JP2013138297A - 電子機器システム、及び、電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線機器を利用する場合における利便性を向上可能な電子機器システムを提供する。
【解決手段】電子機器システム2は、制御部21を有する本体部11と、本体部11に着脱可能に設けられる第1の無線部19と、第1の無線部19と無線通信を行う第2の無線部20と、第2の無線部20が受信した情報に従って動作する動作部16、17と、を備える。制御部21は、本体部11に第1の無線部19が取り付けられた場合に、第1の無線部19を自動検出するとともに、動作部16、17を動作可能とする設定を自動的に行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器システム及び電子機器に関する。
従来、例えばケーブル接続の煩雑さを解消する等の目的で、電子機器、或いは、電子機器システムに、無線機器が利用されている(例えば特許文献1〜3参照)。無線機器が利用される電子機器システムの一例として、オーディオシステム(音響機器システム)が挙げられる。例えばホームシアターを構築する場合に、ワイヤレススピーカーと、無線機器とを利用したオーディオシステムが使用されることがある。
特開2002−354063号公報 特開2005−124106号公報 特許第4411551号公報
ところで、例えばホームシアターを構築する場合に、ユーザによってはオーディオシステムにおける無線機能は不要であると考える者もいる。このようなこと等を念頭においた場合、例えばオーディオシステムにおける無線機器の利用は、オプションとして設定されると便利に思われる。
しかしながら、ユーザの利便性を考えて、無線機器が本体部(システムの制御を行う制御部が内蔵される電子機器)に着脱される構成が採用される場合、無線機器が装着された際に必要となる設定操作の煩わしさ等が生じることが懸念される。
そこで、本発明の目的は、無線機器を利用する場合における利便性を向上可能な電子機器システム及び電子機器を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の電子機器システムは、制御部を有する本体部と、前記本体部に着脱可能に設けられる第1の無線部と、前記第1の無線部と無線通信を行う第2の無線部と、前記第2の無線部が受信した情報に従って動作する動作部と、を備える電子機器システムであって、前記制御部は、前記本体部に前記第1の無線部が取り付けられた場合に、前記第1の無線部を自動検出するとともに、前記動作部を動作可能とする設定を自動的に行う構成(第1の構成)となっている。
本構成によれば、ユーザは、無線通信を利用して動作させる動作部をシステムに導入する際に、煩わしい設定作業を回避可能である。すなわち、本構成によれば、利便性に優れる電子機器システムの提供が可能である。
上記第1の構成の電子機器システムにおいて、前記設定には、前記第1の無線部と前記第2の無線部との間の通信に関わる設定と、前記動作部の動作条件に関わる設定と、が含まれる構成(第2の構成)であるのが好ましい。
上記第1又は第2の構成の電子機器システムにおいて、前記動作部は音声出力部である構成(第3の構成)であっても構わない。本構成によれば、利便性に優れるオーディオシステムやホームシアターシステム等を提供可能である。
上記第3の構成の電子機器システムにおいて、前記本体部には、前記音声出力部とは別の音声出力部が少なくとも一つ有線接続されている構成(第4の構成)であってもよい。本構成によれば、マルチチャンネル対応のオーディオシステムを提供し易い。
上記第4の構成の電子機器システムにおいて、前記制御部は、前記第1の無線部が自動検出された場合に、前記本体部に有線接続される音声出力部に関わる設定条件の変更を行う構成(第5の構成)であってもよい。本構成によれば、更なる利便性の向上が期待できる。
上記目的を達成するために本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体に内蔵される制御部と、前記筐体の外面側に設けられて、無線モジュールを取り付けるための取付部と、を備える電子機器であって、前記制御部は、前記取付部に前記無線モジュールが取り付けられた場合に、前記無線モジュールを自動検出するとともに、前記無線モジュールから情報を送信する際に必要となる設定を自動的に行う構成(第6の構成)になっている。
本構成によれば、ユーザは、電子機器に無線機能を導入するにあたって、煩わしい設定作業を回避可能である。すなわち、本構成によれば、利便性に優れる電子機器の提供が可能である。
上記第6の構成の電子機器において、前記設定には、前記無線モジュールから送信される情報に従って動作する動作部の動作条件に関わる設定が含まれる構成(第7の構成)であるのが好ましい。
上記第7の構成の電子機器において、前記動作部は音声出力部であり、前記設定には、音声出力に関わる条件設定が含まれる構成(第8の構成)であってもよい。
本発明によれば、無線機器を利用する場合における利便性を向上可能な電子機器システム及び電子機器を提供可能である。
本実施形態に係るホームシアターセットの構成を示す概略図 本実施形態に係るホームシアターセットが備えるセット本体を裏面から見た場合の概略平面図 本実施形態に係るホームシアターセットが備える第1の無線モジュールの構成を示す概略斜視図 本実施形態に係るホームシアターセットが備えるセット本体に、第1の無線モジュールが取り付けられた状態を示す概略側面図 本実施形態のホームシアターセットが備えるオーディオシステム(音響機器システム)の構成を示す概略図 本実施形態のオーディオシステムにおいて実行される、第1の無線モジュールの自動検出処理、及び、それに続く自動設定処理の手順を示すフローチャート 本実施形態に係るホームシアターセットの変形例を示す概略図
以下、本発明の電子機器システム及び電子機器の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、本発明の電子機器システムがホームシアターセット(映像音響装置)に適用される場合を例に説明する。本発明の電子機器システムは、ホームシアターセットに含まれるオーディオシステム(音響機器システム)に具現化されている。
図1は、本実施形態に係るホームシアターセット1の構成を示す概略図である。図1に示すように、ホームシアターセット1は、セット本体11(映像音声再生装置;本発明の本体部及び電子機器の一例)を備える。セット本体11は、光ディスクに記録された情報を再生可能に設けられる。光ディスクとしては、例えばブルーレイディスク(BD)やデジタル多用途ディスク(DVD)等が挙げられる。
セット本体11で光ディスクから取り出された映像信号は、例えば液晶ディスプレイ等のモニター(表示部)12に出力される。また、セット本体11で光ディスクから取り出された音声信号は、音声出力部13〜18に出力される。なお、映像及び音声の信号源は、光ディスクに限定される趣旨ではない。例えばセット本体11がテレビチューナを備える場合には、このテレビチューナが映像及び音声の信号源になる。
ホームシアターセット1が備えるオーディオシステムは、5.1チャンネル(5.1ch)のマルチチャンネル対応になっている。すなわち、ホームシアターセット1は、センタースピーカー13と、フロント左スピーカー14と、フロント右スピーカー15と、リア左スピーカー16と、リア右スピーカー17と、サブウーファー18と、を備えた構成になっている。
センタースピーカー13は、視聴者の前方に配置される。フロント左スピーカー14は、視聴者の前方左側に設置される。フロント右スピーカー15は、視聴者の前方右側に配置される。リア左スピーカー16は、視聴者の後方左側に配置される。リア右スピーカー17は、視聴者の後方右側に配置される。サブウーファー18は、効果音としての低温成分を再現する。
図2は、本実施形態に係るホームシアターセット1が備えるセット本体11を裏面から見た場合の概略平面図である。セット本体11は、略直方体形状の筐体111を有する。なお、この筐体111内に、光ディスクの再生を行うために必要となるドライブ装置、映像に関する処理を行う映像処理部、音声に関する処理を行う音声処理部、セット本体11で行われる全体の制御を行うコントローラとしての機能を有するメインLSI等が内蔵される(いずれも不図示)。また、筐体111の前面には、電源スイッチ、時刻や再生状態等を案内する表示部、光ディスクを筐体内に挿入するための挿入部等が設けられている(いずれも不図示)。
図2に示すように、セット本体11を構成する筐体111の裏面111aには、セット本体11とスピーカーとをケーブル接続するための複数のジャック112〜117が設けられている。複数のジャック112〜117は、それぞれ、センタースピーカー用ジャック112、フロント左スピーカー用ジャック113、フロント右スピーカー用ジャック114、リア左スピーカー用ジャック115、リア右スピーカー用ジャック116、サブウーファー用ジャック117となっている。
また、筐体111の裏面111aには、第1の無線モジュール19(図1参照)が挿し込まれる無線モジュール用コネクタ部118(本発明の取付部の一例)が設けられている。図3は、本実施形態に係るホームシアターセット1が備える第1の無線モジュール19の構成を示す概略斜視図である。
図3に示すように、第1の無線モジュール19は、略直方体形状に設けられる本体部191から突出する端子部192を有する。この端子部192が無線モジュール用コネクタ部118に挿し込まれることにより、第1の無線モジュール19はセット本体11の筐体111に取り付けられる。この取り付けにより、セット本体11と第1の無線モジュール19との電気的な接続が確立される。図4は、セット本体11を側面から見た概略平面図で、セット本体11(筐体111)に第1の無線モジュール19が取り付けられた状態を示す。
第1の無線モジュール19は、セット本体11から入力される音声情報を無線送信する機能を有する。第1の無線モジュール19から無線送信された音声情報は、第2の無線モジュール20によって受信される。第2の無線モジュール20によって受信された音声情報は、第2の無線モジュール20と電気的に接続されるワイヤレススピーカー(リア用スピーカー16、17)に出力される。
なお、第1の無線モジュール19と第2の無線モジュール20とはペアリング機能を備える。第1の無線モジュール19と第2の無線モジュール20とは、ペアリングによって両者間の通信路が確立されている場合に無線通信を行う。
ところで、ホームシアターセット1においては、セット本体11に複数のジャック112〜117が設けられており、スピーカー13〜18の全てをセット本体11にケーブル接続することが可能である。ただし、リア左スピーカー16及びリア右スピーカー17は、通常、セット本体11からかなり離れた位置に配置される。このために、例えばケーブル接続の煩雑さを解消する目的で、リア用スピーカー16、17は、セット本体11にケーブル接続しないワイヤレススピーカーとするのが好ましい場合がある。
そこで、ホームシアターセット1では、無線モジュール19、20を利用するワイヤレススピーカーをオプションとして準備し、ユーザが、ワイレススピーカーを使用するか否かを選択できるようにしている。図1は、このオプションが適用された場合の構成を示している。すなわち、リア左スピーカー16及びリア右スピーカー17はワイヤレススピーカーとなっており、その他のスピーカー13〜15、18は、セット本体11にケーブル接続される構成になっている。
その他、本実施形態のように、無線モジュール19、20を利用するワイヤレススピーカーがオプションとして準備されると、例えば5.1chからの7.1chへのグレードアップ等の変更も行い易く便利である。
ただし、本実施形態のように、第1の無線モジュール19がセット本体11に対して挿抜可能(着脱可能)である場合、次のような点が懸念される。第1の無線モジュール19がコネクタ部118に挿抜される度に、GUI(Graphical User Interface)等を使用してスピーカーに関わる再設定をしたり、セット本体11の再起動を行ったりすることを、ユーザが要求されてしまう。また、ホームシアターセット1の生産工程では、ワイレススピーカーに関する評価を行う必要がある。このために、セット本体11に対する無線モジュール19の挿抜は必須の作業であり、上述した再設定等の手作業が必要であると、作業効率が低下しかねない。
本実施形態のホームシアターセット1に含まれるオーディオシステムは、上述の懸念事項を解消するための工夫が取り入れられている。以下、これについて説明する。
図5は、本実施形態のホームシアターセット1が備えるオーディオシステム(音響機器システム)2の構成を示す概略図である。図5は、第1の無線モジュール19がセット本体11に取り付けられた状態を示している。メインLSI21、音声処理部22、及び、リセット回路部23は、セット本体11内に設けられる。
メインLSI21は、全体を制御するコントローラとしての機能を有する。信号源(例えば光ディスク)から取り出された音声信号(例えば図示しないデコーダで取得される信号)が入力される音声処理部22は、例えばオーディオDSP(Digital Signal Processor)からなる。音声処理部22は、入力された音声信号に対して所定の音声信号処理を行う。音声処理部22は、各スピーカー13〜18に対応した音声信号を、各スピーカー13〜18に向けて出力する。
なお、センタースピーカー13、フロント左スピーカー14、フロント右スピーカー15、及びサブウーファー18への音声出力は、セット本体11に接続されるケーブルを介して行われる。また、リア左スピーカー16及びリア右スピーカー17への音声出力は、無線モジュール19、20を介して行われる。
リセット回路部23は、セット本体11の取付部118に第1の無線モジュール19が取り付けられたことを検出可能とする回路である。リセット回路部23は、セット本体11側に設けられるリセットポートの状態を監視する。例えば、リセット回路部23は、第1の無線モジュール19が取付部118に取り付けられていない場合には、出力「High」を検出する。一方、リセット回路部23は、第1の無線モジュール19が取付部118に取り付けられた場合には、出力「Low」を検出する。
メインLSI21は、リセット回路部23からの信号に応じて第1の無線モジュール19の有無を自動検出し、第1の無線モジュール19を検出した場合には、リア用スピーカー16、17から音声出力するための設定を自動的に行う。この動作について、図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、本実施形態のオーディオシステム2において実行される、第1の無線モジュール19の自動検出処理、及び、それに続く自動設定処理の手順を示すフローチャートである。
ホームシアターセット1の電源投入が行われることにより、図6に示すフローが開始される。なお、ホームシアターセット1の電源投入には、セット本体11の電源投入の他、ホームシアターセット1を使用する上で電源投入が必要となる要素の電源投入も含まれる。
メインLSI21は、リセット信号がHighであるか否かを確認する(ステップS1)。リセット信号がHighである場合(ステップS1でYes)、メインLSI21は、その状態が所定期間(例えば60msec等)継続したか否かを確認する(ステップS2)。このステップS2は、第1の無線モジュール19の有無について、誤検出しないように設けられたステップである。リセット信号のHigh期間が所定期間継続しなかった場合には(ステップS2でNo)、ステップS1に戻って、メインLSI21は、リセット信号がHighであるか否かを再確認する。
リセット信号のHigh期間が所定期間継続した場合(ステップS2でYes)、メインLSI21は、第1の無線モジュール19がセット本体11(筐体111の取付部118)に取り付けられていないと判断する(ステップS3)。この場合、メインLSI21は、セット本体11を電源オフする指令が出ているか否かを確認して(ステップS4)、指令が出ていない場合にはステップS1の処理に戻り、指令が出ている場合には処理を終了する。
一方、リセット信号がHighでない(Lowである)場合には(ステップS1でNo)、メインLSI21は、リセット信号がLowである状態が所定期間(例えば60Sec等)継続したか否かを確認する(ステップS5)。このステップS5は、第1の無線モジュール19の有無について、誤検出しないように設けられたステップである。リセット信号のLow期間が所定期間継続しなかった場合には(ステップS5でNo)、ステップS1に戻って、メインLSI21は、リセット信号がHighであるか否かを再確認する。
リセット信号のLow期間が所定期間継続した場合(ステップS5でYes)、メインLSI21は、第1の無線モジュール19がセット本体11(筐体111の取付部118)に取り付けられていると判断する(ステップS6)。
メインLSI21は、第1の無線モジュール19を自動検出すると、ワイヤレススピーカー(リア用スピーカー16、17)による音声出力に関わる設定を自動的に行う(ステップS7)。音声出力に関わる設定には、例えば音量設定、音質設定、チャンネル数の設定等が含まれてよい。これらの設定は、例えば不図示のメモリ(セット本体11内に内蔵される)に記憶されている設定に従って実行されればよい。メモリに記憶されている設定としては、デフォルトの設定値でもよいし、ユーザが登録した設定値でもよい。
なお、本実施形態では、ワイヤレススピーカーとしてリア左スピーカー16及びリア右スピーカー17を想定しているので、チャンネル数は2chに設定される。ただし、オーディオシステム2が例えば7.1chで使用される構成としてもよく、この場合にはチャンネル数が4chに設定される構成であってもよい。
また、ワイレススピーカーに関わる音声出力設定が行われる際に、メインLSI21は、ケーブル(有線)接続されるスピーカー13〜15、18に関わる音声出力設定(設定条件)の変更を行ってもよい。例えば、リア左スピーカー用ジャック115及びリア右スピーカー用ジャック116(図2参照)を利用してケーブル接続されるスピーカーが既に存在する場合には、ケーブル接続されるスピーカーの使用を停止する処理が行われてもよい。また、前述の停止処理に代えて、ケーブル接続されるリア用スピーカーの音質設定が、ワイヤレススピーカー(リア用スピーカー16、17)と異なる音質モードになるように設定変更が行われるようにしてもよい。
メインLSI21は、音声出力設定に続いて、或いは、並行して、第1の無線モジュール19と第2の無線モジュール20との間の接続設定処理(ペアリング処理)を行う(ステップS8)。この接続設定(ペアリング)は、本発明の通信に関わる設定の一例である。
具体的には、メインLSI21は第1の無線モジュール19とのハンドシェークを行う。ハンドシェークが完了すると、メインLSI21は第1の無線モジュール19から送信されるIRQ(Interrupt Request)信号を監視して、第1の無線モジュール19が通信可能を通知するのを待つ。通信可能になったら、第1の無線モジュール19のIDを取得する。また、これに続いて、メインLSI21は、第2の無線モジュール20のIDを第1の無線モジュール19を介して取得する。
メインLSI21は、第1の無線モジュール19と第2の無線モジュール20とのIDが一致したら、音声処理部22からの第1の無線モジュール19への音声データの入力、及び、当該音声データの第2の無線モジュール20への出力を許可する。これにより、ワイヤレススピーカー(リア用スピーカー16、17)から音声出力が可能になる。
なお、場合によってはペアリング処理に失敗する場合も有り得る。このような場合を想定して、ペアリング処理に失敗した場合には、そのことをモニター12に出力する(ユーザに通知する)ようにしてもよい。また、ユーザがモニター12を見ながら、ペアリング処理を再履行させるようにしてもよい。また、第1の無線モジュール19と第2の無線モジュール20とのIDが異なっているためにペアリング処理ができないような場合には、メインLSI21が第1の無線モジュール19のIDを第2の無線モジュール20のIDと一致するように自動的に書き換えて自動的にペアリングが確立されるようにしてもよい。
ペアリング処理が完了すると、メインLSI21は、セット本体11を電源オフする指令が出ているか否かを確認して(ステップS9)、指令が出ている場合(ステップS9でYes)には処理を終了する。一方、電源オフ指令が出ていない場合には(ステップS9でNo)には、メインLSI21はリセット信号がHighに変更されていないか否かを確認する(ステップS10)。
リセット信号がHighでない場合には(ステップS10でNo)、ステップS9に戻る。一方、リセット信号がHighである場合には(ステップS10でYes)、その状態が所定期間(例えば60msec)維持されたか否かを確認する(ステップS11)。所定期間維持されなかった場合には(ステップS11でNo)、ステップS9に戻る。所定期間維持された場合には(ステップS11でYes)、メインLSI21は第1の無線モジュール19がセット本体11に取り付けられていないと判断する(ステップS12)。
この場合、メインLSI21は、スピーカーからの音声出力に関わる設定を適宜変更するようにしてもよい。この設定変更は、例えば、第1の無線モジュール19が自動検出される前の設定に戻すものであってよい。この設定変更が行われるとステップS1に戻る。
以上のように、本実施形態のオーディオシステム2では、セット本体(本発明の電子機器の一例)11に第1の無線モジュール19が挿入されると、この無線モジュールを自動検出する。そして、第1の無線モジュール19を自動検出すると、ワイヤレススピーカー16、17(本発明の動作部の一例)が音声出力可能となる設定を自動的に行う。
このために、ユーザは、無線モジュール19、20を用いたワイヤレススピーカー16、17の導入にあたって、煩わし設定作業を回避できる。また、生産工程でワイヤレススピーカーの評価を行う場合において、第1の無線モジュール19の挿抜に伴う、手動の設定作業を省略できる。すなわち、本実施形態によれば、ユーザの利便性の向上と、生産工程における作業効率の向上が期待できる。
以上に示した実施形態は本発明の例示であり、本発明の適用範囲は、以上に示した実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、以上においては、セット本体11に挿抜される第1の無線モジュール19がセット本体11から音声情報を出力する送信機(トランスミッター)として使用される構成を示した。しかし、本発明の適用範囲は、この構成に限定されず、第1の無線モジュール19は、音声情報を出力する送信機としての機能に加えて、例えば音声情報及び/又は映像情報を受信する受信機(レシーバ)としての機能を備えてもよい。
例えば図7に示すように、録画機器30(BDレコーダ等)で録画した映像及び音声情報が、録画機器30が備える第3の無線モジュール31から出力されて、第1の無線モジュール19で受信される構成(図7参照)が採用されてもよい。セット本体11が録画機能を有さない場合、図7のように構成することで、録画機器30で録画した情報をホームシアターセット1で楽しめる。録画機器30は、セット本体11とは別の部屋に配置されてよい。
また、以上に示した実施形態では、ワイヤレススピーカー2台(リア左スピーカー16及びリア右スピーカー17)に対して音声情報受信用の無線モジュール(第2の無線モジュール20)が1台使用される構成とした。これに代えて、スピーカー16、17毎に、音声情報受信用の無線モジュールが備えられる構成としてもよい。この構成の場合、ワイヤレススピーカーに無線モジュールが内蔵されてもよい。
以上に示した実施形態では、セット本体11の筐体111の裏面に第1の無線モジュール19が取り付けられる構成としたが、これに限定されず、第1の無線モジュール19は筐体111の前面等、他の位置に取り付けられても構わない。
以上に示した実施形態では、ワイヤレススピーカーがリア用スピーカーとして使用される構成を示した。しかし、本発明はこの構成に限定されず、例えばワイヤレススピーカーがフロント用スピーカーとして使用される構成でも、本発明は適用可能である。
以上に示した実施形態では、第2の無線モジュールが受信した情報(第1の無線モジュールとの無線通信によって獲得される)に従って動作する動作部がスピーカーである場合を例示した。しかし、本発明の適用範囲は、この構成に限られず、例えば動作部はモニター等であっても構わない。この場合、第1の無線モジュールから第2の無線モジュールへと映像情報が送信されることになる。
以上からわかるように、本発明の電子機器は、映像音声再生装置(実施形態に係るセット本体11が該当)に限らず、音声再生装置、映像再生装置等の他の電子機器であってもよい。
本発明は、例えばオーディオシステムやホームシアターシステム等に好適である。
2 オーディオシステム(電子機器システム)
11 セット本体(本体部)
13 センタースピーカー(別の音声出力部)
14 フロント左スピーカー(別の音声出力部)
15 フロント右スピーカー(別の音声出力部)
16 リア左スピーカー(動作部、音声出力部)
17 リア右スピーカー(動作部、音声出力部)
18 サブウーファー(別の音声出力部)
19 第1の無線モジュール(第1の無線部)
20 第2の無線モジュール(第2の無線部)
21 メインLSI(制御部)
111 筐体
118 取付部

Claims (8)

  1. 制御部を有する本体部と、
    前記本体部に着脱可能に設けられる第1の無線部と、
    前記第1の無線部と無線通信を行う第2の無線部と、
    前記第2の無線部が受信した情報に従って動作する動作部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記本体部に前記第1の無線部が取り付けられた場合に、前記第1の無線部を自動検出するとともに、前記動作部を動作可能とする設定を自動的に行う、電子機器システム。
  2. 前記設定には、前記第1の無線部と前記第2の無線部との間の通信に関わる設定と、前記動作部の動作条件に関わる設定と、が含まれる、請求項1に記載の電子機器システム。
  3. 前記動作部は音声出力部である、請求項1又は2に記載の電子機器システム。
  4. 前記本体部には、前記音声出力部とは別の音声出力部が少なくとも一つ有線接続されている、請求項3に記載の電子機器システム。
  5. 前記制御部は、前記第1の無線部が自動検出された場合に、前記本体部に有線接続される音声出力部に関わる設定条件の変更を行う、請求項4に記載の電子機器システム。
  6. 筐体と、
    前記筐体に内蔵される制御部と、
    前記筐体の外面側に設けられて、無線モジュールを取り付けるための取付部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記取付部に前記無線モジュールが取り付けられた場合に、前記無線モジュールを自動検出するとともに、前記無線モジュールから情報を送信する際に必要となる設定を自動的に行う、電子機器。
  7. 前記設定には、前記無線モジュールから送信される情報に従って動作する動作部の動作条件に関わる設定が含まれる、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記動作部は音声出力部であり、
    前記設定には、音声出力に関わる条件設定が含まれる、請求項7に記載の電子機器。
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