JP2013127268A5 - 液圧式リフタ及び車両 - Google Patents

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本発明は、液圧回路を介してアクチュエータに作動液を供給することによりアクチュエータに接続したリフト板を駆動するとともに、アクチュエータに供給する作動液の量を変更することによりリフト板の動作速度を変更可能な液圧式リフタ、及びこのような液圧式リフタを搭載した車両に関する。
この液圧式リフタ1は、図2に示すように、介護を必要とする人を搭乗させるためのリフト板2と、このリフト板2を駆動するアクチュエータ3と、駆動源たるモータMに接続してなり前記アクチュエータ3に作動液圧を供給するための液圧ポンプ41、及びこの液圧ポンプ41を経て前記アクチュエータ3に流入する作動液量を変更可能にすべく開度を変更可能な弁たる比例弁42とを備えた液圧ユニット4と、このアクチュエータ3に供給する作動液の量を制御すべく近接センサ等を用いた位置センサ7からリフタの位置などを受信し、前記モータの回転数及び前記比例弁42の開度の制御をする制御装置5と、この制御装置5に接続してなり昇降動作を開始及び停止するための操作を受け付ける昇降停止操作部61及び前記リフト板2の昇降速度を決定するための操作を受け付ける速度操作部62を有するスイッチ6とを備えている。
前記スイッチ6の昇降停止操作部61は、前記比例弁42を前記中立状態、前記上昇状態及び前記下降状態のいずれとするかの選択入力を受け付ける、例えば機械式のスイッチである。さらに詳述すると、この昇降停止操作部61は、中立位置、上昇位置及び下降位置のいずれかを選択的にとり、この昇降停止操作部61が前記中立位置、前記上昇位置及び前記下降位置をとる場合にそれぞれ前記比例弁42を前記中立状態、前記上昇状態及び前記下降状態とすべく、前記制御装置5にこの昇降停止操作部61の位置を示す昇降停止信号aを出力する。
その他、位置センサ7は前記制御装置5にリフタの現状の位置であるリフタポジションを示す位置信号cを出力し、完全停止スイッチはリフ板2が車上や地面に着地した際に前記モータMの回転を停止させると共に前記比例弁42の開度を全閉にさせるための停止信号fを前記制御装置5に出力する。完全停止スイッチ8は図2及び図3に示すようにリフト板2の底に付いており、機械式のスイッチや近接センサを用いている。また、この完全停止スイッチ8は、リフト板2が車両本体C1に完全に収納されたことを検知するセンサを利用して形成した第3のスイッチ8a及びリフト板2が着地したことを検知するセンサを利用して形成した第4のスイッチ8bを含んでいる。
前記制御装置5は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。また、この制御装置5の入力インタフェースには、前記スイッチ6の昇降停止操作部61からの昇降停止信号a、速度操作部62からの速度信号b、位置センサ7からの位置信号c、及びリフト板2に設けた完全停止スイッチ8からの停止信号fがそれぞれ入力される。一方、この制御装置5の出力インタフェースからは、前記モータMに対して回転数を変更するための回転数信号d、及び前記比例弁42に対して開度を変更するための開閉信号eがそれぞれ出力される。また、メモリの所定領域には、これら各段階に対応するモータMの回転数を予め記憶している。なお、前記モータMの回転数は、実験により決定される値である。また、昇降速度「1」に対応する回転数は、トルクを発生させることが可能な最低回転数である。さらに、メモリの他の所定領域には、前記スイッチ6が昇降動作を開始するための操作を受け付けた際に実行され、CPUが実行することにより、前記昇降停止操作部61からの昇降停止信号aを取得する制御、前記速度操作部62から速度信号bを取得する制御、前記位置センサ7から位置信号cを取得し、モータMをトルクを発生させることが可能な最低回転数で回転させた後、前記比例弁42を全閉状態から上昇側全開状態又は下降側全開状態に漸次変化させる制御、前記位置センサ7からの位置信号cにてリフタの位置を把握し、その位置に適した、また速度信号bに対応した前記モータMの回転数及び前記比例弁42の開度を目標値(実験値)に合わせ漸次変化及び維持させる制御、リフト板2の昇降が完了した際、完全停止スイッチ8からの停止信号fを取得し前記モータMの回転を停止させ、前記比例弁42の開度を全閉にする制御を行なうための昇降プログラムが内蔵されている。
Figure 2013127268
検出対象であるロッド33の先端の位置が第1の領域A1にある場合、第1のスイッチ7aは検出対象であるロッド33の先端を検出し、第2のスイッチ7bは検出対象であるロッド33の先端部を検出できない。この際、表1に示すように、第1のスイッチ7aは検出できたため『1』、第2のスイッチ7bは検出できなかったため『0』と制御装置5に位置信号cを出力する。以下同様に、ロッド33の先端の位置が第2の領域A2にある場合、表1に示すように、第1及び第2のスイッチ7a、7bはともに検出できたためいずれも『1』と制御装置5に位置信号cを出力する。ロッド33の先端の位置が第3の領域A3にある場合、表1に示すように、第1のスイッチ7aは検出できなかったため『0』、第2のスイッチ7bは検出できたため『1』と制御装置5に位置信号cを出力する。そして、ロッド33の先端の位置が第4の領域A4にある場合、第1及び第2のスイッチ7a、7bはともに検出できなかったためいずれも『0』と制御装置5に位置信号cを出力する。なお、以下の説明において、ロッド33の先端の位置が第1〜第4の領域A1〜A4に有ることを、「リフタポジションが第1〜第4の領域A1〜A4にある」と称する。
さらに、昇降制御プログラムによる制御の手順を、フローチャートである図5を参照しつつ説明する。まず、前記スイッチ6の昇降停止操作部61から、前記スイッチ6が中立位置(停止ボタン)を示すものから、下降位置(下降ボタン)、上昇位置(上昇ボタン)のいずれかに変化したかを判定する。すなわち、昇降停止操作部61からの昇降停止信号aが下降状態と上昇状態とのいずれに変化したかを判定する(ステップS1)。次いで、前記スイッチ6の速度操作部62から速度信号bを取得し、リフタ目標速度を判定する(ステップS2a、ステップS2b)。リフタ目標速度が『0』である場合は、『リフタ停止モード』の制御を行う(ステップS16a、S16b)。リフタ目標速度が『0』でない場合は、再度昇降停止操作部61からの昇降停止信号aが停止状態かを判定する(ステップS3a、ステップS3b)。この昇降停止信号aが停止状態である場合は『停止ボタンモード』の制御を行う(ステップS17a、S17b)。前記昇降停止信号aが停止状態でない場合は、次いで、位置センサ7から出力される位置信号cを取得し第1及び第2のスイッチ7a、7bの状態からリフトポジションを判定する(ステップS4a、ステップS4b)。昇降停止操作部61の昇降停止信号aが下降状態を示し、リフタポジションが第1、第2の領域A1、A2にある場合、及び前記昇降停止信号aが上昇状態を示しリフタポジションが第4、第3の領域A4,A3にある場合、起動モードの作動時間T1を経過したかを判定する。なお、作動時間T1は実験にて決定する。また、『停止モード』『停止ボタンモード』『完全停止モード』にならない限り、起動モードの作動時間はリセットさせないよう制御されている(各リフタポジションも同様)(ステップS5a、ステップS5b)。作動時間T1を経過した場合は『リフタ上昇モード』の制御を行う(ステップS9a、S9b)。一方、作動時間T1を経過していない場合は『起動モード』の制御を行う(ステップS12a、S12b)。また、昇降停止操作部61の昇降停止信号aが下降状態を示しリフトポジションが第3の領域A3にある場合及び前記昇降停止信号aが上昇状態を示しリフタポジションが第2の領域A2にある場合も起動モードの作動時間
1を経過したかを判定する(ステップS6a、ステップS6b)。作動時間T1を経過した場合は『リフタ下降モード』の制御を行う(ステップS10a、10b)。一方、作動時間T1を経過していない場合は『起動モード』の制御を行う(ステップS13a、S13b)。昇降停止操作部61の昇降停止信号aが下降状態を示しリフタポジションが第4の領域A4にある場合、及び前記昇降停止信号aが上昇状態を示しリフタポジションが第1の領域A1にある場合は、下降状態においては完全停止スイッチ8の第4のスイッチ8b、上昇状態においては完全停止スイッチ8の第3のスイッチ8aからの停止信号fの状態を判定する(ステップS7a、ステップS7b)。下降状態においては前記第4のスイッチ8b、上昇状態においては前記第3のスイッチ8aから信号が出力されている場合、すなわちリフト板2が車両本体C1の荷台又は地面に着地した場合は『完全停止モード』の制御を行う(ステップS15a、S15b)。一方、完全停止スイッチ8から信号が出力されていない場合は起動モードの作動時間T1を経過したかを判定する(ステップS8a、ステップS8b)。作動時間T1を経過した場合は『リフタ停止モード』の制御を行う(ステップS11a、S11b)。一方、作動時間T1を経過していない場合は『起動モード』の制御を行う(ステップS14a、S14b)。なお、前記図5に示すように、昇降停止操作部61からの信号が下降状態を示す場合には符号の末尾がaであるステップの制御を行う。一方、昇降停止操作部61からの信号が上昇状態を示す場合には符号の末尾がbであるステップの制御を行う。
『完全停止モード』の制御は、下降状態及び上昇状態において完全停止スイッチ8が機能した場合に行われる。この『完全停止モード』の制御では、リフト板2を停止させるため、モータMの回転を停止させ、比例弁42の開度を全閉にさせる。なお、昇降停止操作部61の昇降停止信号aが下降状態を示す際、完全停止スイッチ8を構成する第3のスイッチ8aは制御の範囲に含まれないものとする。同様に昇降停止操作部61の昇降停止信号aが上昇状態を示す際の完全停止スイッチ8を構成する第4のスイッチ8bも制御の範囲に含まれないものとする。
『停止ボタンモード』の制御は、前記スイッチ6の速度操作部62からの速度信号bが示す速度が『0』でないことを検知した後、前記スイッチ6の昇降停止操作部61からの昇降停止信号aが停止状態を示した場合に行われる。この『停止ボタンモード』の制御では、モータMの回転数を目標回転数まで回転させ、後に回転を停止させる。比例弁42は開度を全閉へ変化させる。モータMの回転を停止させる時間、比例弁42の開度を全閉へ漸次変化させる速度は実験にて決定する。なお『停止ボタンモード』は緊急停止を想定しており、比例弁42の開度を全閉に変化させる速度を『停止モード』よりも速くしている。なお、昇降停止操作部61の昇降停止信号aが下降状態に関しては比例弁42は下降側比例弁を作動させることを意味しており、同時に上昇状態は上昇側比例弁を作動させることを意味する。また各モードに於いて、モータMの回転数を変化させるにはPWM制御を用いており、制御装置5からは目標回転数の値に応じた周波数が出力され、比例弁42の開度については制御装置5から目標開度に応じた電流値が出力される。
以上に述べたように、本実施形態の液圧式リフタ1の構成によれば、起動時には比例弁42を中立状態から上昇側全開状態又は下降側全開状態に漸次変化させることにより、起動時においてアクチュエータ3に供給する作動液の量の制御を行う。その上で、リフを速やかに動作させる必要がある場合には前記モータMの回転数を高くしアクチュエータ3に供給する作動液の流量を大きくすることにより高速動作の制御を行う。すなわち、起動時の低速動作は比例弁42での制御を主体に設定し、低速動作以外の動作はモータMの回転数を主体に設定して、両者を能動的に制御することで両性能を実現する。
また、上述した実施形態では、起動時において弁を中立状態(全閉状態)から(上昇側また下降側)全開状態にする制御を完了した後モータの回転数を変更する制御を行うようにしているが、例えば、弁を中立状態(全閉状態)から(上昇側また下降側)全開状態にする制御の進行中にモータの回転数を変更する制御を行い、弁の開度が(上昇側また下降側)全開状態となると同時にモータの回転数を変更する制御を完了するようにする等、種々の制御手順を採用してよい。
加えて、上述した実施形態では、リフト板の昇降動作の完了時において、弁を(上昇側また下降側)全開状態から中立状態(全閉状態)にする制御と、モータの回転数を最低回転数に向けて漸次低下させる制御とを同時に開始し同時に完了するようにしているが、例えば、モータの回転数を最低回転数に向けて漸次低下させる制御を先に行い、モータの回転数が最低回転数に達した後弁を(上昇側また下降側)全開状態から中立状態(全閉状態)にする制御を行うようにする等、種々の制御手順を採用してもよい。
C…車両
1…液圧式リフタ
2…リフト板
3…アクチュエータ
4…液圧ユニット
41…液圧ポンプ
42…比例弁(弁)
5…制御装置
6…スイッチ
7…位置センサ
8…完全停止スイッチ
M…モータ
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