作は、フレームレートは高いが画素数の少ない映像信号に対する処理となり、単位時間当たりの演算量を大きく増やすことなく処理できる。
データ処理部124では、入力される映像データに対して300[fps]で上述の映像処理を行い、映像保持部126と中央制御部140に出力する。
映像保持部では、300[fps]で入力される映像データ入力214を、並び替え用メモリ212に格納する。映像保存制御部202は、並び替え用メモリの書き込みアドレス信号を生成して、並び替え用メモリに最新の5フレーム分が保持されるようにする。また映像保存制御部は、並び替え用メモリの読み出しアドレス信号を生成して、並び替えられた映像データが出力されるようにする。読み出された映像データ216は、300[fps]で圧縮伸長部130へ出力される。この動作は、通常速度撮影時の動作とフレームレートが異なるだけで同じ動作である。
300[fps]で入力される映像データ入力214は、映像保持部内の親画面用フレーム間引き部204と子画面用画素間引き部208にも入力する。親画面用フレーム間引き部204では、入力される映像データの連続する10フレームのうちの1フレームだけを取り出すフレーム間引き処理を行い、間引き後の映像データを30[fps]で画像合成出力部206に出力する。
子画面用画素間引き部208では、入力される映像データの全てのフレームについて、水平方向および垂直方向に画素を間引いて、後述する子画面に表示するために適当な画素数(例えば、水平方向320画素、垂直方向180画素)として、300[fps]でフレームバッファ用メモリ210に出力する。なお、折り返し歪の発生を抑えるために、低域通過特性の空間フィルタをかけてから画素を間引くようにしてもよい。
映像保存制御部202は、中央制御部140からの制御指令入力220に基づいて、フレームバッファ用メモリ210の書き込みアドレス信号、読み出しアドレス信号、書き込み制御信号とを出力し、フレームバッファ用メモリへの映像データの格納と読み出しを制御する。この制御については、後述する。
フレームバッファ用メモリから読み出された映像データは画像合成出力部206に出力される。この読み出しと出力は、30[fps]のフレームレートで行われる。フレームバッファ用メモリへの格納は300[fps]で行っており、1/10のフレームレートで読み出すことで1/10倍速のスローモーション動画となっている。
画像合成出力部206では、映像保存制御部の指示に基づいて、親画面用フレーム間引き部から出力される映像データの各画面の子画面として、フレームバッファ用メモリから出力された映像データの各画面を合成する。さらに合成された各画面の画素を補間して、水平方向1920画素、垂直方向1080画素の映像データとし、30[fps]のモニター出力218として、外部入出力部134に出力する。また、その映像データから水平方向および垂直方向に画素を間引いて、表示部128で表示するために適切な画素数(例えば、水平方向800画素、垂直方向450画素等)のモニター出力219として、30[fps]で表示部128に出力する。
図5は、子画面224が合成されて表示部128に表示されている様子を示す。親画面として、親画面用フレーム間引き部から出力される映像データが表示され、子画面224にはフレームバッファ用メモリから出力された映像データが表示される。
圧縮伸長部130では、300[fps]で入力される映像データ(子画面は合成されていない)に対してMPEG−4 AVCで符号化を行う。通常速度撮影時と同様に、子画面表示高速度撮影記録準備モードでは符号化を行わない。中央制御部140は、撮影開始終了ボタンが押されたことを検出して、圧縮伸長部に符号化開始の指令を出す。また、内部で保持している動作モード情報を子画面表示高速度撮影記録モードにする。
子画面表示高速度撮影記録モードにおいても、子画面表示高速度撮影記録準備モードの場合と同様に映像保持部126の動作が行われる。
子画面表示高速度撮影記録モードでは、圧縮伸長部130が出力する符号化データを記録媒体へ記録する。
中央制御部140は、子画面表示高速度撮影記録モードにある際に撮影開始終了ボタンが押されたことを検出して、圧縮伸長部130に符号化停止指令を出すとともに、記憶読取部132に記録停止指令を出す。
次に、子画面表示高速度撮影記録準備モードおよび子画面表示高速度撮影記録モードにおけるフレームバッファ用メモリ210の動作を説明する。上述したように、フレームバッファ用メモリ210の動作は、中央制御部140からの制御指令220に基づいて、映像保存制御部202によって制御される。
フレームバッファ用メモリ210は、複数のメモリバンクから構成される。このうちの一つのメモリバンクにデータの格納を行いながら、他のメモリバンクからデータの読み出しを行う。バンクの切り替え等の制御も映像保存制御部220によって行われる。
図6は、バンクAとバンクBの2つのメモリバンクから構成される場合の動作を示すタイムチャートである。横軸は時間の経過を示す。t0〜t14は、一定間隔の時刻を示している。一定間隔は、例えば1秒間である。
映像保存制御部220は、子画面表示高速度撮影記録準備モードにされた時刻t0から、子画面用画素間引き部208から出力される映像データをバンクAに格納するように制御する。時刻t1まで格納したところでバンクAとバンクBを切り替えて、入力される映像データをバンクBに格納するように制御する。時刻t0からt1までのデータの格納を斜線の四角形で表し、また格納された映像データをW0で表す。この最初の切り替えは子画面表示高速度撮影記録準備モードにされてから初めての切り替えタイミングなので無条件で行う。
格納されたデータW0は、時刻t1から読み出されて画像合成出力部206に出力される。読み出される様子を矢印で示し、読み出される映像データをR0で示す。格納されたデータがW0のとき、読み出されるデータをR0で表す。本実施の形態では、データの格納のフレームレートの1/10のフレームレートで読み出しを行うので、格納した時間の10倍の時間で読み出す。
バンクAからのデータ読み出しとバンクBへのデータ格納を行いながら、中央制御部140では、後述する被写体特徴量算出部146で被写体特徴量Vcの算出を行う。また、後述する判定部147で算出値と所定の閾値Thとの比較を行う。被写体特徴量Vcの算出は、上述の一定時間の間行う。時刻t2で、時刻t1からt2までの被写体特徴量Vcの値と所定の閾値Thを比較し、被写体特徴量Vcの値が所定の閾値Thよりも小さい場合にはバンクの切り替えを行わず、バンクBへのデータ格納を続ける。この場合、時刻t2からのデータ格納によって、データW1は上書きされる。
時刻t2からt3の間の被写体特徴量の値も所定の閾値よりも小さかったが、時刻t3からt4の間の被写体特徴量の値が所定の閾値よりも大きかった場合、映像保存制御部220は時刻t4でバンクの切り替えを行う。
映像保存制御部220は、時刻t4で、R0の読み出しを終了するように制御する。時刻t4では、映像データR0の読み出しは格納したデータ量W0の3割しか終了していない。時刻t4からは、t3からt4の間にバンクBに格納されたデータW3の読み出しR3を行うように制御する。
時刻t4からt6の間は、バンクBからの映像データR3の読み出しとバンクAへのデータ格納を行いながら、被写体特徴量の算出と所定の閾値との比較を行う。時刻t5からt6までの被写体特徴量の値が所定の閾値より大きかった場合は、時刻t6でバンクの切り替えを行う。時刻t6からは、バンクAに格納されたデータW5の読み出しR5を行うように制御する。
図7も同様のタイムチャートであり、被写体特徴量の発生の様子が異なる場合の例である。時刻t20で子画面表示高速度撮影記録準備モードにされ、バンクAへのデータ格納W20を行う。映像保存制御部220は、時刻t21でバッファの切り替えを行う。この切り替えは、子画面表示高速度撮影記録準備モードにされてから初めての切り替えタイミングなので無条件で行う。
時刻t21からt22の間及び時刻t22からt23の間の被写体特徴量の値が所定の閾値よりも大きかった場合は、映像保存制御部220は時刻t22及び時刻t23でバッファの切り替えを行う。
映像保存制御部220は、時刻t23からは、格納されたデータW22の読み出しR22を行うように制御する。時刻t23以降には被写体特徴量の値が所定の閾値よりも大きい期間がない場合、R22の読み出しは格納されたデータW22を読み出し終わるまで行われる。
読み出されたデータR22は、画像合成出力部206で子画面として合成されて、表示部でスローモーション動画として表示される。時刻t33でR22の読み出しが終了するので、バンクの切り替えが行われる。映像保存制御部220は、時刻t33からは、切り替えタイミングの直前に格納されたデータW32の読み出しR32を行うように制御する。
図8は、上記の処理手順を示したフローチャートである。子画面表示高速度撮影記録準備モードに変更されるとこの処理手順が開始される(ステップS1)。まず、メモリバンクAに子画面用画素間引き部からの映像データを格納する(ステップS2)。図8内の点線は、図6の時刻t1,t2,・・・を示している。時刻t1からは、バンクAから映像データを読み出しながら(ステップS3)、バンクBに映像データを格納する(ステップS4)。同時に、被写体特徴量Vcの算出を行う(ステップS5)。
ステップS6では、被写体特徴量Vcの値と所定の閾値Thとを比較する。なお、この比較を時刻tnからtn+1(ここで、nは0または自然数)の間中行い、その結果をステップ6で判定するとしてもよい。Vcのほうが小さい場合は、さらにバンクAのデータが全て読み出し終了したか否かを判断する。図7の時刻t33の場合はYesであり、t24〜32の場合はNoとなる。Noの場合は、ステップS3〜S5を行う。
ステップS6またはステップS7でYesの場合は、バンクBから映像データを読み出しながら(ステップS8)、バンクAに映像データを格納する(ステップS9)。同時に、被写体特徴量Vcの算出を行う(ステップS10)。
ステップS11では、被写体特徴量Vcの値と所定の閾値Vtとを比較する。Vcのほうが小さい場合は、さらにステップ12でバンクBのデータが全て読み出し終了したか否かを判断する。Noの場合は、ステップS8〜S10を行う。Yesの場合は、ステップS3〜S5を行う。
ところで、以上の2バンク構成では、例えば時刻t21からt22とt23からt24とで被写体特徴量の値が所定の閾値よりも大きい期間が2つ以上連続した場合、最後の期間の映像データであるW22については十分な時間スローモーション再生されるが、それ以外の映像データであるW21については、格納したデータの1割しか再生されない。被写体特徴量が大きくなる被写体の現象が時刻t22の前後であった場合には、その現象の途中からのスローモーション再生となる。
図9は、メモリバンクを3つにした場合のタイムチャートである。時刻t20で子画面表示高速度撮影記録準備モードにされ、時刻t24までの動作は図7と同様である。映像保存制御部220は、時刻t23からt24の期間の被写体特徴量が所定の閾値よりも大きかった場合に、映像データの格納先をバンクBからバンクCに切り替える。図7の2バンクの場合には、格納先はバンクAに切り替えられるので、R22の読み出しが中断する。3バンクの場合には、R22の読み出しは続行しながら、バンクCに映像データの格納を行う。
映像保存制御部220は、時刻t24以降には被写体特徴量の値が所定の閾値よりも大きい期間がない場合、R22の読み出しを格納されたデータW22を読み出し終わるまで行うように制御する。時刻t33でバンクAからの読み出しが終了したところで、バンクBに格納されているデータW23の読み出しR23を開始するように制御する。W23は、被写体特徴量が所定の閾値よりも大きかったデータだからである。
3バンクとすることで、時刻t22からt23及びt23からt24で連続して被写体特徴量が閾値以上となる場合に、連続したスローモーション再生が可能となる。
また、さらにバンク数を増やすことで、より長期間連続して被写体特徴量が閾値以上となる場合に、連続したスローモーション再生が可能となる。
なお、以上の実施の形態では、図6のR0、図7のR20,R32のように、対応する期間の被写体特徴量が所定の閾値より小さい場合でも、映像データを読み出して子画面にスローモーション動画を表示するものとした。これを、対応する期間の被写体特徴量が所定の閾値よりも大きい映像データがどのバンクにも格納されていない場合には、フレームバッファ用メモリから出力された映像データを子画面として合成しないものとしてもよい。その場合、R0,R20,R32の映像データの表示は行われない。
(1−4)被写体特徴量
次に、本実施の形態で用いることができる被写体特徴量とその特徴量を用いた場合の実施例について述べる。
(1−4−1)画面内の動きベクトル量を被写体特徴量とする場合
本実施例では、画面内の動きベクトル量を被写体特徴量として用いる。
圧縮伸長部130で行われる、MPEG−4 AVC方式の動画像符号化ではフレーム間で動きベクトルを利用した予測符号化が行われる。図10は、MPEG−4 AVC方式の動画像符号化手段の内部ブロック図である。入力信号330は、減算器301とイントラ予測部320とME部316に入力する。減算器301は、符号化対象の動画像信号である入力信号330と、必要に応じてスイッチ303を介して供給されるフレーム内(イントラ)予測信号又はフレーム間(インター)予測信号との差分値を、マクロブロック(以下、MBと記す)単位で生成する。上記のフレーム内予測信号は、イントラ予測部320により生成されたイントラ予測による予測信号である。また、上記のフレーム間予測信号は、ME(動きベクトル推定)部316とMC(動き補償)部318とにより生成されたインター予測による予測信号である。
またME部316及びMC部318は、符号化対象の入力信号330とメモリ部314からの局部復号画像データとに基づいて、公知の予測方法によりインター予測を行う。なお、インター予測に用いる参照フレームを1枚だけ用いる予測(P予測)と参照フレームを2枚用いる予測(B予測)の2通りの予測方法がある。
DCT部302は、DCTブロックサイズ単位で、減算器301からの差分値に対して直交変換の一例のDCT(Discrete Cosine Transform;離散コサイン変換)を行う。量子化部304は、DCT部302から出力されたDCT係数に対して量子化を行い、量子化後信号を生成する。逆量子化部308は、量子化後信号に対して逆量子化を行う。逆DCT部310は、逆量子化部308からの信号に対して逆DCT処理を行って前記差分値の復号信号を生成し、それを加算器311に供給する。加算器311では、スイッチ303を経由して供給される画面内予測信号又は画面間予測信号を加算して、局部復号された画像信号を生成する。
デブロックフィルタ部312は、加算器311から供給される局部復号された画像信号に対して、MB単位でブロックノイズを低減するためのデブロックフィルタ処理を行い、そのフィルタ後の信号を参照画像信号としてメモリ部314に蓄積する。
ME部316は、メモリ部314に蓄積された参照画像信号をインター予測時に読み出して、その参照画像信号の入力画像信号330における対応するブロックの相対位置を示す動きベクトルを検出する動き推定(ME)処理を行う。MC部318は、ME部316からの動きベクトルに基づいて動き補償(MC)処理を行って画面間予測信号を生成する。 可変長符号化部306は、量子化後信号に対して可変長符号化を行い、出力符号332を生成して出力する。
動きベクトルは、符号化対象の各MB内の水平方向及び垂直方向への移動量であり、移動量は画素間隔を基本単位としている。なお、1/2画素精度や1/4画素精度で移動量を求める。ここで、動きベクトルの大きさを水平方向及び垂直方向への移動量の二乗和の1/2乗とする。この動きベクトルの大きさが小さいものを小さい動きベクトルと呼び、大きいものを大きい動きベクトルと呼ぶ。
動きベクトルの検出はMB単位で行われるが、画面全体で動きのないシーンでは、ほとんどのMBで小さい動きベクトルが検出される。一方、動きのあるシーンでは、動きのある部分のMBで大きい動きベクトルが検出される。
図5に示しただるま落としを撮影対象とする場合、槌で叩いていない期間では画面全体で動きがないので、ほとんどのMBで小さい動きベクトルが検出される。槌で叩いた瞬間に、槌と円柱の一つが動くので、その部分で大きい動きベクトルが検出される。
図11は、だるま落としの様子を撮影した場合の、フレーム内の全MBの動きベクトルの大きさの平均値の時間経過と表示部128の親画面と親画面に合成されて表示される子画面との様子を示したものである。この例では、4倍速の120[fps]で高速度撮影しているものとする。ビデオカメラは、子画面表示高速度撮影記録準備モードまたは子画面表示高速度撮影記録モードに設定されている。また、被写体特徴量Vcとして動きベクトルの大きさのフレーム内の全MBの平均値を用いる。
親画面の表示は、撮影している映像データの連続する4フレームのうちの1フレームだけを親画面用フレーム間引き部204で取り出した映像である。ユーザーは、撮影対象を肉眼で見るのと同様の映像として観察できる。子画面は、図6〜図9を用いて説明したように、被写体特徴量に従ってフレームバッファ用メモリへの格納とフレームバッファ用メモリからの読み出しを行った映像データを画像合成部で合成した表示である。
図11では、一定時間の映像をシーンと称している。シーン3とシーン4、またシーン6とシーン7のシーン内の部分期間で、動きベクトルの大きさの平均値が所定の閾値Thを超えている。
圧縮伸長部130で検出された動きベクトル情報は、中央制御部140に出力される。中央制御部140内の被写体特徴量算出部146で、転送された動きベクトル情報からフレーム内の動きベクトルの大きさの平均値を算出する。さらに判定部147は、上記のシーンに相当する一定時間内で動きベクトルの大きさの平均値が所定の閾値Thを超えたか否かを判定する。図11の場合、シーン3、シーン4とシーン7とでThを超えたと判定する。
図9で、被写体特徴量Vcが所定の閾値Thを超えた映像データのW22,W23がR22,R23で読み出されたように、被写体特徴量が所定の閾値Thを超えたシーン3とシーン4の映像データは、フレームバッファ用メモリ210から読み出されて画像合成出力部206に出力される。読み出しは30[fps]で行われるので、1/4倍速のスローモーション動画として再生される。なお、シーン1のスローモーション動画再生は、シーン3の再生が始まることにより途中で中断されている。
なお、以上の実施例では被写体特徴量として、フレーム内の全MBについての動きベクトルの大きさの平均値を用いたが、これに限定されるものではなく、フレーム内で所定の閾値Th2以上の大きさの動きベクトルを持つMB数としてもよい。あるいは、フレーム内の全MBの動きベクトルのうち最大のものの大きさとしてもよい。
また、以上の実施例では、動画像符号化を行う際に算出される動きベクトルを利用するものとしたが、動画像符号化とは無関係に独立して算出してもよい。ただし、動画像符号化を行う際に算出される動きベクトルを利用することで、独立して算出する場合に比べて、専用の動きベクトル算出手段が不要となることから、消費電力の点などで有利となる。
また、以上の実施例では比較する閾値Thを固定値としたが、これに限定されるものではない。フレーム内の動きベクトルの大きさの平均値を、直近の100フレームで移動平均をとり、その移動平均値の2倍の値を閾値としてもよい。
以上の実施例によれば、高速度撮影中に、映像信号の画面内で動きがあったシーンだけをスローモーション動画として子画面に表示することができる。よって、だるま落としの撮影のように、槌で叩いた瞬間の円柱の動きを高速度撮影したい場合、撮影中に槌で叩いた瞬間をスローモーション動画で確認しながら撮影できるので、ユーザーの利便性が高まるという効果がある。
(1−4−2)音声信号振幅を被写体特徴量とする場合
本実施例では、音声信号振幅を被写体特徴量として用いる。
図5に示しただるま落としを撮影対象とする場合、槌で叩いていない期間では静かであり、槌で叩いた瞬間だけ音が発生する。
図12は、だるま落としの様子を撮影した場合の、マイク162から出力される音声信号の時間経過と表示部128の親画面と親画面に合成されて表示される子画面の様子を示したものである。この例では、4倍速の120[fps]で高速度撮影しているものとする。ビデオカメラは、子画面表示高速度撮影記録準備モードまたは子画面表示高速度撮影記録モードに設定されている。
図11と同様に、一定時間の映像をシーンと称している。シーン3において音声信号の振幅が所定の閾値Thを超えている。
中央制御部140内の被写体特徴量算出部では、音声信号処理部164から出力される音声データの振幅を算出する。判定部は、上記のシーンに対応する一定時間内で、算出された振幅値が所定の閾値Thを超えたか否かを判定する。図12の場合、シーン3でThを超えたと判定する。
被写体特徴量が所定の閾値を超えたシーン3の映像データは、フレームバッファ用メモリ210から読み出されて画像合成出力部206に出力される。読み出しは30[fps]で行われるので、1/4倍速のスローモーション動画として再生される。なお、シーン1のスローモーション動画再生は、シーン3の再生が始まることにより途中で中断されている。また、シーン7についてはシーン3のスローモーション動画再生が終了したことにより、スローモーション動画再生が開始されている。
なお、以上の実施例では比較する閾値Thを固定値としたが、これに限定されるものではない。音声データの振幅について直近の10秒間で移動平均をとり、その移動平均値の2倍の値を閾値としてもよい。
また、マイクロフォンを複数個設けてマイクロフォンアレーを構成することで、音声の集音に指向性を持たせるようにしてもよい。指向性を持たせることで、撮影対象以外のものが発生する雑音の影響を小さくすることができる。マイクロフォンアレーによる指向性制御には、公知の技術である遅延和アレー等の技術を用いることができる。
以上の実施例によれば、高速度撮影中に、音が発生したシーンだけをスローモーション動画として子画面に表示することができる。よって、だるま落としの撮影のように、槌で叩いた瞬間の円柱の動きを高速度撮影したい場合、撮影中に槌で叩いた瞬間をスローモーション動画で確認しながら撮影できるので、ユーザーの利便性が高まるという効果がある。
なお、本発明は以上の実施の形態、実施例に限定されるものではない。被写体特徴量として、公知の顔検出情報を用いてもよい。顔が検出された瞬間をスローモーション動画で確認しながら撮影できるという効果がある。あるいは、公知の表情推定情報を用いてもよい。表情として笑顔を推定した結果を被写体特徴量とする。笑顔が検出された瞬間をスローモーション動画で確認しながら撮影できるという効果がある。あるいは、公知の目検出と目つぶり検出を用いて、片目だけが閉じていることを検出した結果を被写体特徴量としてもよい。ウインクした瞬間をスローモーション動画で確認しながら撮影できるという効果がある。
また、以上の実施の形態では、フレームバッファ用メモリ210からの映像データの読み出しを30[fps]で行っているが、15[fps]で行ってもよい。親画面用フレーム間引き部204からの映像データは30[fps]のフレームレートであるので、そのフレームレートよりも低いフレームレートである。さらに、フレームバッファ用メモリ210からの映像データの同じ画面を親画面の2フレームに連続して子画面として合成する。その結果、子画面のスローモーション動画として、実際の動作の1/20倍速で表示できる。
また、以上の実施の形態では、親画面用フレーム間引き部204からの映像データを親画面とし、フレームバッファ用メモリ210からの映像データを子画面としたが、逆でもよい。
また、以上の実施の形態では、圧縮伸長部130の出力である、多重化符号化データを記憶読取部132で記憶媒体に記憶させるものとしたが、これに限定されるものではない。多重化符号化データを外部装置に向けて、有線または無線で送信するようにしてもよい。
(2−1)第二の実施の形態
第一の実施の形態では、子画面表示高速度撮影記録準備モード及び子画面表示高速度撮影記録モードでは、常に固定サイズの子画面を表示するものとした。一方、本実施の形態では、子画面のサイズを撮影状況に応じて変えることを特徴とする。
図13(A)〜(C)は、ユーザーがビデオカメラをパンしながら撮影している状態における表示部128の表示の様子を示したものである。図13(A)は、パンを行っている最中の様子であり、動き検出部166から大振幅の動き検出情報が出力されている状態のものである。中央制御部140内の動き量推定部148は、入力される動き検出情報からビデオカメラのパンおよびチルト操作を推定する。中央制御部140は、推定結果に基づいて制御指令を映像保持部126へ出力する。映像保持部126ではこの制御指令を映像保存制御部202で受けて、画像合成出力部206へ制御信号を出力する。パンおよびチルト操作中であると推定された場合は、子画面サイズを最小にする制御指令および制御信号が出力される。
画像合成出力部206では、この制御信号に従って、フレームバッファ用メモリから出力された映像データに対して画素間引きを行って、水平方向160画素、垂直方向90画素の画素サイズに縮小し、図13(A)のように子画面400のサイズを最小にして親画面に合成する。
図13(B)は、パン操作がほぼ終了して、ビデオカメラの動きの速度が小さくなった状態の様子のものである。動き検出部166からは小振幅の動き検出情報が出力されている。中央制御部140内の動き量推定部148では、入力される動き検出情報からビデオカメラは速度の遅いパンおよびチルト操作の最中であると推定する。中央制御部140は、推定結果に基づいて、子画面サイズを中程度のサイズにする制御指令を出力する。
画像合成出力部206では、この制御信号に従って、フレームバッファ用メモリから出力された映像データに対して画素間引きを行って、水平方向240画素、垂直方向135画素の画素サイズに縮小し、図13(B)のように子画面402のサイズを中程度にして親画面に合成する。
図13(C)は、パン操作が終了して、ビデオカメラの動きがほぼ停止した状態の様子である。動き検出部166から出力される動き検出情報は、0または小振幅のものが出力される。中央制御部140内の動き量推定部148では、入力される動き検出情報からビデオカメラはほぼ停止していると推定する。中央制御部140は、推定結果に基づいて、子画面サイズを最大のサイズにする制御指令を出力する。
画像合成出力部206では、この制御信号に従って、フレームバッファ用メモリから出力された映像データに対して画素間引きを行わずに、図13(C)のように子画面404のサイズを最大サイズにして親画面に合成する。
本実施の形態によれば、ユーザーがパンやチルトなどを行ってビデオカメラを動かしている場合に子画面のサイズを小さくし、ビデオカメラを静止している状態では子画面のサイズを大きくして親画面に合成することができる。一般に、ユーザーがビデオカメラを動かすのは、撮影対象物を撮影画角に収める場合などである。この場合、表示部の画面の大部分に実時間の撮影対象を表示することで、撮影画角に収めやすい。また、このような場合は、スローモーション動画再生を行いたいシーンではない場合が多い。よって、大きなサイズの子画面を表示しても意味がないことが多い。従って、ビデオカメラを動かしている場合に子画面のサイズを小さくすることで、ユーザーが撮影対象を撮影画角に収めやすいという効果がある。
なお、本実施の形態では、動き検出部166で検出した動き検出情報を使用するとしたが、代わりにズームレバーの操作情報を使用してもよい。操作部120のうちのズームレバーによる操作信号は、中央制御部140に送られる。中央制御部内の撮影制御部142で、この操作信号を解析して、ズームレンズを移動させるべく駆動部160に指示信号を送る。また、撮影制御部から動き量判定部148に、ズームレンズ152の動き情報を送る。動き量推定部148では、この動き情報の振幅によって、ズームレンズの動き速度または静止を推定する。中央制御部140は、この推定結果に基づいて、ズームレンズの動き速度が速いと推定された場合は図13(A)のように子画面400のサイズを最小とし、動き速度が遅いと推定された場合は図13(B)のように子画面402のサイズを中程度とし、静止していると推定された場合は図13(C)のように子画面404のサイズを最大とするように制御指令を出力する。
一般に、ユーザーがズームレンズを操作するのは、撮影対象物を撮影画角に収める場合などである。そのような場合には、スローモーション動画再生を行いたいシーンではない場合が多い。よって、ズームレバーを操作している場合に子画面のサイズを小さくすることで、ユーザーが撮影対象を撮影画角に収めやすいという効果がある。
また、判定部147の判定結果を使用して子画面のサイズを制御するようにしてもよい。第一の実施の形態で例示した動きベクトルや音声情報などの被写体特徴量が所定の閾値よりも大きい場合に子画面のサイズを最大としてスローモーション動画を表示し、所定の閾値よりも小さい場合には子画面のサイズを最小にするように制御する。図12の場合は、シーン3は子画面のサイズが最大で表示され、シーン1とシーン7は最小で表示される。
一般に、被写体特徴量が所定の閾値よりも小さいシーンはスローモーション動画再生を行いたいシーンではない場合が多い。よって、その場合に子画面のサイズを小さくできることで、ユーザーが撮影対象を撮影画角に収めやすいという効果がある。
上記した動画像撮影処理は、コンピュータプログラムによって実行されてもよい。上述した動画像撮影処理は、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。
また、撮影プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、撮影プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現する撮影プログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、この撮影プログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
110 ビデオカメラ
120 操作部
122 撮像部
124 データ処理部
126 映像保持部
128 表示部
130 圧縮伸長部
132 記憶読取部
134 外部入出力部
140 中央制御部
142 撮像制御部
144 情報生成部
146 被写体特徴量算出部
147 判定部
148 動き量推定部
150 撮像レンズ
152 ズームレンズ
154 フォーカスレンズ
156 アイリス
158 撮像素子
160 駆動部
162 マイク
164 音声信号処理部
166 動き検出部
170 記憶媒体
172 表示装置
202 映像保存制御部
204 親画面用フレーム間引き部
206 画像合成出力部
208 子画面用画素間引き部
210 フレームバッファ用メモリ
212 並び替え用メモリ
214 映像データ入力
216 映像データ出力
218,219 モニター出力
224,400,402,404 子画面
301 減算器
302 DCT部
303 スイッチ
304 量子化部
306 可変長符号化部
308 逆量子化部
310 逆DCT部
311 加算器
312 デブロックフィルタ部
314 メモリ部
316 ME部
318 MC部
320 イントラ予測部
322 デブロックフィルタ制御部
330 入力信号
332 出力符号

Claims (9)

  1. 第一のフレームレートで被写体を撮像して映像データを出力する撮像部と、
    前記映像データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像データを生成する画像処理部と、
    前記映像データを一時的に格納するメモリ部と、
    前記メモリ部から前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出した読み出し映像データと、前記低フレームレート映像データとを二画面に合成した合成映像データを生成する画像合成部と、
    前記合成映像データを表示する表示部と、
    前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出部と、
    前記メモリ部からの映像データの読み出しを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御部と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記メモリ制御部は、前記映像データを複数の区間に分割し、当該複数の区間ごとの前記特徴量の算出値に基づいて、前記複数の区間ごとにメモリ部に格納された映像データを読み出すか、あるいは読み出さないかを決定することを特徴とする、請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記被写体特徴量算出部は、前記映像データの各画面内の画素ブロックの動きベクトルの大きさから前記特徴量を算出することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記被写体特徴量算出部は、撮像と同時に収音する音声信号から前記特徴量を算出することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の撮影装置。
  5. 前記合成映像データにおいて、前記読み出し映像データに係る画面の大きさを前記特徴量に基づいて変化させることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮影装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮影装置であって、
    当該撮影装置の操作状態を検出する操作状態検出部をさらに備え、
    前記合成映像データにおいて、前記読み出し映像データに係る画面の大きさを前記操作状態検出部の出力に基づいて変化させることを特徴とする撮影装置。
  7. 前記操作状態検出部が、パンチルト操作あるいはズーム操作の速度を検出するものであることを特徴とする、請求項6に記載の撮影装置。
  8. 第一のフレームレートで被写体を撮像して映像データを生成する撮像ステップと、
    前記映像データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像データを生成する画像処理ステップと、
    前記映像データを一時的にメモリに保存するメモリ保存ステップと、
    前記メモリから前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出して読み出し映像データを生成するメモリ読み出しステップと、
    当該読み出し映像データと、前記低フレームレート映像データとを二画面に合成した合成映像データを生成する画像合成ステップと、
    前記合成映像データを表示部に表示する表示ステップと、
    前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出ステップと、
    前記メモリ読み出しステップを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮影方法。
  9. 画像を撮影するためのプログラムであって、
    撮像手段に第一のフレームレートで撮像させることにより映像データを生成する撮像ステップと、
    前記映像データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート映像データを生成する画像処理ステップと、
    前記映像データを一時的にメモリに保存させるメモリ保存ステップと、
    前記メモリから前記第一のフレームレートよりも低い第二のフレームレートで読み出して読み出し映像データを生成するメモリ読み出しステップと、
    当該読み出し映像データと、前記低フレームレート映像データとを二画面に合成した合成映像データを生成する画像合成ステップと、
    前記合成映像データを表示部に表示させる表示ステップと、
    前記被写体の特徴量を算出する被写体特徴量算出ステップと、
    前記メモリ読み出しステップを前記特徴量に基づいて制御するメモリ制御ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする撮影プログラム。

JP2013116989A 2013-06-03 2013-06-03 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム Active JP6070424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116989A JP6070424B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116989A JP6070424B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014236379A true JP2014236379A (ja) 2014-12-15
JP6070424B2 JP6070424B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=52138788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013116989A Active JP6070424B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070424B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514427A (ja) * 2015-03-31 2017-06-01 シャオミ・インコーポレイテッド 再生制御方法、再生制御装置及び電子機器
WO2018014518A1 (zh) * 2016-07-20 2018-01-25 中兴通讯股份有限公司 摄像处理方法及装置
WO2021193403A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099685A1 (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Sony Corporation 画像再生装置と画像再生方法および撮像装置とその制御方法
JP2010193063A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Casio Computer Co Ltd 動画像を記録する記録装置、記録方法及びプログラム
JP2014160927A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Nikon Corp 撮像装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099685A1 (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Sony Corporation 画像再生装置と画像再生方法および撮像装置とその制御方法
JP2010193063A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Casio Computer Co Ltd 動画像を記録する記録装置、記録方法及びプログラム
JP2014160927A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Nikon Corp 撮像装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514427A (ja) * 2015-03-31 2017-06-01 シャオミ・インコーポレイテッド 再生制御方法、再生制御装置及び電子機器
US10217487B2 (en) 2015-03-31 2019-02-26 Xiaomi Inc. Method and device for controlling playback
WO2018014518A1 (zh) * 2016-07-20 2018-01-25 中兴通讯股份有限公司 摄像处理方法及装置
CN107645630A (zh) * 2016-07-20 2018-01-30 中兴通讯股份有限公司 摄像处理方法及装置
WO2021193403A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム
CN115336251A (zh) * 2020-03-25 2022-11-11 富士胶片株式会社 摄像装置、摄像方法及摄像程序
US11805320B2 (en) 2020-03-25 2023-10-31 Fujifilm Corporation Imaging device, imaging method, and imaging program
JP7407909B2 (ja) 2020-03-25 2024-01-04 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像方法、撮像プログラム、及び記録媒体
CN115336251B (zh) * 2020-03-25 2024-05-03 富士胶片株式会社 摄像装置、摄像方法及记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6070424B2 (ja) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101027353B1 (ko) 전자 비디오 이미지 안정화
JP4687404B2 (ja) 画像信号処理装置、撮像装置、および画像信号処理方法
US20100265344A1 (en) Auto-triggered fast frame rate digital video recording
WO2010095207A1 (ja) 動画撮像装置
US8199207B2 (en) Image recording apparatus, image tilt correction method, and recording medium storing image tilt correction program
WO2017060951A1 (ja) 画像圧縮装置、画像復号装置、および画像処理方法
JP7364802B2 (ja) デジタルカメラのためのズーム設定調整
EP3989530A1 (en) Generating substitute image frames based on camera motion
JP6070424B2 (ja) 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム
JP6354877B2 (ja) 撮像制御装置、及びその制御方法とプログラム
JP2005175970A (ja) 撮像システム
JP6103481B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法とプログラム
JP5869839B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP4700992B2 (ja) 画像処理装置
JP2004180345A (ja) 撮影画像記録装置
JP6632385B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及びプログラム
JP4564856B2 (ja) 画像符号化装置及び撮像装置
US20130057719A1 (en) Image pickup apparatus
US8761530B2 (en) Apparatus and method to control target code amount
JP2015106837A (ja) 画像復号装置、画像符号化装置、撮像装置、画像復号方法、画像符号化方法、及びプログラム
JP2012178713A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2001024932A (ja) 画像入力装置及び画像入力方法
JP2012222460A (ja) 動画像符号化装置、動画像符号化方法及びプログラム
JP2006166255A (ja) 画像符号化装置、撮像装置、画像記録方法、画像記録装置、画像記録媒体及び画像再生装置
JPH0865565A (ja) 撮像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150