JP2013133136A - 取り出し具付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部3に着脱自在に装着される蓋部材4と、容器本体2内の内容物が保持される保持部31及び保持部31から延設された柄部32を有する取り出し具5と、を備え、容器本体2には、径方向外側に向けて支持フランジ部12が突設されており、支持フランジ部12には、取り出し具5の保持部31が挿通される挿通孔12aが形成され、柄部32には、支持フランジ部12における挿通孔12aの開口周縁部上に配置される係止突出部33が突設されている。
【選択図】図1
Description
また、取り出し具の柄部を指などで保持した状態で支持突板の挿通孔に取り出し具を差し込んで、取り出し具を支持突板で支持させることができる。さらに、柄部のうち係止突出部に対して保持部側の反対側に位置する部分が支持突板から突出しているので、この突出した部分を指などで保持した状態で取り出し具を引き抜いて、取り出し具を使用することができる。このように、取り出し具の柄部を指などで保持したまま、取り出し具の持ち方を変更することなく、取り出し具を支持突板に支持させることや支持突板の挿通孔から取り出し具を引き抜くことができるので、取り出し具の操作性が向上する。
したがって、容器本体に収容されている内容物からより確実に隔離した状態で取り出し具を保管できると共に、取り出し具の操作性を向上させることができる。
この場合では、取り出し具のうち係止突出部よりも保持部側に位置する保持部側部分が外郭筒によって径方向外側から被覆されるので、この保持部側部分に異物が付着しにくくなり、保持部を清潔に保ちやすくなる。
この場合では、取り出し具を挿通孔内に嵌合させることで、支持突板によって取り出し具を安定して支持することができる。
この場合では、係止突出部と突リブ部とが嵌合することで、支持突板による取り出し具の支持をより安定させることができる。
この場合では、柄部のうち保持部とは反対方向で支持突板から突出する突出部分が被覆部によって被覆されるので、この突出部分に異物が付着しにくくなり、この突出部分を清潔に保ちやすくなる。
これら容器本体2及び蓋部材4は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oと称し、図1において容器軸Oに沿って蓋部材4側を上方、容器本体2の底部側を下方とする。また、容器軸Oに直交する方向を径方向と称し、容器軸O回りに周回する方向を周方向と称する。
支持フランジ部12には、図3に示すように、平面視で矩形状の挿通孔12aが形成され、支持フランジ部12において挿通孔12aを周方向で挟む両側には、周方向で離間して互いに平行な一対の突リブ部12bが上方に向けて突設されている。突リブ部12bは、挿通孔12aの開口端縁から周方向で離間しており、突リブ部12bの径方向内側の端部は、口部3の下端部に連設されている。また、支持フランジ部12の外周縁には、下方に向けて円筒状の外郭筒部(外郭筒)13が突設されている。
外郭筒部13の下端は、図1及び図2に示すように、胴部11の下端よりも下方に突出しており、例えば台や机などの載置面上に取り出し具付き容器1を載置したときに取り出し具付き容器1を支持する。
口部3の外周面には、図1から図3に示すように、雄ネジ部3aが形成されている。
天板部21の下面には、円板状のパッキン25が配設されている。
内筒部22には、上端から下方に離間した位置において天板部21の外周縁が連設されており、内筒部22のうち天板部21よりも下側の部分の内周面には、口部3の雄ネジ部3aと螺合する雌ネジ部22aが形成されている。
外筒部23の下端は、外郭筒部13の上端に当接または近接しており、外筒部23、内筒部22、環状板部24及び支持フランジ部12により環状の空間が画定される。これら外筒部23及び環状板部24によって取り出し具5のうち支持フランジ部12から上方に突出する部分を上方及び径方向外側から被覆する被覆部26が構成される。
保持部31は、柄部32の延在方向に直交する方向に向けて膨出する椀状をなしており、内容物を掬い取る。この保持部31は、挿通孔12aを挿通可能な大きさとなっている。
柄部32は、保持部31の開口端縁から延設されている。柄部32の幅方向の大きさは、挿通孔12aの周方向の大きさとほぼ同一となっている。そのため、柄部32は、挿通孔12a内に嵌合されている。
嵌合リブ部34は、柄部32からその厚さ方向の両側に向けて突設されており、柄部32と共に横断面が十字状をなしている。この嵌合リブ部34は、柄部32と同様に、挿通孔12a内に嵌合されている。なお、柄部32の幅方向の大きさを挿通孔12aの周方向の大きさとほぼ同一としているが、柄部32の幅方向の大きさを挿通孔12aの周方向の大きさよりも小さくした場合には、柄部32から幅方向の両側に向けて嵌合リブ部を別途突設してもよい。
まず、容器本体2と蓋部材4との螺合を解除し、容器本体2から蓋部材4を取り外す。そして、取り出し具5の柄部32のうち支持フランジ部12から上方に突出している部分を指などで保持し、取り出し具5を挿通孔12aから上方に引き抜く。その後、保持部31で容器本体2内の内容物を適宜掬い取ったり計量したりする。
その後、容器本体2と蓋部材4とを螺合させ、容器本体2に蓋部材4を取り付ける。
さらに、取り出し具5の柄部32及び嵌合リブ部34によって挿通孔12a内に嵌合させているので、支持フランジ部12による取り出し具5の支持が周方向及び径方向の双方で安定する。同様に、係止突出部33を突リブ部12bと嵌合させているので、支持フランジ部12による取り出し具5の支持が周方向で安定する。
外郭筒部13によって取り出し具5のうち係止突出部33よりも保持部31側に位置する保持部側部分を被覆しているので、この保持部側部分に内容物など異物が付着しにくくなる。同様に、被覆部26によって柄部32のうち柄部32の延在方向で保持部31とは反対方向で係止突出部33から突出する突出部分を被覆しているので、この突出部分に内容物などの異物が付着しにくくなる。これにより、取り出し具5を清潔に保ちやすくなる。
柄部53の幅方向の大きさは、第1実施形態の柄部32の幅方向の大きさよりも若干小さくなっている。
底壁部55は、周壁部56と柄部53のうち柄部53の延在方向の中央部とを接続している。周壁部56は、支持フランジ部51の挿通孔51a内に嵌合されている。なお、周壁部56と柄部53との間に間隙が形成されているが、柄部53と周壁部56とを接続してもよい。係止突出部57は、支持フランジ部51のうち挿通孔51aの開口周縁部上に配置されている。
例えば、挿通孔の形状は、平面視矩形状に限らず、取り出し具の保持部が挿通可能であると共に係止突出部が挿通孔の開口端縁上に係止するような寸法であれば、円形など、他の形状であってもよい。また、支持突板のうち挿通孔の開口周縁部には、下方に向けて陥没し、係止突出部が嵌合する嵌合凹部を形成してもよい。係止突出部をこの嵌合凹部内に嵌合させることにより、取り出し具を周方向及び径方向の双方で位置決めすることができ、支持突板によって取り出し具を安定して支持することができる。
取り出し具の形状は、スプーンのように内容物を掬い取るものに限らず、フォークのように内容物を引っ掛けて保持するようなものなど、他の形状であってもよい。
支持突板の形状は、フランジ状に限らず、容器本体から径方向外側に向けて突設されていれば、容器本体の全周にわたって形成されていなくてもよい。また、支持突板を複数突設してもよい。
嵌合突出部の形状は、上述した実施形態に限らず、適宜変更してもよい。例えば、嵌合リブ部や周壁部の幅方向の大きさは、柄部の延在方向で一定となっているが、保持部に向かうにしたがって漸次減少させてもよい。嵌合リブ部や周壁部をテーパ状とすることで、取り出し具の挿通孔への挿入時に嵌合リブ部や周壁部が支持フランジ部のうち挿通孔の開口周縁部に引っ掛かりにくくなり、取り出し具の操作性がさらに向上する。また、嵌合突出部を設けなくてもよい。
突リブ部は、周方向に間隔をあけて突設されているが、取り出し具の係止突出部が嵌合されれば、他の形状であってもよい。また、突リブ部は、係止突出部を周方向で位置決めしているが、径方向で位置決めする構成であってもよく、周方向及び径方向の双方で位置決めする構成であってもよい。さらに、突リブ部を設けなくてもよい。
取り出し具の柄部のうち係止突出部よりも下方の部分を外郭筒部で径方向外側から被覆しているが、外郭筒部を設けなくてもよい。
被覆部を外筒部及び環状板部で構成しているが、取り出し具の柄部のうち係止突出部よりも上方の部分を被覆できれば、他の構成であってもよく、被覆部を設けなくてもよい。
蓋部材は、口部に螺着する構成となっているが、容器本体にヒンジ接続されることによって口部を開閉する構成であってもよく、他の構成であってもよい。
容器本体内に収容される内容物は、粉状に限らず、粒状や液状(クリーム状、ゲル状)など、他の状態であってもよい。
Claims (5)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の開口部に着脱自在に装着される蓋部材と、
前記容器本体内の内容物が保持される保持部及び前記保持部から延設された柄部を有する取り出し具と、
を備える取り出し具付き容器であって、
前記容器本体には、径方向外側に向けて支持突板が突設されており、
前記支持突板には、前記取り出し具の前記保持部が挿通される挿通孔が形成され、
前記柄部には、前記支持突板における前記挿通孔の開口周縁部上に配置される係止突出部が突設されていることを特徴とする取り出し具付き容器。 - 前記支持突板が、前記容器本体の全周にわたって連続して延在するフランジ状に形成されており、
前記支持突板の外周縁には、前記容器本体を径方向外側から囲繞する外郭筒が連設されていることを特徴とする請求項1に記載の取り出し具付き容器。 - 前記柄部において前記係止突出部よりも前記保持部側に位置する部分には、前記挿通孔内に嵌合する嵌合突出部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の取り出し具付き容器。
- 前記支持突板には、前記係止突出部が嵌合される突リブ部が突設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の取り出し具付き容器。
- 前記蓋部材が、前記柄部のうち前記係止突出部に対して前記保持部の反対側に位置して前記支持突板から突出する部分を覆う被覆部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の取り出し具付き容器。
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