JP2013124684A - ガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】装着時の作業性が良く、倒れ込みを防ぐことができるガスケットを提供する。
【解決手段】互いに対向する二部材のうちの一方の部材2に設けられた装着溝2aに装着するガスケット1は、装着溝2aの幅以下の大きさを有する本体部1aと、本体部1aとは別に、本体部1aを一方の部材2aに保持する保持部1b、1c、1dとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスケットに関する。
例えば、内部に半導体装置等の電子部品を収納した筐体等においては、一方が開口した凹形状の本体と本体開口を閉塞する蓋体とを備え、本体開口縁と蓋体外周縁とのいずれか一方にガスケットが嵌着される凹形状の環状溝部を設け、該環状溝部にガスケットを嵌着した状態で本体に対して蓋体を組み付けることにより、本体開口縁と蓋体外周縁とでガスケットを挟圧してガスケットを押し潰し、液密もしくは気密の筐体を形成している。このような凹形状の溝に勘入されるガスケットにおいては、ガスケットに倒れ込みが発生した場合に、筐体の液密もしくは気密性能が低下する。
これを防止するために、特許文献1では、溝の側面に対向するガスケットの両側面に突起を設け、該突起を溝の側面に当接させることによって、ガスケットの倒れ込みを防ぐガスケット構造が開示されている。
特開2009−180283号公報
ガスケットの倒れ込みを確実に防止するためには、ガスケット側面の突起の寸法を溝の幅方向の寸法より大きく形成し、ガスケットを溝内に圧入するようにしなければならない。すなわち、ケースを構成する一方の部材に設けられた溝に対して、ガスケットの両側の突起を圧縮しながら嵌着する構成になっているため、ガスケットを溝に装着するのが困難となる。このため、突起が潰されずに浮いてしまい、特に、溝が上方にある部材にガスケットを配置する場合、ガスケットが脱落する可能性がある。また、ガスケットを溝に装着する際に、ガスケットの両側に設けられた突起を圧縮しながらガスケットを溝内に圧入しなければならず、作業性が悪いという問題があった。
本発明は、装着時の作業性が良く、倒れ込みを防ぐことができるガスケットを提供することを目的とする。
本発明によるガスケットは、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けられた装着溝に装着するガスケットである。このガスケットは、装着溝の幅以下の大きさを有する本体部と、本体部とは別に、本体部を一方の部材に保持する保持部とを備える。
本発明によれば、ガスケットを装着溝に圧入する必要がないので、装着時の作業性が良く、かつ、ガスケットに倒れ込みが生じることもない。
図1は、第1の実施形態におけるガスケットの全体を示す上面図である。 図2は、第1の実施形態におけるガスケットを、シール部材である上側ケースと下側ケースで挟み込んだ状態を示す断面図である。 図3は、ガスケットを装着した上側ケースを、上側ケースの外側から見た図である。 図4は、ガスケットの突起部および係子ガイドの奥行き幅を説明するための図である。 図5は、ガスケットを上側ケースの溝に挿入する際にガスケットに働く力を説明するための図である。 図6は、第2の実施形態におけるガスケットを、シール部材である上側ケースと下側ケースで挟み込んだ状態を示す断面図である。 図7は、第2の実施形態におけるガスケットの突起部および係子ガイドの奥行き幅を説明するための図である。 図8は、ガスケットを上側ケースに挿入する前の状態を、ガスケットの下側から見た図である。 図9は、ガスケットを上側ケースに挿入した状態を、下側ケース側から見た図である。 図10は、ガスケットを上側ケースの溝に挿入する際にガスケットに働く力を説明するための図である。 図11は、第3の実施形態におけるガスケットを装着した上側ケースを、上側ケースの外側から見た図である。 図12は、第4の実施形態におけるガスケットを上側ケースに挿入した状態を、下側ケース側から見た図である。
−第1の実施形態−
図1は、第1の実施形態におけるガスケット1の全体を示す上面図である。図2は、第1の実施形態におけるガスケット1を、シール部材である上側ケース2と下側ケース3で挟み込んだ状態を示す断面図(図3中に記載の断面α−αを示す図)である。図3は、ガスケット1を装着した上側ケース2を、上側ケースの外側から見た図である。
上側ケース2は、一方が開口した凹形状であり、下側ケース3は、上側ケースの開口を閉塞する蓋の役割を果たす。上側ケース2には、本体開口縁に凹形状の環状溝が設けられており、この環状溝に環状のガスケット1を装着した状態で下側ケース3を組み付けることによって、上側ケース2の開口縁と下側ケース3の外周縁とでガスケット1を押し潰して、液密または気密の筐体を形成する。なお、図2において波線で示す部位は、図3中に記載の断面α−α上には存在せず、図3中に記載の矢視βを示しており、理解容易のために記載している。また、その他の図中(後述する図4、図6、図7中)においても同様に、断面上には存在しない部位を波線で示している。
ガスケット1は、上側ケース2に設けられた装着溝2aに装着される本体部1aと、本体部1aから突出して、装着溝2aの外周面に当接する突起部1bと、上側ケース2の外表面に当接する係子1cと、本体部1aと係子1cとを連結している係子ガイド1dとを有する。
ガスケット1を上側ケース2に装着する際には、ガスケット1の係子1cを上側ケース2のフランジ部に引っかけるように固定する。続いて、ガスケット1の係子1cと突起部1bで上側ケース2を挟み込むようにして、本体部1aを上側ケース2の装着溝2aに装着する。
図4は、ガスケット1の突起部1bおよび係子ガイド1dの奥行き幅を説明するための図である。図4(a)は、上側ケース2および下側ケース3を示し、図4(b)は、ガスケット1を示している。
図4(a)に示すように、上側ケース2の装着溝2aの奥行き幅をA、上側ケース2の装着溝2aの外周面から上側ケース2の外表面までの間に位置する外壁の厚さをBとする。また、図4(b)に示すように、ガスケット1の本体部1aの幅をC、係子ガイド1dの奥行き幅に突起部1bの幅を加算した長さをDとすると、突起部1bの奥行き幅Fは、次式(1)の関係が成り立つように設定する。
A−C≧F≧(A−C)/2 …(1)
すなわち、突起部1bは、上側ケース2の装着溝2aの奥行き幅Aとガスケット1の本体部1aの幅Cとの隙間以下の奥行き幅Fを有する。また、ガスケット1の幅方向寸法は、上側ケース2の装着溝2aの幅よりも小さいため、ガスケット1を上側ケース2に装着する際に、装着溝2a内に圧入する必要がない。
また、係子ガイド1dの奥行き幅Dから突起部1bの幅Fを減算した長さは、次式(2)の関係が成り立つように設定する。
D−F≦B …(2)
すなわち、ガスケット1を上側ケース2に装着した状態では、ガスケット1の突起部1bと係子1cとで上側ケース2の溝外周を挟み込む構造となる。これにより、ガスケット1が上側ケース2から脱落するのを防ぐことができる。
図5は、ガスケット1を上側ケース2に装着する際にガスケット1に働く力を説明するための図である。
ガスケット1を上側ケース2の装着溝2aに挿入する際、突起部1bと装着溝2aの外周面との間における摩擦による反力(F1)が発生し、ガスケット1には、ガスケット1と装着溝2aとの接触点を中心とした回転モーメント(F2)が発生する。しかしながら、ガスケット1は、突起部1bと係子1cとで上側ケース2の溝外周を挟んで保持しているため、回転モーメント(F2)は、張力(F3)と相殺され、挿入時のガスケット1の倒れ込みを抑制することができる。
また、ガスケット1を上側ケース2に装着すると、上側ケース2の外側にガスケット1の係子1cが出るため、上側ケース2の外側を見ることによって、ガスケット1の付け忘れを容易に目視確認することができる。特に、上側ケース2に下側ケース3を組付け、上側ケース2の開口を閉塞した後であっても、上側ケース2の外側を見ることによって、ガスケット1の付け忘れを容易に目視確認することができる。すなわち、上側ケース2の外側を見た時に係子1cが無ければ、上側ケース2に下側ケース3を組付ける前であっても組付け後であっても、ガスケット1を付け忘れていると判断することができる。
以上、第1の実施形態におけるガスケット1は、互いに対向する二部材(上側ケース2、下側ケース3)のうちの一方の部材に設けられた装着溝に装着するガスケットであって、装着溝の幅以下の大きさを有する本体部1aと、本体部1aを一方の部材に保持する保持部(突起部1b、係子1c、係子ガイド1d)とを備える。本体部1aの幅が装着溝の幅以下の大きさであるため、ガスケット1の装着時に本体部1aを装着溝に圧入する必要がない。これにより、ガスケット装着時の作業性が良く、ガスケット1の倒れ込みを防ぐことができる。
特に、保持部は、本外部1aから突出して装着溝の外周面に当接する第1当接部(突起部1b)と、本体部1aから延びて一方の部材の外表面に当接する第2当接部(係子1c、係子ガイド1d)とを有し、第1当接部および第2当接部で一方の部材を挟み込むことによって、ガスケット本体を装着溝に保持する。これにより、ガスケット1の本体部1aを装着溝に圧入させなくても、ガスケット1を装着溝に保持させることができる。また、第2当接部(係子1c)が一方の部材である外側ケース2の外表面に当接するので、上側ケース2の外側を見ることによって、上側ケース2に下側ケース3を組付ける前であっても組付け後であっても、ガスケット1の付け忘れを容易に目視確認することができる。
通常、倒れ防止の突起部に対して、上側ケース2は大きい体積を占める。そのため、1つの突起部で上側ケース2の全周におけるガスケットの傾きや倒れ込みを防止するのは困難である。しかしながら、第1の実施形態におけるガスケット1では、突起部1b、係子1c、および、係子ガイド1dを一組とする部位を環状の複数の箇所に設けているので、上側ケース2の全周においてガスケット1の倒れ込みを防ぎつつ、ガスケットの脱落を防ぐことができる。
−第2の実施形態−
図6は、第2の実施形態におけるガスケット1Aを、シール部材である上側ケース2と下側ケース3で挟み込んだ状態を示す断面図である。
第2の実施形態におけるガスケット1Aは、装着溝2aに装着される本体部1aと、本体部1aから突出して、上側ケース2の装着溝2aの内周面に当接する突起部1bbと、上側ケース2の外表面に当接する係子1cと、本体部1aと係子1cとを連結している係子ガイド1dとを有する。
図6に示すように、ガスケット1Aを上側ケース2の装着溝2aに挿入した状態では、突起部1bbが装着溝2aの内周面に当接し、装着溝2aの外周面とガスケット1の本体部1aとは当接していない。
図7は、第2の実施形態におけるガスケット1Aの突起部1bbおよび係子ガイド1dの奥行き幅を説明するための図である。図7(a)は、上側ケース2および下側ケース3を示し、図4(b)は、ガスケット1Aを示している。
図7(a)に示すように、上側ケース2の装着溝2aの奥行き幅をA、上側ケース2の装着溝2aの外周面から上側ケース2の外表面までの間に位置する外壁の厚さをBとする。また、図7(b)に示すように、ガスケット1Aの本体部1aの幅をC、係子ガイド1dの奥行き幅をDとすると、突起部1bbの奥行き幅Fは、次式(3)の関係が成り立つように設定する。
F≦(A−C) …(3)
すなわち、ガスケット1Aの本体部1aおよび突起部1bbを含む幅方向寸法は、上側ケース2の装着溝2aの幅よりも小さいため、ガスケット装着時に、ガスケット1Aを装着溝2a内に圧入する必要はない。
図8は、ガスケット1Aの係子ガイド1dの幅Gと、上側ケース2の係子ガイド溝2bの幅Hとの関係を説明するための図である。係子ガイド溝2bは、装着溝2aに連通して上側ケース2の外周方向に延びる溝である。また、係子ガイド1dの幅Gとは、係子ガイド1dの長手方向と垂直な短手方向の幅のことであり、係子ガイド溝2bの幅Hとは、係子ガイド1dの幅Gに対応する方向の幅のことである。係子ガイド1dの幅Gと係子ガイド溝2bの幅Hとは、次式(4)の関係が成り立つ。
H≦G …(4)
すなわち、ガスケット1Aを上側ケース2に装着する際には、係子ガイド1dを係子ガイド溝2bに圧入する必要がある。係子ガイド1dを係子ガイド溝2bに圧入することにより、上側ケース2からガスケット1Aが脱落するのを防ぐことができる。
図9は、ガスケット1Aを上側ケース2に挿入した状態を、下側ケース3側から見た図、すなわち、図6の矢印Y1の方向に見た図である。上述したように、ガスケット1Aの係子ガイド1dは、係子ガイド溝2bに圧入される。
図10は、ガスケット1Aを上側ケース2の装着溝2aに挿入する際にガスケット1Aに働く力を説明するための図である。
ガスケット1Aを装着溝2aに挿入する場合には、係子1cを上側ケース2の外表面に当接させた状態でガスケット1Aを上側ケース2の内側方向に引っ張りながら、上側ケース2の装着溝2a内に押し込む(矢印Y2)。この際、ガスケット1Aの係子ガイド1dは、上側ケース2の係子ガイド溝2bに圧入(100%以上の充填率で挿入)される(図9参照)。従って、ガスケット1Aは、ガスケット1Aの係子ガイド1dと係子ガイド溝2bとの摩擦によって保持されるため、ガスケット1Aは上側ケース2からは脱落しない。
ガスケット1Aの組み付け時には、ガスケット1Aの突起部1bbと装着溝2aの内壁との摩擦による反力(F4)が発生し、ガスケット1Aには回転モーメント(F5)が発生する。しかしながら、係子ガイド1dが係子ガイド溝2bに圧入されているため、係子ガイド1dと係子ガイド溝2bとの間の摩擦力による反力(F6)が発生し、ガスケット1Aの倒れを抑制することができる。
以上、第2の実施形態におけるガスケット1Aによれば、第1の実施形態におけるガスケット1と同様に、本体部1aの幅が装着溝2aの幅以下の大きさであるため、ガスケット1の装着時に本体部1aを装着溝2aに圧入する必要がない。これにより、ガスケット装着時の作業性が良く、ガスケット1の倒れ込みを防ぐことができる。
また、一方の部材である上側ケース2は、装着溝2aに連通して上側ケース2の外周方向に延びる溝部2bを有しており、ガスケット1Aは、本体部1aから延びており、上側ケース2の溝部2bに圧入される圧入部(係子ガイド1d)である。これにより、ガスケット1Aの本体部1aを装着溝2aに圧入させなくても、ガスケット1Aを装着溝2aに保持させることができる。
−第3の実施形態−
図11は、第3の実施形態におけるガスケット1Bを装着した上側ケース2を、上側ケース2の外側から見た図である。第3の実施形態におけるガスケット1Bは、ガスケット1Bを上側ケース2に装着する方向とは反対方向における係子1ccの長さ(図中、上下方向の長さ)が第1の実施形態におけるガスケット1の係子1cの長さよりも長い。具体的には、係子1ccは、ガスケット1Bを上側ケース2に装着する方向とは反対方向に延伸しており、上側ケース2への装着時に、上側ケース2のフランジ部を覆う。これにより、係子1ccが外側からの散水に対してシール部位への直射を防ぐ防護壁の役割を果たすようになる。
−第4の実施形態−
図12は、第4の実施形態におけるガスケット1Cを上側ケース2に挿入した状態を、下側ケース3側から見た図である。第4の実施形態におけるガスケット1Cは、図12に示すように、係子ガイドが幅の広い部位1d1と幅の狭い部位1d2とから構成されている。
幅の広い部位1d1は、係子1cとつながっており、第2の実施形態におけるガスケット1Aの係子ガイド1dと同じ大きさの幅を有する。幅の狭い部位1d2は、ガスケット1Cを上側ケース2に装着した状態では、係子ガイド溝2bとは当接しないが、ガスケット1Cの本体部1aに近い箇所に、幅方向に突出する突起部1eを有する。
突起部1eの幅は、幅の広い部位1d1の幅と略同一とする。従って、ガスケット1Cを上側ケース2に挿入する際には、係子ガイドの幅の広い部位1d1と突起部1eとを、上側ケース2の係子ガイド溝2bに圧入(100%以上の充填率で挿入)する。これにより、ガスケット1Cが上側ケース2から脱落するのを防ぐことができる。
また、ガスケット1Cを上側ケース2に挿入する際に、係子ガイド全体を上側ケース2の係子ガイド溝2bに圧入するのではなく、係子ガイドの幅の広い部位1d1と突起部1eを圧入するので、第2の実施形態におけるガスケット1Aに比べて、係子ガイドを圧入しやすく、ガスケットを上側ケース2に装着しやすい。
なお、係子ガイドとして幅の広い部位1d1を設けずに、幅の狭い部位1d2のみにより構成することもできる。この場合、幅の狭い部位1d2に設けられた突起部1eによって、ガスケット1Cを上側ケース2に保持する。
本発明は、上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、第1の実施形態におけるガスケット1は、環状の形状(図1参照)として説明したが、環状の形状に限定されることはない。また、図1では、突起部1b、係子1c、および、係子ガイド1dを一組とする部位を環状の8つの箇所に設けた構成を示したが、これらの設定箇所及び設定数は、設計的に適宜変更可能である。
1、1A、1B、1C…ガスケット
1a…本体部
1b…突起部
1c、1cc…係子
1d…係子ガイド
1e…突起部
2…上側ケース
2a…装着溝
2b…係子ガイド溝
3…下側ケース

Claims (5)

  1. 互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けられた装着溝に装着するガスケットであって、
    前記装着溝の幅以下の大きさを有する本体部と、
    前記本体部とは別に、該本体部を前記一方の部材に保持する保持部と、
    を備えることを特徴とするガスケット。
  2. 前記保持部は、前記本外部から突出して前記装着溝の外周面に当接する第1当接部と、前記本体部から延びて前記一方の部材の外表面に当接する第2当接部とを有し、前記第1当接部および前記第2当接部で前記一方の部材を挟み込むことによって、前記本体部を前記装着溝に保持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記一方の部材は、前記装着溝に連通して前記一方の部材の外周方向に延びる溝部を有しており、
    前記保持部は、前記本体部から延びており、前記一方の部材の前記溝部に圧入される圧入部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  4. 前記一方の部材は、前記装着溝に連通して前記一方の部材の外周方向に延びる溝部を有しており、
    前記保持部は、前記一方の部材の前記溝部のうちの一部分に圧入される突起部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  5. 前記一方の部材の装着溝に装着する方向とは反対方向に延伸する係子をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガスケット。
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