JP2013129243A5 - - Google Patents
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Description
上記した目的を達成するために、請求項1のパワーステアリング装置では、運転者の操舵に応じて車輪を転向させる操舵手段と、原動機により駆動されて作動油の供給を行う第1のポンプと、第1のモータにより駆動されて作動油の供給を行う第2のポンプと、前記第1のポンプ又は前記第2のポンプにより供給される作動油の油圧により前記操舵手段の操舵に対し操舵アシストトルクを付与する操舵補助機構と、前記第2のポンプにより供給される作動油の粘度を推定する作動油粘度推定手段と、前記作動油粘度推定手段により推定された作動油の粘度が所定の粘度以上であると判定した場合には、前記原動機により前記第1ポンプの駆動とともに、前記第1のモータにより前記第2のポンプを駆動する油圧供給制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3のパワーステアリング装置では、請求項1において、前記第1のモータの駆動電流を検出する第1のモータ電流検出手段を備え、前記作動油粘度検出手段は、前記第1のモータ電流検出手段により検出される駆動電流により前記作動油の粘度を推定するものであり、前記油圧供給制御手段は、前記第1のモータを所定の一定回転数で駆動して、前記第1のモータ電流検出手段により検出された駆動電流が所定の電流値以上である間は、前記作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定することを特徴としている。
請求項4のパワーステアリング装置では、請求項3において、前記油圧供給制御手段は、前記操舵手段の操舵角が車輪の転向に影響を与えない所定の範囲である場合に、前記第1のモータを所定の一定回転数で駆動して、前記第1のモータ電流検出手段により検出された駆動電流が所定の電流値以上である間は、前記作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定することを特徴としている。
請求項5のパワーステアリング装置では、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記原動機は、第2のモータであることを特徴としている。請求項6のパワーステアリング装置では、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記原動機は、内燃機関であることを特徴としている。
請求項5のパワーステアリング装置では、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記原動機は、第2のモータであることを特徴としている。請求項6のパワーステアリング装置では、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記原動機は、内燃機関であることを特徴としている。
上記手段を用いる本発明の請求項1のパワーステアリング装置によれば、油圧による操舵アシストトルクを付与する操舵補助機構へと作動油を供給する油圧ポンプとして、原動機により駆動する第1のポンプと、第1のモータにより駆動する第2のポンプとを備え、第2のポンプにより供給される作動油の粘度が所定粘度以上であると判定した場合には、第1のポンプの駆動とともに、第2のポンプを駆動して暖機を行う。
このように、第2の油圧経路の作動油温度を検出するだけで容易に作動油の粘度を推定することができ、適切なタイミングで暖機運転を行うことができる。
請求項3のパワーステアリング装置によれば、第1のモータの駆動電流により、作動油の粘度を推定する。つまり、作動油の粘度が高くなるほど作動油を供給するのに要する抵抗は増加し、第2のポンプを駆動する第1のモータの駆動電流は高くなる。このことから第1のモータを所定の一定回転数で駆動して当該第1のモータの駆動電流が所定の電流値以上である間は、作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定して、暖機運転を行う。これにより部品の追加等なく作動油の粘度を推定して、適切なタイミングで暖機運転を行うことができる。
請求項3のパワーステアリング装置によれば、第1のモータの駆動電流により、作動油の粘度を推定する。つまり、作動油の粘度が高くなるほど作動油を供給するのに要する抵抗は増加し、第2のポンプを駆動する第1のモータの駆動電流は高くなる。このことから第1のモータを所定の一定回転数で駆動して当該第1のモータの駆動電流が所定の電流値以上である間は、作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定して、暖機運転を行う。これにより部品の追加等なく作動油の粘度を推定して、適切なタイミングで暖機運転を行うことができる。
請求項4のパワーステアリング装置によれば、操舵手段の操舵角が車輪の転向に影響を与えない所定の範囲である場合に、第1のモータの駆動電流により、作動油の粘度を推定する。操舵角が車輪の転向に影響を与えない範囲であれば、操舵アシストトルクをほとんど付与しておらず、第1のモータの駆動電流の変動は少なく、安定することから、より正確な作動油の粘度の推定に基づく判定を行うことができる。
Claims (6)
- 運転者の操舵に応じて車輪を転向させる操舵手段と、
原動機により駆動されて作動油の供給を行う第1のポンプと、
第1のモータにより駆動されて作動油の供給を行う第2のポンプと、
前記第1のポンプ又は前記第2のポンプにより供給される作動油の油圧により前記操舵手段の操舵に対し操舵アシストトルクを付与する操舵補助機構と、
前記第2のポンプにより供給される作動油の粘度を推定する作動油粘度推定手段と、
前記作動油粘度推定手段により推定された作動油の粘度が所定の粘度以上であると判定した場合には、前記原動機により前記第1ポンプの駆動とともに、前記第1のモータにより前記第2のポンプを駆動する油圧供給制御手段と、
を備えたことを特徴とするパワーステアリング装置。 - 前記作動油を貯留する作動油貯留手段と、
前記作動油貯留手段から前記第1のポンプを介して前記操舵補助機構へとつながる第1の油圧経路と、
前記第1の油圧経路と独立して設けられ、前記作動油貯留手段から前記第2のポンプを介して前記操舵補助機構へとつながる第2の油圧経路と、
前記第2の油圧経路内の作動油の温度を検出する作動油温度検出手段と、を備えており、
前記作動油粘度推定手段は、前記作動油温度検出手段により検出される作動油温度に基づき前記作動油の粘度を推定するものであり、
前記油圧供給制御手段は、前記作動油温度検出手段により検出された作動油温度が所定の温度より小であるときに、前記作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定することを特徴とする請求項1記載のパワーステアリング装置。 - 前記第1のモータの駆動電流を検出する第1のモータ電流検出手段を備え、
前記作動油粘度検出手段は、前記第1のモータ電流検出手段により検出される駆動電流により前記作動油の粘度を推定するものであり、
前記油圧供給制御手段は、前記第1のモータを所定の一定回転数で駆動して、前記第1のモータ電流検出手段により検出された駆動電流が所定の電流値以上である間は、前記作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定することを特徴とする請求項1記載のパワーステアリング装置。 - 前記油圧供給制御手段は、前記操舵手段の操舵角が車輪の転向に影響を与えない所定の範囲である場合に、前記第1のモータを所定の一定回転数で駆動して、前記第1のモータ電流検出手段により検出された駆動電流が所定の電流値以上である間は、前記作動油の粘度が前記所定の粘度以上であると判定することを特徴とする請求項3記載のパワーステアリング装置。
- 前記原動機は、第2のモータであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のパワーステアリング装置。
- 前記原動機は、内燃機関であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のパワーステアリング装置。
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