JP2003002595A - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

Info

Publication number
JP2003002595A
JP2003002595A JP2001185695A JP2001185695A JP2003002595A JP 2003002595 A JP2003002595 A JP 2003002595A JP 2001185695 A JP2001185695 A JP 2001185695A JP 2001185695 A JP2001185695 A JP 2001185695A JP 2003002595 A JP2003002595 A JP 2003002595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow control
control valve
hydraulic
fork
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001185695A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Takayama
岩雄 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TCM Corp
Original Assignee
TCM Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TCM Corp filed Critical TCM Corp
Priority to JP2001185695A priority Critical patent/JP2003002595A/ja
Publication of JP2003002595A publication Critical patent/JP2003002595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フォーク部を下降させた際に、その下降限にお
いて発生する衝撃力をできるだけ緩和させ得るフォーク
リフトを提供する。 【解決手段】フォーク部を昇降させるリフトシリンダ5
に油圧を供給する油圧配管13途中に設けられた油圧切
換弁14と当該リフトシリンダ5との間に、フォーク部
の下降時に油量を絞る第1流量制御弁15および第2流
量制御弁16を設けるとともに、この第2流量制御弁1
6をバイパスするバイパス管17を設け、このバイパス
管17に、フォーク部の通過を検出する近接スイッチ1
9により開閉される電磁開閉弁18を設けるとともに、
フォーク部の下降時に、その下降限から所定高さ位置の
通過を検出した際に、電磁開閉弁18を閉じて当該バイ
パス管17を遮断させ、第1流量制御弁15に加えてさ
らに第2流量制御弁16により油量を絞るようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
関するもので、特にフォーク部の下降時における制御に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】通常、フォークリフトには、荷物を保持
して昇降させるフォーク部が具備されており、このフォ
ーク部の昇降は油圧シリンダにて行われている。 【0003】そして、このフォーク部を昇降させる昇降
用油圧シリンダ(以下、リフトシリンダという)に油圧
を供給する油圧回路には、上昇および下降動作を行わせ
る油圧切換弁と、この油圧切換弁とリフトシリンダとの
間に設けられて、下降時に油量を絞り得る絞り弁にチェ
ック弁が付加されてなる流量制御弁とが具備されてい
た。 【0004】したがって、荷物を持ち上げる際には、リ
フトシリンダに油圧ポンプからの圧油が、そのまま絞り
弁に加えてチェック弁を通過して供給されるが、荷物を
降ろす際には、圧油が絞り弁だけを通過するように、す
なわち油量が絞られて、フォーク部の下降速度が、例え
ば400〜600mm/secの範囲内となるように制
御されていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、フォーク部の
下降時に、流量制御弁にて油量が絞られている場合で
も、フォーク部が下降限にて停止すると、かなりの衝撃
力が発生するという問題があった。 【0006】そこで、本発明は、フォーク部を下降させ
た際に、その下降限において発生する衝撃力をできるだ
け緩和させ得るフォークリフトを提供することを目的と
する。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のフォークリフトは、車体の前部に配置され
たマスト部に、荷物を保持するフォーク部が、昇降用油
圧シリンダを介して昇降自在に設けられ、且つこの昇降
用油圧シリンダに油圧を供給する油圧配管途中に、フォ
ーク部の上昇および下降動作を行わせる油圧切換弁と、
この油圧切換弁と昇降用油圧シリンダとの間に設けられ
てフォーク部の下降時に油量を絞り得る第1流量制御弁
とが設けられたフォークリフトにおいて、上記フォーク
部の下降限から所定高さ位置にフォーク部の通過を検出
する検出手段を設け、上記第1流量制御弁と油圧切換弁
との間の油圧配管途中に、フォーク部の下降時に油量を
絞り得る第2流量制御弁を設けるとともに、この第2流
量制御弁をバイパスするバイパス管を設け、このバイパ
ス管に、上記検出手段にて制御される電磁開閉弁を設け
るとともに、上記検出手段からの検出信号にて当該バイ
パス管を遮断させて、第1流量制御弁に加えてさらに第
2流量制御弁により油量を絞るように構成したものであ
る。 【0008】上記構成によると、フォーク部の下降時で
且つ下降限から所定高さ位置を通過した際に、検出手段
を介してバイパス管を閉じることにより、第1流量制御
弁に加えてさらに第2流量制御弁により油量を絞るよう
にしたので、所定高さ位置から下降限まではゆっくりと
下降され、したがってフォーク部にて荷物を降ろす際に
発生する衝撃力を緩和させることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るフォークリフトを、図1および図2に基づき説明す
る。 【0010】本実施の形態においては、フォークリフト
のフォーク部にあるため、この部分にだけ着目して説明
する。まず、このフォーク部分の概略構成について簡単
に説明する。 【0011】図1に示すように、フォークリフト1の車
体2の前部には、門型の支柱部材(外マストともいう)
3が鉛直面内で傾動用油圧シリンダ(図示せず)を介し
て傾動自在に設けられるとともに、この支柱部材3に昇
降フレーム(内マストともいう)4が左右一対の昇降用
油圧シリンダ(以下、リフトシリンダという)5を介し
て昇降自在に設けられ、この昇降フレーム4に、荷物を
載置し得るフォーク部6が昇降自在に案内されている。
なお、支柱部材3と昇降フレーム4とを、マスト部とい
う。 【0012】上記昇降フレーム4の昇降機構をもう少し
詳しく説明すると、支柱部材3とフォーク部6とに亘っ
てチェーン7が左右位置で設けられるとともに、昇降フ
レーム4の上部には、これら両チェーン7を下方から支
持するように当該各チェーン7にそれぞれ噛合するスプ
ロケット8が一対設けられている。したがって、リフト
シリンダ5にて昇降フレーム4を昇降させてスプロケッ
ト8を昇降させると、チェーン7に連結されたフォーク
部6が当該昇降フレーム4に対して昇降することにな
る。 【0013】そして、このフォークリフト1には、図2
に示すように、少なくとも、上記リフトシリンダ5を駆
動させるための駆動油圧ユニット9が具備されている。
この駆動油圧ユニット9は、エンジンにより駆動される
油圧ポンプ11と、この油圧ポンプ11から吐出される
所定圧力の油を上記リフトシリンダ5に供給するととも
に油タンク12に戻すための油圧配管13と、この油圧
配管13の途中に設けられてリフトシリンダ5を作動さ
せる、すなわちフォーク部6の上昇および下降動作を行
わせるための例えば手動式の油圧切換弁14と、この油
圧切換弁14とリフトシリンダ5との間に直列に設けら
れて下降時の油量をそれぞれ制御する第1流量制御弁1
5および第2流量制御弁16と、油圧切換弁14寄りに
設けられた第2流量制御弁16をバイパスするバイパス
管17と、このバイパス管17の途中に設けられた電磁
開閉弁18とから構成されている。 【0014】上記各流量制御弁15,16は、それぞれ
フォーク部6の上昇動作時にだけ圧油を通過させ得るチ
ェック弁15a,16aと、このチェック弁15a,1
6aに並列に配置された絞り弁15b,16bとから構
成されており、例えば第2流量制御弁16側の絞り弁1
6bについては、絞り流量可変のものが使用されてい
る。 【0015】そして、上記電磁開閉弁18は、フォーク
部6の下降限から所定高さ位置、例えば200mmの個
所に設けられるとともにフォーク部6の下降時に作動す
る近接スイッチ(検出手段の一例で、例えばリミットス
イッチでもよい)19からの検出信号に基づき、制御部
20を介してオン・オフの制御がなされる。 【0016】なお、図2において、21は支柱部材3を
傾動させる傾動用油圧シリンダ、22はその制御用の手
動式の油圧切換弁を示しており、また当該駆動油圧ユニ
ット9における圧油は、上記各油圧シリンダ5,21以
外に、車両本体の操舵用油圧機器にも供給されるもので
ある。 【0017】上記構成において、例えば荷物をフォーク
部6にて保持して上昇させる場合、操作レバーにて操作
を行うが、このとき、油圧切換弁14が(イ)位置に切
り換えられるとともに、電磁開閉弁18が開位置(イ)
(通常時の位置でもある)にされ、したがって上昇に必
要な十分の圧油がバイパス管17および第2流量制御弁
16並びに第1流量制御弁15を介してそのままリフト
シリンダ5のピストン側シリンダ室5aに供給される。 【0018】一方、荷物を降ろす場合、操作レバーの下
降操作により、油圧切換弁14が(ロ)位置に切り換え
られてリフトシリンダ5のピストン側シリンダ室5a内
の圧油は油タンク12に戻される。 【0019】ところで、フォーク部6が所定高さまで下
降する間の圧油は、第1流量制御弁15並びに電磁開閉
弁18および第2流量制御弁16を介して油タンク12
に戻されるが、フォーク部6が所定高さ位置まで下降し
て近接スイッチ19が作動すると、その検出信号が制御
部20に入力されて、電磁開閉弁18が閉位置(ロ)に
切り換えられるため、バイパス管17が遮断される。 【0020】すなわち、第1流量制御弁15の絞り弁1
5bを通過した圧油は、第2流量制御弁16の絞り弁1
6bにてさらに絞られるため、フォーク部6は、所定高
さ位置から下降限まではゆっくりと下降され、したがっ
て荷物を下降させる際に発生する衝撃力を大幅に緩和さ
せることができる。 【0021】このように、フォーク部6の下降時で且つ
下降限に近づいたときに、近接スイッチにてバイパス管
を閉じて、第1流量制御弁の絞りに加えて第2流量制御
弁による油量の絞り作用も行うようにしたので、例えば
リフトシリンダ自体にクッション機能を具備させる場合
に比べて、安価な構成で且つ確実に、発生する衝撃力を
緩和させることができる。なお、リフトシリンダにクッ
ション機能を具備させた場合、ピストンロッドのほぼ動
作端でしかクッション機能が働かないため、常に衝撃力
を緩和させることは困難である。 【0022】 【発明の効果】以上のように本発明のフォークリフトの
構成によると、フォーク部の下降時で且つ下降限から所
定高さ位置を通過した際に、検出手段を介してバイパス
管を閉じることにより、第1流量制御弁の絞りに加えて
第2流量制御弁による油量の絞り作用も行うようにした
ので、フォーク部は、その検出位置から下降限までの
間、ゆっくりと下降され、したがってフォーク部にて荷
物を降ろす際に発生する衝撃力を緩和させることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るフォークリフトの外
観斜視図である。 【図2】同フォークリフトにおける駆動油圧ユニットの
概略構成を示す油圧回路図である。 【符号の説明】 1 フォークリフト 3 支柱部材 4 昇降フレーム 5 昇降用油圧シリンダ 6 フォーク部 9 駆動油圧ユニット 13 油圧配管 14 油圧切換弁 15 第1流量制御弁 15a チェック弁 15b 絞り弁 16 第2流量制御弁 16a チェック弁 16b 絞り弁 17 バイパス管 18 電磁開閉弁 19 近接スイッチ 20 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 BA02 BD02 DB02 FA16 FA21 FB04 FD03 FE03 FH08 3H089 AA34 AA43 AA46 BB06 CC01 DA02 DB13 FF03 FF12 GG02 JJ09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】車体の前部に配置されたマスト部に、荷物
    を保持するフォーク部が、昇降用油圧シリンダを介して
    昇降自在に設けられ、且つこの昇降用油圧シリンダに油
    圧を供給する油圧配管途中に、フォーク部の上昇および
    下降動作を行わせる油圧切換弁と、この油圧切換弁と昇
    降用油圧シリンダとの間に設けられてフォーク部の下降
    時に油量を絞り得る第1流量制御弁とが設けられたフォ
    ークリフトにおいて、 上記フォーク部の下降限から所定高さ位置にフォーク部
    の通過を検出する検出手段を設け、 上記第1流量制御弁と油圧切換弁との間の油圧配管途中
    に、フォーク部の下降時に油量を絞り得る第2流量制御
    弁を設けるとともに、この第2流量制御弁をバイパスす
    るバイパス管を設け、 このバイパス管に、上記検出手段にて制御される電磁開
    閉弁を設けるとともに、上記検出手段からの検出信号に
    て当該バイパス管を遮断させて、第1流量制御弁に加え
    てさらに第2流量制御弁により油量を絞るように構成し
    たことを特徴とするフォークリフト。
JP2001185695A 2001-06-20 2001-06-20 フォークリフト Pending JP2003002595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185695A JP2003002595A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185695A JP2003002595A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003002595A true JP2003002595A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19025233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185695A Pending JP2003002595A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003002595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103159147A (zh) * 2011-12-16 2013-06-19 株式会社岛津制作所 液压式升降机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103159147A (zh) * 2011-12-16 2013-06-19 株式会社岛津制作所 液压式升降机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013058099A1 (ja) 作業車両の油圧駆動装置
US7665579B2 (en) Flow control valve having pressure compensating valve
CA2885811C (en) Industrial vehicle
JPH08277548A (ja) 車両系建設機械における振動抑制装置
JP2003002595A (ja) フォークリフト
JP7231014B2 (ja) 電気式産業車両における油圧回路
TWI634067B (zh) 產業車輛
JP3945401B2 (ja) シリンダ制御装置
JP2005112516A (ja) 産業車両の荷役用油圧装置及び産業車両
KR100806923B1 (ko) 지게차의 안전 작동을 위한 솔레노이드 밸브 제어 유압회로
JP2020093863A (ja) フォークリフトの油圧駆動装置
JP3180088B2 (ja) 産業車両の油圧制御装置及びフォークリフト
JP2008303053A (ja) 産業車両の油圧制御装置
JPH058199Y2 (ja)
KR200142602Y1 (ko) 덤프트럭후방문 자동개폐장치의 유압회로
KR20030026632A (ko) 트럭의 로딩 시스템
JP2569804Y2 (ja) 作業車両の駆動装置
JP3224212B2 (ja) 荷役車両における荷受台作動装置
JPH0724396Y2 (ja) 高所作業車の安全装置
JP3673674B2 (ja) フォークリフトの荷役制御装置
KR0128377Y1 (ko) 자동차의 리프트 게이트 안전장치
JP2587619Y2 (ja) コンバインにおける車高制御装置
JPH0641996Y2 (ja) 荷役車両の揚高制御装置
JPH09296802A (ja) 昇降液圧回路
JPH09151087A (ja) 電磁パイロット切換弁を用いた単動アクチュエータ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080909