JP2013132608A - 散気システム及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッダ管内に溜まる凝縮水を圧損上昇予防運転時に排出する。
【解決手段】送風機と、送風機からの空気を送気する送気管と、送気管に設けられ、圧損上昇予防制御運転時に送気管を遮断する空気遮断弁と、送気管に接続され、送気管からの空気を空気供給管を介してメンブレンパネル式散気装置に供給するヘッダ管と、ヘッダ管の下流側端部に取り付けられ、ヘッダ管内に生成される凝縮水を導くモイスチャードレン管と、モイスチャードレン管の下流側端部に取り付けられ、圧損上昇予防制御運転時にモイスチャードレン管を開放し、凝縮水を排出するモイスチャードレン弁とを備え、空気供給管は、ヘッダ管の管底より処理槽の水面側へ配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メンブレンパネル式散気装置の凝縮水の排出を可能とした散気システム及びその運転排出方法に関する。
従来、下水処理場等の水処理設備にて有機性排水等の被処理水を好気性微生物を内に有する好気槽に導入し、好気性微生物への酸素供給のため、水槽中へ空気を散気して酸素を溶解させる散気システムが知られている。
散気システムにおいては、被処理水中に空気を微細な気泡にして散気し、被処理水中に酸素を効率よく溶解させるための装置としてメンブレンパネル式散気装置が用いられている。
図11に示すように、散気システム1は、送風機(送風手段)2と、送風機2からの空気を送気する送気管3と、送気管3に接続され、下水処理場等の水処理設備に用いられる被処理水を収容する処理槽5内に配置されるヘッダ管4と、空気供給管6を介して接続され、処理槽5内に配置されるメンブレンパネル式散気装置7とで構成されている(例えば、非特許文献1を参照)。
メンブレンパネル式散気装置7は、図12、図13に示すように、平板状を為す金属製又は合成樹脂製のベースプレート8の一面に、微細な気泡を発生させるための多数の微細気孔からなる散気孔7bが形成されたシート状の散気膜7aを張設して、散気部9を構成している。
散気膜7aは、例えば、伸縮性を有する樹脂(例えば、ポリウレタン樹脂等)やゴム(例えば、EPDM、ネオプレン、シリコンゴム等)で形成されている。散気膜7aの四辺縁部とベースプレート8の四辺縁部とは、図示しないパッキンを介して金属製の枠体7dに固定されている。散気膜7aの一端部には、空気供給口10が設けられている。
メンブレンパネル式散気装置7は、空気供給管6を経て空気供給口10から散気膜7aとベースプレート8との間に空気が供給されると、散気膜7aが枕状に膨らみ、各散気孔7bを介して微細気泡を発生するようになっている。その気泡径が、発生直後において平均約1mmであり、従来の散気装置の気泡に比べ非常に小さいことから、気液接触面積が大きくなるため酸素移動効率が高くなり、送気量を削減できる。
また、メンブレンパネル式散気装置7は、少風量時でもメンブレンパネル式散気装置7内部の空気圧は水圧よりも高く汚水の浸入がないため、従来の散気装置に比べ風量を広範囲に調節することが可能である。また、曝気停止時には、散気膜7aは水圧によりベースプレート8に密着し散気孔7bも収縮するため、汚水の浸入が生じにくく散気孔7bへの付着物7cの付着は起こりにくい。従って、間欠曝気運転や長期間の曝気停止も問題なく行うことができる。
メンブレンパネル式散気装置7は、例えば、図13に示すように、長期使用時に使用環境(被処理水質等)によっては、被処理水中の浮遊固形物や無機析出物、生物由来の代謝生成物等が、散気膜7aの無数の散気孔7bから噴出する空気による被処理水の誘引や被処理水の滞留している部分より散気孔7bの被処理水側から徐々に散気孔7bの空気供給側に向けて成長するように散気孔7bに付着し、付着物7cにより散気孔7bの流路が狭められることにより通気抵抗が上昇する。メンブレンパネル式散気装置7の通気抵抗が上昇すると、空気供給源の動力負荷が上昇することでエネルギーの無駄が生じるため、散気孔7bの付着物7cを確実に除去する方法が必要とされる。
そこで、メンブレンパネル式散気装置7の性能を長期間安定的に維持するために、圧力損失の上昇を防止する操作が定期的に必要である。
圧損上昇予防操作は、送風機2による空気の供給停止とメンブレンパネル式散気装置7内の圧抜きによる散気膜7aの収縮によって、散気孔7bや散気膜7a表面の付着物7cを除去するものである。この操作は、メンブレンパネル式散気装置7の性能を長期にわたり安定的に維持するために必要である。
圧損上昇予防装置11は、図11に示すように、送風機2による空気の供給を停止する空気遮断弁12と、メンブレンパネル式散気装置7内の圧抜きを行う圧抜き弁13と、この二つの弁12,13の自動制御装置(図示せず)から構成される。
空気遮断弁12と圧抜き弁13とは、圧損上昇予防操作を行う系統ごとに設けられる。例えば、1池ごとに行う場合には各池への送気管に設ける。通常、空気遮断弁12は設置する送気管3に同口径のバタフライ弁を設けることで構成され、圧抜き弁13は25A〜50A程度のポール弁によって構成される。
圧損上昇予防操作は、1日1回程度の操作頗度とし、自動操作を基本とする。その動作を図13に示す。圧損上昇予防操作1回当たりの時間は、5分〜10分間程度である。
圧力上昇予防制御(ブローダウン:散気膜7aの散気孔7bに付着した物質や散気膜7aの表面の付着物7cを除去する制御)は、メンブレンパネル式散気装置7の性能を長時間安定的に維持するために、以下の操作1〜操作3を行う。また、散気膜7aの散気口7bに付着した物質や散気膜7aの表面の付着物7cを除去する効果を高めるために、以下の操作1〜操作3を複数回繰り返し行っても良い。
操作1:
空気遮断弁12を閉じ、散気膜7aが膨らんだ状態で送風機2からの給気を遮断する(図13(a))。
操作2:
圧抜き弁13を開き、メンブレンパネル式散気装置7内の空気を瞬時に抜いて散気膜7aを収縮させる。その後、メンブレンパネル式散気装置7内に水が逆流しないように、ある所定の時間内に圧抜き弁13を閉める(図13(b))。
操作3:
空気遮断弁12を開き、メンブレンパネル式散気装置7への送風機2からの空気の供給を再開して散気膜7aを膨らませる(図13(c))。
その後、圧抜き弁13を閉じた状態で通常の曝気運転に戻る。
また、メンブレンパネル式散気装置7は、例えば、送風機2によって送られる暖かく湿度の高い空気(例えば、外気温度35℃、相対湿度約60%以上)が、処理槽5内の被処理水によって水温(例えば、25℃〜30℃)近くに冷やされた送気管3やヘッダ管4やメンブレンパネル式散気装置7の内面と接触して冷やされてメンブレンパネル式散気装置7内に凝縮水を生成し、メンブレンパネル式散気装置7内に凝縮水が溜まる。
メンブレンパネル式散気装置7内に溜まった凝縮水は、圧損上昇予防操作直後に送風機2からの供給される空気と共に散気孔7bから排出される。
また、図11に示す散気システム1では、各種運転工程において、空気遮断弁12を閉じている工程では送風機2の運転を停止することで、送風機2の締切運転を避けるか、又は、送風機2と空気遮断弁12との間の部分の送気管3に設ける放風弁(図示せず)を空気遮断弁12が閉じている工程の期間だけ開いて、送風機3から送気される空気を大気中に放出することで送風機2の締切運転を避けることができる。
「メンブレンパネル式散気装置 技術マニュアル 2005年3月」(財団法人下水道新技術推進機構が平成17年3月31日に発行)
しかし、従来のメンブレンパネル式散気装置7は、図14に示すように、ヘッダ管4の管底4aより低いレベルに配置されていたため、ヘッダ管4に溜まった凝縮水fwがメンブレンパネル式散気装置7内に流入し、メンブレンパネル式散気装置7の通気抵抗が上昇し、メンブレンパネル式散気装置7の圧力損失上昇の一因となっていた。
また、メンブレンパネル式散気装置7内に溜まった凝縮水fwは、圧損上昇予防操作直後に送風機2からの供給される空気と共に散気膜7aの散気孔7bから排出されるため、圧損上昇予防操作直後では、散気膜7aの発泡状態の回復に時間が掛かるという問題があった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、ヘッダ管内に溜まる凝縮水を圧損上昇予防運転時に排出することを可能とした散気システム及びその運転方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、有機性排水と生物汚泥とを含む被処理水を入れた処理槽内に無数の散気孔を有する散気膜を備えるメンブレンパネル式散気装置を配置し、前記被処理水中に微細気泡を噴出させて浄化すると共に、前記メンブレンパネル式散気装置の圧損上昇予防制御運転を行って前記散気孔の目詰まりを予防する散気システムにおいて、送風機と、前記送風機からの空気を送気する送気管と、前記送気管に設けられ、前記圧損上昇予防制御運転時に前記送気管を遮断する空気遮断弁と、前記送気管に接続され、前記送気管からの空気を空気供給管を介して前記メンブレンパネル式散気装置に供給するヘッダ管と、前記ヘッダ管の下流側端部に取り付けられ、前記ヘッダ管内に生成される凝縮水を導くモイスチャードレン管と、前記モイスチャードレン管の下流側端部に取り付けられ、前記圧損上昇予防制御運転時に前記モイスチャードレン管を開放し、前記凝縮水を排出するモイスチャードレン弁とを備え、前記空気供給管は、前記ヘッダ管の管底より前記処理槽の水面側へ配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の散気システムにおいて、前記空気供給管は、前記ヘッダ管内に生成される凝縮水が前記空気供給管を介して前記メンブレンパネル式散気装置へ流入しない位置で前記ヘッダ管に接続されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2記載の散気システムにおいて、前記ヘッダ管は、前記モイスチャードレン管の取付部が拡径された凝縮水溜まり部を形成していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の散気システムにおいて、前記モイスチャードレン管は、前記ヘッダ管の下流側端部内に差し込まれ、先端部が斜めに切りかかれ、前記ヘッダ管内の最高水位より上側に通気孔が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の散気システムの運転方法において、前記メンブレンパネル式散気装置の圧損上昇予防制御運転に、前記送風機の運転を継続し、前記空気遮断弁を開いた状態で、前記モイスチャードレン弁を開き、前記送風機からの空気圧で前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記モイスチャードレン管内を押し上げて排出する工程と、前記空気遮断弁を閉じ、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を収縮させる工程と、前記散気膜の収縮後に前記モイスチャードレン弁を閉じる工程と、前記空気遮断弁を開き、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を膨らます工程とを備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5記載の散気システムの運転方法において、前記送風機の運転を継続し、前記空気遮断弁を開いた状態で、前記モイスチャードレン弁を開き、前記送風機からの空気圧で前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記モイスチャードレン管内を押し上げて排出する工程は、前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記送風機からの空気圧で前記モイスチャードレン管内を押し上げると共に、前記モイスチャードレン管の通気孔から吹き込む空気による誘引作用で排出することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項5又は請求項6記載の散気システムの運転方法において、前記空気遮断弁を閉じ、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を収縮させる工程と、前記散気膜の収縮後に前記モイスチャードレン弁を閉じる工程と、前記空気遮断弁を開き、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を膨らます工程とを複数回行うことを特徴とする。
本発明によれば、メンブレンパネル式散気装置に送気管からの空気をヘッダ管を介して供給する空気供給管が、ヘッダ管の管底より処理槽内の被処理水の水面側へ配置されているので、送気管及びヘッダ管内で生成する凝縮水は、ヘッダ管内に貯留し、メンブレンパネル式散気装置内に溜まりにくくなり、メンブレンパネル式散気装置内に凝縮水が溜まるという不具合が解消できる。
また、本発明によれば、空気遮断弁を開いた状態で、送風機からの空気供給を行いながら、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を開始し、モイスチャードレン弁を開いて、ヘッダ管内の結露水をモイスチャードレン管を介して外部へ排出する凝縮水排出動作を継続しながら、空気遮断弁を閉じて空気を遮断し、メンブレンパネル式散気装置の散気膜を収縮させた状態で、モイスチャードレン弁を閉じて凝縮水の排出を終了するので、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)時に凝縮水の排出を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)時に凝縮水の排出を行うことができるので、メンブレンパネル式散気装置を収縮させた状態から膨らんだ状態に戻す際に、凝縮水をメンブレンパネル式散気装置の散気膜から被処理水中に送気と共に排出することがないので、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)後にメンブレンパネル式散気装置を収縮させた状態から膨らんだ状態に速やかに戻すことができる。
本発明の一実施形態に係る散気システムを示す概略説明図である。 図1におけるヘッダ管とメンブレンパネル式散気装置と空気供給管との配置関係を示す説明図である。 図1におけるヘッダ管の水溜部の断面図である。 図1の散気システムの圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を示すフローチャートである。 本発明の別の例におけるヘッダ管とメンブレンパネル式散気装置と空気供給管との配置関係を示す説明図である。 本発明のさらに別の例におけるヘッダ管とメンブレンパネル式散気装置と空気供給管との配置関係を示す説明図である。 図1に示す側部から空気供給管を挿入する形式のメンブレンパネル式散気装置を用いた場合の散気システムを示すエアレーションタンク下部平面図である。 図7のA−A線に沿った断面図である。 図7のB−B線に沿った断面図である。 図7のC−C線に沿った左半分の断面図である。 従来の散気システムを示す概略説明図である。 メンブレンパネル式散気装置の概要を示す斜視図である。 図11の散気システムにおける圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を示す説明図である。 図11の散気システムにおけるヘッダ管とメンブレンパネル式散気装置と空気供給管との配置関係を示す説明図である。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る散気システム30を示す。
本実施形態に係る散気システム30は、送風機(送風手段)31と、送風機31からの空気を空気遮断弁39を経由して送気する送気管32と、送気管32に接続され、下水処理場等の水処理設備に用いられる被処理水を収容する処理槽36内に配置されるヘッダ管33と、ヘッダ管33に空気供給管34を介して接続され、処理槽36内に配置されるメンブレンパネル式散気装置35とを備えている。
ここで、送風機31及び送気管32は、図11に示す従来の散気システム1に用いられる送風機2及び送気管3と同様に構成されている。
また、本実施形態に係る散気システム30は、図11に示す従来の散気システム1と同様に、各種運転工程において、空気遮断弁39を閉じている工程では送風機31の運転を停止することで、送風機31の締切運転を避けるか、又は、送風機31と空気遮断弁39との間の部分の送気管32に設ける放風弁(図示せず)を空気遮断弁39が閉じている工程の期間だけ開いて、送風機31から送気される空気を大気中に放出することで送風機31の締切運転を避けることができる。
本実施形態で使用するメンブレンパネル式散気装置35は、図2に示すように、送気管32からの空気を供給する空気供給管34を一端部に設け、空気供給管34がヘッダ管33の側部に接続されるように構成されている。
この場合、ヘッダ管33は、ヘッダ管33内の凝縮水fwの水位より上部に空気供給管34の接続口33cを設ける。接続口33cは、ヘッダ管33の中心を通る水平線よりヘッダ管33の天壁33b側へ移動させた位置に設けると良い。例えば、ヘッダ管33の3時及び9時の位置より上方に設けると良い。
ヘッダ管33の下流側端部には、例えば、偏心レジューサーなどの拡径された貯水部(凝縮水溜まり部)38を備え、貯水部38にヘッダ管33内に生成される凝縮水fwを導くモイスチャードレン管40が取り付けられている。
モイスチャードレン管40は、貯水部38内の底部38aまで挿入され、その先端部40aは、例えば、図3に示すように、ヘッダ管33内の凝縮水を確実に吸い上げるために、例えば、45°程度の傾斜面とされている。また、ヘッダ管33内の最高水位より上側に通気孔40bを設けている。通気孔40bは、ヘッダ管33内の空気を吸い込み誘引作用によってヘッダ管33内の凝縮水を確実に排出するために設けられている。
モイスチャードレン管40の下流側端部には、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)時にモイスチャードレン管40を開放し、ヘッダ管33内に溜まった凝縮水を外部へ排出する機能を有するモイスチャードレン弁41が取り付けられている。また、モイスチャードレン弁41は、圧抜き弁として機能するように、空気遮断弁39を閉じた後に散気膜(図12の散気膜7aと同様)を収縮し始めるメンブレンパネル式散気装置35内及びヘッダ管33内に溜まっている内圧を抜くために設けられている。従って、空気を送る側に設置されている空気遮断弁39に比べて口径の小さいバルブが使用されている。
本実施形態に係る散気システム30は、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を行うために、空気遮断弁39とモイスチャードレン弁41との運転を制御する制御装置42を備えている。
次に、図4に基づいて、本実施形態に係る散気システム30の作用を説明する。
本実施形態に係る散気システム30は、24時間タイマー(図示せず)によって所定時間(例えば、毎朝8時)になると、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を行うように設定されている。
この時点では、送風機31は、常時運転され、空気遮断弁39は、開いており、送風機31からの空気が送気管32を介してヘッダ管33及びメンブレンパネル式散気装置35に供給されている。また、モイスチャードレン弁41は閉じている。
先ず、24時間タイマー(図示せず)が設定された時間になると、制御装置42は、ブローダウン運転を開始し(ステップS1)、モイスチャードレン弁41を開く指令を出力する(ステップS2)。モイスチャードレン弁41が開くと、ヘッダ管33の貯水部38に溜まった凝縮水を送風機31からの空気圧でモイスチャードレン管40内を押し上げる作用と、モイスチャードレン管40に設けた通気孔40bから吹き込む空気による誘引作用とでモイスチャードレン管40から外部へ排出させる作用とが奏され、ヘッダ管33内の凝縮水の排出が始まる。
次に、制御装置42は、モイスチャードレン弁41が全開になっているか否かを確認し、全開にさせる(ステップS3)。
次に、モイスチャードレン弁41が全開になると、制御装置42は、タイマーT1を作動させ、タイマーT1にセットされたモイスチャードレン時間(任意時間、例えば、0〜5分程度)を確保する(ステップS4)。
このモイスチャードレン時間中に、ヘッダ管33の貯水部38に溜まった凝縮水を送風機31からの空気圧でモイスチャードレン管40内を押し上げる作用と、モイスチャードレン管40に設けた通気孔40bから吹き込む空気による誘引作用とでモイスチャードレン管40から外部へ排出させる作用とが奏され、ヘッダ管33内の凝縮水が排出される。
次に、タイマーT1がタイムアップすると、制御装置42は、空気遮断弁39を閉じる指令を出力する(ステップS5)。空気遮断弁39が閉じると、メンブレンパネル式散気装置35の散気膜(図12の散気膜7aと同様)が収縮し始める(図13(a)から図13(b)への移行と同じ)。
次に、制御装置42は、空気遮断弁39が全閉になっているか否かを確認し、全閉にさせる(ステップS6)。これによって、メンブレンパネル式散気装置35の散気膜が図13(b)と同様に収縮させられる。
次に、空気遮断39が全閉になると、制御装置42は、タイマーT2を作動させる。タイマーT2にセットされた圧抜き時間(任意時間、例えば、0〜60秒程度)中に、メンブレンパネル式散気装置35内及びヘッダ管33内に溜まっている内圧を抜かせる作業を継続させる(ステップS7)。
次に、タイマーT2がタイムアップすると、制御装置42は、モイスチャードレン弁41を閉じる指令を出力する(ステップS8)。
次に、制御装置42は、モイスチャードレン弁41が全閉になっているか否かを確認し、全閉にさせる(ステップS9)。これによって、モイスチャードレン弁41を開くことによって行われていた凝縮水の排出が終了する。
次に、制御装置42は、空気遮断弁39を開く指令を出力する(ステップS10)。これによって、図13(b)に示すように収縮していたメンブレンパネル式散気装置35の散気膜が図13(c)に示すように散気膜が膨らみ始める。
次に、制御装置42は、空気遮断弁39が全開になっているか否かを確認し、全開にさせる(ステップS11)。これによって、図13(c)に示すようにメンブレンパネル式散気装置35の散気膜が膨らんだ状態にされる。
次に、空気遮断弁39が全開になると、制御装置42は、タイマーT3を作動させる。タイマーT3にセットされた送気時間(任意時間、例えば、0〜10分程度)中に、送風機31からの空気をヘッダ33を介してメンブレンパネル式散気装置35内に供給し、散気膜を膨らませる操作を継続する(ステップS12)。
次に、タイマーT3がタイムアップすると、制御装置42は、ステップS5〜ステップS12までの工程が、あらかじめ設定されている工程カウントがn回(例えば、1〜10回)に達したか否かの判断を行う(ステップS13)。
次に、工程カウントがn回に達したら、制御装置42は、カウンタをリセットさせる(ステップS14)。
次に、制御装置42は、モイスチャードレン弁41を開く指令を出力する(ステップS15)。
次に、制御装置42は、モイスチャードレン弁41が全開になっているか否かを確認し、全開にさせる(ステップS16)。
次に、モイスチャードレン弁41が全開になると、制御装置42は、タイマーT1を作動させ、タイマーT1にセットされたモイスチャードレン時間(任意時間、例えば、0〜5分程度)中に、ヘッダ管33の貯水部38に溜まった凝縮水を送風機31からの空気圧でモイスチャードレン管40内を押し上げる作用と、モイスチャードレン管40に設けた通気孔40bから吹き込む空気による誘引作用とでモイスチャードレン管40から外部へ排出させる(ステップS17)。なお、ステップS14にてカウンタリセットされた時点では、ヘッダ管33内には凝縮水は殆ど無いが、残されている虞がある凝縮水をステップS15〜ステップS17によって除去する。
次に、タイマーT1がタイムアップすると、制御装置42は、モイスチャードレン弁41を閉じる指令を出力する(ステップS18)。
次に、制御装置42は、モイスチャードレン弁41が全閉になっているか否かを確認し、全閉にさせる(ステップS19)。
次に、制御装置42は、ブローダウン運転を終了させる(ステップS20)。
圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)が終了すると、制御装置42は、メンブレンパネル式散気装置35から散気する通常の曝気運転へ戻る指令を出力する。
一方、ステップS13において、工程カウントがn回に達していなかった場合には、制御装置42は、ステップS5に戻るとと同時に、ステップS21、S22に示すように、モイスチャードレン弁41を開き、モイスチャードレン弁41を全開させた後に、ステップS7に戻すように操作する。
以上のように、本実施形態によれば、送気管32からの空気をメンブレンパネル式散気装置35に供給する空気供給管34が、ヘッダ管33の管底33aより処理槽36内の被処理水の水面側へ配置されているので、送気管32及びヘッダ管33内に生成する凝縮水は、ヘッダ管33内に貯留し、メンブレンパネル式散気装置35内に溜まりにくくなり、メンブレンパネル式散気装置35内の圧損を低く抑えることが可能となった。
また、本実施形態によれば、空気遮断弁39を開いた状態で、送風機31からの空気供給を行いながら、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)を開始し、ステップS2、S3において、モイスチャードレン弁41を開いて、ヘッダ管33内の凝縮水をモイスチャードレン管40を介して外部へ排出する凝縮水排出動作を継続しながら、空気遮断弁39を閉じて空気を遮断し、メンブレンパネル式散気装置35の散気膜を収縮させ、メンブレンパネル式散気装置35の散気膜が図13(b)の状態になった時点で、モイスチャードレン弁41を閉じて凝縮水の排出を終了するので、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)時に凝縮水の排出を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)時に凝縮水の排出を行うことができるので、メンブレンパネル式散気装置35を、図13(b)の収縮した状態から図13(c)の膨らんだ状態に戻す際に、凝縮水をメンブレンパネル式散気装置35の散気膜から被処理水中に送気と共に排出することがないので、圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)後にメンブレンパネル式散気装置35を、図13(b)の収縮した状態から図13(c)の膨らんだ状態に速やかに戻すことができる。
上記実施形態では、送気管32からの空気をメンブレンパネル式散気装置35に供給する空気供給管34が、ヘッダ管33の管底33aより処理槽36内の被処理水の水面側へ配置されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、図5に示すように、従来の散気システムと同様に、ヘッダ管33がメンブレンパネル式散気装置35の上方に配置されていても良い。
この場合、ヘッダ管33は、ヘッダ管33内の凝縮水fwの水位より上部に空気供給管34の接続口33cを設ける。接続口33cは、ヘッダ管33の中心を通る水平線よりヘッダ管33の天壁33b側へ移動させた位置に設けると良い。例えば、ヘッダ管33の3時及び9時の位置より上方に設けると良い。
また、図6に示すように、メンブレンパネル式散気装置35の散気膜の一端部に設けた空気供給口37を介して送気管32からの空気を供給する空気供給管34は、ヘッダ管33の管底33aより処理槽36内の被処理水の水面側に位置する天壁33b側に設けた接続口33cに取り付けるようにしても良い。
この場合も、ヘッダ管33は、ヘッダ管33内の凝縮水fwの水位より上部に空気供給管34の接続口33cを設ける。接続口33cは、ヘッダ管33の中心を通る水平線よりヘッダ管33の天壁33b側へ移動させた位置に設けると良い。例えば、ヘッダ管33の3時及び9時の位置より上方に設けると良い。
図7〜図10は、図1〜図3に示す側部から空気供給管34を挿入する形式のメンブレンパネル式散気装置35を用いた場合の散気システムを示す。
図7は、処理槽36を構成するエアレーションタンクの下部平面図である。
処理槽36内には、長手方向中央にヘッダ管33が配置されている。ヘッダ管33の両側には、図2に示すように、複数のメンブレンパネル式散気装置35がそれぞれ空気供給管34を介して対向配置されている。
ヘッダ管33の上流側には、図7〜図9に示すように、継手を介して送気管32が垂設されている。送気管32には、空気遮断弁39が取り付けられている。
ここで、図1の散気システム30が複数ある場合は、図8〜図10に示すように、送風機31と空気遮断弁39との間の部分の送気管32に設けた空気管45によって、各散気システム30が繋がっている。
ヘッダ管33の下流側には、図7、図8、図10に示すように、例えば、偏心レジューサーなどの拡径された貯水部38が取り付けられている。貯水部38には、ヘッダ管33内に生成される凝縮水fwを導くモイスチャードレン管40が取り付けられている。モイスチャードレン管40には、凝縮水fwを排出するためのモイスチャードレン弁41が取り付けられている。
このように構成された散気システムにおいても、図4に示すフローチャートに基づいてモイスチャードレン管40からの凝縮水の排出と、これと同じ工程で行われる圧損上昇予防制御運転(ブローダウン運転)とを、一つの散気システム毎に順次行われる。この場合、一つの散気システムの空気遮断弁39が閉じていても他の散気システムの空気遮断弁39は開いているため、送風機31から送気される空気は、他の散気システムへ送気される。このため、一つの散気システムの空気遮断弁39が閉じていても、送風機31の締切運転を避けることができる。
30 散気システム
31 送風機(送風手段)
32 送気管
33 ヘッダ管
34 空気供給管
35 メンブレンパネル式散気装置
36 処理槽
37 空気供給口
38 貯水部
39 空気遮断弁
40 モイスチャードレン管
40a 先端部
40b 通気孔
41 モイスチャードレン弁
42 制御装置

Claims (7)

  1. 有機性排水と生物汚泥とを含む被処理水を入れた処理槽内に無数の散気孔を有する散気膜を備えるメンブレンパネル式散気装置を配置し、前記被処理水中に微細気泡を噴出させて浄化すると共に、前記メンブレンパネル式散気装置の圧損上昇予防制御運転を行って前記散気孔の目詰まりを予防する散気システムにおいて、
    送風機と、
    前記送風機からの空気を送気する送気管と、
    前記送気管に設けられ、前記圧損上昇予防制御運転時に前記送気管を遮断する空気遮断弁と、
    前記送気管に接続され、前記送気管からの空気を空気供給管を介して前記メンブレンパネル式散気装置に供給するヘッダ管と、
    前記ヘッダ管の下流側端部に取り付けられ、前記ヘッダ管内に生成される凝縮水を導くモイスチャードレン管と、
    前記モイスチャードレン管の下流側端部に取り付けられ、前記圧損上昇予防制御運転時に前記モイスチャードレン管を開放し、前記凝縮水を排出するモイスチャードレン弁と
    を備え、
    前記空気供給管は、前記ヘッダ管の管底より前記処理槽の水面側へ配置されている
    ことを特徴とする散気システム。
  2. 請求項1記載の散気システムにおいて、
    前記空気供給管は、前記ヘッダ管内に生成される凝縮水が前記空気供給管を介して前記メンブレンパネル式散気装置へ流入しない位置で前記ヘッダ管に接続されている
    ことを特徴とする散気システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の散気システムにおいて、
    前記ヘッダ管は、前記モイスチャードレン管の取付部が拡径された凝縮水溜まり部を形成している
    ことを特徴とする散気システム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の散気システムにおいて、
    前記モイスチャードレン管は、前記ヘッダ管の下流側端部内に差し込まれ、先端部が斜めに切りかかれ、前記ヘッダ管内の最高水位より上側に通気孔が設けられている
    ことを特徴とする散気システム。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の散気システムの運転方法において、
    前記メンブレンパネル式散気装置の圧損上昇予防制御運転に、
    前記送風機の運転を継続し、前記空気遮断弁を開いた状態で、前記モイスチャードレン弁を開き、前記送風機からの空気圧で前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記モイスチャードレン管内を押し上げて排出する工程と、
    前記空気遮断弁を閉じ、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を収縮させる工程と、
    前記散気膜の収縮後に前記モイスチャードレン弁を閉じる工程と、
    前記空気遮断弁を開き、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を膨らます工程と
    を備えることを特徴とする散気システムの運転方法。
  6. 請求項5記載の散気システムの運転方法において、
    前記送風機の運転を継続し、前記空気遮断弁を開いた状態で、前記モイスチャードレン弁を開き、前記送風機からの空気圧で前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記モイスチャードレン管内を押し上げて排出する工程は、
    前記ヘッダ管の末端に溜まった凝縮水を前記送風機からの空気圧で前記モイスチャードレン管内を押し上げると共に、前記モイスチャードレン管の通気孔から吹き込む空気による誘引作用で排出する
    ことを特徴とする散気システムの運転方法。
  7. 請求項5又は請求項6記載の散気システムの運転方法において、
    前記空気遮断弁を閉じ、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を収縮させる工程と、
    前記散気膜の収縮後に前記モイスチャードレン弁を閉じる工程と、
    前記空気遮断弁を開き、前記メンブレンパネル式散気装置の散気膜を膨らます工程と
    を複数回行う
    ことを特徴とする散気システムの運転方法。
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