WO2021117157A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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紘己 毛呂
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Abstract

空気調和機の室内機は、室内空気を調整する室内機本体と、室内機本体の内部において、室内機本体と別体として設けられ、無線通信を行う無線アダプタを収納する収納ケースと、を備える。

Description

空気調和機の室内機
 本発明は、無線アダプタを備える空気調和機の室内機に関する。
 従来、携帯電話などの端末から遠隔操作をするための通信を行う無線アダプタが内部に取り付けられた空気調和機の室内機が知られている。このような室内機は、無線アダプタを収納するための収納部を有している。特許文献1には、ケーシング及びケーシングの前面に設けられた前面パネルを有し、凹形状の収納部がケーシングに形成された室内機が開示されている。特許文献1において、無線アダプタは、前面パネルが取り外される際又は開かれている際に、収納部に収納される。即ち、特許文献1の室内機は、前面パネルが取り外される又は開かれるだけで、室内機への無線アダプタの取り付けを行えるようにしようとするものである。
特開2015-124976号公報
 しかしながら、特許文献1に開示された室内機の収納部は、ケーシングに形成された凹形状である。即ち、特許文献1の収納部は、室内機本体と一体的に形成されている。このため、特許文献1の室内機に取り付けられている無線アダプタが複数の他機種にも流用される場合、収納部は、それぞれの機種に応じて設計される必要がある。したがって、特許文献1は、複数の機種に対して無線アダプタを流用することが容易ではない。
 本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の他機種の室内機に対して無線アダプタを取り付ける上で、それぞれの機種に応じて設計をする必要がなく、複数の機種に対して無線アダプタを流用することが容易である空気調和機の室内機を提供するものである。
 本発明に係る空気調和機の室内機は、室内空気を調整する室内機本体と、室内機本体の内部において、室内機本体と別体として設けられ、無線通信を行う無線アダプタを収納する収納ケースと、を備える。
 本発明によれば、空気調和機の室内機は、室内機本体と別体の収納ケースを有している。このため、本発明の室内機に取り付けられている無線アダプタが複数の他機種にも流用される場合、他機種の室内機本体に収納ケースが固定されるのみで足りる。即ち、他機種の室内機本体に無線アダプタを取り付ける場合であっても、それぞれの機種に応じた収納設計が不要である。したがって、本発明の空気調和機の室内機に取り付けられている無線アダプタは、複数の機種の室内機に対して流用することが容易である。
実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。 実施の形態1に係る室内機3の斜視図である。 実施の形態1に係る室内機3の斜視図である。 実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る無線アダプタ21の操作面49を示す斜視図である。 実施の形態1に係る無線アダプタ21の記載面50を示す斜視図である。 実施の形態1に係る収納ケース22を示す側面図である。 実施の形態1に係る収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す側面図である。 実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。 実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す断面図である。 実施の形態2に係る収納ケース122を示す斜視図である。 実施の形態2に係る無線アダプタ21及び収納ケース122を示す斜視図である。 実施の形態2に係る無線アダプタ21及び収納ケース122を示す斜視図である。
 実施の形態1.
 以下、実施の形態1に係る空気調和機1の室内機3について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1は、室外機2、室内機3及び冷媒配管4を有している。なお、図1では、1台の室内機3を例示しているが、室内機3の台数は、2台以上でもよい。
 (室外機2、室内機3、冷媒配管4)
 室外機2は、圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9及び膨張部10を有している。室内機3は、室内熱交換器11、室内送風機12、室内機本体20、無線アダプタ21及び収納ケース22を有している。冷媒配管4は、圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び室内熱交換器11を接続すると共に、内部に冷媒が流れることで冷媒回路5を構成するものである。
 (圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9、膨張部10)
 圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置7は、冷媒回路5において、冷媒の流通方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、冷媒と室外空気との間で熱交換を行うものであり、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器である。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。室外送風機9は、室外熱交換器8に室外空気を送る機器である。膨張部10は、冷媒を減圧して膨張させる減圧弁又は膨張弁である。
 (室内熱交換器11、室内送風機12)
 室内熱交換器11は、室内空気と冷媒との間で熱交換を行うものである。室内熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機12は、室内熱交換器11に室内空気を送る機器であり、例えば、シロッコファンである。
 (冷房運転)
 ここで、空気調和機1の動作について説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出される。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入する。室外熱交換器8に流入した冷媒は、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮し、液化する。液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、減圧及び膨張されて、低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器11に流入する。室内熱交換器11に流入した冷媒は、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発し、ガス化する。その際、室内空気が冷却されて室内における冷房が実施される。その後、蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
 (暖房運転)
 次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出される。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器11に流入する。室内熱交換器11に流入した冷媒は、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮し、液化する。その際、室内空気が温められて、室内における暖房が実施される。液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、減圧及び膨張されて、低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入する。室外熱交換器8に流入した冷媒は、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発し、ガス化する。その後、蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
 (室内機本体20)
 図2は、実施の形態1に係る室内機3の斜視図である。図3は、実施の形態1に係る室内機3の斜視図である。図2及び図3に示すように、室内機3は、室内機本体20、室内熱交換器11及び室内送風機12を有している(室内熱交換器11は、図1参照)。室内機本体20は、空気調和が行われた室内空気を吹き出すものであり、ケーシング34及び前面パネル33を有する。また、室内機本体20には、吹出口32が形成されている。
 (ケーシング34)
 ケーシング34は、室内機3の外殻を構成するものであり、例えば、樹脂製である。ケーシング34は、取付部40を有している。また、ケーシング34には、ケーブル穴41が形成されている。
 (取付部40、ケーブル穴41)
 図4は、実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。図5は、実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。そして、図6は、実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。取付部40は、無線アダプタ21が収納される収納ケース22が取り付けられるものである。図4に示すように、取付部40は、ねじボス42、位置決めピン43、位置決めリブ44及びケーブル圧入リブ45を有している。
 ねじボス42は、収納ケース22側に突出する円柱状の部材であり、内部にねじ穴が形成されている。ねじボス42は、本体側ねじボス42a及び撓み側ねじボス42bからなる。本体側ねじボス42aは、収納ケース22の一側部に対向する位置に設けられる。撓み側ねじボス42bは、収納ケース22の他側部に対向する位置に設けられる。
 位置決めピン43は、本体側位置決めピン43a及び撓み側位置決めピン43bからなる。収納ケース22に対向して突出する部材である。本体側位置決めピン43aは、本体側ねじボス42aの近傍において、本体側ねじボス42aと共に収納ケース22の一側部に対向する位置に設けられる。撓み側位置決めピン43bは、撓み側ねじボス42bの近傍において、撓み側ねじボス42bと共に収納ケース22の他側部に対向する位置に設けられる。
 位置決めリブ44は、収納ケース22側に突出すると共に、収納ケース22に沿って延びる部材である。位置決めリブ44は、本体側位置決めリブ44a及び撓み側位置決めリブ44bからなる。取付部40の側方において、本体側位置決めリブ44aと撓み側位置決めリブ44bとの間には、ねじボス42及び位置決めピン43が位置している。本体側位置決めリブ44aは、L字状をなしており、収納ケース22の一側部及び下部に対向する位置に設けられる。撓み側位置決めリブ44bは、L字状をなしており、収納ケース22の他側部及び下部に対向する位置に設けられる。なお、位置決めリブ44は、本体側位置決めリブ44a及び撓み側位置決めリブ44bからなるものではなく、連続した1つの部材であっても、3つ以上の部材からなるものであってもよい。
 また、取付部40は、図5に示すように、位置決めリブ44を有していなくてもよい。更に、取付部40は、図6に示すように、ねじボス42、位置決めピン43及び位置決めリブ44を有していなくてもよい。
 ケーブル圧入リブ45は、ケーシング34から突出し、略水平に延びる板状の部材である。ケーブル圧入リブ45は、後述する、無線アダプタ21の有するケーブル47が圧入される部材である。ケーブル穴41は、ケーシング34に形成された開口であり、室内機3の制御部(図示せず)等が格納された空間に連通している。ケーブル穴41には、無線アダプタ21のケーブル47が挿通される。
 (前面パネル33、吸込口31、吹出口32)
 図3に示すように、前面パネル33は、室内機本体20の前面を構成する板状のパネルであり、例えば、樹脂製である。前面パネル33は、ケーシング34に取り付けられ、取付部40を覆っている。前面パネル33には、吸込口31が形成されている。吸込口31は、前面パネル33の両側部に形成された開口であり、室内空気を室内機3の内部に吸い込む。なお、吸込口31は、室内機3の内部に室内空気を吸い込むことが出来る形状であればよい。また、吸込口31は、前面パネル33の両側部以外の場所に形成されていてもよい。吹出口32は、室内機本体20の上部に形成された開口であり、室内機3の内部から室内に空気を吹き出す。
 (室内熱交換器11、室内送風機12)
 室内熱交換器11は、室内機本体20の内部において、室内機本体20の前方から後方に向かって高く延びるように設けられている(図示せず)。室内送風機12は、室内機本体20の内部且つ下部に設けられている。
 (無線アダプタ21)
 図7は、実施の形態1に係る無線アダプタ21の操作面49を示す斜視図である。図8は、実施の形態1に係る無線アダプタ21の記載面50を示す斜視図である。無線アダプタ21は、ユーザーが所持する携帯端末と無線通信を行うものである。図7及び図8に示すように、無線アダプタ21は、アダプタ本体46及びケーブル47を有している。
 アダプタ本体46は、無線通信機能を有するものである。アダプタ本体46は、操作面49及び記載面50を有している。操作面49は、アダプタ本体46を操作するものであり、操作ボタン49a及び発光部49bを有する面である。操作ボタン49aは、例えば、ピン(図示せず)等を差し込むことで、無線アダプタ21と携帯端末との通信を開始させたり、解除させたりするボタンである。発光部49bは、例えば、複数の色に発光したり、点滅したりすることで、携帯端末との通信状態を示すものである。記載面50は、無線アダプタ21の設定に用いる情報が記載されている面である。記載面50には、例えば、情報が記載されたシールが貼付されている。ケーブル47は、一端がアダプタ本体46に接続され、他端が室内機3の制御部(図示せず)に接続される。ケーブル47は、アダプタ本体46と制御部との間で、信号の送受信を行うものである。ケーブル47には、バンド48が取り付けられている。バンド48は、ケーブル47が収納ケース22に収納される位置を示すと共に、収納ケース22において、ケーブル47が移動することを規制するものである。
 (収納ケース22)
 図9は、実施の形態1に係る収納ケース22を示す側面図である。図10は、実施の形態1に係る収納ケース22を示す斜視図である。そして、図11は、実施の形態1に係る収納ケース22を示す斜視図である。収納ケース22は、無線アダプタ21を収納するものである。図9~図11に示すように、収納ケース22は、前面が開放された中空の略直方体をなしている。収納ケース22は、奥壁51、上壁52、下壁53、本体側壁54、本体隔壁55、バンド隔壁56、撓み側ねじ隔壁57、バンド側壁58、バンド下壁59、本体側ねじ側隔壁60、本体側ねじ下壁61、撓み側ねじ上壁62、撓み側ねじ側壁63、収納蓋64、上リブ79及び下リブ82からなる。また、収納ケース22には、バンド収納部65、撓み収納部66、本体収納部67、本体側ねじ部68及び撓み側ねじ部69が形成されている。
 (奥壁51)
 奥壁51は、上下方向且つ側方に広がる板状の部材であり、収納ケース22の後部を構成する。奥壁51には、ねじ締め穴76、位置決め穴77が形成されている。ねじ締め穴76は、本体側ねじ締め穴76a及び撓み側ねじ締め穴76bからなる。本体側ねじ締め穴76aは、奥壁51の本体側ねじ部68を囲む部分に形成された開口であり、本体側ねじボス42aと対応する箇所に位置する。撓み側ねじ締め穴76bは、奥壁51の撓み側ねじ部69を囲む部分に形成された開口であり、撓み側ねじボス42bと対応する箇所に位置する。位置決め穴77は、本体側位置決め穴77a及び撓み側位置決め穴77bからなる。本体側位置決め穴77aは、奥壁51に形成された開口であり、本体側位置決めピン43aと対応する箇所に位置する。撓み側位置決め穴77bは、奥壁51に形成された開口であり、撓み側位置決めピン43bと対応する箇所に位置する。
 (上壁52)
 上壁52は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。上壁52は、前方に延びるように奥壁51の上部と接続され、収納ケース22の上部を構成する。また、上壁52には、2つの上切欠き78が形成されている。更に、上壁52は、上爪部80を有する。上切欠き78は、前後方向に形成された切欠きである。上爪部80は、上壁52において、2つの上切欠き78によって挟まれた箇所である。上爪部80は、上棒部80a及び上先端部80bからなる。上棒部80aは、奥壁51に接続した棒状の部材である。上棒部80aは、負荷が加えられることで、上方に弾性変形するものである。上棒部80aは、弾性変形していない際に、アダプタ本体46を下方に押さえる。上先端部80bは、上棒部80aの先端に接続され、下方に突出すると共に、前方から後方に向かって低くなるような斜面が形成されているものである。上先端部80bは、上棒部80aが弾性変形していない際に、アダプタ本体46を後方に押さえる。
 (下壁53)
 下壁53は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。下壁53は、前方に延びるように奥壁51の下部と接続され、収納ケース22の下部を構成する。また、下壁53には、2つの下切欠き81が形成されている。更に、下壁53は、下爪部83を有する。下切欠き81は、前後方向に形成された切欠きである。下爪部83は、2つの下切欠き81によって挟まれた箇所である。下爪部83は、下棒部83a及び下先端部83bからなる。下棒部83aは、奥壁51に接続した棒状の部材である。下棒部83aは、負荷が加えられることで、下方に弾性変形するものである。下棒部83aは、弾性変形していない際に、アダプタ本体46を上方に押さえる。下先端部83bは、下棒部83aの先端に接続され、上方に突出すると共に、前方から後方に向かって高くなるような斜面が形成されているものである。下先端部83bは、下棒部83aが弾性変形していない際に、アダプタ本体46を後方に押さえる。
 (本体側壁54)
 本体側壁54は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。本体側壁54は、奥壁51の一側部に接続され、収納ケース22の一側部を構成する。また、本体側壁54は、上壁52の一側部と下壁53の一側部とを接続している。
 (本体隔壁55)
 本体隔壁55は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。本体隔壁55は、上壁52と下壁53とを略垂直に接続し、本体収納部67と撓み収納部66とを区画するものである。また、本体隔壁55は、本体押さえ部84を有している。更に、本体隔壁55には、本体隔壁切欠き85が形成されている。本体押さえ部84は、本体収納部67に向かって突出する板状の部材であり、アダプタ本体46を後方に押さえるものである。本体隔壁切欠き85は、前後方向に形成された切欠きであり、本体収納部67と撓み収納部66とを接続させるものである。本体隔壁切欠き85には、無線アダプタ21のケーブル47が挿通される。本体隔壁切欠き85の前端は、前方に向かって幅が大きくなるようなR形状である。これにより、本体隔壁切欠き85には、ケーブル47が挿通され易い。
 (バンド隔壁56)
 バンド隔壁56は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。バンド隔壁56は、上壁52から下方に延び、撓み側ねじ隔壁57に接続すると共に、撓み収納部66とバンド収納部65とを区画するものである。また、バンド隔壁56は、バンド隔壁爪86を有している。更に、バンド隔壁56には、バンド隔壁切欠き87が形成されている。バンド隔壁爪86は、撓み収納部66に向かって突出するものである。バンド隔壁切欠き87は、前後方向に形成された切欠きであり、撓み収納部66とバンド収納部65とを接続する。バンド隔壁切欠き87は、ケーブル47において、バンド48が取り付けられた位置からアダプタ本体46側に延びている部分が挿通されるものである。バンド隔壁切欠き87は、幅がバンド48よりも細い。これにより、ケーブル47において、バンド48がバンド収納部65に収納されている際に、アダプタ本体46側に延びている部分がアダプタ本体46側に引っ張られたとしても、バンド48がバンド隔壁切欠き87に引っ掛かる。また、バンド隔壁切欠き87の前端は、前方に向かって幅が大きくなるようなR形状である。これにより、バンド隔壁切欠き87には、ケーブル47が挿通され易い。
 (撓み側ねじ隔壁57)
 撓み側ねじ隔壁57は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。撓み側ねじ隔壁57は、下壁53から上方に延び、バンド隔壁56と接続すると共に、撓み収納部66と撓み側ねじ部69とを区画するものである。
 (バンド側壁58)
 バンド側壁58は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。バンド側壁58は、上壁52の他側部からバンド隔壁56と略同等の長さの分下方に延びている。また、バンド側壁58は、バンド側壁爪88を有している。更に、バンド側壁58には、バンド側壁切欠き89が形成されている。バンド側壁爪88は、撓み収納部66の反対側に向かって突出するものである。バンド側壁切欠き89は、前後方向に形成された切欠きである。バンド側壁切欠き89は、ケーブル47において、アダプタ本体46とバンド48を挟んで反対側に延びている部分が挿通されるものである。バンド側壁切欠き89は、幅がバンド48よりも細い。これにより、ケーブル47において、バンド48がバンド収納部65に収納されている際に、アダプタ本体46とバンド48を挟んで反対側に延びている部分がアダプタ本体46の反対側に引っ張られたとしても、バンド48がバンド側壁切欠き89に引っ掛かる。また、バンド側壁切欠き89の前端は、前方に向かって幅が大きくなうようなR形状である。これにより、本体隔壁切欠き85には、ケーブル47が挿通され易い。
 (バンド下壁59)
 バンド下壁59は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。バンド下壁59は、バンド側壁58の下端と、バンド隔壁56と撓み側ねじ隔壁57との接続箇所と、を接続する。
 (本体側ねじ側隔壁60)
 本体側ねじ側隔壁60は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。本体側ねじ側隔壁60は、上壁52から下方に延び、本体収納部67と本体側ねじ部68とを側方に区画するものである。
 (本体側ねじ下壁61)
 本体側ねじ下壁61は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。本体側ねじ下壁61は、本体側ねじ側隔壁60の下端と本体側壁54とを接続する。
 (撓み側ねじ側壁63)
 撓み側ねじ側壁63は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。撓み側ねじ側壁63は、下壁53から上方に延びている。
 (撓み側ねじ上壁62)
 撓み側ねじ上壁62は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。撓み側ねじ上壁62は、撓み側ねじ側壁63と、バンド隔壁56と撓み側ねじ隔壁57との接続箇所と、を接続する。
 (収納蓋64)
 収納蓋64は、上壁52に設けられ、バンド収納部65に収納されたバンド48を覆う蓋である。収納蓋64は、バンド48がバンド収納部65から脱落することを抑制する。収納蓋64は、ヒンジ90、前蓋91、バンド下壁蓋92、バンド隔壁蓋93及びバンド側壁蓋94を有する。ヒンジ90は、上壁52に設けられ、前蓋91を開閉可能に支持するものである。前蓋91は、バンド収納部65を覆うものである。バンド下壁蓋92は、バンド下壁59に対向するものである。バンド隔壁蓋93は、バンド隔壁56に対向するものである。バンド隔壁蓋93には、バンド隔壁蓋開口95が形成されている。バンド隔壁蓋開口95は、バンド隔壁蓋93に形成された開口であり、バンド隔壁56のバンド隔壁爪86が係合されることで、収納蓋64を固定するものである。バンド側壁蓋94は、バンド側壁58に対向するものである。バンド側壁蓋94には、バンド側壁蓋開口96が形成されている。バンド側壁蓋開口96は、バンド側壁蓋94に形成された開口であり、バンド側壁58のバンド側壁爪88が係合されることで、収納蓋64を固定するものである。
 (上リブ79、下リブ82)
 上リブ79は、奥壁51及び上壁52から本体収納部67方向に向かって突出する2本のリブである。それぞれの上リブ79は、奥壁51から突出する部分が無線アダプタ21の記載面50の上部に接し、上壁52から突出する部分が無線アダプタ21の上面を下方に押さえる。下リブ82は、奥壁51及び下壁53から本体収納部67方向に向かって突出する2本のリブである。それぞれの下リブ82は、奥壁51から突出する部分が無線アダプタ21の記載面50の下部に接し、下壁53から突出する部分が無線アダプタ21の下面を上方に押さえる。
 (バンド収納部65)
 バンド収納部65は、奥壁51、上壁52、バンド隔壁56、バンド側壁58及びバンド下壁59によって囲まれた空間である。バンド収納部65には、ケーブル47に取り付けられるバンド48が収納される。
 (撓み収納部66)
 撓み収納部66は、奥壁51、上壁52、本体隔壁55、バンド隔壁56、撓み側ねじ隔壁57及び下壁53によって囲まれた空間である。撓み収納部66には、ケーブル47においてバンド48から無線アダプタ21本体側までの撓んでいる部分であるケーブル撓み部47aが収納される。
 (本体収納部67)
 本体収納部67は、上壁52、下壁53、撓み側ねじ隔壁57及び本体隔壁55によって囲まれた空間である。本体収納部67には、アダプタ本体46が収納される。
 (本体側ねじ部68)
 本体側ねじ部68は、上壁52、本体側ねじ下壁61、本体側壁54及び本体側ねじ側隔壁60によって囲まれた空間である。先述のように、本体側ねじ部68を囲む部分の奥壁51には、本体側ねじボス42aと対向する箇所に位置に本体側ねじ締め穴76aが形成されている。
 (撓み側ねじ部69)
 撓み側ねじ部69は、撓み側ねじ上壁62、下壁53、撓み側ねじ側壁63及び撓み側ねじ側壁63によって囲まれた空間である。先述のように、撓み側ねじ部69を囲む部分の奥壁51には、撓み側ねじボス42bと対向する箇所に位置に撓み側ねじ締め穴76bが形成されている。
 (収納ケース22の取り付け)
 図12は、実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。また、図13は、実施の形態1に係る取付部40、無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。ここで、図12及び図13を用いて、収納ケース22の取付部40への取り付けの手順について、説明する。なお、収納ケース22が取付部40に取り付けられる向きは、図12及び図13に示す向きと一致していなくもよい。先ず、収納ケース22は、下壁53及び本体側壁54が本体側位置決めリブ44aに沿うと共に、下壁53及び撓み側ねじ側壁63が撓み側位置決めリブ44bに沿うような位置に合わせられる。次に、収納ケース22は、本体側位置決めピン43aが本体側位置決め穴77aに挿通すると共に、撓み側位置決めピン43bが撓み側位置決め穴77bに挿通するように調整されることで、取付部40との位置合わせがより精密に行われる。
 このような位置合わせが行われることで、本体側ねじボス42aと本体側ねじ締め穴76aとの位置が合わせられると共に、撓み側ねじボス42bと撓み側ねじ締め穴76bとの位置が合わせられる。そして、本体側ねじボス42a及び撓み側ねじボス42bに形成されたねじ穴には、ねじ23が収納ケース22の奥壁51を挟んで締められる。これにより、収納ケース22は、固定部に取り付けられる。なお、先述したように、取付部40が本体側位置決めリブ44a及び撓み側位置決めリブ44bを有していない場合、本体側位置決めピン43a及び撓み側位置決めピン43bのみを用いて、収納ケース22の取り付け位置を調整してもよい。また、更に、先述したように、取付部40が本体側ねじボス42a及び撓み側ねじボス42bを有していない場合、収納ケース22は、ケーシング34に直接ねじ穴を形成することで取り付けられてもよい。
 (無線アダプタ21の取り付け)
 図14は、実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す側面図である。図15は、実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す斜視図である。そして、図16は、実施の形態1に係る無線アダプタ21及び収納ケース22を示す断面図である。ここで、図14~図16を用いて、無線アダプタ21の収納ケース22への取り付けの手順について、説明する。先ず、無線アダプタ21のケーブル47は、ケーブル穴41を通して、制御部(図示せず)に接続されると共に、ケーブル圧入リブ45に固定されている。次に、無線アダプタ21のバンド48をバンド収納部65に格納すると共に、バンド側壁切欠き89及びバンド隔壁切欠き87には、バンド48を挟んで両側の部分のケーブル47がそれぞれ挿通される。更に、ケーブル47は、バンド48から無線アダプタ21本体側までの撓んでいる部分がケーブル撓み部47aとして所定の長さが確保されるように本体隔壁切欠き85に挿通され、ケーブル撓み部47aが撓み収納部66に収納される。
 また、アダプタ本体46は、ケーブル47が接続されている側部が本体隔壁55の本体押さえ部84の後方に挿し込まれる。更に、アダプタ本体46の本体押さえ部84の後方に挿し込まれた部分を支点にアダプタ本体46の全体が後方に押し込まれることで、上棒部80aが上方に弾性変形し、下棒部83aが下方に弾性変形する。即ち、アダプタ本体46は、上先端部80bの斜面及び下先端部83bの斜面に沿うように後方に移動する。アダプタ本体46が収納ケース22の上リブ79及び下リブ82に接する位置まで後方に移動した際に、上棒部80a及び下棒部83aは、負荷がかからなくなり、原形に復帰する。この際に、アダプタ本体46は、上リブ79、上爪部80、下リブ82、下爪部83及び本体押さえ部84によって、本体収納部67から脱落しないように収納される。なお、無線アダプタ21は、ケーブル47から先に収納ケース22に取り付けられるのではなく、アダプタ本体46から先に収納ケース22に取り付けられてもよい。
 本実施の形態1によれば、室内機3は、室内機本体20と別体の収納ケース22を有している。このため、本実施の形態1の室内機3に取り付けられている無線アダプタ21が複数の他機種にも流用される場合、他機種の室内機本体に収納ケース22が固定されるのみで足りる。即ち、他機種の室内機本体に無線アダプタ21を取り付ける場合であっても、それぞれの機種に応じた収納設計が不要である。したがって、本実施の形態1の室内機3に取り付けられている無線アダプタ21は、複数の機種の室内機に対して流用することが容易である。
 また、本実施の形態1によれば、収納ケース22は、バンド48を収納するバンド収納部65及びケーブル撓み部47aを収納する撓み収納部66を有している。このように、バンド収納部65にバンド48が収納されていることによって、ケーブル撓み部47aは、所定の長さが確保されている。即ち、アダプタ本体46は、本体隔壁切欠き85からケーブル47を取り外した際に、ケーブル撓み部47aの長さの分だけ手元に引き出すことができる。したがって、無線アダプタ21本体は、作業時等の取り回しが行われ易い。
 更に、本実施の形態1によれば、収納ケース22は、バンド収納部65に収納されたバンド48を覆う収納蓋64を有している。このため、ケーブル47に取り付けられているバンド48は、作業時等において、作業者が意図せず収納ケース22から脱落することが抑制される。したがって、収納ケース22は、無線アダプタ21が収納ケース22から脱落することを合わせて抑制することができるため、利便性を高めることができる。
 また、本実施の形態1によれば、室内機本体20には、収納ケース22に対向して突出する位置決めピン43が設けられ、収納ケース22には、位置決めピン43に対向する開口である位置決め穴77が形成されている。概して、収納ケース22の取り付け位置が所定の位置と異なっていた場合、前面パネル33が正しく閉められなかったり、無線アダプタ21の発光部49bからの光がケーシング34と前面パネル33との間から漏れてしまったりする虞がある。本実施の形態1の室内機本体20には、収納ケース22に位置決めピン43が設けられ、収納ケース22には、位置決め穴77が形成されているため、収納ケース22が室内機本体20に取り付けられる際に、精確に位置を決められる。したがって、収納ケース22は、室内機本体20に取り付けられた際にも、室内機本体20の意匠性を維持することができる。
 更に、本実施の形態1によれば、室内機本体20には、収納ケース22に対向して突出すると共に、収納ケース22に沿って延びる位置決めリブ44が設けられている。これにより、収納ケース22は、室内機本体20に取り付けられる際に、精確に位置を決められる。概して、収納ケース22の取り付け位置が所定の位置と異なっていた場合、前面パネル33が正しく閉められなかったり、無線アダプタ21の発光部49bからの光がケーシング34と前面パネル33との間から漏れてしまったりする虞がある。本実施の形態1の収納ケース22は、室内機本体20が位置決めリブ44を有しているため、室内機本体20に取り付けられる際に、精確に位置を決められる。したがって、収納ケース22は、室内機本体20に取り付けられた際にも、室内機本体20の意匠性を維持することができる。
 実施の形態2.
 図17は、実施の形態2に係る収納ケース122を示す斜視図である。図18は、実施の形態2に係る無線アダプタ21及び収納ケース122を示す斜視図である。そして、図19は、実施の形態2に係る無線アダプタ21及び収納ケース122を示す斜視図である。本実施の形態2は、アダプタ固定部173が収納ケース122に形成されている点で実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
 (収納ケース22)
 収納ケース22は、固定上リブ170、固定側部リブ171及び固定下リブ172を更に有している。また、収納ケース22は、本体側ねじ下壁、撓み側ねじ上壁及び撓み側ねじ側壁を有していない。更に、撓み側ねじ部69は、奥壁51、上壁52、本体隔壁55、バンド隔壁56、撓み側ねじ隔壁57及び下壁53によって囲まれた空間の一部である。なお、収納ケース22は、本体側ねじ下壁61、撓み側ねじ上壁62及び撓み側ねじ側壁63を有していてもよい。この場合、撓み側ねじ部69は、実施の形態1と同様に、撓み側ねじ上壁62、下壁53、撓み側ねじ側壁63及び撓み側ねじ側壁63によって囲まれた空間であってもよい。
 (固定上リブ170)
 固定上リブ170は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。固定上リブ170は、本体側ねじ側隔壁60から更に下方に延びている。固定上リブ170は、アダプタ本体46の操作面49を下方に押さえるものである。
 (固定側部リブ171)
 固定側部リブ171は、前後方向且つ側方に広がる板状の部材である。固定側部リブ171は、本体側壁54から本体収納部67に向かって延びている。固定側部リブ171は、アダプタ本体46の一側部を本体収納部67側に押さえるものである。
 (固定下リブ172)
 固定下リブ172は、前後方向且つ上下方向に広がる板状の部材である。固定下リブ172は、下壁53から上方に向かって延びており、固定上リブ170と上端部が対向している。固定下リブ172は、アダプタ本体46の記載面50を上方に押さえる。
 (アダプタ固定部173)
 アダプタ固定部173は、奥壁51、本体押さえ部84、固定上リブ170、固定側部リブ171及び固定下リブ172によって囲まれる空間である。アダプタ固定部173には、アダプタ本体46の操作面49が上方を向く位置で無線アダプタ21が固定される。
 (無線アダプタ21の取り付け)
 ここで、無線アダプタ21をアダプタ固定部173に固定する手順について、説明する。先ず、無線アダプタ21のケーブル47は、ケーブル穴41を通して、制御部(図示せず)に接続されると共に、ケーブル圧入リブ45に固定される。次に、無線アダプタ21のバンド48をバンド収納部65に格納すると共に、バンド側壁切欠き89及びバンド隔壁切欠き87には、バンド48を挟んで両側の部分のケーブル47が挿通される。更に、ケーブル47は、バンド48から無線アダプタ21本体側までの撓んでいる部分がケーブル撓み部47aとして所定の長さが確保されるように本体隔壁切欠き85に挿通され、ケーブル撓み部47aが撓み収納部66に収納される。そして、アダプタ本体46は、操作面49を上方にした向きでアダプタ固定部173に挿し込まれる。この際に、アダプタ本体46は、本体押さえ部84、固定上リブ170、固定側部リブ171及び固定下リブ172によって、アダプタ固定部173から脱落しないように固定される。
 本実施の形態2によれば、収納ケース122には、操作面49が上方を向く位置で、無線アダプタ21を固定するアダプタ固定部173が形成されている。概して、アダプタ本体は、発光部を有する操作面が前方を向くように取り付けられた場合、前面パネルの厚さが薄い際に、発光部から発せられる光が前面パネルを透過してしまう虞がある。これに対して、アダプタ本体は、操作面が後方を向くように取り付けられることで、光が前面パネルを透過することを防ぐことができる。しかしながら、検査時等において、無線アダプタは、携帯端末の接続状態等を示す発光部の確認のために、操作面が作業者に向くように取り外されている必要がある。この際、取り外された無線アダプタには、安定した置き場所が常に用意されているわけではない。このように、収納ケースは、操作面を後方に向けて収納する場合、作業性を低下させてしまう虞がある。
 本実施の形態2の収納ケース122には、アダプタ固定部173が形成されているため、アダプタ本体46は、検査時等において、操作面49をユーザーが見やすい方向に向けたまま固定される。また、アダプタ本体46は、検査時以外の際に、操作面49が後方を向くように収納される。したがって、収納ケース122は、発光部49bから発せられる光が前面パネル33を透過することを抑制しつつ、検査時等の作業性を向上させることができる。
 1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒配管、5 冷媒回路、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 室内熱交換器、12 室内送風機、20 室内機本体、21 無線アダプタ、22 収納ケース、23 ねじ、31 吸込口、32 吹出口、33 前面パネル、34 ケーシング、40 取付部、41 ケーブル穴、42 ねじボス、42a 本体側ねじボス、42b 撓み側ねじボス、43 位置決めピン、43a 本体側位置決めピン、43b 撓み側位置決めピン、44 位置決めリブ、44a 本体側位置決めリブ、44b 撓み側位置決めリブ、45 ケーブル圧入リブ、46 アダプタ本体、47 ケーブル、47a ケーブル撓み部、48 バンド、49 操作面、49a 操作ボタン、49b 発光部、50 記載面、51 奥壁、52 上壁、53 下壁、54 本体側壁、55 本体隔壁、56 バンド隔壁、57 撓み側ねじ隔壁、58 バンド側壁、59 バンド下壁、60 本体側ねじ側隔壁、61 本体側ねじ下壁、62 撓み側ねじ上壁、63 撓み側ねじ側壁、64 収納蓋、65 バンド収納部、66 撓み収納部、67 本体収納部、68 本体側ねじ部、69 撓み側ねじ部、76 ねじ締め穴、76a 本体側ねじ締め穴、76b 撓み側ねじ締め穴、77 位置決め穴、77a 本体側位置決め穴、77b 撓み側位置決め穴、78 上切欠き、79 上リブ、80 上爪部、80a 上棒部、80b 上先端部、81 下切欠き、82 下リブ、83 下爪部、83a 下棒部、83b 下先端部、84 本体押さえ部、85 本体隔壁切欠き、86 バンド隔壁爪、87 バンド隔壁切欠き、88 バンド側壁爪、89 バンド側壁切欠き、90 ヒンジ、91 前蓋、92 バンド下壁蓋、93 バンド隔壁蓋、94 バンド側壁蓋、95 バンド隔壁蓋開口、96 バンド側壁蓋開口、122 収納ケース、170 固定上リブ、171 固定側部リブ、172 固定下リブ、173 アダプタ固定部。

Claims (6)

  1.  室内空気を調整する室内機本体と、
     前記室内機本体の内部において、前記室内機本体と別体として設けられ、無線通信を行う無線アダプタを収納する収納ケースと、を備える
     空気調和機の室内機。
  2.  前記無線アダプタは、
     無線通信を行うアダプタ本体と、
     前記アダプタ本体に接続されたケーブルと、を有し、
     前記収納ケースには、
     前記ケーブルに取り付けられるバンドを収納するバンド収納部と、
     前記バンド収納部と接続し、前記ケーブルにおいて前記バンドから前記アダプタ本体側までの撓んでいる部分であるケーブル撓み部を収納する撓み収納部と、
     前記撓み収納部と接続し、前記アダプタ本体を収納する本体収納部と、が形成されている
     請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3.  前記収納ケースは、
     前記バンド収納部に収納された前記バンドを覆い、前記バンドが前記バンド収納部から脱落することを抑制する収納蓋を有している
     請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4.  前記アダプタ本体は、
     前記無線アダプタの操作を行う操作面を有し、
     前記収納ケースには、
     前記操作面が上方を向く位置で、前記無線アダプタを固定するアダプタ固定部が形成されている
     請求項2又は請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5.  前記室内機本体には、
     前記収納ケース側に突出する位置決めピンが設けられ、
     前記収納ケースには、
     前記位置決めピンに対応する箇所に位置する開口である位置決め穴が形成されている
     請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6.  前記室内機本体には、
     前記収納ケースに側に突出すると共に、前記収納ケースに沿って延びる位置決めリブが設けられている
     請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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