JP2013124744A - バルブ - Google Patents

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JP2013124744A
JP2013124744A JP2011274753A JP2011274753A JP2013124744A JP 2013124744 A JP2013124744 A JP 2013124744A JP 2011274753 A JP2011274753 A JP 2011274753A JP 2011274753 A JP2011274753 A JP 2011274753A JP 2013124744 A JP2013124744 A JP 2013124744A
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Shoto Takeuchi
祥人 竹内
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】バルブ本体とハンドル操作位置との距離を容易に調節することができるとともに、部品点数が少なく構成が簡易であるハンドルを備えるバルブを提供する。
【解決手段】ハンドル2aが、弁軸13に装着されるジョイント部材3aと、第1〜第3アーム部41a〜41cを有するハンドル本体部材4aとを備え、第1アーム部41aの
基点Oから先端までの長さL1、第2アーム部41bの基点Oから先端までの長さL2
第2アーム部41bの基点Oから先端までの長さL3をL1<L2<L3とするとともに、各アーム部41a〜41cの本体側係合部411をジョイント部材3aの係合孔33に着脱自在に係合できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、弁体を開閉するハンドルを有し、例えば、給水や給湯用の配管に設けられるハンドル付きバルブに関する。
給水や給湯用の配管には、途中に流路を開閉するためのハンドル付きのバルブが設けられる。
この種のハンドル付きバルブとして、ハンドルのツマミをバルブ本体に近い位置と、バルブ本体から離れた位置の2つのハンドル操作位置を選択できるように、支持筒と延長軸体とスライド抑制部材とツマミからなり、支持筒は、バルブ本体と一体となって回動する延長軸体と複数ヶ所の凹凸構造によって係合され、スライド抑制部材を取外して支持筒と延長軸体の凹凸構造が係合する位置の組み合わせを選択することで、支持筒は延長軸体に対して軸方向へスライドすることができるようにしたハンドルを備えたものが提案されている(特許文献1参照)、。
すなわち、このハンドル付きバルブは、ハンドルのツマミをバルブ本体から離れた位置にしておけば、配管の周囲が断熱材で被われている場合においてもハンドル操作できる。一方、ハンドルのツマミをバルブ本体に近い位置にしておけば、、断熱材がない場合、薄い場合などにおいてツマミが配管周囲に大きく飛び出して邪魔にならないようにすることができる。
特開2004-340363号公報
しかし、上記特許文献1に記載のハンドルの場合、一度、ツマミをバルブ本体に近い位置にすると、保温性を高めるために厚い断熱材を配管の周囲に巻き直す必要がある場合、支持筒と延長軸体との係合を解除しなければならないが、しっかりとした係合こうぞうのため容易に係合を解除することができず、作業性が悪いという問題がある。また、ツマミをバルブ本体に近い位置にする際には、スライド抑制部材を取り除くようになっているが、取り除いたスライド抑制部材を紛失する可能性が有り、上記のように、再びツマミをバルブ本体から離れた位置に配置しようとした場合、スライド抑制部材を設置できず、うまくハンドル操作できない恐れが有る。
本発明は、この様な従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、バルブ本体とハンドル操作位置との距離を容易に調節することができるとともに、部品点数が少なく構成が簡易であるハンドルを備えるバルブを提供する事にある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のバルブ(以下、「本発明1のバルブ」と記す)は、通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、前記ハンドルが、弁軸に装着されるジョイント部材と、このジョイント部材を介して弁軸を回転操作可能に装着されるハンドル本体部材とを有し、前記ジョイント部材が、ジョイント側係合部を有し、前記ハンドル本体部材が、前記ジョイント側係合部へ着脱自在な複数の本体側係合部と、各本体側係合部が前記ジョイント側係合部に係合したとき、弁軸の中心軸を中心に回転操作されるハンドル操作部とを備えるとともに、前記弁軸先端からハンドル操作部の回転中心までの距離は、前記ジョイント側係合部に選択的に係合する前記本体側係合部に応じて異なるように、構成されていることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載のバルブ(以下、「本発明2のバルブ」と記す)は、通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、前記ハンドルが、基点を中心にして異なる方向に延出する複数のアーム部を有し、各アーム部は、前記基点から延出端までの長さが他のアーム部と異なり、かつ、延出端側が前記弁軸に着脱自在な係合部となっているとともに、1つのアーム部の前記係合部が弁軸に係合された状態で他のアーム部のいずれかが前記弁軸を回動させるハンドル操作部となるように構成されていることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載のバルブ(以下、「本発明3のバルブ」と記す)は、通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、前記ハンドルが、枢支部およびハンドル操作部を有するハンドル本体部材と、弁軸に装着されるとともに、前記枢支部が回動自在に枢支されたジョイント部材と、を有し、前記枢支部の弁軸の中心軸に対する回動角の変更によって前記ハンドル操作部の弁軸先端からの距離を可変に構成したことを特徴としている。
上記本発明1のバルブは、特に限定されないが、上記本体側係合部が、抜け止め突起または抜け止め凹部をその係合面に有し、上記ジョイント側係合部が、前記抜け止め突起または抜け止め凹部に係合し、ハンドル本体部材に係合解除方向に手で力を加えることによって係合解除可能な抜け止め凹部または抜け止め突起をその係合面に備えていることが好ましい。
本発明にかかるバルブは、上記のように構成されているので、バルブ本体とハンドル操作位置との距離を容易に調節することができるとともに、部品点数が少なく構成が簡易である。
本発明にかかるバルブの第1の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1装着姿勢をあらわす断面図である。 図1のバルブのハンドル本体部材の第3装着姿勢をあらわす断面図である。 図1のバルブのハンドル本体部材を取り外した状態の断面図である。 図1のバルブのハンドル本体部材の斜視図である。 図1のバルブのジョイント部材の斜視図である。 図5のジョイント部材の断面図である。 本発明にかかるバルブの第2の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1装着姿勢をあらわす断面図である。 図7のバルブのハンドル本体部材の第2装着姿勢をあらわす断面図である。 図7のバルブのハンドル本体部材の斜視図である。 本発明にかかるバルブの第3の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1装着姿勢をあらわす断面図である。 図10のバルブのハンドル本体部材の第2装着姿勢をあらわす断面図である。 図10のバルブのハンドル本体部材の斜視図である。 本発明にかかるバルブの第4の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1装着姿勢をあらわす断面図である。 本発明にかかるバルブの第5の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1装着姿勢をあらわす断面図である。 本発明にかかるバルブの第6の実施の形態をあらわし、そのハンドル本体部材の第1姿勢をあらわす断面図である。 図15のバルブのハンドル本体部材の第2姿勢をあらわす断面図である。 図15のバルブのハンドルのハンドル本体部材が第1姿勢時の斜視図である。 図15のバルブのハンドルのハンドル本体部材が第2姿勢時の斜視図である。 図15のバルブのハンドル本体部材の斜視図である。 図15のバルブのハンドル本体部材の別の態様をあらわす斜視図である。 図15のバルブのハンドル本体部材の別の態様をあらわす斜視図である。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1および図2は、本発明のバルブの第1の実施の形態をあらわしている。
図1および図2に示すように、このバルブAは、バルブ本体1と、ハンドル2aとを備えている。
バルブ本体1は、図1〜図3に示すように、ボディ11と、ボール弁体12と、弁軸13とを備えている。
ボディ11は、通水部11aと、弁軸挿通部11bとを備えている。
ボール弁体12は、通水部11aを仕切るように配置され、通水部11aの中心軸に直交する軸を中心に回転自在にボディ11内に収容され、図1〜図3の紙面に対してほぼ90度回転させることによって通水部11aを閉鎖状態にするようになっている。
弁軸13は、弁軸挿通部11bを貫通するように設けられ、弁軸13の回転に伴ってボール弁体12が回転するように、一端がボール弁体12に設けられた軸穴12aに嵌合され、他端が弁軸挿通部11bの先端からボディ11の外側に突出している。
この弁軸13の他端の突出部13aは、その断面が正方形になっていて、突出部13aの中間部に抜け止めリブ13bが全周にわたって突設されている。
また、弁軸13は、弁軸挿通部11bに対応する部分にシール材として2条のOリング13cが外嵌されている。
ハンドル2aは、ハンドル本体部材4aと、ジョイント部材3aとを備え、たとえば、ポリアセタール(POM)などの樹脂や、アルミニウムや真鍮等の金属材料で形成されている。
ジョイント部材3aは、図1〜図3および図5、図6に示すように、弁軸13の突出部13aが嵌合する突出部嵌合部31と、弁軸挿通部11bに外嵌される拡径部32と、突出部嵌合部31の端部を塞ぐ天板部の中央にジョイント側係合部としての係合孔33を備えている。
係合孔33は、断面正六角形をしていて、係合面である六面の内壁面のうち、対向する一対の内壁面に抜け止め突起34が突設されている。
そして、ジョイント部材3aは、図1〜図3に示すように、拡径部32が弁軸挿通部11bの先端部に外嵌されるとともに、突出部嵌合部31が弁軸13の突出部13aに外嵌されて抜け止めリブ13bによって抜け止め状態にバルブ本体1に装着されている。
ハンドル本体部材4aは、断面が係合孔33とほぼ同じ大きさをした正六角形をした棒状体によって形成された略Tの字形をしている。
そして、ハンドル本体部材4aは、図1~図4に示すように、ハンドル操作部となる第1アーム部41a、第2アーム部41bおよび第3アーム部41cを備えている。
すなわち、第1アーム部41a、第2アーム部41bおよび第3アーム部41cは、
T字の横辺部と縦辺部との交点である基点Oを挟んでT字の横辺部の一方が第1アーム部41a、他方が第2アーム部41bとなっていて、T字の縦辺部が第3アーム部41cとなっている。
また、ハンドル本体部材4aは、基点Oから第1アーム部41aの先端までの長さをL1、基点Oから第2アーム部41bの先端までの長さをL2、基点Oから第3アーム部41cの先端までの長さをL3としたとき、L1<L2<L3を満足するように形成されている。
第1アーム部41a、第2アーム部41b、第3アーム部41cは、それぞれその先端部が本体側係合部411となっていて、係合面としての先端部の六面の外壁面のうち、対称位置に設けられた一対の外壁面に抜け止め突起34が嵌合する抜け止め凹部42が設けられている。
なお、抜け止め突起34は、作業者が容易に引抜ける程度の嵌合状態で、かつ、ジョイント部材3aの突出部嵌合部31と弁軸13の突出部13aとの嵌合力より弱い抜け止め状態で抜け止め凹部42に弾性嵌合するようになっている。
このバルブAは、上記のように、ハンドル本体部材4aが基点Oから先端までの長さが異なる3つのアーム部41a、41b、41cを備えているので、いずれかのアーム部41a(41b、41c)を選択し、その選択されたアーム部41a(41b、41c)の先端部をジョイント部材3aの係合孔33に挿入し、抜け止め突起34を抜け止め凹部42に弾性嵌合させることによって弁軸先端からハンドル操作部の回転中心までの距離が異なる第1装着姿勢〜第3装着姿勢のいずれかを取ることができる。
そして、図1に示すように、第1アーム部41aの本体側係合部411を係合孔33に係合させた第1装着姿勢は、第3アーム部41cがハンドル操作部となる。
すなわち、第3アーム部41cは、弁軸13の突出部13a先端から長さL1の位置にある基点Oを回転中心として回転操作できるようになる。したがって、第3アーム部41cを持って第1アーム部41aの中心軸周りにハンドル本体部材4aを回転させれば、ジョイント部材3aを介して弁軸13およびボール弁体12が回転し、通水部11aを開閉することができる。
図示していないが、第2アーム部41bの本体側係合部411を係合孔33に係合させた第2装着姿勢は、第1装着姿勢と同様に第3アーム部41cがハンドル操作部となる。
そして、第3アーム部41cは、弁軸13の突出部13a先端から長さL2の位置にある基点Oを回転中心として回転操作できるようになる。したがって、第3アーム部41cを持って第2アーム部41bの中心軸周りにハンドル本体部材4aを回転させれば、ジョイント部材3aを介して弁軸13およびボール弁体12が回転し、通水部11aを開閉することができる。
また、図2に示すように、第3アーム部41cの本体側係合部411を係合孔33に係合させた第3装着姿勢は、第1アーム部41aおよび第2アーム部41bがハンドル操作部となる
そして、第1アーム部41aおよび第2アーム部41bは、弁軸13の突出部13a先端から長さL3の位置にある基点Oを回転中心として回転操作できるようになる。したがって、第1アーム部41aあるいは第2アーム部41bを持って第3アーム部41cの中心軸周りにハンドル本体部材4aを回転させれば、ジョイント部材3aを介して弁軸13およびボール弁体12が回転し、通水部11aを開閉することができる。
すなわち、このバルブAは、上記のように、係合孔33にアーム部41a(41b、41c)の本体側係合部411が着脱自在に係合されるようになっているとともに、弁軸13の突出部13a先端から基点Oまでの長さL1(L2、L3)が異なるので、係合孔33に係合させるアーム部41a(41b、41c)を選択することで、バルブ本体1の弁軸13の先端とハンドル操作部であるアーム部41c(41a、41b)までの距離を3段階に変更することができる。
したがって、配管を保護する保温材の厚みを変更した場合においても簡単に対応することができる。
また、ハンドル本体部材4aがつねにジョイント部材3aを介してバルブ本体1に装着された状態で保持されるので、特許文献1のバルブのように、スライド抑制部材を紛失して、ハンドル操作位置が弁軸から離れた位置でのハンドル操作がしにくいといった問題がない。
しかも、各アーム部41a(41b、41c)の本体側係合部411の係合孔33への係合が手で簡単に解除でき、作業性に優れている。
図7および図8は、本発明にかかるバルブの第2の実施の形態をあらわしている。
図7および図8に示すように、このバルブBは、ハンドル本体部材4bが以下の構成を備えている以外は、上記バルブAと同様になっている。したがって、上記バルブAと同じ構成部分は同様の符号を付している。
すなわち、ハンドル本体部材4bは、図7〜図9に示すように、キャップ部43と、アーム部44とを備えている。
キャップ部43は、図9に示すように、一側部が第1の本体側係合部としての係合穴43aを有する円筒状をしていて、他側部がツマミ部43bとなっている。
係合穴43aは、ジョイント部材3aの第1のジョイント側係合部としての突出部嵌合部31の外形に沿う断面六角形をしている。
ツマミ部43bは、側面から見てキャップ部中央から他端側に向かって徐々に幅が狭くなる側面視山形をしている。
アーム部44は、キャップ部43の中間部から係合穴43aの中心軸に直交するように延出している。
また、アーム部44は、上記バルブAの各アーム部41a(41b、41c)と同じように、断面六角形をしているとともに、第2の本体側係合部であるその本体側係合部441が第2のジョイント側係合部として係合孔33に係合するようになっている。
また、アーム部44は、アーム部44の先端部の外壁面に抜け止め突起34が嵌り込む抜け止め凹部42を備えている。
このバルブBは、上記のようになっており、ハンドル本体部材4bが、図7に示すように、ハンドル操作部となるアーム部44の回転中心が弁軸13の突出部13aの先端近傍にくる第1装着姿勢と、図8に示すように、ハンドル操作部となるキャップ部43の回転中心が弁軸13の突出部13aの先端から離れた第2装着姿勢とを選択することができる。
すなわち、第1装着姿勢は、図7に示すように、ハンドル本体部材4bが、本体側係合部としてのキャップ部43の係合穴43aをジョイント部3aの係合部である突出部嵌合部31に外嵌係合させるようになっている。
一方、第2装着姿勢は、図8に示すように、アーム部44の本体側係合部441を係合孔33に係合させることによって、ハンドル操作部としてのキャップ部43が弁軸13の突出部13aから離れた第2装着姿勢となる。
図10および図11は、本発明にかかるバルブの第3の実施の形態をあらわしている。
図10および図11に示すように、このバルブCは、バルブ本体1と、ハンドル2cを備え、ハンドル2cが以下のようになっている以外は、上記バルブAと同様になっている。したがって、上記バルブAと同じ構成部分は同様の符号を付している。
すなわち、ハンドル2cは、図10〜図12に示すように、基点であるL字の折れ曲がり中心から直交する方向に延出する筒状の第1アーム部21と、第2アーム部22とを備える略L字形をしている。
そして、第1アーム部21は、弁軸13の突出部13aが係合する本体側係合部としての第1係合筒部21aと、弁軸挿通部11bの先端部に回転可能に外嵌される第1大径筒部21bとを備えている。
第2アーム部22は、第1係合筒部21aより軸方向の長さが長い本体側係合部としての第2係合筒部22aと、弁軸挿通部11bの先端部に回転可能に外嵌される第2大径筒部22bとを備えている。
そして、このバルブCは、図10に示すように、第1アーム部21の第1係合筒部21aに弁軸13の突出部13aを係合させることによって、ハンドル操作部となる第2アーム部22が突出部13a近傍に位置する第1装着姿勢となる。
一方、図11に示すように、第2アーム部22の第2係合筒部22aに弁軸13の突出部13aを係合させることによって、ハンドル操作部となる第1アーム部21が突出部13aから離れて位置する第2装着姿勢となる。
このバルブCは、ハンドル2cが、上記のように、1つの部材からなるので、部品点数がより少なくなる。
図13は、本発明にかかるバルブの第4の実施の形態をあらわしている。
図13に示すように、このバルブDは、ハンドル2dが、ハンドル本体部材4dの、基点Oから第1アーム部45aの先端までの長さをL4、基点Oから第2アーム部45bの先端までの長さをL5、基点Oから第3アーム部45cの先端までの長さをL6としたとき、L5<L6<L4を満足するように形成されている以外は、上記バルブAと同様になっている。したがって、上記バルブAと同じ構成部分は同様の符号を付している。
なお、図13中、451は第1アーム部45a,第2アーム部45b、第3アーム部45cの先端部の本体側係合部である。
図14は、本発明にかかるバルブの第5の実施の形態をあらわしている。
図14に示すように、このバルブEは、ハンドル2eのハンドル本体部材4eが、略L字形をしていて、基点Oから第1アーム部46aの先端までの長さをL7、基点Oから第2アーム部46bの先端までの長さをL8としたとき、L7<L8を満足するように形成されている以外は、上記バルブAと同様になっている。したがって、上記バルブAと同じ構成部分は同様の符号を付している。
なお、図14中、461は第1アーム部46a,第2アーム部46bの先端部の本体側係合部である。
図15および図16は、本発明にかかるバルブの第6の実施の形態をあらわしている。
図15および図16に示すように、このバルブFは、ハンドル2fが以下のようになっている以外は、上記バルブAと同様になっている。
すなわち、ハンドル2fは、図15〜図18に示すように、ジョイント部材3fと、ハンドル本体部材4fとを備えている。
ジョイント部材3fは、係合孔33に代えて、突出部嵌合部31に凹溝35が穿設されている。
ハンドル本体部材4fは、軸支部47aとこの軸支部47aに直交するように設けられたアーム部47bとを備える略L字形をしているとともに、その断面が、凹溝35に嵌り込む大きさの正方形をしている。
そして、ハンドル本体部材4fは、軸支部47aの先端部に設けられた枢支孔47cに軸ピン35aを挿通することによって、軸ピン35aを中心に回動するようにジョイント部材3fに枢支されている。
すなわち、ハンドル本体部材4fは、図15〜図19に示すように、ジョイント部材3fが、上記バルブAのジョイント部材3aと同様にしてバルブ本体1に装着され、図15および図17に示すように、ハンドル本体部材4fの軸支部47aの中心軸(長手方向)が弁軸13の中心軸に一致するように起立させてハンドル操作部であるアーム部47bが突出部13aの先端から離れて位置となる第1姿勢と、図16および図18に示すように、ハンドル本体部材4fの軸支部47aが凹溝35にはまり込むように倒してハンドル操作部であるアーム部47bが突出部13a近傍に位置する第2姿勢を容易に選択できる。
なお、このハンドル2fは、上記ハンドル本体部材4fに代えて、図20に示すハンドル本体部材4gや、図21に示すハンドル本体部材4fを用いるようにしても構わない。
すなわち、図20に示すハンドル本体部材4gは、軸支部47aの先端部の側面視L字形をした軸ピン枢支溝47dが穿設されていて、ジョイント部材3fに容易に着脱できるようになっている。
一方、図21に示すハンドル本体部材4fは、軸支部47aの先端に軸支部47aの長手方向に平行な軸ピン枢支溝47eが穿設されていて、ジョイント部材3fに容易に着脱できるようになっている。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、バルブが、ボール弁体を備えたボールバルブであったが、ゲートバルブやグローブバルブなどでも構わない。
第1の実施の形態では、第1アーム部〜第3アーム部が略T字形に配置されていたが、Y字形に配置されていても構わない。
第1の実施の形態では、ハンドル本体部材および嵌合孔の断面形状が六角形であったが、四角形や五角形などの他の多角形や、楕円形状をしていても構わない。
A,B,C,D,E,F バルブ
1 バルブ本体
11 ボディ
11a 通水部
12 ボール弁体
13 弁軸
13a 突出部
13b 抜け止めリブ
2a,2b,2c,2d,2e,2f ハンドル
21 第1アーム部(ハンドル操作部)
21a 第1係合筒部(本体側係合部)
22 第2アーム部(ハンドル操作部)
22a 第2係合筒部(本体側係合部)
3a,3f ジョイント部材
31 突出部嵌合部(ジョイント側係合部)
32 拡径部
33 係合孔(ジョイント側係合部)
34 抜け止め突起
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h ハンドル本体部材
41a 第1アーム部(ハンドル操作部)
41b 第2アーム部(ハンドル操作部)
41c 第3アーム部(ハンドル操作部)
42 抜け止め凹部
43 キャップ部(ハンドル操作部)
43a 係合穴(本体側係合部)
44 アーム部(ハンドル操作部)
45a 第1アーム部(ハンドル操作部)
45b 第2アーム部(ハンドル操作部)
45c 第3アーム部(ハンドル操作部)
46a 第1アーム部(ハンドル操作部)
46b 第2アーム部(ハンドル操作部)
47a 軸支部
47b アーム部
411,441,451,461 本体側係合部
O 基点

Claims (4)

  1. 通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、
    前記ハンドルが、弁軸に装着されるジョイント部材と、このジョイント部材を介して弁軸を回転操作可能に装着されるハンドル本体部材とを有し、
    前記ジョイント部材が、ジョイント側係合部を有し、
    前記ハンドル本体部材が、前記ジョイント側係合部へ着脱自在な複数の本体側係合部と、各本体側係合部が前記ジョイント側係合部に係合したとき、弁軸の中心軸を中心に回転操作されるハンドル操作部とを備えるとともに、
    前記弁軸先端からハンドル操作部の回転中心までの距離は、前記ジョイント側係合部に選択的に係合する前記本体側係合部に応じて異なるように、構成されていることを特徴とするバルブ。
  2. 上記本体側係合部が、抜け止め突起または抜け止め凹部をその係合面に有し、
    上記ジョイント側係合部が、前記抜け止め突起または抜け止め凹部に係合し、ハンドル本体部材に係合解除方向に手で力を加えることによって係合解除可能な抜け止め凹部または抜け止め突起をその係合面に備えている請求項1に記載のバルブ。
  3. 通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、
    前記ハンドルが、基点を中心にして異なる方向に延出する複数のアーム部を有し、
    各アーム部は、前記基点から延出端までの長さが他のアーム部と異なり、かつ、延出端側が前記弁軸に着脱自在な係合部となっているとともに、
    1つのアーム部の前記係合部が弁軸に係合された状態で他のアーム部のいずれかが前記弁軸を回動させるハンドル操作部となるように構成されていることを特徴とするバルブ。
  4. 通水部と、弁軸を中心に回動して前記通水部を開閉する弁体とを有するバルブ本体と、前記弁軸を回動操作するハンドルとを備えるバルブであって、
    前記ハンドルが、枢支部およびハンドル操作部を有するハンドル本体部材と、
    弁軸に装着されるとともに、前記枢支部が回動自在に枢支されたジョイント部材と、を有し、前記枢支部の弁軸の中心軸に対する回動角の変更によって前記ハンドル操作部の弁軸先端からの距離を可変に構成したことを特徴とするバルブ。
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