JP2001024932A - 画像入力装置及び画像入力方法 - Google Patents

画像入力装置及び画像入力方法

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JP2001024932A
JP2001024932A JP11190116A JP19011699A JP2001024932A JP 2001024932 A JP2001024932 A JP 2001024932A JP 11190116 A JP11190116 A JP 11190116A JP 19011699 A JP19011699 A JP 19011699A JP 2001024932 A JP2001024932 A JP 2001024932A
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Kazuhiro Takashima
和宏 高島
Tomiyoshi Fukumoto
富義 福元
Akifumi Umeda
昌文 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の動きによる手ぶれと、動画像圧縮時に
検出される手ぶれベクトルとによって様々な撮影状況下
でも効果的に手ぶれ補正を行う。 【解決手段】 被写体を撮像し得られた画像情報を圧縮
して記録する画像入力装置において、画像情報を取得す
る撮像手段11と、画像入力装置の動きを検出する動き
検出手段14と、動きを画像ぶれ量に変換する変換手段
15と、画像ぶれ量を基に画像情報を補正する補正手段
13と、画像情報を圧縮する画像圧縮手段17と、画像
情報を記録するデータ記録手段18と、画像情報から動
き予測を行っているマクロブロックの動きベクトルを検
出し動きベクトルから手ぶれベクトルを算出する手ぶれ
ベクトル算出手段19とを具備し、手ぶれベクトルに従
い変換手段の画像ぶれ量の見直しを行う事を特徴とする
画像入力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力装置及び
画像入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラなどの画像入力装置は、ビ
デオテープレコーダ(VTR)などの画像記録装置、あ
るいはパソコンなどとともに一般家庭にも広く普及して
いる。この様な画像入力装置には、ピントの自動調節の
為のオートフォーカス機能、また、ぶれの少ない画像を
撮影、記録する為の手ぶれ補正機能が搭載されているも
のが多い。これらの機能のうちの、手ぶれ補正機能を実
現するための技術は、手ぶれの検出方法と補正方法から
成っている。手ぶれの検出方法としては、ビデオカメラ
などの画像入力装置自体に加えられた動きを加速度セン
サなどの手ぶれセンサによって検出するもの、複数フレ
ームの画像信号から画像ぶれ量を計算するものなどに分
類できる。また、手ぶれの補正方法としては、検出され
た手ぶれに合わせて、レンズの向きや可変プリズムの向
きを機械的に制御するもの、撮影された画像信号をメモ
リに一旦記憶し、検出された手ぶれから撮像素子上の移
動量に相当する画像ぶれ量を計算し、メモリに記憶され
た画像信号の読み出し位置を変更するもの、画像ぶれ量
に合わせて撮像素子から信号を読み出すタイミングを制
御して、撮影された信号の一部分を読み出すものなどに
分類できる。
【0003】手ぶれ補正機能は、このように分類される
手ぶれの検出方法と補正方法を、例えば図7のように組
み合わす事によって実現されている。図7の場合、動き
センサからの出力を光学機構制御部に送り、この出力に
合わせてレンズの向きや可変プリズムの向きを機械的に
制御し、手ぶれを補正している。他方、近年の画像入力
装置においては、これまでの様にアナログ信号処理、記
録を行ってきたアナログタイプに加えて、撮影された画
像信号をデジタルデータに変換してデジタル信号処理、
記録を行うデジタルタイプが広く利用され始めている。
このデジタルタイプが注目を集めている理由としては、
解像度や色再現性などの画質や、音質の良さに加えて、
各種デジタルインタフェースを利用した情報交換や伝送
の速さ、動画像圧縮技術を用いた記録効率の良さ、パソ
コンなどとの親和性による画像信号の加工や編集作業の
容易さ、あるいは小型軽量化された装置サイズなどがあ
る。上記のようなデジタルタイプの画像入力装置では、
動画像圧縮において動きベクトルを利用しているものが
ある。この場合、撮影中に手ぶれが発生すると、この手
ぶれに伴い全体的な動きベクトルが発生し、画質の低下
の要因となる。つまり、手ぶれが、画像を構成する全て
のブロックに対する動きベクトルとして検知されてしま
う可能性が存在するのである。安価で小型軽量の携帯型
画像入力装置、特に低ビットレートの動画像圧縮を行う
画像入力装置の場合には、さらに手ぶれによる画質の劣
化の影響が大きい。その為、ぶれの少ない画像を撮影、
記録するための手ぶれ補正機能を備えていることが重要
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在の手ぶれ
補正機能には、いくつか問題が存在する。例えば、画像
入力装置の光学系の仕様、被写体との距離、さらに撮像
素子の画素数、サイズなどとの兼ね合いによっては、画
像入力装置の動きの大きさに対する画像ぶれ量の大きさ
の割合が変化する事がある。この場合は、適切な手ぶれ
補正が行われない可能性がある。図8は、撮像素子部の
出力を3フレーム取り出した場合であるが、図8(a)
の遠景撮影と図8(b)の近景撮影では、同じ手ぶれ量
でも近景撮影の方が画像ぶれ量への影響が大きくなる。
このため、予め把握していた関係に基づいてのみ画像の
切り出しなどの補正処理を行うと手ぶれ補正の効果が低
減してしまう。本発明は、かかる点に鑑み、装置の動き
を検出する手段と、動画像圧縮の過程で検出される動き
ベクトルを利用して手ぶれベクトルを検出する手段とを
有し、様々な撮影状況下で効果的な手ぶれ補正を行う事
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、被写体
を撮像し得られた画像情報を圧縮して記録する画像入力
装置において、画像情報を取得する撮像手段と、画像入
力装置の動きを検出する動き検出手段と、動き検出手段
で検出された動きを画像ぶれ量に変換する変換手段と、
変換手段で得られた画像ぶれ量を基に撮像手段で取得し
た画像情報を補正する補正手段と、補正手段で補正され
た画像情報を圧縮する画像圧縮手段と、画像圧縮手段で
圧縮された画像情報を記録するデータ記録手段と、画像
圧縮手段で圧縮された画像情報から動き予測を行ってい
るマクロブロックの動きベクトルを検出し動きベクトル
から手ぶれベクトルを算出する手ぶれベクトル算出手段
とを具備し、手ぶれベクトル算出手段で算出された手ぶ
れベクトルに従い変換手段の画像ぶれ量の見直しを行う
事を特徴とする画像入力装置を提供する。この画像入力
装置の手ぶれベクトル算出手段は、所定の値より小さい
動きベクトルを含むマクロブロックの数が所定の数より
多かった場合に手ぶれベクトルを算出しても良い。この
画像入力装置の所定の値は、フレームレートまたはズー
ム倍率の少なくとも一方を用いて決定されても良い。
【0006】また本発明は、被写体を撮像し得られた画
像情報を圧縮して記録する画像入力装置における画像入
力方法において、画像情報を取得する画像情報取得ステ
ップと、画像入力装置の動きを検出する検出ステップ
と、検出ステップで検出された動きを画像ぶれ量に変換
する変換ステップと、変換ステップで変換された画像ぶ
れ量を基に画像情報取得ステップで取得した画像情報を
補正する補正ステップと、補正ステップで補正された画
像情報を圧縮する圧縮ステップと、圧縮ステップで圧縮
された画像情報を記録するデータ記録ステップと、圧縮
ステップで圧縮された画像情報から動き予測を行ってい
るマクロブロックを検出するマクロブロック検出ステッ
プと、マクロブロック検出ステップで検出されたマクロ
ブロックから動きベクトルを検出する動きベクトル検出
ステップと、動きベクトル検出ステップで検出された動
きベクトルから手ぶれベクトルを算出する算出ステップ
と、算出ステップで算出された手ぶれベクトルに従い変
換ステップにおける画像ぶれ量の見直しを行う見直しス
テップとを具備する事を特徴とする画像入力方法を提供
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しつつ詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
形態に限定されるものではない。本発明の一実施形態に
ついて説明する。本実施形態では、装置の動きを検出す
る手ぶれセンサから得られるデータと、画像圧縮部にお
いて得られる動きベクトルを用いて、手ぶれ補正を行
う。この実施形態の画像入力装置の構成を図1に示す。
図1ではまず、画像入力部11(撮像手段)で動画像が
撮像され、輝度色差信号等の画像信号に信号処理され
て、動画像処理ブロック12の手ぶれ補正部13に送ら
れる。また、装置の動きを検出する速度センサ等から成
る手ぶれセンサ14(動き検出手段)からの手ぶれセン
サデータは、動画像処理ブロック12の手ぶれ変換部1
5(変換手段)に送られる。手ぶれ変換部15では手ぶ
れ変換テーブル部16の手ぶれ変換テーブルを参照し、
手ぶれセンサデータが画像ぶれ量に変換される。ここ
で、手ぶれセンサ14の出力を、手ぶれ変換テーブルを
用いて画像ぶれ量に変換する方法を、図2を用いて詳し
く説明する。図2(a)では、手ぶれセンサ14におい
て得られる出力の水平方向Xの積分値を基準値XRef
を中心に5段階に量子化している。また、図2(b)で
は、垂直方向Yの積分値を、基準値YRefを中心に5
段階に量子化している。なお、ここでは手ぶれセンサ1
4の出力の積分値に対して線形に量子化を行っている
が、手ぶれセンサ14の動きの大きさと実際の画像ぶれ
量の関係に合わせて非線形な量子化を行ってもよい。
【0008】図2(c)は、量子化された手ぶれセンサ
14の出力(X、Y)に対する画像ぶれ量(S
、Sy)を予め記憶している変換テーブルの例で
ある。例えば、この変換テーブルを用いると、手ぶれセ
ンサ14の出力が(X、Y)のときは、画像ぶれ量
(Sx、Sy)が得られる。なお、このときの画像
ぶれ量(Sx、Sy)を(0、0)とすれば、手ぶ
れセンサ14の出力が(X 、Y)のときは手ぶれの
影響がないことを表現できる。また、図2(d)の例の
ように、手ぶれセンサ14の出力(X、Y)の絶対
値に対する画像ぶれ量(Sx、Sy)を変換テーブ
ルとして予め記憶しておき、手ぶれセンサ14の出力の
符号に画像ぶれ量の符号を合わせるようにすれば、記憶
しておくべきデータを半分近くとする事もできる。この
様に手ぶれ変換部15で得られた画像ぶれ量は手ぶれ補
正部13(補正手段)に送られ、画像信号の読み出し位
置を制御する等の手ぶれ補正を行う。手ぶれ補正された
画像信号は画像圧縮部17(画像圧縮手段)に送られ、
各フレームごとに圧縮される。画像圧縮部17では、入
力された画像信号の各フレーム毎に、フレーム内のみで
圧縮を行うIピクチャ、順方向のみの動き予測を行い圧
縮するPピクチャ、順方向、もしくは逆方向の動き予測
を行い圧縮するBピクチャに分類して圧縮される。これ
らのピクチャは図3のようにIピクチャ31とPピクチ
ャ32の間にいくつかのBピクチャ33を挟む形で並ん
でいる。
【0009】Pピクチャ32については、フレーム中の
全てのマクロブロックを用いずに一部のマクロブロック
で動き予測を行い、圧縮しても良い。また、Bピクチャ
33については、各マクロブロックにおいて、順方向の
み、逆方向のみ、またはこれら両方向の動き予測を行い
圧縮する。なお、各マクロブロックは、動き予測を行う
場合は補償後の差分データ、また用いない場合は、各マ
クロブロックのデータそのものに対してDCT及び量子
化を行いデータ圧縮されている。手ぶれベクトル処理部
19(手ぶれベクトル算出手段)では、この動き予測を
行った際に用いる動きベクトルから、手ぶれが原因であ
ると思われる手ぶれベクトルを抽出する。この手ぶれベ
クトルは手ぶれセンサ14からの出力では、取り去れな
かった、残留手ぶれ成分であるといえる。本実施形態で
は、この手ぶれベクトルを抽出する方法として、全ての
フレーム中のマクロブロックの中から、動き予測を行っ
ているマクロブロックのみを用いて、そのマクロブロッ
クの動きベクトルから手ぶれベクトルを求める。手ぶれ
ベクトルは、手ぶれという性質からある一定以下の大き
さとなる事が知られている。
【0010】そこで、ある一定以上の大きさの動きベク
トルは手ぶれによるものではないとして、手ぶれベクト
ルを求める演算から除外する。この、手ぶれベクトル処
理部19で行われる、ある一定以上の大きさの動きベク
トルを除外する処理を図4のフローチャートで説明す
る。これは、1フレーム内のN個の全マクロブロックを
検索していくものである。まず、S11でマクロブロッ
クの番号iと、動きベクトルを含むマクロブロックの中
で、その動きベクトルが手ぶれによるものであるとみな
されるものの数Mとをそれぞれ初期化する。次に、S1
2でこのマクロブロックが動き予測を行っているかどう
かを判断する。動き予測を行っていない場合は、S13
でiに1を加え、動き予測を行っている場合はS14
で、動きベクトルQ(i)を読み込む。さらにS15
で、 Q(i)の大きさが手ぶれによるものであるとみ
なせる範囲であるかどうかを、閾値Thとの比較により
判断する。手ぶれによるものであるとみなされる範囲外
であった場合は、S13でiに1を加え、手ぶれによる
ものであるとみなされる範囲内であった場合は、S16
でマクロブロックの動きベクトルを格納する配列MV
(M)に格納する。さらに、S17でMに1を加え、S
13でiに1を加え、S18でiがNより小さければ、
S12に戻り、iがNと等しくなれば処理を終了する。
【0011】以上により、ある一定以上の大きさの動き
ベクトルを除外した後、手ぶれによるものであるとみな
される動きベクトルMV(M)と、その数Mを手ぶれ変
換部15に出力する。次に、手ぶれ変換部15では、手
ぶれによるものであるとみなされる動きベクトルの数M
を、閾値Tuと比較し、M<Tuとなる場合は、手ぶれ
のデータを得るのに不十分であるとして、手ぶれのデー
タを求めない。つまり、得られたMV(M)がまばらに
しか存在しなかった場合に手ぶれ補正を行ってしまう
と、大きな誤差が発生する可能性がある為である。さら
に、M≧Tuであっても、手ぶれによるものであるとみ
なされる動きベクトルが画面上の一部に偏在するような
場合は、手ぶれではなく被写体の動きである可能性があ
る。従ってこの場合には、これらの動きベクトルが手ぶ
れによるものでないとして除外しても良い。この処理を
図5を用いて示す。まず、図5に示すように画面をX、
Y、Z、Wの4ブロックに分割する。手ぶれによるもの
であるとみなされる動きベクトルの総数はMである為、
平均的にはこれら4ブロックでそれぞれ、手ぶれによる
ものであるとみなされる動きベクトルの数はM/4とな
る。そこで、例えばその倍以上、つまりM/2以上の手
ぶれによるものであるとみなされる動きベクトルが1つ
のブロックに存在している場合に、偏在していると判断
する。つまり、手ぶれによるものであるとみなされる動
きベクトルの数が最も多いブロックの動きベクトル数を
Pとすると、 P≧M/2 となったら、手ぶれベクトルを算出しない。
【0012】以上により、M≧Tuであり、残留手ぶれ
成分が偏在していないと判断された場合には、手ぶれに
よるものであるとみなされる動きベクトルMV(M)
に、メディアンフィルタ、単純平均、マクロブロックの
画面上の位置による重みづけ平均等を行い、手ぶれベク
トルを算出する。そして、この手ぶれベクトルに基づい
て手ぶれ変換テーブルを、現在のものから他のものへと
切り替える事により画像ぶれ量の適切な見直しを行うこ
とが出来る為、精度の良い手ぶれ補正が可能となる。手
ぶれ変換テーブルとしては、ある手ぶれに対し、図2
(c)とは大きさの異なる画像ぶれ量を与えるもの、非
線型な画像ぶれ量を与えるもの等、複数種類のテーブル
を用意すれば良い。なお、 図4においては、動きベク
トルQ(i)の大きさが手ぶれによるものとみなせる範
囲であるかどうかを判断する為の閾値Thは、例えば次
のように定めても良い。実際の手ぶれの大きさは、ズー
ム機能付きのカメラであれば、フレームレート及びズー
ム倍率等によって変化する。まずフレームレートについ
て図6を用いて説明する。フレームレートが15fps
である場合と、30fpsである場合を考えると、図6
においてフレームAの次のフレームは、前者はフレーム
C、後者はフレームBとなる。フレームAからの1/1
5秒間に、大きさhの手ぶれが発生したとすると、15
fpsの場合はフレームCで大きさhの手ぶれが発生し
た事になる。また、30fpsの場合は15fpsの半
分の時間である為に、平均値を取るとフレームBで大き
さh/2の手ぶれが発生した事になる。
【0013】このように、フレームレートが2倍になる
と、実際の手ぶれの大きさは平均的には約半分となる。
即ち手ぶれの大きさはフレームレートに反比例する事が
わかる。また、ズームに関しては、図8で示したよう
に、被写体との距離等によって手ぶれの影響が異なり、
ズーム倍率が大きくなるほど手ぶれの影響が大きくな
る。即ち手ぶれの大きさはズーム倍率に比例する事が分
る。これらの要因を考慮すると Th=C×Zm/Fr のように定める事により、フレームレート及び、ズーム
倍率に応じた閾値を設定する事が出来る。ただし、ここ
でCは定数、Zmはズーム倍率、Frはフレームレート
である。
【0014】
【発明の効果】以上により、装置の動きを検出する手段
と、動画像圧縮の過程で検出される動きベクトルを利用
して手ぶれベクトルを検出する手段とを有し、それぞれ
の手ぶれ検出手段の長所を活かす事によって、様々な撮
影状況下でも効果的な手ぶれ補正を行う事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の画像入力装置のブロッ
ク図。
【図2】 (a)、(b)、(c)、(d)とも変換テ
ーブルを説明する図。
【図3】 Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャの並び
の例を説明する図。
【図4】 本発明の一実施形態の動きベクトルを選択す
るフローチャート。
【図5】 画面を4分割した例を説明する図。
【図6】 2種類のフレームレートを説明する図。
【図7】 従来の手ぶれの検出方法と補正方法の組み合
わせの例を説明する図。
【図8】 同じ手ぶれに対する遠景撮影と近景撮影の画
像ぶれ量を比較する図。
【符号の説明】
11…画像入力部 12…動画像処理ブロック 13…手ぶれ補正部 14…手ぶれセンサ 15…手ぶれ変換部 16…手ぶれ変換テーブル部 17…画像圧縮部 18…データ記録部 19…手ぶれベクトル処理部 31…Iピクチャ 32…Pピクチャ 33…Bピクチャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 昌文 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5C022 AA11 AB28 AB36 AB55 AB66 AC00 AC69 CA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し得られた画像情報を圧縮
    して記録する画像入力装置において、前記画像情報を取
    得する撮像手段と、前記画像入力装置の動きを検出する
    動き検出手段と、前記動き検出手段で検出された前記動
    きを画像ぶれ量に変換する変換手段と、前記変換手段で
    得られた前記画像ぶれ量を基に前記撮像手段で取得した
    前記画像情報を補正する補正手段と、前記補正手段で補
    正された前記画像情報を圧縮する画像圧縮手段と、前記
    画像圧縮手段で圧縮された前記画像情報を記録するデー
    タ記録手段と、前記画像圧縮手段で圧縮された前記画像
    情報から動き予測を行っているマクロブロックの動きベ
    クトルを検出し前記動きベクトルから手ぶれベクトルを
    算出する手ぶれベクトル算出手段とを具備し、前記手ぶ
    れベクトル算出手段で算出された前記手ぶれベクトルに
    従い前記変換手段の前記画像ぶれ量の見直しを行う事を
    特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記手ぶれベクトル算出手段は、所定の
    値より小さい前記動きベクトルを含む前記マクロブロッ
    クの数が所定の数より多かった場合に前記手ぶれベクト
    ルを算出するものである事を特徴とする請求項1記載の
    画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の値は、フレームレートまたは
    ズーム倍率の少なくとも一方を用いて決定される事を特
    徴とする請求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像し得られた画像情報を圧縮
    して記録する画像入力装置における画像入力方法におい
    て、前記画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
    前記画像入力装置の動きを検出する検出ステップと、前
    記検出ステップで検出された前記動きを画像ぶれ量に変
    換する変換ステップと、前記変換ステップで変換された
    前記画像ぶれ量を基に前記画像情報取得ステップで取得
    した前記画像情報を補正する補正ステップと、前記補正
    ステップで補正された前記画像情報を圧縮する圧縮ステ
    ップと、前記圧縮ステップで圧縮された前記画像情報を
    記録するデータ記録ステップと、前記圧縮ステップで圧
    縮された前記画像情報から動き予測を行っているマクロ
    ブロックを検出するマクロブロック検出ステップと、前
    記マクロブロック検出ステップで検出された前記マクロ
    ブロックから動きベクトルを検出する動きベクトル検出
    ステップと、前記動きベクトル検出ステップで検出され
    た前記動きベクトルから手ぶれベクトルを算出する算出
    ステップと、前記算出ステップで算出された前記手ぶれ
    ベクトルに従い前記変換ステップにおける画像ぶれ量の
    見直しを行う見直しステップとを具備する事を特徴とす
    る画像入力方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000568A (ja) * 2002-04-24 2004-01-08 Morita Mfg Co Ltd 被写体ブレ補正手段、これを用いた医療用x線撮影装置
KR100745245B1 (ko) 2006-02-13 2007-08-01 엘지전자 주식회사 휴대 단말기에서의 흔들림 움직임 보상 장치 및 방법
US8571386B2 (en) 2010-09-16 2013-10-29 Casio Computer Co., Ltd. Motion blur correction device and motion blur correction method

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