JP5857708B2 - 画像処理プログラムおよび画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理プログラムおよび画像処理装置に関する。
従来より、画像処理を実行するとともに、画像処理の履歴を残す画像処理プログラムおよび画像処理装置が公知である。例えば、特許文献1では、元画像とは別に、元画像に画像処理が施された後の編集済み画像が保存される。また、編集済み画像が保存されるのと同時に、自動的に画像処理の履歴の情報が保存される。なお、画像処理の履歴の情報とは、どのような画像処理をどのような順番でどのようなパラメータを用いて実行したのかを示す情報である。特許文献1では、画像処理の履歴の情報は、元画像から別の編集済み画像を生成するために利用される。具体的には、特許文献1の装置は、画像処理の履歴の編集をユーザから受け付け、その編集の内容に従って、元画像から別の編集済み画像を生成する。
特開2001−209818号公報
ところで、1の画像に対し、複数回の画像処理を順次実行していくことが望まれる場合がある。例えば、ある画像を鮮明にしたい場合には、ユーザは、試行錯誤を重ねながら様々な画像処理を順次実行していく。かかる場合、実行した画像処理が不適切であれば、その画像処理前の画像に直ちに戻り、再度、別の画像処理を実行できるようになっていることが望ましい。
しかしながら、特許文献1の装置では、加工途中の中間の画像が保存されない。そうすると、実行した画像処理が不適切であっても、その画像処理前の画像に直ちに戻ることができない。特許文献1の装置によれば、再度、元画像から不適切な画像処理前の画像が再生成される必要がある。
かといって、加工途中の中間の画像を全て保存するとなると、画像データのデータ量が膨大になってしまう虞がある。
本発明は、1の画像に対し、複数回の画像処理が順次実行される場合に、保存される画像データのデータ量を合理的に軽量化することが可能な画像処理プログラムおよび画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る画像処理プログラムは、生成ステップと、画像保存ステップと、履歴保存ステップと、削除ステップとをコンピュータに実行させる。生成ステップは、最初の画像に対し2以上の画像処理を施すことにより、順次中間の画像を生成するとともに、全ての上記画像処理が施された最後の画像を生成するステップである。画像保存ステップは、最初の画像、中間の画像および最後の画像を所定の記憶領域に保存するステップである。履歴保存ステップは、上記2以上の画像処理の処理内容の履歴を保存するステップである。削除ステップは、ユーザの指示に応じて、所定の記憶領域に最初の画像を残し、所定の記憶領域から中間の画像を削除するステップである。
ここでは、最初の画像に対し、2以上の画像処理が順次実行される。その結果、最初の画像から中間の画像が順次生成され、最終的に最後の画像が生成される。中間の画像の数は、1つであっても、複数であってもよい。最初の画像、中間の画像および最後の画像は、所定の記憶領域に保存される。さらに、画像処理の処理内容の履歴も保存される。ところで、中間の画像は、原則として、最初の画像および履歴から復元可能である。そのため、ここでは、ユーザから指示があると、最初の画像および履歴が保存されたまま、中間の画像が削除される。従って、保存される画像データのデータ量が合理的に軽量化される。
本発明の第2観点に係る画像処理プログラムは、第1観点に係る画像処理プログラムであって、削除ステップは、ユーザの上記指示に応じて、さらに所定の記憶領域に最後の画像を残すステップを含む。
ここでは、ユーザから指示があると、最初の画像および履歴とともに最後の画像が保存されたまま、中間の画像が削除される。従って、画像データのデータ量が軽量化される一方で、ユーザは、最後の画像に容易にアクセスすることができる。
本発明の第3観点に係る画像処理プログラムは、第1観点又は第2観点に係る画像処理プログラムであって、削除ステップの後、復元ステップをさらにコンピュータに実行させる。復元ステップは、最初の画像および履歴を参照し、中間の画像を復元するステップである。
ここでは、最初の画像および履歴から、中間の画像が復元される。従って、ユーザは、一度削除した中間の画像を容易に復元することができる。
本発明の第4観点に係る画像処理プログラムは、第3観点に係る画像処理プログラムであって、削除ステップは、最初の画像および履歴から復元できない可能性のある中間の画像を残すステップと、最初の画像および履歴から復元可能な中間の画像を削除するステップとを含む。
ここでは、最初の画像および履歴から復元可能な中間の画像は削除されるが、最初の画像および履歴から復元できない可能性のある中間の画像は削除されない。従って、画像データのデータ量がより合理的に軽量化される。
本発明の第5観点に係る画像処理プログラムは、第4観点に係る画像処理プログラムであって、最初の画像および履歴から復元できない可能性のある中間の画像とは、中間の画像へと画像処理される過程で、最初の画像に由来しない画像の情報が利用された画像を含む。
ある画像の画像処理が、異なる画像に基づいて実行されることがある。かかる場合、ここでは、中間の画像が削除されない。異なる画像が失われてしまうと、同じ画像を復元できない可能性があるからである。従って、画像データのデータ量がより合理的に軽量化される。
本発明の第6観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第5観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、最初の画像、中間の画像および最後の画像は、各々、複数の静止画を含む。
ここでは、複数の最初の静止画の各々に対し、同じ2以上画像処理が実行された場合に、複数の最初の静止画から生成された複数の中間の画像が削除される。従って、画像データのデータ量をより軽量化することができる。
本発明の第7観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第6観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、切替ステップをさらにコンピュータに実行させる。切替ステップは、ユーザの選択に応じて、最初の画像、中間の画像および最後の画像の中から、現在選択されている画像を切り替えるステップである。
ここでは、ユーザは、現在選択されている画像を、最初の静止画、中間の静止画又は最後の静止画の中から選択することができる。
本発明の第8観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第7観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、関連付けステップと、受付ステップとをさらにコンピュータに実行させる。関連付けステップは、所定の管理単位に属する複数の画像を、所定の管理単位の識別情報に関連付けるステップである。受付ステップは、所定の管理単位を指定する態様で、複数の画像に関連する情報の圧縮の指示を上記指示としてユーザから受け付けるステップである。削除ステップは、圧縮の指示に応じて、複数の画像にそれぞれ対応する複数の最初の画像を残し、複数の画像にそれぞれ対応する複数の中間の画像を削除するステップである。
ここでは、ユーザが特定の管理単位を指定しつつデータの圧縮を命じると、その管理単位に属する複数の画像について、中間の画像が一括して削除される。従って、簡単な操作で大量の画像データを削除することが可能になる。
本発明の第9観点に係る画像処理プログラムは、第1観点から第8観点のいずれかに係る画像処理プログラムであって、画像処理表示ステップをさらにコンピュータに実行させる。画像処理表示ステップは、履歴として、上記2以上の画像処理にそれぞれ対応する画像処理オブジェクトを表示するステップである。画像処理表示ステップは、削除表示ステップを含む。削除表示ステップは、削除ステップの後、削除された中間の画像に対応する画像処理オブジェクトに関連付けて、中間の画像が削除されたことを示す削除オブジェクトを表示するステップである。
ここでは、履歴として、実行された画像処理にそれぞれ対応する画像処理オブジェクトが表示される。そして、中間の画像が削除されると、その中間の画像に対応する画像処理オブジェクトに関連付けて、中間の画像が削除されたことを示す削除オブジェクト(例えば、削除マーク)が表示される。従って、ユーザは、中間の画像が削除された後、そのことを容易に認識することができる。
本発明の第10観点に係る画像処理装置は、画像処理部と、画像保存部と、履歴保存部と、削除部とを備える。画像処理部は、最初の画像に対し2以上の画像処理を施すことにより、順次中間の画像を生成するとともに、全ての上記画像処理が施された最後の画像を生成する。画像保存部は、最初の画像、中間の画像および最後の画像を所定の記憶領域に保存する。履歴保存部は、上記2以上の画像処理の処理内容の履歴を保存する。削除部は、ユーザの指示に応じて、所定の記憶領域に最初の画像を残し、所定の記憶領域から中間の画像を削除する。
ここでは、最初の画像に対し、2以上の画像処理が順次実行される。その結果、最初の画像から中間の画像が順次生成され、最終的に最後の画像が生成される。中間の画像の数は、1つであっても、複数であってもよい。最初の画像、中間の画像および最後の画像は、所定の記憶領域に保存される。さらに、画像処理の処理内容の履歴も保存される。ところで、中間の画像は、原則として、最初の画像および履歴から復元可能である。そのため、ここでは、ユーザから指示があると、最初の画像および履歴が保存されたまま、中間の画像が削除される。従って、保存される画像データのデータ量が合理的に軽量化される。
本発明によれば、1の画像に対し、複数回の画像処理が順次実行される場合に、保存される画像データのデータ量が合理的に軽量化される。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 画像データが取り込まれる前の基本画面の図である。 画像データが取り込まれた後の基本画面の図である。 1のタイムラインに属する静止画群を示す図である。 ヒストリーウィンドウの図である。 ヒストリータブが展開された状態の基本画面の図である。 ヒストリーウィンドウの別の図である。 プロジェクトが開いた状態の基本画面の図である。 中間の静止画が削除されたフレームに対応するヒストリーウィンドウの図である。 図4のタイムラインに属する静止画群を示す別の図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像処理プログラムおよび画像処理装置について説明する。
<1.画像処理装置の概要>
図1に示す画像処理装置1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態である。画像処理装置1は、汎用のパーソナルコンピュータである。画像処理装置1には、本発明に係る画像処理プログラムの一実施形態である画像処理プログラム2がインストールされている。画像処理プログラム2は、動画および静止画に対する画像処理を支援するためのアプリケーションソフトウェアである。画像処理プログラム2は、画像処理装置1に後述する動作に含まれるステップを実行させる。
画像処理装置1は、ディスプレイ10、入力部20、記憶部30および制御部40を有する。ディスプレイ10と、入力部20と、記憶部30と、制御部40とは、互いにバス線5で接続されており、相互に通信可能である。本実施形態では、ディスプレイ10は、液晶ディスプレイである。入力部20は、マウスおよびキーボート等から構成される。記憶部30は、ハードディスク等から構成される。制御部40は、CPU、ROMおよびRAM等から構成される。
ディスプレイ10は、後述する画面等をユーザに対し表示する。入力部20は、画像処理装置1に対するユーザからの操作を受け付ける。
記憶部30内には、画像処理プログラム2が格納されている。記憶部30内には、ソフトウェア管理領域50が確保されている。ソフトウェア管理領域50は、画像処理プログラム2が使用する領域である。ソフトウェア管理領域50内には、オリジナル画像領域51、加工ファイル領域52、ヒストリー領域53、表示フレーム領域54、座標m領域55およびプロジェクト領域56が確保されている。各領域51〜56の役割については、後述する。
制御部40は、記憶部30内に格納されている画像処理プログラム2を読み出して実行することにより、仮想的に画像処理部41、画像管理部42、履歴管理部43、削除部44、復元部45、座標m管理部46およびプロジェクト管理部47として動作する。各部41〜47の動作については、後述する。
<2.画像処理装置の構成および動作の詳細>
制御部40は、ユーザが入力部20を介して所定の操作を行ったことを検知すると、画像処理プログラム2を起動する。画像処理プログラム2が起動されると、基本画面W1(図2参照)がディスプレイ10上に表示される。なお、制御部40は、ディスプレイ10上に表示される画面、ウィンドウ、ボタンその他の全ての要素の表示を制御する。
<2−1.画像データの取り込み>
基本画面W1は、オリジナル画像領域51への画像データの取り込みの命令をユーザから受け付ける。オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、後述する画像処理の対象になる。画像管理部42は、静止画ファイル又は動画ファイルから、オリジナル画像領域51へ画像データを取り込む。なお、本明細書において、静止画ファイルとは、静止画形式のデータファイルであり、動画ファイルとは、動画形式のデータファイルである。
静止画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の静止画ファイルを指定するか、又は1のフォルダを指定する。前者の場合、画像管理部42は、その静止画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名をユーザに入力させる。後者の場合、画像管理部42は、そのフォルダの記憶部30内のアドレスパスおよびフォルダ名をユーザに入力させる。その後、画像管理部42は、指定された1の静止画ファイル又は指定された1のフォルダ内の全ての静止画ファイルを、オリジナル画像領域51に静止画ファイル群として保存する。なお、本明細書において、「群」という場合には、その要素数は複数とは限らず、1つであってもよい。
一方、動画ファイルから画像データを取り込む場合、ユーザは、入力部20を操作することにより、1の動画ファイルの記憶部30内のアドレスパスおよびファイル名を入力する。画像管理部42は、ユーザが動画ファイルを指定したことを検知すると、基本画面W1上に動画取込みウィンドウ(図示されない)を重ねて表示させる。動画取込みウィンドウは、指定された動画ファイルの全タイムラインのうち、任意の長さのタイムラインの選択をユーザから受け付ける。画像管理部42は、ユーザが入力部20を介して任意の長さのタイムラインの選択を行ったことを検知すると、その選択に対応する静止画ファイル群を生成する。この静止画ファイル群は、ユーザの選択に係るタイムラインの動画に含まれるフレーム群に1対1で対応する。その後、画像管理部42は、この静止画ファイル群をオリジナル画像領域51に保存する。
従って、本実施形態では、後述する画像処理の対象は、動画ファイルではなく、静止画ファイルである。静止画ファイルは、オリジナル画像領域51へファイル単位、フォルダ単位、あるいは動画ファイルの全部又は一部のタイムライン単位で取り込まれる。
<2−2.静止画ファイル群の再生>
オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれると、制御部40は、基本画面W1上に表示ウィンドウW2(図3参照)を重ねて表示させる。表示ウィンドウW2は、オリジナル画像領域51への静止画ファイル群の取り込み動作の数だけ、表示される。
表示ウィンドウW2内には、まず、オリジナル画像領域51へ取り込まれた静止画ファイル群に含まれる1の静止画ファイル(例えば、タイムライン上で先頭のフレームに対応する静止画ファイル)が表示される。なお、制御部40は、静止画ファイル群が動画ファイルに由来するものではなく、静止画ファイルに由来するものであっても、静止画ファイル群に含まれる静止画ファイルをタイムラインに沿って配列されているものと認識する。配列は、ファイルの属性(ファイル名、作成日時、更新日時等)から自動的に判断される。
後述するとおり、表示ウィンドウW2内に表示されるフレームは、ユーザの操作を受けて切り替わる。制御部40は、表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームの識別情報を、表示フレーム領域54内でリアルタイムに管理する。
制御部40は、表示ウィンドウW2内で、その表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、動画として再生可能である。図3に示すとおり、基本画面W1上には、ウィンドウ選択プルダウンメニューT1、再生ボタンT2、コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4およびタイムラインバーT5が配置されている。
表示ウィンドウW2が複数存在する場合であっても、アクティブな表示ウィンドウW2は1つである。ウィンドウ選択プルダウンメニューT1は、どの表示ウィンドウW2をアクティブとするかの選択をユーザから受け付ける。以下、アクティブな表示ウィンドウW2に対応する静止画ファイル群を、アクティブファイル群と呼ぶ。また、アクティブな表示ウィンドウW2内に現在表示されているフレームを、アクティブ表示フレームと呼ぶ。
再生ボタンT2は、アクティブファイル群の動画としての再生の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、ユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内に、アクティブファイル群のフレームをタイムラインに沿って順次コマ送りの形式で表示させる。なお、再生は、再生ボタンT2が押下された時点のアクティブ表示フレームから開始する。また、再生ボタンT2は、再生の停止の命令をユーザから受け付ける。制御部40は、再生中にユーザが入力部20を介して再生ボタンT2を押下したことを検知すると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示を、その時点のアクティブ表示フレームに固定する。
コマ送りボタンT3、コマ戻しボタンT4はそれぞれ、アクティブ表示フレームを、アクティブファイル群のタイムラインに沿って1つ後、1つ前のフレームへ切り替える命令をユーザから受け付ける。
タイムラインバーT5は、アクティブファイル群のタイムラインを図式的に表す。タイムラインバーT5は、そのバーが延びる方向に、アクティブファイル群のフレーム数で等分に分割されている。タイムラインバーT5上の左からn番目の分割領域は、アクティブファイル群のタイムライン上でn番目のフレームに対応する(nは、自然数)。
図3に示すように、タイムラインバーT5は、選択フレーム群に対応する分割領域A1と、非選択フレーム群に対応する分割領域A2とを異なる態様で表示する。選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されている区間に対応するフレーム群である。非選択フレーム群とは、アクティブファイル群のタイムライン上で現在選択されていない区間に対応するフレーム群である。本実施形態では、領域A1は、薄いトーンの色で表示され、領域A2は、濃いトーンの色で表示される。タイムラインバーT5は、アクティブファイル群のタイムライン上の任意の区間の選択をユーザから受け付ける。選択される区間は、連続区間であっても、不連続区間であってもよい。言い換えると、ユーザは、入力部20を介してタイムラインバーT5を操作することにより、アクティブファイル群の全フレームうち、任意のフレームを任意の数だけ選択することができる。具体的には、ユーザは、タイムラインバーT5上で選択したいフレームに対応する分割領域を選択する。分割領域は、同時に複数選択が可能である。画像処理部41は、選択フレーム群を後述される画像処理の対象として認識する。なお、ユーザによりタイムラインバーT5上の分割領域が選択される度に、アクティブ表示フレームは、最新に選択された分割領域に対応するフレームに切り替わる。
<2−3.画像処理>
以下、選択フレーム群に対する画像処理について説明する。
画像処理部41は、ノイズ除去、シャープネス、超解像(1フレーム)、レベル補正、明るさ/コントラスト/彩度調整、画像平均、画像解像度、回転、文字/矢印/モザイクの付加、縦拡大、縦解像度修正、超解像(1フレーム)拡大/連続、複数フレームノイズ除去および動体検出などの複数の画像処理モジュールを実行可能である。画像処理モジュールは、画像処理プログラム2に組み込まれている。
ユーザは、入力部20を介して基本画面W1を操作することにより、画像処理モジュールの中から任意のものを、任意の順番に、任意の回数だけ選択することが可能である。必要であれば、ユーザは、画像処理モジュールの選択に併せて、その画像処理モジュールの実行時に用いられるパラメータを入力する。画像処理部41は、ユーザが画像処理モジュールを1つ選択したことを検知する度に、選択フレーム群に対しその画像処理モジュールを実行する。なお、選択フレーム群に対し画像処理モジュールを実行するとは、選択フレーム群に含まれる各フレームに対しその画像処理モジュールを実行することである。
フレームに対し画像処理モジュールが1回、2回、3回,・・・と、順次実行されてゆくにつれて、そのフレームは、第1次、第2次、第3次,・・・と、順次加工されてゆく。第0次フレームは、オリジナル画像領域51に保存されている静止画ファイルに対応する。第(m+1)次フレームは、第m次フレームに対応する静止画ファイルに対し画像処理モジュールを1回実行した後の静止画ファイルに対応する(mは、0以上の整数)。画像処理部41は、第2次以降のフレームに対応する静止画ファイルを順次生成する。画像管理部42は、これらの静止画ファイルを加工ファイル領域52内にそれぞれ別のファイルとして保存する。
図4は、1のタイムラインに属する静止画群が画像処理プログラム2によりどのように管理されるかを示す概念図である。図4において、横軸のN軸は、タイムライン(フレームの順番)を示しており、縦軸のM軸は、加工の順番を示している。図4のN−M空間内の座標(n,m)に対応する四角形は、静止画I(n,m)を表している。静止画I(n,m)とは、タイムライン上でn番目の第m次フレームの静止画である(nは、自然数であり、mは、0以上の整数である)。
座標m管理部46は、各フレームについて、現在選択されている座標Mの値をパラメータmとして、座標m領域55内でリアルタイムに管理する。図4の太線で囲まれた四角形は、座標mの静止画を表している。なお、フレームに対し画像処理モジュールを実行するとは、そのフレームの現在選択されている座標mの静止画に対し画像処理モジュールを実行することである。言い換えると、タイムライン上でn番目のフレームに対し画像処理モジュールを実行するとは、静止画I(n,m)に対し画像処理モジュールを実行することである。従って、画像処理モジュールが実行される度に、その対象となる静止画を特定するべく、座標m領域55が参照される。
オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれた直後、その静止画ファイル群の全フレームの座標mは、初期値0である。その後、画像処理モジュールが1回実行される度に、そのフレームの座標mは1ずつインクリメントされる。また、後述するとおり、ユーザは、任意のフレームの座標mを自在に変更することができる。
以下、第0次フレームの静止画を、最初の静止画と呼ぶ。つまり、最初の静止画とは、画像処理モジュールが実行されていない静止画である。また、第L次フレームまで存在するフレームについては(Lは、1以上の整数)、第L次フレームの静止画を、最後の静止画と呼び、第1次〜第(L−1)次フレームの各静止画を、中間の静止画と呼ぶ。なお、L=1の場合、中間の静止画は存在しないものとする。つまり、最後の静止画とは、そのフレームに対する全ての画像処理モジュールが実行された画像である。
<2−4.ヒストリー>
履歴管理部43は、各フレームのヒストリーの情報を、そのフレームに対応する静止画ファイルに関連付けて、ヒストリー領域53内で管理する。ヒストリーとは、画像処理モジュールの実行の履歴である。ヒストリーの情報は、どの画像処理モジュールがどの順番でどのようなパラメータを用いて実行されたのかを示す情報を含む。履歴管理部43は、画像処理モジュールが実行される度に、そのフレームのヒストリーの情報を新規作成又は更新し、ヒストリー領域53内に保存する。
図2および図3に示すように、制御部40は、基本画面W1上にヒストリーウィンドウW3を重ねて表示可能である。ヒストリーウィンドウW3内には、アクティブ表示フレームのヒストリーの詳細が表示される(図5参照)。アクティブ表示フレームのヒストリーの詳細は、ヒストリー領域53を参照することにより判断される。
図5に示すように、ヒストリーウィンドウW3内には、初期状態エリアE1と、モジュール名称エリアE2とが、上下に並んで表示される。初期状態エリアE1の数は、1つである。モジュール名称エリアE2の数は、アクティブ表示フレームに対し実行された画像処理モジュールの数と同じである。初期状態エリアE1は、アクティブ表示フレームの初期状態(最初の静止画)に対応する。モジュール名称エリアE2は、アクティブ表示フレームに対し実行された画像処理モジュールに1対1で対応する。最上欄のエリアE2は、最初に実行された画像処理モジュールに対応し、最下欄のエリアE2は、最後に実行された画像処理モジュールに対応する。各モジュール名称エリアE2には、そのエリアE2に対応する画像処理モジュールの名称が表示される。
<2−5.座標mの変更>
ユーザは、入力部20を介して所定の操作を行うことにより、任意のフレームについて、現在選択されている座標mを自在に変更することができる。なお、上記のとおり、座標mが変更されると、画像処理モジュールの実行の対象となる静止画が変更される。従って、座標mを変更することには、画像処理の対象を変更するという意味がある。具体的な変更の操作の方法としては、以下の2つがある。
第1の方法は、ヒストリーウィンドウW3を操作することにより、アクティブ表示フレームの座標mを変更する方法である。具体的には、まず、ユーザは、アクティブな表示ウィンドウW2内に、座標mを変更しようとするフレームを表示させる。その結果、ヒストリーウィンドウW3内には、座標mを変更しようとするフレームのヒストリーの詳細が表示される。ユーザは、ヒストリーウィンドウW3内に表示されているエリアE1,E2の中から、任意の1つを選択する。座標m管理部46は、ユーザがエリアE1,E2を選択するのに応じて、アクティブ表示フレームの座標mを、そのエリアE1,E2に対応する静止画の座標Mの値に変更する。なお、エリアE2に対応する静止画とは、そのエリアE2に対応する画像処理モジュールの実行後の静止画である。この操作により、ユーザは、アクティブ表示フレームについて、最初の静止画、中間の静止画および最後の静止画の中から、現在選択されている静止画を切り替えることができる。
第2の方法は、基本画面W1を操作することにより、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを一括して変更する方法である。具体的には、まず、ユーザは、座標mを変更しようとするフレーム群を、選択フレーム群として選択する。続いて、ユーザは、基本画面W1のヒストリータブH1から、「前のヒストリーへ」「次のヒストリーへ」「最新ヒストリーへ」又は「ヒストリー位置指定」の項目を選択する(図6参照)。座標m管理部46は、ユーザがこれらの項目の中から特定の項目を選択したことを検知すると、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを一括して変更する。
具体的には、「前のヒストリーへ」の項目が選択された場合、座標m管理部46は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを1つデクリメントする。ただし、座標mが既に0であったフレームについては、座標mが0のまま維持される。「次のヒストリーへ」の項目が選択された場合、座標m管理部46は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを1つインクリメントする。ただし、座標mが既に上限値であったフレームについては、座標mが上限値のまま維持される。上限値とは、そのフレームに対し実行された画像処理モジュールの回数である。「最新ヒストリーへ」の項目が選択された場合、座標m管理部46は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを上限値にする。「ヒストリー位置指定」の項目が選択された場合、座標m管理部46は、基本画面W1上に位置指定ウィンドウ(図示されない)を重ねて表示させる。位置指定ウィンドウは、0以上の整数kの入力をユーザから受け付ける。座標m管理部46は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを、入力された整数kにする。ただし、整数kが上限値を超えるフレームについては、座標mが上限値に設定される。この操作により、ユーザは、選択フレーム群に含まれる全てのフレームについて、最初の静止画、中間の静止画および最後の静止画の中から、現在選択されている静止画を一括して切り替えることができる。
ところで、フレームを表示するとは、そのフレームの座標mの静止画を表示することである。言い換えると、タイムライン上でn番目のフレームを表示するとは、静止画I(n,m)を表示することである。従って、アクティブ表示フレームの座標mが変更されると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示も直ちに切り替えられる。
また、アクティブ表示フレームの座標mが変更されると、ヒストリーウィンドウW3内のエリアE1,E2の表示態様も直ちに変更される。図7は、図5の座標m=5の状態から、座標m=3の状態へ変更された後のヒストリーウィンドウW3の様子を示す。図5および図7を比較すると分かるように、アクティブ表示フレームの座標(m+1)以降の静止画に対応するエリアE2は、グレーアウトの態様で表示される。従って、ユーザは、常に、アクティブな表示ウィンドウW2内に現在表示されている静止画が、どのような画像処理モジュールの実行を経て生成されたのかを簡単に理解することができる。
また、上記のとおり、最初の静止画、中間の静止画および最後の静止画は、ソフトウェア管理領域50内に別のファイルとして保存される。また、座標mが変更されたとしても、変更前の座標mの静止画は、ソフトウェア管理領域50内から削除されることはない。従って、例えば、ユーザが、アクティブ表示フレームの座標mをデクリメントした時、アクティブな表示ウィンドウW2内には、直ちにデクリメント後の座標mの静止画が表示される。また、その後、ユーザが、アクティブ表示フレームの座標mをインクリメントした時も、アクティブな表示ウィンドウW2内には、直ちにインクリメント後の座標mの静止画が表示される。
以上より、ユーザは、あるフレーム群(以下、対象フレーム群)を鮮明にしたい場合には、例えば、以下の操作を行えばよい。まず、ユーザは、対象フレーム群に含まれる1のフレーム(以下、代表フレーム)をアクティブな表示ウィンドウW2内に表示させる。その状態で、ユーザは、対象フレーム群全体に対し様々な画像処理モジュールを順次実行してゆく。そして、ユーザは、アクティブな表示ウィンドウW2内で順次加工されてゆく代表フレームを確認しつつ、画像処理モジュールの効果を判断する。不適切と思われる画像処理モジュールがあれば、ユーザは、対象フレーム群全体の座標mをデクリメントし、不適切な画像処理モジュールの実行前の状態に戻す。対象フレーム群全体の座標mがデクリメントされると、アクティブな表示ウィンドウW2内の表示も、不適切な画像処理モジュールの実行前の代表フレームの静止画に戻される。なお、不適切な画像処理モジュールとは、望んだ効果が得られなかった画像処理モジュールである。従って、ユーザは、再度、対象フレーム群全体に対し別の画像処理モジュールを試すことができる。あるいは、ユーザは、不適切と感じた画像処理モジュールがやはり適切であったと思い直した場合には、対象フレーム群全体の座標mをインクリメントすればよい。なお、本実施形態では、別の画像処理モジュールが実行されると、加工ファイル領域52内の不適切な画像処理モジュールの実行後の静止画ファイルは、その別の画像処理モジュールの実行後の静止画ファイルで上書きされる。
上記態様で、ユーザは、代表フレームについて鮮明な静止画が得られるまで、試行錯誤を繰り返す。その後、ユーザは、確認の作業として、対象フレーム群全体をアクティブな表示ウィンドウW2内に順次表示させる。その結果、対象フレーム群に含まれる少なくとも一部のフレームに対しては、代表フレームと同様の画像処理モジュールの組み合わせを実行することが適当でないと判断されるかもしれない。そのような場合には、ユーザは、それらのフレームの座標mを元に戻す。そして、それらのフレームについては、同様の態様で、改めて適切な画像処理モジュールの組み合わせを探す。なお、鮮明な静止画が得られるように画像処理を行うというのは、画像処理プログラム2の用途の一例であって、画像処理プログラム2は、他の様々な用途に用いられ得る。
<2−6.プロジェクト>
ユーザは、ソフトウェア管理領域50内の静止画ファイルを、プロジェクト単位で効率よく管理することができる。1のプロジェクトは、複数のタイムラインに係る静止画ファイル群を管理することができる。
ユーザは、入力部20を介して基本画面W1を操作することにより、プロジェクトを作成することができる。プロジェクト管理部47は、ユーザがプロジェクトの作成を指示したことを検知すると、プロジェクトファイルを作成し、プロジェクト領域56内に保存する。プロジェクトファイルは、プロジェクト毎に作成される。プロジェクトファイルには、そのプロジェクトの識別情報と、そのプロジェクトに関連付けられるタイムライン(0以上、上限なし)の識別情報とが記録される。なお、タイムラインの識別情報と、そのタイムラインに属する静止画ファイルの識別情報とは、ソフトウェア管理領域50内の所定の領域で適当に管理されているものとする。従って、プロジェクト管理部47は、プロジェクトファイルを作成することにより、そのプロジェクトに属するタイムライン(0以上、上限なし)上の静止画ファイルを、そのプロジェクトの識別情報に関連付ける。
ユーザがプロジェクトを作成すると、基本画面W1は、そのプロジェクト用の基本画面W1になる。なお、基本画面W1があるプロジェクト用の画面になっている状態を、そのプロジェクトが開いた状態と呼ぶ。あるプロジェクトが開いた状態では、基本画面W1がそのプロジェクト用の画面になっていることがユーザに分かるように、基本画面W1の枠内に、そのプロジェクトの名称を表示するエリアE4が表示される(図8参照)。本実施形態では、あるプロジェクトを開いた状態で、別のプロジェクトを開きたい場合には、元のプロジェクトを閉じなくてはならない。基本画面W1は、プロジェクトを開く指示および閉める指示をユーザから受け付ける。
基本画面W1上に表示ウィンドウW2が表示されている状態で、プロジェクトが作成された場合、その表示ウィンドウW2に対応するタイムラインが、そのプロジェクトに関連付けられる。従って、プロジェクト管理部47は、そのプロジェクトの識別情報と、そのタイムラインの識別情報とが書き込まれたプロジェクトファイルを作成する。また、あるプロジェクト用の基本画面W1が開いた状態で、オリジナル画像領域51へと取り込まれた静止画ファイル群のタイムラインは、そのプロジェクトに関連付けられる。従って、プロジェクト管理部47は、そのプロジェクトに対応する既存のプロジェクトファイルに、そのタイムラインの識別情報を追加で書き込む。
<2−7.中間の静止画の削除>
上記のとおり、最初の静止画、中間の静止画および最後の静止画は、ソフトウェア管理領域50内に別のファイルとして保存される。従って、ソフトウェア管理領域50内の画像データのデータ量が膨大になり、記憶部30の記憶容量が足りなくなる事態が予測される。この問題に対処すべく、画像処理プログラム2には、中間の静止画を削除する機能が組み込まれている。中間の静止画は、原則として、最初の静止画およびヒストリーの情報から復元可能だからである。
図6に示すように、基本画面W1のヒストリータブH1には、「中間ヒストリー画像削除」の項目が用意されている。削除部44は、ユーザが「中間ヒストリー画像削除」の項目を選択したことを検知すると、選択フレーム群に属する最初の静止画および最後の静止画をオリジナル画像領域51および加工ファイル領域52内に残しつつ、選択フレーム群に属する中間の静止画(後述する一部例外あり)を加工ファイル領域52内から削除する。同時に、履歴管理部43は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームのヒストリーの情報を更新する。具体的には、履歴管理部43は、ヒストリーの情報として、どの画像処理モジュールがどの順番でどのようなパラメータを用いて実行されたのかを示す情報を残したまま、削除フラグを追加する。削除フラグとは、中間の静止画が削除されたことを示す情報である。また、同時に、座標m管理部46は、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを上限値にする。
図9は、中間の静止画が削除されたフレームに対応するヒストリーウィンドウW3の様子を示している。図9に示すとおり、制御部40は、エリアE2の画像処理モジュールの名称の隣に、その画像処理モジュールが実行された後の中間の静止画が削除されたことを示すマークE3を表示する。マークE3がエリアE2の隣に表示されるため、ユーザは、どのエリアE2にマークE3が関連付けられているのかを、すなわち、どの画像処理モジュールに対応する中間の静止画が削除されたのかを瞬時に理解することができる。ただし、最後に実行された画像処理モジュールの名称の隣には、マークE3は表示されない。最後の静止画は削除されないからである。
本実施形態では、「中間ヒストリー画像削除」の項目が実行されても、非可逆モジュールの実行後の中間の静止画は、削除されない。従って、図9に示すとおり、超解像(1フレーム)の画像処理モジュールの名称の隣にも、マークE3は表示されない。これにより、ユーザは、アクティブ表示フレームについて、どの中間の静止画が削除されたのかを瞬時に判断することができる。本実施形態では、非可逆モジュールとは、画像平均、超解像(1フレーム)、超解像(1フレーム)拡大/連続および複数フレームノイズ除去の画像処理モジュールである。非可逆モジュールは、対象となるフレームの情報だけでなく、別のフレームの情報に基づいて実行される。従って、その別のフレームの情報(静止画ファイル等)が削除されてしまうと、非可逆モジュールの実行後の中間の静止画は、同じフレームに属する最初の静止画およびヒストリーの情報から復元できない可能性がある。そのため、非可逆モジュールの実行後の中間の静止画は、削除されない。
なお、画像処理プログラム2には、任意のフレームを削除する機能が組み込まれている。この機能により、ユーザは、ソフトウェア管理領域50内から、任意のフレームに関連する情報を完全に削除することができる。具体的には、画像管理部42は、ユーザが入力部20を介して所定の操作を行ったことを検知すると、ソフトウェア管理領域50内から、選択フレーム群に属する全ての静止画ファイルを削除する。同時に、履歴管理部43は、ヒストリー領域53内から、選択フレーム群に含まれる全てのフレームのヒストリーの情報を削除する。また、同時に、座標m管理部46は、座標m領域55内から、選択フレーム群に含まれる全てのフレームの座標mを解放する。
まとめると、本実施形態では、削除部44は、「中間ヒストリー画像削除」の項目が選択されたことを検知すると、選択フレーム群に属する中間の静止画のうち、第1種の中間の静止画を加工ファイル領域52内に残しつつ、第2種の中間の静止画を加工ファイル領域52内から削除する。第1種の中間の静止画とは、同じフレームに属する最初の静止画およびヒストリーの情報から復元できない可能性のある静止画である。言い換えると、第1種の中間の静止画とは、非可逆モジュールが実行された結果の静止画である。第1種の中間の静止画には、その中間の静止画へと画像処理される過程で、同じフレームに属する最初の静止画に由来しない画像の情報が利用された画像が含まれる。第2種の中間の静止画とは、同じフレームに属する最初の静止画およびヒストリーの情報から復元可能な中間の静止画である。
以上の機能により、ユーザは、最初の静止画から望ましい最後の静止画を得た後、もはや不必要となったソフトウェア管理領域50内の画像データを圧縮することができる。具体的には、第2種の中間の静止画が削除される。その結果、ソフトウェア管理領域50内の画像データのデータ量を合理的に軽量化することができる。
また、ユーザは、プロジェクト単位でも、ソフトウェア管理領域50内の画像データを圧縮することができる。具体的には、基本画面W1は、プロジェクトを指定した上で、「中間ヒストリー画像削除」の項目を選択する操作をユーザから受け付ける。削除部44は、ユーザのかかる操作を検知すると、プロジェクト領域56を参照し、指定されたプロジェクトに関連付けられているタイムライン(1つであっても、複数であってもよい)を特定する。その後、削除部44、履歴管理部43および座標m管理部46は、選択フレーム群に対し「中間ヒストリー画像削除」の項目が選択された時と同様の処理を、特定されたタイムラインに属するフレーム群に対し実行する。その結果、各タイムラインに属する最初の静止画群、最後の静止画群および第1種の中間の静止画群が保存されたまま、各タイムラインに属する第2種の中間の静止画群が削除される。
以上より、ユーザは、フレーム群単位でも、タイムライン単位でも、プロジェクト単位でも、ソフトウェア管理領域50内の画像データを一括して圧縮することを指示可能である。なお、タイムライン単位で画像データを圧縮する場合には、そのタイムラインに属する全フレームを選択フレーム群として指定すればよい。
図10は、図4のタイムライン上のN=1,2,3,nおよびn+1の5つのフレーム群に対し「中間ヒストリー画像削除」が実行された後の静止画群の様子を示している。斜線の四角形は、削除された中間の静止画に対応する。なお、静止画I(n,2)は、静止画I(n,1)に対し非可逆モジュールを実行した結果の画像である。
<2−8.中間の静止画の復元>
ユーザは、上記の機能を用いて中間の静止画を削除した後、削除された中間の静止画を復元することができる。画像処理プログラム2には、削除された中間の静止画を復元する機能が組み込まれている。
図6に示すように、基本画面W1のヒストリータブH1には、「中間ヒストリー画像復元」の項目が用意されている。復元部45は、ユーザが「中間ヒストリー画像復元」の項目を選択したことを検知すると、ヒストリー領域53内のヒストリーの情報に含まれる削除フラグを参照することにより、選択フレーム群の中の削除フレーム群を特定する。削除フレーム群とは、中間の静止画が削除されたフレーム群である。続いて、復元部45は、削除フレーム群に含まれる各フレームの最初の静止画に対し、そのフレームのヒストリーの情報により記録されているとおりの画像処理モジュールを記録されているとおりの順番で記録されているとおりのパラメータを用いて実行する。ただし、最後に実行された画像処理モジュールおよび非可逆モジュールは、実行されない。最後の静止画および第1種の中間の静止画は、加工ファイル領域52内に保存されており、復元する必要がないからである。その結果、加工ファイル領域52内に、削除されたのと同じ第2種の中間の静止画が復元される。
同時に、履歴管理部43は、削除フレーム群に含まれる全てのフレームのヒストリーの情報を更新する。具体的には、履歴管理部43は、削除フレーム群に含まれる全てのフレームのヒストリーの情報から、削除フラグを削除する。
中間の静止画が復元されたフレームに対応するヒストリーウィンドウW3内では、中間の静止画が削除されたことを示すマークE3が表示されない。つまり、図9の状態から図5の状態に戻る。これにより、ユーザは、アクティブ表示フレームについて、中間の静止画が復元されたことを瞬時に判断することができる。
以上の機能により、ユーザは、中間の静止画を不必要と判断し、ソフトウェア管理領域50内から削除したとしても、再度必要になった場合には、削除された中間の静止画を容易に復元することができる。
また、ユーザは、プロジェクト単位でも、削除された画像データを復元することができる。具体的には、基本画面W1は、プロジェクトを指定した上で、「中間ヒストリー画像復元」の項目を選択する操作をユーザから受け付ける。復元部45は、ユーザのかかる操作を検知すると、プロジェクト領域56を参照し、指定されたプロジェクトに関連付けられているタイムライン(1つであっても、複数であってもよい)を特定する。その後、復元部45および履歴管理部43は、選択フレーム群に対し「中間ヒストリー画像復元」の項目が選択された時と同様の処理を、特定されたタイムラインに属するフレーム群に対し実行する。その結果、各タイムラインに属する第2種の中間の静止画が復元される。
以上より、ユーザは、フレーム群単位でも、タイムライン単位でも、プロジェクト単位でも、削除された画像データを一括して復元することを指示可能である。なお、タイムライン単位で画像データを復元する場合には、そのタイムラインに属する全フレームを選択フレーム群として指定すればよい。
<3.用途>
上記のとおり、画像処理プログラム2は、静止画又は動画ファイルのどちらから画像データを取り込もうとも、その後、画像データを静止画ファイル群として管理する。従って、画像処理プログラム2は、同じタイムラインの中の任意のフレームを任意に画像処理したいというユーザの要望に容易に応えることができる。また、画像処理プログラム2は、静止画ファイル群を動画として再生する機能を有している。その結果、画像データが画像処理プログラム2内で静止画ファイル群として取り扱われようとも、ユーザは、その画像データを動画として認識することができる。従って、画像処理プログラム2は、動画の解析や編集等を行う場面で特に有用である。
画像処理プログラム2は、多種多様な動画に対する画像処理を取り扱うことができるが、例えば、警察等の機関が防犯カメラ等の画像を解析するのにも利用され得る。例えば、事件の捜査のために、防犯カメラの映像が解析され、鮮明化されたとする。その場合、鮮明化後の映像の他、元の映像や、映像を鮮明化するために元の映像がどのように画像処理されたのかを示す情報等が、証拠として裁判所に提出されたり、保管されたりする必要がある。しかし、鮮明化の過程で生成された加工途中の映像については、証拠として裁判所に提出する必要性も、保管しておく必要性もあまりない。本実施形態に係る中間の静止画の削除および復元の機能は、例えば、このような状況下で有用である。
<4.特徴>
<4−1>
ユーザは、最初の静止画に対し、2以上の画像処理モジュールを順次実行することができる。その結果、最初の静止画から中間の静止画が順次生成され、最終的に最後の静止画が生成される。最初の静止画は、オリジナル画像領域51内に保存され、中間の静止画および最後の静止画は、加工ファイル領域52内に保存される。さらに、ヒストリー領域53内には、ヒストリー(画像処理の処理内容の履歴)の情報も保存される。ところで、中間の静止画は、原則として、最初の静止画およびヒストリーの情報から復元可能である。そのため、上記実施形態では、ユーザから指示があると、最初の静止画、最後の静止画、第1種の中間の静止画およびヒストリーの情報が保存されたまま、第2種の中間の静止画が削除される。従って、ソフトウェア管理領域50内に保存される画像データのデータ量が合理的に軽量化される。
<4−2>
上記実施形態では、画像処理プログラム2には、最初の静止画およびヒストリーの情報を参照し、一度削除した中間の静止画を復元する機能が用意されている。従って、ユーザは、一度削除した中間の静止画を容易に復元することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<5−1>
上記実施形態では、画像データの圧縮の機能が実行されても、第1種の中間の静止画は削除されないようになっていた。しかしながら、第1種の中間の静止画も削除されるようにしてもよい。また、第1種の中間の静止画を削除するか否かを、ユーザが指定できるようにしてもよい。例えば、基本画面W1が、常時、第1種の中間の静止画を削除するか否の選択をユーザから受け付けるようにする。あるいは、画像データの圧縮の機能の実行時に、第1種の中間の静止画を削除するか否の選択をユーザから受け付けるウィンドウが立ち上がるようにする。
<5−2>
上記実施形態では、画像データの圧縮が指示されると、中間の静止画のみが削除されるようになっていた。しかしながら、最後の静止画も削除されるようにしてもよい。最後の静止画も、最初の静止画およびヒストリーの情報から復元可能だからである。
<5−3>
上記実施形態において、プロジェクト単位での画像データの圧縮時に、中間の静止画だけでなく、他の情報も削除の対象としてもよい。
例えば、同じソースから複数回、オリジナル画像領域51へ静止画ファイル群が取り込まれた場合、同じ静止画ファイル群であっても、異なるタイムラインに属するものとして取り扱われる。そして、同じプロジェクト内に、異なるタイムラインに属する同じ静止画ファイル群が存在する場合、一方のタイムラインに属する最初の静止画群を削除の対象とすることができる。なお、異なるタイムラインに属する静止画ファイル群どうしが同じものであるか否かを判断するためには、例えば、静止画ファイル群のオリジナル画像領域51への取り込み時に、そのソースの情報を保存しておけばよい。
<5−4>
上記実施形態では、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データは、全て静止画ファイルとして保存されるようになっていた。しかしながら、オリジナル画像領域51へ取り込まれた画像データを、動画ファイルとして保存するようにしてもよい。オリジナル画像領域51内の画像データの形式を静止画形式とするか動画形式とするかは、ユーザが選択できるようにしてもよいし、取り込み元の画像データの形式等に応じて自動的に決定されるようにしてもよい。
さらに、その後、動画ファイルに対して画像処理が施される場合には、その画像処理後の画像データも動画ファイルの形式で保存するようにしてもよい。
<5−5>
上記実施形態では、最初の静止画、中間の静止画および最後の静止画が、ソフトウェア管理領域50内に別のファイルとして保存されるようになっていた。しかしながら、保存モードと非保存モードとを、ユーザが適宜切り替えられるようにしてもよい。保存モードとは、画像処理モジュールが順次実行されていく時に、上記実施形態のように、最初の静止画および最後の静止画だけでなく、中間の静止画も保存するモードである。非保存モードとは、画像処理モジュールが順次実行されていく時に、最初の静止画および最後の静止画のみを保存し、中間の静止画を保存しないモードである。具体的には、非保存モードでは、ある画像処理モジュールが実行される度に、その画像処理モジュールの実行後の画像を保存するが、その前の画像処理モジュールが非可逆モジュールでない限り、その前の画像処理モジュールの実行後の静止画を削除する。
両モードの切り替えの設定は、例えば、制御部40が基本画面W1を介してユーザから受け付ける。これにより、ソフトウェア管理領域50内に保存される画像データのデータ量をさらに削減することができる。
なお、非保存モードでも、ヒストリーの情報については残すことが好ましい。かかる場合、ヒストリーウィンドウW3上には、画像処理モジュールが実行される度に、エリアE2を追加で表示するが、非可逆モジュールおよび最後に実行された画像処理モジュール以外の画像処理モジュールに対応するエリアE2の横に、マークE3を表示することがさらに好ましい。そして、「中間ヒストリー画像復元」の項目が実行されると、ヒストリーの情報として記録されている画像処理モジュールに対応する中間の静止画を生成し、加工ファイル領域52内に保存することがさらに好ましい。
また、この変形例において、非保存モードを、所定の画像処理が実行された場合のみ、中間の静止画を保存しないモードとしてもよい。所定の画像処理とは、例えば、プランに係る画像処理、縦解像度修正、超解像(1フレーム)拡大/連続の画像処理モジュールである。プランとは、複数の画像処理モジュールを所定の順番に組み合わせたものである。プランに係る画像処理が実行されると、保存モードでは、各画像処理モジュールの実行後の中間の静止画および最後の静止画が保存され、ヒストリーウィンドウW3上には、各画像処理モジュールに対応する複数のエリアE2が追加で表示される。また、縦解像度修正、超解像(1フレーム)拡大/連続も、複数の画像処理を所定の順番に組み合わせたものである。従って、これらの画像処理が実行されると、中間の静止画および最後の静止画が保存され、ヒストリーウィンドウW3上には、複数のエリアE2が追加で表示される。しかし、ユーザは、これらの所定の画像処理を一体の画像処理と考える場合が多く、その場合には、中間の静止画を必要とする状況はあまりない。従って、非保存モードでは、所定の画像処理が実行された場合にのみ中間の静止画を保存しないようにすることにより、ソフトウェア管理領域50内に保存される画像データのデータ量をさらに合理的に削減することができる。
1 画像処理装置(コンピュータ)
2 画像処理プログラム
20 入力部
41 画像処理部
42 画像管理部(画像保存部)
43 履歴管理部(履歴保存部)
44 削除部
45 復元部
46 座標m管理部
47 プロジェクト管理部
51 オリジナル画像領域(所定の記憶領域)
52 加工ファイル領域(所定の記憶領域)
E2 モジュール名称エリア(画像処理オブジェクト)
E3 マーク(削除オブジェクト)

Claims (8)

  1. 最初の画像に対し2以上の画像処理を施すことにより、順次中間の画像を生成するとともに、全ての前記画像処理が施された最後の画像を生成するステップと、
    前記最初の画像、前記中間の画像および前記最後の画像を所定の記憶領域に保存するステップと、
    前記2以上の画像処理の処理内容の履歴を保存するステップと、
    ユーザから画像データの圧縮が指示されると、前記所定の記憶領域に前記最初の画像を残し、前記所定の記憶領域に前記最初の画像前記履歴から復元できない可能性のある前記中間の画像を残し、前記所定の記憶領域から前記最初の画像前記履歴から復元可能な前記中間の画像を削除するステップと
    をコンピュータに実行させ
    前記最初の画像と前記履歴とから復元できない可能性のある前記中間の画像とは、当該中間の画像へと画像処理される過程で、当該最初の画像に由来しない画像の情報が利用された画像を含む、
    画像処理プログラム。
  2. 前記中間の画像を削除するステップは、前記ユーザの前記指示に応じて、さらに前記所定の記憶領域に前記最後の画像を残すステップを含む、
    請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記中間の画像を削除するステップの後、前記最初の画像および前記履歴を参照し、前記中間の画像を復元するステップ
    をさらにコンピュータに実行させる、
    請求項1又は2に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記最初の画像、前記中間の画像および前記最後の画像は、各々、複数の静止画を含む、
    請求項1〜のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  5. ユーザの選択に応じて、前記最初の画像、前記中間の画像および前記最後の画像の中から、現在選択されている画像を切り替えるステップ、
    をさらにコンピュータに実行させる、
    請求項1〜のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  6. 所定の管理単位に属する複数の画像を、前記所定の管理単位の識別情報に関連付けるステップと、
    前記所定の管理単位を指定する態様で、前記複数の画像に関連する情報の圧縮の指示を前記指示としてユーザから受け付けるステップと
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記中間の画像を削除するステップは、前記圧縮の指示に応じて、前記複数の画像にそれぞれ対応する複数の前記最初の画像を残し、前記複数の画像にそれぞれ対応する複数の前記中間の画像を削除するステップである、
    請求項1からのいずれかに記載の画像処理プログラム。
  7. 前記履歴として、前記2以上の画像処理にそれぞれ対応する画像処理オブジェクトを表示するステップ
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記画像処理オブジェクトを表示するステップは、前記中間の画像を削除するステップの後、削除された前記中間の画像に対応する前記画像処理オブジェクトに関連付けて、前記中間の画像が削除されたことを示す削除オブジェクトを表示するステップを含む、
    請求項1からのいずれかに記載の画像処理プログラム。
  8. 最初の画像に対し2以上の画像処理を施すことにより、順次中間の画像を生成するとともに、全ての前記画像処理が施された最後の画像を生成する画像処理部と、
    前記最初の画像、前記中間の画像および前記最後の画像を所定の記憶領域に保存する画像保存部と、
    前記2以上の画像処理の処理内容の履歴を保存する履歴保存部と、
    ユーザから画像データの圧縮が指示されると、前記所定の記憶領域に前記最初の画像を残し、前記所定の記憶領域に前記最初の画像前記履歴から復元できない可能性のある前記中間の画像を残し、前記所定の記憶領域から前記最初の画像前記履歴から復元可能な前記中間の画像を削除する削除部と
    を備え
    前記最初の画像と前記履歴とから復元できない可能性のある前記中間の画像とは、当該中間の画像へと画像処理される過程で、当該最初の画像に由来しない画像の情報が利用された画像を含む、
    画像処理装置。
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