JP2017044888A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分離爪に付着したトナーをより確実に除去する。【解決手段】分離部清掃モードにおいて、まず、加熱ローラ51に内蔵されているヒーターに通電し、分離爪55に付いたトナー80を溶融させるために適した所定の温度に達するまで加熱ローラ51を空回転させる。次に、ソレノイド51を駆動して、分離爪55の先端を押し上げ、定着ベルト53から離間した状態とする。用紙22を給紙し、定着装置5内に搬入し、定着ベルト53と分離爪55との間に挟持された位置で停止させる。次に、ソレノイド51を駆動して分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させる。この状態で、ユーザが現像装置5から用紙22を下方に引き抜くことで分離爪55に堆積したトナー80が用紙22に付着して除去される。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、プリンタなどの画像形成装置においては、画像形成ユニットの感光体ドラムを一様に帯電させて初期化し、この感光体ドラムに光書込みによって潜像を形成し、この潜像をトナー像化(現像)して、そのトナー像を直接又は間接に被印刷媒体に転写して定着装置で定着させる。
図8は、従来の画像形成装置における定着装置の一部構成を示す模式図である。定着装置100は、加熱(定着)ローラ101、駆動ローラ102、ベルト103、加圧ローラ104、及び分離爪105を備えている。加熱ローラ101は、ベルト103を介して駆動ローラ102により矢印で示す方向に回転駆動される。加熱ローラ101は、ヒータ(ハロゲンヒータ)を内蔵しており、該ヒーターにより加熱されながら回転し、通過する用紙110上のトナー像111を加熱溶融する。加圧ローラ104は、加熱ローラ101に圧接されており、矢印で示す方向に従動回転する。分離爪105は、その先端近傍がベルト103の表面に付勢するように配設されている。
トナー像111が転写された用紙110は、加熱ローラ101と加圧ローラ104との間に矢印で示す方向から搬送され、加熱ローラ101により加熱されるとともに、加圧ローラ104により押圧される。トナー像111が定着された用紙110は、そのまま図示の上方に搬送される。分離爪105は、加熱ローラ101と加圧ローラ104との間を通過してきた用紙110が加熱ローラ101の回転に伴ってベルト103に巻き付きそうになるのを、その先端により強制的に引き剥がすことで用紙110のジャムを防止する巻込防止手段として作用する。
上述したように、分離爪105によって用紙110を強制的に引き剥がす際に、あるいは、定着ジャム(JAM)やコールドオフセット等が発生した際などに、加熱ローラ101側に付着している溶融トナーが分離爪105に付着・堆積する。該堆積したトナー112は、その後の印刷で用紙110に付着し、画像品質に影響を与えることがある。一般には、サービスマンが手動で分離爪105を清掃することになるが、高温の加熱ローラ101での火傷のおせれのため、あるいはベルト103を傷つけないようにするため、作業を慎重に行う必要がある。
そこで、分離爪105を加熱(定着)ローラから離間させる機構を備え、加熱ローラ101の駆動前に分離爪105を離間させて(振動でトナー112が落下)から、再び接触させ(振動と摺り作用でトナー112が掻き落とされる)、画像形成動作終了後、加熱ローラ101の停止前に分離爪105を離間させ、加熱ローラ101が停止してから再び接触させることにより、分離爪105と加熱ローラ101との間に溜まったトナー112を除去する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−225223号公報
しかしながら、上述した従来の現像装置のように、分離爪105の離間と接触とを繰り返すだけでは、十分にトナー112を除去できないという問題があった。
そこで本発明は、巻込防止手段に付着したトナーをより確実に除去することを目的とする。
この発明に係る画像形成装置は、定着部に搬送されてくる被搬送体に前記定着部に設けられた定着用回転体によりトナーを定着させる際に前記被搬送体が前記定着用回転体に巻き込まれることを防止するための巻込防止手段と、前記巻込防止手段または前記定着用回転体を移動させることにより、前記巻込防止手段を前記定着用回転体に近接させた第1の状態と前記第1の状態よりも前記巻込防止手段を前記定着用回転体から離間させた第2の状態とに切り替える駆動手段と、前記巻込防止手段に付着したトナーを除去させる第1動作モードの際は、前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に前記被搬送体が搬送されてくるように前記駆動手段により前記第2の状態にして前記定着部まで前記被搬送体を搬送制御するとともに、該被搬送体が前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に搬送されてきたタイミングに合わせて前記駆動手段により前記第2の状態から前記第1の状態に切り替え制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、巻込防止手段に付着したトナーをより確実に除去することができる。
本発明の実施形態による画像形成装置1の内部構成を示す断面図である。 本第1実施形態による定着装置5の構造を示す斜視図及び断面図である。 本第1実施形態による定着装置5の構造を示す斜視図及び断面図である。 本第1実施形態の画像形成装置1の定着装置5の制御系を示すブロック図である。 本第1実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するための概念図である。 本第2実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するためのフローチャートである。 従来の画像形成装置における定着装置の一部構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による画像形成装置1の内部構成を示す断面図である。図において、本第1実施形態の画像形成装置1は、中間転写ベルトにトナー画像を転写し、二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルトを介してトナー像を二次転写する中間転写方式となっている。しかしながら、本発明は、中間転写方式に限らず、例えば、用紙に直接トナー像を転写する直接転写方式など、他の転写方式にも適用できるものである。
画像形成装置1は、画像形成部2、両面印刷用搬送ユニット3、給紙部4、及び定着装置5で構成されている。画像形成部2は、4個の画像形成ユニット(現像装置)6(6−1、6−2、6−3、6−4)を多段式に並設した構成からなる。上記3個の画像形成ユニット6−1、6−2及び6−3は、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるカラー画像を形成する。上記3個の画像形成ユニット6−1、6−2、6−3に続く4番目の画像形成ユニット6−4は、ブラック(K)のモノクロ画像を形成する。これら4色のトナー画像は用紙に塗り重ねられてフルカラーの画像を形成する。
なお、画像形成ユニット6−4のトナーカートリッジ(ブラック(K))は、熱転写シートを製造する場合に、バインダトナーが収容されているトナーカートリッジ(バインダ(B))に交換可能になっている。
各画像形成ユニット6−1〜6−4は、現像ユニットに収容された現像剤の色や種類を除けば同じ構成である。したがって、以下、画像形成ユニット6−4を例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット6は、最下部に感光体ドラム7を備えている。この感光体ドラム7は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム7の周面に接して又は近傍を取り巻いて、クリーナ8、帯電ローラ9、光書込ヘッド10、及び現像器11の現像ローラ12が配置されている。
現像器11は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、Kで示すように、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備えている。
また、現像器11の下部には側面開口部に上述した現像ローラ12を備え、内部にはトナー撹拌部材、現像ローラ12にトナーを供給するトナー供給ローラ13、現像ローラ12上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。感光体ドラム7の帯電ローラ9と現像器11との間に位置する上面に近接して、本体装置側の光書込ヘッド10が配置されている。
また、感光体ドラム7の下面に近接して中間転写ベルト14が配設されている。そして、この中間転写ベルト14を間に挟んで一次転写ローラ15が感光体ドラム7の下面に向けて押圧されている。
中間転写ベルト14は、導電性カーボン又はイオン伝導物質を含有した樹脂製の導電性のシート状部材からなり、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルトである。中間転写ベルト14は、駆動ローラ16と従動ローラ17に掛け渡されて、駆動ローラ16により図の反時計回り方向に循環駆動され、図の矢印a、b、cで示す反時計回り方向に循環移動する。中間転写ベルト14には、表面に当接してベルトクリーナ20が配置されている。ベルトクリーナ20は、中間転写ベルト14上から廃トナーを除去する。
感光体ドラム7は、図の時計回り方向に回転する。そして先ず帯電ローラ9からの電荷付与により、感光体ドラム7の周面が一様に帯電して初期化される。次に、印字情報に基づく光書込ヘッド10からの光書き込みにより、感光体ドラム7の周面に静電潜像が形成される。
そして、この静電潜像は、現像ローラ12による現像処理によって、現像器11に収納したトナーによりトナー像化(現像)される。感光体ドラム7の周面に現像されたトナー像は、感光体ドラム7の回転に伴われて、一次転写ローラ15によって中間転写ベルト14のベルト面に一次転写される。中間転写ベルト14は、ベルト面に一次転写されたトナー像を、更に用紙22に転写(二次転写)すべく用紙22への転写位置まで搬送する。
ベルト位置制御機構18は、中間転写ベルト14を介して感光体ドラム7の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ15を備えている。ベルト位置制御機構18は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット6−1、6−2及び6−3に対応する3個の一次転写ローラ15を図示しない駆動軸の回転によるクランクとスライダ・カム機構で同期して3個同時に上下移動させる。そして、ベルト位置制御機構18は、ブラック(K)の画像形成ユニット6−4に対応する1個の一次転写ローラ15を上記3個の一次転写ローラ15の周期と同じ周期ではあるが異なるタイミングで上下移動させて中間転写ベルト14を感光体ドラム7から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構18は、中間転写ベルト14の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ15が中間転写ベルト14を介して感光体ドラム7に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット6−4に対応する一次転写ローラ15のみが中間転写ベルト14を介して感光体ドラム7に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ15が感光体ドラム7から離れる)に切換える。
給紙部4は、上下2段に配置された2個の給紙カセット21を備えている。給紙部4の給紙カセット21のいずれか一方、あるいは双方には多枚数のカット紙状の用紙22が収容されている。なお、熱転写プリントシートを製造する場合には、用紙22に代えて剥離性シート19を給紙カセット21にセットする。2個の給紙カセット21の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ23、給送ローラ24、捌きローラ25、待機搬送ローラ対26が配置されている。
用紙22は、用紙取出ローラ23の回転によって、一枚毎に給紙カセット21から搬出され、給送ローラ24及び捌きローラ25を通って待機搬送ローラ対26に給送される。あるいは、用紙22の厚さやサイズが特異な場合には、用紙22は、開成された装着部27に装着されたMPF(Multi Paper Feeder)トレイ28上から給紙ローラ29を介して待機搬送ローラ対26に給送される。
待機搬送ローラ対26の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、中間転写ベルト14を介して従動ローラ17に圧接する二次転写ローラ30が配設されている。これら中間転写ベルト14、従動ローラ17及び二次転写ローラ30により、用紙22への二次転写部が形成されている。
この二次転写部の下流(図では上方)側には、ベルト式熱定着ユニットからなる定着装置5が配置されている。定着装置5は、ベルト式熱定着装置で、用紙22に転写されたトナー像を定着させる。なお、定着装置5の詳細については後述する。定着装置5の更に下流側には、定着後の用紙22を定着装置5から搬出する搬出ローラ対31、搬出される用紙22を装置上面に形成されている排紙トレイ32に排紙する排紙ローラ対33が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット3は、搬出ローラ対31と排紙ローラ対33との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した返送路を備えている。この返送路は、開始返送路34a、下方に曲がる中間返送路34b、左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路34c、及びこれら返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対35a、35b、35c、35dを備えている。上記終端返送路34cの出口は、給紙部4の下方の給紙カセット21に対応する待機搬送ローラ対26への搬送路に連絡している。また、両面印刷用搬送ユニット3は、下方に設けられた支点中心に右横方向へ大きく開口可能に構成され、通紙経路上で起こったジャム処理を行なったり、後述する分離部清掃動作で停止中のクリーニングに用いた用紙を取り出すことができる。
図2(a)、(b)、及び図3(a)、(b)は、本第1実施形態による定着装置5の構造を示す斜視図及び断面図である。定着装置5は、加熱(定着)ローラ51、駆動ローラ52、定着ベルト53、加圧ローラ54、分離爪55、ソレノイド57、センサレバー59、及びフォトインタラプタ60を備えている。加熱ローラ51は、定着ベルト53を介して駆動ローラ52により回転駆動される。加熱ローラ51は、ヒータ(ハロゲンヒータ)を内蔵しており、該ヒーターにより加熱されながら回転し、通過する用紙22上のトナー像を加熱溶融する。加圧ローラ54は、加熱ローラ51に圧接されており、従動回転する。なお、加圧ローラ54は不図示の機構により圧着解除可能に構成される。
分離爪55は、加熱ローラ51と加圧ローラ54との間を通過してきた用紙22が加熱ローラ51の回転に伴って定着ベルト53に巻き付きそうになるのを、その先端により強制的に引き剥がすことで用紙22のジャムを防止する巻込防止手段として作用する。本第1実施形態において、分離爪55には、その先端部の側面側にバー56が設けられている。該バー56は、ソレノイド57の上下駆動する可動軸58によって上下に駆動可能となっている。
分離爪55は、バー56の上下運動に対して、バー56が設けられている先端部とは反対側を回転軸として回転するようになっている。すなわち、分離爪55は、ソレノイド57の可動軸58の上下運動に連動して、その先端部を定着ベルト53の表面に当接又は近接させたり(閉じる;図2(a)、(b))、その先端部を定着ベルト53の表面から離間させたり(開く;図3(a)、(b))するように作動する。より具体的には、通常、用紙22にトナーを定着させる動作時には、用紙22が定着ベルト53に巻き込まれないようにソレノイド57の可動軸58により、分離爪55の先端部を定着ベルト53の表面に当接又は近接させる。そして、分離爪55に堆積したトナーを取り除く、後述する分離部清掃動作には、用紙22を定着ベルト53と分離爪55との間に潜り込ませるためにソレノイド57の可動軸58により、分離爪55の先端部を定着ベルト53の表面から離間させる。
分離爪55は、図2(a)、(b)に示すように、閉じた状態では、それ自体と定着ベルト53との間に用紙22がない場合には、その先端部で定着ベルト53の表面を付勢する。これに対して、分離爪55は、それ自体と定着ベルト53との間に用紙22がある場合には、その先端部が用紙22等の被搬送体に当接するため、定着ベルト53の表面に近接することになる。
なお、本第1実施形態では、定着装置5としてベルト式熱定着装置を用いたので、分離爪55は、加熱ローラ51ではなく、定着ベルト53の表面に圧接又は近接するが、直接、加熱ローラ51を回転駆動させる場合には、分離爪55は、加熱ローラ51の表面に圧接又は近接するように配設される。
加熱ローラ51と加圧ローラ54の上部には、センサレバー59が配設されている。該センサレバー59は、加熱ローラ51と加圧ローラ54の間を通過してくる用紙22の先端部が当接する位置(略中央)に突出部59aを備え、フォトインタラプタ60側の端部に突出部59bを備えている。センサレバー59は、用紙22が通過していない状況では、突出部59a、59bが略水平方向に向くように設置されている。突出部59aは、加熱ローラ51と加圧ローラ54の間を通過してくる、トナーが定着された用紙22の先端部によって押し上げられる。
センサレバー59は、突出部59aが用紙22によって押し上げられることにより反時計回りに回転し、その端部に設けられている突出部59bも反時計回りに回転する。突出部59bは、用紙22が通過していない状況では、略水平方向に向いているが、用紙22によってセンサレバー59が回転することでフォトインタラプタ60の発光部からの光を遮光する。フォトインタラプタ60は、用紙22が通過していない状況では、突出部59bによって遮光されていないが、トナーが定着された用紙22が通過してきた状況では、突出部59bによって遮光される。後述する制御部70は、フォトインタラプタ60が遮光されたことを契機に用紙22が通過したと判定する。
図4は、本第1実施形態の画像形成装置1の定着装置5の制御系の構成を示すブロック図である。制御部70は、分離爪55に付着したトナーを取り除くための分離部清掃モードが指示されると、ソレノイド駆動部71、ローラ駆動部72、ヒーター制御部73、及び搬送ローラ駆動部74の動作を制御する。ソレノイド駆動部71は、制御部70による制御に従って、所定のタイミングで、ソレノイド57を駆動する。ローラ駆動部72は、制御部70による制御に従って、所定のタイミングで、加熱ローラ51、及び加圧ローラ54を駆動する。
また、ヒーター制御部73は、制御部70による制御に従って、加熱ローラ51に内蔵されているヒーターの通電、切断を制御する。搬送ローラ駆動部74は、制御部70による制御に従って、分離爪55に付着したトナーを取り除くための用紙22を搬送するために、上述した搬送経路に配置された各種ローラ(用紙取出ローラ23、給送ローラ24、捌きローラ25、待機搬送ローラ対26、二次転写ローラ30、給紙ローラ29、返送ローラ対35d、搬出ローラ対31、排紙ローラ対33など)を駆動する。
図5は、本第1実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するためのフローチャートである。また、図6(a)、(b)、(c)、(d)は、本第1実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するための概念図である。画像形成装置1では、オペレーションパネルから「分離部清掃モード」が選択されたか否かを判断し(ステップS10)、「分離部清掃モード」が選択されない場合には(ステップS10のNO)、当該ステップS10を繰り返すか、図示しない所定の処理へ進む。所定の印刷枚数に達した場合や、定着ジャム(JAM)やコールドオフセット等が発生した場合など、ユーザは、画像形成装置1を印刷可能な状態に復帰させた後、オペレーションパネルから「分離部清掃モード」を選択する。なお、画像形成装置1が所定の印刷枚数に達した場合や、定着ジャム(JAM)やコールドオフセット等が発生した場合などに、画像形成装置1を印刷可能な状態に復帰させた後にオペレーションパネルにメッセージを表示するなどして、「分離部清掃モード」の実行を指示するように催促してもよい。
そして、「分離部清掃モード」が選択された場合には(ステップS10のYES)、制御部70は、加熱ローラ51に内蔵されているヒータ(ハロゲンヒータ)に通電し(ステップS12)、分離爪55に付いたトナー80を溶融させるために適した所定の温度に達するまで加熱ローラ51を空回転させる(ステップS14)。より具体的には、このときの加熱ローラ51(定着ベルト53)の温度は、トナー80が充分に溶融するように、用紙22にトナーを定着させる通常動作時に比べ、高くなるように温度制御する。言い換えると、トナー80を除去する動作のときよりも、トナーを定着させる通常動作のときの方が、加熱ローラ51(定着ベルト53)の温度が低くなるように温度制御する。そして、所定の温度になると(又は所定の時間が経過すると)、図6(a)に示すように、ソレノイド57を駆動して可動軸58を押し上げることによって、分離爪55の先端を押し上げ、定着ベルト53から離間した状態とする(ステップS16)。
次に、制御部70は、給紙カセット21又はMPFトレイ28から白紙の用紙22を給紙し(ステップS18)、定着装置5内に搬入し、定着装置5の上流側に配置された不図示の用紙進入センサの信号がアクティブになってから所定の時間後、用紙22の搬送を停止する(ステップS20)。なお、白紙の用紙22以外にも、トナーを取り除くためのクリーニング専用の部材(被搬送体)であってもよい。このとき、分離爪55が定着ベルト53から離間しているため、用紙22は、定着装置5から排紙されずに、図6(b)に示すように、分離爪55と定着ベルト53の間に潜りこむような状態となる。上述したように、定着装置5の上流側に配置された不図示の用紙進入センサの信号がアクティブになってから所定の時間後、搬送を停止させることで、用紙22は、図6(b)に示すように、定着ベルト53(加熱ローラ51)と分離爪55との間に挟持された位置で停止することになる。言い換えると、用紙22の停止位置は、定着装置5の上流側に配置された不図示の用紙進入センサの信号に基づいて制御する。
次に、制御部70は、図6(c)に示すように、ソレノイド57を駆動して可動軸58を下降させることによって、分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させる(ステップS22)。このとき、分離爪55と用紙22との接触を確実にするために、分離爪55の接触圧を通常印字よりも高くするようにしてもよい。あるいは、分離爪55に堆積したトナーを用紙22により確実に付着させるために、分離爪55と用紙22との接触圧を変動(高圧→低圧→高圧→低圧→・・・)させてもよい。このようにして、熱せられて溶融したトナー80は、分離爪55から離脱して用紙22に付着する。
次に、制御部70は、図6(c)に示すように、加圧ローラ54を矢印方向に移動し、加圧ローラ54と定着ベルト53(加熱ローラ51)とを離間状態にし(ステップS24)、オペレーションパネルに「右側面部を開いて用紙を引き抜いて下さい。」などのメッセージを表示し、ユーザに用紙22を下方向に引き抜くよう催促する(ステップS26)。ユーザは、オペレーションパネルに表示されたメッセージ「右側面部を開いて用紙を引き抜いて下さい。」を確認すると、図6(d)に示すように、両面印刷用搬送ユニット3部を開口して、定着装置5から用紙22を下方に引き抜く作業を行う。このとき、用紙22は分離爪55を擦りながら引き抜かれる。このため、分離爪55に堆積したトナー80は、用紙22にこそぎ落されるとともに用紙22に付着して除去されることになる。
制御部70は、先述の不図示の用紙進入センサの信号に基づいて用紙22が引き抜かれたか否かを判断する(ステップS28)。そして、制御部70は、用紙22が引き抜かれるまで待機し(ステップS28のNO)、用紙22が引き抜かれると(ステップS28のYES)、加圧ローラ54を元の位置に戻し、加圧ローラ54と定着ベルト53(加熱ローラ51)とを接触状態にする(ステップS30)。そして、制御部70は、オペレーションパネルに「分離部清掃が終了しました。右側面部を閉じてください。」などのメッセージを表示し、ユーザに分離部清掃モードが終了したことを通知する(ステップS32)。
上述した第1実施形態によれば、分離部清掃モードにおいて、まず、ソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を押し上げ、定着ベルト53から離間した状態とし、用紙22を定着装置5内に搬入し、定着ベルト53と分離爪55との間に挟持された位置で停止させ、ソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させ、この状態で、定着装置5から下方に引き抜かれる用紙22によって分離爪55に堆積したトナー80をこそぎ落すようにしたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に除去することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、ユーザが手作業により用紙22を引き抜くことで分離爪55に堆積したトナー80を除去するようにした。これに対して、本第2実施形態では、分離爪55に堆積したトナー80が付着した用紙22を自動的に排紙することを特徴とする。なお、定着装置5を含む画像形成装置1の全体構成や、制御系の構成は第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
図7は、本第2実施形態による定着装置5の動作(分離部清掃動作)を説明するためのフローチャートである。画像形成装置1では、オペレーションパネルから「分離部清掃モード」が選択されたか否かを判断し(ステップS40)、「分離部清掃モード」が選択されない場合には(ステップS40のNO)、当該ステップS40を繰り返すか、図示しない所定の処理へ進む。所定の印刷枚数に達した場合や、定着ジャム(JAM)やコールドオフセット等が発生した場合など、ユーザは、オペレーションパネルから「分離部清掃モード」を選択する。なお、画像形成装置1が所定の印刷枚数に達した場合や、定着ジャム(JAM)やコールドオフセット等が発生した場合などに、オペレーションパネルにメッセージを表示するなどして、「分離部清掃モード」の実行を指示するように催促してもよい。
そして、「分離部清掃モード」が選択された場合には(ステップS40のYES)、制御部70は、加熱ローラ51に内蔵されているヒータ(ハロゲンヒータ)に通電し(ステップS42)、分離爪55に付いたトナー80を溶融させるために適した所定の温度に達するまで加熱ローラ51を空回転させる(ステップS44)。このとき、第1実施形態と同様に、加熱ローラ51(定着ベルト53)の温度は、用紙22にトナーを定着させる通常動作時に比べ、高くなるように温度制御する。そして、所定の温度になると(又は所定の時間が経過すると)、ソレノイド57を駆動して可動軸58を押し上げることによって、分離爪55の先端を押し上げ、加熱ローラ51から離間した状態とする(ステップS46)。
次に、制御部70は、給紙カセット21又はMPFトレイ28から白紙の用紙22を給紙し(ステップS48)、定着装置5内に搬入し、定着装置5の上流側に配置された不図示の用紙進入センサの信号がアクティブになってから所定の時間後、用紙22の搬送を停止する(ステップS50)。このとき、分離爪55が定着ベルト53から離間しているため、用紙22は、定着装置5から排紙されずに、分離爪55と定着ベルト53の間に潜りこむような状態となる。
次に、制御部70は、ソレノイド57を駆動して可動軸58を下降させることによって、分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させる(ステップS52)。このとき、第1実施形態と同様に、分離爪55と用紙22との接触を確実にするために、分離爪55の接触圧を通常印字よりも高くしたり、分離爪55に堆積したトナーを用紙22により確実に付着させるために、分離爪55と用紙22との接触圧を周期的に変動(高圧→低圧→高圧→低圧→・・・)したりしてもよい。このようにして、熱せられて溶融したトナー80は、分離爪55から離脱して用紙22に付着する。
次に、制御部70は、用紙22を加熱ローラ51と加圧ローラ54で挟持した状態で、所定の時間(用紙22が定着ベルト53と分離爪55との挟持状態から外れるまで)、駆動ローラ52と定着ベルト53によって加熱ローラ51を逆回転させる(ステップS54)。これにより、用紙22は、強制的に下方に搬送される。このとき、用紙22が分離爪55を擦りながら引き抜かれるので、分離爪55に堆積したトナー80は、用紙22にこそぎ落されるとともに用紙22に付着して除去されることになる。なお、分離爪55の圧力変動は用紙22が分離爪55から外れる前に通常圧に戻すことが望ましい。
次に、制御部70は、加熱ローラ51に内蔵されているヒータ(ハロゲンヒータ)を切断し(ステップS56)、所定の時間(用紙に付着したトナーが分離爪55に再付着しない温度になるまで)、その状態で待機する(ステップS58)。そして、所定の時間(用紙に付着したトナーが分離爪55に再付着しない温度になるまで)待機すると、再度、駆動ローラ52と定着ベルト53によって加熱ローラ51等を正回転させ、用紙22を順方向に搬送して最終的に排紙トレイ32に排紙する(ステップS60)。そして、制御部70は、オペレーションパネルに「分離部清掃が終了しました。」などのメッセージを表示し、ユーザに分離部清掃モードが終了したことを通知する(ステップS62)。
上述した第2実施形態によれば、分離部清掃モードにおいて、まず、ソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を押し上げ、定着ベルト53から離間した状態とし、用紙22を定着装置5内に搬入し、定着ベルト53と分離爪55との間に挟持された位置で停止させ、ソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させ、この状態で、用紙22が定着ベルト53と分離爪55との挟持状態から外れるまで、定着ベルト53を逆回転させて用紙22を給紙方向と逆方向に搬送し、再度、定着ベルト53を正回転させて用紙22を排紙するようにしたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に除去することができるとともに、ユーザの作業を軽減することができる。
なお、白紙の用紙22にトナーを付着させて除去したが、これに限らず、トナーを取り除くための樹脂コートをしたクリーニング専用の部材(被搬送体)であってもよい。この場合、画像形成装置1は、ユーザによって分離部清掃モードの実行が指示されると、給紙カセット21又はMPFトレイ28に上記樹脂コート紙をセットすることを促すメッセージをオペレーションパネルに表示する。そして、画像形成装置1は、樹脂コート紙がセットされたことがオペレーションパネルから指示されると(所定のアイコンのタッチ操作など)、一連の分離部清掃動作を実行する。
また、上述した第2実施形態によれば、用紙22が定着ベルト53と分離爪55との挟持状態から外れるまで、定着ベルト53を逆回転させて用紙22を給紙方向と逆方向に搬送した後、用紙22に付着したトナー80が分離爪55に再付着しない温度になるよう加熱ローラ51の温度を制御するようにしたので、用紙22に付着したトナーが分離爪55に再付着することなく、用紙22を排紙することができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、ソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させる前に、分離爪55に付着しているトナー80が溶融する温度になるよう加熱ローラ51の温度を制御するようにしたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に用紙22に付着させることができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、再びソレノイド57を駆動して分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させた後、定着ベルト53(加熱ローラ51)と加圧ローラ54とを離間させるようにしたので、トナーが付着した用紙22を手作業によって容易に引き抜くことができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させたとき、分離爪55と用紙22との接触圧を通常印字のときよりも高くするようにしたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に用紙22に付着させることができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、分離爪55の先端を閉じて用紙22に接触させたとき、分離爪55と用紙22との接触圧を周期的に変動(高圧→低圧→高圧→低圧→・・・)させるようにしたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に用紙22に付着させることができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、用紙22をトナーが付着しやすい樹脂コート紙としたので、分離爪55に堆積したトナー80をより確実に用紙22に付着させることができる。
また、上述した第1、第2実施形態によれば、分離爪55によって加熱ローラ51に振動を加えることがないので、分離爪55又は加熱ローラ51の耐久性が低下してしまうことがない。
なお、上述した第1、第2実施形態では、通常の用紙22にトナーを付着させて除去したが、これに限らず、トナーが付着しやすい樹脂コート紙を用いてもよい。この場合、画像形成装置1は、ユーザによって分離部清掃モードの実行が指示されると、給紙カセット21又はMPFトレイ28に上記樹脂コート紙をセットすることを促すメッセージをオペレーションパネルに表示する。そして、画像形成装置1は、樹脂コート紙がセットされたことがオペレーションパネルから指示されると(所定のアイコンのタッチ操作など)、一連の分離部清掃モード動作に移行する。
また、上述した第1、第2実施形態では、分離爪55をソレノイド57の可動軸58の上下運動に連動させて、分離爪55の先端部を定着ベルト53の表面に当接又は近接させたり、その先端部を定着ベルト53の表面から離間させたりするように作動させたが、定着ベルト53(又は加熱ローラ51)を分離爪55に対して当接又は近接させたり、離間させたりするようにしてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、定着部に搬送されてくる被搬送体に前記定着部に設けられた定着用回転体によりトナーを定着させる際に前記被搬送体が前記定着用回転体に巻き込まれることを防止するための巻込防止手段と、前記巻込防止手段または前記定着用回転体を移動させることにより、前記巻込防止手段を前記定着用回転体に近接させた第1の状態と前記第1の状態よりも前記巻込防止手段を前記定着用回転体から離間させた第2の状態とに切り替える駆動手段と、前記巻込防止手段に付着したトナーを除去させる第1動作モードの際は、前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に前記被搬送体が搬送されてくるように前記駆動手段により前記第2の状態にして前記定着部まで前記被搬送体を搬送制御するとともに、該被搬送体が前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に搬送されてきたタイミングに合わせて前記駆動手段により前記第2の状態から前記第1の状態に切り替え制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記制御手段は、前記タイミングに合わせて前記被搬送体の搬送を停止することを特徴とする付記1に記載の画像形成装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記制御手段は、前記被搬送体にトナーを定着させる第2動作モードの際は、前記被搬送体が前記定着用回転体に巻き込まれないように前記駆動手段により前記第1の状態にして前記被搬送体を搬送制御することを特徴とする付記1または2に記載の画像形成装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2動作モードのときよりも前記第1動作モードのときの方が前記定着用回転体の温度が高くなるように温度制御することを特徴とする付記3に記載の画像形成装置である。
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 両面印刷用搬送ユニット
4 給紙部
5 定着装置
6(6−1、6−2、6−3、6−4) 画像形成ユニット
7 感光体ドラム
8 クリーナ
9 帯電ローラ
10 光書込ヘッド
11 現像器
12 現像ローラ
13 トナー供給ローラ
14 中間転写ベルト
15 一次転写ローラ
16 駆動ローラ
17 従動ローラ
18 ベルト位置制御機構
19 剥離性シート
20 ベルトクリーナ
21 給紙カセット
22 用紙(被印刷媒体)
23 用紙取出ローラ
24 給送ローラ
25 捌きローラ
26 待機搬送ローラ対
27 装着部
28 MPF(Multi Paper Feeder)トレイ
29 給紙ローラ
30 二次転写ローラ
31 搬出ローラ対
32 排紙トレイ
33 排紙ローラ対
34a 開始返送路
34b 中間返送路
34c 終端返送路
35a、35b、35c、35d 返送ローラ対
51 加熱(定着)ローラ
52 駆動ローラ
53 定着ベルト
54 加圧ローラ
55 分離爪
56 バー
57 ソレノイド
58 可動軸
59 センサレバー
59a、59b 突出部
60 フォトインタラプタ
70 制御部
71 ソレノイド駆動部
72 ローラ駆動部
73 ヒーター制御部
74 搬送ローラ駆動部
80 トナー

Claims (4)

  1. 定着部に搬送されてくる被搬送体に前記定着部に設けられた定着用回転体によりトナーを定着させる際に前記被搬送体が前記定着用回転体に巻き込まれることを防止するための巻込防止手段と、
    前記巻込防止手段または前記定着用回転体を移動させることにより、前記巻込防止手段を前記定着用回転体に近接させた第1の状態と前記第1の状態よりも前記巻込防止手段を前記定着用回転体から離間させた第2の状態とに切り替える駆動手段と、
    前記巻込防止手段に付着したトナーを除去させる第1動作モードの際は、前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に前記被搬送体が搬送されてくるように前記駆動手段により前記第2の状態にして前記定着部まで前記被搬送体を搬送制御するとともに、該被搬送体が前記巻込防止手段と前記定着用回転体との間に搬送されてきたタイミングに合わせて前記駆動手段により前記第2の状態から前記第1の状態に切り替え制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記タイミングに合わせて前記被搬送体の搬送を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記被搬送体にトナーを定着させる第2動作モードの際は、前記被搬送体が前記定着用回転体に巻き込まれないように前記駆動手段により前記第1の状態にして前記被搬送体を搬送制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2動作モードのときよりも前記第1動作モードのときの方が前記定着用回転体の温度が高くなるように温度制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。

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