JP2013136321A - 車両のシート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右シートの間の隙間に設けられたアームレストの利用度の向上のため、アームレストを案内レールの案内作用により移動可能にする場合に、案内レールが車室の乗員の邪魔にならないようにする。
【解決手段】車体2の幅方向に隙間8をあけて左右シート9,10を設置する。各シート9,10が、それぞれフロアパネル7側に支持されるシートクッション13と、シートクッション13の後端部側から上方に向かって突出するシートバック14とを有する。隙間8にアームレスト17を設ける。左右シート9,10のうち、少なくともいずれか一方のシート10の隙間8側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、アームレスト17を係合させてアームレスト17を上方、下方移動させるよう案内する案内レール22を設ける。下方移動したアームレスト17と左右シート9,10の各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成されるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体内部の車室のフロアパネル上に、車体の幅方向に隙間をあけて設置される左右シートを備えた車両のシート装置に関するものである。
上記車両のシート装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、車体内部の車室のフロアパネル上に、車体の幅方向に隙間をあけて左右シートが設置される。これら各シートは、それぞれ上記フロアパネル側に支持されるシートクッションと、このシートクッションの後端部側から上方に向かって突出するシートバックとを有し、上記隙間にコンソールが設けられる。
上記コンソールはアームレストとして利用可能と考えられるものであり、このアームレストは、上記フロアパネル上に敷設されたフロアレールに案内されるよう支持されて前方、後方移動可能とされている。そして、上記アームレストは、その移動により、前、後に離れて配置された各左右シートに共用されることとされ、これにより、アームレストの利用度の向上が図られている。
特開平9−109778号公報
ところで、上記従来の技術では、アームレストの利用度の向上のため、このアームレストの移動がフロアレールの案内作用により可能とされているが、このフロアレールは、車室のフロアパネル上に敷設されていることから、特に、その不使用時には、車室の乗員の邪魔になるおそれがある。
また、上記シート装置において、上記左右シートの各シートクッションに対し上記アームレストを適用することにより、ベンチシートを形成したいことがあるが、上記従来の技術では、このようなベンチシートの形成については何ら留意されていない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、左右シートの間の隙間に設けられたアームレストの利用度の向上のため、このアームレストを案内レールの案内作用により移動可能にする場合に、この案内レールが車室の乗員の邪魔にならないようにすることである。
また、本発明の他の目的は、上記左右シートの各シートクッションに対し上記アームレストを適用することにより、ベンチシートの形成ができるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2内部の車室3のフロアパネル7上に、車体2の幅方向に隙間8をあけて左右シート9,10を設置し、これら各シート9,10が、それぞれ上記フロアパネル7側に支持されるシートクッション13と、このシートクッション13の後端部側から上方に向かって突出するシートバック14とを有し、上記隙間8にアームレスト17を設けた車両のシート装置において、
上記左右シート9,10のうち、少なくともいずれか一方のシート10の上記隙間8側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、上記アームレスト17を係合させてこのアームレスト17を上方、下方移動させるよう案内する案内レール22を設け、下方移動した上記アームレスト17と上記左右シート9,10の各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成されるようにしたことを特徴とする車両のシート装置である。
請求項2の発明は、上記一方のシート10のシートクッション13に対しシートバック14を前方、後方回動A,B可能に枢支させ、上記案内レール22が、上記シートクッション13の側面に取り付けられる下部レール22aと、この下部レール22aとは別体とされ、上記シートバック14の側面に取り付けられる上部レール22bとを有し、上記平坦状の面を形成したとき、上記アームレスト17が上記上、下部レール22b,22aのうちの下部レール22aにのみ係合されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両のシート装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体内部の車室のフロアパネル上に、車体の幅方向に隙間をあけて左右シートを設置し、これら各シートが、それぞれ上記フロアパネル側に支持されるシートクッションと、このシートクッションの後端部側から上方に向かって突出するシートバックとを有し、上記隙間にアームレストを設けた車両のシート装置において、
上記左右シートのうち、少なくともいずれか一方のシートの上記隙間側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、上記アームレストを係合させてこのアームレストを上方、下方移動させるよう案内する案内レールを設け、下方移動した上記アームレストと上記左右シートの各シートクッションとの各上面により平坦状の面が形成されるようにしている。
このため、上記左右シートの間の隙間に設けられたアームレストの利用度の向上のため、このアームレストを案内レールの案内作用により移動可能にする場合に、この案内レールは、上記左右シートの間の隙間に設けられている。よって、上記案内レールの不使用時でも、この案内レールが車室の乗員の邪魔になることは防止される。
また、上記したように、下方移動した上記アームレストと上記左右シートの各シートクッションとの各上面により平坦状の面が形成されるようにしたため、上記したアームレストの適用により、上記平坦状の面をシート面とするベンチシートの形成ができ、よって、シート装置の有用性が向上する。
請求項2の発明は、上記一方のシートのシートクッションに対しシートバックを前方、後方回動可能に枢支させ、上記案内レールが、上記シートクッションの側面に取り付けられる下部レールと、この下部レールとは別体とされ、上記シートバックの側面に取り付けられる上部レールとを有し、上記平坦状の面を形成したとき、上記アームレストが上記上、下部レールのうちの下部レールにのみ係合されるようにしている。
このため、上記平坦状の面を形成してベンチシートを形成したとき、この状態を維持したままで、上記シートバックの前方、後方回動ができる。よって、このシート装置は、ベンチシートとしての使い勝手がよいことから、実用性が向上する。
シート装置の斜視図である。 シート装置の側面図である。 図2の部分拡大詳細図である。 図3の部分斜視図である。 図3の他の部分斜視詳細図である。 (a)は図3の部分図で作用説明図、(b)はシートバックを前方に倒したときの図で作用説明図である。
本発明の車両のシート装置に関し、左右シートの間の隙間に設けられたアームレストの利用度の向上のため、このアームレストを案内レールの案内作用により移動可能にする場合に、この案内レールが車室の乗員の邪魔にならないようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、車体内部の車室のフロアパネル上に、車体の幅方向に隙間をあけて左右シートが設置される。これら各シートが、それぞれ上記フロアパネル側に支持されるシートクッションと、このシートクッションの後端部側から上方に向かって突出するシートバックとを有する。上記隙間にアームレストが設けられる。上記左右シートのうち、少なくともいずれか一方のシートの上記隙間側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、上記アームレストを係合させてこのアームレストを上方、下方移動させるよう案内する案内レールが設けられる。下方移動した上記アームレストと上記左右シートの各シートクッションとの各上面により平坦状の面が形成される。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図1〜4において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、車両1の前方に向かっての車体2の幅方向をいうものとする。
上記車両1は、車体2内部の車室3に設けられるシート装置4を備えている。このシート装置4は車室3の下面を形成する車体2のフロアパネル7上に、車体2の幅方向に隙間8をあけて設置される左右シート9,10を備え、右側のシート10はドライバー用シート、左側のシート9は助手用シートとされている。
上記各シート9,10は、それぞれ上記フロアパネル7上にシートレール装置12を介し前後位置調整可能に支持されるシートクッション13と、上記シートクッション13の後端部側から後上方に向かって突出するシートバック14と、このシートバック14の下端部を上記シートクッション13の後端部側に枢支する枢支軸15を有したリクライニング装置16と、上記隙間8に設けられたアームレスト17とを備えている。
上記リクライニング装置16は、車体2の幅方向に延びる上記枢支軸15の軸心19回りに上記シートバック14を前方、後方回動A,B可能とし、その任意回動位置で上記シートクッション13の後端部側に解除可能にロックする。
上記左右シート9,10のうち、右側のシート10の上記隙間8側の側面に上下方向に長く延びる案内レール22が取り付けられる。この案内レール22は、上記アームレスト17の後端部を係合させてこのアームレスト17を平行に上方、下方移動させるよう案内する。上記案内レール22の長手方向の任意位置で、この案内レール22に上記アームレスト17を解除可能にロックするロック装置23が設けられる。このロック装置23によるロック作用によれば、上記シート9,10上の着座者の体格や好みに合わせて、上記アームレスト17を所望高さに位置決めすることができる。
上記案内レール22は、車体2の側面視(図2,3)で、上下方向に長い長方形枠形状をなし、その前、後部を構成する前、後レール部材26,27と、これら前、後レール部材26,27の上端部同士を連結する上連結バー28と、下端部同士を連結する下連結バー29とを有している。上記前、後レール部材26,27はそれぞれその長手方向の各部断面がU字形状をなし、その各溝31は車体2の前後方向で互いに対向している。
上記前、後レール部材26,27の各溝31に上下摺動可能に嵌入されて上記案内レール22に係合される車体2側面視で矩形板形状のスライダー33が設けられる。このスライダー33に車体2の幅方向に向かって支持パイプ34が突設される。この支持パイプ34に上記アームレスト17の後端部が外嵌されて支持され、このアームレスト17は上記スライダー33および支持パイプ34と共に、上記案内レール22の長手方向に沿って上方、下方移動するよう案内される。
特に、図4において、上記支持パイプ34の突出端には、その軸方向に移動可能なようにノブ35が取り付けられている。詳図しないが、ばねの付勢力に対抗してこのノブ35を上記支持パイプ34の突出端から外方に引張すれば、上記支持パイプ34の軸心36回りに上記アームレスト17が上下に回動C可能とされる。一方、上記ノブ35への引張を解除すれば、上記付勢力により、上記アームレスト17はその回動位置で上記支持パイプ34を介し上記スライダー33に自動的にロックされるようになっている。
特に、図5において、前記ロック装置23は、上記案内レール22の後レール部材27に、その長手方向で所定の等間隔にて形成されるロック孔39と、上記スライダー33に支持されて、上記ロック孔39のうちのいずれか一つに係脱可能に係合されるロックピン40と、このロックピン40を上記ロック孔39に係合させるよう付勢力Dを与えるばね41と、上記アームレスト17の上面部に取り付けられ、上記ロックピン40に連動手段42により連動連結されるロック解除ノブ43とを備えている。
そして、上記ロック孔39へのロックピン40の係合により、上記スライダー33を介し案内レール22に対して上記アームレスト17がロックされる。一方、上記ばね41の付勢力Dに対抗して上記ロック解除ノブ43を上方に引張すれば、上記ロック孔39からロックピン40が離脱し、上記アームレスト17は、上記案内レール22の長手方向に沿って上方、下方移動が可能となる。
図1〜3において、上記案内レール22の下端部にまで上記スライダー33と共にアームレスト17を下方移動させれば(図1〜3中一点鎖線)、このアームレスト17は上記左右シート9,10の各シートクッション13間の隙間8を埋めると共に、上記アームレスト17と上記各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成され、つまり、これら9,10,17によりベンチシートが形成されるようになっている。
上記案内レール22は、この案内レール22の下端部を構成して上記右側のシート10のシートクッション13の側面に取り付けられる下部レール22aと、この下部レール22aとは別体とされ、上記案内レール22の上部側を構成して上記シート10のシートバック14の側面に取り付けられる上部レール22bとを有している。
より具体的には、車両1の側面視(図3)で、上記案内レール22の前、後レール部材26,27は、上記枢支軸15の軸心19を前、後方から挟むよう配置され、かつ、この軸心19から前、後方に等寸法だけ離間している。また、上記案内レール22の長手方向で、その前レール部材26は上記枢支軸15の軸心19よりも下方で上下に分断され、上記後レール部材27は上記枢支軸15の軸心19よりも上方で上下に分断されている。また、車体2の側面視(図3)で、上記前、後レール部材26,27の各分断部は、上記枢支軸15の軸心19を中心として、この枢支軸15の径方向でほぼ対称的に位置している。
上記の場合、図1〜4中実線で示すように、上記シートクッション13に対しシートバック14が初期設定されて所定の回動角とされたときのみ、上記案内レール22の上、下部レール22b,22aが互いに直線的に延びることとされ、これら上、下部レール22b,22a同士の間で上記スライダー33が自由に乗り移り可能とされる。そして、上記したシートバック14の所定の回動角において、上記アームレスト17の下方移動により、前記平坦状の面の形成によりベンチシートを形成したときには、図3中一点鎖線で示すように、上記スライダー33は、上記上、下部レール22b,22aのうちの下部レール22aにのみ係合させられる。つまり、上記スライダー33を介し、アームレスト17は上記下部レール22aにのみ係合されるようになっている。
図3と図6(a)とにおいて、前記したように、シートバック14を所定の回動角として、アームレスト17の下方移動により平坦状の面を形成したときには、上記スライダー33は、上記上、下部レール22b,22aのうちの下部レール22aにのみ係合させられる(図3中一点鎖線、図6(a)中実線)。
そして、上記平坦状の面を形成した状態から、上記シートバック14を後方回動Bさせたとする(図3中二点鎖線、図6(a))。すると、この後、上記アームレスト17を上方移動させようとして、このアームレスト17と共に上記スライダー33を上方移動させようとしても、このスライダー33は、上記シートバック14と共に後方回動Bした上部レール22bの前レール部材26に当接して、上記スライダー33が上記下部レール22aから自由に離脱することは防止される(図6(a)中一点鎖線)。
また、上記平坦状の面を形成した状態から、上記シートバック14を前方回動Aさせたとする(図6(b))。すると、この後、上記アームレスト17を上方移動させようとして、このアームレスト17と共に上記スライダー33を上方移動させようとしても、このスライダー33は、上記シートバック14と共に前方回動Aした上部レール22bの前レール部材26に当接して、上記スライダー33が上記下部レール22aから自由に離脱することは防止される(図6(b)中一点鎖線)。
つまり、上記アームレスト17の下方移動により平坦状の面を形成した状態で、上記シートバック14を、上記所定の回動角から後方回動Bさせたり前方回動Aさせたりした場合には、上記アームレスト17が上記案内レール22の下部レール22aから不意に離脱することは防止され、上記平坦状の面は、そのままに維持される。
一方、図1〜5中実線で示したように、上記スライダー33が上記案内レール22の上部レール22bに係合した状態で、上記シートバック14を上記所定の回動角から後方回動Bさせたとする(図3中二点鎖線、図6(a))。すると、この後、上記アームレスト17と共に上記スライダー33を下方移動など上記案内レール22の下部レール22a側に移動させようとしても、上記スライダー33は、上記下部レール22aの後レール部材27に当接して、上記スライダー33が上記上部レール22bから不意に離脱することは防止される(図6(a)中二点鎖線)。
また、上記と同様に、図1〜5中実線で示したように、上記スライダー33が上記案内レール22の上部レール22bに係合した状態で、上記シートバック14を上記所定の回動角から前方回動Aさせたとする(図6(b))。すると、この後、上記アームレスト17と共に上記スライダー33を下方移動など上記案内レール22の下部レール22a側に移動させようとしても、上記スライダー33は、上記下部レール22aの後レール部材27に当接して、上記スライダー33が上記上部レール22bから不意に離脱することは防止される(図6(b)中二点鎖線)。
なお、以上は図示の例によるが、上記アームレスト17と案内レール22とは、上記した右側のシート10に設けることに加え、もしくは、これに代えて左側のシート9に設けてもよい。そして、上記したように、各シート9,10にそれぞれアームレスト17を設けた場合には、これら各アームレスト17のそれぞれの下方移動により、これら各アームレスト17と各シート9,10の各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成可能とされる。
また、前記した案内レール22の下部レール22aや上部レール22bからスライダー33が不意に離脱することを防止するための構成として、前記構成に代え、上記案内レール22の長手方向で、その前レール部材26を上記枢支軸15の軸心19よりも上方で上下に分断し、上記後レール部材27を上記枢支軸15の軸心19よりも下方で上下に分断するようにしてもよい。
上記構成によれば、左右シート9,10のうち、少なくともいずれか一方のシート10の上記隙間8側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、上記アームレスト17を係合させてこのアームレスト17を上方、下方移動させるよう案内する案内レール22を設け、下方移動した上記アームレスト17と上記左右シート9,10の各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成されるようにしている。
このため、上記左右シート9,10の間の隙間8に設けられたアームレスト17の利用度の向上のため、このアームレスト17を案内レール22の案内作用により移動可能にする場合に、この案内レール22は、上記左右シート9,10の間の隙間8に設けられている。よって、上記案内レール22の不使用時でも、この案内レール22が車室3の乗員の邪魔になることは防止される。
また、上記したように、下方移動した上記アームレスト17と上記左右シート9,10の各シートクッション13との各上面により平坦状の面が形成されるようにしたため、上記したアームレスト17の適用により、上記平坦状の面をシート面とするベンチシートの形成ができ、よって、シート装置4の有用性が向上する。
また、前記したように、一方のシート10のシートクッション13に対しシートバック14を前方、後方回動A,B可能に枢支させ、上記案内レール22が、上記シートクッション13の側面に取り付けられる下部レール22aと、この下部レール22aとは別体とされ、上記シートバック14の側面に取り付けられる上部レール22bとを有し、上記平坦状の面を形成したとき、上記アームレスト17が上記上、下部レール22b,22aのうちの下部レール22aにのみ係合されるようにしている。
このため、上記平坦状の面を形成してベンチシートを形成したとき、この状態を維持したままで、上記シートバック14の前方、後方回動A,Bができる。よって、このシート装置4は、ベンチシートとしての使い勝手がよいことから、実用性が向上する。
1 車両
2 車体
3 車室
4 シート装置
7 フロアパネル
8 隙間
9 シート
10 シート
13 シートクッション
14 シートバック
15 枢支軸
16 リクライニング装置
17 アームレスト
19 軸心
22 案内レール
22a 下部レール
22b 上部レール
23 ロック装置
A 前方回動
B 後方回動
C 回動
D 付勢力

Claims (2)

  1. 車体内部の車室のフロアパネル上に、車体の幅方向に隙間をあけて左右シートを設置し、これら各シートが、それぞれ上記フロアパネル側に支持されるシートクッションと、このシートクッションの後端部側から上方に向かって突出するシートバックとを有し、上記隙間にアームレストを設けた車両のシート装置において、
    上記左右シートのうち、少なくともいずれか一方のシートの上記隙間側の側面に取り付けられて上下方向に長く延び、上記アームレストを係合させてこのアームレストを上方、下方移動させるよう案内する案内レールを設け、下方移動した上記アームレストと上記左右シートの各シートクッションとの各上面により平坦状の面が形成されるようにしたことを特徴とする車両のシート装置。
  2. 上記一方のシートのシートクッションに対しシートバックを前方、後方回動可能に枢支させ、上記案内レールが、上記シートクッションの側面に取り付けられる下部レールと、この下部レールとは別体とされ、上記シートバックの側面に取り付けられる上部レールとを有し、上記平坦状の面を形成したとき、上記アームレストが上記上、下部レールのうちの下部レールにのみ係合されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両のシート装置。
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