JP2013131892A - 画像処理プログラムおよび画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1のタイムライン上の画像群に対する画像処理の操作性が向上した画像処理プログラムおよび画像処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像処理プログラムは、第1受付ステップと、第1処理ステップとをコンピュータに実行させる。第1受付ステップは、1のタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付けるステップである。第1処理ステップは、所定の記憶領域に保存されている画像処理の組み合わせに従って、任意の数の第1画像に対し画像処理を施すステップである。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像処理プログラムおよび画像処理装置に関する。
従来より、1のタイムライン上の画像群を効率よく画像処理することを支援する画像処理プログラムおよび画像処理装置が公知である。特許文献1では、ユーザが、再生用ファイルに含まれる複数の静止画の中の1の静止画を編集すると、その編集の内容が記憶される。その後、再生用ファイルの残りの全ての静止画が同様に編集される。
特開2004−228855号公報
しかしながら、同じタイムラインに属する画像群であっても、全ての画像を同様に画像処理することが適切でない場合がある。例えば、撮影時に複数のカメラが切り替えられたり、カメラの向きが変えられたりする場合である。そのような場合には、同じタイムライン上に似通っていない画像が混在してしまうからである。また、同じタイムライン上のある区間ではその中に写っている対象Aを鮮明化することを望み、別の区間では対象Bを鮮明化することを望む場合なども考えられる。しかし、従来の方法では、ユーザは、1のタイムライン上の画像群を画一的に画像処理したくなければ、1枚1枚画像処理しなければならず、操作性に問題がある。
本発明は、1のタイムライン上の画像群に対する画像処理の操作性が向上した画像処理プログラムおよび画像処理装置を提供することを目的とする。
第1観点に係る画像処理プログラムは、第1受付ステップと、第1処理ステップとをコンピュータに実行させる。第1受付ステップは、1のタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付けるステップである。第1処理ステップは、所定の記憶領域に保存されている画像処理の組み合わせに従って、任意の数の第1画像に対し画像処理を施すステップである。
ここでは、ユーザは、定義済みの画像処理の組み合わせを適用する対象として、1のタイムライン上の画像群の中から、任意の数の画像(第1画像)を選択することができる。任意の数の画像(第1画像)としては、例えば、同じタイムライン上に似通っていない画像が混在している場合に、似通った一部の画像群のみを選択し得る。あるいは、映像の中の一部の被写体に注目し、その対象が写っている区間の画像群のみを選択し得る。従って、1のタイムライン上の画像群に対する画像処理の操作性が向上する。
第2観点に係る画像処理プログラムは、第1観点に係る画像処理プログラムであって、第2処理ステップと、保存ステップとをさらにコンピュータに実行させる。第2処理ステップは、第2画像に対し複数の画像処理を施すステップである。保存ステップは、第2画像に対する複数の画像処理の履歴を、上記画像処理の組み合わせとして所定の記憶領域に保存するステップである。
ここでは、ある画像(第2画像)に対し施された複数の画像処理の履歴が、別の画像(第1画像)に適用可能な画像処理の組み合わせとして保存される。従って、ユーザは、簡易な操作で、画像処理の組み合わせを定義することができる。
第3観点に係る画像処理プログラムは、第2観点に係る画像処理プログラムであって、保存ステップは、履歴を、上記画像処理の組み合わせとして所定の記憶領域に自動的に保存するステップである。
ここでは、ある画像(第2画像)に対し施された複数の画像処理の履歴が、別の画像(第1画像)に適用可能な画像処理の組み合わせとして自動的に保存される。従って、ユーザは、さらに簡易な操作で、画像処理の組み合わせを定義することができる。
第4観点に係る画像処理プログラムは、第2観点又は第3観点に係る画像処理プログラムであって、第2受付ステップと、第3受付ステップとをさらにコンピュータに実行させる。第2受付ステップは、履歴の選択を受け付けるステップである。第3受付ステップは、履歴が選択された状態で、任意の数の第1画像に対し履歴に係る複数の画像処理を施す指示をユーザから受け付けるステップである。第1処理ステップは、上記指示に応じて、上記画像処理の組み合わせに従って、任意の数の第1画像に対し履歴に係る複数の画像処理を施すステップである。
ここでは、ユーザは、ある画像(第2画像)に対し施された複数の画像処理の履歴を選択し、別の画像(第1画像)に対し適用することができる。この操作は、例えば、いわゆるコピーアンドペーストの態様で実現可能である。従って、ユーザは、簡単な操作で、定義済みの画像処理の組み合わせを実行することができる。
第5観点に係る画像処理プログラムは、第2観点から第4観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、第2画像は、第1画像と異なるタイムライン上の画像である。
異なるタイムラインに属する複数の画像に対し、同じ画像処理の組み合わせを適用可能な場合がある。例えば、複数の画像が、同じ場所に設置されたカメラによって撮影された場合などである。ここでは、ユーザは、あるタイムライン上の画像(第2画像)に対し施された画像処理の組み合わせを、別のタイムライン上の画像(第1画像)に対し適用することができる。従って、画像処理の操作性がさらに向上する。
第6観点に係る画像処理プログラムは、第2観点から第4観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、第2画像は、第1画像と同じタイムライン上の画像である。
多くの場合、同じタイムラインに属する少なくとも一部の画像に対しては、同じ画像処理の組み合わせを適用可能である。それらの画像は、似通った条件下で撮影された可能性が高いからである。ここでは、ユーザは、あるタイムライン上の画像(第2画像)に対し施された画像処理の組み合わせを、同じタイムライン上の別の画像(第1画像)に対し適用することができる。従って、画像処理の操作性がさらに向上する。
第7観点に係る画像処理プログラムは、第5観点又は第6観点に係る画像処理プログラムであって、上記画像群は、静止画ファイルの集合である。
ここでは、1のタイムライン上の静止画ファイルの集合に対する画像処理の操作性が向上する。
第8観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第7観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、第1受付ステップは、タイムラインを示すオブジェクトを介し、そのタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付けるステップである。
ここでは、ユーザは、タイムラインを示すオブジェクトを介し、そのタイムラインを意識しながら、そのタイムライン上の任意の数の画像(第1画像)を選択することができる。従って、画像処理の操作性がさらに向上する。
第9観点に係る画像処理装置は、選択受付部と、画像処理部とを備える。選択受付部は、1のタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付ける。画像処理部は、所定の記憶領域に保存されている画像処理の組み合わせに従って、任意の数の第1画像に対し画像処理を施す。
ここでは、ユーザは、定義済みの画像処理の組み合わせを適用する対象として、1のタイムライン上の画像群の中から、任意の数の画像(第1画像)を選択することができる。任意の数の画像(第1画像)としては、例えば、同じタイムライン上に似通っていない画像が混在している場合に、似通った一部の画像群のみを選択し得る。あるいは、映像の中の一部の被写体に注目し、その対象が写っている区間の画像群のみを選択し得る。従って、1のタイムライン上の画像群に対する画像処理の操作性が向上する。
本発明によれば、ユーザは、定義済みの画像処理の組み合わせを適用する対象として、1のタイムライン上の画像群の中から、任意の数の画像を選択することができる。従って、1のタイムライン上の画像群に対する画像処理の操作性が向上する。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 画像データが取り込まれる前の基本画面の図である。 画像データが取り込まれた後の基本画面の図である。 1のタイムラインに属する静止画群を示す図である。 ヒストリーウィンドウの図である。 ヒストリータブが展開された状態の基本画面の図である。 ヒストリーウィンドウの別の図である。 プロジェクトが開いた状態の基本画面の図である。 プランウィンドウの図である。 ヒストリーがコピーアンドペーストされる様子を示す概念図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像処理プログラムおよび画像処理装置について説明する。
<1.画像処理装置の概要>
図1に示す画像処理装置1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態である。画像処理装置1は、汎用のパーソナルコンピュータである。画像処理装置1には、本発明に係る画像処理プログラムの一実施形態である画像処理プログラム2がインストールされている。画像処理プログラム2は、動画および静止画に対する画像処理を支援するためのアプリケーションソフトウェアである。画像処理プログラム2は、画像処理装置1に後述する動作に含まれるステップを実行させる。
画像処理装置1は、ディスプレイ10、入力部20、記憶部30および制御部40を有する。ディスプレイ10と、入力部20と、記憶部30と、制御部40とは、互いにバス線5で接続されており、相互に通信可能である。本実施形態では、ディスプレイ10は、液晶ディスプレイである。入力部20は、マウスおよびキーボート等から構成される。記憶部30は、ハードディスク等から構成される。制御部40は、CPU、ROMおよびRAM等から構成される。ハードディスクは、不揮発性である。RAMは、揮発性である。
ディスプレイ10は、後述する画面等をユーザに対し表示する。入力部20は、画像処理装置1に対するユーザからの操作を受け付ける。
記憶部30内には、画像処理プログラム2が格納されている。記憶部30内には、ソフトウェア管理領域50が確保されている。ソフトウェア管理領域50は、画像処理プログラム2が使用する領域である。ソフトウェア管理領域50内には、オリジナル画像領域51、加工ファイル領域52、ヒストリー領域53、表示フレーム領域54、プラン領域55、プロジェクト領域56および座標m領域57が確保されている。各領域51〜57の役割については、後述する。
制御部40は、記憶部30内に格納されている画像処理プログラム2を読み出して実行することにより、仮想的に画像処理部41、ヒストリー管理部42、プラン管理部43、ヒストリー実行部44、プラン実行部45、選択部46およびプロジェクト管理部47として動作する。各部41〜47の動作については、後述する。
<2.画像処理装置の構成および動作の詳細>
制御部40は、ユーザが入力部20を介して所定の操作を行ったことを検知すると、画像処理プログラム2を起動する。画像処理プログラム2が起動されると、基本画面W1(図2参照)がディスプレイ10上に表示される。なお、制御部40は、ディスプレイ10上に表示される画面、ウィンドウ、ボタンその他の全ての要素の表示を制御する。
<2−1.画像データの取り込み>
基本画面W1は、オリジナル画像領域51への画像データの取り込みの命令をユーザから受け付ける。オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、後述する画像処理の対象になる。制御部40は、静止画ファイル又は動画ファイルから、オリジナル画像領域51へ画像データを取り込む。なお、本明細書において、静止画ファイルとは、静止画形式のデータファイルであり、動画ファイルとは、動画形式のデータファイルである。
静止画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の静止画ファイルを指定するか、又は1のフォルダを指定する。前者の場合、制御部40は、その静止画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名をユーザに入力させる。後者の場合、制御部40は、そのフォルダの記憶部30内のアドレスパスおよびフォルダ名をユーザに入力させる。その後、制御部40は、指定された1の静止画ファイル又は指定された1のフォルダ内の全ての静止画ファイルを、オリジナル画像領域51に静止画ファイル群として保存する。なお、本明細書において、「群」という場合には、その要素数は複数とは限らず、1つであってもよい。
一方、動画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の動画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名を入力する。制御部40は、ユーザが動画ファイルを指定したことを検知すると、基本画面W1上に動画取込みウィンドウ(図示されない)を重ねて表示させる。動画取込みウィンドウは、指定された動画ファイルの全タイムラインのうち、任意の長さのタイムラインの選択をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザが入力部20を介して任意の長さのタイムラインの選択を行ったことを検知すると、その選択に対応する静止画ファイル群を生成する。この静止画ファイル群は、ユーザの選択に係るタイムラインの動画に含まれるフレーム群に1対1で対応する。その後、制御部40は、この静止画ファイル群をオリジナル画像領域51に保存する。
従って、本実施形態では、後述する画像処理の対象は、動画ファイルではなく、静止画ファイルである。静止画ファイルは、オリジナル画像領域51へファイル単位、フォルダ単位、あるいは動画ファイルの全部又は一部のタイムライン単位で取り込まれる。
<2−2.静止画ファイル群の再生>
オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれると、制御部40は、基本画面W1上に表示ウィンドウW2(図3参照)を重ねて表示させる。表示ウィンドウW2は、オリジナル画像領域51への静止画ファイル群の取り込み動作の数だけ、表示される。
表示ウィンドウW2内には、まず、オリジナル画像領域51へ取り込まれた静止画ファイル群に含まれる1の静止画ファイル(例えば、タイムライン上で先頭のフレームに対応する静止画ファイル)が表示される。なお、制御部40は、静止画ファイル群が動画ファイルに由来するものではなく、静止画ファイルに由来するものであっても、静止画ファイル群に含まれる静止画ファイルをタイムラインに沿って配列されているものと認識する。配列は、ファイルの属性(ファイル名、作成日時、更新日時等)から自動的に判断される。
後述するとおり、表示ウィンドウW2内に表示されるフレームは、ユーザの操作を受けて切り替わる。制御部40は、表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームの識別情報を、表示フレーム領域54内でリアルタイムに管理する。
制御部40は、表示ウィンドウW2内で、その表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、動画として再生可能である。図3に示すとおり、基本画面W1上には、ウィンドウ選択プルダウンメニューT1、再生ボタンT2、コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4およびタイムラインバーT5が配置されている。
表示ウィンドウW2が複数存在する場合であっても、アクティブな表示ウィンドウW2は1つである。選択部46は、ウィンドウ選択プルダウンメニューT1を介し、どの表示ウィンドウW2をアクティブとするかの選択をユーザから受け付ける。以下、アクティブな表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、アクティブファイル群と呼ぶ。また、アクティブな表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームを、アクティブ表示フレームと呼ぶ。
再生ボタンT2は、アクティブファイル群の動画としての再生の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内に、アクティブファイル群のフレームをタイムラインに沿って順次コマ送りの形式で表示させる。なお、再生は、再生ボタンT2が押下された時点のアクティブ表示フレームから開始する。また、再生ボタンT2は、再生の停止の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、再生中にユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示を、その時点のアクティブ表示フレームに固定する。
コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4はそれぞれ、アクティブ表示フレームを、アクティブファイル群のタイムラインに沿って1つ後、1つ前のフレームへ切り替える命令をユーザから受け付ける。
タイムラインバーT5は、アクティブファイル群のタイムラインを図式的に示すオブジェクトである。タイムラインバーT5は、そのバーが延びる方向に、アクティブファイル群のフレーム数で等分に分割されている。タイムラインバーT5上の左からn番目の分割領域は、アクティブファイル群のタイムライン上でn番目のフレームに対応する(nは、自然数)。
図3に示すように、タイムラインバーT5は、選択フレーム群に対応する分割領域A1と、非選択フレーム群に対応する分割領域A2とを異なる態様で表示する。選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されている区間に対応するフレーム群である。非選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されていない区間に対応するフレーム群である。本実施形態では、領域A1は、薄いトーンの色で表示され、領域A2は、濃いトーンの色で表示される。選択部46は、タイムラインバーT5を介し、アクティブファイル群のタイムライン上の任意の区間の選択をユーザから受け付ける。選択される区間は、連続区間であっても、不連続区間であってもよい。言い換えると、ユーザは、入力部20を介してタイムラインバーT5を操作することにより、アクティブファイル群のタイムラインを意識しながら、アクティブファイル群のタイムライン上の全フレームの中から、任意のフレームを任意の数だけ選択することができる。具体的には、ユーザは、タイムラインバーT5上で選択したいフレームに対応する分割領域を選択する。分割領域は、同時に複数選択が可能である。制御部40は、選択フレーム群を後述される画像処理の対象として認識する。なお、ユーザによりタイムラインバーT5上の分割領域が選択される度に、アクティブ表示フレームは、最新に選択された分割領域に対応するフレームに切り替わる。
<2−3.画像処理>
以下、選択フレーム群に対する画像処理について説明する。
画像処理部41、ヒストリー実行部44およびプラン実行部45は、ノイズ除去、ノイズ付加、シャープネス、超解像(1フレーム)、自動補正、レベル補正、自動レベル補正、トーンカーブ、明るさ/コントラスト/彩度調整、覆い焼き、階調の反転、ヒストグラム平坦化、演算、画像平均、画像解像度、カンバスサイズ変更、切抜き、回転、歪曲補正、周辺光量補正、文字/矢印/モザイクの付加、縦拡大、縦解像度修正、超解像(1フレーム)拡大/連続、複数フレームノイズ除去および動体検出などの複数の画像処理モジュールを実行可能である。画像処理モジュールは、画像処理プログラム2に組み込まれている。
ユーザは、入力部20を介して基本画面W1を操作することにより、画像処理モジュールの中から任意のものを、任意の順番に、任意の回数だけ選択することが可能である。必要であれば、ユーザは、画像処理モジュールの選択に併せて、その画像処理モジュールの実行時に用いられるパラメータを入力する。画像処理部41は、ユーザが画像処理モジュールを1つ選択したことを検知する度に、選択フレーム群に対しその画像処理モジュールを実行する。なお、選択フレーム群に対し画像処理モジュールを実行するとは、選択フレーム群に含まれる各フレームに対しその画像処理モジュールを実行することである。
フレームに対し画像処理モジュールが1回、2回、3回,・・・と、順次実行されてゆくにつれて、そのフレームは、第1次、第2次、第3次,・・・と、順次加工されてゆく。第0次フレームは、オリジナル画像領域51に保存されている静止画ファイルに対応する。第(m+1)次フレームは、第m次フレームに対応する静止画ファイルに対し画像処理モジュールを1回実行した後の静止画ファイルに対応する(mは、0以上の整数)。画像処理モジュールが順次実行されてゆくにつれて、第1次以降のフレームに対応する静止画ファイルが順次生成される。これらの静止画ファイルは、加工ファイル領域52内にそれぞれ別のファイルとして保存される。
図4は、1のタイムラインに属する静止画群が画像処理プログラム2によりどのように管理されるかを示す概念図である。図4において、横軸のN軸は、タイムライン(フレームの順番)を示しており、縦軸のM軸は、加工の順番を示している。図4のN−M空間内の座標(n,m)に対応する四角形は、静止画I(n,m)を表している。静止画I(n,m)とは、タイムライン上でn番目の第m次フレームの静止画である(nは、自然数であり、mは、0以上の整数である)。
制御部40は、各フレームについて、現在選択されている座標Mの値をパラメータmとして、座標m領域57内でリアルタイムに管理する。図4の太線で囲まれた四角形は、座標mの静止画を表している。なお、フレームに対し画像処理モジュールを実行するとは、そのフレームの現在選択されている座標mの静止画に対し画像処理モジュールを実行することである。言い換えると、タイムライン上でn番目のフレームに対し画像処理モジュールを実行するとは、静止画I(n,m)に対し画像処理モジュールを実行することである。従って、画像処理モジュールが実行される度に、その対象となる静止画を特定するべく、座標m領域57が参照される。
オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれた直後、その静止画ファイル群の全フレームの座標mは、初期値0である。その後、画像処理モジュールが1回実行される度に、そのフレームの座標mは1ずつインクリメントされる。また、後述するとおり、ユーザは、任意のフレームの座標mを自在に変更することができる。
<2−4.ヒストリー>
ヒストリー管理部42は、各フレームについて、そのフレームに対応するヒストリーファイルを、そのフレームに対応する静止画ファイル群に関連付けて、ヒストリー領域53内で管理する。ヒストリーファイルには、そのヒストリーファイルに対応するフレームのヒストリーの情報が格納される。ヒストリーとは、画像処理モジュールの実行の履歴である。ヒストリーの情報は、どの画像処理モジュールがどの順番でどのようなパラメータを用いて実行されたのかを示す情報である。ヒストリー管理部42は、画像処理モジュールが実行される度に、そのフレームのヒストリーファイルを自動的に新規作成又は更新し、ヒストリー領域53内に保存する。
図2および図3に示すように、制御部40は、基本画面W1上にヒストリーウィンドウW3を重ねて表示可能である。ヒストリーウィンドウW3内には、アクティブ表示フレームのヒストリーの詳細が表示される(図5参照)。アクティブ表示フレームのヒストリーの詳細は、ヒストリー領域53を参照することにより判断される。なお、アクティブ表示フレームが切り替えられる度に、ヒストリーウィンドウW3内のヒストリーの詳細の表示も、リアルタイムに切り替えられる。
図5に示すように、ヒストリーウィンドウW3内には、初期状態エリアE1と、モジュール名称エリアE2とが、上下に並んで表示される。初期状態エリアE1の数は、1つである。モジュール名称エリアE2の数は、アクティブ表示フレームに対し実行された画像処理モジュールの数と同じである。初期状態エリアE1は、アクティブ表示フレームの初期状態(画像処理モジュールが実行されていない静止画)に対応する。モジュール名称エリアE2は、アクティブ表示フレームに対し実行された画像処理モジュールに1対1で対応する。最上欄のエリアE2は、アクティブ表示フレームに対し最初に実行された画像処理モジュールに対応し、最下欄のエリアE2は、アクティブ表示フレームに対し最後に実行された画像処理モジュールに対応する。各モジュール名称エリアE2には、そのエリアE2に対応する画像処理モジュールの名称が表示される。
<2−5.座標mの変更>
ユーザは、入力部20を操作することにより、任意のフレームについて、現在選択されている座標mを自在に変更することができる。なお、上記のとおり、座標mが変更されると、画像処理モジュールの実行の対象となる静止画が変更される。従って、座標mを変更することには、画像処理の対象を変更するという意味がある。具体的な変更の操作の方法としては、以下の2つがある。
第1の方法は、ヒストリーウィンドウW3を操作することにより、アクティブ表示フレームの座標mを変更する方法である。具体的には、まず、ユーザは、アクティブな表示ウィンドウW2内に、座標mを変更しようとするフレームを表示させる。その結果、ヒストリーウィンドウW3内には、座標mを変更しようとするフレームのヒストリーの詳細が表示される。選択部46は、ヒストリーウィンドウW3内に表示されているエリアE1,E2の中から任意の1のエリアの選択をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザがエリアE1,E2を選択するのに応じて、アクティブ表示フレームの座標mを、そのエリアE1,E2に対応する静止画の座標Mの値に変更する。なお、エリアE2に対応する静止画とは、そのエリアE2に対応する画像処理モジュールの実行後の静止画である。
第2の方法は、基本画面W1を操作することにより、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを一括して変更する方法である。具体的には、まず、ユーザは、座標mを変更しようとするフレーム群を、選択フレーム群として選択する。選択部46は、基本画面W1のヒストリータブH1上の「前のヒストリーへ」「次のヒストリーへ」「最新ヒストリーへ」および「ヒストリー位置指定」の項目の中から任意の1の項目の選択をユーザから受け付ける(図6参照)。制御部40は、ユーザがこれらの項目の中から特定の項目を選択したことを検知すると、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを一括して変更する。
具体的には、「前のヒストリーへ」の項目が選択された場合、制御部40は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを1つデクリメントする。ただし、座標mが既に0であったフレームについては、座標mが0のまま維持される。「次のヒストリーへ」の項目が選択された場合、制御部40は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを1つインクリメントする。ただし、座標mが既に上限値であったフレームについては、座標mが上限値のまま維持される。上限値とは、そのフレームに対し実行された画像処理モジュールの回数である。「最新ヒストリーへ」の項目が選択された場合、制御部40は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを上限値にする。「ヒストリー位置指定」の項目が選択された場合、制御部40は、基本画面W1上に位置指定ウィンドウ(図示されない)を重ねて表示させる。位置指定ウィンドウは、0以上の整数kの入力をユーザから受け付ける。制御部40は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを、入力された整数kにする。ただし、整数kが上限値を超えるフレームについては、座標mが上限値に設定される。
ところで、フレームを表示するとは、そのフレームの座標mの静止画を表示することである。言い換えると、タイムライン上でn番目のフレームを表示するとは、静止画I(n,m)を表示することである。従って、アクティブ表示フレームの座標mが変更されると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示も直ちに切り替えられる。
また、アクティブ表示フレームの座標mが変更されると、ヒストリーウィンドウW3内のエリアE1,E2の表示態様も直ちに変更される。図7は、図5の座標m=5の状態から、座標m=3の状態へ変更された後のヒストリーウィンドウW3の様子を示す。図5および図7を比較すると分かるように、アクティブ表示フレームの座標(m+1)以降の静止画に対応するエリアE2は、グレーアウトの態様で表示される。従って、ユーザは、常に、アクティブな表示ウィンドウW2内に現在表示されている静止画が、どのような画像処理モジュールの実行を経て生成されたのかを簡単に理解することができる。
また、上記のとおり、第0次から第L次のフレームの静止画は、ソフトウェア管理領域50内に別のファイルとして保存される(Lは、そのフレームに対し実行された画像処理モジュールの回数である)。また、座標mが変更されたとしても、変更前の座標mの静止画は、ソフトウェア管理領域50内から削除されることはない。従って、例えば、ユーザが、アクティブ表示フレームの座標mをデクリメントした時、アクティブな表示ウィンドウW2内には、直ちにデクリメント後の座標mの静止画が表示される。また、その後、ユーザが、アクティブ表示フレームの座標mをインクリメントした時も、アクティブな表示ウィンドウW2内には、直ちにインクリメント後の座標mの静止画が表示される。
<2−6.プロジェクト>
ユーザは、ソフトウェア管理領域50内の静止画ファイル群を、プロジェクト単位で効率よく管理することができる。1のプロジェクトは、複数のタイムラインに係る静止画ファイル群を管理することができる。
ユーザは、入力部20を介して基本画面W1を操作することにより、プロジェクトを作成することができる。プロジェクト管理部47は、ユーザがプロジェクトの作成を指示したことを検知すると、プロジェクトファイルを作成し、プロジェクト領域56内に保存する。プロジェクトファイルは、プロジェクト毎に作成される。プロジェクトファイルには、そのプロジェクトの識別情報と、そのプロジェクトに関連付けられるタイムライン(0以上、上限なし)の識別情報とが記録される。なお、タイムラインの識別情報と、そのタイムラインに属する静止画ファイルの識別情報とは、ソフトウェア管理領域50内の所定の領域で適当に管理されているものとする。従って、プロジェクト管理部47は、プロジェクトファイルを作成することにより、そのプロジェクトに属するタイムライン(0以上、上限なし)上の静止画ファイルを、そのプロジェクトに関連付ける。
ユーザがプロジェクトを作成すると、基本画面W1は、そのプロジェクト用の基本画面W1になる。なお、基本画面W1があるプロジェクト用の画面になっている状態を、そのプロジェクトが開いた状態と呼ぶ。あるプロジェクトが開いた状態では、基本画面W1がそのプロジェクト用の画面になっていることがユーザに分かるように、基本画面W1の枠内に、そのプロジェクトの名称を表示するエリアE4が表示される(図8参照)。本実施形態では、あるプロジェクトを開いた状態で、別のプロジェクトを開きたい場合には、元のプロジェクトを閉じなくてはならない。つまり、本実施形態では、同時に開くことができるプロジェクトの数は、1つだけである。選択部46は、基本画面W1上で、プロジェクトを開く指示および閉める指示をユーザから受け付ける。なお、本実施形態では、あるプロジェクト用の基本画面W1上に、別のプロジェクトに属するタイムラインに係る静止画ファイル群を表示する表示ウィンドウW2を開くことはできない。
基本画面W1上に表示ウィンドウW2が表示されている状態で、プロジェクトが作成された場合、その表示ウィンドウW2に対応するタイムラインが、そのプロジェクトに関連付けられる。従って、プロジェクト管理部47は、そのプロジェクトの識別情報と、そのタイムラインの識別情報とが書き込まれたプロジェクトファイルを作成する。また、あるプロジェクト用の基本画面W1が開いた状態で、オリジナル画像領域51へと取り込まれた静止画ファイル群のタイムラインは、そのプロジェクトに関連付けられる。従って、プロジェクト管理部47は、そのプロジェクトに対応する既存のプロジェクトファイルに、そのタイムラインの識別情報を追加で書き込む。
<2−7.プランの登録および実行>
ユーザは、入力部20を操作することにより、プランを登録することが可能である。プランとは、1以上の画像処理モジュールを特定の順番で、その実行時に用いられる特定のパラメータとともに組み合わせたものである。プラン管理部43は、ユーザがプランの登録の操作を行ったことを検知すると、プランの定義ファイルを作成し、プラン領域55内に保存する。プランの定義ファイルとは、どの画像処理モジュールをどの順番でどのようなパラメータを用いて実行するのかを示す情報である。
図2および図3に示すように、制御部40は、基本画面W1上にプランウィンドウW4を重ねて表示可能である。プランウィンドウW4内には、登録済みの全てのプランの詳細が表示される(図9参照)。プランウィンドウW4内に表示されるプランの詳細は、プラン領域55を参照することにより判断される。
ユーザは、プランの登録時に、ヒストリーを援用することが可能である。具体的には、ユーザは、入力部20を操作することにより、アクティブな表示ウィンドウW2内に、援用するヒストリーを有するフレームを表示させる。これに伴い、ヒストリーウィンドウW3内には、援用するヒストリーの詳細が表示される。この状態で、ユーザがヒストリーウィンドウW3上の機能ボタンT6又はプランウィンドウW4上の機能ボタンT7に対し所定の操作を行うと、援用するヒストリーと同じ画像処理モジュールを同じ順番で同じパラメータとともに組み合わせたプランが登録される。言い換えると、プラン管理部43は、援用するヒストリーの情報と同様の情報を、プランの定義ファイルとしてプラン領域55内に保存する。
ユーザは、入力部20を操作することにより、プランを変更および削除することも可能である。プラン管理部43は、ユーザがプランウィンドウW4上でプランの変更又は削除の操作を行ったことを検知すると、そのプランの定義ファイルを更新し、又はプラン領域55内から削除する。
ユーザは、入力部20を操作することにより、選択フレーム群に対し、登録済のプランの中の任意のものを選択し、実行することが可能である。プラン実行部45は、ユーザがプランウィンドウW4上でプランを1つ選択し、その実行を命令したことを検知すると、選択フレーム群に対し、そのプランの定義に係る画像処理を実行する。具体的には、画像処理部41は、プラン領域55を参照し、そのプランの定義ファイルにより定義されるとおりの画像処理モジュールを定義されるとおりの順番で定義されるとおりのパラメータを用いて実行する。
プランは、一度登録されると、様々な選択フレーム群に繰り返し適用することができる。従って、ユーザは、よく使用する、特定の態様での画像処理モジュールの組み合わせをプランとして登録しておくことにより、画像処理の作業を簡易に行うことができる。
なお、本実施形態では、プランは、プロジェクトを超えることができる。言い換えると、あるプロジェクト用の基本画面W1内に表示されているプランウィンドウW4内には、そのプロジェクト用の基本画面W1上で登録されたプランの詳細のみならず、別のプロジェクト用の基本画面W1およびプロジェクトに属さない基本画面W1上で登録されたプランの詳細も表示される。従って、あるプロジェクト用の基本画面W1上で登録されたプランを、別のプロジェクトに属する静止画ファイル群およびプロジェクトに属さない静止画ファイル群に対し実行することができる。
<2−8.ヒストリーのコピーアンドペースト>
ユーザは、入力部20を操作することにより、選択フレーム群に対し、ヒストリーをコピーアンドペーストすることができる。ヒストリーのコピーとは、選択フレーム群に対し実行する画像処理モジュールの組み合わせを指定するべく、ヒストリー領域53内に記録されているヒストリーを選択することである。ヒストリーのペーストとは、選択フレーム群に対し、コピーされているヒストリーに係る画像処理モジュールの組み合わせを実行することである。
ヒストリー実行部44は、ヒストリーのコピーの操作をユーザから受け付ける。具体的には、ユーザは、タイムラインバーT5等を操作することにより、アクティブ表示フレームを切り替えつつ、コピーしたいヒストリーを探す。ユーザは、アクティブな表示ウィンドウW2内で切り替えられる静止画と、それに伴ってヒストリーウィンドウW3内で切り替えられるヒストリーの詳細を参照しながら、ヒストリーを探すことができる。ユーザは、コピーしたいヒストリーを見つけた後、ヒストリーウィンドウW3内にコピーしたいヒストリーの詳細が表示されている状態で、基本画面W1のヒストリータブH1上で「ヒストリーコピー」の項目を選択する(図6参照)。なお、ヒストリーウィンドウW3内にコピーしたいヒストリーの詳細が表示されている状態とは、アクティブな表示ウィンドウW2内にコピーしたいヒストリーを有するフレームが表示されている状態である。従って、ユーザは、ヒストリーに係る画像処理の効果を意識しながら、ヒストリーをコピーすることができる。
ヒストリー実行部44は、「ヒストリーコピー」の項目が選択されたことを検知すると、アクティブ表示フレームのヒストリーの情報をRAM内に一時記憶する。RAM内のヒストリーの情報は、再度「ヒストリーコピー」の項目が選択されるまで保持され、再度同項目が選択されると更新される。
続いて、ヒストリー実行部44は、ヒストリーがコピーされている状態で、ヒストリーのペーストの操作をユーザから受け付ける。具体的には、ユーザは、基本画面W1のヒストリータブH1上で「ヒストリーペースト」の項目を選択する(図6参照)。なお、ヒストリータブH1上の「ヒストリーペースト」の項目は、ヒストリーがコピーされていない状態ではグレーアウトの態様で表示され、選択することができない。ヒストリー実行部44は、「ヒストリーペースト」の項目が選択されたことを検知すると、選択フレーム群に対し、現在コピーされているヒストリーに係る画像処理を実行する。具体的には、ヒストリー実行部44は、RAM内に一時記憶されているヒストリーの情報により記録されているとおりの画像処理モジュールを、記録されているとおりの順番で、記録されているとおりのパラメータを用いて実行する。
なお、上述したとおり、ユーザは、基本画面W1上の表示ウィンドウW2の中から、任意の表示ウィンドウW2を選択することができる。さらに、ユーザは、選択された表示ウィンドウW2(アクティブな表示ウィンドウW2)に対応するタイムライン上のフレーム群の中から、任意のフレームを任意の数だけ選択することができる。従って、ヒストリーのペーストの操作とは、任意のタイムライン上の任意の数のフレームに対し、現在コピーされているヒストリーに係る1又は複数の画像処理モジュールを施すことを指示する操作である。
ユーザは、ヒストリーのコピーアンドペーストの機能を利用することにより、任意のフレーム群を以下の簡易な操作で鮮明化することができる。まず、ユーザは、1のフレーム(以下、代表フレーム)をアクティブな表示ウィンドウW2内に表示させる。その状態で、ユーザは、代表フレームに対し、様々な画像処理モジュールを順次実行してゆく。そして、ユーザは、アクティブな表示ウィンドウW2内で順次加工されてゆく代表フレームを確認しつつ、画像処理モジュールの効果を判断する。不適切と思われる画像処理モジュールがあれば、ユーザは、代表フレームの座標mをデクリメントし、不適切な画像処理モジュールの実行前の状態に戻す。代表フレームの座標mがデクリメントされると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示も、不適切な画像処理モジュールの実行前の静止画に戻される。なお、不適切な画像処理モジュールとは、望んだ効果が得られなかった画像処理モジュールである。従って、ユーザは、再度、代表フレームに対し、別の画像処理モジュールを試すことができる。あるいは、ユーザは、不適切と感じた画像処理モジュールがやはり適切であったと思い直した場合には、代表フレームの座標mをインクリメントすればよい。なお、本実施形態では、別の画像処理モジュールが実行されると、加工ファイル領域52内の不適切な画像処理モジュールの実行後の静止画ファイルは、その別の画像処理モジュールの実行後の静止画ファイルで上書きされる。
上記態様で、ユーザは、代表フレームについて鮮明な静止画が得られるまで、試行錯誤を繰り返す。ユーザは、代表フレームについて鮮明な静止画が得られた後、代表フレームのヒストリーをコピーする。続いて、ユーザは、任意のフレーム群(以下、対象フレーム群)を選択し、選択フレーム群とする。対象フレーム群は、代表フレームと同様に画像処理することが適切と考えられるフレーム群である。対象フレーム群は、例えば、代表フレームと似通ったフレーム群である。あるいは、対象フレーム群は、例えば、代表フレームの中で鮮明化の対象として注目していた被写体と同じ被写体が写っているフレーム群である。
続いて、ユーザは、対象フレーム群に対し、代表フレームのヒストリーをペーストする。図10は、あるタイムライン上の代表フレームを、同じタイムライン上の対象フレーム群に対しコピーアンドペーストする様子を例示している。その後、ユーザは、確認の作業として、対象フレーム群全体をアクティブな表示ウィンドウW2内に順次表示させる。その結果、対象フレーム群に含まれる少なくとも一部のフレームに対しては、代表フレームと同様に画像処理することが適切でないと判断されるかもしれない。そのような場合には、ユーザは、それらのフレームの座標mを元に戻す。そして、それらのフレームについては、同様の態様で、改めて適切な画像処理モジュールの組み合わせを探す。なお、鮮明な静止画が得られるように画像処理を行うというのは、画像処理プログラム2の用途の一例であって、画像処理プログラム2は、他の様々な用途に用いられ得る。
あるいは、ユーザは、代表フレームについて鮮明な静止画が得られた後、代表フレームのヒストリーをプランとして登録してもよい。その場合、ユーザは、対象フレーム群に対しプランを実行することにより、対象フレーム群に対し代表フレームのヒストリーをコピーアンドペーストするのと同様の結果を得ることができる。
ヒストリーは、タイムラインを超えることができる。言い換えると、あるタイムライン上のフレームのヒストリーを、異なるタイムライン上のフレーム群にコピーアンドペーストすることができる。しかし、本実施形態では、ヒストリーは、プロジェクトを超えることができない。言い換えると、ヒストリーは、同じ基本画面W1の中でだけコピーアンドペースト可能である。なお、本実施形態では、プロジェクトを超えてのヒストリーのコピーアンドペーストを制限するために、RAM内のヒストリー情報は、プロジェクトを閉じたり、開いたりする度にクリアされる。
一方、上述したとおり、プランは、プロジェクトを超えることができる。従って、ユーザは、あるヒストリーに係る画像処理モジュールの組み合わせを、プロジェクトを超えて利用したい場合には、そのヒストリーを援用してプランを登録すればよい。それにより、ユーザは、あるプロジェクトに関連して記録されたヒストリーを、任意のプロジェクトに属する任意のタイムライン上の任意の静止画ファイル群にコピーアンドペーストするかの如く、プランを実行することができる。
<3.用途>
上記のとおり、画像処理プログラム2は、静止画又は動画ファイルのどちらから画像データを取り込もうとも、その後、画像データを静止画ファイル群として管理する。従って、画像処理プログラム2は、同じタイムラインの中の任意のフレームを任意に画像処理したいというユーザの要望に容易に応えることができる。また、画像処理プログラム2は、静止画ファイル群を動画として再生する機能を有している。その結果、画像データが画像処理プログラム2内で静止画ファイル群として取り扱われようとも、ユーザは、その画像データを動画として認識することができる。従って、画像処理プログラム2は、動画の解析や編集等を行う場面で特に有用である。
画像処理プログラム2は、多種多様な動画に対する画像処理を取り扱うことができるが、例えば、警察等の機関が事件の捜査のために防犯カメラの監視映像を解析するのにも利用され得る。監視映像のタイムライン上には、似通っていない静止画が混在してしまうことがある。監視映像の記録時に、複数の防犯カメラが切り替えられたり、防犯カメラの向きが変化したりする場合などである。また、監視映像の中の特定の被写体に注目して、映像を鮮明化することが望まれることもある。そのような場合には、全タイムラインに含まれる一部の区間の静止画群に対してのみ、共通の画像処理を実行可能になる状況が生じ得る。本実施形態に係るヒストリーのコピーアンドペーストの機能およびプランの登録および実行の機能は、例えば、このような状況下で有用である。
<4.特徴>
<4−1>
上記実施形態では、選択部46は、1のタイムライン上の静止画群の中から任意の数の静止画の選択をユーザから受け付ける。ヒストリー実行部44は、ヒストリー領域53内に保存されているヒストリーに従って、選択部46を介し選択された任意の数の静止画に対し画像処理を施す。プラン実行部45は、プラン領域55内に保存されているプランに従って、選択部46を介し選択された任意の数の静止画に対し画像処理を施す。
上記実施形態では、ユーザは、定義済みの画像処理モジュールの組み合わせ(ヒストリー又はプラン)を適用する対象として、1のタイムライン上の静止画群の中から、任意の数の静止画を選択することができる。例えば、同じタイムライン上に似通っていない静止画が混在している場合に、似通った一部の静止画群のみを選択することができる。あるいは、映像の中の一部の被写体に注目し、その対象が写っている区間の静止画群のみを選択することができる。つまり、1のタイムライン上の静止画群に対し、常に画一的な処理を施すのではなく、静止画群の性質に応じて、異なる画像処理を施すことができる。従って、1のタイムライン上の静止画群に対する画像処理の操作性が向上する。
<4−2>
上記実施形態では、画像処理部41は、選択フレーム群に対し複数の画像処理モジュールを実行することができる。その場合、ヒストリー管理部42は、選択フレーム群に対する複数の画像処理モジュールの実行の履歴(ヒストリー)を、自動的にヒストリー領域53内に保存する。つまり、上記実施形態では、あるフレームに対する複数の画像処理モジュールの実行の履歴(ヒストリー)の情報が、別のフレーム群に適用可能な画像処理の組み合わせとして、自動的に保存される。従って、ユーザは、煩わしい操作なく、画像処理の組み合わせを定義することができる。
<4−3>
上記実施形態では、ヒストリー実行部44は、ヒストリーの選択を受け付ける(コピーの操作)。ヒストリー実行部44は、ヒストリーが選択された状態で、選択フレーム群に対し、選択されたヒストリーに係る1又は複数の画像処理モジュールを実行する指示をユーザから受け付ける(ペーストの操作)。ヒストリー実行部44は、ペーストの操作に応じて、選択されたヒストリーに従って、選択フレーム群に対し、選択されたヒストリーに係る1又は複数の画像モジュールを実行する。つまり、上記実施形態では、ユーザは、コピーアンドペーストの態様で、あるフレームのヒストリーを別のフレームに適用することができる。従って、ユーザは、簡単な操作で、ヒストリーに係る画像処理を実行することができる。
<4−4>
異なるタイムライン上のフレームに対し、同じ画像処理の組み合わせを適用可能な場合がある。例えば、それらのフレームが、同じ場所に設置されたカメラによって撮影された場合などである。上記実施形態では、ヒストリーをコピーアンドペーストする対象として、そのヒストリーとは異なるタイムラインに属するフレーム群を選択可能である。従って、効率のよい画像処理が実現される。
<4−5>
多くの場合、同じタイムライン上の少なくとも一部のフレーム群に対しては、同じ画像処理の組み合わせを適用可能である。それらのフレームは、似通った条件下で撮影された可能性が高いからである。上記実施形態では、ヒストリーをコピーアンドペーストする対象として、そのヒストリーと同じタイムラインに属するフレーム群を選択可能である。従って、効率のよい画像処理が実現される。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<5−1>
上記実施形態において、ヒストリーがプロジェクトを超えられてもよいし、プランがプロジェクトを超えられなくてもよし、ヒストリーもプランもプロジェクトを超えられなくてもよい。
<5−2>
上記実施形態では、プランは、ヒストリーを援用することにより登録されるようになっていた。しかしながら、プランの登録の態様は、これに限定されない。例えば、プランは、ユーザが手動で任意の画像処理モジュールを任意の順番で任意の数だけ組み合わせることにより登録されるようになっていてもよい。
<5−3>
上記実施形態において、プランも、コピーアンドペーストの操作で実行できるようにしてもよい。
<5−4>
上記実施形態では、ヒストリータブH1からコピーアンドペーストの操作が実行できるようになっていた。しかし、キーボードの操作で、例えば、コントロールキーを押しながら「c」キーを押すことでコピーの操作を実行でき、コントロールキーを押しながら「v」キーを押すことでペーストの操作を実行できるようにしてもよい。
<5−5>
上記実施形態では、タイムライン上の任意の数のフレームの選択を受け付けるオブジェクトとして、タイムラインを図式的に示すタイムラインバーT5が採用されたが、この態様に限定されない。例えば、タイムラインバーT5に代えて又は加えて、タイムラインを数値および文字の少なくとも一方を用いて示すオブジェクトがユーザに対し表示され、ユーザがそのオブジェクトを操作することにより、タイムライン上の任意の数のフレームを選択できるようになっていてもよい。
<5−6>
上記実施形態では、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、全て静止画ファイルとして保存されるようになっていた。しかしながら、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データを、動画ファイルとして保存するようにしてもよい。オリジナル画像領域51内の画像データの形式を静止画形式とするか動画形式とするかは、ユーザが選択できるようにしてもよいし、取り込み元の画像データの形式等に応じて自動的に決定されるようにしてもよい。
さらに、その後、動画ファイルに対して画像処理が施される場合には、その画像処理後の画像データも動画ファイルの形式で保存するようにしてもよい。
1 画像処理装置(コンピュータ)
2 画像処理プログラム
20 入力部
41 画像処理部
42 ヒストリー管理部
43 プラン管理部
44 ヒストリー実行部(画像処理部)
45 プラン実行部(画像処理部)
46 選択部(選択受付部)
53 ヒストリー領域(所定の記憶領域)
55 プラン領域(所定の記憶領域)
T5 タイムラインバー(タイムラインを示すオブジェクト)

Claims (9)

  1. 1のタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付けるステップと、
    所定の記憶領域に保存されている画像処理の組み合わせに従って、前記任意の数の第1画像に対し画像処理を施すステップと
    をコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
  2. 第2画像に対し複数の画像処理を施すステップと、
    前記第2画像に対する前記複数の画像処理の履歴を、前記画像処理の組み合わせとして前記所定の記憶領域に保存するステップと
    をさらにコンピュータに実行させる、
    請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記履歴を保存するステップは、前記履歴を、前記画像処理の組み合わせとして前記所定の記憶領域に自動的に保存するステップである、
    請求項2に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記履歴の選択を受け付けるステップと、
    前記履歴が選択された状態で、前記任意の数の第1画像に対し前記履歴に係る前記複数の画像処理を施す指示をユーザから受け付けるステップと
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記任意の数の第1画像に対し画像処理を施すステップは、前記指示に応じて、前記画像処理の組み合わせに従って、前記任意の数の第1画像に対し前記履歴に係る前記複数の画像処理を施すステップである、
    請求項2又は3に記載の画像処理プログラム。
  5. 前記第2画像は、前記第1画像と異なるタイムライン上の画像である、
    請求項2から4のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  6. 前記第2画像は、前記第1画像と同じタイムライン上の画像である、
    請求項2から4のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  7. 前記画像群は、静止画ファイルの集合である、
    請求項5又は6に記載の画像処理プログラム。
  8. 前記第1画像の選択をユーザから受け付けるステップは、前記タイムラインを示すオブジェクトを介し、前記タイムライン上の画像群の中から任意の数の前記第1画像の選択をユーザから受け付けるステップである、
    請求項1から7のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  9. 1のタイムライン上の画像群の中から任意の数の第1画像の選択をユーザから受け付ける選択受付部と、
    所定の記憶領域に保存されている画像処理の組み合わせに従って、前記任意の数の第1画像に対し画像処理を施す画像処理部と
    を備える、
    画像処理装置。
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