JP2013131329A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付性の向上を図り、更に、筐体の耐久性の向上および長寿命化に有利な燃料電池装置を提供する。
【解決手段】燃料電池装置は、スタック400とカソードガス流路500と排ガス流路600とを有する。筐体200は、厚み方向に積層された第1U板部材210と第2U板部材220とを備える。カソードガス流路500および排ガス流路600のうちの少なくとも一方の少なくとも一部は、第1側壁212および第2側壁222が互いに対面して形成された側隙間流路510,610と、第1底壁213および第2底壁223が互いに対面して形成された底隙間流路520,620とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はスタックを収容する筐体を有する燃料電池装置に関する。
特許文献1は、改質器およびスタックを収容する発電室を有する筐体において、筐体の外面側にカソードガス流路を形成し、そのカソードガス流路の内側に排ガス流路を形成し、発電に使用されなかったアノードオフガス、カソードオフガス等の排ガスを排ガス流路に流す燃料電池装置を開示する。これにより排ガス流路を流れる排ガスでカソード流路のカソードガスが予熱され、スタックに供給される。また相対的に低温の空気であるカソードガスが筐体の外面側を流れるため、筐体からの放熱を抑制でき、効率を向上させ得る。
特開2008-66127号公報
上記した種類の燃料電池装置によれば、図9に示す構造のものが開発されている。このものによれば、筐体200Xは、第1逆U板部材210Xおよび第2逆U板部材220Xを積層させるように組み付けて形成されている。第1逆U板部材210Xは逆U字形状をなしており、下向きに開放する第1下面開口部211X、互いに対向する2個の第1側壁212X、第1側壁212Xの上端部同士を繋ぐ第1天壁213Xをもつ。第2逆U板部材220Xは逆U字形状をなしており、下向きに開放する第2下面開口部221X、互いに対向する2個の第2側壁222X、第2側壁222Xの上端部同士を繋ぐ第2天壁223Xをもつ。この場合、第1逆U板部材210Xの第1側壁212Xの下端部同士には、閉鎖蓋201Xが溶接部251Xで一体的に取り付けられている。第2側壁222Xの下端部同士には閉鎖蓋202Xが溶接部252Xで一体的に取り付けられている。
しかし、上記した第1逆U板部材210Xは逆U字形状をなしており、第1側壁212Xの上端部同士を繋ぐ第1天壁213Xをもつ。第2逆U板部材220Xも同様に逆U字形状をなしており、第1側壁222Xの上端部同士を繋ぐ第1天壁223Xをもつ。このため、スタック400Xや改質器300X等の組付部品を第1逆U板部材210Xや第2逆U板部材220Xの内部に組み付けるとき、スタック400Xや改質器300X等の組付部品が第1逆U板部材210Xの天壁213Xや第2逆U板部材220Xの天壁223Xに干渉する。このため、スタック400Xや改質器300X等の組付部品を組み付け難く、組付に時間を要する。
更に、一般的には、筐体200Xの発電室ではこれの下部よりも上部が高温となり易い。特に、筐体200Xの発電室に配置されているスタック400Xの上方に改質器300Xが配置されている場合には、筐体200Xの発電室の下部よりも発電室の上部が高温となり易い。このため、燃料電池装置の高さ方向(矢印H方向)に沿った断面において、筐体200Xを構成する第1逆U板部材210Xの第1天壁213X、第2逆U板部材220Xの第2天壁223Xが矢印X1方向に熱膨張して伸び変形し易い。この場合、第1天壁213Xの矢印X1方向の伸び変形量が第1側壁212Xを介して閉鎖蓋201Xの溶接部251Xに矢印W1方向に影響を与えるおそれがある。同様に、第2天壁223Xの伸び変形量が第2側壁222Xを介して閉鎖蓋202Xの溶接部252Xに矢印W5方向に影響を与えるおそれがある。このような燃料電池装置によれば、発電運転および停止に伴い、第1天壁213Xおよび第2天壁223Xの熱膨張および熱収縮が繰り返される。
更に、図9に示すように、第1逆U板部材210Xの第1天壁213Xが熱膨張してΔW、伸長されると、ΔWの影響で、第1天壁213Xに繋がる第1側壁212Xを上方(矢印W5方向)に持ち上げる現象が発生するおそれがある。この場合、第1側壁212Xが上方(矢印W5方向)に持ち上げられると、第1側壁212Xの溶接部251Xに、劣化の要因となり得る引張力を与えるおそれがある。同様に、第2逆U板部材220Xの第2天壁223Xが熱膨張するときも同様であり、第2天壁223Xに繋がる第2側壁222Xの溶接部252Xに引張力を与えるおそれがある。
このため、燃料電池装置の使用期間が長期にわたると、熱膨張および熱収縮に基づいて溶接部251X,252Xには応力負荷が繰り返して作用し、溶接部251X,252Xの劣化が促進されるおそれがある。このため燃料電池装置の筐体200Xについて耐久性の向上および長寿命化には限界がある。溶接部251X,252Xがボルトナット等の機械的な取付具の場合であっても同様である。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、改質器やスタック等の組付性を改善させると共に、溶接部や取付具の劣化を抑え、筐体の耐久性の向上および長寿命化に有利な燃料電池装置を提供することを課題とする。
(1)本発明の様相1に係る燃料電池装置は、発電室を有すると共に発電室の上部を塞ぐ閉鎖蓋を有する筐体と、発電室に設けられアノードガスおよびカソードガスが供給されて発電するスタックと、筐体に設けられカソードガスをスタックに供給させるカソードガス流路と、筐体に設けられ発電室で発生した排ガスを外部に排出させる排ガス流路とを具備しており、
筐体の高さ方向に沿った断面において、
(i)筐体は、上向きに開放する第1上面開口部、互いに対向する2個の第1側壁、第1側壁の下部同士を繋ぐ第1底壁をもつU字形状をなす第1U板部材と、上向きに開放する第2上面開口部、互いに対向する2個の第2側壁、第2側壁の下部同士を繋ぐ第2底壁をもつU字形状をなす第2U板部材とを具備しており、
(ii)断面において、筐体は、第1上面開口部および第2上面開口部が上側となるように、第1U板部材および第2U板部材がこれらの厚み方向に隙間を介して積層されて形成されており、
(iii)断面において、カソードガス流路および排ガス流路のうちの少なくとも一方の少なくとも一部は、第1側壁および第2側壁が互いに対面して形成された側隙間流路と、第1底壁および第2底壁が互いに対面して形成され且つ側隙間流路に連通する底隙間流路とを備えている。
上記した燃料電池装置によれば、筐体は、第1U板部材および第2U板部材を積層させるように組み付けて形成されている。第1U板部材はU字形状をなしており、第1上面開口部、互いに対向する2個の第1側壁、第1側壁の下端部同士を繋ぐ第1底壁をもつ。第2U板部材はU字形状をなしており、第2上面開口部、互いに対向する2個の第2側壁、第2側壁の下端部同士を繋ぐ第2底壁をもつ。この場合、第1側壁の上端部、第2側壁の上端部側には、閉鎖蓋が溶接部や取付具等で一体的に取り付けられる。
上記した第1U板部材はU形状をなしており、上向きに開放する第1上面開口部をもつ。第2U板部材はU形状をなしており、上向きに開放する第2上面開口部をもつ。このためスタック等の組付部品を第1U板部材や第2U板部材の内部に組み付けるときにおいて、スタック等の組付部品が第1U板部材の天壁や第2U板部材の天壁に干渉することが解消される。従ってスタック等の組付部品の組み付け性を改善させることができる。
ところで、一般的には、熱気流は上昇するため、筐体の発電室ではこれの下部よりも上部が高温となり易い。特に、筐体の発電室に配置されているスタックの上方に燃焼部が配置されている場合には、筐体の発電室の下部よりも発電室の上部が高温となり易い。このため、燃料電池装置の高さ方向に沿った断面において、上側の閉鎖蓋が熱膨張し、第1U板部材の第1側壁同士を繋ぐ方向において閉鎖蓋が伸び変形する。この場合、閉鎖蓋の伸び変形量は、第1側壁を介して、第1底壁と第1側壁との第1交差部分に伝搬されるが、第1交差部分の追従変形によりその熱膨張を容易に吸収できる。同様に、その伸び変形量は、第2側壁を介して、第2底壁と第2側壁との第2交差部分に伝搬されるが、第2交差部分の追従変形によりその熱膨張を吸収できる。このため、閉鎖蓋を取り付けるための溶接部または取付具にかかる負荷が軽減され、溶接部または取付具に影響を与えるおそれが抑えられる。このため溶接部または取付具の劣化が抑制され、筐体の耐久性および長寿命化を図ることができる。
また、第3U板部材の第3上面開口部が断面において伸び変形したとしても、その変形量は、第3側壁を介して、第3底壁と第3側壁との第3交差部分に伝搬され、第3交差部分の追従変形によりその熱膨張を吸収できる。
(2)本発明の様相2に係る燃料電池装置によれば、上記様相において、断面において、外部から発電室にかけて、第1U板部材、第2U板部材および断熱層がこの順に配置されており、カソードガス流路および排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、断熱層と第1U板部材とで形成されており、カソードガス流路および排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、第1U板部材と第2U板部材とで形成されている。このようにしてカソードガス流路および排ガス流路が筐体に形成される。
(3)本発明の様相3に係る燃料電池装置によれば、上記様相において、(i)断面において、外部から発電室にかけて、筐体は、第1U板部材および第2U板部材を具備する他に、上向きに開放する第3上面開口部、互いに対向する2個の第3側壁、第3側壁の下部同士を繋ぐ第3底壁をもつU字形状をなす第3U板部材とを具備しており、(ii)断面において、筐体は、第1上面開口部、第2上面開口部および第3上面開口部が上側となるように、第1U板部材、第2U板部材および第3U板部材がこれらの厚み方向に積層されて形成されており、(iii)断面において、カソードガス流路および排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、第1側壁および第2側壁が互いに対面して形成された第1側隙間流路と、第1底壁および第2底壁が互いに対面して形成され且つ第1側隙間流路に連通する第1底隙間流路とを備えており、(iv)カソードガス流路および排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、第2側壁および第3側壁が互いに対面して形成された第2側隙間流路と、第2底壁および第3底壁が互いに対面して形成され且つ第2側隙間流路に連通する第2底隙間流路とを備えている。このようにしてカソードガス流路および排ガス流路が筐体に形成される。
(4)本発明の様相4に係る燃料電池装置によれば、上記様相において、発電室において燃焼部はスタックの上方に配置されており、スタックの上面から吐出されたアノードオフガスおよび/または燃料ガスを含む可燃ガスの燃焼により発電室の上部が発電室の下部に対して高温となり易い。このため、燃料電池装置の高さ方向に沿った断面において、筐体の上側に取り付けられている閉鎖蓋が熱膨張して伸び変形したとしても、その伸び変形量は、第1側壁を介して、第1底壁と第1側壁との第1交差部分に伝搬され、第1交差部分の追従変形によりその熱膨張を吸収できる。同様に、その伸び変形量は、第2側壁を介して、第2底壁と第2側壁との第2交差部分に伝搬され、第2交差部分の追従変形によりその熱膨張を吸収できる。このため、閉鎖蓋を取り付けるための溶接部または取付具に影響を与えるおそれが抑えられる。このため溶接部または取付具の劣化が抑制され、筐体の耐久性および長寿命化を図ることができる。
(5)本発明の様相5に係る燃料電池装置によれば、上記様相において、断面において、外部から発電室にかけて、第1U板部材、第2U板部材および第3U板部材がこの順に配置されており、カソードガス流路および排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、第1U板部材と第2U板部材とで形成されており、カソードガス流路および排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、第2U板部材と第3U板部材とで形成されている。このようにしてカソードガス流路および排ガス流路が筐体に形成される。
(6)本発明の様相6に係る燃料電池装置によれば、上記様相において、第1U板部材および第2U板部材のうちの少なくとも一方は、第1U板部材および第2U板部材のうちの他方に突出することにより隙間流路を形成する複数の突起を有する。突起が設けられているため、第1U板部材および第2U板部材の間に、ガス流路となる隙間流路を形成させ易い。
本発明によれば、第1U板部材はU形状をなしており、第1上面開口部をもつ。第2U板部材はU形状をなしており、第2上面開口部をもつ。このためスタック等を第1U板部材や第2U板部材の内部に組み付けるときにおいて、スタック等の組付部品が第1U板部材の天壁や第2U板部材の天壁に干渉することが解消される。従ってスタックや例えば改質器等の組み付け性を改善させることができる。
更に、前述したように、第1U板部材の第1上面開口部を閉鎖する等のための閉鎖蓋を筐体に取り付けるための溶接部や取付具に応力負荷がかかり難い。このため、溶接部や取付具の劣化が抑制され、溶接部や取付具の耐久性の向上および長寿命化に有利となる。ひいては筐体の耐久性の向上および長寿命化に有利となる。
実施形態1に係り、燃料電池装置を高さ方向に沿って切断した断面図である。 実施形態1に係り、筐体を高さ方向に沿って切断した断面図である。 実施形態1に係り、第1U板部材、第2U板部材、第3U板部材を示す斜視図である。 実施形態2に係り、燃料電池装置の組み付け過程を示す斜視図である。 実施形態2に係り、燃料電池装置の組み付け過程を示す斜視図である。 実施形態3に係り、筐体を高さ方向に沿って切断した断面図である。 実施形態3に係り、燃料電池装置を高さ方向に沿って切断した断面図である。 実施形態4に係り、筐体を高さ方向に沿って切断した断面図である。 実施形態4に係り、筐体を高さ方向に沿って切断した断面図である。 従来形態に係り、燃料電池装置を高さ方向に沿って切断した断面図である。
(実施形態1)
図1〜図3は実施形態1を示す。図1は、燃料電池装置の筐体200の高さ方向(矢印H方向)に沿って燃料電池装置の筐体200を横断するように切断した断面を示す。図1に示すように、燃料電池装置は、発電室203を有すると共に発電室203の上部を塞ぐ第1閉鎖蓋201および第2閉鎖蓋202を有する金属製の筐体200と、発電室203に設けられ燃料ガスを水蒸気で改質させて水素を主成分として含むアノードガスを生成させる改質器300と、発電室203に設けられアノードガスおよびカソードガスが供給されて発電するスタック400と、筐体200に設けられカソードガスをスタック400のカソードに供給させるカソードガス流路500と、筐体200に設けられ発電室203から発生した排ガスを外部に排出させる排ガス流路600とを有する。
スタック400は固体酸化物形(SOFC)であり、セラミックス系のアノードと、セラミックス系の電解質膜と、セラミックス系のカソードとを有する。燃料ガスを改質器300に供給させる燃料ガス流路310が設けられている。燃料ガス流路310は、ポンプ311及びバルブ312を介してガス源313に繋がれている。改質用の水蒸気を形成させるために液相状の改質水を改質器300に供給させて給水流路320が設けられている。給水流路320には、改質水を溜めるタンク321と、タンク321の改質水を改質器300の蒸発部に供給させるポンプ322とが設けられている。
図1に示すように、改質器300は蒸発部を一体的に併有しており、発電室203の上部に位置するようにスタック400の上方に配置されている。発電室203において燃焼部700がスタック400と改質器300との間に設けられている。燃焼部700は、スタック400の上面402から吐出されたアノードオフガスおよび/または燃料ガスからなる可燃ガスの燃焼により、改質器300を改質反応(一般的には吸熱反応)に適するように加熱させる。
アノードオフガスはスタック400のアノードから吐出されたガスであり、発電反応において消費されなかった未反応の水素を含むため、可燃性をもつ。図1に示すように、燃焼部700は、改質器300の底壁を加熱させる底加熱空間701と、改質器300の第1側壁を加熱させる側加熱空間703と、改質器300の第2側壁を加熱させる側加熱空間704と、改質器300の上壁を加熱させる上加熱空間705とを有する。燃焼部700は起動時において可燃ガスに着火させる着火部710を有する。改質器300で生成された水素を主要成分とするアノードガスは、図略の流路を介して、スタック400のアノードの下部に供給される、発電反応に提供される。
図1に示すように、発電室203を区画する高い断熱性をもつ断熱層800が設けられている。断熱層800は、スタック400の外側に配置された側断熱層801と、スタック400の底側に配置された底断熱層802とを有する。
図1に示すように、カソードガス流路500は、外部の空気搬送源590(ポンプ)から搬送された相対的に低温の空気をカソードガスとしてスタック400のカソードに搬送させるものである。カソードガス流路500は、管状の第1カソードガス流路500aと、底に沿った第2カソードガス流路500bと、高さ方向(矢印H方向)に沿った第3カソードガス流路500cと、第2閉鎖蓋202及び第1閉鎖蓋201に沿った第4カソードガス流路500dと、スタック400のカソードの下部に連流路550を介して連通するように高さ方向に延びる第5カソードガス流路500eとを備えている。外部の空気はカソードガスとして第1カソードガス流路500a、第2カソードガス流路500b、第3カソードガス流路500c、第4カソードガス流路500d、第5カソードガス流路500e、連流路550に、この順に流れ(矢印A方向)、スタック400のカソードの下部に供給され、発電反応に提供される。
これに対して、排ガス流路600は、発電室203で発生した相対的に高温の排ガスを外部に排出させる流路である。排ガス流路600は、筐体200の発電室203内の上加熱空間705に連通する第1排ガス流路600a、下方向に流れる第2排ガス流路600b、底に沿って流れる第3排ガス流路600c、管状の第4排ガス流路600dとを有する。発電室203で発生した相対的に高温の排ガスは、この順に流れて(矢印B方向)外部に排出される。排ガスとしては、スタック400のアノードから吐出されたアノードオフガス、スタック400のカソードから吐出されたカソードオフガス、アノードオフガスが燃焼部700で燃焼した後の燃焼排ガスが挙げられる。
図1に示すように、カソードガス流路500および排ガス流路600は互いに隣接されており、互いに熱交換する。カソードガス流路500を流れる相対的に低温のカソードガスは、断面(図1)において互いに反対方向に流れ、熱交換により予熱される。排ガス流路600を流れる相対的に高温の排ガスは熱交換により冷却される。なお、本実施形態では改質器が筐体内に設置されているが、これに限られるものではない。筐体外に設置されていてもよい。またアノードガスは改質器を介さずに水素ガスを直接供給してもよい。
図2は、改質器300等の組付部品を外した筐体200の高さ方向(矢印H方向)に沿って且つ筐体200を横断する方向に切断した断面を示す。図2に示すように、筐体200の主骨格は、第1U板部材210と第2U板部材220と第3U板部材230とを組み付けて形成されている。図2に示すように、第1U板部材210は金属製であり、U字形状をなしており、第1上面開口部211と、互いに対向する2個の第1側壁212と、第1側壁212の下部同士を繋ぐ第1底壁213と、第1交差部分214とをもつ。金属は例えば炭素鋼または合金鋼である。第1交差部分214は第1底壁213と第1側壁212とが交差する部分である。第1交差部分214は可撓性を示し、第1底壁213に対して第1側壁212を矢印K1方向に容易に変位させることができる。
図2に示すように、第2U板部材220は金属製であり、U字形状をなしており、第2上面開口部221と、互いに対向する2個の第2側壁222と、第2側壁222の下部同士を繋ぐ第2底壁223と、第2交差部分224とをもつ。第2交差部分224は可撓性を示し、第2底壁223に対して第2側壁222を矢印K2方向に容易に変位させることができる。第2交差部分224は第2底壁223と第2側壁222とが交差する部分である。
図2に示すように、第3U板部材230は金属製であり、U字形状をなしており、第3上面開口部231と、互いに対向する2個の第3側壁232と、第3側壁232の下部同士を繋ぐ第3底壁233と、第3交差部分234とをもつ。第3交差部分234は第3底壁233と第3側壁232とが交差する部分である。第3交差部分234は可撓性を示し、第3底壁233に対して第3側壁232を矢印K3方向に容易に変位させることができる。
図1および図2に示すように、第1上面開口部211、第2上面開口部221および第3上面開口部231が上側となるように、第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230は、これらの厚み方向(図2に示す矢印T方向)に積層されている。これにより筐体200は組み付けられている。
図3は、筐体200の主骨格を形成するための第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230を、これらの長手方向(矢印L方向)に沿って配置している状態を示す。図3に示すように、第1U板部材210の長手方向(矢印L方向)の両端には、端開口210eが形成されている。第2U板部材220の長手方向(矢印L方向)の両端には、端開口220eが形成されている。および第3U板部材230の長手方向(矢印L方向)の両端には、端開口230eが形成されている。
図1に示すように、第1U板部材210の上端部に第1閉鎖蓋201が溶接部201hで結合されている。これにより第1U板部材210の第1上面開口部211は、第1閉鎖蓋201で閉じられている。第2U板部材220の上端部に第2閉鎖蓋202が溶接部202hで結合されている。これにより第2U板部材220の第2上面開口部221は、第2閉鎖蓋202で閉じられている。図1に示すように、第1閉鎖蓋201および第2閉鎖蓋202は、第4カソードガス流路500dを形成する。
図1および図2に示すように、排ガス流路600の第2排ガス流路600bおよび第3排ガス流路600cは、第3U板部材230の外面と第2U板部材220の内面とで形成されている。ここで、排ガス流路600は、第1側隙間流路610と、第1側隙間流路610に連通する第1底隙間流路620とを備えている。第1側隙間流路610は第2排ガス流路600bに相当しており、第2U板部材220の第2側壁222と第3U板部材230の第3側壁232とを互いに対面させて形成されている。第1底隙間流路620は第3排ガス流路600cに相当しており、第2U板部材220の第2底壁223および第3U板部材230の第3底壁233とを互いに対面させて形成されている。
図1および図2に示すように、カソードガス流路500の第2カソードガス流路500bおよび第3カソードガス流路500cは、第2U板部材220の外面と第1U板部材210の内面とで形成されている。カソードガス流路500は、第2側隙間流路510と、第2側隙間流路510に連通する第2底隙間流路520とを備えている。第2側隙間流路510は第2カソードガス流路500cに相当しており、第1U板部材210の第1側壁212と第2U板部材220の第2側壁222とを互いに対面させて形成されている。第2底隙間流路520は第2カソードガス流路500bに相当しており、第1U板部材210の第1底壁213および第2U板部材220の第2底壁223とを互いに対面させて形成されている。
本実施形態によれば、第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230のうちの少なくとも二つには、相手側に向けて突出することにより隙間流路を形成する複数の突起290がスペーサとして形成されていることが好ましい。具体的には、図3に示すように、第1U板部材210および第2U板部材220には、相手側に向けて突出するディンプル状の複数の突起290がスペーサとして一体的に形成されている。隙間流路の隙間幅のばらつきを低減させため、複数の突起290は分散させて形成されていることが好ましい。なお、突起290は、別体の部品を溶接や無機系接着剤等でU板部材に固定されることにしても良い。
図示しないものの、第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230のうちの少なくとも一つには、補強用のリブが形成されていることが好ましい。リブは筐体200の長手方向(矢印L方向)に延設されていることが好ましい。軽量化のためにU板部材が薄肉化されるときであっても、第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230の強化を図り得、筐体200の強化に貢献できる。なお、リブや突起290はガスの流れの支障とならないように設けることが好ましい。
更に図1、図2に示すように、第1閉鎖蓋201には、補強用の第1リブ206が形成されていることが好ましい。第1リブ206は長手方向(図3に示す矢印L方向)に延設されていることが好ましい。第2閉鎖蓋202についても、補強用の第2リブが形成されていることが好ましい。突起290およびリブ206はプレス成形により容易に成形でき、使用温度によっては、加工硬化による強度増加も期待できる。
本実施形態によれば、上記した筐体200の外層となる第1U板部材210は、断面でU形状をなしており、第1上面開口部211をもつ。筐体200の中間層となる第2U板部材220は断面でU形状をなしており、第2上面開口部221をもつ。筐体200の内層となる第3U板部材230は断面でU形状をなしており、第3上面開口部231をもつ。このためスタック400や改質器300等の組付部品を第1U板部材210、第2U板部材220および第3U板部材230の内部に組み付けるときにおいて、スタック400や改質器300等の組付部品を上側の上面開口部から、または、横側の端開口から組み付けることができる。この場合、第1U板部材210の天壁、第2U板部材220の天壁、第3U板部材230の天壁に干渉することが解消される。その理由としては、第1U板部材210、第2U板部材220、第3U板部材230はそもそも天壁を備えていないためである。従って、スタック400や改質器300をU板部材の内部に組み付ける組付性を改善させることができる。
ところで、一般的には、熱は発電室203において上昇する。このため、筐体200の発電室203ではこれの下部よりも上部が高温となり易い。特に、筐体200の発電室203に配置されているスタック400の上方に燃焼部700および改質器300が配置されているため、筐体200の発電室203の下部よりも発電室203の上部が高温となり易い。
このため、燃料電池装置の高さ方向(矢印H方向)に沿った断面(図1)において、第1閉鎖蓋201および第2閉鎖蓋202が熱膨張して筐体200の幅方向(横断方向,矢印X1方向)に沿って伸び変形するとき、その伸び変形量は、第1側壁212を介して第1交差部分214に伝搬され、更に、第2側壁222を介して第2交差部分224に伝搬される。このような場合であっても、第1交差部分214は可撓性を示し、第1底壁213に対して第1側壁212を矢印K1方向に追従変形させ易い。第2交差部分224は可撓性を示し、第2底壁223に対して第2側壁222を矢印K2方向に追従変形させ易い。第3U板部材230の第3交差部分234についても同様である。
このため、発電運転に伴い熱膨張、および、運転停止後の冷却に伴う熱収縮が発生したとしても、第1閉鎖蓋201や第2閉鎖蓋202は矢印X1方向に熱膨張および熱収縮するものの、第1閉鎖蓋201や第2閉鎖蓋202を固定させるための溶接部201h,202hに作用する応力負荷が低減される。故に、溶接部201h,202hに影響を与えるおそれが抑えられる。このため筐体200の耐久性および長寿命化を図ることができる。溶接部201h,202hに代えて、ボルトおよびナットによる取付具で閉鎖蓋を筐体200に取り付ける場合についても同様であり、取付具に作用する負荷が軽減され、取付具の耐久性の向上および長寿命化を図り得る。
なお、図1に示すように第1閉鎖蓋201が横断方向に熱膨張してΔW伸長されると、ΔWの影響で、第1閉鎖蓋201に溶接部201hで繋がる第1側壁212を上方(矢印W5方向)に持ち上げる現象が発生するおそれがある。この場合、第1U板部材210の第1交差部分214は可撓性(屈曲性)を有するため、上記した持ち上げ現象に対処できる。従って溶接部201hに応力負荷を与えるおそれが軽減される。同様に、第2U板部材220についても同様であり、溶接部202hに応力負荷を与えるおそれが軽減される。
(実施形態2)
図4および図5は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、作用および効果を有する。図4および図5は、筐体200の組付形態の一例を示す。まず、図4において、内層となる断面でU形状の第3U板部材230には、長手方向(矢印L方向)に延びる補強用のリブ238が形成されていると共に、流路隙間を形成するディンプル用の複数個の突起290が形成されている。補強用のリブの高さはディンプルの高さより低くなっている。これにより流路閉塞を防止できる。リブ238により第3U板部材230を強化できる。
工程M1として示すように、断面でU形状の第3U板部材230は、第2上面開口部221から矢印H2方向に挿入されて第2U板部材220(中間層)内に配置される。次に、工程M2として示すように、第3U板部材230が配置された第2U板部材220は、第1上面開口部211を介して、矢印H3方向に第1U板部材210(外層)内に挿入されて配置される。これによりU組付体240が形成される。
工程M3として示すように、予め、側断熱層801、底断熱層802およびスタック400が組み付けられてスタック組付体405が形成されている。スタック組付体405は、横方(矢印MA方向)から,つまり、第3U板部材230の端開口230eから、U組付体240の内部に挿入される。場合によっては、スタック組付体405を、上方から下方に向けて移動させて、つまり、第3U板部材230の第3上面開口部231から、U組付体240に挿入させても良い。U組付体240は、上方を塞ぐ天壁を有してないためである。その後、改質器300等がU組付体240に組み付けられる(図略)。その後、図5において工程M4として示すように、第2リブ207を有する第2閉鎖蓋202で第2U板部材220の第2上面開口部221を閉鎖するように、第2閉鎖蓋202がU組付体240に溶接部202hで組み付けられる。更に、二つの端蓋245がU組付体240の長手方向(矢印L方向)の両端部に溶接で組み付けられる。その後、工程M5として示すように、第1リブ206を有する第1閉鎖蓋201が第1U板部材210の第1上面開口部211に溶接で組み付けられ、第1上面開口部211が閉鎖される。このようにして筐体200が組み付けられる。但し、組付形態はこれに限定されるものではない。
(実施形態3)
図6は実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1,2と基本的には同様の構成、作用および効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。図6は、筐体200の高さ方向(矢印H方向)に沿って筐体200を横断するように切断した断面を示す。図6に示すように、筐体200の主骨格は、第1U板部材210と第2U板部材220とを組み付けて形成されている。本実施形態によれば、第3U板部材は設けられていない。
図6に示すように、外側に位置する第1U板部材210は金属製であり、断面でU字形状をなしており、第1上面開口部211と、互いに対向する2個の第1側壁212と、第1側壁212の下部同士を繋ぐ第1底壁213と、第1交差部分214とをもつ。第1交差部分214は第1底壁213と第1側壁212とが交差する部分である。第1交差部分214は可撓性を有しており、第1底壁213に対して第1側壁212を矢印K1方向に容易に変位させることができる。
第2U板部材220は金属製であり、断面でU字形状をなしており、第2上面開口部221と、互いに対向する2個の第2側壁222と、第2側壁222の下部同士を繋ぐ第2底壁223と、第2交差部分224とをもつ。第2交差部分224は可撓性を有しており、第2底壁223に対して第2側壁222を矢印K2方向に容易に変位させることができる。第2交差部分224は第2底壁223と第2側壁222とが交差する部分である。
図6および図7に示すように、第1上面開口部211および第2上面開口部221が上側となるように、第1U板部材210および第2U板部材220がこれらの厚み方向(矢印T方向)に積層されている。これにより筐体200は組み付けられている。第1U板部材210の第1上面開口部211は第1閉鎖蓋201で溶接部201hにより閉じられている。第2U板部材220の第2上面開口部221は第2閉鎖蓋202で溶接部202hで閉じられている。第1閉鎖蓋201および第2閉鎖蓋202は第4カソードガス流路500dを形成する。
図7に示すように、排ガス流路600の第2排ガス流路600bおよび第3排ガス流路600cは、側断熱層801の外面と第2U板部材220の内面とで形成されている。ここで、排ガス流路600は、第1側隙間流路610と、第1側隙間流路610に連通する第1底隙間流路620とを備えている。第1側隙間流路610は第2排ガス流路600bに相当しており、第2U板部材220の第2側壁222と側断熱層801の外面801pとを互いに対面させて形成されている。第1底隙間流路620は第3排ガス流路600cに相当しており、第2U板部材220の第2底壁223および底断熱層802の下面802dとを互いに対面させて形成されている。
図7に示すように、カソードガス流路500の第2カソードガス流路500bおよび第3カソードガス流路500cは、第2U板部材220の外面と第1U板部材210の内面とで形成されている。カソードガス流路500は、第2側隙間流路510と、第2側隙間流路510に連通する第2底隙間流路520とを備えている。図7に示すように、第2側隙間流路510は第2カソードガス流路500cに相当しており、第1U板部材210池の第1側壁212と第2U板部材220の第2側壁222とを互いに対面させて形成されている。第2底隙間流路520は第2カソードガス流路500bに相当しており、第1U板部材210の第1底壁213および第2U板部材220の第2底壁223とを互いに対面させて形成されている。
本実施形態によれば、実施形態1と同様に、第1U板部材210および第2U板部材220のうちの少なくとも一方には、相手側に向けて突出する複数の突起290(図6参照)がスペーサとして形成されていることが好ましい。複数の突起290は分散させて形成されていることが好ましい。図示しないものの、第1U板部材210および第2U板部材220のうちの少なくとも一つには、補強用のリブ(図略)が形成されていることが好ましい。軽量化のためにU板部材が薄肉化されるときであっても、筐体200の強化に貢献できる。更に図7に示すように、第1閉鎖蓋201には、補強用の第1リブ206が形成されていることが好ましい。第2閉鎖蓋202についても、補強用の第2リブが形成されていることが好ましい。突起290およびリブ206はプレス成形により容易に成形でき、使用温度によっては、加工硬化による挟持増加も期待できる。
本実施形態によれば、上記した筐体200の外層となる第1U板部材210はU形状をなしており、第1上面開口部211をもつ。筐体200の内層となる第2U板部材220はU形状をなしており、第2上面開口部221をもつ。このためスタック400や改質器300等の組付部品を第1U板部材210および第2U板部材220の内部に組み付けるときにおいて、スタック400や改質器300等の組付部品が第1U板部材210の天壁、第2U板部材220の天壁に干渉することが解消される。第1U板部材210および第2U板部材220はそもそも天壁を備えていないためである。このためスタック400や改質器300等の組付部品をU板部材の上方または横方からU板部材の内部に挿入でき、従って、U板部材の内部に組み付ける組付性を改善させることができる。なお、本実施形態では改質器が筐体内に設置されているが、これに限られるものではない。筐体外に設置されていてもよい。またアノードガスは改質器を介さずに水素ガスを直接供給してもよい。
(実施形態4)
図8は実施形態4を示す。本実施形態は実施形態1〜3と基本的には同様の構成、作用および効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。第1U板部材210の第1側壁212には、凹み212sを有するリブ膨出部212rがプレス成形によりリブとして形成されている。第2U板部材220の第2側壁222には、凹み222sを有するリブ膨出部222rがプレス成型によりリブとして形成されている。リブ膨出部212r,222rはU板部材210,220の長手方向(矢印L方向)に沿って連続して延設されている。閉鎖蓋201,202が熱膨張により矢印X1方向において伸長するときの影響で、側壁212,222が矢印W5方向に持ち上げられるような変形がなされるときであっても、リブ膨出部212r,222rは側壁212,222の伸びを確保できる利点が得られる。これにより溶接部201h,202h(図1参照)に作用する応力負荷を更に低減でき、溶接部201h,202h(図1参照)の保護に有利である。図8に示すようにリブ膨出部212r,222rは同じ高さ位置において互いに対面するように同じ向きで形成されている。また、図8−1に示すようにリブ幅212rWがリブ幅222rWより大きく設計されているため流路断面はリブにおいても確保できる。このため、流路隙間の隙間幅の変動が抑制され、カソードガスの流量、排ガスの流量の変動を抑制できる。但し、リブ膨出部212r,222r(211rW、222rW)は異なる高さ位置としても良いし、異なる向きとしても良い。
(その他)
本発明は上記し且つ図面に示した各実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。燃料電池のスタックは、固体酸化物形燃料電池に限定されず、場合によっては、固体高分子電解質形燃料電池でも良いし、リン酸形燃料電池でも良く、溶融炭酸塩形燃料電池でも良い。改質器に供給される燃料も特に制限されず、都市ガス、プロパンガス、バイオガス、LPGガス、CNGガス等の燃料ガス、及びメタノール、エタノール、灯油等の液相状燃料を例示できる。カソードガス流路および排ガス流路のうちの一方の全部は、第1U板部材と第2U板部材とで形成されていても良い。カソードガス流路および排ガス流路のうちの他方の全部は、第2U板部材と第3U板部材とで形成されていても良い。
200は筐体、201は第1閉鎖蓋、202は第2閉鎖蓋、203は発電室、206は第1リブ、207は第2リブ、210は第1U板部材、211は第1上面開口部、212は第1側壁、213は第1底壁、214は第1交差部分、220は第2U板部材、221は第2上面開口部、222は第2側壁、223は第2底壁、224は第1交差部分、230は第3U板部材、231は第3上面開口部、232は第3側壁、233は第3底壁、234は第3交差部分、238はリブ、290は突起、300は改質器、240はU組付体、400はスタック、500はカソードガス流路、550は連通路、600は排ガス流路、700は燃焼部、800は断熱層、801は側断熱層、802は底断熱層を示す。

Claims (6)

  1. 発電室を有すると共に前記発電室の上部を塞ぐ閉鎖蓋を有する筐体と、
    前記発電室に設けられアノードガスおよびカソードガスが供給されて発電するスタックと、
    前記筐体に設けられカソードガスを前記スタックに供給させるカソードガス流路と、
    前記筐体に設けられ前記発電室で発生した排ガスを外部に排出させる排ガス流路とを具備しており、
    前記筐体の高さ方向に沿った断面において、
    前記筐体は、上向きに開放する第1上面開口部、互いに対向する2個の第1側壁、第1側壁の下部同士を繋ぐ第1底壁をもつU字形状をなす第1U板部材と、上向きに開放する第2上面開口部、互いに対向する2個の第2側壁、第2側壁の下部同士を繋ぐ第2底壁をもつU字形状をなす第2U板部材とを具備しており、
    前記断面において、前記筐体は、前記第1上面開口部および前記第2上面開口部が上側となるように、前記第1U板部材および前記第2U板部材がこれらの厚み方向に隙間を介して積層されて形成されており、
    前記断面において、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの少なくとも一方の少なくとも一部は、前記第1側壁および前記第2側壁が互いに対面して形成された側隙間流路と、前記第1底壁および前記第2底壁が互いに対面して形成され且つ前記側隙間流路に連通する底隙間流路とを備えている燃料電池装置。
  2. 請求項1において、前記断面において、外部から前記発電室にかけて、前記第1U板部材、前記第2U板部材および断熱層がこの順に配置されており、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、前記断熱層と前記第2U板部材とで形成されており、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、前記第1U板部材と前記第2U板部材とで形成されている燃料電池装置。
  3. 請求項1または2において、前記断面において、外部から前記発電室にかけて、前記筐体は、前記第1U板部材および前記第2U板部材を具備する他に、上向きに開放する第3上面開口部、互いに対向する2個の第3側壁、前記第3側壁の下部同士を繋ぐ第3底壁をもつU字形状をなす第3U板部材とを具備しており、
    前記断面において、前記筐体は、前記第1上面開口部、前記第2上面開口部および前記第3上面開口部が上側となるように、前記第1U板部材、前記第2U板部材および前記第3U板部材がこれらの厚み方向に積層されて形成されており、
    前記断面において、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、
    前記第1側壁および前記第2側壁が互いに対面して形成された第1側隙間流路と、前記第1底壁および前記第2底壁が互いに対面して形成され且つ前記第1側隙間流路に連通する第1底隙間流路とを備えており、
    前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、
    前記第2側壁および前記第3側壁が互いに対面して形成された第2側隙間流路と、前記第2底壁および前記第3底壁が互いに対面して形成され且つ前記第2側隙間流路に連通する第2底隙間流路とを備えている燃料電池装置。
  4. 請求項1〜3のうちの一項において、
    前記スタックの上面から吐出されたアノードオフガスおよび/または燃料ガスを含む可燃ガスを燃焼する燃焼部が前記スタックの上方に設けられている燃料電池装置。
  5. 請求項3または4において、前記断面において、外部から前記発電室にかけて、前記第1U板部材、前記第2U板部材および前記第3U板部材がこの順に配置されており、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの一方の少なくとも一部は、前記第1U板部材と前記第2U板部材とで形成されており、前記カソードガス流路および前記排ガス流路のうちの他方の少なくとも一部は、前記第2U板部材と前記第3U板部材とで形成されている燃料電池装置。
  6. 請求項1〜5のうちの一項において、前記第1U板部材および前記第2U板部材のうちの少なくとも一方は、前記第1U板部材および前記第2U板部材のうちの他方に突出することにより前記隙間流路を形成する複数の突起を有する燃料電池装置。
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