JP2013123512A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】手間が掛からない簡便な構成で衣類全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することができ、好適に衣類の乾燥状態を把握することが可能な衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】衣類Cを収容したドラム3を回転させて衣類Cを乾燥させる衣類乾燥機1は、ドラム3の内部に向かって100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波Eを照射する電磁波発生部10と、電磁波発生部10が照射してドラム3の内部を通過した電磁波Eを検出する電磁波検出部11と、電磁波Eを検出した電磁波検出部11が出力する信号に基づいて衣類Cの水分量を演算して乾燥状態を識別する演算部であるCPU8と、を備える。衣類乾燥機1は衣類Cを通過して強度が変化した電磁波Eを検出することで、衣類Cに含まれる水分量が分かる。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類を収容したドラムを回転させて衣類を乾燥させる衣類乾燥機に関する。
従来の衣類乾燥機が特許文献1に開示されている。この従来の衣類乾燥機は回転するドラムと、ファンと、ヒータとを備えている。この衣類乾燥機はファンにより発生させた空気流をヒータに通して加熱し、衣類乾燥機の前面側からドラム内の衣類に向かって吹き付けている。加熱された空気流は衣類に吹き付けられることによって衣類から吸湿して高温多湿となり、ドラム後方のファンの箇所に到達する。高温多湿な空気はファンが衣類乾燥機の後方から吸い込んだ別の空気流により冷却、除湿(凝縮)され、再びヒータの箇所へと送り込まれる。衣類から取り除いた除湿水は衣類乾燥機の下方に排水される。
このような衣類乾燥機において、従来省エネルギーの観点から不要な運転を実行しないようにするために衣類の乾燥度合いの検出が実施されている。衣類の乾燥度合いの検出方法としては、例えば温度センサーを使用して排気の温度変化を測定する方法や、湿度センサーを使用して排気の湿度変化を測定する方法が知られている。
特許文献1に記載の従来の衣類乾燥機は湿度センサーを使用した方法を採用している。この衣類乾燥機の湿度センサーは多湿且つ比較的高温で凝縮される前の空気流に晒されるように、ドラムの後方であってファンの前方の箇所に設けられている。そして、この衣類乾燥機は衣類の水分量に対応した水蒸気量を測定することにより衣類の乾燥度合いを検出している。
また、衣類の乾燥度合いを検出するための他の方法を採用した従来の衣類乾燥機が特許文献2に開示されている。この従来の衣類乾燥機は個々の衣類に2種類の無線ICタグを貼付するとともに、それら無線ICタグとの間で通信を実行するようにしている。この衣類乾燥機は衣類に貼付された一方の無線ICタグと水への吸収率が低い周波数帯域で通信して衣類を特定し、他方の無線ICタグと水への吸収率が高い周波数帯域で通信して衣類の乾燥度合いを検出している。
特開平8−252395号公報 特開2006−333900号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の衣類乾燥機はドラムに収容された衣類全体としての水蒸気量を検出しているので、例えば水分が偏在している場合にこれを検出することができないという問題があった。
また、特許文献2に記載の従来の衣類乾燥機は個々の衣類の乾燥度合いを検出可能であるが、個々の衣類に無線ICタグを貼付しなければならない。これにより、この従来技術は非常に手間が掛かるという問題があった。そして、この従来技術を、例えば家庭用の衣類乾燥機に適用することは極めて困難であると考えられる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、手間が掛からない簡便な構成で衣類全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することができ、好適に衣類の乾燥状態を把握することが可能な衣類乾燥機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の衣類乾燥機は、衣類を収容したドラムを回転させて前記衣類を乾燥させる衣類乾燥機であって、前記ドラムの内部に向かって100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波を照射する電磁波発生部と、前記電磁波発生部が照射して前記ドラムの内部を通過した前記電磁波を検出する電磁波検出部と、前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号に基づいて前記衣類の水分量を演算して乾燥状態を識別する演算部と、を備えることを特徴としている。
上記周波数帯域の電磁波は水分子に非常に吸収され易いという性質を有しているので、衣類中の水分量がわずかであっても電磁波の強度が大きく変化する。したがって、この構成によれば、衣類を通過して強度が変化した電磁波を検出することで、衣類に含まれる水分量が分かる。
ここで、「100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波」は人体に対して安全で、且つ水の吸収係数が102cm-1以上の電磁波である。吸収係数が102cm-1であるということは、電磁波は水中を0.1mm(=1/102cm)進む間にその強度が10分の1になる。電磁波は衣類の水分中を0.1mm進む間にその強度が10分の1に減少するので、検出中にノイズが発生しても十分に検出可能である。一方、100GHz未満の周波数の電磁波は徐々に水の吸収係数が102cm-1より減少して検出精度が低下する虞がある。また、120THzから1.6PHz(波長2.5μmから0.125μm)の周波数の電磁波は吸収係数が102cm-1より小さい。そして、電磁波は1.6PHzを超えると吸収係数が102cm-1より大きくなるが、人体への影響が大きくなる虞がある。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記電磁波の周波数が2.5THz以下であることを特徴としている。
一般的に衣類乾燥機の内部が高温になったときに発生する熱輻射は波長が長くなるにつれて多くなり、特定の波長でピークとなり、ピーク時より波長が長くなると単調に減少する。熱輻射の分布は温度により変化し、例えば室温程度におけるピーク時の波長が約10μmであり、80度におけるピーク時の波長が約8μmである。熱輻射が多い波長(周波数)の電磁波を用いて衣類の水分量を検出しようとすると、電磁波の検出時に熱輻射がノイズとして現れる虞がある。しかしながら、室温程度の場合、2.5THz以下(波長120μm以上)では熱輻射量がピーク時の千分の一程度以下になる。温度が上昇するにつれて熱輻射量がピーク時の千分の一程度以下になる周波数は低く(波長は長く)なる。したがって、この構成によれば、2.5THz以下(波長120μm以上)の周波数の電磁波を用いているので、乾燥時の熱輻射量がピーク時の千分の一程度よりも小さくなり、熱輻射の影響が十分少なくなる。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記電磁波発生部及び/または前記電磁波検出部は前記ドラムの外部に配置され、前記ドラムは前記電磁波が透過する電磁波透過部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、電磁波発生部及び電磁波検出部のいずれか、或いは両方がドラムの外部に配置されるので、衣類がそれらに衝突することが抑制される。したがって、ドラムの内部における衣類の動きを妨げることなく、自然な状態で撹拌される衣類を通過する電磁波が検出される。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムは前記電磁波を反射して前記電磁波検出部に導くための反射部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、電磁波発生部と電磁波検出部とを対向させて配置する必要がない。したがって、衣類乾燥機には電磁波発生部と電磁波検出部との様々な配置構成が適用され得る。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムは前記反射部を一体として有することを特徴としている。
この構成によれば、ドラムの耐久性が向上する。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記電磁波発生部と前記電磁波検出部とが一体として構成されていることを特徴としている。
この構成によれば、電磁波発生部及び電磁波検出部の配置領域が省スペース化される。したがって、衣類乾燥機の大型化が妨げられる。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記電磁波発生部及び前記電磁波検出部を複数箇所に備えるとともに、前記ドラムの内部に対して複数の前記電磁波を照射することを特徴としている。
この構成によれば、衣類乾燥機は複数の箇所における衣類の水分量が分かる。これにより、衣類の水分量の正確さが高まる。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムの内部に対して前記電磁波を走査するための走査部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、走査範囲における衣類中の水分量の分布が識別される。これにより、衣類乾燥機は衣類中の水分量の分布に係る情報を用いた好適な乾燥運転を実行する。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムの回転周期を検知する回転周期検知部を備え、前記演算部は前記回転周期検知部が検知した前記ドラムの回転周期を前記演算に用いることを特徴としている。
この構成によれば、衣類を通過した電磁波の検出信号に対してドラムの回転に係る情報が加味される。これにより、衣類の水分量が一層正確に分かる。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムの内部の前記衣類の位置を検知する衣類位置検知部を備え、前記演算部は前記衣類位置検知部が検知した前記衣類の位置を前記演算に用いることを特徴としている。
この構成によれば、例えば水分量が比較的多い衣類が特定され、追跡される。すなわち、乾燥に多くの時間を要する衣類を見逃すことが妨げられ、より効果的な乾燥運転が実行される。
また、上記構成の衣類乾燥機において、前記ドラムから排出された水蒸気量を測定する水蒸気測定部を備え、前記演算部は前記水蒸気測定部が測定した前記水蒸気量を前記演算に用いることを特徴としている。
この構成によれば、衣類を通過した電磁波の検出信号に対してドラムの内部の水蒸気量を用いた補正が加味される。これにより、衣類の水分量が一層正確に分かる。
本発明の構成によれば、衣類を通過した電磁波の強度を検出することで、衣類に含まれる水分量が分かる。したがって、本発明の衣類乾燥機は手間が掛からない簡便な構成で衣類全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することができる。このようにして、好適に衣類の乾燥状態を把握することが可能な衣類乾燥機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 図1の衣類乾燥機の構成を示すブロック図である。 図1の衣類乾燥機の電磁波検出部で検出される信号を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 図7の衣類乾燥機のドラム内部を示す概略正面図である。 本発明の第6の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。 図9の衣類乾燥機のドラム内部を示す概略正面図である。 図9の衣類乾燥機の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態に係る衣類乾燥機の概略垂直断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る衣類乾燥機を図1〜図12に基づき説明する。
最初に、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機について、図1及び図2を用いてその概略構造と衣類の乾燥動作とを説明する。図1は衣類乾燥機の概略垂直断面図、図2は衣類乾燥機の構成を示すブロック図である。なお、図1における左方が衣類乾燥機の前面側(前方)であり、右方が背面側(後方)である。
図1に示すように、衣類乾燥機1は直方体形状なす本体筐体2にドラム3、扉4、ファン5、空気通路20及びヒータ21を備えている。また、衣類乾燥機1はドラム3及びファン5を回転させるためのモータ6(図2参照)を備えている。
ドラム3は例えば熱伝導率が比較的高い金属材料で構成され、本体筐体2の内部に略水平をなす軸線周りに回転自在に支持されている。ドラム3はその内周面に衣類Cを撹拌するためのバッフル3aを複数備えている。なお、上述のように、ドラム3はモータ6によって回転される。
ドラム3の前面には円形の開口3bが設けられ、本体筐体2の前面に開口した円形の窓部2aに連通している。本体筐体2の窓部2aの箇所には衣類乾燥機1の前方から開閉可能な扉4が設けられている。扉4は衣類乾燥機1の外部からドラム3の内部を見ることができるよう透明部を備えている。ユーザーは扉4を開放することによりドラム3の内部に対して衣類を出し入れすることができる。
ファン5はドラム3の背面側の空気通路20の内部に配置され、上述のようにモータ6によって回転される。ファン5はドラム3の内部の衣類Cを乾燥させるために空気を流通させるとともに、除湿用熱交換器として動作する両翼ファンで構成されている。
空気通路20はファン5の前面側に設けられた高温流路22と、ファン5の背面側に設けられた低温流路23とを備えている。
高温流路22はドラム3の背面から前面までドラム3の外部下方を通して延びる循環ダクト24を備えている。循環ダクト24はドラム3の前面下部に設けられた吹出し口3cとドラム3の背面中央部に設けられたフィルタ部3dとを介してドラム3の内部と連通している。吹出し口3cに対して空気流通方向下流側の循環ダクト24の内部にヒータ21が配置されている。循環ダクト24の下部には空気が除湿(凝縮)されることで生じた水を排出するための排水口25を備えている。
低温流路23は本体筐体2の外部と連通する冷却用吸気口26を本体筐体2の背面に備えている。また、低温流路23はファン5の箇所から下方に向かって延びる排気ダクト27を備えている。排気ダクト27の先端であって本体筐体2の底面には冷却用排気口28が設けられている。
ここで、衣類乾燥機1はその全体の動作制御のために、図2に示す制御部7を備えている。制御部7はCPU8やその他の図示しない電子部品で構成されている。CPU8は中央演算部であって、記憶部9等に記憶、入力されたプログラム、データに基づきモータ6やヒータ21などといった構成要素を制御して一連の乾燥運転を実現する。
上記構成の衣類乾燥機1において、乾燥運転が指示されると、モータ6及びヒータ21が駆動される。これにより、ドラム3及びファン5が回転し、ドラム3の内部で衣類Cが撹拌されるとともに、ドラム3の内部及び空気通路20の内部で空気流が発生する。なお、図1に描画した白抜き矢印が空気の流通経路及び流通方向を示している。
このとき、空気通路20の低温流路23では本体筐体2外部、冷却用吸気口26、ファン5、排気ダクト27、冷却用排気口28、本体筐体2外部の順に流れる空気流が発生する。これにより、外気が本体筐体2の内部に取り込まれ、背面側からファン5を常時冷却する。
一方、空気通路20の高温流路22ではドラム3内部、フィルタ部3d、ファン5、循環ダクト24、吹出し口3c、ドラム3内部の順に流れる空気流が発生する。高温流路22の内部の空気流はヒータ21の箇所で加熱され、高温となってドラム3の内部の衣類Cに向かって吹出し口3cから吹き付けられる。吹出し口3cから衣類Cに吹き付けられた空気は衣類Cから水分を吸収し、フィルタ部3dを通過してファン5の箇所に至る。
ドラム3の内部で衣類Cから水分を吸収してファン5の箇所に至った高温多湿な空気流はファン5に触れることにより冷却される。このとき、空気流が含む水分は結露(凝縮)し、排水口25から衣類乾燥機1の下方に排水される。高温流路22の内部の空気流は高温流路22とドラム3との間で循環を繰り返すことにより、衣類Cから水分を吸収して衣類Cを乾燥させる。
そして、上記構成の衣類乾燥機1はより効果的な乾燥運転を実行するために電磁波を利用して衣類Cの水分量を検出するようにしている。このため、衣類乾燥機1は図1及び図2に示す電磁波発生部10と電磁波検出部11とを備えている。
続いて、衣類Cの水分量の検出に係る構成とその動作について、図1及び図2に加えて図3を用いて詳しく説明する。図3は衣類乾燥機1の電磁波検出部11で検出される信号を示すグラフである。
電磁波発生部10はドラム3とともに回転しないように本体筐体2の窓部2aのドラム3内側の箇所に設けられている。電磁波発生部10はドラム3の内部であって後方に向かって、ドラム3の回転軸線と略平行に電磁波Eを照射する。電磁波発生部10は窓部2aの下部に設けられているので、重力の作用で下方に集中する衣類Cに電磁波Eが当たって衣類Cを通過し易くなる。なお、図1に描画した破線矢印が電磁波Eの通過経路及び通過方向を示している。
電磁波発生部10は例えば量子カスケードレーザーや共鳴トンネルダイオードなどを備え、100GHz以上120THz以下の周波数を有する電磁波Eを照射する。
100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波は人体に対して安全で、且つ水の吸収係数が102cm-1以上の電磁波である。吸収係数が102cm-1であるということは、電磁波は水中を0.1mm(=1/102cm)進む間にその強度が10分の1になる。電磁波は衣類Cの水分中を0.1mm進む間にその強度が10分の1に減少するので、検出中にノイズが発生しても十分に検出可能である。一方、100GHz未満の周波数の電磁波は徐々に水の吸収係数が102cm-1より減少して検出精度が低下する虞がある。また、120THzから1.6PHz(波長2.5μmから0.125μm)の周波数の電磁波は吸収係数が102cm-1より小さい。そして、電磁波は1.6PHzを超えると吸収係数が102cm-1より大きくなるが、人体への影響が大きくなる虞がある。
このようにして、100GHz以上120THz以下の周波数を有する電磁波Eは水に非常に吸収され易いという性質を備える。したがって、衣類Cにわずかでも水分が存在すると、電磁波Eの強度は衣類Cを通過する前後で大きく変化する。
電磁波検出部11はドラム3の内部背面側の壁部に設けられ、ドラム3とともに回転しないように例えばドラム3の軸部などに取り付けられている。電磁波検出部11は電磁波発生部10が照射してドラム3の内部を通過した電磁波Eを検出可能な位置に配置されている。電磁波検出部11は例えば焦電効果を利用した素子やゴーレイセル、ショットキーバリアダイオードなどを備え、電磁波発生部10が発した電磁波Eを検出する。
上記電磁波発生部10及び電磁波検出部11を備える衣類乾燥機1において、乾燥運転が指示されると、図1に示すように電磁波発生部10からドラム3の軸線方向に沿って電磁波Eが照射される。電磁波Eはドラム3の内部で衣類Cに当たると、衣類Cに含まれる水分量に応じて吸収されてその強度が低減する。
なお、この実施形態では電磁波発生部10及び電磁波検出部11がドラム3の内部に設けられて電磁波Eがドラム3の回転軸線と略平行に照射されるが、電磁波発生部10及び電磁波検出部11の配置箇所や電磁波Eの照射方向がこれに限定されるわけではない。例えば、電磁波Eをドラム3の回転軸線に対して直角をなす方向に照射しても良い。
しかしながら、電磁波発生部10から照射された電磁波Eの照射経路はドラム3の回転軸線に対して略平行であってドラム3の下部にあることがより望ましい。衣類Cはドラム3の内部で移動するときに重力の作用により必ず下方に落下するので、この構成によれば、より確実にすべての衣類Cに電磁波Eを当てることが可能になる。
電磁波検出部11は衣類Cを通過して強度が低減した電磁波Eを検出する。そして、CPU8が電磁波Eを検出した電磁波検出部11が出力する信号に基づいて衣類Cの水分量を演算して乾燥状態を識別する。このとき、電磁波Eの吸収率は、例えば電磁波発生部10が照射する電磁波Eの強度と、電磁波検出部11が検出する電磁波Eの強度との差分や比率から演算すれば良い。電磁波発生部10が照射する電磁波Eの強度は、例えば衣類Cが存在しない状態で電磁波検出部11が検出する電磁波Eの強度としても良いし、電磁波発生部10への投入電力から換算しても良い。
ここで、電磁波は一般的に回折限界により、波長程度までしか収束させることができない。「100GHz」の電磁波の波長は3000μmであり、「120THz」の電磁波の波長は2.5μmであるので収束可能な領域も同程度となる。これにより、本発明の衣類乾燥機1では直径2.5μm〜3000μm程度の水分の塊を区別できる。したがって、衣類乾燥機1は電磁波Eの照射方向と垂直をなす面に関して、より小さい領域の水分量を検出することができ、一層正確に衣類Cの水分の分布が分かるようになる。
このようにして、衣類乾燥機1は衣類Cを通過して強度が変化した電磁波Eを検出することで、衣類Cに含まれる水分量が分かる。そして、衣類Cがドラム3の内部で撹拌されることにより、ほぼすべての衣類Cを電磁波Eが通過することになる。これにより、衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することができる。
ここで、電磁波Eの周波数は2.5THz以下であることが望ましい。一般的に衣類乾燥機1の内部が高温になったときに発生する熱輻射は波長が長くなるにつれて多くなり、特定の波長でピークとなり、ピーク時より波長が長くなると単調に減少する。熱輻射の分布は温度により変化し、例えば室温程度におけるピーク時の波長が約10μmであり、80度におけるピーク時の波長が約8μmである。熱輻射が多い波長(周波数)の電磁波Eを用いて衣類Cの水分量を検出しようとすると、電磁波Eの検出時に熱輻射がノイズとして現れる虞がある。しかしながら、室温程度の場合、2.5THz以下(波長120μm以上)では熱輻射量がピーク時の千分の一程度以下になる。温度が上昇するにつれて熱輻射量がピーク時の千分の一程度以下になる周波数は低く(波長は長く)なる。したがって、2.5THz以下(波長120μm以上)の周波数の電磁波Eを用いれば、乾燥時の熱輻射量がピーク時の千分の一程度よりも小さくなり、熱輻射の影響が十分少なくなる。
また、電磁波発生部10は波長の異なる複数の電磁波Eを照射することにしても良い。このとき、水分に対する吸収率が比較的高い波長の電磁波と、水分に対する吸収率が比較的低い波長の電磁波とを含ませることが望ましい。これにより、例えば電磁波Eの照射経路上に電磁波Eを散乱させるものがあった場合、水分に対する吸収率が比較的高い波長の電磁波の検出信号の変化が水分に対する吸収によるものか、散乱の影響によるものか区別することができる。これにより、電磁波Eの検出信号を補正することが可能である。
また、CPU8は電磁波Eの検出信号の時間的変化やドラム3の回転周期に基づいて衣類Cの水分量を演算することも可能である。このため、衣類乾燥機1はドラム3の回転周期を検知する回転周期検知部12を備えている。回転周期検知部12は、例えばドラム3とともに回転しない光センサー及び受光部と、ドラム3とともに回転する遮蔽板とで構成されている。回転周期検知部12は遮蔽板が光センサーと受光部との間の光路を遮蔽するタイミングを測定することでドラム3の回転周期を検知する。
図3において、横軸は時間を示し、縦軸は電磁波Eの吸収率を示している。図3によれば、ドラム3の回転とともに衣類Cが攪拌されて電磁波Eの照射経路上を順次通過していくので、電磁波Eの吸収率は増加減少を繰り返していることが分かる。さらに、衣類Cの乾燥は時間とともに進行するので、衣類C全体としての電磁波Eの吸収率は徐々に減少していくことが分かる。
乾燥運転の開始時は、衣類Cの水分が多いために衣類Cの動きが鈍く、例えば図3の左側に示すようにドラム3の1回転(1周期)に対して電磁波Eの吸収率のピークが3つ存在する。なお、電磁波Eの吸収率の1つのピークは単一の衣類Cの吸収率を示している場合もあるし、塊となった複数の衣類Cの吸収率を示している場合もある。乾燥が進むと、衣類Cの水分が減少して衣類Cは個々に動き易くなり、例えば図3の右側に示すようにドラム3の1回転(1周期)に対して電磁波Eの吸収率のピークが5つになる。
乾燥運転の終了の判断は電磁波Eの吸収率が予め設定した閾値以下になることにより行う。この電磁波Eの吸収率の閾値は衣類Cの材質に対する電磁波Eの吸収率データを用いて設定しても良い。例えば、すべての衣類Cの材質が乾燥したときの電磁波Eの吸収率を用いても良いし、ユーザーに対して選択を指示した衣類Cの材質に対応した値を設定することにしても良い。この電磁波Eの吸収率の閾値は、例えば記憶部9に記憶され、適宜利用される。
図3に示すように、すべての衣類Cの乾燥が完了していなくても、一時的に電磁波Eの吸収率が閾値以下の値になることがある。衣類Cの乾燥が不十分であるのに乾燥が完了したと誤判断することを防ぐために、例えば電磁波Eの吸収率が閾値以下になる時間が予め設定した十分長い一定の時間以上継続したときに衣類Cの乾燥が完了したと判断させる。乾燥運転の終了の判断に用いる一定の時間は、例えばドラム3の回転周期を用いても良い。ドラム3の回転周期の間にある衣類Cが少なくとも一度電磁波Eの照射経路上を通過する可能性が高いので、誤判断を防ぐことが可能となる。
乾燥運転の終了の別の判断としては、例えばドラム3の回転周期ごとに発生する電磁波Eの吸収率のピークを計数する方法を用いても良い。前述のように、乾燥運転の開始時、ドラム3の1回転に対する電磁波Eの吸収率のピークは比較的少なく、例えば図3では3つであり、乾燥が進むに従って4つ、5つと徐々に増加する。そして、ドラム3の1回転に対する電磁波Eの吸収率のピークが予め設定した所定数に達したときに衣類Cの乾燥が完了したと判断させる。
制御部7は、例えば衣類Cの乾燥具合に応じて乾燥運転を停止しても良いし、乾燥具合についてユーザーに知らせるようにしても良いし、乾燥具合に応じてドラム3の回転周波数やヒータ21の温度等の乾燥条件を変更しても良い。
また、さらに効果的な乾燥運転を行うために、衣類乾燥機1はドラム3の内部の衣類Cの位置を検知する衣類位置検知部13を備えている(図2参照)。衣類位置検知部13は、例えばドラム3の内部を撮像可能なカメラで構成され、取得したドラム3の内部の映像から衣類Cの位置を検知することができる。CPU8は電磁波Eを検出した電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に、衣類位置検知部13が検知した衣類Cの位置を用いる。
また、さらに効果的な乾燥運転を行うために、衣類乾燥機1はドラム3から排出された水蒸気量を測定する水蒸気測定部14を備えている(図2参照)。水蒸気測定部14は、例えば高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサーで構成され、ドラム3から排出された水蒸気量を測定するために例えばドラム3のフィルタ部3dの後方等に配置されている。
電磁波Eはドラム3の内部の水蒸気でも吸収されるので、ドラム3の内部の水蒸気量の変動が電磁波検出部11による電磁波Eの検出に影響を与えて衣類Cの水分量の正確な検出の妨げとなる。このため、衣類乾燥機1は水蒸気測定部14によってドラム3の内部の空気の水蒸気量を測定する。
CPU8は電磁波Eを検出した電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に、水蒸気測定部14が測定した水蒸気量を用いる。具体的には、CPU8は電磁波発生部10と電磁波検出部11との間の距離と、水蒸気測定部14から得られたドラム3の内部の水蒸気量とを用いてドラム3の内部の水蒸気による電磁波Eの減衰量を算出する。CPU8は電磁波検出部11で検出される衣類Cの水分による電磁波Eの吸収量と、ドラム3の内部の水蒸気による電磁波Eの減衰量との差分をとることで、ドラム3の内部の水蒸気の影響を受けて変動する電磁波検出部11で検出される電磁波Eを補正する。
上記のように、衣類乾燥機1はドラム3の内部に向かって100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波Eを照射する電磁波発生部10と、電磁波発生部10が照射してドラム3の内部を通過した電磁波Eを検出する電磁波検出部11と、電磁波を検出した電磁波検出部11が出力する信号に基づいて衣類Cの水分量を演算して乾燥状態を識別するCPU8と、を備えている。上記周波数帯域の電磁波Eは水分子に非常に吸収され易いという性質を有しているので、衣類乾燥機1は衣類Cを通過して強度が変化した電磁波Eを検出することで、衣類Cに含まれる水分量を知ることができる。また、衣類乾燥機1は電磁波Eの照射方向と垂直をなす面に関してより小さい領域の水分量を検出することができ、正確に衣類Cの水分の分布を識別できる。したがって、手間が掛からない簡便な構成で衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することが可能である。
そして、衣類乾燥機1の電磁波発生部10が照射する電磁波Eの周波数は2.5THz以下であることが望ましい。これにより、衣類乾燥機1の内部が高温になったときに発生する熱輻射の影響を少なくすることが可能である。
また、衣類乾燥機1がドラム3の回転周期を検知する回転周期検知部12を備え、CPU8は電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に回転周期検知部12が検知したドラム3の回転周期を用いる。これにより、衣類Cを通過した電磁波Eの検出信号に対してドラム3の回転に係る情報が加味される。したがって、衣類乾燥機1は衣類Cの水分量を一層正確に知ることができる。
また、衣類乾燥機1がドラム3の内部の衣類Cの位置を検知する衣類位置検知部13を備え、CPU8は電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に衣類位置検知部13が検知した衣類Cの位置を用いる。これにより、例えば水分量が比較的多い衣類Cが特定され、追跡される。すなわち、衣類乾燥機1では乾燥に多くの時間を要する衣類Cを見逃すことが妨げられ、より効果的な乾燥運転を実行することができる。
また、衣類乾燥機1がドラム3から排出された水蒸気量を測定する水蒸気測定部14を備え、CPU8は電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に水蒸気測定部14が測定したドラム3の内部の水蒸気量を用いる。これにより、衣類Cを通過した電磁波Eの検出信号に対してドラム3の内部の水蒸気量を用いた補正が加味される。したがって、衣類乾燥機1は衣類Cの水分量を一層正確に知ることができる。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、衣類Cを通過した電磁波Eの強度を検出することで、衣類Cに含まれる水分量が分かる。したがって、本発明の衣類乾燥機1は手間が掛からない簡便な構成で衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することができる。このようにして、好適に衣類Cの乾燥状態を把握することが可能な衣類乾燥機1を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機について、図4を用いて説明する。図4は衣類乾燥機の概略垂直断面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図4では衣類Cの描画を省略している。
第2の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図4に示すように扉4と対向するドラム3の背面側の壁面に電磁波透過部15を備えている。電磁波透過部15は電磁波Eが透過する材料で構成され、ドラム3の回転軸線に対して略同心円をなす環状に形成されている。
電磁波発生部10は窓部2aの下部に設けられ、ドラム3の後方に向かって回転軸線と略平行に電磁波を照射する。電磁波透過部15は電磁波Eの照射経路上に配置されている。電磁波検出部11はドラム3の背面側の外部であって、例えば空気通路20の外壁等に設けられている。電磁波発生部10及び電磁波検出部11はドラム3とともに回転しない。電磁波発生部10が照射する電磁波Eは電磁波透過部15を透過して電磁波検出部11に届く。
このようにして第2の実施形態の構成によれば、電磁波発生部10及び電磁波検出部11の両方がドラム3の外部に配置されるので、衣類Cがそれらに衝突することが抑制される。したがって、衣類乾燥機1はドラム3の内部における衣類Cの動きを妨げることなく、自然な状態で撹拌される衣類Cを通過する電磁波Eを検出することが可能である。その結果、衣類乾燥機1は衣類Cの水分量をより一層正確に知ることができる。
なお、電磁波発生部10及び電磁波検出部11のいずれか一方がドラム3の外部に配置された構成であっても良い。このとき、例えば前面側におけるドラム3の外部であって本体筐体2との間の箇所に電磁波発生部10を配置し、ドラム3の前面側の壁面に電磁波透過部15を設けることにしても良い。
また、電磁波透過部15を扉4の外部に設けて、扉4に電磁波透過部15を設けることにしても良いし、扉4自体が電磁波Eを透過する材料で形成された電磁波透過部15であっても良い。
また、電磁波透過部15は上記のように電磁波を透過する材料で構成されていても良いし、単なる貫通孔で構成されていても良い。さらに、電磁波透過部15の形状はドラム3の回転軸線に対して略同心円をなす環状に限定されるわけではなく、他の形状であっても構わない。
次に、本発明の第3の実施形態に係る衣類乾燥機について、図5を用いて説明する。図5は衣類乾燥機の概略垂直断面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図5では衣類Cの描画を省略している。
第3の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図5に示すようにドラム3の内面に2箇所の反射部16A、16Bを備えている。反射部16A、16Bはともに電磁波Eの反射率が高い金属等で構成されている。反射部16Aはドラム3の内部背面側の壁部に配置され、反射部16Bはドラム3の内周面に配置されている。
電磁波発生部10は窓部2aの下部に設けられ、ドラム3の後方に向かって回転軸線と略平行に電磁波Eを照射する。電磁波検出部11は窓部2aの略中央部に設けられ、ドラム3の内部側から届く電磁波Eを検出する。電磁波発生部10が照射する電磁波Eは、まずドラム3の内部背面側の壁部に配置した反射部16Aで反射し、続いてドラム3の内周面に配置した反射部16Bで反射して電磁波検出部11に届く。
このようにして第3の実施形態の構成によれば、電磁波発生部10と電磁波検出部11とを対向させて配置する必要がない。したがって、衣類乾燥機1には電磁波発生部10と電磁波検出部11との様々な配置構成を適用することができる。すなわち、一対の電磁波発生部10及び電磁波検出部11を用いて様々な方向から衣類Cに対して電磁波Eを当てることができる。その結果、衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別する精度を一層向上させることが可能である。
なお、反射部16は2箇所に限定されるわけではなく、1箇所或いは3箇所以上であっても良い。さらに、反射部16の配置箇所も上記実施形態に限定されるわけではなく、他の箇所に配置しても良い。
そして、ドラム3が例えばステンレスなどの電磁波Eを反射する材料からなり、反射部16を一体として有することにしても良い。電磁波Eはドラム3の内面で反射する。この構成によれば、ドラム3の耐久性が向上する。
次に、本発明の第4の実施形態に係る衣類乾燥機について、図6を用いて説明する。図6は衣類乾燥機の概略垂直断面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図6では衣類Cの描画を省略している。
第4の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図6に示すように電磁波発生検出部17を備えている。電磁波発生検出部17は電磁波発生部と電磁波検出部とが一体として構成されている。電磁波発生検出部17は窓部2aの下部に設けられている。
電磁波発生検出部17はドラム3の後方に向かって回転軸線と略平行に電磁波Eを照射する。さらに、電磁波発生検出部17はドラム3の内部側から届く電磁波Eを検出する。電磁波Eの反射率が高い金属等で構成された反射部16がドラム3の内部背面側の壁部であって、電磁波発生検出部17と対向する箇所に配置されている。すなわち、電磁波発生検出部17が照射する電磁波Eはドラム3の内部背面側の壁部に配置した反射部16で反射して電磁波発生検出部17に届く。
このようにして第4の実施形態の構成によれば、電磁波発生検出部17が電磁波発生部と電磁波検出部とを一体として構成されているので、電磁波発生部及び電磁波検出部の配置領域が省スペース化される。したがって、衣類乾燥機1の大型化を防止することが可能である。
次に、本発明の第5の実施形態に係る衣類乾燥機について、図7及び図8を用いて説明する。図7は衣類乾燥機の概略垂直断面図、図8は衣類乾燥機のドラム内部を示す概略正面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図7及び図8では衣類Cの描画を省略している。
第5の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図7及び図8に示すように対をなす電磁波発生部10及び電磁波検出部11を2箇所に備えている。一対の電磁波発生部10A及び電磁波検出部11Aと、一対の電磁波発生部10B及び電磁波検出部11Bとが上下方向に並べて配置されている。これにより、複数の電磁波Eがドラム3の内部に対して照射される。
このようにして第5の実施形態の構成によれば、衣類乾燥機1は複数の箇所における衣類Cの水分量が分かる。したがって、衣類Cの水分量の正確さを高めることが可能である。
なお、対をなす電磁波発生部10及び電磁波検出部11は2箇所に限定されるわけではなく、3箇所以上に配置しても構わない。さらに、電磁波発生部10及び電磁波検出部11の配置箇所も上記実施形態に限定されるわけではなく、他の箇所に配置しても良い。
また、対をなす電磁波発生部10及び電磁波検出部11各々による電磁波Eの照射方向は上記実施形態のように同じ方向であることに限定されるわけではなく、異なる方向から照射しても構わない。例えば、一対の電磁波発生部10B及び電磁波検出部11Bによる電磁波Eの照射方向を図8における横方向に設定しても良い。これにより、一対の電磁波発生部10A及び電磁波検出部11Aによる電磁波Eの照射方向と、一対の電磁波発生部10B及び電磁波検出部11Bによる電磁波Eの照射方向とが上方から見て交差するようになる。これらの電磁波Eの照射経路の高さを変えることにより、衣類Cの水分量の分布を3次元的に識別することが可能になる。
また、電磁波発生部10及び電磁波検出部11は必ずしも対をなすように構成されていなくても良い。単数の電磁波発生部10に対して複数の電磁波検出部11を設けても良いし、複数の電磁波発生部10に対して単数の電磁波検出部11を設けても良い。これらの場合、例えば前述の反射部16などを用いて電磁波Eを振り分けたり、集めたりすることにより、複数の箇所における衣類Cの水分量が得られる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る衣類乾燥機について、図9〜図11を用いて説明する。図9は衣類乾燥機の概略垂直断面図、図10は衣類乾燥機のドラム内部を示す概略正面図、図11は衣類乾燥機の構成を示すブロック図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図9及び図10では衣類Cの描画を省略している。
第6の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図11に示すように電磁波発生部10及び電磁波検出部11がともに走査部10s、11sを備えている。そして、制御部7は電磁波発生部10の走査部10sと電磁波検出部11の走査部11sとを同時に駆動することにより、図9及び図10に示すように電磁波Eを走査することができる。なお、図9及び図10に描画した実線矢印が電磁波Eの走査方向を示している。例えば、電磁波Eはその照射方向と直角をなす面、すなわちドラム3の回転軸線と直角をなす面において矩形をなす形状に走査される(図10参照)。
このようにして第6の実施形態の構成によれば、走査範囲における衣類Cの水分量の分布が識別される。例えば走査する時間がドラム3の回転周期と比較して十分に短い場合、ある時間における2次元的な衣類Cの水分量の分布を識別することができる。そして、衣類乾燥機1は衣類Cの水分量の分布に係る情報を用いた好適な乾燥運転を実行することが可能である。
なお、さらに効果的な乾燥運転を行うために、図11に示す衣類位置検知部13が検知した衣類Cの位置に基づいて電磁波Eを走査することにしても良い。CPU8は電磁波検出部11が出力する信号に基づく衣類Cの水分量の演算に、衣類位置検知部13が検知した衣類Cの位置を用いる。そして、制御部7が衣類Cの位置に応じて電磁波Eを走査すべく走査部10s、11sの駆動を制御する。
この構成によれば、例えば水分量が比較的多い衣類Cを特定し、この衣類Cに対して電磁波Eを照射し続けながらこの衣類Cを追跡することができる。したがって、衣類乾燥機1は乾燥に多くの時間を要する衣類Cを見逃すことを防止でき、より一層効果的な乾燥運転を実行することが可能である。
また、電磁波発生部10及び電磁波検出部11がともに走査部を擁する必要はなく、いずれか一方が走査部を擁する構成であっても良い。この場合、例えば電磁波Eを反射させるなどして照射方向を変更させ、電磁波発生部10から電磁波検出部11まで導くことができる。
また、電磁波Eの照射方向はドラム3の回転軸線と略平行であることに限定されるわけではなく、図10における横方向、すなわちドラム3の回転軸線と直角をなす方向に電磁波Eを照射しても良い。そして、ドラム3の回転軸線に対して略平行な方向と、直角をなす方向との両方において電磁波Eを走査することにしても良い。この構成によれば、広範囲にわたる3次元的な空間において衣類Cの水分量の分布を識別することができる。
次に、本発明の第7の実施形態に係る衣類乾燥機について、図12を用いて説明する。図12は衣類乾燥機の概略垂直断面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図3を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。また、図12では衣類Cの描画を省略している。
第7の実施形態に係る衣類乾燥機1は、図12に示すようにドラム3の向きが上下方向になっている。すなわち、ドラム3の回転軸線は床面に対して略垂直をなし、その上面に円形の開口3bが設けられている。そして、ドラム3の開口3bは本体筐体2の上面に開口した円形の窓部2aに連通している。本体筐体2の窓部2aの箇所であって衣類乾燥機1の上面には上方からドラム3の内部に対して衣類Cの出し入れを可能にする扉4が設けられている。
電磁波発生部10及び電磁波検出部11はドラム3の下部内周面に設けられ、互いがドラム3の回転軸線を挟んで対向するように配置されている。電磁波発生部10は電磁波検出部11に向かって、ドラム3の回転軸線と直角をなす方向、すなわち略水平に電磁波Eを照射する。ドラム3の内部の衣類Cは重力の作用により下方に集まるので、衣類Cに確実に電磁波Eを当てることができる。
このようにして第7の実施形態の構成によれば、回転軸線が床面に対して略垂直をなすドラム3を備えた衣類乾燥機1であっても、手間が掛からない簡便な構成で衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することが可能である。
なお、電磁波発生部10及び電磁波検出部11の配置箇所はドラム3の内周面に限定されるわけではなく、扉4の箇所とドラム3の底部とに配置することにしても良い。このとき、電磁波Eは、例えばドラム3の回転軸線と略平行に上下方向に照射される。この場合、衣類Cがドラム3の内周面近くに存在する機会が多くなるので、電磁波発生部10及び電磁波検出部11の配置箇所はドラム3の内周面近傍であることが望ましい。これにより、衣類C全体としての乾燥度合いや水分の偏在を識別することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態ではドラム3の向きを横方向(第1〜第6の実施形態)または縦方向(第7の実施形態)としたが、ドラム3の向きはこれらに限定されるわけではなく、例えば斜め方向であっても構わない。
また、本発明の構成は衣類乾燥機の機能を有する洗濯機にも適用可能である。
本発明は、衣類を収容したドラムを回転させて衣類を乾燥させる衣類乾燥機に利用することができる。
1 衣類乾燥機
2 本体筐体
2a 窓部
3 ドラム
3b 開口
3c 吹出し口
3d フィルタ部
4 扉
5 ファン
6 モータ
7 制御部
8 CPU(演算部)
9 記憶部
10 電磁波発生部
10s 走査部
11 電磁波検出部
11s 走査部
12 回転周期検知部
13 衣類位置検知部
14 水蒸気測定部
15 電磁波透過部
16 反射部
17 電磁波発生検出部(電磁波発生部、電磁波検出部)
20 空気通路
21 ヒータ
22 高温流路
23 低温流路
24 循環ダクト
25 排水口
E 電磁波
C 衣類

Claims (11)

  1. 衣類を収容したドラムを回転させて前記衣類を乾燥させる衣類乾燥機であって、
    前記ドラムの内部に向かって100GHz以上120THz以下の周波数の電磁波を照射する電磁波発生部と、
    前記電磁波発生部が照射して前記ドラムの内部を通過した前記電磁波を検出する電磁波検出部と、
    前記電磁波を検出した前記電磁波検出部が出力する信号に基づいて前記衣類の水分量を演算して乾燥状態を識別する演算部と、
    を備えることを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 前記電磁波の周波数が2.5THz以下であることを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 前記電磁波発生部及び/または前記電磁波検出部は前記ドラムの外部に配置され、
    前記ドラムは前記電磁波が透過する電磁波透過部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衣類乾燥機。
  4. 前記ドラムは前記電磁波を反射して前記電磁波検出部に導くための反射部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  5. 前記ドラムは前記反射部を一体として有することを特徴とする請求項4に記載の衣類乾燥機。
  6. 前記電磁波発生部と前記電磁波検出部とが一体として構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  7. 前記電磁波発生部及び前記電磁波検出部を複数箇所に備えるとともに、前記ドラムの内部に対して複数の前記電磁波を照射することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  8. 前記ドラムの内部に対して前記電磁波を走査するための走査部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  9. 前記ドラムの回転周期を検知する回転周期検知部を備え、
    前記演算部は前記回転周期検知部が検知した前記ドラムの回転周期を前記演算に用いることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  10. 前記ドラムの内部の前記衣類の位置を検知する衣類位置検知部を備え、
    前記演算部は前記衣類位置検知部が検知した前記衣類の位置を前記演算に用いることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  11. 前記ドラムから排出された水蒸気量を測定する水蒸気測定部を備え、
    前記演算部は前記水蒸気測定部が測定した前記水蒸気量を前記演算に用いることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
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