JP2013133872A - ガス供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はガスを充填する際に充填開始から充填終了までの間の零点補正を行うことを課題とする。
【解決手段】制御装置16は、制御データ及び制御プログラムを記憶手段60から読み出し、ガス充填制御処理及び零点調整制御処理を実行する零点調整手段60Aを有する。零点調整手段60Aは、ガス供給を開始する直前における質量流量計26による計測値を読み込んで零点調整のための第1の零点調整値を演算する第1の補正値演算手段60Bと、ガス充填が終了した直後における質量流量計26による計測値を読み込んで零点調整のための第2の零点調整値を演算する第2の補正値演算手段60Cとを有する。さらに、零点調整手段60Aは、第1の零点調整値と第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算する零点変化演算手段60Dと、演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正する補正手段60Eとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明はガス供給装置に係り、特にガス充填量を計測する流量計の計測値を正確に補正するよう構成されたガス供給装置に関する。
例えば、自動車の燃料タンク(被充填タンク)に圧縮されたガスを充填するように構成されたガス供給装置においては、流量計によりガスの流量(充填量)を計測し、充填された圧力が目標圧力に達したことが検出された時点で充填完了となる(例えば、特許文献1参照)。
また、ガス供給装置では、圧縮されたガスの流量(充填量)を正確に計測するため、コリオリ式質量流量計が用いられており、ガスの圧力や温度に拘わらず、供給された質量から流量を求めている。一方、この種の質量流量計は、センサチューブの加工誤差やセンサユニットの取付位置のばらつき、あるいはセンサユニットから得られた信号を処理する電子部品の特性のばらつきや、センサチューブの経年変化により流量計測値に誤差が生じるため、充填開始スイッチがオンに操作されたとき、零点調整を行う制御プログラム(零点調整手段)が制御回路に設けられている。例えば、充填開始前の流量が零の状態で質量流量計から流量計測値が出力された場合は、当該流量計測値が誤差となる。そのため、零点調整手段を有する制御回路では、この誤差が零となるように零点調整を行っている。
特開平8−100893号公報
従来のガス供給装置では、充填開始前に検出された流量計測値の誤差に基づいて零点調整値を演算しているため、充填開始後(ガス充填中)の温度変化や圧力変動に伴う零点調整値が変化しても充填開始前の零点調整値をそのまま用いて零点調整を行うため充填中及び充填完了時の流量補正の精度が劣るという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したガス供給装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、被充填タンクにガスを供給するガス供給経路と、
該ガス供給経路を介して前記被充填タンクに充填されるガス充填量を計測する流量計と、
前記流量計の計測値に対する零点調整処理を行う零点調整手段と、
を有するガス供給装置において、
前記零点調整手段は、
前記被充填タンクへのガス供給を開始する直前における前記流量計の計測値を読み込んで零点調整のための第1の零点調整値を演算する第1の補正値演算手段と、
前記被充填タンクへのガス充填が終了した直後における前記流量計の計測値を読み込んで零点調整のための第2の零点調整値を演算する第2の補正値演算手段と、
前記第1の零点調整値と前記第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算する零点変化演算手段と、
前記零点変化演算手段により演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正する補正手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)本発明は、前記零点変化演算手段により演算された前記第1の零点調整値と前記第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を記憶する記憶手段を備え、
前記補正手段は、前記記憶手段に記憶された零点調整値の変化を読み出し、前記零点調整値の変化に応じてガス充填量を補正することを特徴とする。
(3)本発明は、前記記憶手段に記憶された前回の零点調整値と今回の零点調整値とを比較する比較手段を備え、
前記補正手段は、前記比較手段により前回の零点調整値が今回の零点調整値より大きい場合には充填量から補正値を減算し、前記比較手段により前回の零点調整値が今回の零点調整値より小さい場合には充填量に補正値を加算することを特徴とする。
本発明によれば、被充填タンクへのガス供給を開始する直前における第1の零点調整値と、被充填タンクへのガス充填が終了した直後における第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算し、当該演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正するため、充填開始及び充填完了だけでなく充填途中の零点調整の変化を含む流量補正が可能になり、充填途中における温度変化や圧力変化に伴う流量計測値の誤差も正確に補正することができる。
本発明によるガス供給装置の一実施例を示す概略構成図である。 ディスペンサユニットの正面図である。 制御装置が実行するガス充填制御処理を説明するためのフローチャートである。 ガス充填中の零点調整の補正値変化の一例を示す図である。 ガス充填制御による流量変化の補正前の一例を示す図である。 ガス充填制御による流量変化の補正後の一例を示す図である。 制御装置が実行する零点調整演算処理1を説明するためのフローチャートである。 制御装置が実行する零点調整演算処理2を説明するためのフローチャートである。 制御装置が実行する零点調整演算処理3を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔ガス供給装置の構成〕
図1は本発明になるガス供給装置の一実施例を示す概略構成図である。図1に示されるように、ガス供給装置11は、例えば自動車12の燃料タンク(被充填タンク)13に都市ガスを所定圧力に圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給するガス充填所などに設置されている。尚、上記圧縮天然ガスは一例であり、ガス供給装置11が扱うガスは、これに限らず大気圧から20MPa程度の高圧の範囲で圧縮されて使用される他のガスを含む。
ガス供給装置11は、大略、都市ガスを所定圧力に昇圧する圧力発生ユニット14と、圧力発生ユニット14により圧縮されたガスを燃料タンク13に供給するためのディスペンサユニット15と、これら圧力発生ユニット14,ディスペンサユニット15の各機器を制御する制御装置16と、記憶装置60とを有する。記憶装置60は、ガス充填を行なう際に当該燃料タンク13に供給されたガス充填量(積算流量)とガス充填圧力との対応関係に応じた制御弁28の制御データ、及び各制御プログラムを記憶している。
制御装置16は、充填制御装置82とガス充填所の通信回線(LAN)84を介してデータ通信可能に接続されており、制御データ及び制御プログラムを記憶手段60から読み出し、ガス充填制御処理及び零点調整制御処理を実行する。また、記憶装置60には、質量流量計26の計測値に対する零点調整制御処理を行う零点調整手段60Aとしての制御プログラムが記憶されている。
零点調整手段60Aは、燃料タンク13へのガス供給を開始する直前における質量流量計26による計測値(充填量)を読み込んで零点調整のための第1の零点調整値を演算する第1の補正値演算手段60Bと、燃料タンク13へのガス充填が終了した直後における質量流量計26による計測値(充填量)を読み込んで零点調整のための第2の零点調整値を演算する第2の補正値演算手段60Cとを有する。さらに、零点調整手段60Aは、第1の零点調整値と第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算する零点変化演算手段60Dと、演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正する補正手段60Eを有する。
圧力発生ユニット14は、多段式のコンプレッサ18と、ガス蓄圧器21とを有する。この圧力発生ユニット14においては、都市ガスが中圧(家庭で使用される圧力よりも高い圧力)で給送される中圧管路(図示せず)及び上流管路17を介して多段式のコンプレッサ18に供給され、コンプレッサ18により圧縮されたガスがガス供給管路19を介してガス蓄圧器21に貯留される。
さらに、ガス供給管路19には圧縮されたガスがコンプレッサ18に逆流することを防止する逆止弁20が配設されている。
本実施例においては、上記燃料タンク13に充填される最高圧力が20MPaとした場合、ガス蓄圧器21に貯留される設定圧力は25MPaに設定される。コンプレッサ18は、中圧管路から供給された都市ガス(約0.5〜0.8MPa)を圧縮してガス蓄圧器21の圧力を上記設定圧力に加圧する。
上記ガス蓄圧器21からのガスを吐出するための吐出管路22には、電磁弁よりなる開閉弁23が配されている。吐出管路22は、ガス供給管路24に連通しており、ガス蓄圧器21に貯留されたガスはガス供給管路24を介して上記燃料タンク13に供給される。
又、ガス供給管路24には、ガス蓄圧器21から供給される供給ガス圧を検出する1次圧力伝送器25と、燃料タンク13に供給されたガス充填量を計測する質量流量計26と、電磁弁よりなるガス供給開閉弁27と、燃料タンク13に供給されるガス圧を所定圧に調整する圧力制御弁28と、燃料タンク13に供給された供給ガス圧を計測する2次圧力伝送器(圧力検出器)29と、手動脱圧弁30とが配設されている。
手動脱圧弁30は、メンテナンス時あるいは他の機器で異常が発生した場合に手動操作により、開弁操作されてガス供給管路24のガスを低圧管路47へ排出してガス供給管路24の圧力を減圧することができる。
ガス充填経路51は、ホース脱圧用三方弁33と、充填ホース35と、充填ノズル49とから構成されている。充填ノズル49は、手動三方弁36と、接続カップリング37とを有する。ガス充填経路51は、前述したガス供給管路24と共にガス供給経路を構成する。
ホース脱圧用三方弁33は、ガス供給管路24の下流側端部が連通されるaポートと、充填ホース35の上流側端部が連通されるbポートと、低圧管路47の端部が連通されるcポートとを有する。また、ホース脱圧用三方弁33は、制御装置16からの制御信号により切替動作するように構成されており、a,bポートを連通する充填モード、またはa,cポートを連通する脱圧モードの何れか一方に切り替わるように動作する。尚、低圧管路47は、ガス回収容器あるいは大気に連通されており、充填完了後にホース脱圧用三方弁33が脱圧側へ切り替ると、充填ホース35に残留するガスを低圧側へ回収して充填ホース35内の圧力を減圧する。
充填ノズル49に設けられた手動三方弁36は、充填ホース35の下流側端部が連通されるaポートと、接続カップリング37が連通されるbポートと、大気放出管路42の一端が連通されるcポートとを有する。また、手動三方弁36は、充填開始時に作業者が手動操作用のハンドルを回動操作すると、切り替わるように構成されており、a,bポートを連通する充填モード、またはa,cポートを連通する脱圧モードの何れか一方に切り替わるように操作される。尚、大気放出管路42は、他端が大気に連通されており、充填完了後に手動三方弁36が脱圧操作されると、充填ノズル49に残留するガスを低圧側へ回収して充填ノズル49内の圧力を減圧する。
また、充填ノズル49の接続カップリング37は、自動車12の燃料タンク13に連通された充填管路39の車両側接続カップリング38に結合される。各接続カップリング37,38は、内部に弁(図示せず)が内蔵されており、結合により各弁が開弁されて連通状態に保持され、結合が解除されることにより各弁が閉止してガスの流出を防止する。
また、自動車12の充填管路39には、手動式の開閉弁40及び逆止弁41が設けられている。手動式の開閉弁40は、ガス充填操作を行う際に開弁される。逆止弁41は、燃料タンク13に充填されたガスが逆流することを防止しており、充填されるガス圧力が燃料タンク13の圧力以上になったとき、開弁する。
上記制御装置16は、上記各機器と接続されるとともに、カードリーダ53、表示器54、充填スタートスイッチ55、充填停止スイッチ56、緊急停止スイッチ57が接続されている。
〔ディスペンサユニットの構成〕
図2はディスペンサユニット15の正面図である。図2に示されるように、ディスペンサユニット15は、縦型の筐体62の右側面62aには、充填ホース35及び充填ノズル49が設けられている。さらに、筐体62の右側面62aには、充填ノズル49を掛止するためのノズル掛止部64が取り付けられている。
さらに、筐体62の正面62bは、燃料タンク13への充填量を表示する表示器54、充填スタートスイッチ55、充填停止スイッチ56、緊急停止スイッチ57が配置されている。
〔ガス充填作業〕
次に上記構成になるガス供給装置11におけるガス充填作業について説明する。上記自動車12の燃料タンク13にガスを充填する際、作業者は、先ず、ディスペンサユニット15のノズル掛止部64から充填ノズル49を外して接続カップリング37を自動車12の接続カップリング38に結合させる。そして、作業者は、手動三方弁36の流入ポートaと充填ポートbとを連通させた充填モードに切り換え操作する。また、自動車12の手動式の開閉弁40を開弁する。
次に、作業者が充填開始スイッチ釦55をオンに操作すると、制御装置16はガス充填開始前の第1の零点調整値を演算し、零点調整を行う。続いて、脱圧用三方弁33の流入ポートaと充填ポートbとを連通させると共に、ガス供給開閉弁27及び制御弁28を開弁させる。これにより、ガス蓄圧器21に蓄圧された高圧ガスは、ガス供給管路24、流量計26、ガス供給開閉弁27、制御弁28、脱圧用三方弁33、ガス充填ホース35、三方弁36、接続カップリング37,38を介して燃料タンク13に充填される。
充填開始直後は、燃料タンク13の容器容量(残量を差し引いた充填可能な容積)を演算するため、制御弁28の弁開度がやや絞られており、燃料タンク13への供給量が微小流量(例えば、3kg/min)に抑えられている。そして、燃料タンク13の容量が求まると、その容量に応じた制御則(一定圧力制御あるいは一定流量制御)により制御弁28の弁開度が制御されて燃料タンク13へのガス充填を開始する。
このようにして燃料タンク13にガスが充填されて燃料タンク13のガス充填圧力(2次圧力伝送器29の検出値)が所定の目標圧力(例えば、20MPa)に達すると、制御装置16はガス供給開閉弁27、制御弁28を閉弁させて燃料タンク13へのガス充填が終了する。ガス充填終了後、制御装置16はガス充填終了後の第2の零点調整値を演算し、零点調整を行う。続いて、第1の零点調整値と第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算し、演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正する。
尚、ガス供給管路24を通過したガス充填量は、質量流量計26により計測され、質量流量計26からの流量パルスが制御装置16に出力される。そして、制御装置16は、質量流量計26からの流量パルスを積算して、燃料タンク13に充填されたガス充填量を表示器54に表示する。
また、燃料タンク13へのガス充填が完了すると、作業者は、手動三方弁36の排気ポートbと充填ポートcとを連通させるとともに流入ポートaを遮断させるように切り換え操作する。三方弁36と自動車12に設けられた逆流防止弁41との間に残留するガスは、排気ポートbから大気放出管路42へ排出され、接続カップリング37,38内の圧力が大気圧に減圧される。これにより、作業者は、軽い力で接続カップリング37,38を分離させることが可能になる。
その後、作業者は、充填ノズル49の接続カップリング37を自動車12の接続カップリング38から分離させ、ノズル掛止部64に掛止させることで、一連のガス充填作業が完了する。
〔ガス充填制御処理〕
ここで、制御装置16が実行するガス充填制御処理について図3のフローチャートを参照して説明する。図3に示されるように、制御装置16は、S11において、充填スタートスイッチ55がオンに操作されると、S12に進み、ガス充填開始前の第1の零点調整値を演算し、零点調整を行う。続いて、S13では、表示器54の表示をゼロリセットする。
次のS14では、脱圧用三方弁33の流入ポートaと充填ポートbとを連通させると共に、ガス供給開閉弁27及び制御弁28を開弁させて燃料タンク13へのガス充填を開始する。
続いて、S15に進み、計測されたガス充填量(積算充填量)を表示器54に表示する。次のS16では、2次圧力伝送器29により計測された充填圧力P2(タンク圧力に相当)を読み込む。そして、S17に進み、充填圧力P2が予め設定された目標圧力Paに達したかどうかを確認する。
上記S17で充填圧力P2が目標圧力Paに達していないときは、燃料タンク13へのガス充填が完了していないので、上記S15〜S17の処理を繰り返し、ガス充填を継続する。
また、S17において、2次圧力伝送器29により計測された充填圧力P2が予め設定された目標圧力Paに達したときは、S18に進み、ガス供給開閉弁27、制御弁28を閉弁させてガス充填を停止させる。次のS19では、質量流量計26の質量流量計測値(瞬時充填量)を読み込み、この質量流量計測値をガス充填終了後の零点調整値として記憶装置60に記憶させると共に、零点調整演算を行う。
そして、次のS20では、今回の充填量及び充填圧力P2を記憶手段60に記憶し、さらにこれらの検出値をガス充填所のPOSとして機能する充填制御装置82(図1参照)に送信する。
〔ガス充填中の零点調整〕
図4はガス充填中の零点調整の補正値変化の一例を示す図である。図4には、流量がゼロの状態のとき零点調整を複数回行った場合の計測データ例が示されている。一般的に流量計の零点誤差は、当該質量流量計16が有する固有の値であることから、一度零点調整すれば、その後は零点調整を行う必要がない。しかし、質量流量計16においては、センサチューブの変位を検出するピックアップ(変位センサ)からの信号を処理する電子部品のばらつきや、温度変化、圧力変化などの環境条件の変化や、センサチューブ等の構造体の経年変化により零点が変化し、零点調整前の計測時間差のように流量ゼロであってもピックアップから微小な出力(計測時間差信号)が生じる。
これに対して、零点調整を行うと、ピックアップから微小な出力(計測時間差信号)がゼロになるように時間差信号を補正するので、ピックアップからの出力が殆どゼロになる。
このように、ガス充填中に複数回の零点調整を行うことにより、例えばガス充填中における上記のような環境変化などによる零点変化(時間差信号の変動)を調整することが可能になるが、その都度ガス充填を中止しなければならないという問題がある。
図5はガス充填制御による流量変化の補正前の一例を示す図である。図5に示されるように、前述したようなガス充填中の環境変化が生じた場合、ガス充填制御による流量変化は、充填開始前の零点誤差taと充填終了後の零点誤差tbとでは、零点調整値(ta<tb)が異なる。すなわち、充填開始前に零点調整を行うと、充填開始時の零点誤差はゼロである。しかし、図5中破線で示すように、ガス充填中の環境変化により充填開始T1から充填終了T2までの充填時間T(T=T2−T1)の経過と共に、徐々に零点誤差(零点調整値)が増大する傾向にある。
充填開始から充填終了までの間に変化した零点誤差に基づいて、零点調整すべき補正値の総計は、上記図5中に示す破線と流量ゼロを示す横線との間に形成される3点を結ぶ三角形の面積Sが相当する。そこで、本発明では、ガス充填開始前に零点調整を行った後、ガス充填終了後の零点誤差(充填停止状態の流量計測値)を求め、充填開始から充填終了までの間における零点調整値の変化に応じた補正値(上記三角形の面積S)を演算して積算流量計測値(充填量)から減算または加算する。
図6はガス充填制御による流量変化の補正後の一例を示す図である。図6に示されるように、ガス充填中における零点変化による計測値の増加分または減少分(補正値)を演算して補正することにより、ガス充填中の零点変化による誤差が解消されるため、ガス充填中においても零点調整が行われているのと同じように零点変化に影響されない充填量が得られる。すなわち、質量流量計26の計測値(充填量)から補正値(上記三角形の面積S)を減算することにより、充填開始前の零点誤差taと充填終了後の零点誤差tbは、共にゼロとなり、充填中の零点誤差もゼロに調整される。
〔零点調整演算処理1〕
図7は制御装置16が実行する零点調整演算処理1を説明するためのフローチャートである。制御装置16は、図7のS31において、質量流量計26の零点調整を行い、調整した充填開始前の零点補正値taを記憶装置60に記憶する(第1の補正値演算手段)。作業者は、充填ノズル49の接続カップリング37を自動車12の接続カップリング38に結合させ、手動三方弁36の流入ポートaと充填ポートbとを連通させた後、自動車12の手動式の開閉弁40を開弁する。そして、作業者は、充填開始スイッチ釦55をオンに操作する。
続いて、S32に進み、充填スタートスイッチ55がオンに操作されたか否かをチェックする。S32において、充填スタートスイッチ55がオンに操作されると、S33に進み、脱圧用三方弁33の流入ポートaと充填ポートbとを連通させると共に、ガス供給開閉弁27及び制御弁28を開弁させる。これにより、ガス蓄圧器21に蓄圧された高圧ガスは、燃料タンク13に充填開始される。また、充填開始と共に質量流量計26により計測された質量流量計測値(瞬時充填量)を読み込み、燃料タンク13に充填された積算充填量を記憶装置60に記憶させる。
次のS34では、充填終了か否かをチェックする。S34において、充填終了でない場合(NOの場合)、S35に進み、燃料タンク13へのガス充填を行うと共に、質量流量計26により計測された質量流量(瞬時充填量)を読み込み、燃料タンク13に充填された積算充填量を記憶装置60に記憶させる。尚、充填終了の判断基準としては、例えば燃料タンク13に充填されたガス圧力(2次圧力伝送器29による圧力検出値)が目標圧力に達した場合、あるいは充填停止スイッチ56がオン操作された場合に充填終了と判断する。
また、S34において、充填終了と判断された場合(YESの場合)、S36に進み、充填終了後の零点調整を行うと共に、充填終了後の零点補正値tbを計測して記憶装置60に記憶させる(第2の補正値演算手段)。
次のS37において、充填開始前の零点補正値taと、充填終了後の零点補正値tbとを比較し、充填開始前の零点補正値taが充填終了後の零点補正値tbより小さいか否かをチェックする(比較手段)。S37において、ta<tbの場合(YESの場合)、S38に進み、時間差(tb−ta)に相当する瞬時流量を補正瞬時流量Q1(kg/min)として算出する。
次のS39では、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q1(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量α(kg)を演算する(零点変化演算手段)。この補正充填量αは、図5に示す三角形の面積Sに相当する。
続いて、S40に進み、積算充填量Qから上記補正充填量αを減算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。この後は、S44に進む。
また、上記S37において、ta>tbの場合(NOの場合)、S41に進み、時間差(ta−tb)に相当する瞬時流量を補正瞬時流量Q2(kg/min)として算出する。
次のS42では、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q2(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量β(kg)を演算する(零点変化演算手段)。この補正充填量βは、図5に示す三角形の面積Sに相当する。
続いて、S43に進み、積算充填量Qに上記補正充填量βを加算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。
次のS44では、零点調整後の充填量に従った請求金額(充填料金)を演算し、表示器54に表示する。そして、S45に進み、補正瞬時流量Q1、Q2、充填開始前の零点補正値taと充填終了後の零点補正値tbの大小関係(ta<tbまたはta>tb)を記憶装置60に記憶する(記憶手段)。
このように、積算充填量Qに対して充填開始前の零点補正値taと充填終了後の零点補正値tbの大小関係(ta<tbまたはta>tb)に応じて補正充填量αを減算、または補正充填量βを減算することにより、充填中の零点補正も行うことが可能になり、燃料タンク13への充填量を正確に補正できる。
〔零点調整演算処理2〕
図8は制御装置16が実行する零点調整演算処理2を説明するためのフローチャートである。制御装置16は、図8のS61〜S64の処理は、前述したS32〜S35と同様のため、説明を省略する。
S65では、記憶装置60から前回の充填処理で記憶された補正瞬時流量Q1、Q2、充填開始前の零点補正値taと充填終了後の零点補正値tbの大小関係(ta<tbまたはta>tb)を読み出す。次のS66では、記憶装置60から読み出した充填開始前の零点補正値taと充填終了後の零点補正値tbとの大小関係(ta<tbまたはta>tb)に基づいて、充填開始前の零点補正値taが充填終了後の零点補正値tbより小さいか否かをチェックする(比較手段)。
S66において、ta<tbの場合(YESの場合)、S67に進み、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q1(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量α(kg)を演算する(零点変化演算手段)。
続いて、S68に進み、積算充填量Qから上記補正充填量αを減算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。この後は、S70aに進む。
また、上記S66において、ta>tbの場合(NOの場合)、S69に進み、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q2(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量β(kg)を演算する(零点変化演算手段)。
続いて、S70に進み、積算充填量Qに上記補正充填量βを加算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。
次のS70aでは、零点調整後の充填量に従った請求金額(充填料金)を演算し、表示器54に表示する。
このように、前回の充填処理で記憶装置60に記憶された充填開始前の零点補正値taと充填終了後の零点補正値tbの大小関係(ta<tbまたはta>tb)に応じて補正充填量αを減算、または補正充填量βを読み出すことにより、演算処理が簡略化されて演算速度を向上させられると共に、充填中の零点補正も行うことが可能になり、燃料タンク13への充填量を正確に補正できる。
〔零点調整演算処理3〕
図9は制御装置16が実行する零点調整演算処理3を説明するためのフローチャートである。制御装置16は、図9のS71〜S75は、前述したS32〜S36と同様なため、その説明は省略する。
S76では、前回の零点補正値tbn−1と今回の零点補正値tbとを比較し(比較手段)、tbn−1<tbの場合(YESの場合)、S77に進む。S77では、時間差(tb−tbn−1)に相当する瞬時流量を補正瞬時流量Q1(kg/min)として算出する。
次のS78では、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q1(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量α(kg)を演算する(零点変化演算手段)。
続いて、S79に進み、積算充填量Qから上記補正充填量αを減算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。この後は、S83に進む。
また、上記S37において、tbn−1>tbの場合(NOの場合)、S80に進み、時間差(tbn−1−tb)に相当する瞬時流量を補正瞬時流量Q2(kg/min)として算出する。
次のS81では、充填時間T(min)に上記補正瞬時流量Q2(kg/min)及び1/2を乗算して補正値としての補正充填量β(kg)を演算する(零点変化演算手段)。
続いて、S82に進み、積算充填量Qに上記補正充填量βを加算して零点調整後の充填量を算出する(補正手段)。
次のS83では、零点調整後の充填量に従った請求金額(充填料金)を演算し、表示器54に表示する。そして、S84に進み、補正瞬時流量Q1、Q2、前回の零点補正値tbと今回の零点補正値tbn−1とが等しい関係(tbn−1=tb)を記憶装置60に記憶する(記憶手段)。
このように、積算充填量Qに対して前回の零点補正値tbn−1と今回の零点補正値tbとの大小関係(tbn−1<tbまたはtbn−1>tb)に応じて補正充填量αを減算、または補正充填量βを減算することにより、充填中の零点補正も行うことが可能になり、燃料タンク13への充填量を正確に補正できる。
上記実施例では、自動車の燃料タンクにガスを充填する場合を一例として挙げたが、これに限らず、他のタンクにガスを充填する場合にも本発明が適用できるのは勿論である。
11 ガス供給装置
12 自動車
13 燃料タンク(被充填タンク)
14 圧力発生ユニット
15 ディスペンサユニット
16 制御装置
17 上流管路
18 コンプレッサ
19 ガス供給管路
21 ガス蓄圧器
22 吐出管路
23 開閉弁
24 ガス供給管路
25 1次圧力伝送器
26 質量流量計
27 ガス供給開閉弁
28 圧力制御弁
29 2次圧力伝送器(圧力検出器)
33 ホース脱圧用三方弁
35 充填ホース
36 手動三方弁
37、38 接続カップリング
39 充填管路
40 開閉弁
42 大気放出管路
47 低圧管路
49 充填ノズル
51 ガス充填経路
53 カードリーダ
54 表示器
55 充填スタートスイッチ
56 充填停止スイッチ
60 記憶装置
62 筐体
64 ノズル掛止部
82 充填制御装置

Claims (3)

  1. 被充填タンクにガスを供給するガス供給経路と、
    該ガス供給経路を介して前記被充填タンクに充填されるガス充填量を計測する流量計と、
    前記流量計の計測値に対する零点調整処理を行う零点調整手段と、
    を有するガス供給装置において、
    前記零点調整手段は、
    前記被充填タンクへのガス供給を開始する直前における前記流量計の計測値を読み込んで零点調整のための第1の零点調整値を演算する第1の補正値演算手段と、
    前記被充填タンクへのガス充填が終了した直後における前記流量計の計測値を読み込んで零点調整のための第2の零点調整値を演算する第2の補正値演算手段と、
    前記第1の零点調整値と前記第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を演算する零点変化演算手段と、
    前記零点変化演算手段により演算された零点調整値の変化に基づいてガス充填量を補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とするガス供給装置。
  2. 前記零点変化演算手段により演算された前記第1の零点調整値と前記第2の零点調整値との差分から零点調整値の変化を記憶する記憶手段を備え、
    前記補正手段は、前記記憶手段に記憶された零点調整値の変化を読み出し、前記零点調整値の変化に応じてガス充填量を補正することを特徴とする請求項1に記載のガス供給装置。
  3. 前記記憶手段に記憶された前回の零点調整値と今回の零点調整値とを比較する比較手段を備え、
    前記補正手段は、前記比較手段により前回の零点調整値が今回の零点調整値より大きい場合には充填量から補正値を減算し、前記比較手段により前回の零点調整値が今回の零点調整値より小さい場合には充填量に補正値を加算することを特徴とする請求項2に記載のガス供給装置。
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