JP2013135263A - 基地局装置、通信システム、ノード装置、移動局装置、コンピュータプログラム及び位置検出方法 - Google Patents

基地局装置、通信システム、ノード装置、移動局装置、コンピュータプログラム及び位置検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動局に新たな機能を追加することなく、基地局において、移動局の情報を収集する。
【解決手段】基地局装置のプロセッサ10は、移動局装置4から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、移動局装置4から送信される認証情報に含まれる移動局装置4に関する情報を記憶装置11へ格納する処理と、を実行する。
【選択図】図3

Description

本明細書で論じられる実施態様は、移動体通信における移動局装置の位置情報の取得に関する。
地震等の災害の発生を検出するための計測部を備え、この計測部において災害の発生を検出する基地局が知られている。基地局は、端末に災害の発生を知らせるブロードキャスト配信を行い、ネットワークに障害が生じている場合には、記憶部に記憶されている自局地図情報を端末にブロードキャスト配信を行う。また、基地局は、端末の位置情報を含む所定の救助要請情報を端末から要救助者監視サーバに対して送信する処理を実行するための救助要請プログラムを端末に送信する。
なお、近隣の基地局手段の電波混信を避けるために、近隣の基地局手段の電波発信タイミングをずらす遠隔監視システムがしられている。また、地震等の自然災害の発生時に、被害地域に位置する移動端末装置の緊急連絡先へ移動端末装置の現在位置に関する現在地情報を配信する情報提供装置が知られている。
特開2007−181027号公報 特開2001−320494号公報 特開2009−289194号公報
上述したように、移動局は、基地局装置を介して、コアネットワークと通信することによって、コアネットワークに位置情報を送信していた。しかしながら、上述の技術は、移動局にプログラム等を組み込む等の特殊な技術を組み込む必要があった。
開示の装置及び方法は、移動局に新たな機能を追加することなく、基地局において、移動局の情報を収集することを目的とする。
装置の一観点によれば、プロセッサと記憶装置を備える基地局装置が与えられる。プロセッサは、移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、移動局装置から送信される認証情報に含まれる移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理を実行する。
装置の他の一観点によれば、基地局装置と、移動局装置を備える通信システムが与えられる。基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備える。基地局装置のプロセッサは、移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、移動局装置から送信される認証情報に含まれる移動局装置に関する情報を記憶装置へ格納する処理とを実行する。
装置の他の一観点によれば、基地局装置の上位局を介して、基地局装置と接続されるノード装置が与えられる。ノード装置はプロセッサと記憶装置を備え、プロセッサは、基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、前記基地局装置から受信する処理と、基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、位置情報を基地局装置から受信した移動局装置から受信する処理と、基地局装置及び移動局装置から受信された移動局装置に関する情報を、移動局装置毎に集計する処理を実行する。
装置の他の一観点によれば、プロセッサと記憶装置を備える移動局装置が与えられる。プロセッサは、基地局装置から受信される複数の移動局装置に関する情報を、記憶装置に格納する処理と、記憶装置に格納された複数の移動局装置に関する情報を、基地局装置を介して、ノード装置へ送信する処理を実行する。
方法の一観点によれば、基地局装置による移動局装置の位置検出方法が与えられる。基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備える。位置検出方法は、移動局装置からの通信の認証に関する認証情報に対して、移動局装置が通信可能であることを、移動局装置に通知する処理と、移動局装置に通信可能であることを通知した後に、移動局装置に関する位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、要求信号に応じて移動局装置から送信される位置情報を記憶装置へ格納する処理をプロセッサに実行させる。
本件開示の装置又は方法によれば、移動局に新たな機能を追加することなく、基地局において、移動局の情報を収集することが可能となる。
通信システムの全体構成例を示す図である。 基地局装置のハードウエア構成例を示す図である。 基地局装置の機能ブロック図の一例である。 基地局装置の位置データ保存部に格納される位置データの一例を示す図である。 コアネットワークノード装置のハードウエア構成例を示す図である。 コアネットワークノード装置の機能ブロック図の一例である。 コアネットワークノード装置の位置データ保存部に格納される集計データの一例を示す図である。 移動局装置のハードウエア構成例を示す図である。 移動局装置の機能ブロック図の一例である。 移動局装置の位置データ保存部に格納される位置データの一例を示す図である。 災害発生の検出と無線制御部の接続先を変更する際の動作シーケンスの一例の説明図である。 報知信号の信号フォーマットの一例の説明図である。 基地局情報の信号フォーマットの一例の説明図である。 状態判定部による報知信号の判断処理の説明図である。 位置情報の取得可否の判断処理の説明図である。 移動局の位置情報の取得時の動作シーケンスの一例の説明図である。 位置測定要求の送信指示の信号フォーマットの一例の説明図である。 移動局が送信するMR信号の一例を示す図である。 MR信号受信直後の位置データの内容の一例の説明図である。 発信回数が登録された位置データの内容の一例の説明図である。 基地局による位置データの送信時の動作シーケンスの一例の説明図である。 移動局からCNノードへ送信される位置データの信号フォーマットの一例の説明図である。 CNノードによる動作シーケンスの一例の説明図である。 集計直後の集計データの一例の説明図である。 発信回数記録後の集計データの一例の説明図である。 集計部による捜索優先度の決定処理の一例の説明図である。
<1.システム構成例>
以下、添付する図面を参照して好ましい実施例について説明する。図1は、通信システムの全体構成例を示す。通信システム1は、基地局装置2と、コアネットワークノード装置3と、移動局装置4と、固定通信網5を備える。なお、以下の説明及び図面において、コアネットワークを「CN」と表記することがある。また、以下の説明において、基地局装置、CNノード装置及び移動局装置を、それぞれ「基地局」、「CNノード」及び「移動局」と表記することがある。
基地局2は、移動通信サービスを受けるユーザの移動局4と固定通信網5との間を、所定の無線通信規格に従って中継する無線局装置である。基地局2の無線通信規格は、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式やLTE(Long Term Evolution)方式であってよい。W−CDMA方式の基地局である場合には、基地局2は、Iuhインタフェースを介してCNノード3と接続されRRC(Radio Resource Control)プロトコルを制御するフェムト基地局であってよい。
CNノード3は、基地局2及び移動局4とを接続する無線アクセスネットワークに接続されるコアネットワークのノード装置である。固定通信網5はCNノード3と基地局2とを接続する広域レイヤ2ネットワークや光ファイバ網である。移動局4は、ユーザがWeb等のインターネットを介した通信や、公衆回線/他移動体通信網を介して音声等の通信を行う際に用いる端末装置である。
CNノード3は、例えば、MME(Mobility Management Entity)である。MMEは、移動局から送信されるアタッチ要求を受信する。アタッチ要求とは、移動局が通信可能であることをコアネットワークに通知するものであり、アタッチ要求を受信したMMEは、アタッチ要求に含まれるメッセージに応じた処理を行う。
ここで、MMEが移動局から受信するアタッチ要求に、位置登録要求が含まれていたとする。この位置登録要求には、移動局が在圏したエリアの識別子や、移動局の識別子が含まれる。これらを用いて、MME等のコアネットワークは、移動局の認証や位置登録を行う。
移動局とMME間は、移動局のUSIMを用いて、AKA方式で相互認証する。さらに、位置登録要求に含まれるエリアの識別子を用いて、位置登録も実行する。MMEは、処理実行後、移動局を受け入れることが可能であること等を示す応答を返答する。この返答は、例えば、移動局に割り当てたGUTI等が含まれる。GUTIとは、移動局に一時的に割り当てられる識別子である。この識別子にはMMEを一意に特定するためのフィールドが含まれる。
これらの処理を実行することで、MMEは移動局の位置管理、認証処理、ハンドオーバを制御することが可能になる。
つまり、この処理を実施し、コアネットワーク側が移動局を収容可能であることを通知しない限り、移動局は、通信を開始しようとしない。
基地局2は、災害報知装置6が送信する報知信号をコアネットワーク及びCNノード3を介して受信する。災害報知装置6が送信する報知信号は、例えば地震津波速報といった災害の発生を報知する信号である。災害報知装置6は、例えばETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)において、気象庁などの機関によって運営されて地震津波速報を配信するCBE(Cell Broadcast Entity)装置であってよい。CBE装置から配信される報知信号は、通信事業者によって運営されているCBS(Cell Broadcast Service)装置を介して、CNノード3に配信される。
<2.基地局の構成例>
<2.1.基地局のハードウエア構成>
続いて、上記の通信システム1の各要素のそれぞれについて説明する。図2は、基地局2のハードウエア構成例を示す。基地局2は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)10と、補助記憶装置11と、メモリ12と、DSP(Digital Signal Processing:デジタル信号プロセッサ)13とネットワークインタフェース回路14と、無線信号送受信回路15を備える。なお、以下の説明においてネットワークインタフェースを「NIF」と表記することがある。図2に示すハードウエア構成は、基地局2を実現するハードウエア構成の例示の1つである。本明細書において以下に記載される処理を実行するものであれば、他のどのようなハードウエア構成が採用されてもよい。
CPU10は、補助記憶装置11に格納されるコンピュータプログラムに従い、基地局2の制御及び以下に説明する移動局4の位置データの収集処理を実行する。補助記憶装置11には、CPU10により実行されるコンピュータプログラムや、このコンピュータプログラムの実行の際に使用されるデータが格納される。補助記憶装置11は、非揮発性記憶装置や、読み出し専用メモリ(ROM: Read Only Memory)やハードディスクなどを含んでいてもよい。メモリ12には、CPU10によって現在実行されているプログラムや、このプログラムによって一時的に使用されるデータが記憶される。メモリ12は、ランダムアクセスメモリ(RAM: Random Access Memory)を含んでいてよい。
DSP13は、移動局4との無線通信の制御を行う。メモリ12には、DSP13の処理に必要なデータを一時的に格納するためにも使用される。NIF回路14は、固定通信網5を経由する通信における送受信信号の信号処理を行う。無線信号送受信回路15は、移動局4との間の無線通信における無線信号の送受信を行う。
<2.2.基地局の機能構成>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現される基地局2の機能について説明する。
図3は、基地局2の機能ブロックの一例を示す。基地局2は、NIF部20と、無線制御部21と、無線送受信部22と、報知信号受信部23と、基地局状態判定部24と、基地局情報記憶部25と、電源監視部26と、状態判定部27を備える。また、基地局2は、CN模擬部28と、信号送受信部29と、位置データ保存部30と、集計/配信部31を備える。なお、図3は、以下の説明に関係する機能を中心として示している。基地局2は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。
NIF部20は、固定通信網5とのインタフェースであり、レイヤ2伝送路や光ファイバ等で固定通信網5と接続される。NIF部20は、固定通信網5とのインタフェースの状態を検出する。固定通信網5とのインタフェースの状態には、例えば、接続中、切断中、輻輳中がある。
無線制御部21は、基地局2と移動局4との無線通信を制御する。無線制御部21は、所定の通信制御規則に基づき、通信コネクション(セッション)、通信チャネル(トランスポートチャネル)等を制御する。通信制御規則の一例は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)である。無線制御部21は、例えば、RRCプロトコルに従って通信コネクション及び通信チャネルを制御する。また無線制御部21は、移動局4との通信処理のために、上位のコアネットワーク装置として、CNノード3のCN処理部50もしくはCN模擬部28へ接続される。
無線送受信部22は、基地局2と移動局4との間の無線通信を行う。無線送受信部22は、上記の所定の通信制御規則に基づいた物理チャネル上の無線信号を送受信する。報知信号受信部23は、災害報知装置6から送信される報知信号を、無線送受信部22経由で受信する。報知信号受信部23は、受信した報知信号の内容を状態判定部27へ通知する。
基地局状態判定部24は、基地局2の周囲の他の基地局の動作状態を判定する。例えば、基地局状態判定部24は、周囲の他の基地局の電波送信状況を測定することによってその動作状態が正常であるか否かを判定する。基地局状態判定部24は、判定結果を状態判定部27へ通知する。基地局情報記憶部25は、基地局2自身の基地局情報を記憶する。基地局情報は、基地局2の基地局識別子と基地局2の設置地域を含む。
電源監視部26は、基地局2の電源状態を監視する。電源監視部26は、電源状態の変化を状態判定部27へ通知する。状態判定部27は、下記の各状態を判定し、下記状態が所定の条件を満たす場合には、無線制御部21の接続先をCNノード3のCN処理部50からCN模擬部28へ切り替える。
(1)報知信号の内容。例えば、報知信号が地震発生報知情報である場合には、地震規模、最大震度、対象地域などである。
(2)電源監視部26により検出された電源状態。例えば、基地局2の電源が外部電源及び内部バッテリ電源のいずれであるかである。
(3)基地局状態判定部24により判定された周囲の他の基地局の動作状態。例えば、周囲の他の基地局の電波送信状況である。
(4)固定通信網5とのインタフェースの状態。状態には例えば、接続中、切断中、輻輳中がある。
なお、上記の各状態(1)〜(4)は、無線制御部21の接続先の切り替えに際して参照される状態の例示であって、これらの状態の常に全てを判定する必要があることを意図するものではない。また、上記例示以外の他の状態を判断してもよい。
CN模擬部28は、CNノード3のCN処理部50による処理の一部又は全部をシミュレートする。CN模擬部28は、CN処理部50が移動局4へ送信する制御信号の模擬信号を生成し無線制御部21に出力する。例えば、CN処理部50は、コアネットワークが実施するNAS(Non-Access Stratum)プロトコルに従った制御信号シーケンスをシミュレートする。
ここで、通常時の移動局の通信について説明する。携帯電話サービスにおいて、移動局は電源が入ると,最も近い基地局から発信される報知情報を受信する。この報知情報には基地局の位置情報等が含まれており、報知情報を受信した移動局は、自局の存在エリアが分かる。その後、移動局は、必要に応じて、固有の識別情報を基地局に送り、位置登録を要求する。この位置登録要求がアタッチ要求に含まれる。
そして、アタッチ要求を受信した基地局は、アタッチ要求をコアネットワークに転送する。コアネットワークでは、アタッチ要求に含まれる移動局の識別情報等から、移動局の認証を行う。そして、移動局が正常な移動局と判断されると、コアネットワークでアタッチ要求に対する返答を基地局に送信し、基地局は、コアネットワークから受信したアタッチ要求に対する返答を移動局へ転送する。こうしてすべての移動局の現在位置を事業者側が把握することが出来、携帯電話サービスの提供が可能になる。
上記からわかるように、移動局がアタッチ要求を、基地局を介して、コアネットワークに送信するには、移動局は、基地局から報知情報を受信する必要がある。さらに、移動局は自局が保持する位置登録エリア(最後に在圏した位置登録エリア)と異なるエリアの情報を受信すると、新たに、位置登録を行うために、移動局は、アタッチ要求を送信する。
つまり、基地局は、擬似的な位置登録エリアのIDを報知情報に含めて送信することで、その報知情報を受信した移動局に、新しい位置登録エリアに侵入したと判断させ、アタッチ要求を送信させることができる。
さらに、移動局とコアネットワーク間の通信は、NASプロトコルが用いられる。よって、基地局は、NASプロトコルに従った制御信号を読み取るために、NASプロトコル機能を有する。このNASプロトコルを用いて、移動局とコアネットワークは、移動局がコアネットワークに送信した識別情報を使用して認証を実行したり、最後に在圏した位置登録エリアのMMEから該移動局の情報をもらったりする。
また、上記の模擬信号は、アタッチ要求に対する応答である必要はない。他にも、位置登録要求やハンドオーバ要求に対する応答等も考えられる。
CN模擬部28は、コアネットワークが切断されていることが判定されると、移動局に対して、報知情報を送信する。このとき、この報知情報には、擬似的な位置登録エリアのIDを含めることが望ましい。
次に、CN模擬部28は、移動局4からのアタッチ要求に対してコアネットワークから送信される応答信号の模擬信号を移動局4へ送信する。これにより、実際には移動局4が通信システム1にアタッチしていなくても、CN処理部50は、移動局4がアタッチ状態であると移動局4に判定させる。また、CN模擬部28は、移動局4による音声呼又はパケット呼の発信に対するコアネットワークの模擬応答信号を移動局4へ送信する。これにより、CN処理部50は、移動局4による発信を検出し、移動局4毎に発信回数をカウントする。また、CN模擬部28は、基地局2と移動局4との間でパケット通信を行うためのパケット通信プロトコル処理を実行する。
このアタッチ要求には、移動局4の固有のIDが含まれる。よって、このIDを記憶することとしても良い。これによって、移動局4の位置は、セル範囲内であることがわかる。
信号送受信部29は、無線制御部21がCN模擬部28に接続された場合に、移動局4の位置測定要求を移動局4へ送信し、その応答結果である移動局4の位置情報を移動局4から受信する。位置測定要求を送信する際に、信号送受信部29は、基地局情報の基地局識別子に応じて位置測定要求の送信タイミングを決定する。このため、各基地局2から移動局4へ位置測定要求が送信されるタイミングは基地局2毎にずれる。信号送受信部29は、移動局4の位置情報を位置データ保存部30に格納する。なお、信号送受信部29が送信する位置測定要求は、RRCプロトコルのMC(Measurement Control)であってよい。またその応答結果であるMR(Measurement Report)が、移動局4の位置情報を含んでいてもよい。以下の説明では、位置情報を送信する際に移動局4が位置情報を含むMRを送信する実施例について説明する。
位置データ保存部30には、信号送受信部29が受信したMRに含まれる移動局4の位置情報と、CN模擬部28がカウントした移動局4の発信回数情報が格納される。図4は、位置データ保存部30に格納される位置データの一例を示す。位置データは、情報要素「移動局識別子」、「送信時刻」、「GPS情報」及び「発信回数」を有する。情報要素「移動局識別子」は、MRを送信した移動局4の識別子を示す。情報要素「送信時刻」は、移動局4がMRを送信した時刻を示す。
情報要素「GPS情報」は、GPS測位法により移動局4が測定した移動局4の位置情報である。移動局4が送信する位置情報は、情報要素「latitudeSign」、「latitude」、「longitude」、「Altitude Direction」及び「altitude」を含む。情報要素「latitudeSign」は、北緯及び南緯の別を示す。情報要素「latitude」は緯度を示す。情報要素「longitude」は経度を示す。情報要素「Altitude Direction」は、標高及び深さの別を示す。情報要素「altitude」は高度を示す。また、情報要素「発信回数」は、移動局4からの発信回数を示す。
例えば、図4の例の位置データの第1行目のエントリは、識別子AAAAの移動局4が11時22分33秒にMRを送信し、その位置は、北緯35度39分30.992秒、経度139度44分43.602秒、標高10mであることを示す。また、このエントリは、識別子AAAAの移動局4からの発信回数が4回であったことを示す。
また、ここでは、位置情報を記憶することとしているが、最初のアタッチ要求を記憶しても良い。アタッチ要求には、移動局を一意で識別可能なIDが含まれる。よって、このIDを記憶することで、移動局の位置は、該基地局のセル範囲であることがわかる。
図3を参照する。集計/配信部31は、CN模擬部28がカウントした移動局4からの発信回数を集計し、位置データ保存部30に格納される位置データに情報要素「発信回数」として加える。集計/配信部31は、CN模擬部28によるパケット通信プロトコル処理により、位置データ保存部30に格納される位置データを移動局4へ送信する。集計/配信部31は、移動局4へ送信する位置データの暗号化を行ってもよい。
集計/配信部31は、無線制御部21の接続先がCN模擬部28からCNノード3のCN処理部50に切り替わった場合に、位置データ保存部30に格納される位置データをCNノード3へ送信する。
なお、NIF部20の上記動作は、図2に示すNIF回路14が行う。無線制御部21の上記動作は、DSP13が行う。無線送受信部22の上記動作は、無線信号送受信回路15が行う。報知信号受信部23、基地局状態判定部24、電源監視部26、状態判定部27、CN模擬部28、信号送受信部29及び集計/配信部31の上記処理は、CPU10が行う。基地局情報記憶部25に記憶される基地局情報は、メモリ12又は補助記憶装置11に格納される。位置データ保存部30に保存される位置データは、補助記憶装置11に格納される。
<3.CNノードの構成例>
<3.1.CNノードのハードウエア構成>
続いて、CNノード3の構成について説明する。図5は、CNノード3のハードウエア構成例を示す。CNノード3は、CPU40と、補助記憶装置41と、メモリ42と、NIF回路43を備える。図5に示すハードウエア構成は、CNノード3を実現するハードウエア構成の例示の1つである。本明細書において以下に記載される処理を実行するものであれば、他のどのようなハードウエア構成が採用されてもよい。
CPU40は、補助記憶装置41に格納されるコンピュータプログラムに従い、CNノード3の制御、並びに以下に説明する移動局4の位置データの集計処理及びユーザの捜索優先度決定処理を実行する。補助記憶装置41には、CPU40により実行されるコンピュータプログラムや、このコンピュータプログラムの実行の際に使用されるデータが格納される。補助記憶装置41は、非揮発性記憶装置や、読み出し専用メモリやハードディスクなどを含んでいてもよい。メモリ42には、CPU40によって現在実行されているプログラムや、このプログラムによって一時的に使用されるデータが記憶される。メモリ42は、ランダムアクセスメモリを含んでいてよい。NIF回路43は、固定通信網5を経由する通信における送受信信号の信号処理を行う。
<3.2.CNノードの機能構成>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現されるCNノード3の機能について説明する。図6は、CNノード3の機能ブロックの一例を示す。CNノード3は、CN処理部50と、位置データ保存部51と、集計部52と、履歴データベース53を備える。なお、図6は、以下の説明に関係する機能を中心として示している。CNノード3は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。
CN処理部50は、所定の無線通信規格に従ってコアネットワーク側の信号処理を行う。本実施例においてCN処理部50は以下動作を行う。
(1)災害報知装置6から送信される報知信号を基地局2へ送信する。
(2)基地局2又は移動局4から受信した位置データを位置データ保存部51に格納する。
(3)移動局4がCNノード3に行った音声呼やパケット呼の発信回数をカウントし、履歴データベース53に格納する。
位置データ保存部51には、基地局2又は移動局4から受信した位置データを集計した集計データが格納される。図7は、位置データ保存部51に格納される集計データの一例を示す。集計データは、情報要素「移動局識別子」、「送信時刻」、「GPS情報」及び「発信回数」、「基地局情報」及び「捜索優先度」を有する。情報要素「移動局識別子」、「送信時刻」及び「GPS情報」は、図4を参照して説明した位置データの同名の情報要素と同じである。
情報要素「発信回数」の「CN模擬」及び「CN」は、それぞれ基地局2のCN模擬部28及びCN処理部50がカウントした移動局4からの発信回数を示す。情報要素「CN模擬」の値は、基地局2又は移動局4から受信した位置データの情報要素「発信回数」から得られる。情報要素「CN」の値は、履歴データベース53から得られる。
情報要素「基地局情報」の「位置情報取得基地局」は、情報要素「GPS情報」を含むMRを移動局4から受信した基地局2の識別子を示す。情報要素「基地局情報」の「移動履歴」は、後述の「5.3 基地局2からCNノード3及び移動局4への位置データの送信」にて説明するように、移動局4が位置データをCNノード3へ送信する場合に、MRを送信した基地局2以外の他の基地局2を経由したか否かを示す。MRを送信した基地局2以外の他の基地局2を位置データが経由した場合には移動局4が移動したことを意味する。情報要素「移動履歴」には、位置データが経由した基地局2の識別子も格納される。情報要素「捜索優先度」は、移動局4のユーザを捜索する捜索優先度を示す。
例えば、図7の例の集計データの第1行目のエントリは、識別子AAAAの移動局4の発信を、基地局2のCN模擬部28及びCN処理部50がそれぞれカウントした回数は4回及び1回であることを示す。また、このエントリは識別子AAAAの移動局4が識別子001の基地局2にMRを送信し、その後に移動し、識別子002の基地局2に接続されている間に位置データを送信したことを示す。また、識別子AAAAの移動局4のユーザの捜索優先度は最低の「0」であることを示す。
集計部52は、位置データ保存部51に集計データが格納された移動局4の発信回数を、履歴データベース53から読み出し、位置データ保存部51に格納される集計データに情報要素「CN」として加える。また集計部52は、以下の情報を参照し、移動局4のユーザを捜索する捜索優先度を決定する。
(1)発信回数
(2)移動履歴
なお、上記情報(1)及び(2)は、捜索優先度の決定に際して参照される情報の例示であって、これらの状態の常に全てを判定する必要があることを意図するものではない。また、上記例示以外の他の情報を参照してもよい。
履歴データベース53は、CN処理部50により処理された移動局4の音声呼やパケット呼の発信回数を記録する。
CN処理部50による上記処理は、CPU40及びNIF回路43が行う。集計部52による上記処理は、CPU40が行う。位置データ保存部51に記憶される集計データ及び履歴データベース53に記憶される発信回数情報は、補助記憶装置41に格納される。
<4.移動局の構成例>
<4.1.移動局のハードウエア構成>
続いて、移動局4の構成について説明する。図8は、移動局4のハードウエア構成例を示す。移動局4は、CPU60と、補助記憶装置61と、メモリ62と、DSP63と、無線信号送受信回路64と、測位回路65を備える。図8に示すハードウエア構成は、移動局4を実現するハードウエア構成の例示の1つである。本明細書において以下に記載される処理を実行するものであれば、他のどのようなハードウエア構成が採用されてもよい。
CPU60は、補助記憶装置61に格納されるコンピュータプログラムに従い、移動局4のユーザにより使用されるアプリケーションソフトウエアの情報処理、並びに、以下に説明する移動局4の位置データの生成処理及び格納処理を実行する。補助記憶装置61には、CPU60により実行されるコンピュータプログラムや、このコンピュータプログラムの実行の際に使用されるデータが格納される。補助記憶装置61は、非揮発性記憶装置や、読み出し専用メモリやハードディスクなどを含んでいてもよい。メモリ62には、CPU60によって現在実行されているプログラムや、このプログラムによって一時的に使用されるデータが記憶される。メモリ62は、ランダムアクセスメモリを含んでいてよい。
DSP63は、基地局2との無線通信の制御を行う。メモリ62には、DSP63の処理に必要なデータを一時的に格納するためにも使用される。無線信号送受信回路64は、基地局2との間の無線通信における無線信号の送受信を行う。測位回路65は、移動局4の現在位置を測定する。測位回路65は、例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)方式やAFLT(Advanced Forward Link Trilateration)方式の測位方法に従って移動局4の位置を測定する。
<4.2.移動局の機能構成>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現される移動局4の機能について説明する。図9は、移動局4の機能ブロックの一例を示す。移動局4は、無線送受信部70と、無線制御部71と、アプリケーション処理部72と、測位部73と、位置データ保存部74を備える。なお、図9は、以下の説明に関係する機能を中心として示している。移動局4は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。
無線送受信部70は、移動局4と基地局2との間の無線通信を行う。無線送受信部70は、上記の所定の通信制御規則に基づいた物理チャネル上の無線信号を送受信する。無線制御部71は、移動局4と基地局2間の無線通信を制御する。無線制御部71は、所定の通信制御規則に基づき、通信コネクション(セッション)、通信チャネル(トランスポートチャネル)等を制御する。
アプリケーション処理部72は、基地局2からの位置測定要求に従って測位部73による移動局4の現在位置を測定する。また、アプリケーション処理部72は、基地局2から位置データが移動局4に送信された場合に、受信した位置データを位置データ保存部74に格納する。またアプリケーション処理部72は、位置データ受信後に、例えば送信元の基地局2以外の他の基地局との接続により通信システム1に正常にアタッチできた場合に、位置データ保存部74に格納された位置データをCNノード3へ送信する。
図10は、位置データ保存部74に格納される位置データの一例を示す。位置データは、図4を参照して説明した基地局2の位置データ保存部30内の位置データの情報要素に加えてヘッダ情報を含む。ヘッダ情報は、情報要素「送信元基地局識別子」、「報知信号識別子」及び「送付日時」を含む。
情報要素「送信元基地局識別子」は、移動局4が受信した位置データの送信元の基地局2の識別子を示す。情報要素「報知信号識別子」は、この位置データを取得するために位置測定要求を基地局2に送信させる原因となった報知信号の識別子を示す。「送付日時」は、基地局2が位置データを移動局4へ送信した日時を示す。図10の例の位置データは、識別子001の基地局から「2011/11/22 11:22:33」に送信されたことを示す。また、この位置データは、識別子が0123の報知信号を基地局2が受信した場合に、基地局2がこの位置データを取得したことを示す。
なお、無線送受信部70の上記動作は、無線信号送受信回路64が行う。無線制御部71の上記動作は、DSP63が行う。アプリケーション処理部72の上記動作は、CPU60が行う。測位部73の上記動作は、測位回路65が行う。位置データ保存部74に保存される位置データは、補助記憶装置61に格納される。
<5.動作説明>
続いて、災害発生時における通信システム1の動作を説明する。通信システム1の動作を時系列順に分類すると、下記の4つに分類される。
(1)災害発生の検出及び無線制御部21とCN模擬部28との接続
(2)基地局2による移動局4の位置情報の取得
(3)基地局2からCNノード3及び移動局4への位置データの送信
(4)CNノード3における位置データの集計及び捜索優先度の決定
以下、上記動作(1)〜(4)をそれぞれ説明する。
<5.1 災害発生の検出及び無線制御部21とCN模擬部28との接続>
図11は、災害発生の検出と無線制御部の接続先を変更する際の動作の一例を示す。なお、以下、図11を参照して説明する一連の動作は複数の手順を含む方法と解釈してよい。この場合に「オペレーション」を「ステップ」と読み替えてもよい。図11、図14〜図16、図21、図23及び図26の場合も同様である。
災害発生前には、矢示100のように無線制御部21はCNノード3のCN処理部50に接続されている。オペレーションAAにおいて災害発生により緊急災害速報が発生すると、災害報知装置6は報知信号をCNノード3へ送信する。基地局2の報知信号受信部23は、CNノード3のCN処理部50と無線制御部21を経由して報知信号を受信する。報知信号受信部23が受信する報知信号のフォーマットの一例を図12に示す。
報知信号は、情報要素「種別」、「到達予定時刻」、「対象地域」、「地震規模」及び「最大震度」を含む。情報要素「種別」は災害の種類を示す。例えば、情報要素「種別」の値は「地震」又は「津波」であってよい。情報要素「到達予定時刻」は、災害の到達予定時刻を示す。情報要素「対象地域」は、報知信号により災害発生を通知する対象地域を示す。情報要素「地震規模」及び「最大震度」は、災害の種類が地震である場合にそれぞれ地震の規模と対象地域での最大予想震度を示す。
図12に、報知信号の内容例を併記する。図12の例の報知信号は、対象地域「○○県××市」において時刻「11:22:33」に地震波が到来し、その地震の地震規模がマグニチュード8.0であり、「○○県××市」での最大予想震度が震度5であることを示す。
図11を参照する。オペレーションABにおいて報知信号受信部23は、報知信号を状態判定部27へ送信する。オペレーションACにおいて状態判定部27は、基地局情報記憶部25に記憶されている基地局2自身の基地局情報を読み出す。図13は、基地局情報のフォーマットの一例を示す。基地局情報の情報要素は「基本情報」及び「位置測定開始条件」に係る要素に分類され、それぞれ「基地局識別子」及び「設置地域」と、「地震規模」、「最大震度」、「電源状態」、「周囲基地局の状態」及び「NIF部の状態」とを含む。
情報要素「基地局識別子」及び「設置地域」は、それぞれ基地局2の識別子と基地局2が設置される地域を示す。情報要素「地震規模」、「最大震度」、「電源状態」、「周囲基地局の状態」及び「NIF部の状態」は、災害発生時に基地局2による移動局4の位置情報の取得が行われる条件の一部を示す。図13に、基地局情報の内容例を併記する。図13の例の基地局情報は、この基地局2の識別子及び設置地域が「001」及び「○○県××市」であることを示す。またこの例は、地震規模がマグニチュード6.0以上、最大予想震度が震度4以上、内部電源から電力が供給され、周囲の他の基地局からの送信電波がなく、且つNIF部20が固定通信網5と切断中の場合に、移動局4の位置情報が取得されることを示す。
図11を参照する。オペレーションADにおいて状態判定部27は、受信した報知信号の内容が、基地局2による移動局4の位置情報の取得が行われる条件を満たすか否かを判定する。図14に、状態判定部27による報知信号の判断処理を示す。
オペレーションBAにおいて状態判定部27は、報知信号の対象地域が、基地局情報の設置地域に一致するか否かを判断する。対象地域が設置地域に一致する場合(オペレーションBA:Y)に処理はオペレーションBBに進む。対象地域が設置地域に一致しない場合(オペレーションBA:N)に処理はオペレーションBEに進む。
オペレーションBBにおいて状態判定部27は、報知信号の地震規模が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた地震規模以上であるか否かを判断する。報知信号の地震規模が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた値以上の場合に(オペレーションBB:Y)に処理はオペレーションBCに進む。報知信号の地震規模が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた値以上でない場合に(オペレーションBB:N)に処理はオペレーションBEに進む。
オペレーションBCにおいて状態判定部27は、状態判定部27は、報知信号の最大震度が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた最大震度以上であるか否かを判断する。報知信号の最大震度が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた値以上の場合に(オペレーションBC:Y)に処理はオペレーションBDに進む。報知信号の最大震度が、基地局情報の位置測定開始条件に定めた値以上でない場合に(オペレーションBC:N)に処理はオペレーションBEに進む。
オペレーションBDにおいて状態判定部27は、以下のオペレーションAE〜AHによる他の位置測定開始条件の判定を行うことを判断して処理を終了する。一方でオペレーションBEにおいて状態判定部27は、移動局4の位置情報の取得を行わないと判断して処理を終了する。
図11を参照する。オペレーションAEにおいて状態判定部27は、基地局2の電源状態を電源監視部26に照会する。オペレーションAFにおいて状態判定部27は、周囲の他の基地局の動作状態、例えば他の基地局の電波送信状況を基地局状態判定部24に照会する。オペレーションAGにおいて状態判定部27は、NIF部20に、固定通信網5とのインタフェースの状態を照会する。
オペレーションAHにおいて状態判定部27は、移動局4の位置情報の取得を行うか否かを判断する。図15に、移動局4の位置情報の取得可否の判断処理を示す。
オペレーションCAにおいて状態判定部27は、NIF部20と固定通信網5とのインタフェースの状態を判断する。インタフェースの状態が切断中の場合(オペレーションCA:Y)に処理はオペレーションCBへ進む。インタフェースの状態が切断中でない場合(オペレーションCA:N)に処理はオペレーションCEへ進む。
オペレーションCBにおいて状態判定部27は、周囲の他の基地局の動作状態を判断する。周囲の他の基地局が正常に動作していない場合、例えば周囲の他の基地局から電波が送信されていない場合(オペレーションCB:Y)に処理はオペレーションCCへ進む。周囲の他の基地局が正常に動作している場合(オペレーションCB:N)に処理はオペレーションCEへ進む。
オペレーションCCにおいて状態判定部27は、基地局2が内部電源から電力供給を受けているか否かを判断する。基地局2が内部電源から電力供給を受けている場合(オペレーションCC:Y)に処理はオペレーションCDへ進む。基地局2が外部電源から電力供給を受けている場合(オペレーションCC:N)に処理はオペレーションCEへ進む。
オペレーションCDにおいて状態判定部27は、移動局4の位置情報の取得を行うと判断して処理を終了する。オペレーションCEにおいて状態判定部27は、移動局4の位置情報の取得を行わないと判断して処理を終了する。
図11を参照する。以下、移動局4の位置情報の取得を行う場合の処理を説明する。オペレーションAIにおいて状態判定部27は、無線制御部21に、接続先をCNノード3のCN処理部50からCN模擬部28に切り替える接続先変更指示を出力する。オペレーションAJにおいて無線制御部21は、接続先をCN模擬部28に切り替える。
基地局2とCNノード3の間の切断のため通信システム1にアタッチできなかった移動局4の無線制御部71は、オペレーションAKにおいてアタッチ要求を送信する。アタッチ要求を受信した移動局2の無線制御部21は、アタッチ要求をCN模擬部28に送信する。
オペレーションALにおいてCN模擬部28は、移動局4からのアタッチ要求に対してコアネットワークが返送する応答信号の模擬信号を生成する。無線制御部21は模擬信号を移動局4へ送信する。この模擬信号を受信した無線制御部21は、移動局4が通信システム1にアタッチしたと判断し、以後、位置測定要求に対するMRの送信と、ユーザの操作による音声呼及び/又はパケット呼の発信を許可する。
<5.2 基地局2による移動局4の位置情報の取得>
図16は、移動局4の位置情報の取得時の動作シーケンスの一例を示す。オペレーションDAにおいて信号送受信部29は、基地局2のセルに接続要求を行った移動局4の識別子をCN模擬部28に照会する。CN模擬部28は、移動局4からアタッチ要求を受信した際に抽出した移動局4の識別子を信号送受信部29へ送信する。
オペレーションDBにおいて信号送受信部29は、基地局情報記憶部27に格納される基地局情報の基地局識別子を読み出す。オペレーションDCにおいて信号送受信部29は、移動局4へ位置測定要求を送信する送信タイミングを基地局情報の基地局識別子に応じて決定する。このように位置測定要求を送信する送信タイミングを基地局識別子に応じて決定することにより、送信タイミングは基地局2毎にずれる。この結果、移動局4による受信確度を高めるために位置測定要求を送信する電力を増大させても、基地局2間における位置測定要求の干渉や輻輳を回避することができる。
例えば、信号送受信部29は、位置測定要求を送信する送信タイミングを次式によって決定する。
送信時刻=基地局識別子×係数+基準時刻
基準時刻は、例えば報知信号の時刻や、外部電源の喪失時刻であってよい。
オペレーションDDにおいて信号送受信部29は、無線制御部21に位置測定要求の送信指示を出力する。図17は、位置測定要求の送信指示の信号フォーマットの一例を示す。図示の例は、位置測定要求がMCである場合を示す。送信指示は、情報要素「MC信号種別」、「送信タイミング」及び「送信電力」を含む。情報要素「MC信号種別」は、移動局4に要求する測定内容を指定する。情報要素「送信タイミング」は、位置測定要求の送信時期を示す。情報要素「送信電力」は、位置測定要求を送信する送信電力を示す。図17に、位置測定要求の送信指示の内容例を併記する。図17の例の送信指示は、1秒後に最大の送信電力で、移動局4にGPS測位を要求する位置測定要求を送信する指示である。
図16を参照する。オペレーションDEにおいて無線制御部21は、無線送受信部22により移動局4へ位置測定要求を送信する。オペレーションDFにおいてアプリケーション処理部72は、基地局2からの位置測定要求に従って測位部73により移動局4の現在位置を測定する。オペレーションDGにおいてアプリケーション処理部72は、測位部73の測位結果に基づき、移動局4に現在位置を示すMR信号を基地局2へ送信する。基地局2の無線制御部21はMR信号を受信する。図18は、移動局4が送信するMR信号の一例を示す。
図18の例は、移動局4がGPS方式により測位した場合のMR信号を示す。MR信号の情報要素は、「移動局情報」、「時刻情報」及び「GPS情報」にかかる要素に分類される。分類「移動局情報」には、情報要素「移動局識別子」が含まれる。分類「時刻情報」には、情報要素「送信時刻」が含まれる。分類「GPS情報」には、情報要素「latitudeSign」、「latitude」、「longitude」、「altitude Direction」及び「altitude」を含む。
情報要素「移動局識別子」は、MR信号を送信する移動局4の識別子を示す。情報要素「送信時刻」は、MR信号の送信時刻を示す。分類「GPS情報」の情報要素は、測定された移動局4の位置情報を示し、情報要素「latitudeSign」は、北緯及び南緯の別を示す。情報要素「latitude」は緯度を示す。情報要素「longitude」は経度を示す。情報要素「Altitude Direction」は、標高及び深さの別を示す。情報要素「altitude」は高度を示す。
図18に、MR信号の内容例を併記する。図18の例のMR信号は、MR信号を送信した移動局4の識別子はAAAAであり、送信時刻が11:22:33であることを示す。MR信号は、この移動局4の位置が、北緯35度39分30.992秒、経度139度44分43.602秒、標高10mであることを示す。
図16を参照する。オペレーションDHにおいて無線制御部21は、信号送受信部29へMR信号を受信する。オペレーションDIにおいて信号送受信部29は、MR信号に含まれる移動局4の位置情報を位置データ保存部30に格納される位置データに登録する。
MR信号を複数受信した状態の位置データの内容の一例を図19に示す。この時点では、識別子AAA、…、ZZZの識別子、これらの移動局4の各送信時刻及びGPS情報のみが格納され、情報要素「発信回数」についてはまだ記録されていない。
図16を参照する。オペレーションDJにおいて移動局4による音声呼又はパケット呼の発信が行われる。オペレーションDKにおいてCN模擬部28は、移動局4による音声呼又はパケット呼の発信に対してコアネットワークから送信される模擬応答信号を生成する。また、CN模擬部28は、各移動局4毎の発信回数をカウントする。無線制御部21は模擬信号を移動局4へ送信する。
オペレーションDLにおいて集計/配信部31は、位置データ保存部30に格納される位置データに位置情報が登録された移動局4の識別子を取得する。オペレーションDMにおいて集計/配信部31は、取得した識別子の移動局4による発信回数を、CN模擬部28に照会する。オペレーションDNにおいてCN模擬部28がカウントした移動局4からの発信回数を、位置データ保存部30に格納される位置データに情報要素「発信回数」として加える。
図20は、発信回数が登録された位置データの内容の一例を示す。この例では、識別子AAAA及びZZZZの移動局4のそれぞれの発信回数「4回」及び「0回」が記憶される。
<5.3 基地局2からCNノード3及び移動局4への位置データの送信>
続いて、基地局2からCNノード3及び移動局4への位置データを送信する動作について説明する。図21は、基地局2による位置データの送信時の動作シーケンスの一例の説明図である。この時点では、矢示110のように基地局2と固定通信網5との間の接続が復旧しておらず、無線制御部21はCN模擬部28に接続されていると想定する。
位置データへの発信回数の書き込み後、オペレーションEAにおいて状態判定部27は、集計/配信部31に、位置データ保存部30に格納される位置データを移動局4へ送信する指示を出力する。オペレーションEBにおいて集計/配信部31は、位置データ保存部30から位置データを取得する。オペレーションECにおいて集計/配信部31は、CN模擬部28を介して位置データを移動局4へ送信する。CN模擬部28は、基地局2から移動局4へパケット通信により位置データを送信するためのパケット通信プロトコル処理を実行する。CN模擬部28がパケット通信プロトコル処理を行うことにより、基地局2は移動局4へデータを送信することができる。移動局4のアプリケーション処理部72は、基地局2から受信した位置データを位置データ保存部74に格納する。基地局2から移動局4へ送信される位置データの信号フォーマットは図10に示す位置データのフォーマットと同じである。
図21を参照する。その後、移動局4が移動することにより、他の基地局2を経由して通信システム1にアタッチした場合を想定する。オペレーションEDにおいて移動局4のアプリケーション処理部72は、位置データ保存部74に格納された位置データをCNノード3へ送信する。CNノード3のCN処理部50は、受信した位置データを位置データ保存部51に格納する。
図22は、移動局4からCNノード3へ送信される位置データの信号フォーマットの一例を示す。図22の信号フォーマットは、図10の信号フォーマットに加えて情報要素「移動局識別子」及び「接続先基地局識別子」を含む。情報要素「移動局識別子」及び「接続先基地局識別子」は、位置データの送信元の移動局4の識別子と、位置データ送信時に移動局4が接続されていた基地局2の識別子を含む。図22の例の位置データは、この位置データが、識別子0002の基地局2に接続中の識別子AAAAの移動局4から送信されたことを示す。
図21を参照する。その後、矢示111のように基地局2と固定通信網5との間の接続が復旧した場合を想定する。オペレーションEEにおいてNIF部20は、固定通信網5との間の接続の復旧を検出し、固定通信網5との間の接続状態の変更を状態判定部27に通知する。オペレーションEFにおいて状態判定部27は、無線制御部21に、接続先をCN模擬部28からCNノード3のCN処理部50に切り替える接続先変更指示を出力する。オペレーションEGにおいて無線制御部21は、接続先をCN処理部50に切り替える。
オペレーションEHにおいて状態判定部27は、集計/配信部31に、位置データ保存部30に格納された位置データをCNノード3へ送信する送信指示を出力する。オペレーションEIにおいて集計/配信部31は、位置データを位置データ保存部30から取得する。オペレーションEJにおいて集計/配信部31は、位置データをCNノード3へ送信する。CNノード3のCN処理部50は、受信した位置データを、位置データ保存部51に格納する。基地局2からCNノード3へ送信される位置データの信号フォーマットは図10に示す位置データのフォーマットと同じである。
<5.4 CNノードにおける位置データの集計及び捜索優先度の決定>
続いて、図23を参照して位置データを受信したCNノード3の処理を説明する。オペレーションFAにおいて集計部52は、位置データ保存部51に格納された各基地局2毎及び移動局4毎に送信された位置データを、各移動局4毎の位置データに集計する。集計部52により集計されたデータを、本明細書において「集計データ」と表記する。
図24は、集計直後の集計データの例を示す。集計データのデータフォーマットは、図7を参照して上述したとおりである。位置データの集計の際に集計部52は、集計データの情報要素「CN模擬」の値を位置データの情報要素「発信回数」から取得する。また集計部52は、図22に示す位置データの情報要素「送信元基地局識別子」及び「接続先基地局識別子」の不一致に基づいて移動局4が移動したか否かを判断し、集計データの情報要素「移動履歴」の値を決定する。また、この時点では、情報要素「CN」については記録されていない。
オペレーションFBにおいて集計部52は、集計データに位置データがエントリされている移動局4がCNノード3に対して行った音声呼やパケット呼の発信の発信回数を履歴データベース53へ照会する。オペレーションFCにおいて集計部52は、履歴データベース53から取得した発信回数を、集計データに情報要素「CN」として加える。図25は、発信回数記録後の集計データの例を示す。図25の例では、識別子AAAA及びZZZZの移動局4がCNノード3に対して行った発信の発信回数として、それぞれ1回及び0回が集計データに記録される。
オペレーションFDにおいて集計部52は、移動局4のユーザを捜索する捜索優先度を決定する。図26は、集計部52による各移動局4の捜索優先度の決定処理の一例を示す。オペレーションGAにおいて集計部52は、集計データの情報要素「CN模擬」及び「CN」の値の合計値を各移動局4の発信回数として算出し、発信回数が0であるか否かを判断する。
発信回数が0である場合(オペレーションGA:Y)に処理はオペレーションGBへ進む。発信回数が0でない場合(オペレーションGA:N)に処理はオペレーションGCへ進む。オペレーションGBにおいて集計部52は、捜索優先度の値を1つ増加し、処理をオペレーションGCへ進める。これは、携帯電話から電話をするという行為を行っていることを証明するものであり、該ユーザが無事であることを示すものと判断し、優先度を増加させるのは、発信回数が0の移動局装置とする。
オペレーションGCにおいて集計部52は、集計データの情報要素「移動履歴」を参照し、移動局4の移動履歴の有無を判断する。移動局4が移動していない場合(オペレーションGC:Y)に処理はオペレーションGDへ進む。移動局4が移動した場合(オペレーションGC:N)に処理は終了する。オペレーションGDにおいて集計部52は、捜索優先度の値を1つ増加し処理を終了する。移動局が移動しているということは、ユーザが無事であることを示すものと判断し、優先度を増加させるのは、移動していない移動局とする。
上記処理により、例えば、識別子AAAAの移動局4については、オペレーションGA及びGCの両方の判断結果が「N」になり、捜索優先度は最低の「0」になる。一方で、識別子ZZZZの移動局4については、オペレーションGA及びGCの両方の判断結果が「Y」になり、捜索優先度は最高の「2」になる。なお、図26に示す捜索優先度の決定処理の説明は、例示であり、ユーザの捜索優先度の判断処理を図26の処理のみに限定することを意図するものではない。捜索優先度の判断処理は、集計データの利用用途や、その時々の状況など様々な要因に応じて適宜修正することが可能である。
図23を参照する。オペレーションFEにおいて集計部52は、決定した捜索優先度を、集計データに情報要素「捜索優先度」として加える。この時点における集計データの例は、図7にて例示した集計データと同様である。集計部52により集計された集計データは、例えば、災害時の人命救助を行う諸機関により利用され、ユーザの罹災の有無の判断や捜索に利用することができる。また、他の実施例では、集計データは、災害用掲示板ウェブサービス等の情報提供システムを介して、ユーザの関係者に提供されてもよい。
<6 本実施例の効果>
本実施例によれば、基地局2がコアネットワークから切断された場合であっても、基地局2による移動局4の位置情報の収集が可能となる。このため、例えば災害発生時に基地局2がコアネットワークから切断されても、移動局4のユーザの人命救助に有用な位置情報の収集に基地局2を利用することが可能となる。
本実施例によれば、外部電源からの基地局2への電力供給が無くなった直後に、移動局4の位置の収集及び保存を行うことができる。このため外部電源からの基地局2への電力供給が無くなっても内部電源による駆動中に実行できる。したがって内部電源によるサービス提供時間が限られていても、基地局2を移動局4の位置情報の収集に利用することができる。そして、外部電源が復旧し且つコアネットワークと基地局2との接続が復旧した時点で移動局4の電源が無くなっていても、基地局2には移動局4の位置情報が保存されており、この位置情報を利用することができる。
本実施例によれば、基地局2は、収集した位置データを移動局4に分散保存する。そのため、位置情報の収集後に、例えば火災や津波などにより基地局2が破壊されても、収集した位置データが利用できなくなる可能性を低減することができる。
本実施例によれば、CNノード3は、基地局2毎及び移動局4毎に送信される位置データを移動局4毎のデータに集計する。このため、基地局2及び移動局4からの位置データが重複していても重複した位置データが削除される。このため、収集した位置データが基地局2及ぶ複数の移動局4に重複して分散保存されていても、移動局4毎に集計されたデータを提供することが可能となる。
本実施例によれば、移動局4の移動履歴や発信履歴を取得することにより、ユーザの人命救助の緊急度や捜索優先度を決定することが可能となる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
プロセッサと記憶装置を備える基地局装置であって、前記プロセッサが、
移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、
前記移動局装置から送信される認証情報に含まれる前記移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
を実行することを特徴とする基地局装置。
(付記2)
前記プロセッサは、
前記移動局装置から受信した認証情報に基づいて、前記移動局装置に通信確立可能であることを通知する処理と、
前記移動局装置に通信確立可能であることを通知した後に、前記移動局装置に、位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、
前記要求信号に応じて送信される位置情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
を実行することを特徴とする付記1に記載の基地局装置。
(付記3)
前記プロセッサは、災害の発生を検出する処理を実行し、災害が発生した場合に前記要求信号を送信する処理を実行することを特徴とする付記2に記載の基地局装置。
(付記4)
前記プロセッサは、自装置の上位局と通信出来ないことを検知すると、自装置に関する情報含む報知情報を前記移動局装置に送信する処理を実行することを特徴とする付記1〜3の何れかに記載の基地局装置。
(付記5)
前記プロセッサは、前記要求信号により複数の前記移動局装置から収集された位置情報を前記移動局装置へ送信する処理を実行することを特徴とする付記2〜3の何れかに記載の基地局装置。
(付記6)
前記プロセッサは、
自装置とその上位局との接続状態を判定する処理と、
前記ノード装置と前記上位局との接続が切断から復旧した場合に、前記移動局装置の位置情報を、前記上位局を介して前記基地局装置と接続されるノード装置へ送信する処理と、
を実行することを特徴とする付記1〜5のいずれか一項に記載の基地局装置。
(付記7)
前記プロセッサは、
前記移動局装置から、自装置以外の他移動局装置を呼び出すための信号である発信要求を受信する処理と、
前記発信要求の回数をカウントする処理と、
前記移動局装置からの発信要求の回数情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
を実行することを特徴とする付記1〜6のいずれか一項に記載の基地局装置。
(付記8)
前記プロセッサは、
前記移動局装置から、自装置以外の他移動局装置を呼び出すための信号である発信要求を受信する処理と、
前記発信要求の回数をカウントする処理と、
自装置とその上位局との接続状態を判定する処理と、
前記ノード装置と前記上位局との接続が切断から復旧した場合に、前記移動局装置の位置情報及び前記移動局装置からの発信要求の回数情報を、前記上位局を介して前記基地局装置と接続されるノード装置へ送信する処理と、
を実行することを特徴とする付記1〜5のいずれか一項に記載の基地局装置。
(付記9)
前記プロセッサは、前記要求信号の送信時期を、前記基地局装置の固有の識別子に応じて算出することを特徴とする付記1〜8のいずれか一項に記載の基地局装置。
(付記10)
基地局装置と、移動局装置と、を備える通信システムであって、
前記基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備え、
前記基地局装置の前記プロセッサは、前記移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、
前記移動局装置から送信される認証情報に含まれる前記移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
を実行することを特徴とする通信システム。
(付記11)
前記基地局装置の上位局を介して、前記基地局装置と接続されるノード装置を備え、
前記基地局装置の前記プロセッサは、
前記移動局装置から受信した認証情報に基づいて、前記移動局装置に通信確立可能であることを通知する処理と、
前記移動局装置に通信確立可能であることを通知した後に、前記移動局装置に、位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、
前記要求信号に応じて送信される位置情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
自装置と前記上位局との接続状態を判定する処理と、
前記ノード装置と前記上位局との接続が切断から復旧した場合に、前記移動局装置の位置情報を、前記ノード装置へ送信する処理と、を実行することを特徴とする付記10に記載の通信システム。
(付記12)
前記移動局装置及び前記ノード装置は、それぞれプロセッサと記憶装置を備え、
前記基地局装置の前記プロセッサは、前記要求信号により複数の前記移動局装置から収集された一信号を前記移動局装置へ送信する処理を実行し、
前記移動局装置の前記プロセッサは、
前記基地局装置から受信される複数の移動局装置の位置情報を、前記記憶装置に格納する処理と、
前記記憶装置に格納された前記複数の移動局装置の位置情報を、基地局装置を介して、ノード装置へ送信する処理と、を実行し、
前記ノード装置の前記プロセッサは、前記基地局装置及び前記移動局装置から受信された前記位置情報を、前記移動局装置毎に集計する処理を実行することを特徴とする付記11に記載の通信システム。
(付記13)
前記基地局装置の前記プロセッサは、
前記移動局装置から、自装置以外の他移動局装置を呼び出すための信号である発信要求を受信する処理と、
前記発信要求の回数をカウントする処理と、
自装置とその上位局との接続状態を判定する処理と、
前記ノード装置と前記上位局との接続が切断から復旧した場合に、前記移動局装置の位置情報及び前記移動局装置からの発信要求の回数情報を前記ノード装置へ送信する処理と、を実行し、
前記ノード装置の前記プロセッサは、受信した前記発信要求の回数に応じて前記移動局装置間の優先度を決定する処理を実行する付記10〜12に記載の通信システム。
(付記14)
前記基地局装置から前記ノード装置へ送信される前記位置情報には前記基地局装置の識別子が付加され、
前記移動局装置から前記ノード装置へ送信される前記位置情報には前記移動局装置が接続する基地局装置の識別子が付加され、
前記ノード装置の前記プロセッサは、
前記基地局装置から送信される前記位置情報に付加された前記識別子と、前記移動局装置から送信される前記位置情報に付加された前記識別子の不一致により、前記移動局装置の移動の有無を判定する処理と、
前記移動局装置の移動の有無に応じて前記移動局装置間の優先度を決定する処理を実行する付記10〜13のいずれか一項に記載の通信システム。
(付記15)
基地局装置の上位局を介して、前記基地局装置と接続されるノード装置であって、
前記ノード装置はプロセッサと記憶装置を備え、
前記プロセッサが、
前記基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、前記基地局装置から受信する処理と、
前記基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、該位置情報を前記基地局装置から受信した移動局装置から受信する処理と、
前記基地局装置及び前記移動局装置から受信された前記移動局装置に関する情報を、前記移動局装置毎に集計する処理と、
を実行することを特徴とするノード装置。
(付記16)
プロセッサと記憶装置を備える移動局装置であって、前記プロセッサは、
基地局装置から受信される複数の移動局装置に関する情報を、前記記憶装置に格納する処理と、
前記記憶装置に格納された前記複数の移動局装置に関する情報を、基地局装置を介して、ノード装置へ送信する処理と、
を実行することを特徴とする移動局装置。
(付記17)
基地局装置が備えるプロセッサに、
移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、
前記移動局装置から送信される認証情報に含まれる前記移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記18)
基地局装置による移動局装置の位置検出方法であって、
前記基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備え、
前記位置検出方法は、
移動局装置からの通信の認証に関する認証情報に対して、前記移動局装置が通信可能であることを、前記移動局装置に通知する処理と、
前記移動局装置に通信可能であることを通知した後に、前記移動局装置に関する位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、
前記要求信号に応じて前記移動局装置から送信される位置情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
前記プロセッサに実行させることを特徴とする位置検出方法。
1 通信システム
2 基地局
3 CNノード
4 移動局

Claims (10)

  1. プロセッサと記憶装置を備える基地局装置であって、前記プロセッサが、
    移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、
    前記移動局装置から送信される認証情報に含まれる前記移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
    を実行することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記移動局装置から受信した認証情報に基づいて、前記移動局装置に通信確立可能であることを通知する処理と、
    前記移動局装置に通信確立可能であることを通知した後に、前記移動局装置に、位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、
    前記要求信号に応じて送信される位置情報を前記記憶装置へ格納する処理と、を実行することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記プロセッサは、災害の発生を検出する処理を実行し、災害が発生した場合に前記要求信号を送信する処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記プロセッサは、自装置の上位局と通信出来ないことを検知すると、自装置に関する情報含む報知情報を前記移動局装置に送信する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の基地局装置。
  5. 前記プロセッサは、前記要求信号により複数の前記移動局装置から収集された位置情報を前記移動局装置へ送信する処理を実行することを特徴とする請求項2乃至3の何れか一項に記載の基地局装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記移動局装置から、自装置以外の他移動局装置を呼び出すための信号である発信要求を受信する処理と、
    前記発信要求の回数をカウントする処理と、
    前記移動局装置からの発信要求の回数を前記記憶装置へ格納する処理と、
    を実行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の基地局装置。
  7. 基地局装置と、移動局装置と、を備える通信システムであって、
    前記基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備え、
    前記基地局装置の前記プロセッサは、前記移動局装置から通信の認証に関する認証情報を受信する処理と、
    前記移動局装置から送信される認証情報に含まれる前記移動局装置に関する情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
    を実行することを特徴とする通信システム。
  8. 基地局装置の上位局を介して、前記基地局装置と接続されるノード装置であって、
    前記ノード装置はプロセッサと記憶装置を備え、
    前記プロセッサが、
    前記基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、前記基地局装置から受信する処理と、
    前記基地局装置が取得した移動局装置に関する情報を、該位置情報を前記基地局装置から受信した移動局装置から受信する処理と、
    前記基地局装置及び前記移動局装置から受信された前記移動局装置に関する情報を、前記移動局装置毎に集計する処理と、
    を実行することを特徴とするノード装置。
  9. プロセッサと記憶装置を備える移動局装置であって、前記プロセッサは、
    基地局装置から受信される複数の移動局装置に関する情報を、前記記憶装置に格納する処理と、
    前記記憶装置に格納された前記複数の移動局装置に関する情報を、基地局装置を介して、ノード装置へ送信する処理と、
    を実行することを特徴とする移動局装置。
  10. 基地局装置による移動局装置の位置検出方法であって、
    前記基地局装置は、プロセッサと記憶装置を備え、
    前記位置検出方法は、
    移動局装置からの通信の認証に関する認証情報に対して、前記移動局装置が通信可能であることを、前記移動局装置に通知する処理と、
    前記移動局装置に通信可能であることを通知した後に、前記移動局装置に関する位置情報を要求する要求信号を送信する処理と、
    前記要求信号に応じて前記移動局装置から送信される位置情報を前記記憶装置へ格納する処理と、
    を前記プロセッサに実行させることを特徴とする位置検出方法。
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