JP2013122327A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
一つのスイッチで複数の機能を選択する場合、押し時間を変えることで任意の機能を選択することができる。しかし、この一つのスイッチでは、各機能に応じた押し時間を操作者が覚えておく必要があり、また、スイッチを長時間押し続ける作業が大変という問題があった。
【解決手段】
本発明は、上記問題を解決する為に、一つのスイッチで選択できる機能を少なくするとともに、通常使用時や施工時に応じて操作するスイッチを分ける、スイッチの操作を長押と一押に分ける等で、操作を分かり易くした空気調和機を提供するものである。
【選択図】 図3
一つのスイッチで複数の機能を選択する場合、押し時間を変えることで任意の機能を選択することができる。しかし、この一つのスイッチでは、各機能に応じた押し時間を操作者が覚えておく必要があり、また、スイッチを長時間押し続ける作業が大変という問題があった。
【解決手段】
本発明は、上記問題を解決する為に、一つのスイッチで選択できる機能を少なくするとともに、通常使用時や施工時に応じて操作するスイッチを分ける、スイッチの操作を長押と一押に分ける等で、操作を分かり易くした空気調和機を提供するものである。
【選択図】 図3
Description
本発明は、空気調和機の本体に設け、手動で操作するスイッチに関するものである。
従来の空気調和機のスイッチとして、特許文献1に示すようなものがある。この特許文献1に開示されている空気調和機は、本体に設けられた1つのスイッチで、リモコンが無い場合に使用者が空気調和機を自動運転させるための自動運転モードと、本体を取外す前に設置業者が室内機にある冷媒を室外機に集めるための強制運転モードとを選択できる。自動運転モードを選択する場合はスイッチを短く押す(いわゆる一押)。強制運転モードを選択する場合はスイッチを長く押す(いわゆる長押)。このように、スイッチの押す時間を変えることで、自動運転モードと強制運転モードを二者択一で選択することができる。
現在の空気調和機は、主にリモコンで操作されるが、機能を増加したため、本体にも自動運転モードと強制運転モード以外に操作部またはスイッチを設ける必要のある場合がある。例えば、空気調和機の稼働時間を記憶しているメモリをリセットするフィルタリセットや、電波式無線リモコンと空気調和機が通信できるように設定するペアリングなどがある。
スイッチを共有化させるために、一つのスイッチで、自動運転モード、強制運転モード、フィルタリセット、ペアリングを選択させている空気調和機もある。この空気調和機は、一つのスイッチで4つの機能から任意の機能を選択させるために、各機能を選択するためのスイッチの押し時間を変えている。例えば、フィルタリセットは1押(1秒間)、自動運転モードは3秒間、強制運転モードは10秒間、ペアリングは25秒間、スイッチを押すことで各機能を選択できるように設定されている。
上記のように、一つのスイッチに4通りの押し方を設定しているため、スイッチの押し方が複雑となり、操作者が誤った操作をする虞があった。例えば、操作者がフィルタリセットを選択するつもりが、スイッチを3秒押してしまい、自動運転モードが選択されてしまうことがある。また、操作者がペアリングを選択するつもりが、25秒よりも早くスイッチを離してしまい、強制運転モードが選択されてしまうこともあった。
そこで、本発明は、本体に設けられたスイッチで多くの機能を操作させる際に、操作者が誤った操作をしないように、スイッチの押し方の区別がつき易くすることを目的とする。具体的には、操作する状況に応じてスイッチを分ける、誤操作されては困る機能は他の機能よりもスイッチの押し方を変える(押時間を長くする、押回数を多くする等)ことで選択されにくくする等である。
上記目的を達成する為に、本発明は、空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、前記第一スイッチは、空気調和機の施工時に操作するためのスイッチであり、前記第二スイッチは、空気調和機の通常運転時に操作するためのスイッチであることを特徴とする。
また、空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、前記第一スイッチは、空気調和機の施工時に操作するためのスイッチであり、ペアリングと強制運転モードを選択できるスイッチであり、前記第二スイッチは、空気調和機の通常運転時に操作するためのスイッチであり、自動運転モードとフィルタリセットを選択できるスイッチであることを特徴とする。
また、空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、前記第一スイッチは、ペアリングを選択できるスイッチであり、前記第二スイッチは、強制運転モードと自動運転モードとフィルタリセットを選択できるスイッチであることを特徴とする。
また、 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には二つ以上のスイッチを備え、前記スイッチは、空気調和機の施工時に操作する機能と空気調和機の通常運転時に操作する機能を選択でき、空気調和機の施工時に操作する機能は、空気調和機の通常運転時に操作する機能よりもスイッチの押時間を長く設定する、または、スイッチの押回数を多く設定することを特徴とする。
また、空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、前記第一スイッチは、ペアリングを少なくとも選択でき、前記第二スイッチは、強制運転モードを少なくとも選択でき、自動運転モードは第一スイッチまたは第二スイッチの一方に、フィルタリセットは第一スイッチまたは第二スイッチの他方にそれぞれ割り当てられ、前記ペアリングと前記強制運転モードは、前記自動運転モードと前記フィルタリセットよりもスイッチの押時間を長く設定する、または、スイッチの押回数を多く設定することを特徴とする。
本発明は、空気調和機本体に設けた、スイッチで設定される機能を2つ以上のスイッチを用いて、スイッチの押し方の区別がつき易くすることで、操作が分かり易くなり、操作者の誤操作を減らすことができる。例えば、自動運転モードとペアリングを別のスイッチに分ける、自動運転モードと強制運転モードはペアリングとフィルタリセットよりも選択をしにくくすることで、誤操作を減らすことができる。
以下に、本発明の実施の形態における空気調和機の構成について、図1ないし図3を基に説明する。
本発明の空気調和機は、空気調和機本体1と電波式無線リモコン8から構成されている。空気調和機本体1は上面および前面に吸込口11、本体の下部に吹出口3を備え、吸込口11と吹出口3をつなぐ空気通路に室内熱交換器とファンが配置され、ファンにより吸込口11から吸込まれた空気が室内熱交換器で冷媒と熱交換され、吹出口3から室内に吹出される。電波式無線リモコン8は、指向性が無く、電波の届く範囲であればどこからでも空気調和機本体1に電波式無線信号による運転指示を行える。
本発明の空気調和機の運転停止時は、図1に示すとおり、空気調和機本体1の吸込口11と吹出口3の前面には、開口可能な前面パネル2が備えられ、運転停止時は、前面パネル2は閉じられている。
空気調和機の運転時は、図2に示すとおり、前面パネル2を前方に移動させ吸込口11を開口させることで、吸込口11から室内空気を空気調和機本体1内に取込むことができ、吹出口3の風向板(3a、3b)が回動することで、調和空気が室内に吹出される。
本発明の空気調和機のフィルタメンテナンスは、図3に示す状態で行う。フィルタ清掃ユニット5はフィルタに付着したホコリなどを取除く装置であり、フィルタメンテナンス時は、フィルタ清掃ユニット5が着脱できるように、前面パネル2と吸込グリル4は各々の上端にある図示しない回転軸を中心に前方に回動して固定される。運転停止時と運転時には視認できないが、前面パネル2と吸込グリル4が各々の上端にある図示しない回転軸を中心に前方に回動して固定された状態では、吹出口3の上部にパネルカバー10が視認できる。パネルカバー10には、本体側操作部7と運転情報を知らせるスピーカー9が配置され、本体側操作部7とスピーカー9の間に電波式無線リモコン8の電波を受信するリモコン受信部13が設けられている。本体側操作部7には、第一スイッチ71と第二スイッチ72が備えられ、また、図示しないが第一スイッチ71と第二スイッチ72の操作方法が印刷されたシールが貼付されている。このシールに操作方法を記載することで、操作者が操作方法を覚える必要が無くなる。
第一スイッチ71もしくは第二スイッチ72を操作することで、ペアリング、強制運転モード、自動運転モード、フィルタリセットの各機能を選択することができる。以下に、各機能について説明する。
ペアリングは、電波式無線リモコン8が特定の空気調和機本体1を操作できるように設定するための機能である。電波式無線リモコン8から送信された電波式無線信号は指向性が無く、電波式無線リモコン8周囲に伝搬するため、空気調和機本体1は自身向けではない電波式無線リモコン8から送信された電波式無線信号を受信し誤動作を起こすことがある。これを防ぐために、空気調和機内にある記憶部に特定の電波式無線リモコン8のIDを登録させ、特定の電波式無線リモコン8の電波式無線信号だけを受信するように設定するものである。このペアリングは施工時に例えば設置業者が操作する。
強制運転モードは、施工時に室内機を取り外すために、冷媒を室外機内に収容させる機能であり、例えば設置業者が操作する。
自動運転モードは、電波式無線リモコン8が無い時に空気調和機を自動運転させる機能である。これは、例えばユーザによる通常運転時に操作する。
フィルタリセットは、空気調和機本体1内に記憶されている空気調和機の積算運転時間をゼロにリセットするための機能である。積算運転時間が予め設定された時間以上になると、ユーザにフィルタ清掃ユニット5内のダストボックスを清掃するように警告が表示部12に表示される。ユーザがダストボックスを清掃した後、フィルタリセット機能を選択することで運転時間がゼロに戻される。
ここで、施工時とは例えば設置業者が空気調和機を取り付けたり、取り外したりする工事をする時を意味し、通常運転時とは空気調和機の取り付け工事後、ユーザが冷房、暖房運転など空気調和機を使用する時を意味している。
次に、第一スイッチ71と第二スイッチ72の操作方法について、図4ないし図7を基に説明する。
(実施例1)
第一スイッチ71がペアリングと強制運転モードを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと自動運転モードを選択できるスイッチである場合を実施例1として、図4と図5を基に以下に説明する。
第一スイッチ71がペアリングと強制運転モードを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと自動運転モードを選択できるスイッチである場合を実施例1として、図4と図5を基に以下に説明する。
第一スイッチ71もしくは第二スイッチ72を押す時、空気調和機は運転停止されている。
第一スイッチ71の押し方に基づいて、制御の流れを図4に示すフローチャートに沿って説明する。第一スイッチ71が押されると(S102−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT1はカウントを開始する(S103)。そして、操作者が第一スイッチ71を離されるまでカウントを続ける(S104−No)。第一スイッチ71が離された時(S104−Yes)、タイマーT1のカウントを停止する(S105)。第一スイッチ71が離された時のタイマーT1のカウントが10秒以上であるか否かを確認する(S106)。10秒以上である場合(S106−Yes)はペアリングを開始し(S107)、10秒未満の場合(S106−No)はタイマーT1が1秒以上であるか否かを確認する(S109)。以下、分岐後の制御の流れに分けて説明する。
空気調和機がペアリングを開始する(S107)と、空気調和機本体1がペアリングに関連する電波式無線信号を受信可能な状態になる。この時、電波式無線リモコン8がペアリングに関連する電波式無線信号を送信すると、空気調和機本体1と電波式無線リモコン8が通信を開始し、空気調和機本体1内にある記憶部に電波式無線リモコン8のIDが登録される。電波式無線リモコン8のIDが登録されることによって、ペアリングが完了し、空気調和機本体1と電波式無線リモコン8は通信を終了する(S108)。終了後、タイマーT1はリセットされる(S101)。この作業により、電波式無線リモコン8で空気調和機本体1を操作することが可能になる。
タイマーT1が1秒以上であるか否かを確認し(S109)、1秒以上であった場合(S109−Yes)は強制運転モードを開始し(S110)、1秒未満の場合(S109−No)は誤動作(チャタリングや操作する意思なくスイッチに触れた等)と判断して何も行わず、タイマーT1をリセットする(S101)。
空気調和機が強制運転モードを開始する(S110)と、再度第一スイッチ71が押されるまで強制運転を継続する(S111−No)。第一スイッチ71が押されると(S111−Yes)、強制運転を停止し(S112)、タイマーT1をリセットする(S101)。
第二スイッチ72の押し方に基づいて、制御の流れを図5に示すフローチャートに沿って説明する。第二スイッチ72が押されると(S202−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT2はカウントを開始する(S203)。そして、操作者が第二スイッチ72を離されるまでカウントを続ける(S204−No)。第二スイッチ72が離された時(S204−Yes)、タイマーT2のカウントを停止する(S205)。第二スイッチ72が離された時のタイマーT2のカウントが3秒以上であるか否かを確認し(S206)、3秒以上である場合(S206−Yes)は、自動運転モードを開始し(S207)、3秒未満の場合(S206−No)はタイマーT2が1秒以上であるか否かを確認する(S210)。以下、分岐後の制御の流れに分けて説明する。
空気調和機が自動運転モードを開始すると(S207)、再度第二スイッチ72が押されるまで自動運転モードを継続する(S208−No)。第二スイッチ72が押されると(S208−Yes)、自動運転モードを停止し(S209)、タイマーT2をリセットする(S201)。
タイマーT2が1秒以上であるか否かを確認し(S210)、1秒以上であった場合(S210−Yes)はフィルタリセット(S211)、つまり積算運転時間をリセットし、1秒未満の場合(S210−No)は誤動作(チャタリングや操作する意思なくスイッチに触れた等)と判断して何も行わず、タイマーT2をリセットする(S201)。
フィルタリセット(S211)、つまり積算運転時間のリセットは、空気調和機本体1内に記憶されている空気調和機の積算運転時間がゼロにリセットされ、タイマーT2をリセットする(S201)。
実施例1は、第一スイッチ71は施工時に設置業者が操作するスイッチであり、第二スイッチ72は通常使用時にユーザが操作するスイッチとに分けられているため、ユーザが誤ってペアリングや強制運転モードを選択する誤操作を減らすことができる。また、各スイッチの押し時間に長短を設けることでも誤操作を減らすことができる。さらに、ペアリングの押し時間は10秒であるのに対し、自動運転モードの押し時間は3秒であることで、ユーザが誤って第一スイッチ71を操作してもペアリングが選択されにくい。
(実施例2)
第一スイッチ71がペアリングを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと自動運転と強制運転を選択できるスイッチである場合を実施例2として、図6と図7を基に以下に説明する。
第一スイッチ71がペアリングを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと自動運転と強制運転を選択できるスイッチである場合を実施例2として、図6と図7を基に以下に説明する。
第一スイッチ71の押し方に基づいて、制御の流れを図6に示すフローチャートに沿って説明する。第一スイッチ71が押されると(S302−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT1はカウントを開始する(S303)。そして、操作者が第一スイッチ71を離されるまでカウントを続ける(S304−No)。第一スイッチ71が離された時(S304−Yes)、タイマーT1のカウントを停止する(S305)。第一スイッチ71が離された時のタイマーT1のカウントが10秒以上であるか否かを確認し(S306)、10秒以上であった場合(S306−Yes)はペアリングを開始し(S307)、10秒未満の場合(S306−No)はタイマーT1をリセットする(S301)。ペアリングの開始(S307)以降については実施例1と同様である。
第二スイッチ72の押し方に基づいて、制御の流れを図7に示すフローチャートに沿って説明する。第二スイッチ72が押されると(S402−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT2はカウントを開始する(S403)。そして、操作者が第二スイッチ72を離されるまでカウントを続ける(S404−No)。第二スイッチ72が離された時(S404−Yes)、タイマーT2のカウントを停止する(S405)。第二スイッチ72が離された時のタイマーT2のカウントが10秒以上であるか否かを確認し(S406)、10秒以上である場合(S406−Yes)は、強制運転モードを開始し(S407)、10秒未満の場合(S406−No)はタイマーT2が3秒以上であるか否かを確認する(S410)。強制運転モードの開始は実施例1と同様である。
タイマーT2が3秒以上であるか否かを確認し(S410)、3秒以上である場合(S410−Yes)は自動運転モードを開始し(S411)、3秒未満の場合(S410−No)はタイマーT2が1秒以上であるか否かを確認する(S414)。自動運転モードの開始は実施例1と同様である。
タイマーT2が1秒以上であるか否かを確認し(S414)、1秒以上である場合(S414−Yes)はフィルタリセット(S415)、つまり積算運転時間をリセットし、1秒未満の場合(S414−No)は誤動作(チャタリングや操作する意思なくスイッチに触れた等)と判断して何も行わず、タイマーT2をリセットする(S401)。フィルタリセット(S415)、つまり積算運転時間をリセットは実施例1と同様である。
実施例2は、ペアリングを第一スイッチ71、他の機能であるフィルタリセット、自動運転、強制運転を第二のスイッチにすることで、ユーザが誤ってペアリングを操作することを少なくしている。また、ペアリングを他の機能を有するスイッチとは異なるスイッチにしただけでなく、押し時間を10秒と長く設定することで、ユーザが誤って第一スイッチ71を押しても選択されにくくした。
(実施例3)
第一スイッチ71が自動運転とペアリングを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと強制運転を選択できるスイッチである場合を実施例3として、図8と図9を基に以下に説明する。
第一スイッチ71が自動運転とペアリングを選択できるスイッチであり、第二スイッチ72がフィルタリセットと強制運転を選択できるスイッチである場合を実施例3として、図8と図9を基に以下に説明する。
第一スイッチ71の押し方に基づいて、制御の流れを図8に示すフローチャートに沿って説明する。第一スイッチ71が押されると(S502−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT1はカウントを開始する(S503)。そして、操作者が第一スイッチ71を離されるまでカウントを続ける(S504−No)。第一スイッチ71が離された時(S504−Yes)、タイマーT1のカウントを停止する(S505)。第一スイッチ71が離された時のタイマーT1のカウントが10秒以上であるか否かを確認する(S506)。10秒以上である場合(S506−Yes)はペアリングを開始し(S507)、10秒未満の場合(S506−No)はタイマーT1が1秒以上であるか否かを確認する(S509)。ペアリングも実施例1と同様である。
タイマーT1が1秒以上であるか否かを確認し(S509)、1秒以上であった場合(S509−Yes)は自動運転モードを開始し(S510)、1秒未満の場合(S509−No)は誤動作(チャタリングや操作する意思なくスイッチに触れた等)と判断して何も行わず、タイマーT1をリセットする(S501)。自動運転モードは実施例1と同様である。
第二スイッチ72の押し方に基づいて、制御の流れを図9に示すフローチャートに沿って説明する。第二スイッチ72が押されると(S602−Yes)、空気調和機本体1内にある電装基板の制御部にあるタイマーT2はカウントを開始する(S603)。そして、操作者が第二スイッチ72を離されるまでカウントを続ける(S604−No)。第二スイッチ72が離された時(S604−Yes)、タイマーT2のカウントを停止する(S605)。第二スイッチ72が離された時のタイマーT2のカウントが10秒以上であるか否かを確認し(S606)、10秒以上である場合(S606−Yes)は強制運転モードを開始し(S607)、10秒未満の場合(S606−No)はタイマーT2が1秒以上であるか否かを確認する(S610)。強制運転モードの開始も実施例1と同様である。
タイマーT2が1秒以上であるか否かを確認し(S610)、1秒以上であった場合(S610−Yes)はフィルタリセット(S611)、つまり積算運転時間をリセットし、1秒未満の場合(S610−No)は誤動作(チャタリングや操作する意思なくスイッチに触れた等)と判断して何も行わず、タイマーT2をリセットする(S601)。フィルタリセット(S611)、つまり積算運転時間をリセットも実施例1と同様である。
実施例3は、操作する頻度の高いフィルタリセットおよび自動運転モードはスイッチの押し時間を短くし、操作する頻度が低いペアリングと強制運転モードはスイッチの押し時間を長くすることで、誤操作を少なくしている。
以上より、本発明の空気調和機は第一スイッチ71もしくは第二スイッチ72を操作することで、フィルタリセット、自動運転、強制運転、ペアリングを任意に選択することができる。
なお、本発明の実施例では各機能に応じて、スイッチの押し時間を設定しているが、この押し時間に限定したものではなく、設計仕様に応じて押し時間を適宜変更しても良い。また、スイッチの押し時間を設定するのではなく、押回数を設定することで、誤操作を少なくしても良い。
1 空気調和機本体
2 前面パネル
3 吹出口
3a、3b 風向板
4 吸込グリル
5 フィルタ清掃ユニット
7 本体側操作部
71 第一スイッチ
72 第二スイッチ
8 電波式無線リモコン
9 スピーカー
10 パネルカバー
11 吸込口
12 表示部
13 リモコン受信部
2 前面パネル
3 吹出口
3a、3b 風向板
4 吸込グリル
5 フィルタ清掃ユニット
7 本体側操作部
71 第一スイッチ
72 第二スイッチ
8 電波式無線リモコン
9 スピーカー
10 パネルカバー
11 吸込口
12 表示部
13 リモコン受信部
Claims (5)
- 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、
前記第一スイッチは、空気調和機の施工時に操作するためのスイッチであり、
前記第二スイッチは、空気調和機の通常運転時に操作するためのスイッチであることを特徴とする空気調和機。 - 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、
前記第一スイッチは、空気調和機の施工時に操作するためのスイッチであり、ペアリングと強制運転モードを選択できるスイッチであり、
前記第二スイッチは、空気調和機の通常運転時に操作するためのスイッチであり、自動運転モードとフィルタリセットを選択できるスイッチであることを特徴とする空気調和機。 - 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、
前記第一スイッチは、ペアリングを選択できるスイッチであり、
前記第二スイッチは、強制運転モードと自動運転モードとフィルタリセットを選択できるスイッチであることを特徴とする空気調和機。 - 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には二つ以上のスイッチを備え、
前記スイッチは、空気調和機の施工時に操作する機能と空気調和機の通常運転時に操作する機能を選択でき、
空気調和機の施工時に操作する機能は、空気調和機の通常運転時に操作する機能よりもスイッチの押時間を長く設定する、または、スイッチの押回数を多く設定することを特徴とする空気調和機。 - 空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転操作を電波式無線で行う電波式無線リモコンとを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機本体は、操作部を有し、前記操作部には第一スイッチと第二スイッチを備え、
前記第一スイッチは、ペアリングを少なくとも選択でき、
前記第二スイッチは、強制運転モードを少なくとも選択でき、
自動運転モードは第一スイッチまたは第二スイッチの一方に、フィルタリセットは第一スイッチまたは第二スイッチの他方にそれぞれ割り当てられ、
前記ペアリングと前記強制運転モードは、前記自動運転モードと前記フィルタリセットよりもスイッチの押時間を長く設定する、または、スイッチの押回数を多く設定することを特徴とする空気調和機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016217633A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 加湿器 |
KR20200109877A (ko) * | 2019-03-15 | 2020-09-23 | 대림산업 주식회사 | 환기장치 제어시스템 |
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2011
- 2011-12-09 JP JP2011270255A patent/JP2013122327A/ja active Pending
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