JP2013124065A - 乗物用シートの表皮部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗物用シートに表皮部材を取り付ける際の作業性が良く、容易に適切な張力を表皮部材に付与することができる、乗物用シートの表皮部材を提供する。
【解決手段】表皮部材21の一方端に接続されて第1係止部22Aを有する張力付与係止部材22と、表皮部材21の他方端に接続されて貫通孔部23Aを有する被係止部材23と、一方の端部が乗物用シートまたは表皮部材のいずれかに接続されているとともに他方の端部には第2係止部24Aが接続されて伸縮性を有する紐状部24Bを有する張力維持係止部材24とを備え、貫通孔部には第1係止部が挿通され、第2係止部は貫通孔部に挿通された第1係止部に係止されて貫通孔部の縁部23Bを支点として張力付与係止部材が折り返されるように回転する方向に第1係止部を引っ張り、張力付与係止部材は貫通孔部の縁部を支点として折り返されるように回転して表皮部材に張力を付与している。
【選択図】図5

Description

本発明は、乗物用シートの少なくとも一部の表面に取り付けられる乗物用シートの表皮部材に関する。
従来より、車両のシート等の乗物用シートには、装飾等の目的にて種々の表皮部材が取り付けられている。
また、乗物用シートの表面に表皮部材を取り付ける際は、見栄え等を良くするために、適切な張力を付与して取り付けることが好ましい。
そこで、特許文献1に記載された従来技術には、小フック部を備えた第1板状基板を表皮部材の一方端に接続し、大フック部を備えた第2板状基板を表皮部材の他方端に接続した張設具が開示されている。そして、シートに表皮部材を被せた後、大フック部に小フック部を係止させ、更に、係止個所を支点として第1板状基板を回転させて第2板状基板と第1板状基板を重ね合わせて表皮部材に張力を付与している。
特開平2−195985号公報
特許文献1に記載された従来技術では、大フック部に小フック部を係止させて第1板状基板を回転させる際、第1板状基板の先端部分を中心として回転させているが、小フック部の横幅方向が長く、第1板状基板を回転させる際に必要な力が大きくなり、作業性がやや悪い。また作業者が第1板状基板を回転させる際につかむ個所が無く、更に作業性が悪い。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、乗物用シートに表皮部材を取り付ける際の作業性が良く、容易に適切な張力を表皮部材に付与することができる、乗物用シートの表皮部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る乗物用シートの表皮部材は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、一方端と他方端が重なるように、あるいは近接するように、乗物用シートの少なくとも一部の表面に取り付けられる乗物用シートの表皮部材において、前記表皮部材の一方端に接続されて第1係止部を有する張力付与係止部材と、前記表皮部材の他方端に接続されて前記第1係止部を挿通可能な貫通孔部を有する被係止部材と、一方の端部が前記乗物用シートまたは前記表皮部材のいずれかに接続されているとともに他方の端部には前記第1係止部に係止される第2係止部が接続されて伸縮性を有する紐状部を有する張力維持係止部材と、を備えている。
そして、前記貫通孔部には、前記表皮部材の裏面側から表面側に向かうように前記第1係止部が挿通され、前記第2係止部は、前記貫通孔部に挿通された前記第1係止部に係止されて、前記貫通孔部の縁部を支点として前記張力付与係止部材が折り返されるように回転する方向に前記第1係止部を引っ張り、前記張力付与係止部材は、前記貫通孔部の縁部を支点として折り返されるように回転して前記表皮部材に張力を付与している。
この第1の発明によれば、作業者は、貫通孔部に第1係止部を挿通して、伸縮性を有する紐状部の先端の第2係止部を把持して第1係止部に係止させるだけでよいので、非常に作業性がよい。
また、第1係止部に第2係止部を係止させると、第2係止部の引っ張り力にて張力付与係止部材が回転して表皮部材に自動的に張力を付与するので、容易に適切な張力を表皮部材に付与することができる。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る乗物用シートの表皮部材であって、前記支点となる前記貫通孔部の縁部は、前記張力付与係止部材の回転方向に沿って円弧状に形成されており、前記第1係止部には、前記支点となる前記貫通孔部の縁部に対する当該第1係止部の位置を位置決めする位置決め部が設けられている。
この第2の発明によれば、第1係止部を貫通孔部に挿通した張力付与係止部材を折り返すように回転させる際、より滑らかに回転させることができる。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明に係る乗物用シートの表皮部材であって、前記被係止部材の面であって前記張力付与係止部材が回転した後に前記張力付与係止部材と対向する面、及び前記張力付与係止部材の面であって前記張力付与係止部材が回転した後に前記被係止部材と対向する面には、前記被係止部材に対する回転後の前記張力付与係止部材の位置を固定する第3係止部及び当該第3係止部に係合する被係止部が設けられている。
この第3の発明によれば、折り返すように回転させて表皮部材に張力を付与した張力付与係止部材が、表皮部材に引っ張られて回転前の位置に戻されることを適切に防止することができるので便利である。
本発明の表皮部材20(乗物用シートの表皮部材)と、表皮部材20を装着する乗物用シート1の一実施の形態を説明する外観図である。 被係止部材23の正面図(A)、背面図(B)、側面図(C)である。 張力付与係止部材22の正面図(A)、背面図(B)、側面図(C)である。 被係止部材23の貫通孔部23Aに、張力付与係止部材22の第1係止部22Aを挿通する前の状態を説明する斜視図(A)と断面図(B)である。 被係止部材23の貫通孔部23Aに、張力付与係止部材22の第1係止部22Aを挿通して、位置決め部22Bを貫通孔部23Aの縁部23Bに係止させた状態を説明する斜視図(A)と断面図(B)である。 被係止部材23に対して張力付与係止部材22を折り返すように回転させた状態を説明する斜視図(A)と断面図(B)である。 被係止部材、張力付与係止部材、張力維持係止部材、の他の外観の例を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
●[乗物用シート1、表皮部材20の外観(図1)]
まず図1を用いて、本発明の表皮部材20(乗物用シートの表皮部材に相当)、及び当該表皮部材20を取り付ける乗物用シート1の一実施の形態の外観等について説明する。
乗物用シート1は、乗員が腰を下ろすシートクッション部3、乗員が背中を凭せ掛けるシートバック部2、乗員が頭を凭せ掛けるヘッドレスト部6等にて構成されている。そして乗物用シート1は、乗物の床面Fに対して乗物用シート1を前後方向に移動可能とするスライド装置4に取り付けられている。
スライド装置4は、固定部材40F、40Rにて床面Fに固定されており、乗員は操作レバー30Lを操作することで乗物用シート1を前後方向に移動可能であり、操作レバー30Lを離すことで乗物用シート1を移動先にて固定することができる。
表皮部材20は、一方端と他方端が重なるように、あるいは近接するように、乗物用シート1の少なくとも一部の表面に取り付けられる。図1の例に示す表皮部材20は、乗物用シート1のシートバック部2の表面に取り付けられる例を示している。
表皮部材20は、表皮本体部21、被係止部材23、張力付与係止部材22、張力維持係止部材24等にて構成されている。
表皮本体部21は、一部が開口した袋状の形状を有している。なお、袋状の形状に限定されるものではなく、一枚の布状等であってもよい。
張力付与係止部材22は、表皮本体部21の一方端(図1の例では開口部における一方端)に接続されて第1係止部22Aを有しており、詳細な形状等については後述する。
被係止部材23は、表皮本体部21の他方端(図1の例では開口部における他方端)に接続されて第1係止部22Aを挿通可能な貫通孔部23Aを有しており、詳細な形状等については後述する。
張力維持係止部材24は、第2係止部24Aと紐状部24Bを有している。紐状部24Bの一方の端部は乗物用シート1または表皮部材20のいずれかに接続されており、他方の端部は第2係止部24Aに接続されている。図1の例では、紐状部24Bの一方の端部は乗物用シート1に接続されている。また紐状部24Bはファースンゴム等の伸縮性を有する弾性体である。
●[被係止部材23の形状(図2)と、張力付与係止部材22の形状(図3)]
次に図2を用いて被係止部材23の形状について説明する。図2(A)は被係止部材23の正面図を示し、図2(B)は被係止部材23の背面図を示し、図2(C)は被係止部材23の側面図を示している。
被係止部材23は板状であり、一辺に隣接する位置には、張力付与係止部材22の第1係止部22Aを挿通するための貫通孔部23Aを有している。また図4に示すように、貫通孔部23Aに隣接する辺と対向する辺の側には、表皮部材20(表皮本体部21)の他方端が縫い付けられて接続されている。
なお、貫通孔部23Aの幅L1は、張力付与係止部材22の第1係止部22Aの幅より大きい。
被係止部材23の背面には、図2(B)及び(C)に示すように、第3係止部23Cが設けられている。この第3係止部23Cは、図6に示すように、回転させた張力付与係止部材22を固定するために使用される。
また貫通孔部23Aにおいて隣接する辺の側の縁部である縁部23Bは、第1係止部22Aを挿通した張力付与係止部材22を回転させる際(図5参照)の回転方向に沿って円弧状に形成されており(図2(C)参照)、滑らかに回転可能としている。
なお貫通孔部23Aの形状は、張力付与係止部材22の回転の支点となる縁部23Bが直線状であれば良く、全体の形状は矩形に限定されない。
次に図3を用いて張力付与係止部材22の形状について説明する。図3(A)は張力付与係止部材22の正面図を示し、図3(B)は張力付与係止部材22の背面図を示し、図3(C)は張力付与係止部材22の側面図2を示している。
張力付与係止部材22は板状であり、凸字形状を有しており、凸字の中央部の突出部である第1係止部22A、凸字の左右の突出部である挿入規制部22Eを有している。また図4に示すように、第1係止部22Aの側の辺と対向する辺の側には、表皮部材20(表皮本体部21)の一方端が縫い付けられて接続されている。
第1係止部22Aは、被係止部材23の貫通孔部23Aに挿通される部分である。また挿入規制部22Eは、貫通孔部23Aに挿通される第1係止部22Aの挿通長さを規制する部分(貫通孔部23Aに挿通されずに引っ掛かる部分であり、貫通孔部23Aの幅L1よりも挿入規制部22Eの幅L2のほうが大きい。
第1係止部22Aには、被係止部材23の貫通孔部23Aの縁部23Bに対する第1係止部22Aの位置を位置決めする位置決め部22Bが設けられている。この位置決め部22Bを有することで、貫通孔部23Aに第1係止部22Aを挿通した張力付与係止部材22を回転させる際、容易に回転させることができる(図5参照)。
第1係止部22Aにおいて貫通孔部23Aに挿通された際の先端部には、回転させた張力付与係止部材22に第2係止部24Aを係止するための被係止部22Cが設けられている(図6参照)。なお、被係止部22Cは貫通孔に限定されず、フック状の突起形状等であっても良い。
挿入規制部22Eには、被係止部材23の第3係止部23Cと係合するための被係止部22Dが形成されている。なお、第3係止部23Cを張力付与係止部材22に設け、被係止部22Dを被係止部材23に設けてもよい。
●[被係止部材23と張力付与係止部材22と張力維持係止部材24の組み付け手順(図4〜図6)]
次に図4〜図6を用いて、被係止部材23、張力付与係止部材22、張力維持係止部材24の組み付け手順について説明する。組み付けた後には、表皮部材20に適切な張力が付与されている。
[組み付け開始ステップ(図4)]
図4(A)及び(B)は、組み付け開始ステップにおける斜視図(図4(A))と、図4AにおけるA−A断面図(図4(B))を示している。
組み付け開始ステップでは、作業者は、乗物用シート1に表皮部材20を取り付けた後、表皮部材20の一方端が接続された張力付与係止部材22の第1係止部22Aと、表皮部材20の他方端が接続された被係止部材23の貫通孔部23Aと、が対向するように、張力付与係止部材22と被係止部材23を配置する。
なお、張力維持係止部材24の第2係止部24Aは、表皮部材20の表側に出るように配置されている。
[係止ステップ(図5)]
図5(A)及び(B)は、被係止部材23に張力付与係止部材22を係止させて、更に第1係止部22Aの被係止部22Cに第2係止部24Aを係止させる、係止ステップにおける斜視図(図5(A))と、図5(A)におけるB−B断面図(図5(B))を示している。
係止ステップでは、作業者は、被係止部材23の貫通孔部23Aに、張力付与係止部材22の第1係止部22Aを、表皮部材20の裏面側から表面側に向かうように挿通し、貫通孔部23Aの縁部23Bに第1係止部22Aの位置決め部22Bを係止させる。
そして作業者は、第1係止部22Aの被係止部22Cに、第2係止部24Aを係止させる。
[回転ステップと固定ステップ(図6)]
図6(A)及び(B)は、貫通孔部23Aに挿通した第1係止部22Aを有する張力付与係止部材22が回転する回転ステップと、回転した張力付与係止部材22が回転後の位置に固定される固定ステップにおける斜視図(図6(A))と、図6(A)におけるC−C断面図(図6(B))を示している。
回転ステップでは、張力維持係止部材24が、貫通孔部23Aの縁部23Bを支点として張力付与係止部材22を折り返すように回転させる。また、縁部23Bは回転方向に沿った円弧形状であるので、滑らかに回転させることができる。
張力維持係止部材24が張力付与係止部材22を折り返すように回転させていくと、表皮部材20に付与される張力が徐々に大きくなり、やがて張力付与係止部材22と被係止部材23とが重なる状態となる。張力付与係止部材22と被係止部材23とが重なると、被係止部材23に設けられた第3係止部23Cが、張力付与係止部材22に設けられた被係止部22Dと係合し、表皮部材20に張力を付与した状態で張力付与係止部材22の位置が固定される。
以上にて組み付け作業は完了する。
このように、作業者は、上記の組み付け開始ステップ、係止ステップを行うだけでよいので非常に作業性がよい。また、係止ステップの後の回転ステップと固定ステップは、張力維持係止部材24の引っ張り力にて自動的に行われる。
なお、上記の係止ステップにて作業者による第2係止部24Aを被係止部22Cに係止することを省略し、回転ステップ及び固定ステップまで作業者が行い、固定ステップの後に、作業者が第2係止部24Aを被係止部22Cに係止するようにしてもよい。
●[被係止部材、張力付与係止部材、張力維持係止部材、の他の外観の例(図7)]
次に図7(A)〜(C)を用いて、被係止部材、張力付与係止部材、張力維持係止部材、の他の外観の例について説明する。
図7(A)に示す例は、貫通孔部23Aを複数有する被係止部材231、貫通孔部23Aの数に応じた第1係止部22Aを有する張力付与係止部材221の例を示している。なお、張力維持係止部材24の外観は、図4〜図6に示したものと同等である。
この例では、第1係止部22Aのそれぞれに、被係止部22C、位置決め部22Bが形成されている。
なお、図4〜図6に示した第3係止部23C、被係止部22Dは、設けても省略してもよい。
図7(B)に示す例では、被係止部材231は図7(A)に示したものと同じであるが、ワイヤを曲げて張力付与係止部材222を形成した例を示している。なお、張力維持係止部材24の外観は、図4〜図6に示したものと同等である。
この例では、ワイヤの中間部を曲げて第1係止部222Aを形成しており、この第1係止部222Aが被係止部222Cと兼用されている。なお、位置決め部22Bは省略されている。
なお、図7(B)に示す例では、図4〜図6に示した第3係止部23C、被係止部22Dは省略されている。
図7(C)に示す例では、被係止部材232は図4〜図6に示したものと同等であるが、ワイヤを曲げて張力付与係止部材223を形成した例を示している。また、張力維持係止部材241は、第2係止部241Aの構造が、図4〜図6に示したものと異なる。
この例では、ワイヤの中間部を曲げて第1係止部223Aを形成しており、この第1係止部223Aが被係止部223Cと兼用されている。また第1係止部223Aを表皮部材20の厚さ方向に2段階となるように折り曲げ、位置決め部223Bが形成されている。
なお、図7(C)に示す例では、図4〜図6に示した第3係止部23C、被係止部22Dは省略されている。
本発明の乗物用シートの表皮部材20は、本実施の形態で説明した外観、構成、構造、組み付け手順等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また本実施の形態にて説明した乗物用シートの表皮部材20は、車両のシートの表皮部材に限定されず、種々の乗物のシートの表皮部材に適用することが可能である。
1 乗物用シート
2 シートバック部
3 シートクッション部
4 スライド装置
6 ヘッドレスト部
20 表皮部材
21 表皮本体部
22 張力付与係止部材
22A 第1係止部
22B 位置決め部
22C、22D 被係止部
24E 挿入規制部
23 被係止部材
23A 貫通孔部
23B 縁部
23C 第3係止部
24 張力維持係止部材
24A 第2係止部
24B 紐状部

Claims (3)

  1. 一方端と他方端が重なるように、あるいは近接するように、乗物用シートの少なくとも一部の表面に取り付けられる乗物用シートの表皮部材において、
    前記表皮部材の一方端に接続されて第1係止部を有する張力付与係止部材と、
    前記表皮部材の他方端に接続されて前記第1係止部を挿通可能な貫通孔部を有する被係止部材と、
    一方の端部が前記乗物用シートまたは前記表皮部材のいずれかに接続されているとともに他方の端部には前記第1係止部に係止される第2係止部が接続されて伸縮性を有する紐状部を有する張力維持係止部材と、を備えており、
    前記貫通孔部には、前記表皮部材の裏面側から表面側に向かうように前記第1係止部が挿通され、
    前記第2係止部は、前記貫通孔部に挿通された前記第1係止部に係止されて、前記貫通孔部の縁部を支点として前記張力付与係止部材が折り返されるように回転する方向に前記第1係止部を引っ張り、
    前記張力付与係止部材は、前記貫通孔部の縁部を支点として折り返されるように回転して前記表皮部材に張力を付与している、
    乗物用シートの表皮部材。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートの表皮部材であって、
    前記支点となる前記貫通孔部の縁部は、前記張力付与係止部材の回転方向に沿って円弧状に形成されており、
    前記第1係止部には、前記支点となる前記貫通孔部の縁部に対する当該第1係止部の位置を位置決めする位置決め部が設けられている、
    乗物用シートの表皮部材。
  3. 請求項1または2に記載の乗物用シートの表皮部材であって、
    前記被係止部材の面であって前記張力付与係止部材が回転した後に前記張力付与係止部材と対向する面、及び前記張力付与係止部材の面であって前記張力付与係止部材が回転した後に前記被係止部材と対向する面には、前記被係止部材に対する回転後の前記張力付与係止部材の位置を固定する第3係止部及び当該第3係止部に係合する被係止部が設けられている、
    乗物用シートの表皮部材。

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