JP2013127152A - 機能パネル固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能パネルへの固定も架台への固定も確実に行うことができるようにする。
【解決手段】枠状のフレーム11に平板状の機能部材12を支持してなる機能パネル10を建物の屋根上に設置される架台に固定する機能パネル固定具6である。該機能パネル固定具は、架台に固定される固定部61を備えると共に、該固定部61から離間した位置に機能パネル10のフレーム11を保持する保持部62を備えている。保持部62は、互いに対向してフレーム11を挟み込む一対の脚部63,63’を備え、各脚部63,63’は、フレーム11を挟み込む挟み込み部と、該挟み込み部にフレーム11を挟持する力を付与すべく締結具44に締結される被締結部とを備えていることが好ましい。
【選択図】図15

Description

本発明は、機能パネル固定具に関する。さらに詳述すると、本発明は、陸屋根の表面や、コンクリートやレンガを敷設した地面の上面に設置される機能パネルを固定する構造の改良に関する。
従来、陸屋根の表面や、コンクリートやレンガを敷設した地面の上面に設置される太陽光発電装置は、鉄やアルミニウムなどのレールを組み合わせた設置架台に太陽電池モジュールを配置することによって構成されていた。
例えば特許文献1の太陽光モジュール取付構造は、架台の長手方向に沿ってスライド可能に外嵌して、太陽電池モジュールの外周枠に係合する係合体と、この係合体を架台に固定するための固定体とを備え、係合体は、そのスライド方向に延びる長穴を有し、固定体は、係合体の長穴に根角部を係合して回転不能とした状態で、係合体の長穴及び架台のボルト挿通用穴に挿通する根角ボルトと、この根角ボルトに螺合するナットとからなり、係合体を介して架台に固定体を仮止めしておき、太陽光モジュールを架台に設置すると共に係合体を外周枠に向けてスライドさせて係合させ、その後、固定体を本締めして係合体を固定する構造として開示されている。
特開2011−43018号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成においては、太陽光モジュールへの係合体への留付けと係合体の架台への固定とが固定体の架台への本締めによって同時に実現される構成であるため、固定体の締め付けが重要な作業工程となるが、当該固定体は太陽光モジュールの下方に位置するために視認できず、また、特に太陽光モジュールの前部にあっては屋根面や架台のフレームに著しく近接した位置になるため太陽光モジュールの下方に顔をのぞかせるのは著しく困難となり、視認困難な状況での作業となるために施工不良につながりやすいという問題があった。
具体的には、太陽光モジュールの下方に金具がかくれた状態で当該金具をフレームに向けて前進させ、それによってフレームに金具を係合させる構成であるため、当該作業を目視しながら行うことが著しく困難な状況下では、金具のフレームへの係合が不十分な状態で、ボルトを本締めしてしまう虞がある。これによって、太陽光モジュールの架台への固定が不十分となってしまう虞や、塗装が剥がれず、金属素地同士の接触状態を形成できない虞がある。
そこで、本発明は、機能パネルへの固定も架台への固定も確実に行うことができる機能パネル固定具を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決すべく、本発明は、枠状のフレームに平板状の機能部材を支持してなる機能パネルを建物の屋根上に設置される架台に固定する機能パネル固定具であって、前記架台に固定される固定部を備えると共に、該固定部から離間した位置に前記機能パネルのフレームを保持する保持部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、固定部と保持部とがそれぞれ別々に設けられているので、機能パネルの保持と機能パネルの架台への固定とを別々に行うことができる。具体的には、固定具を機能パネルに取り付けた後、改めて固定部を架台に固定することができ、又はその逆もできる。これによって、何れの施工も確実に行うことができ、施工精度(施工性)の向上が図られる。
(2)また、本発明に係る機能パネル固定具において、前記保持部は、互いに対向して前記フレームを挟み込む一対の脚部と、該脚部を締結する締結具とを備え、各脚部は、前記フレームを挟み込む挟込み部と、該挟み込み部に前記フレームを挟持する力を付与すべく前記締結具に締結される被締結部とを備えていることが好ましい。
これによれば、脚部の挟み込み部間にフレームを挟みこんで被締結部に締結具による挟持力が付与されることにより、一対の脚部の挟み込み部間に機能パネルを固定することができ、施工性の向上が図られる。
(3)また、前記フレームには、前記機能パネルの下方に向けて突出する係止片が設けられており、前記保持部の一対の脚部は、前記係止片を上下から挟み込む上下一対として形成されていることが好ましい。
これによれば、保持部を機能パネルの係止片に取り付けた状態では保持部が機能パネルの機能部材下方に位置することとなり、機能パネルの外周への突出は回避される。これによって、外観意匠性が向上すると共に、保持部への雨水の直接的な接触は可及的回避され、水仕舞い性の向上も図られるのみならず、フレームの防錆効果が高められて当該フレームの延命に繋がる。
(4)また、前記上下一対の脚部のうち、上側の脚部は前記係合部から前記被締結部に亘って平板状に形成されると共に、下側の脚部は、前記係合部と前記被締結部との間に、前記挟持する力の付与に伴って前記係止片の先端部に擦り付けられる傾斜面を備えていることが好ましい。
これによれば、被締結部への挟持する力の付与にともなって傾斜面が係合片の先端部にこすり付けられ、これによって、当該係合片先端部の塗料が剥げて金属素地が現れ、当該金属素地に下方の脚部が接触することとなる。このため、機能パネルのアースを別途設ける必要がない。
(5)また、前記下側の脚部は、前記フレームの下面から外面に回り込んでこれら下面と外面に密着する鉤状部を備えていることが好ましい。
これによれば、下方の脚部が係止片に対向接触するのみならず、フレームの下面及び前面も密着した状態となるので、下方の脚部の取り付け姿勢を安定させることができ、この結果、一対の脚部に対するフレーム(係止片)の取り付け姿勢をも安定させることができるものとなっている。
(6)さらに、前記一対の脚部は、それぞれ別体に形成されており、上側の脚部が延在して架台に固定されていることが好ましい。
これによれば、フレームに一方の脚部を対向させた後、他方の脚部を係止片に対向させることで脚部間へのフレームの位置づけを行うことができ、脚部間へのフレーム体の設置が著しく容易となる。また、機能パネルに吹上げ力が作用する場合でも、当該吹上げ力は上側の脚部を介して架台に伝達されることとなり、十分に抵抗することができる。
本発明によれば、機能パネルへの固定も架台への固定も確実に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る機能パネル支持架台の全体を示す斜視図である。 機能パネルを支持する固定ピース等の構成例を示す機能パネル支持架台の側面図である。 両端部を支柱から突出させた第1姿勢の連結部材および該連結部材の両端部に連結される長尺部材を示す斜視図である。 連結部材および該連結部材に連結される長尺部材を示す側面図である。 両端部を支柱から突出させた第1姿勢の連結部材および該連結部材の両端部に連結される長尺部材を示す正面図である。 一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢の連結部材および該連結部材の(A)一方の端部、(B)他方の端部に連結される長尺部材を示す斜視図である。 一方の端部のみを支柱から突出させた第2姿勢の連結部材および該連結部材の一方の端部に連結される長尺部材を示す正面図である。 縦フレーム体に対し、2本の横フレーム体を、各端面を突き合わせるようにした状態で連続するように締結した状態を示す斜視図である。 縦フレーム体に対し、2本の横フレーム体を、各端面を突き合わせるようにした状態で連続するように締結した状態を示す側面図である。 縦フレーム体に対し、横フレーム体を1本のみ締結した状態を示す斜視図である。 縦フレーム体に対し、横フレーム体を1本のみ締結した状態を示す側面図である。 後固定ピースの斜視図である。 前固定ピースの斜視図である。 前側の機能パネル固定具およびその周辺の構成例を示す側面図である。 前側の機能パネル固定具およびその周辺の構成例を横フレーム体等とともに示す側面図である。 前側の機能パネル固定具の周辺における機能パネル等の構成例を示す斜視図である。 後側の機能パネル固定具およびその周辺の構成例を示す側面図である。 後側の機能パネル固定具およびその周辺の構成例を横フレーム体等とともに示す側面図である。 後側の機能パネル固定具の周辺における機能パネル等の構成例を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る機能パネル支持架台の実施形態について詳細に説明する。
図1〜図19に、本発明の実施形態を示す。本発明に係る機能パネル固定具6は、機能パネル10を建物の屋根8上に設置される機能パネル支持架台1に固定するための固定具である。以下では、まず機能パネル支持架台1の構成例について説明し、その後、機能パネル固定具6の具体的構成や、これを用いて機能パネル10を機能パネル支持架台1へ固定する際の具体例を説明する。
本発明に係る機能パネル支持架台1は、建物の屋根8に突出状に設けられる支柱9上に設置され、当該屋根8上に太陽光モジュールなどの機能パネル10を支持する架台であり、縦フレーム体2、横フレーム体5などを備えている。
当該屋根8は所定の水勾配を有する陸屋根として形成されている。
また、機能パネル10は、本実施形態では太陽光モジュールであるが、太陽熱パネル等の他のパネルを採用することも可能である。
機能パネル10は、枠状のフレーム11により、平板状の機能部材12を支持した構造となっている(図16等参照)。機能部材12は例えば太陽電池モジュールであり、この場合の機能パネル10は太陽光モジュールを構成する。
機能パネル10の支持形態は特に限定されるものではないが、本実施形態では、複数の機能パネル10を水平面に対しそれぞれ同程度(一例として、10°)傾斜させた状態で並べて支持するようにしている(図1参照)。
なお、本明細書では、太陽に向け傾斜させている機能パネル(太陽光モジュール)10のうち、太陽に向けて低くなっている方を前側、これとは逆に高くなっている方を後側ともいう(図2等参照)。また、当該前側〜後側間の方向を屋根8の縦方向と称し、当該縦方向に直行する方向を屋根8の横方向と称する。
また、本実施形態では、横フレーム体5に留め付けられて機能パネル10の前部分を支持する前固定ピース3と、同じく横フレーム体5に留め付けられて機能パネルの後部分を支持する後固定ピース4とによって機能パネル10が支持されており、前固定ピース3よりも後固定ピース4のせいの高さを高くすることで機能パネル10を傾斜させている(図2、図12、図13参照)。
縦フレーム体2は、機能パネル支持架台1を構成するフレーム体の一部で、屋根8の縦方向に並ぶ支柱9に架設されている(図4等参照)。本実施形態の縦フレーム体2は、長尺部材20と、連結部材30とを備えたフレーム体として構成されている。縦フレーム体2の長尺部材20は、支柱9間に架設される長尺の部材で、長手方向を屋根8の縦方向に一致させて設置される(図2等参照)。縦フレーム体2の連結部材30は、例えばボルト・ナットからなる締結手段40によって支柱9上に取り付けられる部材で(図4等参照)、長尺部材20の端部20aを支持する(図5等参照)。これら長尺部材20および連結部材30によって構成される縦フレーム体2には、横フレーム体5が架設される。
縦フレーム体2の連結部材30は、立上り壁31、設置部32および座部33を備えるチャネル形状のジョイント金物によって構成される。座部33は、支柱9に固定される板状部分である。立上り壁31は、該座部33から、支柱9の上面に立ち上がるように形成されている例えば板状の部分である。設置部32は、該立上り壁31の上端部に形成された板状部分である。
縦フレーム体2の長尺部材20は、連結部材30の立上り壁31と設置部32に重なり合う開断面形状を呈している。長尺部材20の具体的形状は特に限定されないが、例えば本実施形態では、長尺部材20の断面形状をチャネル形状とし、載置部21、重ね合わせ部22、さらに強度増強部23を形成している(図3〜図7等参照)。
長尺部材20の載置部21は、連結部材30の設置部32上に載置される板状の部分である。載置部21には、横フレーム体5を締結するための透孔21aが形成されている(図10等参照)。重ね合わせ部22は、該載置部21を設置部32上に載置したときに連結部材30の立上り壁31に重なり合うように形成された板状の部分である。さらに、強度増強部23は、当該長尺部材20の剛性を高めるべく重ね合わせ部22の下端側でリブ状に折り曲げられた板状部分として形成されている。これにより、重ね合わせ部22の表裏方向の曲げに対する抵抗力を向上させることができる。
さらに本実施形態の長尺部材20は、載置部21と強度増強部23の端面にそれぞれ形成されたリブ状の折り返し部24,25を有している(図4等参照)。これら折り返し部24,25は、長尺部材20の剛性をさらに高める。また、載置部21の端部に形成された折り返し部24は、連結部材30の設置部32上に載置部21を載せただけの長尺部材20の仮置き時、長尺部材20がずれた際に設置部32の端面に引っ掛かることにより、当該長尺部材20が滑落するのを回避して仮置き状態を維持する。
さらに、長尺部材20は、連結部材30よりも高いせいを有するように、換言すれば鉛直方向高さが連結部材30のそれよりも大きくなるように形成されている。これにより、長尺部材20の軸心における垂直な方向の曲げに対する抵抗力を著しく向上させることができる。本実施形態では、このような長尺部材20を、当該長尺部材20の下端部が連結部材30よりも下方に延在した状態で連結部材30に連結させている(図3〜図7等参照)。
上述のごとき長尺部材20は、連結部材30に対して、例えば端部20aに形成された透孔20cにボルト・ナットからなる締結手段41を通して締めることでピン接合として締結され、支柱9間に架設される(図4等参照)。ここで、連結部材30は、機能パネル支持架台1が設置される領域における支柱9(および当該連結部材30)の位置にかかわらず同一構造となっていれば、汎用性が高く、コスト面で有利である。すなわち、パネル設置領域内(端部ではない位置)に位置する支柱9上の連結部材30に対しては当該連結部材30の両側に長尺部材20を締結し(図3〜図5参照)、パネル設置領域の端部に位置する支柱9上の連結部材30に対しては当該連結部材30の片側にのみ長尺部材20を締結する場合(図6、図7参照)、1種類の連結部材30で対応することができれば便宜である。こうした場合には、パネル設置領域の端部寄りに配置される連結部材30と中央寄りに配置される連結部材30との共通化が図られ、部材の種類の低減につながる。
この点、本実施形態では、連結部材30の座部33に、長尺部材20に連結される両端部を支柱9から突出させた第1姿勢(図3、図5参照)で支柱9に固定される第1固定部33aと、長尺部材20に連結される一方の端部のみを支柱9から突出させた第2姿勢(図6、図7参照)で支柱9に固定される第2固定部33bとを設け、さらに、連結部材30の端部には、第1姿勢のときに長尺部材20に連結される第1連結部30aと、第2姿勢のときに長尺部材20に連結される第2連結部30bとを設けている。第1姿勢の連結部材30は、その両端部を支柱9の両側にほぼ同量ずつ突出させた状態となり、両端部のいずれにも長尺部材20の端部20aを同様に締結することができるようになっている(図3、図5参照)。また、第2姿勢の連結部材30は、長尺部材20に連結される一方の端部のみを支柱9から突出させ、他方の端部は支柱9から突出させないので、機能パネル支持架台1の特に端部からの部材の突出を抑え、外観を向上させることができる。
機能パネル支持架台1を構成する横フレーム体5は、縦フレーム体2とともに機能パネル支持架台1を構成するフレーム体の一部で、該縦フレーム体2上に架設される(図8〜図11等参照)。本実施形態の横フレーム体5は、機能パネル10の前側と後側とのいずれにも設置可能な形状であり、これによって汎用性を高め、部材点数を減らせるようになっている(図2参照)。
本実施形態の横フレーム体5は、断面が傾斜状の上面5aと、該上面5aの端部からそれぞれ延在する一対の両側面5bとを有するチャネル形状となるように折り曲げられた板状部材によって形成されている。また、両側面5bの下端部は外側に折り曲げられて折り曲げ底部5cとされ、該折り曲げ底部5cの長手方向端部には透孔5dが形成されている(図8、図10参照)。この透孔5dおよび縦フレーム体2の透孔21aにボルト・ナットからなる締結手段42を通して締めることで、横フレーム体5を縦フレーム体2の長尺部材20の載置部21に締結することができる(図8〜図11参照)。
また、本実施形態では、縦フレーム体2に対し、2本の横フレーム体5を、各端面を突き合わせた状態で連続するように締結されている(図8、図9参照)。この場合、縦フレーム体2には、各縦フレーム体2に対応した計2組の透孔21aが形成されており、各組の透孔21aと締結手段42を利用して横フレーム体5が締結される(図9参照)。このような構造の機能パネル支持架台1においては、縦フレーム体2に対し横フレーム体5を1本のみ取り付けることも当然に可能であるため(図10、図11参照)、縦フレーム体2および横フレーム体5の配置にかかわらず、同一構造の縦フレーム体2および同一構造の横フレーム体5を採用して部材の種類低減につなげることができる。
また、横フレーム体5の上面5aは、機能パネル10の設置角度と同等の傾斜が付された斜面によって形成されている。このような斜面からなる上面5aは、前側の横フレーム体5においては機能パネル10と同等に傾斜するほか、後側の横フレーム体5においては雨水が溜まるのを抑止するという機能も発揮する(図2等参照)。
続いて、機能パネル固定具6の具体的構成や、これを用いて機能パネル10を機能パネル支持架台1へ固定する際の具体例について説明する(図14〜図19参照)。
機能パネル固定具6は、機能パネル10を機能パネル支持架台1に固定するための固定部61、保持部62等を備えた固定具であり、機能パネル10の前側と後側とにそれぞれ設けられている(図15等参照)。
固定部61は、機能パネル支持架台1に固定される部分である。前側の機能パネル固定具6における固定部61は、前側の横フレーム体5の側面5bに対し、ボルトやナット等からなる締結手段43によって締結される(図15等参照)。また、後側の機能パネル固定具6における固定部61は、後側の横フレーム体5の上面5aに対し、ボルトやナット等からなる締結手段43によって締結される(図18等参照)。
保持部62は、該固定部61から離間した位置において、機能パネル10のフレーム11を保持する部分である。例えば本実施形態の保持部62は、互いに対向してフレーム11を挟み込むように互いに別体に形成された一対の脚部63,63’と、当該一対の脚部に挟持力を付与する締結具44とを備えている。
これら脚部63,63’は、フレーム11に係合する挟み込み部63aと、フレーム11を挟み込んだ両挟み込み部63aに締付け力を付与する被締結部63bとを備えている(図14、図17等参照)これら脚部のうち、前側の脚部63は前固定ピース3として、後側の脚部63’は後固定ピース4としてそれぞれ機能する。
また、本実施形態において、機能パネル10のフレーム11には、機能パネル10の下方に向けて突出する係止片11aが形成されている。このようなフレーム11に対し、一対の脚部63,63’は、当該係止片11aを上下から挟み込む上下一対として形成されている(図14、図17等参照)。本実施形態の脚部63,63’の被締結部63bとしてこれら一対の脚部63,63’には透孔が形成されており、ボルト・ナットからなる締結具44としてのボルトをこれら透孔に通して締結することにより、機能パネル10の係止片11aを上下から挟み込んだ状態で固定される。なお、このような締結具44としては、上記ボルト・ナット等からなる締結手段の他、コイルスプリング等の付勢手段、あるいはボルト・ナット等に付勢手段を組み合わせた手段などを利用して脚部63,63’に締め付け力を付与するようにしてもよい。
また、上下一対の脚部63,63’のうち、上側の脚部63は挟み込み部63aから被締結部63bに亘って平板状に形成されると共に、下側の脚部63’は、挟み込み部63aと被締結部63bとの間に、当該被締結部63bから挟み込み部63aに向けて下り傾斜状に傾斜部が設けられている。当該傾斜部の傾斜面63cは、機能パネル10の係止片11aに当接するのみならず、締結具44による一対の脚部63,63’への締め付け力の付与に伴って係止片11aの先端部に擦り付けられるものとなる。
また、下方の脚部63’は、フレーム11の下面から外面に回り込んでこれら下面と外面に密着する鉤状部63dを備えている(図14、図16等参照)。
このような本実施形態の機能パネル固定具6によれば、固定部61と保持部62とがそれぞれ別々に設けられているので、機能パネル10の保持と機能パネル10の機能パネル支持架台1への固定とを別々に行うことができる。
また、本実施形態の機能パネル固定具6によれば、脚部63,63’の挟み込み部63a間にフレーム11を挟みこみ、被締結部63bに締付力を付与するだけで機能パネル10に当該機能パネル固定具6を固定することができる。また、下側の脚部63’には、被締結部63bと挟込み部63aとの間に傾斜部(傾斜面63c)が設けられ、且つ、挟み込み部63aの先端部には機能パネル10のフレーム11の外面に当接する鉤状部63dが設けられているため、下側の脚部63’は少なくとも当該傾斜部と鉤状部63dの2箇所で線接触(或いは面接触)することとなり、フレーム11の設置状態をきわめて安定させることができるものとなっている。さらには、被締結部63bへの締付力の付与にともなって傾斜面63cが係止片11aの先端部にこすり付けられ、これによって、当該係止片11aの先端部の塗料が剥げて金属素地が現れ、当該金属素地に下方の脚部63’が接触した状態となる。この結果、機能パネル10の機能部材12は、フレーム11、脚部63,63’、固定部61、横フレーム体5、縦フレーム体2等を介して屋根8の支柱9と電気的に導通した状態となるから、機能パネル10用のアースを別途設ける必要がない。
また、当該金属素地が表れる部位は、機能パネル10の機能部材の下方であって一対の脚部63,63’に上下から覆われた状態にあり、機能パネル10の外周への突出は回避される。これによって、機能パネル支持架台1と機能パネル10間との連結部分の外形が単純化され、外観意匠性が向上するのみならず、水仕舞いの向上が図られる。また、下側の脚部63’の鉤状部63dが締結具44による一対の脚部63,63’の締結によりフレーム11のおもて面に密着するものであるので、降水等がある場合でも当該金属素地への雨水等の接触は可及的抑制され、ひいては当該箇所からの錆等も抑制されるものとなっているのである。
また、機能パネル10のフレーム11の係止片11aに対し上側の脚部63が延在して架台1のフレーム11に固定される構成である。このため、機能パネル10に吹上げ力が作用する場合でも、当該吹上げ力は上側の脚部63を介して架台1に伝達されることとなり、当該吹き上げ力に対し十分な抵抗力が発揮されるものとなる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
本発明は、屋根に突出状に設けられる支柱上に設置されて屋根上に機能パネルを支持する機能パネル支持架台に適用して好適である。
1…機能パネル支持架台(架台)、6…機能パネル固定具、8…屋根、9…支柱、10…太陽光モジュール(機能パネル)、11…(機能パネルの)フレーム、11a…(フレームの)係止片、12…(機能パネルの)機能部材、44…締結具、61…固定部、62…保持部、63,63’…脚部、63a…挟み込み部、63b…被締結部、63c…傾斜面、63d…鉤状部

Claims (6)

  1. 枠状のフレームに平板状の機能部材を支持してなる機能パネルを建物の屋根上に設置される架台に固定する機能パネル固定具であって、
    前記架台に固定される固定部を備えると共に、該固定部から離間した位置に前記機能パネルのフレームを保持する保持部を備えている
    ことを特徴とする機能パネル固定具。
  2. 前記保持部は、互いに対向して前記フレームを挟み込む一対の脚部と、該脚部を締結する締結具とを備え、各脚部は、前記フレームを挟み込む挟込み部と、該挟み込み部に前記フレームを挟持する力を付与すべく前記締結具に締結される被締結部とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の機能パネル固定具。
  3. 前記フレームには、前記機能パネルの下方に向けて突出する係止片が設けられており、前記保持部の一対の脚部は、前記係止片を上下から挟み込む上下一対として形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の機能パネル固定具。
  4. 前記上下一対の脚部のうち、上側の脚部は前記係合部から前記被締結部に亘って平板状に形成されると共に、下側の脚部は、前記係合部と前記被締結部との間に、前記締め付け力の付与に伴って前記係止片の先端部に擦り付けられる傾斜面を備えている
    ことを特徴とする請求項3に記載の機能パネル固定具。
  5. 前記下側の脚部は、前記フレームの下面から外面に回り込んでこれら下面と外面に密着する鉤状部を備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の機能パネル固定具。
  6. 前記一対の脚部は、それぞれ別体に形成されており、上側の脚部が延在して前記架台に固定されている
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の機能パネル固定具。
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