JP2013140322A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013140322A
JP2013140322A JP2012150240A JP2012150240A JP2013140322A JP 2013140322 A JP2013140322 A JP 2013140322A JP 2012150240 A JP2012150240 A JP 2012150240A JP 2012150240 A JP2012150240 A JP 2012150240A JP 2013140322 A JP2013140322 A JP 2013140322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing unit
roller
unit
fixing
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012150240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5234208B1 (ja
Inventor
Toshihiko Numazu
俊彦 沼津
Tomohiro Kameyama
知裕 亀山
Hirosuke Tokuda
裕亮 徳田
Toshihiro Ogawa
敏寛 小川
Akifumi Abe
亮史 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012150240A priority Critical patent/JP5234208B1/ja
Priority to CN201210512901.XA priority patent/CN103149821B/zh
Priority to US13/705,451 priority patent/US8983338B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5234208B1 publication Critical patent/JP5234208B1/ja
Publication of JP2013140322A publication Critical patent/JP2013140322A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1685Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the fixing unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に火傷を負う等の不具合の発生を完全に防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の定着ユニット6は熱伝導ベルト49と熱ローラ51と押圧ローラ52を備え、押圧ローラ52はカム73とカム軸72から成るカム機構により熱ローラ51に対して接離する。カム軸72にはカム73と同軸に偏心回転するストッパ部材74が固設されている。定着ユニット6の配設位置近傍に用紙ジャム検知機構を備え、用紙ジャムの発生が検知されると定着ユニット6の熱源54の発熱を停止させ、熱ローラ51の温度が100℃以下になったらカム軸72を180度回転させる。カム73の偏心回転で押圧ローラ52が熱ローラ51から離れるとともに、ストッパ部材74が装置本体側フレーム76の開口部77から外れて定着ユニット6内に収納され、定着ユニット6の取外しが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関り、更に詳しくはメンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に火傷を負う等の不具合の発生を完全に防止する画像形成装置に関する。
従来、トナーを用いて電子写真方式でトナー像を像担持体上に形成し、このトナー像を用紙に転写し、この転写トナー像を定着器で用紙に定着して画像を形成する画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置は、例えば、ベルトユニット、画像形成ユニット、定着ユニット等の複数の内部装置を着脱自在に備えている。これらの内部装置の保守作業時には、内部装置を装置本体の装着部から脱抜して取り外し、修理または新品と交換して装着部に再装着する。
その際、例えば定着ユニットなどでは、印字実行中の定着温度が110℃〜180℃の間で上下している状態であるので、定着ユニットで用紙ジャムが発生したとき、ジャムの用紙を取り除くためにユーザなどが不用意に定着ユニットを装置本体から取り出そうとすると火傷を負うなどの大きな不具合が発生する虞がある。
そのような不具合が生じないように、例えば定着装置(定着ユニット)を装置本体外に取り出す際に作業者に注意を促すために、定着装置の定着ローラ対を構成する加圧ローラと熱ローラの外周部に、それぞれ「高温注意」の文字を印刷した定着装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
ところで、通常、定着装置で発生する用紙ジャムの形態には、大きく分けて用紙が定着ローラ対のいずれか一方のローラに先端が巻付いて後端の一部が定着ユニットの外に出ているもの、後端まで完全にローラに巻き付いているもの、蛇腹状に縮んで定着装置内でかたまっているものなどがある。
用紙先端がローラに巻き付いて後端が定着装置の外に出ている場合は、用紙の後端部を引き出すことによって容易にジャムが解消される場合が多い。しかし、後端まで完全にローラに巻き付いているものや、蛇腹状に縮んでいるもののように、用紙全体が定着装置にあるものは、そのままでは定着装置から用紙を取り除くことができない。
したがって、この場合は、装置本体から定着装置を取り外し、開成可能な保護カバーを開けて、火傷しないように用心しながら、定着装置内部のジャム用紙を外に取り出すことになる。
特開平06−274054号公報
ところが、特許文献1において「高温注意」の文字が外周部に印刷されている加圧ローラや熱ローラは定着装置の筐体内に配設されている部材である。したがって、定着装置を装置本体から取り外して保護カバーを開けてみないと「高温注意」の文字を読み取ることは出来ない。
また、用紙の後端まで完全にローラに巻き付いている場合では、たとえ保護カバーを開けても「高温注意」の文字を読み取ることは出来ない。これでは、高温の定着装置を装置本体から取り外す際の注意書としては意味が無い。
ユーザに火傷を負わせてはならないという安全至上の視点からは、特許文献1の方法では不十分であり、確実な安全対策を取る必要があるという課題が残されている。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、メンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に火傷を負う等の不具合の発生を完全に防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、装置本体と、少なくとも一方が加熱制御される熱ローラを有する定着ローラ対を備え、上記装置本体に挿脱自在な定着ユニットと、上記加熱制御を停止させる加熱制御部と、上記定着ユニットが所定の温度を超えているとき該定着ユニットの上記装置本体に対する挿脱を不可能とし、上記定着ユニットが上記所定の温度未満のとき該定着ユニットの上記装置本体に対する挿脱を可能とする定着ユニット挿脱調整機構と、を備えて構成される。
本発明は、メンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に火傷を負う等の不具合の発生を完全に防止する画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(プリンタ、本体装置)の内部構成を説明する断面図である。 実施例1に係るプリンタの外観斜視図である。 (a)は実施例1に係るプリンタの定着ユニットで用紙ジャムが発生した場合のメンテナンス処理時において右側の開閉部材を開放する場合を示す図、(b)は開閉部材を開放した後の装置本体の内部を模式的に示す図である。 (a)〜(d)は実施例1に係るプリンタの定着ユニットを本体装置から取り出してジャム用紙を取り除く場合の一連の動作状態を説明する図である。 (a)は実施例1に係る本体装置が印字実行中における定着ユニットの簡略な断面図、(b)はその主要部のみを取り出して模式的に拡大して示す図、(c)は(b)のA1−A1矢視断面をやや詳細に示す図である。 (a),(b),(c)は図5(a),(b),(c)においてカム軸が図5(c)に示す状態から180度回転したときの状態を示す図である。 (a)は定着ユニットとその機械的ロック機構を駆動する駆動系の正面図、(b)はその側面図である。 (a)は定着ユニットが本体装置の装着部に挿入され定着ユニット駆動系に係合する直前の状態を示す図、(b)は定着ユニットと定着ユニット駆動系との係合完了を示す図である。 (a)は定着ユニットを装着部に装着した直後又は装着部から跋脱する直前の状態を示す図であり、(b)は定着ユニットが装着部に装着されてロックされた状態を示す図である。 実施例1の画像形成装置の電装部に配設される制御装置を含む回路ブロック図である。 通常の印字処理時の動作を説明するフローチャートである。 用紙ジャム発生時の処理動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明では、「印字」と「印刷」は同義語として使用される。
図1は、本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(以下、単にプリンタ、又は本体装置という)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示すプリンタ1は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、転写ベルトユニット3、トナー供給部4、給紙部5、ベルト式熱定着ユニット6(以下、単に定着ユニット6という)、及び両面印刷用搬送ユニット7で構成されている。
上記画像形成部2は、転写ベルトユニット3の転写ベルト8の下部走行部表面8aに接して同図の右から左へ4個の現像装置9(9k、9c、9m、9y)を多段式に並設した構成からなる。この画像形成部2は、図1に示す印刷実行時位置から、それより下方の保守位置に、昇降可能にプリンタ1本体のフレームに保持されている。
上記4個の現像装置9のうち上流側(図の左側)の3個の現像装置9c、9m及び9yは、それぞれ減法混色の三原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、現像装置9kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各現像装置9は、画像を現像するトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下イエロー(Y)のトナー用の現像装置9yを例にしてその構成を説明する。
現像装置9は、最上部に感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム10の周面近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
現像器14は、外部を覆う筐体16、内部に設けられた隔壁17、現像ローラ15、第1の攪拌搬送スクリュー18、及び第2の攪拌搬送スクリュー19を備えている。第1及び第2の攪拌搬送スクリュー18及び19は、特には図示しないが、スクリュー軸と、このスクリュー軸と一体に構成されて回転するフィンから成る。
この現像器14には、トナー供給部4のリザーブタンク27(27k、27c、27m、27y)から、同図にはK、C、M、Yで示すようにブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のいずれかのトナーが供給される。
転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右方向に扁平なループ状になって延在する無端状の上述した転写ベルト8と、この転写ベルト8を掛け渡されて転写ベルト8を図の矢印aで示す反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ21と従動ローラ22を備えている。
上記の転写ベルト8には、一次転写ローラ20がユニットと一体に組み込まれている。一次転写ローラ20は転写ベルト8を介して感光体ドラム10に圧接し、下方を循環移動するベルト表面にトナー像を直接転写(一次転写)する。転写ベルト8は、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への二次転写部23まで搬送する。
転写ベルト8には、ベルトクリーナ24が配置されている。ベルトクリーナ24は、転写ベルト8の駆動ローラ21に掛け渡されている表面に当接するクリーニングブレード25を備えている。また、ベルトクリーナ24の下方には廃トナー回収容器26が着脱自在に配置されている。
ベルトクリーナ24は、クリーニングブレード25により転写ベルト8の表面に残留する廃トナーを擦り取って除去し、その廃トナーを搬送スクリューにより下方の廃トナー回収容器26に送り込んでいる。
トナー供給部4は、転写ベルト8の上部走行部の上方に配置されている4個のリザーブタンク27(27k、27c、27m、27y)と、これらのリザーブタンク27の上にそれぞれ着脱自在に配置されたトナー補充用のトナーカートリッジ28(28k、28c、28m、28y)で構成される。
4個のトナーカートリッジ28k、28c、28m、28yは、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーを収容し、4個のリザーブタンク27(27k、27c、27m、27y)は、それぞれ上に装着されているトナーカートリッジ28からトナーを補充される。
これら4個のリザーブタンク27は、図1では転写ベルトユニット3の向う側に隠れて見えないが、それぞれトナー供給路により対応する現像装置9の現像器14と連結されている。
このトナー供給部4は、特には図示しないが、図1に示す印刷実行時位置から、それより上方の保守位置に、昇降可能にプリンタ1本体のフレームに保持されている。
このトナー供給部4の左方には、ベルトクリーナ24の左方から駆動ローラ21の上方にかけて2つの電装部30が配設されている。電装部30には、複数の電子部品からなる制御装置が搭載された回路基盤を備えている。
給紙部5は、上下2段に配置された2個の給紙カセット29(29a、29b)を備えている。2個の給紙カセット29の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ31、給送ローラ32、捌きローラ33、待機搬送ローラ対34が配置されている。
待機搬送ローラ対34の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト8を介して従動ローラ22に圧接する二次転写ローラ35が配設されて、前述した用紙への二次転写部23を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側には定着ユニット6が配置されている。定着ユニット6の更に下流側には、定着後の用紙を定着ユニット6から搬出する搬出ローラ対36、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー37に排紙する排紙ローラ対38が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット7は、外面(図の右方外側面)がプリンタ1の内部を側面から外部に開放又は遮蔽する開閉部材を兼ねている。
この両面印刷用搬送ユニット7は、排紙ローラ対38の直前から図の右横方向に分岐する開始返送路39a、それから下方に曲がる中間返送路39b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路39cから成る返送路39を備えている。
また、返送路39の途中には、5組の返送ローラ対41(41a、41b、41c、41d、41e)が配置されている。上記終端返送路39cの出口は、給紙部5の下方の給紙カセット29bに対応する待機搬送ローラ対34への搬送路に合流している。
図2は、上記のプリンタ1の外観斜視図である。尚、図2には図1と同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示している。
図2に示すように、プリンタ1には、前方に前扉42が備えられ、右側面には上部に取っ手43が付いている開閉部材44が備えられている。開閉部材44には図1に示した両面印刷用搬送ユニット7が一体化されている。
このプリンタ1は、図1に示したように、用紙に直接トナー像を転写する方式ではなく、待機搬送ローラ対34により二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に転写ベルト8を介してトナー像を転写する方式となっている。
したがって、用紙ジャム等の不具合はキット類の配設部では発生しないので、図1の左側に集中するキット類などの消耗品の着脱の操作は、図2に示す前扉42を開いて、キット類を長手方向(前扉方向)に入れ替え操作するように構成されている。
また、このプリンタ1は、同様に二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に転写ベルト8を介してトナー像を転写し、更に鉛直方向に用紙を搬送して転写トナー像を用紙に定着する方式となっている。
したがって、用紙の搬送経路に発生する用紙ジャム等の不具合を回復するメンテナンス処理時には、図2に示すように、右側の開閉部材44を開放するのみで対処できるようになっている。
ただし、用紙の搬送経路に発生する用紙ジャムの場合でも、後述するように、定着ユニット6で発生し、且つ用紙全体が定着ユニット6内に入ってしまっている場合には、右側の開閉部材44ではなく、前扉42を開いて定着ユニット6を装置前方に引き出して対処する。
図3(a)は、定着ユニット6で用紙ジャムが発生した場合のメンテナンス処理時において、右側の開閉部材44を開放する場合を示す図、図3(b)は開閉部材44を開放した後の装置本体1の内部を模式的に示す図である。
図3(a)に示すように、人の手47によって開閉部材44を矢印fで示すように下方に開放した装置本体1の側面開口45から見える内部には、同図(b)に示すように、ベルト式定着ユニット6が上方に配置されており、その下方から、ジャムを発生した用紙46の後端が見えている。
この場合、ユーザは用紙46の後端を取って下方に引き出すことで、ジャム用紙46を取り除くことができる。なお、本例では、詳しくは後述するが、定着ユニット6の固定解除に連動して定着ローラ対のニップ部の圧着が自動的に解除されるので、容易にジャム用紙46を下方に引き出すことができる。
また、装置本体の構成にもよるが、定着ローラ対の駆動ローラを順方向に回転させる送りレバーが配設されている場合は、レバーを回転させてジャム用紙を上方に送り出し、ニップ圧着部を通過して定着ユニット6から上方に出たジャム用紙を取り除くようにしてもよい。
このように、定着ユニット6で発生した用紙ジャムは、通常は、定着ユニット6を装置本体から取り出さずに、装置本体内に装着されている状態のままで、ジャム用紙46を取り出せる場合が多い。
ところが、用紙のジャムの状態によっては、上記の方法ではジャム用紙46を除去できない場合がある。例えば、きわめて薄い用紙が用いられ、定着ローラ対の一方のローラに巻き付き、用紙全体が定着ユニット6内に入り込んでしまった場合などである。
また、用紙先端に高印字の画像が印刷されていると、定着ユニット6内でガラス転移点まで溶融したトナーが熱ローラに張り付いて用紙の先端分離が出来ないため、上記同様に熱ローラ側に巻き付いてジャムを発生させる場合もある。
また、定着ユニット6内で用紙の先端がどこかに引っ掛かり、定着ユニット6内に送り込まれてくる用紙後端部が蛇腹状に滞留してジャムとなる場合も、用紙全体が定着ユニット6内に入り込んでしまうため開閉部材44を開放するだけではジャム用紙46を取り出すことはできない。
このような場合は、殆どはサービスコールとなって、サービスマンが出張してきて対応することになる。しかし、サービスマンが到着するまでには時間が結構掛るので、ときには、ユーザが定着ユニット6を装置本体から取り出して、定着ユニット6の保護カバーを開け、ジャム用紙を取り除くことができるように構成されているものもある。
図4(a)〜(d)は、定着ユニット6を装置本体から取り出してジャム用紙を取り除く場合の一連の動作状態を説明する図である。尚、図4(a)〜(d)には、図1ないし図3に示したと同一の構成部分には図1ないし図3に示したと同一の番号を付与して示している。
図4(a)に示すように、装置本体1の前方から前扉42を開くと、前扉42はほぼ水平に開いて位置固定される。転写ベルトユニット3の上方には、4個のトナーカートリッジ28k、28c、28m、28yが交換可能に配置され、その右方に定着ユニット6が配置されている。
また、転写ベルトユニット3の下方には、4個の現像装置9k、9c、9m、9yがメンテナンスのときには脱抜可能なように配置されている。転写ベルトユニット3のフレーム前部には取っ手48が形成されている。また、定着ユニット6にも図では定かには見えないが取っ手が設けられている。
図4(b)は、ユーザが、前扉42を矢印bで示すように装置本体1の手前に開き、内部の定着ユニット6の取っ手に手を掛けて定着ユニット6の下面両側端部を不図示の案内兼支持レールに摺接させながら、矢印cで示すように手前に引き出した状態を示している。
図4(c)に示すように、外部に取り出された定着ユニット6の筐体には開閉可能な保護カバー40が配設されている。保護カバー40を、図4(d)に示すように、不図示のヒンジを回動支点にして矢印dで示すように開くと、定着ユニット6の内部構成が露出する。
図4(d)に示すように、定着ユニット6の内部構成は、熱伝導ベルト49を掛け渡された定着熱ローラ51と、この定着熱ローラ51に熱伝導ベルト49を介して圧接する押圧ローラ52とで構成されている。
図4(d)には、定着熱ローラ51及び熱伝導ベルト49と押圧ローラ52とで形成される定着部に挟持された状態で、ジャムで固まった用紙46が見えている。このように定着ユニット6の内部が露出した状態であると、ユーザは容易にジャム用紙46を取り除くことができる。
ところで、上記のような用紙ジャム発生後すぐに装置本体1から定着ユニット6を取り出す操作を行った場合、定着ユニット6の内部では定着熱ローラ51が110℃〜180℃という高温に加熱されているの、ユーザが火傷を負う危険性が多分にある。
そこで、本例では、定着熱ローラ51の温度が火傷を負う危険性が少ない所定温度以下に下がった時点で装置本体1から定着ユニット6を取り出すことが出来るように特別の工夫が施されている。以下、これについて説明する。
図5(a)は、装置本体1が印字実行中における定着ユニット6の簡略な断面図であり、図5(b)は、その主要部のみを取り出して模式的に拡大して示す図、図5(c)は図5(b)のA1−A1矢視断面をやや詳細に示す図である。
図5に示すように、定着ユニット6は断熱性の筐体53の内部に、前述した定着熱ローラ51と押圧ローラ52を備えている。定着熱ローラ51には例えばハロゲンランプ等から成る熱源54を内蔵する発熱ローラ55との間に、これも前述した熱伝導ベルト49が掛け渡されている。筐体53の熱源54に対向する部位には温度検出用窓53aが切り抜かれており、この温度検出用窓53aに対向する本体装置側のフレームには温度センサ50が配設されている。
図3(b)又は図4(d)に示した用紙46は、定着ユニット6の搬入口56から矢印eで示すように下から上に搬入され、搬入口56の両側から斜め上に立設する案内板57(57a、57b)に案内されて、押圧ローラ52が熱伝導ベルト49を介して定着熱ローラ51に圧接して形成する定着部に用紙先端を挟持される。
熱伝導ベルト49は、熱源54により熱せられた発熱ローラ55から受け取った熱を、搬入口56から定着部までの間で用紙面に輻射して予熱し、定着部では定着熱ローラ51と共に熱を直接用紙に伝達し、押圧ローラ52の押圧に助成されて、トナー画像を紙面に定着させる。
トナー画像を紙面に定着されて定着部を通過した用紙は、先端を分離爪58(58a、58b)により熱伝導ベルト49又は押圧ローラ52への巻き付きを抑止され、搬出口59から排出され、搬出ローラ対36により破線で示す搬送経路61に沿って、図1に示した排紙トレー37に排出される。
ところで、熱伝導ベルト49は定着熱ローラ51によって回転駆動され、発熱ローラ55は熱伝導ベルト49の回転に従動して回転し、押圧ローラ52は定着熱ローラ51及び熱伝導ベルト49の回転に従動して回転する。
定着熱ローラ51は、図5(c)に示すように、円筒状の軸62の一端を、定着ユニット6の内部フレーム63に位置固定された軸受け64に、ワッシャ65により軸抜けを抑止されて軸支されている。定着熱ローラ51の他端(図では切り欠かれている上方の端部)は、装置本体1側の不図示の駆動系に係合している。
押圧ローラ52は、図5(c)に示すように、円筒状の軸66の両端(図では切り欠かれている上方の端部も同一の構成)を軸受け67に軸支され、軸受け67の外側を円環状のカム突き当て部68に嵌入させ、カム突き当て部68の外側をワッシャ69により軸抜けを抑止されて、軸受け67に軸支されている。
軸受け67を保持する内部フレーム63の軸受保持部71は、押圧ローラ52を定着熱ローラ51に対して離接させるための遊びを形成されている。押圧ローラ52は不図示の付勢部材により、定着熱ローラ51から離れる方向に付勢されている。そして、カム突き当て部68には、カム軸72を支点にして回転するカム73が摺接している。
装置本体1が印刷実行時には、図5(b),(c)に示すように、カム73がカム突き当て部68を押圧する位置に回転し、これにより押圧ローラ52が、図5(a),(b),(c)に示すように、熱伝導ベルト49を介して定着熱ローラ51に圧接する。
押圧ローラ52の周面が金属等の硬質材で構成されているのに対し、定着熱ローラ51は、金属軸に発泡ゴムを被着した部材で構成されているので、押圧ローラ52に押圧されると形状がやや潰れる。
換言すれば、図5(b)に示すように、押圧ローラ52が定着熱ローラ51に厚みfで示すだけやや食い込む。この食い込みにより、定着部において用紙を強固に挟持し、且つ印刷画像をよりよく紙面に定着させることができる。
上記のカム軸72には、その一端(図5(c)では下端部)に、ストッパ部材74が中心より一方の端部にずれた位置でカム軸72に嵌合してカム軸72に固定されている。これにより、ストッパ部材74はカム73と同様に偏心回転する。
装置本体1が印刷実行状態であり、カム軸72が回転してカム73がカム突き当て部68を介して、矢印gで示すように、押圧ローラ52を定着熱ローラ51に向けて押圧する位置に偏心回転したときは、ストッパ部材74もカム軸72の回転に伴われて偏心回転する。
そして、ストッパ部材74のカム軸72より最も離れた部分が、筐体53の側面開口部75を貫通し、本体装置側ガイドフレーム76の開口部77に挿入される。ここで、定着ユニット6が装置本体1に対して脱着される移動方向は、装置本体1の前後方向である。図5(c)では両方向矢印hで示す上下方向になる。
このように、カム73がカム突き当て部68を介して押圧ローラ52を定着熱ローラ51に向けて押圧する位置にあるときは、ストッパ部材74が本体装置側ガイドフレーム76の開口部77に挿入されて定着ユニット6の移動を禁止するので、定着ユニット6を装置本体1から取り出すことはできない。
本例では、定着ユニット6の定着熱ローラ51の温度が例えば100℃以下に低下すると、不図示の制御部は、装置本体1が印字状態ではないと判断して、図5(c)に示す状態からカム軸72を180度回転させる。
なお、装置本体1が印字状態ではないと判断する温度、つまり閾値としては、上記100℃に限るものではないのは言うまでも無い。すなわち、100℃以下であれば、例えば70℃というように設定しても良い。
従って、本例において、装置本体1が印字状態ではないと判断して、図5(c)に示す状態からカム軸72を180度回転させるための定着ユニット6の温度としては、100℃未満であると言い換えることもできる。
図6(a),(b),(c)は、図5(a),(b),(c)において、カム軸72が図5(c)に示す状態から180度回転したときの状態を示す図である。ここで、図6(c)は図6(b)のA2−A3矢視断面をやや詳細に示している。また、図6(a),(b),(c)には、説明に必要な部分にのみ図5(a),(b),(c)と同一の番号を付与して示している。
上述したように、定着ユニット6の定着熱ローラ51の温度が100℃以下の所定温度に低下し、装置本体1が印字状態ではないと判断されて、図6(b),(c)に示すように、カム軸72が図5(c)に示す状態から180度回転すると、カム73のカム軸72に最も近い部分がカム突き当て部68に摺接する。
これにより、一方では、カム73のカム軸72に最も遠い部分と最も近い部分との差分だけ、不図示の付勢部材により定着熱ローラ51から離れる方向に付勢される押圧ローラ52が、図6(b)の矢印iで示す方向に定着熱ローラ51から離れ、定着熱ローラ51と押圧ローラ52との対向部に距離jの間隙が形成される。これにより、定着熱ローラ51に、図5(b)に示した厚みfの食い込みに対応する凹み癖が付くことが回避される。
そして、他方では、ストッパ部材74の、筐体53の側面開口部75を貫通し、本体装置側ガイドフレーム76の開口部77に挿入されていた、カム軸72に最も遠い部分が、開口部77及び側面開口部75を抜けて定着ユニット6内に収納される。
これにより、定着ユニット6は、装置本体1に対する引き出し不可の状態を解除され、装置本体1から外部に取り出すことができるようになる。そして、図4(a)〜(d)に示したユーザによるジャム用紙を取り除く作業が容易に行われるようになる。
上述した定着熱ローラ51に対する押圧ローラ52の圧接状態から圧接解除となる動作の起点は、定着ユニット6の温度検出用窓53aに近接して本体装置側に配置されている温度センサ50により定着ユニット6の定着熱ローラ51の温度が所定温度(本例では100℃)以下となったことが検出されたときに設定されている。
なお、実験によれば、定着熱ローラ51の温度が100℃以下(換言すれば100℃未満)となっていれば、定着ユニット6を引き出す作業を進めても、火傷等の問題を生じることなく安全に作業を進めることができることが結果として判明している。
ここで、定着ユニット6の固定解除に連動して定着ローラ対のニップ部の圧着(押圧ローラの圧力)が自動的に解除される機構について説明する。元来、上述したカム回りの機構は、定着ユニットが通常は備えている押圧ローラの自動圧力・解除機構である。
そのカム軸にストッパ部材を取り付け、定着ユニットの筐体及び装置本体側の定着ユニット装着ガイドフレームに貫通孔を設けるだけで、定着ユニットの装置本体からの引き出し操作に対して、所定温度を基準として機械的ロック機構のロック動作とロック解除を行うことができる。
図7(a)は定着ユニット6とその機械的ロック機構を駆動する駆動系の正面図であり、図7(b)はその側面図である。同図(a),(b)に示すように、定着ユニット駆動系80は、本体装置フレーム81に固定して保持され、正逆両方向に回転制御が可能なモータ82を備えている。
モータ82の回転軸83の先端にはピニオン84が固設されている。ピニオン84は減速二枚ギアの大径ギア85に噛合している。減速二枚ギアの大径ギア85と一体な小径ギア86は、第1アイドルギア87と第2アイドルギア88に噛合している。
第1アイドルギア87は、ワンウエイクラッチ89を備え、モータ82の正回転のみを第1カップリングギア91に伝達する。また、第2アイドルギア88は、ワンウエイクラッチ92を備え、モータ82の逆回転のみを第2カップリングギア93に伝達する。
第1カップリングギア91の回転軸94及び第2カップリングギア93の回転軸95はそれぞれ本体装置フレーム96に回転可能に支持され、それぞれの先端にはカップリング97又はカップリング98が取り付けられている。
図8(a)は定着ユニット6が図5(c)及び図6(c)に示した本体装置側ガイドフレーム76に沿って本体装置1の装着部に挿入され、上記の定着ユニット駆動系80に係合する直前の状態を示す図であり、同図(b)は定着ユニット6と定着ユニット駆動系80との係合完了を示す図である。
なお、図8(a),(b)には、本体装置側ガイドフレーム76と定着ユニット6の筐体53の図示を省略している。また、定着ユニット6は図5(c)及び図6(c)では図示を省略した他方の端部側のみを示し、熱伝導ベルト49の図示も省略している。
また、定着熱ローラ51については本体のローラと軸受けの図示を省略し、軸62のみを示している。なお、図8(a),(b)には、図5、図6及び図7と同一の構成部分には図5、図6及び図7と同一の番号を付与して示している。
また、前述した図5及び図6ではカム73をカム突き当て部68に当接させているが、図8では(後述する図9も同じ)、図示を簡略にするため、カム突き当て部68に代えて軸受け64で代用させている。
ここで、図8(a)の状態から、定着ユニット6が矢印jで示すように装着部の奥まで押し込まれて図8(b)に示すように定着ユニット駆動系80に係合すると、定着ユニット駆動系80の第1カップリングギア91のカップリング97は、定着ユニット6の定着熱ローラ51の軸62のカップリング101に係合する。
軸62の内部フレーム63による支持部とカップリング101との間には駆動ギア102が固設されている。また、押圧ローラ52の軸66には従動ギア103が固設されている。
また、定着ユニット駆動系80の第2カップリングギア93のカップリング98は、定着ユニット6のカム軸72のカップリング104に係合する。カム軸72の両端(後述する図9(a),(b)参照)は軸受け105を介して内部フレーム63に支持されている。
図9(a)は定着ユニット6を装着部に装着した直後、又は装着部から跋脱する直前の状態(図6(c)と同様)を示す図であり、図9(b)は定着ユニット6が装着部に装着されてロックされた状態(図5(c)と同様)を示す図である。なお、図9(a),(b)には、図5、図6又は図8と同一の構成部分には図5、図6又は図8と同一の番号を付与して示している。
図10は、上記構成の画像形成装置の電装部30に配設される制御装置を含む回路ブロック図である。図10に示すように回路ブロックは、中心回路にCPU(central processing unit)106を有している。
CPU106には、データバスを介してインターフェイスコントローラ(I/F_CONT)107及びプリンタコントローラ(PR_CONT)108が接続されている。このPR_CONT108にはプリンタ印字部109が接続されている。
また、CPU106には、ROM(read only memory)110、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)111、本体操作部の操作パネル112、及び各部に配置されたセンサからの出力が入力されるセンサ部113が接続されている。
ROM110には、システムプログラムが記憶され、CPU106は、このシステムプログラムに従って各部を制御する。各部はCPU106からの制御に基づいて、それぞれ分担する処理を行う。
すなわち、I/F_CONT107は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、その変換したビットマップデータをフレームメモリ114に展開する。
フレームメモリ114は、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色ごとに記憶エリアが設定されている。各色の画像データはフレームメモリ114の対応する記憶エリアに展開される。
フレームメモリ114に展開された画像データはPR_CONT108に出力され、更にPR_CONT108からプリンタ印字部109に出力される。
プリンタ印字部109は、エンジン部であり、PR_CONT108からの制御の下で、図1に示した転写ベルトユニット3の駆動ローラ21を駆動して転写ベルト8の循環移動駆動などを行うベルト駆動部115への駆動出力を制御する。
更にプリンタ印字部109は、用紙取出ローラ31、給送ローラ32、待機搬送ローラ対34、排紙ローラ対38、感光体ドラム10、定着ユニット6の定着熱ローラ51等の回転駆動される各部からなる搬送機構を駆動する搬送機構駆動部116への駆動出力を制御する。
更にプリンタ印字部109は、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、一次転写ローラ20、二次転写ローラ35等の画像形成部系のプロセス負荷への電圧印加や、定着ユニット6の発熱ローラ55の熱源54への電圧印加を行う印加電力出力部117の出力を制御する。
更にプリンタ印字部109は、CPU106及びセンサ部113を介して温度センサ50から送信される出力に基づいて定着ユニット6の温度を監視し、所定の温度として設定されている例えば100℃を閾値としてモータ82を正逆いずれかへ回転駆動するモータ駆動部118を制御する。
また、PR_CONT108から出力されたブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データは、プリンタ印字部109からそれぞれ対応する図1に示した光書込ヘッド13に供給される。
光書込ヘッド13は、帯電ローラ12により初期化帯電された感光体ドラム10の周面に、プリンタ印字部109から供給された画像データに基づいて、光潜像を形成する。現像装置9は、感光体ドラム10上の静電潜像をトナー像化(現像)する。
感光体ドラム10上に現像されたトナー像は、上流からイエロー(Y)色トナー像、マゼンタ(M)色トナー像、シアン(C)色トナー像、ブラック(K)色トナー像の順に、一次転写ローラ20により転写ベルト8上に順次重ねて一次転写される。
4色重ねてトナー像を転写された転写ベルト8は、前述したように、転写トナー像を二次転写部23まで搬送する。二次転写部23はトナー像を用紙に二次転写して定着ユニット6へ送り込む。定着ユニット6は熱と圧力によりトナー像を用紙に定着させる。
この画像形成処理の過程において、本実施例では、用紙ジャムの発生等により、ユーザが定着ユニット6を本体装置外に取り出そうとしたときは、定着ユニット6の温度が100℃以下になるまで定着ユニット6を装着部にロック状態にして取り出しを禁止する。
図11及び図12は、上記制御部により図7ないし図9に示した定着ユニット6の押圧ローラ52の接離動作に連動する機械的ロック機構を温度に基づいて制御する処理の動作を説明するフローチャートである。以下、このフローチャートについて、図7ないし図9を参照しながら説明する。
まず、通常の印字処理時の動作を説明する。図11において、通常では初期時には押圧ローラ52は熱伝導ベルト49及び定着熱ローラ51への押圧(以下、単に圧着という)から解除されて図8(a)又は図9(a)の状態にある。つまり定着ユニット6は装着部に対し着脱可能な状態にある(ステップS1)。
そこで、制御装置は、不図示の位置検出センサにより、定着ユニット6が装着部に正しく装着されていることを確認する(ステップS2)。そして、定着ユニット6への電源をオンにする(ステップS3)。この処理では、モータ駆動部118がモータ82を回転駆動する制御状態に設定される。
続いて、モータ82を逆回転させて押圧ローラ52を圧着位置に移動させる(ステップS4)。この処理では、図7(a),(b)で説明したように、第1アイドルギア87はモータ82の正回転のみを第1カップリングギア91に伝達する、つまりモータ82の逆回転では第1カップリングギア91は動作しない。したがって、図8(b)において、軸62には駆動伝達がなく、定着熱ローラ51は静止したままである。
一方、第2アイドルギア88はモータ82の逆回転のみを第2カップリングギア93に伝達するから、カップリング98及び104を介してカム軸72が、図9(a)の状態から図9(b)の状態にちょうど180度回転駆動される。
これによりカム73の軸心から最も遠い位置の周面が軸受け64に摺接し、軸受け64を介し、軸66つまり押圧ローラ52を圧着位置に押し付ける。なお、上記180度の回転駆動制御は、上述のモータ82のピニオン84、大径ギア85、小径ギア86、第2アイドルギア88、第2カップリングギア93、カップリング98及び104の各回転比率を予め計算してモータ82を所定数回転させることで行う。
この場合、例えばカム軸72、カム73或いはストッパ部材74のいずれかにマーキングを付けて回転位置をセンサで読み取るようにして、カム軸72を、ちょうど180度づつ回転駆動させるようにすることもできる。
続いて、制御部は、モータ82を正回転させると共に、発熱ローラ55の熱源54に通電して、温度が適正温度に上昇するまで温度センサ50の出力値を監視する(ステップS5)。
この処理では、前述したように第1アイドルギア87はモータ82の正回転のみを第1カップリングギア91に伝達するから、図8(b)において、カップリング97及び101を介して軸62つまり図示を省略した定着熱ローラ51が回転駆動される。
一方、第2アイドルギア88はモータ82の逆回転のみを第2カップリングギア93に伝達する、つまりモータ82の正回転では第2カップリングギア93は動作しない。したがって、図8(b)において、カム軸72には駆動伝達がなく、押圧ローラ52は圧着状態を維持したまま駆動ギア102、従動ギア103を介し定着熱ローラ51の回転に従動して回転する。
その後、モータ82が正回転を続けたまま定着ユニット6の温度が所定の定着温度に上昇することにより、用紙への印字開始が可能な状態となる(ステップS6)。そして、印字処理が行われ、その印字処理が完了する(ステップS7)。
上記の印字処理中において、制御部は、常に温度センサ50の出力値を監視しており、熱源54への通電と切断を繰り返して適正温度の閾値を中心として温度を上下させ、定着ユニット6の温度を適正温度の許容度内に維持するように制御する。
印字処理が完了すると空運転状態となり(ステップS8)、続いて休止状態に移行する(ステップS9)。休止状態になると、制御部は、定着ユニット6の温度が所定の温度(例えば、本例では100℃)以下になるまで、温度センサ50の出力を監視する(ステップS10)。
そして、定着ユニット6の温度が所定の温度以下になったことを認識すると、モータ82を逆回転させて、押圧ローラ52の圧着を解除する(ステップS11)。前述したように、モータ82の逆回転では、定着熱ローラ51の回転は停止する。したがって押圧ローラ52の回転も停止する。カム軸72のみが図9(b)の状態から180度回転して図9(a)の状態になる。
したがって、カム73の軸心に最も近い位置の周面が軸受け64に対向する。これにより軸受け64は、内部フレーム63の遊びのある軸受保持部71の下端部まで移動して、圧着状態を解除される。
図9(a)は押圧ローラ52が圧着解除状態となった定着ユニット6を示している。なお図9(a),(b)には、図8(b)に示した本体装置1側の定着ユニット駆動系80の図示を省略している。
次に、用紙ジャム発生時の処理動作を説明する。図12において、制御部は、温度センサ50の出力信号により、定着ユニット6の温度を常時検出している(ステップS101)。そして、制御部は、定着ユニット6の温度が所定の温度(例えば、本例では100℃)以下になったか否か判別する(ステップS104)。
そして、温度が所定の温度を超えていれば(S104の判別がNo)、待ち状態を維持しながら定着ユニット6を冷却する不図示の冷却ファンを継続して動作させ(ステップS103)、再びステップS102の判別を行うということ繰り返す。
定着ユニット6の冷却が進んで、やがて温度が所定の温度以下になると(S104の判別がYes)、制御部は、モータ82を逆回転させて、押圧ローラ52の圧着を解除する(ステップS104)。
前述したように、モータ82の逆回転では、定着熱ローラ51の回転は停止する。したがって押圧ローラ52の回転も停止する。カム軸72のみが図9(b)の状態から図9(a)の状態に180度回転する。
これも前述したように、カム73の軸心に最も近い位置の周面が軸受け64に対向する。これにより軸受け64は、内部フレーム63の遊びのある軸受保持部71の下端部まで移動して、圧着状態を解除される。
この状態で、制御部は、本体装置1上面の操作パネルの液晶表示装置に「定着ユニット取出し可能」と表示して、ユーザに定着ユニットが安全に取出し可能な状態になったことを報知する。
このように本例の機械的ロック機構とその制御方式によれば、メンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に発生する虞のある火傷等の不具合を完全に解消することができる。
なお、カム軸がストッパ部材のロックを解除するまで、つまり定着熱ローラの温度が所定温度に下がるまでには若干の待ち時間(定着ユニットの状態により数秒から十数秒)を必要とする。
しかし、安全性を最優先とするのは当然のことであり、この旨を徹底して報知するようにすれば、待ち時間の問題に対するユーザからの得心は十分に得られるものと発明者は確信している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
装置本体と、
少なくとも一方が加熱制御される熱ローラを有する定着ローラ対を備え、前記装置本体に挿脱自在な定着ユニットと、
前記加熱制御を停止させる加熱制御部と、
前記熱ローラを回転駆動する駆動源と、
温度センサを有し前記定着ユニットの温度を検知する温度検知部と、
前記温度検知部により前記定着ユニットが所定の温度を超えていると検知されたとき該定着ユニットの前記装置本体に対する挿脱を不可能とし、前記定着ユニットが前記所定の温度未満のとき該定着ユニットの前記装置本体に対する挿脱を可能とする定着ユニット挿脱調整機構と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
[付記2]
前記駆動源からの駆動力を前記定着ユニット挿脱調整機構に伝達する駆動伝達機構を更に備える、
ことを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
[付記3]
前記定着ユニット挿脱調整機構は、
前記定着ローラ対の一方のローラを他方のローラに対し接離させるカム機構と、該カム機構の回転軸に設けられ該カム機構の回動に連動して回動するストッパ部材と、を備え、
前記カム機構は、
前記温度検知部により前記定着ユニットが所定の温度を超えたと判断されたとき前記定着ローラ対の前記一方のローラを前記他方のローラに圧接させる位置に回動し、前記定着ユニットが前記所定の温度以下のとき前記一方のローラを前記他方のローラから離隔させる位置に回動する、よう構成され、
前記ストッパ部材は、
前記カム機構が前記一方のローラを前記他方のローラに圧接させる位置に回動したとき前記定着ユニットを着脱可能に保持する前記装置本体のフレームに形成されているストッパ受けに係合するよう回動して前記装置本体からの前記定着ユニットの抜脱を禁止し、前記カム機構が前記一方のローラを前記他方のローラから離隔させる位置に回動したとき前記ストッパ受けとの係合を解除するよう回動して前記装置本体からの前記定着ユニットの抜脱を許容する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の画像形成装置。
[付記4]
前記定着ユニットが前記装置本体に対し挿脱される移動方向は、前記定着ローラ対の長手方向である、
ことを特徴とする付記1、2又は3記載の画像形成装置。
[付記5]
前記定着ユニットが前記装置本体に対し挿脱される移動方向は、前記装置本体の前扉の開閉方向である、ことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
[付記6]
前記所定の温度は、100℃以下に設定される、ことを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
[付記7]
前記定着ユニットの配設位置近傍における用紙ジャムの発生を検知するジャム検知機構を備え、
前記加熱制御部は、前記ジャム検知機構により用紙ジャムの発生が検知された際に前記加熱制御を停止させる、ことを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
本発明は、メンテナンス等のためにユーザが画像形成装置本体から定着ユニットを抜脱する際に発生する虞のある火傷等の不具合を完全に解消する定着ユニット及びその定着ユニットを備えた画像記録装置に利用することができる。
1 画像形成装置(プリンタ、本体装置)
3 転写ベルトユニット
4 トナー供給部
5 給紙部
6 ベルト式定着ユニット(定着ユニット)
7 両面印刷用搬送ユニット
8 転写ベルト
8a 下部走行部表面
9(9m、9c、9y、9k) 現像装置
9r、9r−1、9r−2 特殊トナー用予備現像装置
10 感光体ドラム
11 クリーナ
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 筐体
17 隔壁
15 現像ローラ
18 第1の攪拌搬送スクリュー
19 第2の攪拌搬送スクリュー
20 一次転写ローラ
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
23 二次転写部
24 ベルトクリーナ
25 クリーニングブレード
26 廃トナー回収容器
27(27m、27c、27y、27k) リザーブタンク
28(28m、28c、28y、28k) トナーカートリッジ
29(29a、29b) 給紙カセット
30 電装部
31 用紙取出ローラ
32 給送ローラ
33 捌きローラ
34 待機搬送ローラ対
35 二次転写ローラ
36 搬出ローラ対
37 排紙トレー
38 排紙ローラ対
39 返送路
39a 開始返送路
39b 中間返送路
39c 終端返送路
40 保護カバー
41(41a、41b、41c、41d、41e) 返送ローラ対
42 前扉
43 取っ手
44 開閉部材
45 側面開口
46 ジャム用紙
47 人の手
48 取っ手
49 熱伝導ベルト
50 温度センサ
51 定着熱ローラ
52 押圧ローラ
53 筐体
53a 温度検出用窓
54 熱源
55 発熱ローラ
56 搬入口
57(57a、57b) 案内板
58(58a、58b) 分離爪
59 搬出口
61 搬送経路
62 軸
63 内部フレーム
64 軸受け
65 ワッシャ
66 軸
67 軸受け
68 カム突き当て部
69 ワッシャ
71 軸受保持部
72 カム軸
73 カム
74 ストッパ部材
75 側面開口部
76 本体装置側ガイドフレーム
77 開口部
80 定着ユニット駆動系
81 本体装置フレーム
82 モータ
83 回転軸
84 ピニオン
85 大径ギア
86 小径ギア
87 第1アイドルギア
88 第2アイドルギア
89 ワンウエイクラッチ
91 第1カップリングギア
92 ワンウエイクラッチ
93 第2カップリングギア
94、95 回転軸
96 本体装置フレーム
97、98、101 カップリング
102 駆動ギア
103 従動ギア
104 カップリング
105 軸受け
106 CPU(central processing unit)
107 インターフェイスコントローラ(I/F_CONT)
108 プリンタコントローラ(PR_CONT)
109 プリンタ印字部
110 ROM(read only memory)
111 EEPROM(electrically erasable programmable ROM)
112 操作パネル
113 センサ部
114 フレームメモリ
115 ベルト駆動部
116 搬送機構駆動部
117 印加電力出力部
118 モータ駆動部
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、装置本体と、少なくとも一方が加熱制御される熱ローラを有する定着ローラ対を備え、上記装置本体に挿脱自在な定着ユニットと、上記加熱制御を停止させる加熱制御部と、上記熱ローラを回転駆動する駆動源と、温度センサを有し上記定着ユニットの温度を検知する温度検知部と、上記温度検知部により上記定着ユニットが所定の温度を超えていると検知されたとき該定着ユニットの上記装置本体に対する挿脱を不可能とし、上記定着ユニットが上記所定の温度未満のとき該定着ユニットの上記装置本体に対する挿脱を可能とする定着ユニット挿脱調整機構と、を備え、上記定着ユニット挿脱調整機構は、上記定着ローラ対の一方のローラを他方のローラに対し接離させるカム機構と、該カム機構の回転軸に設けられ該カム機構の回動に連動して回動するストッパ部材と、を備え、上記カム機構は、上記温度検知部により上記定着ユニットが所定の温度を超えたと判断されたとき上記定着ローラ対の上記一方のローラを上記他方のローラに圧接させる位置に回動し、上記定着ユニットが上記所定の温度以下のとき上記一方のローラを上記他方のローラから離隔させる位置に回動する、よう構成され、上記ストッパ部材は、上記カム機構が上記一方のローラを上記他方のローラに圧接させる位置に回動したとき上記定着ユニットを着脱可能に保持する上記装置本体のフレームに形成されているストッパ受けに係合するよう回動して上記装置本体からの上記定着ユニットの抜脱を禁止し、上記カム機構が上記一方のローラを上記他方のローラから離隔させる位置に回動したとき上記ストッパ受けとの係合を解除するよう回動して上記装置本体からの上記定着ユニットの抜脱を許容する、よう構成される。

Claims (7)

  1. 装置本体と、
    少なくとも一方が加熱制御される熱ローラを有する定着ローラ対を備え、前記装置本体に挿脱自在な定着ユニットと、
    前記加熱制御を停止させる加熱制御部と、
    前記熱ローラを回転駆動する駆動源と、
    温度センサを有し前記定着ユニットの温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部により前記定着ユニットが所定の温度を超えていると検知されたとき該定着ユニットの前記装置本体に対する挿脱を不可能とし、前記定着ユニットが前記所定の温度未満のとき該定着ユニットの前記装置本体に対する挿脱を可能とする定着ユニット挿脱調整機構と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動源からの駆動力を前記定着ユニット挿脱調整機構に伝達する駆動伝達機構を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記定着ユニット挿脱調整機構は、
    前記定着ローラ対の一方のローラを他方のローラに対し接離させるカム機構と、該カム機構の回転軸に設けられ該カム機構の回動に連動して回動するストッパ部材と、を備え、
    前記カム機構は、
    前記温度検知部により前記定着ユニットが所定の温度を超えたと判断されたとき前記定着ローラ対の前記一方のローラを前記他方のローラに圧接させる位置に回動し、前記定着ユニットが前記所定の温度以下のとき前記一方のローラを前記他方のローラから離隔させる位置に回動する、よう構成され、
    前記ストッパ部材は、
    前記カム機構が前記一方のローラを前記他方のローラに圧接させる位置に回動したとき前記定着ユニットを着脱可能に保持する前記装置本体のフレームに形成されているストッパ受けに係合するよう回動して前記装置本体からの前記定着ユニットの抜脱を禁止し、前記カム機構が前記一方のローラを前記他方のローラから離隔させる位置に回動したとき前記ストッパ受けとの係合を解除するよう回動して前記装置本体からの前記定着ユニットの抜脱を許容する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記定着ユニットが前記装置本体に対し挿脱される移動方向は、前記定着ローラ対の長手方向である、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記定着ユニットが前記装置本体に対し挿脱される移動方向は、前記装置本体の前扉の開閉方向である、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記所定の温度は、100℃以下に設定される、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記定着ユニットの配設位置近傍における用紙ジャムの発生を検知するジャム検知機構を備え、
    前記加熱制御部は、前記ジャム検知機構により用紙ジャムの発生が検知された際に前記加熱制御を停止させる、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2012150240A 2011-12-06 2012-07-04 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5234208B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150240A JP5234208B1 (ja) 2011-12-06 2012-07-04 画像形成装置
CN201210512901.XA CN103149821B (zh) 2011-12-06 2012-12-04 图像形成装置
US13/705,451 US8983338B2 (en) 2011-12-06 2012-12-05 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011267245 2011-12-06
JP2011267245 2011-12-06
JP2012150240A JP5234208B1 (ja) 2011-12-06 2012-07-04 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5234208B1 JP5234208B1 (ja) 2013-07-10
JP2013140322A true JP2013140322A (ja) 2013-07-18

Family

ID=48524093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012150240A Expired - Fee Related JP5234208B1 (ja) 2011-12-06 2012-07-04 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8983338B2 (ja)
JP (1) JP5234208B1 (ja)
CN (1) CN103149821B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031853A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置
JP2015090479A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2019191363A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US11385576B2 (en) 2019-09-10 2022-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method thereof

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6100090B2 (ja) * 2013-05-22 2017-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6237704B2 (ja) * 2015-06-03 2017-11-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、及びプログラム
JP6998743B2 (ja) * 2017-11-20 2022-01-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
CN111324025B (zh) * 2018-12-13 2023-01-31 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 冷却装置、定影装置以及图像形成装置
JP2020187172A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
CN111221228B (zh) * 2019-12-09 2022-07-12 安徽卓锐三维科技有限公司 一种激光打印用防烫伤安全防护装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258264A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2009244504A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149683A (ja) * 1986-12-15 1988-06-22 Ricoh Co Ltd 定着装置
JPH01109390A (ja) * 1987-10-23 1989-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH06274054A (ja) 1993-03-24 1994-09-30 Canon Inc 定着装置
JP3922220B2 (ja) * 2002-09-12 2007-05-30 松下電器産業株式会社 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
KR100596577B1 (ko) * 2004-12-23 2006-07-05 삼성전자주식회사 전자사진 화상형성장치
US20060257183A1 (en) * 2005-05-12 2006-11-16 Masanao Ehara Image forming apparatus
JP2009042691A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び管理システム
KR20090128731A (ko) * 2008-06-11 2009-12-16 삼성전자주식회사 패턴을 표시하는 화상형성장치 및 그 방법
JP5436295B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-05 キヤノン株式会社 定着装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258264A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2009244504A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031853A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置
JP2015090479A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2019191363A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US11385576B2 (en) 2019-09-10 2022-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20130142526A1 (en) 2013-06-06
CN103149821A (zh) 2013-06-12
US8983338B2 (en) 2015-03-17
JP5234208B1 (ja) 2013-07-10
CN103149821B (zh) 2015-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5234208B1 (ja) 画像形成装置
US6757502B2 (en) Image forming apparatus
US9316961B2 (en) Image forming apparatus that uses a common motor for driving a plurality of gear mechanisms
JP2010122465A (ja) 画像形成装置
JP5344531B2 (ja) 定着ユニットの着脱機構を有する画像形成装置
JP5339750B2 (ja) 画像形成装置
JP2011242518A (ja) 画像形成装置
JP4553028B2 (ja) 画像形成装置
US20100034544A1 (en) Method of recovering from duplex jam for image forming apparatus and the image forming apparatus using the method
JP6164246B2 (ja) 画像形成装置
CN101303544B (zh) 图像形成装置及图像形成方法
JP2009084038A (ja) 画像形成装置及び用紙検出方法
JP2007133247A (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5857706B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2016148813A (ja) 画像形成装置
JP6119494B2 (ja) 画像形成装置
JP2016065892A (ja) シート待機装置
JP6015199B2 (ja) 画像形成装置
JP2010191020A (ja) 画像形成装置
JP2010122613A (ja) 画像形成装置
US9897949B2 (en) Image formation apparatus having lockable and unlockable cover
JP2010008879A (ja) 画像形成装置
JP2012220612A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017044888A (ja) 画像形成装置
JP5522089B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees