JP6644169B2 - 通信機器及び空気調和機 - Google Patents

通信機器及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP6644169B2
JP6644169B2 JP2018557271A JP2018557271A JP6644169B2 JP 6644169 B2 JP6644169 B2 JP 6644169B2 JP 2018557271 A JP2018557271 A JP 2018557271A JP 2018557271 A JP2018557271 A JP 2018557271A JP 6644169 B2 JP6644169 B2 JP 6644169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
communication device
section
light
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018557271A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018116378A1 (ja
Inventor
小嶋 和仁
和仁 小嶋
紘史 大村
紘史 大村
秀一 黒木
秀一 黒木
田 尾崎
田 尾崎
洋平 小柳
洋平 小柳
卓也 新村
卓也 新村
勝也 石神
勝也 石神
林 剛史
剛史 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018116378A1 publication Critical patent/JPWO2018116378A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6644169B2 publication Critical patent/JP6644169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Description

本発明は、電子機器とデータの送受信を行う通信機器、及び当該通信機器を備えた空気調和機に関するものである。
近年、オフィスビル、ホテル及び住宅等に、HEMS(Home Energy Management System)及びスマートグリッド等を導入して、機器の遠隔制御及び集中管理制御等を行い、エネルギー管理、利便性の向上及び省エネルギー化などを実現することに対する需要が高まっている。
Wi−Fi(登録商標、以下省略)通信は、欧州及び北米等を中心に、オフィスビル、ホテル及び住宅等への普及が進んでいる。Wi−Fi通信に対応した携帯端末も急速に普及しており、今後、携帯端末等を利用して機器の制御等を行うことに、需要が高まることが見込まれている。
従来から、機器と機器との接続を行う通信機器が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の通信機器は、回動自在なカバーを有しており、カバーを回動させることによって、全ての並んでいる表示灯を露出させた表示状態と、全ての並んでいる表示灯を遮蔽した非表示状態とを切り替えることができる。特許文献1の通信機器では、通信状態等を確認する必要がないときに、全ての表示灯を遮蔽した非表示状態にすることによって、表示灯の点灯及び点滅が目障りにならないようにしている。
特開2005−316751号公報(第3頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載の通信機器は、表示状態において表示灯を一方向からしか視認することができない。また、通信機器の設置状況によっては、視認できるはずの方向から表示灯を見難い場合がある等の問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、視認性を向上させた通信機器、及びその通信機器を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る通信機器は、データの送受信を行う通信機器であって、縁部の一部に凹部が形成されているケースと、前記データの送受信の状態を報知する複数の表示灯とを有し、複数の前記表示灯のそれぞれは、前記ケースの内部に設けられている発光部と、前記凹部に配置され、前記発光部から出射される光を前記ケースの外方へ出射させる平面状の点灯部と、前記発光部から出射される光を前記点灯部へ導く導光部とを有し、前記点灯部は、前記ケースの中央側から前記縁部に向かう方向に沿って、前記通信機器の内方側へ傾斜しており、複数の前記点灯部の表面において、隣接する前記点灯部の境に境界壁が設けられているものである。
本発明に係る通信機器によると、点灯部はケースの中央側から縁部に向かう方向に沿って、通信機器の内方側へ傾斜している。従って、点灯部を通信機器の正面及び側面の2方向から視認することができる。また、点灯部を傾斜させることにより、点灯部をケースの平面と平行な面に沿って配置する場合に比べ、ケースの横方向の長さを抑えつつ、広い発光面積を確保することができる。
本発明の実施の形態に係る通信機器が内蔵された空気調和機の一例を示す斜視図である。 図1の線A−A矢視断面図である。 図1の線A−A矢視断面の部分拡大図である。 図1に記載の空気調和機の前面パネルを開けた状態を示す斜視図である。 図4の部分拡大図である。 図1に記載の空気調和機が接続されたネットワークの模式図である。 実施の形態に係る通信機器の正面図である。 実施の形態に係る通信機器の斜視図である。 実施の形態に係る通信機器の分解斜視図である。 図7の線B−B矢視断面図である。 図7の線C−C矢視断面図である。 実施の形態に係る通信機器の上ケースの凹部の部分拡大図である。 実施の形態に係る通信機器の上ケースの裏面図である。
以下に、本発明における通信機器及び空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面においては各構成部材の大きさは実際の装置とは異なる場合がある。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る通信機器が内蔵された空気調和機の一例を示す斜視図である。空気調和機100は、例えば室内の壁などに取り付けられ、被空調空間の空調を行うものである。空気調和機100は、前面パネル101と、吸込口102と、吹出口104とを備える。吸込口102は、空気調和機100の上側に設けられ、吹出口104は、空気調和機100の下部正面側に設けられている。空気調和機100の内部には、図示を省略してある送風機及び熱交換器等が設置されている。吸込口102から取り込まれた室内空気は、熱交換器で熱交換が行われて、吹出口104から空調空気として吹き出される。前面パネル101は、空気調和機100の筐体の室内側に配設され、筐体の上部において、長手方向に沿った軸周りに回転自在に支持されている。
図2は、図1の線A−A矢視断面図である。図3は、図1の線A−A矢視断面の部分拡大図である。図4は、図1に記載の空気調和機の前面パネルを開けた状態を示す斜視図である。図5は、図4の部分拡大図である。図2〜図5に示されるように、通信機器1は、空気調和機100の内部において、前面の上方に形成された収納部103に収納される。通信機器1は、空気調和機100に内蔵され、空気調和機100の制御部、外部の端末及び外部の機器とデータの送受信を行う機器である。
収納部103の前面側には薄板状の係止部103A及び係止部103Bが形成されている。通信機器1は収納部103に収納された状態において係止部103A及び係止部103Bにより係止されている。空気調和機100内の熱交換器への埃の付着を防ぐフィルター(図示を省略)の清掃を行うための前面パネル101を閉じることにより、通信機器1は覆われる。すなわち、通信機器1を収納部103に収納し、前面パネル101を閉じることにより、通信機器1は、空気調和機100の内部に取り付けられた状態において、空気調和機100の部材により覆われる。前面パネル101を開くことにより、通信機器1は露出する。通信機器1は、係止部103A及び103Bと係止している部分を上方に持ち上げ、係止部103A及び103Bを乗り越えさせることにより、収納部103から取り出される。以上のように、通信機器1は、空気調和機100に対して着脱自在である。
尚、本実施の形態では、通信機器1は、空気調和機100の内部の収納部103に着脱自在に取り付けられるが、これに限るものではない。空気調和機100の筐体の外周面の所定の箇所に着脱自在に外付けるよう通信機器1を構成してもよい。また、空気調和機100が設置される室内の壁面に取り付けるよう通信機器1を構成してもよい。
図6は、図1に記載の空気調和機が接続されたネットワークの模式図である。通信機器1は、後述する接続ケーブルを有しており、接続ケーブルが空気調和機100の制御部105に接続されることで、通信機器1と空気調和機100との間でデータの送受信が可能となる。空気調和機100は、内蔵された通信機器1を介してLAN(Local Area Network)200に接続されており、端末300及び他の機器400等と通信を行うことができる。本実施の形態において、LAN200は、例えばWi−Fi等の無線LANである。端末300は、例えばLAN200に接続することができるスマートフォンまたはパーソナルコンピュータ等である。他の機器400は、例えば家庭内に設置された冷蔵庫、洗濯機または照明等の電気機器である。ユーザは、端末300を利用して、空気調和機100とデータの送受信を行うことができる。例えば、ユーザは、端末300を利用して、空気調和機100の遠隔操作及び空気調和機100の消費電力の管理等を行うことができる。
本実施の形態において、LAN200は無線LANであるが、有線LAN、または無線LANと有線LANとを含むものであってもよい。通信機器1は、LAN200を介さずに、端末300と直接的にデータの送受信を行うことができる機能を有するものであってもよい。また、通信機器1は、他の機器400の一部を構成し、端末300及び空気調和機100等と通信を行うものであってもよい。
図7は、実施の形態に係る通信機器の正面図である。図8は、実施の形態に係る通信機器の斜視図である。図9は、実施の形態に係る通信機器の分解斜視図である。図10は、図7の線B−B矢視断面図である。図11は、図7の線C−C矢視断面図である。図13は、実施の形態に係る通信機器の上ケースの裏面図である。通信機器1は、ケース8と、操作部11と、表示灯群12と、内ケース5と、電子回路基板とを有している。図8〜図10に示すように、ケース8は、下ケース2と上ケース7とを有している。下ケース2は、矩形のプレート21と、プレート21の縁部に形成された内壁22と有している。プレート21と内壁22とにより、基板収容部23が形成されている。上ケース7は、矩形のプレート91と、プレート91の縁部の全周にわたって形成された外壁92と有している。プレート91と外壁92とにより、基板収容部93が形成されている。上ケース7は、例えば、ABS(Acrylonitrile、Butadiene、Styrene)樹脂等の白色等で薄肉により透光性を有する材質で形成されている。下ケース2と上ケース7は、それぞれの開口部を対向させて組み合わされ、ケース8は全体として直方体の箱形を呈している。
操作部11は、例えば複数の押しボタンスイッチで構成されており、上ケース7のプレート91の略中央に形成されている。ユーザは操作部11を操作して、例えば、通信機器1の設定やリセット等を行うことができる。
内ケース5は、弾性を有する樹脂材料で形成されており、フランジ部51を有する。内ケース5は、フランジ部51を下ケース2の内壁22の外側に嵌合するよう、下ケース2に取り付けられている。基板収容部23の開口は内ケース5により覆われている。電子回路基板4は、下ケース2の基板収容部23と内ケース5と上ケース7の基板収容部93とで形成された空間に収容されている。以上の構成により、電子回路基板4が収容されている空間への埃等の侵入が防止される。
上ケース7のプレート91において、長手方向に延びる縁部の一部に凹部71が形成されている。表示灯群12は凹部71に配置されており、通信機器1の通信状態等を表示するものである。本実施の形態において、表示灯群12は、第1の表示灯12Aと第2の表示灯12Bと第3の表示灯12Cと第4の表示灯12Dとを含んでいる。第1の表示灯12Aは、例えば通信機器1のエラー状態を報知する表示灯である。第2の表示灯12Bは、例えば通信機器1と空気調和機100との通信状態を報知する表示灯である。第3の表示灯12Cは、例えば通信機器1とLAN200との通信状態を報知する表示灯である。第4の表示灯12Dは、例えば通信機器1と端末300との通信状態を報知する表示灯である。尚、本実施の形態では、表示灯群12は4つの表示灯を含んでいるが、これに限るものではない。表示灯群12を、2つまたは3つの表示灯で構成してもよく、または5つ以上の表示灯で構成してもよい。
図9に示すように、ケース8には、電子回路基板4と内ケース5とが収容されている。電子回路基板4は、通信機器1の全体の制御を行うものであり、抵抗、コンデンサ及びIC等の電子部品が搭載されている。また、電子回路基板4には、接続ケーブル41及び発光部群42が設置されている。接続ケーブル41は、ケース8の下側から取り出され、空気調和機100の上述の制御部105に接続されるものである。
発光部群42は、第1の発光部42A、第2の発光部42B、第3の発光部42C、及び第4の発光部42Dを含んでいる。電子回路基板4の縁部に沿って1列に並置されている。これらの発光部は、例えばLED等の発光素子であり、通信機器1の通信状態などに基づいて発光が制御される。
図13に示されるように、上ケース7のプレート91の裏面には、導光部群73が配設されている。導光部群73は、電子回路基板4の発光部群42が出射した光を点灯部群72側に導くものである。導光部群73は、第1の導光部73Aと、第2の導光部73Bと、第3の導光部73Cと、第4の導光部73Dとを含んでいる。第1の導光部73A、第2の導光部73B、第3の導光部73C、及び第4の導光部73Dは、四角柱の筒形状を有しており、第1の導光部73A、第2の導光部73B、第3の導光部73C、及び第4の導光部73Dは、プレート91の縁部に沿って1列に並置されており、上ケース7と一体的に形成されている。
点灯部群72は、凹部71内において上ケース7と一体的に形成されている。また、点灯部群72は、導光部群73と一体的に形成されている。点灯部群72は、第1の点灯部72Aと、第2の点灯部72Bと、第3の点灯部72Cと、第4の点灯部72Dとを含んでいる。第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dは平面状に形成され、上ケース7の縁部に沿って1列に配置されている。点灯部群72の厚さは上ケース7の他の部分の厚さよりも薄い。例えば、点灯部群72以外の部分の厚さが1.6mmであるのに対して点灯部群72の厚さが0.3mmとなるよう、上ケース7は構成されている。
図11に示すように、第1の導光部73Aの一方の端部は開口しており、第1の発光部42Aの全周を囲んでいる。第1の導光部73Aの他方の端部は、凹部71内において第1の点灯部72Aにより塞がれている。第2の導光部73Bの一方の端部は開口しており、第2の発光部42Bの全周を囲んでいる。第2の導光部73Bの他方の端部は、凹部71内において第2の点灯部72Bにより塞がれている。第3の導光部73Cの一方の端部は開口しており、第3の発光部42Cの全周を囲んでいる。第3の導光部73Cの他方の端部は、凹部71内において第3の点灯部72Cにより塞がれている。第4の導光部73Dの一方の端部は開口しており、凹部71内において、第4の発光部42Dの全周を囲んでいる。第4の導光部73Dの他方の端部は、第4の点灯部72Dにより塞がれている。
図10に示すように、第4の点灯部72Dは、凹部71において、上ケース7の短手方向の中央側から、凹部71が形成されている縁部に向かう方向に沿って、下方に、すなわち通信機器1の内方側へ傾斜している。本実施の形態において、第4の点灯部72Dと上ケース7のプレート91との成す角度は45度である。図10では、第4の点灯部72Dのみが図示されているが、第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、及び第3の点灯部72Cも同様の態様及び同様の角度で傾斜している。
第1の表示灯12Aは、第1の点灯部72Aと第1の導光部73Aと第1の発光部42Aとで構成されている。第1の発光部42Aから第1の導光部73Aへ向けて光を出射されると、その出射光は第1の導光部73Aを通って、第1の点灯部72Aの側へ導かれる。第2の表示灯12Bは、第2の点灯部72Bと第2の導光部73Bと第2の発光部42Bとで構成されている。第2の発光部42Bから第2の導光部73Bへ向けて光を出射されると、その出射光は第2の導光部73Bを通って、第2の点灯部72Bの側へ導かれる。第3の表示灯12Cは、第3の点灯部72Cと第3の導光部73Cと第3の発光部42Cとで構成されている。第3の発光部42Cから第3の導光部73Cへ向けて光を出射されると、その出射光は第3の導光部73Cを通って、第3の点灯部72Cの側へ導かれる。第4の表示灯12Dは、第4の点灯部72Dと第4の導光部73Dと第4の発光部42Dとで構成されている。第4の発光部42Dから第4の導光部73Dへ光が出射されると、その出射光は第4の導光部73Dを通って、第4の点灯部72Dの側へ導かれる。
上述のように、上ケース7は透光性を有する材質で形成されている。従って、第1の発光部42A、第2の発光部42B、第3の発光部42C、及び第4の発光部42Dからの出射光は、それぞれ第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dを透過し、外方へ放射される。
図12は、実施の形態に係る通信機器の上ケースの凹部の部分拡大図である。上ケース7の凹部71において、点灯部群72の表面には、境界壁74が設けられている。境界壁74は、第1の境界壁74Aと、第2の境界壁74Bと、第3の境界壁74Cとを含んでいる。境界壁74は、隣接する点灯部の境に上ケース7と一体的に形成されている。すなわち、第1の点灯部72Aと第2の点灯部72Bの境に相当する位置に第1の境界壁74Aが形成され、第2の点灯部72Bと第3の点灯部72Cの境に第2の境界壁74Bが形成され、第3の点灯部72Cと第4の点灯部72Dの境に第3の境界壁74Cが形成されている。
さらに、本実施の形態では、第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dのそれぞれの表面(図12中の斜線部)には、複数の微小な突起を有する艶消しシボ加工が施されている。
尚、艶消しシボ加工は、点灯部の裏面に施されていても良い。また表面及び裏面に艶消しシボ加工が施されていても良い。
本実施の形態において、点灯部群72の第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dは、それぞれ上ケース7の中央側から凹部71が形成されている縁部に向かう方向に沿って、通信機器1の内方側へ傾斜している。従って、点灯部群72を通信機器1の正面及び側面の2方向から視認することができる。また、点灯部群72を傾斜させることにより、第1の導光部73A、第2の導光部73B、第3の導光部73C、及び第4の導光部73Dの横断面形状の面積に対し、対応する第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dの面積を大きくとることができる。従って、点灯部群72の点灯及び消灯をユーザが容易に視認することができる。以上のように、本実施の形態によれば、通信機器1の表示灯群12の視認性を向上させることができる。
本実施の形態の第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dと同じ大きさの面積を有する点灯部を上ケース7の平面と平行な面に沿って配置すると、上ケース7の横方向の長さが長くなり、通信機器1の全体のサイズが大きくなる。しかしながら、本実施の形態のように、点灯部群72を傾斜させることにより、横方向のサイズの増大を抑制しつつ、広い発光面積を確保することができる。
本実施の形態の第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dと同じ大きさの面積を有する点灯部を上ケース7の平面に垂直な面に沿って配置すると、第1の導光部73A、第2の導光部73B、第3の導光部73C、及び第4の導光部73Dにより導かれた光を反射させて第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dに導くための部材が必要となる。しかしながら、本実施の形態のように点灯部群72傾斜させることにより、部品点数を増加させることなく、出射光を外方へ出射させることができる。
さらに、本実施の形態では、点灯部群72は、上ケース7の表面に対し45°で傾斜している。従って、上述の視認性をより高めることができる。
第1の導光部73A、第2の導光部73B、第3の導光部73C、及び第4の導光部73Dは筒状であり、それぞれ一方の端部は発光部群42の対応する発光部の周囲を囲み、他方の端部は点灯部群72の対応する点灯部により覆われている。従って、各発光部から出射され対応する点灯部に導かれる光の減衰量を抑えることができる。
点灯部群72と導光部群73とは一体的に形成され、かつ点灯部群72及び導光部群73は上ケース7に一体的に形成されている。従って、部品点数を増やすことがなく経済的である。
点灯部群72は、その厚さが上ケース7の他の部分の厚さよりも薄くなるよう形成されている。従って、発光部群42から出射された光の透過性を確保することができる。
第1の点灯部72Aと第2の点灯部72Bの境に相当する位置に第1の境界壁74Aが形成され、第2の点灯部72Bと第3の点灯部72Cの境に第2の境界壁74Bが形成され、第3の点灯部72Cと第4の点灯部72Dの境に第3の境界壁74Cが形成されている。従って、発光部群42の隣接する各発光部が点灯または点滅した場合に、それぞれの光を分離することができる。すなわち、点灯部群72の隣接する点灯部の点灯状態を明確に区別することができ、ユーザが点灯部群72の点灯状態を誤認することが防止される。また、日光や室内の照明等により境界壁74の各境界壁の影が点灯部群72にかかるため、より視認性が良くなる。従って、部品点数を増やすこと無く、安価に、ユーザに点灯箇所を明確に視認させる通信機器1を得ることができる。
第1の点灯部72A、第2の点灯部72B、第3の点灯部72C、及び第4の点灯部72Dのそれぞれの表面は、艶消しシボ加工が施されており、複数の微小な突起を有している。従って、点灯部群72から出射される光の拡散性を向上することができ、より視認性が高まる。また、艶消しシボ加工を施すことにより、点灯部群72の表面に光沢がなくなるため、日光や室内の照明等が点灯部群72表面に反射して、発光部群42から出射された光の視認性が悪化することを防ぐことができる。また、点灯部群72の表面に艶消しシボ加工を施しているため、部品点数を増やすが少なく、安価な通信機器1を得ることができる。
本実施の形態において通信機器1は、空気調和機100の収納部103に着脱自在に取り付けられ、前面パネル101を閉じることにより覆われる。従って、空気調和機100の前面パネル101を開けて、通信機器1を取り出すことにより、通信機器1の設定、及び通信状態等の確認を行うことができる。一方、通信機器1を空気調和機100の収納部103に取り付けた状態で、前面パネル101を閉じることにより、表示灯群12は空気調和機100を構成する部材により覆われる。その結果、通信機器1の表示灯群12が発する光がユーザの目に直接的に入ることを抑制でき、表示灯群12の表示が目障りにならない空気調和機100を得ることができる。
1 通信機器、2 下ケース、4 電子回路基板、5 内ケース、7 上ケース、8 ケース、11 操作部、12 表示灯群、12A 第1の表示灯、12B 第2の表示灯、12C 第3の表示灯、12D 第4の表示灯、21 プレート、22 内壁、23 基板収容部、41 接続ケーブル、42 発光部群、42A 第1の発光部、42B 第2の発光部、42C 第3の発光部、42D 第4の発光部、51 フランジ部、71 凹部、72 点灯部群、72A 第1の点灯部、72B 第2の点灯部、72C 第3の点灯部、72D 第4の点灯部、73 導光部群、73A 第1の導光部、73B 第2の導光部、73C 第3の導光部、73D 第4の導光部、74 境界壁、74A 第1の境界壁、74B 第2の境界壁、74C 第3の境界壁、91 プレート、92 外壁、93 基板収容部、100 空気調和機、101 前面パネル、102 吸込口、103 収納部、103A 係止部、103B 係止部、104 吹出口、105 制御部、200 LAN、300 端末、400 機器。

Claims (8)

  1. データの送受信を行う通信機器であって、
    縁部の一部に凹部が形成されているケースと、
    前記データの送受信の状態を報知する複数の表示灯とを有し、
    複数の前記表示灯のそれぞれは、前記ケースの内部に設けられている発光部と、前記凹部に配置され、前記発光部から出射される光を前記ケースの外方へ出射させる平面状の点灯部と、前記発光部から出射される光を前記点灯部へ導く導光部とを有し、
    前記点灯部は、前記ケースの中央側から前記縁部に向かう方向に沿って、前記通信機器の内方側へ傾斜しており、
    複数の前記点灯部の表面において、隣接する前記点灯部の境に境界壁が設けられている通信機器。
  2. 前記点灯部は、前記ケースの表面に対し45°で傾斜している請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記導光部は筒状であり、一方の端部は前記発光部の周囲を囲み、他方の端部は前記点灯部に覆われている請求項1又は2に記載の通信機器。
  4. 前記点灯部と前記導光部とは一体的に形成され、かつ前記点灯部及び前記導光部は前記ケースに一体的に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信機器。
  5. 前記点灯部は、その厚さが前記ケースの前記点灯部以外の部分の厚さよりも薄くなるよう形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信機器。
  6. 前記点灯部の表面は、複数の微小な突起を有する艶消しシボ面で構成されている請求項1〜のいずれか一項に記載の通信機器。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の通信機器が着脱自在に取り付けられる空気調和機。
  8. 前記通信機器は、前記空気調和機の内部において、前記空気調和機を構成する部材により前記表示灯を覆うことが可能な位置に取り付けられる請求項に記載の空気調和機。
JP2018557271A 2016-12-20 2016-12-20 通信機器及び空気調和機 Active JP6644169B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/087970 WO2018116378A1 (ja) 2016-12-20 2016-12-20 通信機器及び空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018116378A1 JPWO2018116378A1 (ja) 2019-10-24
JP6644169B2 true JP6644169B2 (ja) 2020-02-12

Family

ID=62626071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018557271A Active JP6644169B2 (ja) 2016-12-20 2016-12-20 通信機器及び空気調和機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6644169B2 (ja)
CN (1) CN208209930U (ja)
WO (1) WO2018116378A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021117157A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
WO2021191940A1 (ja) * 2020-03-23 2021-09-30 三菱電機株式会社 空気調和機の室内ユニット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168981A (ja) * 2000-12-05 2002-06-14 Nec Access Technica Ltd 電子機器の機能表示ランプ構造
JP6173269B2 (ja) * 2014-07-25 2017-08-02 三菱電機株式会社 通信機器および空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018116378A1 (ja) 2018-06-28
CN208209930U (zh) 2018-12-07
JPWO2018116378A1 (ja) 2019-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6094570B2 (ja) 空調室内機
ES2776188T3 (es) Unidad interior para acondicionador de aire
ES2702806T3 (es) Unidad de sensores para su montaje en una caja de instalación
JP6644169B2 (ja) 通信機器及び空気調和機
JP6270658B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6029809B2 (ja) 空気調和機
JP6919157B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2015025616A (ja) 空気調和機
TW201801492A (zh) 通訊用配件
JP6347360B2 (ja) スイッチ用カバー、操作端末器
JP6173269B2 (ja) 通信機器および空気調和機
JP5355214B2 (ja) 照明装置
JP2012093041A (ja) 空気調和機
JP2007249070A (ja) 換気扇装置
JP2003223125A (ja) 表示装置
WO2021059710A1 (ja) 無線通信装置及び配線器具システム
CN205425167U (zh) 空调机
KR101174965B1 (ko) 공기 조화기의 실외기
JP7354768B2 (ja) 遠隔操作装置
EP4195186A1 (en) Display device and air conditioner
WO2021220426A1 (ja) 空気調和装置の室内機
JP2005265264A (ja) 空気調和機
JP2017046334A (ja) 操作端末器
JP2018042169A (ja) 遠隔操作装置
CN112013509A (zh) 风管式空调室内机以及空调系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190320

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6644169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250