JP2013132466A - 遊技球用設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技球用設備1は、遊技機島の内部において、高位置搬送路と下部島タンクとを繋ぐ球用の流路形成部材を構成するものであって、単位流路形成部材2とカバー部材3とを有する。単位流路形成部材2はカバー部材3の内部に挿着され、二重構造の単位複合体5を形成している。そして、そのように形成された二重構造の単位複合体5を直列状に複数連結して、単位複合体5同士の間で屈曲可能な搬送用流路を形成している。
【選択図】図3
Description
例えば、特許文献1には、複数のぱちんこ機によって構成された遊技機島に関する技術が開示されている。
さらに、この球用ホースの取り替えに関して付言すると、この種の球用ホースは、一般的に1つの長尺状部材によって形成されたものが採用されているため、一部分でも破損等してしまうと、その部材全てを取り替えなければならない。
このように、遊技場では、球用ホースを定期的に取り替えることで、球の正常な流れを確保しているが、早期に取り替えられる事情等を考慮すれば、球用ホースを最大限に活用することはできないため、コストが嵩むという不満を抱えていた。
そこで、本発明の遊技球用設備は、特に遊技球用の搬送路の屈曲部からの遊技球の逸脱を防止するべく、少なくとも当該屈曲部に、カバー部材を配した構成とされている。すなわち、本発明では、遊技球用の搬送路における、特に破損の激しい屈曲部を、単位流路形成部材とカバー部材の二重構造とした。これにより、たとえ、屈曲部における単位流路形成部材が破損してしまったとしても、その外側を覆うように配されたカバー部材が単位流路形成部材の破損部をカバーするため、遊技球用の搬送路を流れる遊技球が破損部から外部に逸脱してしまうような不具合が起こり得ない。すなわち、本発明によれば、たとえ遊技球用の搬送路が、予測し得る時期よりも早期に破損するような状況が起こったとしても、カバー部材によって遊技球用の搬送路が維持されるため、単位流路形成部材を最大限に活用することができる。結果的に、1つの単位流路形成部材を寿命を迎えるまで使用できるため、さらなるコストの抑制を図ることができる。
また、本発明では、全ての単位流路形成部材にカバー部材を設けているが、カバー部材の連結部を基準に、単位複合体同士が相対的に回動するため、カバー部材が遊技球用の搬送路の屈曲形状を形成する際の足かせとなることがない。
また、本発明では、連結されたカバー部材を、例えば、カバー部材の開口径の大きい側の端部を遊技球の流れ方向上流側に位置するように配置すれば、カバー部材同士を相対的に回動させたとしても、上流側のカバー部材が、下流側のカバー部材の内側に差し込まれた状態が維持されている限り、遊技球が流路から逸脱し得る隙間や、流路内に遊技球が引っ掛かる段部等が形成されることがない。すなわち、本発明によれば、遊技球用の搬送路を屈曲させたとしても、正常な流路が維持されるため、遊技球の円滑な流れを確保できる。
本実施形態の遊技球用設備1は、複数の弾球遊技機(以下、ぱちんこ機という)30を1つの群とした遊技機群(以下、遊技機島という)31に適した構成であり、その遊技機島31の内部に配された、遊技球(以下、単に球という)が搬送される搬送路32(図2)に関するものである。
以下の説明においては、理解を容易にするために、遊技球用設備1を備えた1つの遊技機島31に注目して説明する。
遊技機島31は、図1に示すように、島の外郭を形成する島構造部28に複数の枠状の遊技機取付部33が並列的に設けられており、ぱちんこ機30はその遊技機取付部33に設置されている。具体的には、本実施形態における遊技機島31では、1つの遊技機島31に並設されたぱちんこ機30が2列(1列のみ図示)備えられている。
また、島構造部28で形成された内部空間においては、図2に示すように、ぱちんこ機30の設置位置よりも高さ方向上方に上部島タンク23が設置され、ぱちんこ機30の設置位置よりも高さ方向下方に2つの下部島タンク25、26と、球研磨装置27と、球揚送装置29が設置されている。
搬送路32は、図2に示すように、前記した各機器を繋いだ流路であり、大別して、ぱちんこ機30の並設方向に延伸した横搬送路11と、高さ方向に延伸した縦搬送路12により構成されている。
しかしながら、従来技術では、このような方策を採用することで、流路の内壁における球の衝突等が激しくなり、流路部材を破損させる時期を加速させる場合がある。そしてこれにより、従来においては、球抜き流路及びオーバーフロー流路の機能が損なわれたり、新たな流路部材に取り替える際のコストが嵩むという問題を抱えていた。
以下に、球抜き流路41及びオーバーフロー流路42の流路を構成する本実施形態の遊技球用設備1について詳細に説明する。
なお、本実施形態では、このカバー側テーパ部24の傾斜角度は、単位流路形成部材2の側壁21の傾斜角度とほぼ同一にされているが、適宜にその傾斜角度は変更しても構わない。
本実施形態の遊技球用設備1は、上記したように、複数の単位複合体5を連結して形成されている。そこで、複数の工程に分けて、順を追って説明する。
まず、第一工程として、単位複合体5を組み立てる。
すなわち、図6(a)に示すように、単位流路形成部材2を、カバー部材3の拡径部13側(以下、被挿入側端部という)から挿入する。より具体的には、単位流路形成部材2の開口径の小さい側端部を挿入方向先端とし、その状態でカバー部材3の被挿入側端部から軸線方向に沿って挿入する。すると、図6(b)に示すように、単位流路形成部材2が、カバー部材3のカバー側テーパ部24の傾斜に沿って部材配置空間8内に挿着される。このとき、単位流路形成部材2は、カバー部材3の挿入側に対向する端部(以下、挿着側端部という)から、挿入方向先端側が外部に露出(以下、この部分を露出部という)すると共に、残りの部分がカバー側テーパ部24と当接する。すなわち、本実施形態では、単に単位流路形成部材2をカバー部材3に挿入することで、単位流路形成部材2がカバー部材3に挿着されて単位複合体5が完成する。
なお、本実施形態の遊技球用設備1の遊技機島31への取り付けに関しては、従来と同様、接続部45、46、47、48への差し込み等で対応できるため、説明を省略する。
なお、以下に説明する第二実施形態では、一部の構成部材として、第一実施形態を構成する部材と同様の部材等を採用しており、それらの部材等に関しては同一の番号を付して、説明を省略する。
すなわち、カバー部材53は、図7、8に示すように、側壁62の軸線方向他方の端部側に4つの連結孔57が設けられ、さらに図7、9に示すように、側壁62の外周側であって軸線方向他方の端部側に外側に向けて突出した2つの回動用ピン56が設けられている。
なお、本実施形態では、ピンの軸線方向に伸縮しない回動用ピン56を採用したが、ピンの軸線方向に伸縮する回動用ピンを採用しても構わない。
なお、回動用ピン56a、56bの先端側には、後述する脱落防止リング54(図10)を装着するべく、周方向に沿って溝59が形成されている。
本実施形態の遊技球用設備51は、上記したように、複数の単位複合体55を連結して形成されている。そこで、複数の工程に分けて、順を追って説明する。なお、一部の工程は、上記実施形態と同様であるため、異なる工程を重点的に説明する。
すなわち、図11(a)に示すように、単位流路形成部材2を、カバー部材53の拡径部13側(以下、被挿入側端部という)から挿入して、単位複合体55を完成させる(図11(b))。そして、同様の方法を用いて、所望の数だけ単位複合体55を組み立て(図11(c))、第二工程に移行する。
なお、この脱落防止リング54は、図10に示すように、円の一部が欠落した円弧状のリングであり、内周側に内側に向けて突出した内側突起60が3つ設けられており、この3つの内側突起60は、ほぼ等間隔に配置(約120度ずつ離間した配置)されている。
第三実施形態の遊技球用設備65は、図14に示すように、1つの単位流路形成部材2と、1つのカバー部材66とが組み合わさった単位複合体67を備え、その単位複合体67をカバー部材66に形成された係合部によって、連結されたものである。
本実施形態の遊技球用設備65は、上記したように、複数の単位複合体67を連結して形成されている。そこで、複数の工程に分けて、順を追って説明する。なお、一部の工程は、上記第一及び第二実施形態と同様であるため、異なる工程を重点的に説明する。
第二工程では、前記のように組み立てられた単位複合体67を直列状に連結していくわけだが、本実施形態では、単位複合体67自体が可撓性及び弾性を備えているため、その特性を活かしてワンタッチ式に連結していく。
以上により、本実施形態における単位複合体67同士は、係合部たる係合突起70及び係合段部71によって、相対的に回動可能に連結されるため、上記実施形態と同様の作用効果を期待することができる。
第四実施形態の遊技球用設備75は、第三実施形態と同様、1つの単位流路形成部材2と、1つのカバー部材76とが組み合わさった単位複合体77を備え、その単位複合体77をカバー部材76に形成された係合部によって、連結されたものである(図18)。
本実施形態の遊技球用設備75は、上記実施形態と同様、複数の単位複合体77を連結して形成されている。そこで、複数の工程に分けて、順を追って説明する。なお、一部の工程は、上記第三実施形態と同様であるため、異なる工程に注目して説明する。
第二工程では、組み立てられた単位複合体77を直列状に連結していくわけだが、本実施形態では、カバー部材76にガイド溝83が設けられているため、その構成を活かしてワンタッチ式に連結していく。
以上により、本実施形態における単位複合体77同士は、係合部たるガイド溝83及び外周溝81によって、相対的に回動可能に連結されるため、上記実施形態と同様の作用効果を期待することができる。
2 単位流路形成部材
3、53、66、76 カバー部材
5、55、67、77 単位複合体
9 流路形成空間
12 縦搬送路
13 拡径部
16、81 外周溝(連結部)
15、57 連結孔(連結部)
56 回動用ピン(連結部)
30 ぱちんこ機
31 遊技機島
32 搬送路
41 球抜き流路
42 オーバーフロー流路
70 係合突起(連結部)
71 係合段部(連結部)
80 内側突起(連結部)
Claims (5)
- 遊技球を用いて遊技する複数の弾球遊技機が並設された遊技機群の内部に配され、遊技球を下方に向けて搬送する遊技球用設備であって、
複数の単位流路形成部材と、当該単位流路形成部材の外壁に当接するように配されるカバー部材を有し、
複数の単位流路形成部材は、直列状に並べられて遊技球用の搬送路を形成し、当該遊技球用の搬送路は、単位流路形成部材同士の間で屈曲可能な構造であり、
カバー部材は、前記遊技球用の搬送路の少なくとも屈曲部に配されていることを特徴とする遊技球用設備。 - カバー部材は、連結部を有し、
前記遊技球用の搬送路は、1つの単位流路形成部材と1つのカバー部材とが組み合わさった1つの単位複合体を、カバー部材の連結部を介して直列状に複数連結したものであり、
連結された単位複合体同士は、連結部を基準に相対的に回動することを特徴とする請求項1に記載の遊技球用設備。 - 単位流路形成部材は、外側面が軸線方向にテーパ状に形成された外側テーパ部を有し、
カバー部材は、筒状であり、少なくとも軸線方向中途の位置から一方の端部側に向かって開口面積が狭径状に形成された狭径部を有し、
単位流路形成部材の外側テーパ部をカバー部材の狭径部に当接するように組み合わせると、単位流路形成部材は大半の部分がカバー部材の内側に位置し、単位流路形成部材の残りの部分はカバー部材の狭径部側の端部から外部に露出することを特徴とする請求項2に記載の遊技球用設備。 - カバー部材は、軸線方向一方の端部の開口径が他方の端部の開口径よりも小さく、
隣接するカバー部材同士は、一方のカバー部材の内側に、他方のカバー部材を差し込むような配置にして連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技球用設備。 - 前記単位流路形成部材は、所定の樹脂により成形され、前記カバー部材は、金属で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技球用設備。
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