JP2013123906A - 光書込装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光素子の応答性の影響も含んだ高精度の光量調整を実現する。
【解決手段】 LDドライバ410では、画像書き込み時以外のタイミングでLD201(発光素子)を目標光量に対応する駆動電流値で点灯させ、その点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量(電圧値)を書き込みクロックに応じたタイミングで光量検出部411が検出して光量記憶部414に記憶する。また、LD201の立ち上がり後の発光量を書き込みクロックに応じたタイミングで光量検出部411が検出して光量記憶部414に記憶する。駆動電流制御部413は、入力されるLD点灯信号に応じた画像書き込み時のタイミングでLD201を点灯させる際に、書き込みクロックによる点灯タイミングで駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている発光量に対応する駆動電流値の演算を行わせる。そして、その演算結果に応じて目標光量に対応する駆動電流値を調整してLD201を点灯させる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、発光素子の点灯によって像担持体上に画像書き込みを行う光書込装置、およびその光書込装置を搭載した画像形成装置に関する。
画像形成装置では、像担持体である感光体の周囲に帯電,露光,現像,転写をそれぞれ行う各部を設けた作像プロセス部を備え、例えば次のような作像を含む一連の画像形成(以下「印刷」ともいう)処理を行っている。
すなわち、まず副走査方向に移動するドラム状又はベルト状の感光体を帯電部によって均一に帯電する。なお、ドラム状の感光体等の部材(回転部材)が副走査方向に移動することを「回転する」又は「回動する」ともいう。また、ベルト状の感光体等の部材(ベルト部材)が副走査方向に移動することを「回動する」ともいう。
次に、露光部としての光書込装置において、光源の発光素子(レーザダイオード等)から射出される画像データに応じて変調された光ビームを回転多面鏡(以下「ポリゴンミラー」ともいう)等の偏向手段を用いて周期的に偏向させ、感光体の帯電面を副走査方向に直交する主走査方向に反復走査(主走査)して露光する。それによって、感光体の帯電面に光ビームによる静電画像(「静電潜像」ともいう)が書き込まれる。そして、その静電画像を現像部からのトナーで現像してトナー画像とし、転写部により、記録媒体である用紙に直接転写するか、ベルト状又はドラム状の中間転写体上に転写した後、用紙に転写する。そのトナー画像が転写された用紙は、定着部を通してそのトナー画像が定着され、機外に排出される。
一方、光ビームの主走査方向の書き出しタイミングを把握するために、同期検知手段としての同期検知センサによって同期検知信号(「同期信号」ともいう)を生成させ、光源への駆動制御信号の生成処理などの処理を同期させる。これを、「同期検知」という。
偏向手段によって偏向された光ビームは、感光体の画像領域以外、例えば静電画像の書き込み開始位置の直前(書き込み終了位置の直後でもよい)で同期検知センサに入射される。同期検知センサは、光ビームが入射されると、同期検知信号を生成して出力する。
また、光源の発光素子から射出される光ビームの光量(発光素子の発光量)を一定にするために、光源に内蔵されている受光素子(フォトダイオード等)、あるいは光源の外部に設けられている受光素子に流れる電流値を用いて、発光素子の発光量のフィードバック制御を行い、その発光量を予め設定された目標光量に合わせるように自動調整する「オートパワーコントロール(Auto Power Control:APC)」技術が既に知られている。
しかし、このようなAPC技術では、APCの対象となる発光素子の点灯(以下「APC点灯」ともいう)時に、その発光量が十分安定したタイミングで、その発光量のサンプリングを行っていたため、発光素子の点灯開始直後の応答性の悪さを補正できなかった。そのため、高速で発光素子のオン/オフを繰り返す場合に、その発光量が目標光量に達しないという問題があった。
そこで、例えば特許文献1には、マルチビーム書込系において、同期検知信号を生成させるための発光素子の点灯(以下「同期点灯」という)の有無による各発光素子間の熱状態差による光量誤差が発生しないように、同期点灯を行わない発光素子のAPCを行うための点灯(発光)を同期点灯分だけ長くする技術について開示されている。
しかしながら、特許文献1の記載のものでも、発光素子の応答性の悪さを要因として含んだ光量調整ができていないという問題は解消できていない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、発光素子の応答性の影響も含んだ高精度の光量調整を実現することを目的とする。
この発明は、発光素子の点灯により、副走査方向に移動する像担持体に該副走査方向に直交する主走査方向に画像書き込みを行う光書込装置であって、上記の目的を達成するため、以下に示すようにしたことを特徴とする。
すなわち、上記画像書き込みを行うための書き込みクロックを上記画像書き込み時以外のタイミングでの上記発光素子の点灯時にも生成するクロック生成手段と、上記発光素子の発光量を検出する光量検出手段と、その光量検出手段によって検出される発光量に応じて、上記発光素子に通電する電流値を調節することによってその発光素子の発光量を目標光量に一致させるように調整する光量調整を行う光量調整手段とを設ける。
そして、上記光量調整手段が、上記画像書き込み時以外のタイミングで上記発光素子を上記目標光量に対応する電流値で点灯させて、その点灯による上記発光素子の立ち上がり中の発光量を上記書き込みクロックに応じたタイミングで上記光量検出手段によって検出させて記憶し、上記画像書き込み時のタイミングで上記発光素子を点灯させる際に、上記書き込みクロックによる点灯タイミングで上記目標光量に対応する電流値を上記記憶した発光量に応じて調整して上記発光素子を点灯させるものである。
この発明の光書込装置によれば、発光素子の応答性の影響も含んだ高精度の光量調整を実現することができる。
この発明の一実施形態である光書込装置を搭載した画像形成装置の機械的構成の一例を示す模式図である。 図1の光走査装置102における感光体ドラム104aを露光するための光学系の概略的な構成例を示す斜視図である。 図1に示した画像形成装置100の制御系の概略的な構成例をデータ,信号の流れと共に示すブロック図である。 図3のレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明の前提となる基本構成を示すブロック図である。 図3に示した画像書込制御部30によるAPC制御のシーケンスの一例を示すタイミングチャートである。
図3のレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明に関わる構成の第1例を示すブロック図である。 同じくレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明に関わる構成の第2例を示すブロック図である。 図6,図7に示したLDドライバ410によるAPC制御時における入力されるAPC信号(点灯データ)および書き込みクロック(書込CLK)とLD201の発光量(光波形)とその発光量のサンプリングタイミングとの関係の一例を示すタイミングチャートである。 図3に示した画像書込制御部30によるAPC制御時におけるLD201の異なる長さの点灯に対する光量補正の説明に供する波形図である。 図6,図7に示したLDドライバ410によるAPC制御時における入力されるAPC信号(点灯データ)および書き込みクロックとLD201の発光量とその発光量のサンプリングタイミングとの関係の他の例を示すタイミングチャートである。
同じくLDドライバ410による画像領域中における入力されるLD点灯信号(点灯データ)および書き込みクロックとLD201の駆動電流および発光量との関係の一例を示すタイミングチャートである。 同じくLDドライバ410によるAPC制御時におけるLD201の発光量のサンプリング処理の一例を示すフローチャートである。 同じくLDドライバ410による画像形成時におけるLD201の光量補正処理の一例を示すフローチャートである。 従来技術によるLDへの点灯制御信号とLDの発光量(光波形)とその発光量のサンプリング期間との関係の一例を示すタイミングチャートである。 従来技術による実際の画像書き込み時におけるAPC制御のシーケンスの一例を示すタイミングチャートである。 図15によって説明した連続点灯期間およびパルス点灯時の発光量の説明に供する説明図である。
以下、この発明を実施するための形態について説明する。
以下の実施形態では、発光素子のAPC(光量調整)を行うのに際して、以下の特徴を有する。つまり、発光素子のAPC点灯を行う際に、受光素子が受光する光量(光波形)をその立ち上がり中に画素クロック(以下「書き込みクロック」ともいう)に応じたタイミングでサンプリング(検出)する。それによって、点灯パターンに寄らず、発光素子の応答性を含めた高精度の光量制御が可能となることが特徴になっている。
そこで、その特徴について図1〜図13を参照して具体的に説明する。
まず、この発明の一実施形態である光書込装置を搭載した画像形成装置の機械構成および画像形成動作について説明する。
図1は、その画像形成装置の機械的構成の一例を示す模式図である。
この画像形成装置100は、タンデム方式のデジタルカラー複写機,デジタルカラー複合機,カラーファクシミリ装置,カラープリンタ等の画像形成装置であり、次のように構成している。
すなわち、ブラック(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の4色用の発光素子であるレーザダイオード(以下「LD」ともいう)をそれぞれ有する光源200(図2参照)や、ポリゴンミラー102cなどの光学要素を含む光書込装置である光走査装置102を備えている。また、K,C,M,Yの各色用の作像プロセス部104,106,108,110を有するカラー作像部112も備えている。更に、無端状の転写媒体(無端移動部材)である中間転写ベルト114などを含む転写部122も備えている。つまり、それらによってカラー画像形成部(カラー画像形成手段)を構成している。
カラー作像部112の各作像プロセス部104,106,108,110は、それぞれ104,106,108,110にaを付けて示す像担持体であるドラム状の感光体(以下「感光体ドラム」という)104a,106a,108a,110aを備えている。また、それらの回りに配置されたbを付けて示す帯電手段である帯電器104b,106b,108b,110b、cを付けて示す現像手段である現像器104c,106c,108c,110c、およびdを付けて示す転写手段を構成する1次転写ローラ104d,106d,108d,110d等を備えている。
光走査装置102はマルチビーム走査手段であり、各光源200のLDからそれぞれ射出される光ビームであるレーザビームを、偏向素子であるポリゴンミラー102c(振動ミラー等の他の偏向手段を用いてもよい)により偏向させ、対応するfθレンズ102bに入射させている。その各レーザビームは、この実施形態ではK,C,M,Yの各色にそれぞれ対応し、それぞれ対応するfθレンズ102bを通過した後、対応する反射ミラー(「折り返しミラー」ともいう)102aによって反射される。
そして、その各レーザビームは、それぞれ対応するWTLレンズ102dを通して整形された後、対応する複数の反射ミラー102e,102fによって順次反射される。その後、露光のために使用されるレーザビームLとして各作像プロセス部104,106,108,110の感光体ドラム104a,106a,108a,110aの被走査面(以下単に「表面」ともいう)をポリゴンミラー102cにより主走査方向に反復走査(主走査)して露光する。
感光体ドラム104a,106a,108a,110aの表面へのレーザビームLの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、主走査方向および副走査方向に関してタイミング同期が行われる。
なお、「主走査方向」をレーザビームLの走査方向として定義し、「副走査方向」を主走査方向に対して直交する方向、この画像形成装置100では感光体ドラム104a,106a,108a,110aが回転する方向、つまりそれらの表面の移動方向として定義する。
各感光体ドラム104a,106a,108a,110aは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。
その各光導電層は、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどによって構成される帯電器104b,106b,108b,110bにより、それぞれ表面電荷が付与されて均一に帯電される。各感光体ドラム104a,106a,108a,110aの帯電された光導電層の表面は、それぞれ光走査装置102からのレーザビームLによって像状露光され、2次元の静電潜像(静電画像)が形成される。なお、その静電潜像および後述するトナー画像の形成は、この実施形態ではY,M,C,Kの順に開始される。
その感光体ドラム104a,106a,108a,110aの表面上に形成される静電潜像は、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む各現像器104c,106c,108c,110cにより、それぞれK,C,M,Yの各色の現像剤であるトナーによって現像され、各色のトナー画像(現像画像)が形成される。その各色のトナー画像は、感光体ドラム104a,106a,108a,110aが中間転写ベルト114を挟んでそれぞれ転写バイアス電圧が印加された転写手段である1次転写ローラ104d,106d,108d,110dと対向する一次転写部で、矢示A方向に移動する中間転写ベルト114上にY,M,C,Kの順に順次重ね合わせて転写される。
中間転写ベルト114は、搬送ローラ114a,114b,114cに張架され、一方が駆動ローラである搬送ローラ114a又は114cによって矢示A方向に回動され、Y,M,C,Kのトナー画像が重畳転写されたフルカラーのトナー画像を担持した状態で、2次転写部へ搬送される。
2次転写部は、搬送ローラ118a,118bにより矢示B方向に搬送される2次転写ベルト118を含んで構成される。中間転写ベルト114の搬送ローラ114bは、2次転写対向ローラの機能も果す。
この2次転写部には、給紙カセットなどの記録媒体収容部128から上質紙、プラスチックシートなどのシート状の記録媒体124が搬送ローラ126によって供給される。そして、2次転写対向ローラの役目も持つ搬送ローラ114bに2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト114上に担持されたフルカラーのトナー画像を、2次転写ベルト118上に吸着保持された記録媒体124に転写する。
そのフルカラーのトナー画像が転写された記録媒体124は、2次転写ベルト118の矢示B方向への回動によって定着装置120へ搬送される。
定着装置120は、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材130を含んで構成されていて、記録媒体124とトナー画像とを共に加圧加熱して、そのトナー画像を記録媒体124に定着した後、印刷物132として画像形成装置100の外部へ排出する。
トナー画像を転写した後の中間転写ベルト114の表面は、クリーニングブレードを含むクリーニング部116により転写残留トナーが除去されて、次の像形成プロセスに備える。
次に、図1の光走査装置102における感光体ドラム104aを露光するための光学系の概略的な構成について説明する。
図2は、その感光体ドラム104aを露光するための光学系の概略的な構成例を示す斜視図である。なお、図示の都合上、図1のK色用のWTLレンズ102dの図示は省略している。
K色用の光源200KのLDから射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー102cで偏向される。
ポリゴンミラー102cは、数千〜数万回転する図示しないポリゴンモータ(スピンドルモータ等)により回転駆動される。
ポリゴンミラー102cで偏向されたK色用のレーザビームは、K色用のfθレンズ102bを通過した後、K色用の反射ミラー102aによって反射される。そして、その反射ミラー102aによって反射されたレーザビームは、図2では図示を省略した図1のK色用のWTLレンズ102dを通して整形された後、K色用の複数の反射ミラー102e,102fによって順次反射される。その後、露光のために使用されるレーザビームLとして作像プロセス部104の感光体ドラム104aの表面をポリゴンミラー102cにより主走査方向に反復走査して露光する。
また、K色用のレーザビームの主走査方向の書き出しタイミング(「主走査画像書き出しタイミング」ともいう)を同期させるため、感光体ドラム104a表面の主走査方向の有効画像領域(以下単に「画像領域」ともいう)外の端部(所定位置)に、フォトダイオードなどを含む同期検知手段であるK色用の同期検知センサ210(210K)が配置されている。
この同期検知センサ210Kは、感光体ドラム104aの表面に対するレーザビームの主走査方向の走査を開始する以前(主走査画像書き出し位置の直前)で、入射されるK色用のレーザビームを検出する。そして、レーザビームによる感光体ドラム104a上での主走査方向の走査開始の基準となる(主走査画像書き出し位置を規定するための)同期検知信号を生成して出力し、K色用の光源200KのLDへの駆動制御信号の生成処理などの処理を同期させる。同期検知信号は、ポリゴンミラー102cにより偏向されたレーザビームが1主走査ラインを走査する毎に出力される。後述する画像書込制御部(図3参照)は、この同期検知信号のタイミングをもとに、画像の書き込みの開始を制御する。
K色用の光源200KのLDは、後述するレーザ駆動部(図3参照)から送付されるパルス信号により駆動され、画像データに応じて変調されたK色用のレーザビームを射出する。それによって、上述したように感光体ドラム104a上にK色用のレーザビームが照射されて露光が行われ、静電潜像が形成される。
なお、図3に示す光源200および同期検知センサ210を含む各部(ポリゴンミラー102cを除く)は、各色毎に搭載されているため、例えばフルカラー画像形成時には、K色用以外の光源200および同期検知センサ210も、K色用の光源200Kおよび同期検知センサ210Kと同様の動作が行われる。
次に、図1に示した画像形成装置100の制御系の概略的な構成について説明する。但し、ここでは画像形成装置100をデジタルカラー複写機とする。また、光源200および同期検知センサ210は、実際には各色毎に搭載されている。
図3は、上記制御系の概略的な構成例をデータ,信号の流れと共に示すブロック図である。
図1に示した画像形成装置100は、光走査装置102による静電画像の書き込みを制御する図3に示す画像書込制御部30を備えている。
この画像書込制御部30における処理系は、各光源200のLD201の点灯を制御するための処理とポリゴンミラー102cを回転させるポリゴンモータ102hの回転を制御するための処理を行う。
各光源200のLD201の点灯を制御するための処理は、画像処理ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又は画像処理コントローラ10からの画像データと画像領域を示す画像領域信号(副走査ゲート信号)の入力を受け、これらのデータ(信号)をもとに生成されるLD点灯信号(「LD変調信号」ともいう)、および図3には明示していないが、後述する光量補正を行うLD201の発光量の制御信号(APC信号)等をレーザ駆動部41に出力する処理である。
また、ポリゴンモータ102hの回転を制御するための処理、つまりポリゴンミラー102cの回転を制御するための処理は、主制御部のCPU(Central Processing Unit)20からのコマンドに基づいて、ポリゴンモータドライバ43に制御クロック等を出力する処理である。
なお、各光源200のLD201の点灯動作とポリゴンミラー102cの回転は所定のタイミングとなるように制御され、且つ各光源200のLD201による静電画像の書き込みは、ポリゴンミラー102cの回転により走査されるレーザビームを検知する各同期検知センサ210からの同期検知信号との関係で定まるので、これらの動作タイミングは、画像領域制御および各種タイミング制御部38によって、主制御部のCPU20のコマンドに従い、一元的に管理される。
以下、上記の処理を行う画像書込制御部30の図3に示した構成について、より詳細に説明する。
画像書込制御部30は、速度変換用ラインメモリ31、各種パターン生成部32、書込γ変換部33、LD変調および各種クロック生成部34、連続点灯検出部35、LUT(ルックアップテーブル)36、バイアス電流発生部37、画像領域制御および各種タイミング制御部38、各種設定レジスタおよびポリゴンモータ制御部39を備えている。
また、画像書込制御部30は、画像データ入力インタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と略称する)11、コマンドI/F21、LD変調I/F42、同期検知I/F46、ポリゴンモータI/F44によって外部からのデータ又は信号の入力、外部へのデータ又は信号の出力を行う。
画像データ入力I/F11は、画像処理ASIC又は画像処理コントローラ10からの画像データと画像領域信号を画像書込制御部30内に入力する。
コマンドI/F21は、主制御部のCPU20からの同期シリアル等のコマンドを画像書込制御部30内に入力する。
LD変調I/F42は、各光源200のLD201を駆動するレーザ駆動部41に駆動制御信号として、画像書込制御部30内で生成したLD点灯信号、APC信号等を出力する。
同期検知I/F46は、各同期検知センサ210からの同期検知信号を画像書込制御部30内に入力する。
ポリゴンモータI/F44は、ポリゴンモータ102hを駆動するポリゴンモータドライバ43に制御信号として、画像書込制御部30内で生成した制御クロック等を出力する。
このような構成要素からなる画像書込制御部30は、画像データ入力I/F11を通して入力される画像データを速度変換用ラインメモリ31に格納し、連続点灯検出部35を介して取得された主走査ライン毎のLD点灯時間をLUT36に読み込ませる。
各種パターン生成部32は、速度変換用ラインメモリ31に格納された画像データから各種パターンを生成して出力する。
書込γ変換部33は、各種パターン生成部32からの各種パターンに対して書込γ変換を行う。
バイアス電流発生部37は、LUT36に格納されたLD点灯時間に対応するバイアス電流を設定値として読み出し、その設定値に基づいてLD点灯時間に対応するバイアス電流を発生させ、各光源200のLD201を点灯させる。
バイアス電流は、LD変調および各種クロック生成部34で、各同期検知センサ210からの同期検知信号に基づいてレーザ駆動部41側にLD点灯信号として出力される。LD変調および各種クロック生成部34からの出力はLD変調I/F42を介してレーザ駆動部41に入力される。
LD変調および各種クロック生成部34は、クロック生成手段としての機能を果すものであり、書込γ変換部33からの各種パターンと、画像領域制御および各種タイミング制御部38からの画像領域制御信号およびタイミング制御信号とに基づいて、LD点灯信号を生成する。また、そのLD点灯信号によってLD201を変調(点灯/消灯)させ、対応するレーザビームを射出させて対応する感光体上の画像領域に静電画像の書き込みを行わせるための書き込みクロック(画素クロック)を含む各種クロックを生成する。更に、画像領域制御および各種タイミング制御部38からのタイミング制御信号に基づいてAPC信号を生成する。これらのクロックは、図示しない発振器からの基準クロックに基づいて生成される。
画像領域制御および各種タイミング制御部38は、各同期検知センサ210からの同期検知信号によってリセットされる主走査カウンタを備えており、画像処理ASIC又は画像処理コントローラ10から出力される画像領域信号と、各種設定レジスタおよびポリゴンモータ制御部39から入力される信号と、各同期検知センサ210からの同期検知信号とに基づいて画像領域制御信号およびタイミング制御信号を生成する。なお、そのタイミング制御信号の一つとして、APCの開始タイミングと終了タイミングを制御するための信号(APC信号を生成するための信号)がある。APCの開始タイミングと終了タイミングは、主走査カウンタにて決定される。
各種設定レジスタおよびポリゴンモータ制御部39は、主制御部のCPU20から同期シリアル信号等が入力され、ポリゴンモータI/F44経由でポリゴンモータドライバ43にポリゴンモータ102hへの駆動信号を出力する。
ポリゴンモータ102hは、ポリゴンミラー102c(図1参照)を回転させ、各光源200のLD201からそれぞれ射出される変調されたレーザビームを各感光体ドラム104a,106a,108a,110aの主走査方向に露光走査する。これにより、各感光体ドラム104a,106a,108a,110a上にそれぞれ静電画像が形成される。
次に、各光源200のLD201のAPC制御について説明する。
図4は、図3のレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明の前提となる基本構成を示すブロック図である。なお、そのLDドライバ410と光源200は、実際には各色毎に搭載されている。
LDドライバ410は、光量検出部411、駆動電流演算部412、および駆動電流制御部413を備えている。
光源200は、発光素子であるLD201と、そのレーザビームの発光を受光する受光素子であるフォトダイオード(以下「PD」と略称する)202とを内蔵している。
光源200内のLD201が目標光量に対応する電流値で点灯(発光)すると、PD202にLD201の発光量に対応する電流が流れる(通電される)。そして、その電流量を抵抗Rにて電圧変換した値(電圧値)をLDドライバ410にて検出し、その電圧値を調節することによってLD201の発光量を目標光量に一致させるように制御(調整)する。この光量調整を「APC」と呼ぶ。
LDドライバ410内の光量検出部411は、LD201の発光量(実際には対応する電圧値)を検出する。
駆動電流演算部412は、光量検出部411にて検出されたLD201の発光量(電圧値)からLD201に通電する電流、つまりLD201の駆動電流(以下単に「駆動電流」ともいう)の値を演算する。
駆動電流制御部413は、駆動電流演算部412にて演算された駆動電流の値に基づいて、入力データのタイミングに応じてLD201に駆動電流を流し、LD201を点灯させる。
なお、図4の例では、LD201としてアノードコモンLDを使用しているが、カソードコモンLDを使用しても良い。また、PD202は光源200に内蔵されたものであるが、PDを光源の外部に設け、その外部PDにてレーザビームを受光するようにしても構わない。
次に、図3に示した画像書込制御部30によるAPC制御のシーケンスについて説明する。
図5は、そのAPC制御のシーケンスの一例を示すタイミングチャートである。
図3に示した画像書込制御部30による画像書き込み制御時のLD201の点灯シーケンスとしては、LD201の同期点灯にて同期検知信号を生成し、主走査画像書き出しタイミングを制御する。そして、画像領域では(画像書き込み時には)LD点灯信号に応じた点灯/消灯を行い、非画像領域外にて(画像書き込み時以外のタイミングで)APC点灯を行う。
以下、この画像形成装置におけるこの発明に直接関わる構成について図6〜図13を参照して具体的に説明するが、その説明に入る前に、理解の便宜のため、従来のAPC点灯による課題等について、図14〜図16を参照して説明する。なお、説明の都合上、図3および図4を用いる。
図14は、従来技術によるLDへの点灯制御信号とLDの発光量(光波形)とその発光量の検出(以下「サンプリング」ともいう)期間との関係の一例を示すタイミングチャートである。
LD201の点灯は、図14に示すように、発光量(光波形)の立ち上がりに鈍りが発生する。従って、従来は、APC点灯期間をある程度長く取り、発光量が安定したタイミングにて光量検出部411でその発光量のサンプリングを行うことが一般的であった。
図15は、従来技術による実際の画像書き込み時におけるAPC制御のシーケンスの一例を示すタイミングチャートである。
画像書込制御部30による実際の画像領域でのLD201の点灯としては、図15に示すように、上流から送られてくる画像データに応じて変調(点灯/消灯)を行い、パルス点灯を行う期間(パルス点灯期間)や、連続点灯を行う期間(連続点灯期間)、点灯しない期間がある。
図16は、図15によって説明した連続点灯期間およびパルス点灯時の発光量の説明に供する説明図である。
この場合、図14によって説明したAPC点灯では、図16に示すように、LD201の連続点灯時の発光量は、光量検出部411によってサンプリングされると、目標光量に適切に補正できる。しかし、高速変調時のパルス点灯時のAPCでは、1パルス(1ドット)の点灯は、発光量(光波形)の鈍りと発振遅延のために発光量が目標光量まで立ち上がらず、その発光量を光量検出部411によってサンプリングしても、目標光量への補正はできない。従って、パルス点灯期間の画像濃度が適切ではなくなり、画像品質が低下するという課題があった。なお、一般的なLDの特性として、電流を注入してから光始めるまで、数ns程度のディレイが発生する。このディレイを「発振遅延」という。
そこで、この課題を解消するための構成について、以下で説明する。
図6は、図3のレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明に関わる構成の第1例を示すブロック図であり、図4と対応する部分には同一符号を付している。なお、そのLDドライバ410と光源200は、実際には各色毎に搭載されている。
この例のLDドライバ410は、図4に示した各部に加え、光量記憶部414を備えている。
LDドライバ410内の光量検出部411は、PD202および抵抗Rと共に光量検出手段としての機能を果すものであり、前述したようにLD201の発光量(実際には対応する電圧値)を検出する。
光量記憶部414は、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)等の半導体メモリを用いた記憶手段であり、光量検出部411によって検出されたLD201の発光量を記憶する。
駆動電流演算部412は、光量記憶部414に記憶されたLD201の発光量(電圧値)からLD201の駆動電流の値を演算する。
駆動電流制御部413は、駆動電流演算部412にて演算された駆動電流の値に基づいて、入力データのタイミングに応じてLD201に駆動電流を流し、LD201を点灯させる。この駆動電流制御部413は、駆動電流演算部412と共に、光量調整手段としての機能を果す。
このLDドライバ410では、図3のLD変調I/F42からのAPC信号による目標光量に対応する駆動電流でのAPC点灯時に、そのAPC点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量(実際には対応する電圧値)を書き込みクロックに応じたタイミングで光量検出部411が検出して光量記憶部414に記憶する。その後、駆動電流制御部413が、入力されるLD点灯信号に応じた画像書き込み時のタイミングでLD201を点灯させる際に、書き込みクロックによる点灯タイミングで駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている発光量に対応する駆動電流値の演算を行わせる。そして、その演算結果に応じて目標光量に対応する駆動電流値を調整し(上記演算された駆動電流値に一致するように調整し)、その調整後の駆動電流値でLD201を点灯させる。
図7は、図3のレーザ駆動部41であるLDドライバ410と光源200のこの発明に関わる構成の第2例を示すブロック図であり、図4,図6と対応する部分には同一符号を付している。なお、そのLDドライバ410と光源200は、実際には各色毎に搭載されている。
この例のLDドライバ410は、図4に示した各部に加え、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)等の半導体メモリを用いた記憶手段である駆動電流補正値記憶部415を備えている。図6によって説明したように、APC点灯時に、光量検出部411にて検出された発光量を記憶するのではなく、その検出された発光量から駆動電流演算部412にて演算された駆動電流値をLD201に通電する駆動電流の補正値として駆動電流補正値記憶部415に記憶し、LD201の駆動電流を制御するようにしている。
すなわち、図3のLD変調I/F42からのAPC信号による目標光量に対応する駆動電流でのAPC点灯時に、そのAPC点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量(実際には対応する電圧値)を書き込みクロックに応じたタイミングで光量検出部411が検出する。そして、駆動電流演算部412が、その検出した発光量に応じて目標光量に対応する駆動電流値を補正し、その補正後の駆動電流値(駆動電流補正値)を駆動電流補正値記憶部415に記憶する。その後、駆動電流制御部413が、入力されるLD点灯信号に応じた画像書き込み時のタイミングでLD201を点灯させる際に、書き込みクロックによる点灯タイミングで駆動電流補正値記憶部415に記憶されている駆動電流補正値でLD201を点灯させる。
次に、図6,図7に示したLDドライバ410によるAPC制御時におけるLD201の発光量の立ち上がり時にその発光量をサンプリングするタイミングについて説明する。
図8は、そのAPC制御時における入力されるAPC信号(点灯データ)および書き込みクロック(書込CLK)とLD201の発光量(光波形)とその発光量のサンプリングタイミングとの関係の一例を示すタイミングチャートである。
この図8を見て分かるように、画像領域以外(画像書き込み時以外のタイミング)でのLD201のAPC点灯時にも、LD変調および各種クロック生成部34は書き込みクロックを生成している。
LD201は、図16に示したように、1ドット(dot)孤立の点灯においては、1ドットの点灯中の発光量(光波形)の鈍りと発振遅延のために発光量が理想値(目標光量)まで届かない可能性がある。
また、図8に示すように、LD201の発光量は、書き込みクロックと同期したAPC信号(点灯データ)のオン/オフによってタイミング制御される。
したがって、LD201のAPC点灯開始後、書き込みクロックに応じたタイミングで(図8の例ではAPC点灯開始からの書き込みクロックの1クロック後に)PD202が受光する光量レベルを光量検出部411によってサンプリングすることで、1ドット点灯時の発光量に相当する発光量をサンプリング可能である。
次に、図3に示した画像書込制御部30によるAPC制御時におけるLD201の異なる長さの点灯に対する光量補正について説明する。
図9は、その光量補正の説明に供する波形図である。
図9に示すように、LD201のAPC点灯時の1ドット点灯タイミングでサンプリングした発光量を用いて、画像書き込み時にLD201の発光量を予め設定(記憶)された目標光量に合わせる。それによって、1ドット独立点灯の発光量を適切に補正することができ、1ドット画像の濃度が適切なものとなる。
作像中のAPC点灯を利用して、LD201の発光量(光波形)の応答性も踏まえた発光量を検出しているので、LD201の立ち上がりの個体差、経時変化に対応した適切な光量補正ができる。
また、主走査ラインのAPC点灯から応答も踏まえた発光量を検出していることで、事前のLD特性検出工程が不要であるというメリットもある。
なお、孤立1ドットの光量補正には限定されない。
今後、主走査方向の解像度アップを目的とした書き込みクロックの高速化が進むにあたり、LDの応答性の悪さが大きな課題となる。その場合、LD201のAPC時の発光量の立ち上がり中に、1ドット分の点灯のみでなく、2ドット連続点灯でも発光量が目標光量に達しない可能性がある。
そこで、図6,図7に示したLDドライバ410によるAPC制御時におけるLD201の発光量の立ち上がり時にその発光量を複数ドット分サンプリングするタイミングについて説明する。
図10は、そのAPC制御時における入力されるAPC信号(点灯データ)および書き込みクロックとLD201の発光量とその発光量のサンプリングタイミングとの関係の他の例を示すタイミングチャートである。
図6,図7に示したLDドライバ410では、目標光量に対応する駆動電流でのAPC点灯(但し連続点灯)時に、LD201のAPC点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量(実際には対応する電圧値)を、書き込みクロックに応じた連続する複数のタイミングで(図10の例ではAPC点灯開始からの書き込みクロックの1クロック後と2クロック後に)光量検出部411によって順次サンプリングする。つまり、LD201の複数ドット分の発光量である1ドット目の発光量と2ドット目の発光量をサンプリングする。この例では、2ドット分の発光量をサンプリングするが、3ドット分以上の発光量をサンプリングしても構わない。
また、LD201の立ち上がり後の発光量を書き込みクロックに応じたタイミングで(図10の例ではAPC点灯開始からの書き込みクロックの3クロック後に)光量検出部411によってサンプリングする。つまり、LD201の3ドット目の発光量をサンプリングする。そのサンプリングした発光量は、目標光量とする。なお、4ドット目以降の発光量をサンプリングして目標光量としても良い。また、この目標光量となる発光量のサンプリングを行わず、予め設定された目標光量を使用することもできる。その場合、その目標光量は図示しない不揮発性メモリに記憶されている。
そして、図6に示したLDドライバ410では、上述のサンプリングした複数の発光量(実際には対応する電圧値)を図6の光量記憶部414に順次記憶する。このとき、記憶する複数の発光量にそれぞれ識別情報(例えばドット番号)を対応付ける。なお、目標光量を光量記憶部414に記憶する場合は、その光量記憶部414に不揮発性メモリを使用する。
図7に示したLDドライバ410では、駆動電流演算部412が、LD201の立ち上がり中にサンプリングした複数の発光量に応じて目標光量に対応する駆動電流値を順次段階的に補正し、その補正後の複数の駆動電流値(駆動電流補正値)を順次駆動電流補正値記憶部415に記憶する。このとき、記憶する駆動電流補正値に識別情報(例えばドット番号)を対応付ける。
図6に示したLDドライバ410では、駆動電流制御部413が、入力されるLD点灯信号に応じた画像書き込み時のタイミングでLD201を連続発光させる際に、書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている複数の発光量に対応する複数の駆動電流値の演算を行わせる。そして、その複数の演算結果に応じて目標光量に対応する駆動電流値を順次段階的に調整し、その調整後の複数の駆動電流値でLD201を連続点灯させる。
図7に示したLDドライバ410では、駆動電流制御部413が、入力されるLD点灯信号に応じた画像書き込み時のタイミングでLD201を連続発光させる際に、書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで駆動電流補正値記憶部415に記憶されている複数の駆動電流補正値でLD201を順次点灯させる。
それによって、図6,図7に示したLDドライバ410のいずれでも、より精度の高い光量補正が可能となり、書き込みクロックの高速化にも対応できる。また、応答性の悪いLDを使いこなすことが可能となる。
次に、図6,図7に示したLDドライバ410による画像領域中におけるLD201の様々な点灯パターンでの発光量を適切な光量レベルに補正するケースについて説明する。
図11は、その画像領域中における入力されるLD点灯信号および書き込みクロックとLD201の駆動電流および発光量との関係の一例を示すタイミングチャートである。
LDドライバ410が上述した制御を行うことにより、図11に示すように、画像領域中の1ドット、連続2ドットの点灯についてそれぞれ発光量を補正することができる。
連続2ドットにおいては、1ドット目の発光量、2ドット目の発光量について、それぞれ事前にサンプリングしたLD201の発光量に応じて目標光量値になるように駆動電流を補正している。
駆動電流制御部413は、画像書き込み時に入力されたLD点灯信号(点灯データ)が1ドット(1パルス)信号の場合には、図11の期間Taに示す書き込みクロックによる点灯タイミングで以下の(a)又は(b)に示す制御を行う。
(a)図6の駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている1ドット目の発光量および目標光量にそれぞれ対応する各駆動電流値を演算させる。そして、その各駆動電流値に応じて目標光量に対応する駆動電流値を調整し、その調整後の駆動電流値でLD201を点灯させる。それによって、そのLD201の発光量は目標光量となる。
(b)図7の駆動電流補正値記憶部415に記憶されている1ドット目の発光量に対応する駆動電流補正値に対応する駆動電流値でLD201を点灯させる。それによっても、そのLD201の発光量は目標光量となる。
画像書き込み時に入力されたLD点灯信号が連続2ドット(2パルス)信号の場合には、図11の期間Tb,Tcに示す書き込みクロック(連続する複数クロック)による点灯タイミングで以下の(c)又は(d)に示す制御を行う。
(c)図6の駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている1,2ドット目の各発光量および目標光量にそれぞれ対応する各駆動電流値を演算させる。そして、その各駆動電流値に応じて目標光量に対応する駆動電流値を順次段階的に調整してLD201を連続点灯させる。それによって、そのLD201の各発光量はいずれも目標光量となる。
(d)図7の駆動電流補正値記憶部415に記憶されている1,2ドット目の各発光量に対応する各駆動電流補正値でLD201を順次点灯させる。それによっても、そのLD201の各発光量はいずれも目標光量となる。
よって、APC制御時におけるLD201の発光量の立ち上がり時のサンプリングを細かくすればするほど、画像パターンにおける補正がより精度よくできる。
図12は、図6,図7に示したLDドライバ410によるAPC制御時におけるLD201の発光量のサンプリング処理の一例を示すフローチャートである。
LDドライバ410では、駆動電流制御部413が、図3のLD変調I/F42からのAPC信号の入力によって図12の処理ルーチンを開始し、まずステップS1でAPC点灯をオンにする。つまり、APCを行うLD201を目標光量に対応する電流値で点灯させる。
駆動電流制御部413は、次のステップS2では、書き込みクロックに応じたタイミングで(例えばAPC点灯オン時点からの書き込みクロックの1クロック後に)光量検出部411にてLD201の1ドット目の発光量(実際には対応する電圧値)をサンプリングする。このとき、図6の例では、サンプリングした1ドット目の発光量を光量記憶部414に記憶する。図7の例では、サンプリングした1ドット目の発光量から駆動電流演算部412にて演算された駆動電流補正値を駆動電流補正値記憶部415に記憶する。
駆動電流制御部413は、次のステップS3では、書き込みクロックの次の1クロック立ち上がりで光量検出部411にてLD201の2ドット目の発光量を1ドット目と同様にサンプリングする。
駆動電流制御部413は、以後同様に、残りのドット(予め設定された複数ドットの最終ドットまで)の発光量を順次サンプリングした後、ステップS4でAPC点灯をオフにし、図12の処理ルーチンを終了する。
図13は、図6,図7に示したLDドライバ410による画像形成時におけるLD201の光量補正処理の一例を示すフローチャートである。
LDドライバ410では、駆動電流制御部413が、図3のLD変調I/F42から入力される1ドット分のLD点灯信号がLD201の点灯(画像点灯)をオンにする信号の場合(画像点灯開始時)に図13の処理ルーチンを開始する。
そして、まずステップS11において、入力された1ドット分(1ドット目)のLD点灯信号によるLD201の1ドット目の発光量を補正してLD201を点灯させる。つまり、図6に示したLDドライバ410では、駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている1ドット目の発光量および目標光量にそれぞれ対応する各駆動電流値を演算させ、その各駆動電流値に応じて目標光量に対応する駆動電流値を調整してLD201を点灯させる。図7に示したLDドライバ410では、駆動電流補正値記憶部415に記憶されている1ドット目の駆動電流値補正値でLD201を点灯させる。
その後、ステップS12へ進み、LD変調I/F42から次に入力された1ドット分(2ドット目)のLD点灯信号がLD201の点灯をオンにする信号である(2ドット目を点灯させる)か否かを判断する。
そして、次に入力された1ドット分(2ドット目)のLD点灯信号がLD201の点灯をオンにする信号でない(2ドット目を点灯させない)場合には、ステップS16へ移行して、LD201の点灯(画像点灯)をオフにし、図13の処理ルーチンを終了する。
また、次に入力された1ドット分(2ドット目)のLD点灯信号がLD201の点灯をオンにする信号である(2ドット目を点灯させる)場合には、ステップS13へ進み、次の処理を行う。
すなわち、次に入力された1ドット分(2ドット目)のLD点灯信号によるLD201の2ドット目の発光量を補正してLD201を点灯させる。つまり、図6に示したLDドライバ410では、駆動電流演算部412に光量記憶部414に記憶されている2ドット目の発光量および目標光量にそれぞれ対応する各駆動電流値を演算させ、その各駆動電流値に応じて目標光量に対応する駆動電流値を調整してLD201を点灯させる。図7に示したLDドライバ410では、駆動電流補正値記憶部415に記憶されている2ドット目の駆動電流値補正値でLD201を点灯させる。
その後、ステップS14へ進み、LD変調I/F42から次に入力された1ドット分(3ドット目)のLD点灯信号がLD201の点灯をオンにする信号である(3ドット目を点灯させる)か否かを判断し、その結果に応じて上述と同様の処理を行う(S15,S16)。
以後、次に入力される1ドット分(3ドット目以降)のLD点灯信号に対しても上述と同様の処理を行う。
この実施形態によれば、以下の(a)〜(g)に示す作用効果を得ることができる。
(a)光走査装置102内のLDドライバ410(図6)が、画像書き込み時以外のタイミングでLD201(発光素子)を目標光量に対応する駆動電流値で点灯させて、その点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量を書き込みクロックに応じたタイミングで検出して記憶する。そして、画像書き込み時のタイミングでLD201を点灯させる際に、書き込みクロックによる点灯タイミングで目標光量に対応する駆動電流値を上記記憶した発光量に応じて調整してLD201を点灯させる。それによって、LD201の応答性の影響も含んだ高精度の光量調整を実現することができ、画像濃度を適切なレベルに補正できる。
(b)光走査装置102内のLDドライバ410(図6)が、画像書き込み時以外のタイミングでLD201を目標光量に対応する駆動電流値で連続点灯させて、その連続点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量を書き込みクロックに応じた連続する複数のタイミングで順次検出して記憶する。そして、画像書き込み時のタイミングでLD201を連続点灯させる際に、書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで目標光量に対応する駆動電流値を上記記憶した複数の発光量に応じて順次段階的に調整してLD201を前記発光素子を連続点灯させる。そうすれば、LD201の点灯パターンによらず、つまりオン/オフを高速で繰り返すようなLD201の応答性の影響も含んだ高精度の光量調整を実現することができる。
(c)光走査装置102内のLDドライバ410(図7)が、画像書き込み時以外のタイミングでLD201を目標光量に対応する駆動電流値で点灯させて、その点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量を書き込みクロックに応じたタイミングで検出する。そして、目標光量に対応する駆動電流値を上記検出した発光量に応じて補正した駆動電流値を記憶し、画像書き込み時のタイミングでLD201を点灯させる際に、書き込みクロックによる点灯タイミングで上記記憶した駆動電流値でLD201を点灯させる。それによって、(a)と同様の効果を得ることができる。
(d)光走査装置102内のLDドライバ410(図7)が、画像書き込み時以外のタイミングでLD201を目標光量に対応する駆動電流値で連続点灯させて、その連続点灯によるLD201の立ち上がり中の発光量を書き込みクロックに応じた連続する複数のタイミングで順次検出する。そして、目標光量に対応する駆動電流値を上記検出した複数の発光量に応じて順次段階的に補正した複数の駆動電流値を記憶し、上記画像書き込み時のタイミングでLD201を連続点灯させる際に、書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで上記記憶した複数の駆動電流値でLD201を順次点灯させる。それによって、(b)と同様の効果を得ることができる。
(e)画像書き込み時のLD201の発光量を調整する際の目標光量を、予め設定された発光量とすれば、適切な画像濃度に対応する発光量を目標光量として設定しておくことにより、その目標光量にLD201の発光量を調整することができる。
(f)光走査装置102内のLDドライバ410が、LD201の立ち上がり後の発光量を書き込みクロックに応じたタイミングで検出し、その発光量を画像書き込み時のLD201の発光量を調整する際の目標光量として記憶(設定)することにより、適切な画像濃度に対応する目標光量にLD201の発光量を確実に調整することができる。
(g)画像形成装置に、光走査装置102を備えることにより、高品質画像を得ることができる。
以上、この発明を、複数個の感光体ドラム上にそれぞれ形成される複数個の静電潜像を複数色のトナー(現像剤)で色版毎に現像し、その各色版のトナー画像(現像画像)を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行う画像形成装置に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らない。つまり、1個の感光体ドラム上に順次形成される複数個の静電潜像を複数色のトナーで色版毎に順次現像し、その各色版のトナー画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行う画像形成装置にもこの発明を適用可能である。また、上記の感光体ドラムを感光体ベルトに、上記の中間転写ベルトを中間転写ドラムにした画像形成装置にも適用可能である。更に、モノクロ等の単色の画像形成装置や、2色又は3色等の色数の画像形成装置にも、この発明を適用可能である。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となることは言うまでもない。
10:画像処理ASIC又は画像処理コントローラ 20:CPU
11:画像データ入力I/F 21:コマンドI/F 30:画像書込制御部
31:速度変換用ラインメモリ 32:各種パターン生成部 33:書込γ変換部
34:LD変調および各種クロック生成部 35:連続点灯検出部
36:ルックアップテーブル(LUT) 37:バイアス電流発生部
38:画像領域制御および各種タイミング制御部
39:各種設定レジスタおよびポリゴンモータ制御部 41:レーザ駆動部
42:LD変調I/F 43:ポリゴンモータドライバ
44:ポリゴンモータI/F44 46:同期検知I/F
100:画像形成装置 102:光走査装置
102a,102e,102f:反射ミラー 102b:fθレンズ
102c:ポリゴンミラー 102d:WTLレンズ
104,106,108,110:作像プロセス部
104a,106a,108a,110a:感光体ドラム
104b,106b,108b,110b:帯電器
104c,106c,108c,110c:現像器 112:カラー作像部
114:中間転写ベルト 114a,114b,114c:搬送ローラ
118:2次転写ベルト 120:定着装置 122:転写部 124:記録媒体
130:定着部材 132:印刷物 200(200K):光源
210(210K):同期検知センサ 410:LDドライバ 411:光量検出部
412:駆動電流演算部 413:駆動電流制御部 414:光量記憶部
415:駆動電流補正値記憶部
特開2009−292075号公報

Claims (7)

  1. 発光素子の点灯により、副走査方向に移動する像担持体に該副走査方向に直交する主走査方向に画像書き込みを行う光書込装置であって、
    前記画像書き込みを行うための書き込みクロックを前記画像書き込み時以外のタイミングでの前記発光素子の点灯時にも生成するクロック生成手段と、
    前記発光素子の発光量を検出する光量検出手段と、
    該光量検出手段によって検出される発光量に応じて、前記発光素子に通電する電流値を調節することによって該発光素子の発光量を目標光量に一致させるように調整する光量調整を行う光量調整手段とを設け、
    前記光量調整手段は、前記画像書き込み時以外のタイミングで前記発光素子を前記目標光量に対応する電流値で点灯させて、該点灯による前記発光素子の立ち上がり中の発光量を前記書き込みクロックに応じたタイミングで前記光量検出手段によって検出させて記憶し、前記画像書き込み時のタイミングで前記発光素子を点灯させる際に、前記書き込みクロックによる点灯タイミングで前記目標光量に対応する電流値を前記記憶した発光量に応じて調整して前記発光素子を点灯させることを特徴とする光書込装置。
  2. 前記光量調整手段は、前記画像書き込み時以外のタイミングで前記発光素子を前記目標光量に対応する電流値で連続点灯させて、該連続点灯による前記発光素子の立ち上がり中の発光量を前記書き込みクロックに応じた連続する複数のタイミングで前記光量検出手段によって順次検出させて記憶し、前記画像書き込み時のタイミングで前記発光素子を連続点灯させる際に、前記書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで前記目標光量に対応する電流値を前記記憶した複数の発光量に応じて順次段階的に調整して前記発光素子を連続点灯させることを特徴とする請求項1に記載の光書込装置。
  3. 発光素子の点灯により、副走査方向に移動する像担持体に該副走査方向に直交する主走査方向に画像書き込みを行う光書込装置であって、
    前記画像書き込みを行うための書き込みクロックを前記画像書き込み時以外のタイミングでの前記発光素子の点灯時にも生成するクロック生成手段と、
    前記発光素子の発光量を検出する光量検出手段と、
    該光量検出手段によって検出される発光量に応じて、前記発光素子に通電する電流値を調節することによって該発光素子の発光量を目標光量に一致させるように調整する光量調整を行う光量調整手段とを設け、
    前記光量調整手段は、前記画像書き込み時以外のタイミングで前記発光素子を前記目標光量に対応する電流値で点灯させて、該点灯による前記発光素子の立ち上がり中の発光量を前記書き込みクロックに応じたタイミングで前記光量検出手段によって検出させて、前記目標光量に対応する電流値を前記検出した発光量に応じて補正した電流値を記憶し、前記画像書き込み時のタイミングで前記発光素子を点灯させる際に、前記書き込みクロックによる点灯タイミングで前記記憶した電流値で前記発光素子を点灯させることを特徴とする光書込装置。
  4. 前記光量調整手段は、前記画像書き込み時以外のタイミングで前記発光素子を前記目標光量に対応する電流値で連続点灯させて、該連続点灯による前記発光素子の立ち上がり中の発光量を前記書き込みクロックに応じた連続する複数のタイミングで前記光量検出手段によって順次検出させて、前記目標光量に対応する電流値を前記検出した複数の発光量に応じて順次段階的に補正した複数の電流値を記憶し、前記画像書き込み時のタイミングで前記発光素子を連続点灯させる際に、前記書き込みクロックによる連続する複数の点灯タイミングで前記記憶した複数の電流値で前記発光素子を順次点灯させることを特徴とする請求項1に記載の光書込装置。
  5. 前記目標光量は、予め設定された発光量であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光書込装置。
  6. 前記光量調整手段は、前記発光素子の立ち上がり後の発光量を前記書き込みクロックに応じたタイミングで前記光量検出手段によって検出させ、該光量検出手段によって検出された立ち上がり後の発光量を前記目標光量として記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の光書込装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光書込装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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