JP2019173981A - 空調室内機 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)全体構成
空気調和装置1について全体構成を説明する。図1は、空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房及び暖房を行うことができる。空気調和装置1は、主として、空調室内機10と、空調室外機20と、空調室内機10と空調室外機20とを接続する液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5と、空調室内機10および空調室外機20の構成機器を制御する制御部2と、を有している。そして、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路3は、空調室内機10と空調室外機20とが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
空調室内機10について説明する。空調室内機10は、熱交換器14と、ファン13と、筐体50と、第1パネル11と、第2パネル12と、フィルター34と、制御部2(図1に図示)とを備えている。本実施形態の空調室内機10は、壁掛け式である。
第1風向調整羽根30は、フラップと呼んでも良い。第1風向調整羽根30は、空調運転時に、吹出口52から吹出される空気の向きを調整する。空調運転が停止状態のときは、図6に示すように、第1風向調整羽根30は、吹出口52の下面を覆っている。空調運転時には、図7に示すように、第1風向調整羽根30は、180°回転して上下を反転させた上で、吹出口52の上、前に移動した第1パネル11の下に、移動して、停止している。
図3または図9に示すように、空調室内機10は、筐体50など、以上説明した様々な構成要素を含む本体から隔離した端末100を備える。端末100は、リモコンと呼んでもよい。端末100は、空気調和装置1の専用端末であってもよい。端末100は、有線または無線で、本体中の制御部2と双方向通信可能である。図3の場合は、無線である。端末100は、各種スイッチ101〜117を有している。ユーザーは、空気調和装置1に命令を与えるために、各種スイッチ101〜117を操作する。ユーザーがスイッチを操作すると、命令が、無線通信によって、本体の制御部2に伝えられ、制御部2は、命令の内容を適宜解釈して実行していく。
次にユーザーにより第1スイッチ101の操作があった場合に、空調室内機10において実施される制御について説明する。
1)室内ファン13が動作中である。
2)第1風向調整羽根30が運転位置である。
3)第1パネル11、または、第1風向調整羽根30が運転停止位置へ移動中である。
4)ユーザーが第2スイッチ102の操作後、運転準備中である。
(5−1)
本実施形態の特徴は、空調室内機10の第1パネル11を第1位置から第2位置に移動させるために、ユーザーが操作する第1スイッチ101を設けたことである。ユーザーがフィルター34を清掃する時には、第1パネル11を第2位置に移動させる必要がある。この作業は、従来ユーザーが手動で行っていた。しかし、空調室内機の機種によっては、第1パネル11の移動が手動で簡単に行えない場合もある。また、場合によっては、第1パネル11や周辺部を傷めてしまう場合もありうる。このような場合に、ユーザーがスイッチ操作で第1パネル11を移動させることが出来れば、ユーザーにとって利便性が高く、また、第1パネル11やその周辺部を傷めてしまう恐れも少ない。
第1スイッチ101は、端末100に備えられていても良い。端末100とは、いわゆるリモコンといってよい。ユーザーがリモコン操作で第1パネル11を動かせることで、ユーザーにとって操作性が向上する。
また、第1パネル11の第1位置から第2位置への移動は、直線的に行われるのではく、円弧状の軌跡を通って行われる。すなわち、第1パネルは、いったん前面に平行移動した後、上方へ平行移動する。このような移動は、第1パネル11をスタイリッシュな収納位置である第1位置から、円滑に空調運転位置の可能な第2位置に引き出すという点において、有意義である。しかし、手動でユーザーがこのような移動を行うのは、可能ではあるが困難性を伴う。したがって、このようなケースでは、本実施形態のごとく、第1スイッチ101操作による、第1パネル11の制御が有効である。
フィルター34の清掃時に、第1パネル11が第2位置で、フィルター34を取り外すのは、不可能または困難である。フィルター34は、第1パネルを第2位置からさらに第3位置に、手動で移動させることによって、取り外しが可能である。第1パネル11を第2位置までスイッチ操作で動かせる理由は、第2位置は空調運転でも用いるポジションなので、新たなメカニズムを用いなくても移動が可能であるからである。第3位置まで、スイッチ操作で動かせるようにするためには、新たなメカニズムが必要になる。また、第1パネル11を第2位置まで移動させれば、第3位置までは、手動でも比較的容易に操作が出来るし、第1パネル11とその周辺を傷めるリスクも少ない。
ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき、空調運転が停止中で、かつ、第1パネル11が第2位置にあるときは、第1位置へ移動させる。このようにすれば、ユーザーは、フィルター清掃作業後に、スイッチ操作で、第1パネル11を元に戻すことが出来る。
ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき、空調運転中のときは、ユーザーの命令を無視して、空調運転を継続する。このようにする理由は、空調運転中のユーザーの操作は、誤操作かも分からないし、また、空調運転を停止し、ユーザーの命令に答えるには、相当の時間がかかるためである。そこで、この場合は、ユーザーの命令は、実行しない。
ユーザーの第1スイッチ101の操作により、第1パネル11が第1位置から第2位置に移動中に、ユーザーにより第2スイッチ102が操作された場合、制御部2は、そのまま、第1パネル11を第2位置へ移動させ、その後で、空調運転制御に移行する。
(6−1)変形例1A
第1実施形態においては、端末100に第1スイッチ101がある場合について説明した。変形例1Aにおいては、第1スイッチは、筐体50に配置されている。ユーザーは、フィルターの掃除のために、筐体50に近づいたときに第1スイッチを操作することが出来て、便利である。
第1実施形態では、専用端末100に第1スイッチ101がある場合について説明した。第1スイッチは、ユーザーの汎用の携帯端末に備えられていても良い。携帯端末としては、スマートフォンであってもよい。携帯端末は、空調室内機10の制御部2に通信可能に接続されている。携帯端末は、ディスプレイと、ディスプレイに付随したタッチパネルとを有していてもよい。たとえば、ユーザーが空気調和装置1の操作をする場合、スマートフォンのディスプレイに、図9と同様な操作スイッチが表示されても良い。ユーザーが第1スイッチにタッチすると、ユーザーが第1スイッチを操作したことになり、ユーザーの命令が、制御部2に伝達される。
第1スイッチは、ユーザーの携帯端末、いわゆる、スマートフォンなどに備えられていても良い。携帯端末で、空調運転の起動停止などの操作が可能な場合、空気調和装置1の操作を、統一して、携帯端末で行うことができ、ユーザーにとって便利である。
第1実施形態における制御は、図10に示したように、ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき(S201)、制御部2は、空調運転中か否かを判断する(S202)制御を行う場合について説明した。変形例1Cは、さらに、きめ細かい制御を行う場合である。
変形例1Cでは、ユーザーによる第1スイッチ101の操作があったとき、空調運転はしていないが、第1パネルが移動中のとき、反対向きに第1パネルを移動させる。このようにすることによって、たとえば、空調運転は終了しているが、停止動作中に第1スイッチ101の操作が行われたときは、第1パネルを第2位置に移動させることによって、ユーザーの意思であるフィルターのお掃除に迅速に移ることが出来る。
実施形態1の空気調和装置1は、室内の空調運転モードのほかに、さらに、内部クリーン運転モードを有していても良い。内部クリーン運転とは、たとえば、特開2009−168327号公報に説明されているように、冷房運転または除湿運転を行った後で、実施される、送風運転および/または暖房運転である。空調室内機10の筐体50の内部を乾燥させることにより、カビや細菌の発生を抑制する。
内部クリーン運転中に、ユーザーにより第1スイッチが操作された場合には、ユーザーの意思を尊重して、内部クリーン運転を停止させて、第1パネルを第1位置から第2位置へ移動させる。
変形例1Eにおいては、空調室内機10が、第1パネル11の開(第2位置)、閉(第1位置)を検知する、リミットスイッチ(開閉異常検知部、図示せず)を備えている。開閉異常検知部は、制御部が制御する。
このように、第1スイッチ操作によって第1パネル11を駆動する場合は、開閉異常検知部による開閉異常検知は行わない。それは、第1スイッチ101操作の場合には、圧縮機8を起動しないので、第1パネル11が閉(第1位置)であったとしても、露つきや高圧上昇などの問題は発生しないからである。
変形例1Fでは、制御部は、空調室外機20に備えられている(図示せず)。空調室外機20の制御部は、少なくともマイコンを含んでいる。変形例1のその他の構成は、実施形態1と同様である。端末100との通信を行う通信部については、空調室内機10の本体に備えられている。すなわち、ユーザーが端末100で命令を入力すると、命令は、空調室内機10の本体にある通信部に送られ、さらに、空調室外機20の制御部に送られる。空調室外機20にある制御部は、受け取った命令に従って、第1パネル11の制御を行う。
10・・・空調室内機
11・・・第1パネル
12・・・第2パネル
13・・・ファン
14・・・熱交換器
21・・・パネル搬送機構
34・・・フィルター
100・・端末
101・・第1スイッチ
102・・第2スイッチ
(1)全体構成
空気調和装置1について全体構成を説明する。図1は、空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房及び暖房を行うことができる。空気調和装置1は、主として、空調室内機10と、空調室外機20と、空調室内機10と空調室外機20とを接続する液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5と、空調室内機10および空調室外機20の構成機器を制御する制御部2と、を有している。そして、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路3は、空調室内機10と空調室外機20とが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
空調室内機10について説明する。空調室内機10は、熱交換器14と、ファン13と、筐体50と、第1パネル11と、第2パネル12と、フィルター34と、制御部2(図1に図示)とを備えている。本実施形態の空調室内機10は、壁掛け式である。
第1風向調整羽根30は、フラップと呼んでも良い。第1風向調整羽根30は、空調運転時に、吹出口52から吹出される空気の向きを調整する。空調運転が停止状態のときは、図6に示すように、第1風向調整羽根30は、吹出口52の下面を覆っている。空調運転時には、図7に示すように、第1風向調整羽根30は、180°回転して上下を反転させた上で、吹出口52の上、前に移動した第1パネル11の下に、移動して、停止している。
図3または図9に示すように、空調室内機10は、筐体50など、以上説明した様々な構成要素を含む本体から隔離した端末100を備える。端末100は、リモコンと呼んでもよい。端末100は、空気調和装置1の専用端末であってもよい。端末100は、有線または無線で、本体中の制御部2と双方向通信可能である。図3の場合は、無線である。端末100は、各種スイッチ101〜117を有している。ユーザーは、空気調和装置1に命令を与えるために、各種スイッチ101〜117を操作する。ユーザーがスイッチを操作すると、命令が、無線通信によって、本体の制御部2に伝えられ、制御部2は、命令の内容を適宜解釈して実行していく。
次にユーザーにより第1スイッチ101の操作があった場合に、空調室内機10において実施される制御について説明する。
2)第1風向調整羽根30が運転位置である。
3)第1パネル11、または、第1風向調整羽根30が運転停止位置へ移動中である。
4)ユーザーが第2スイッチ102の操作後、運転準備中である。
(5−1)
本実施形態の特徴は、空調室内機10の第1パネル11を第1位置から第2位置に移動させるために、ユーザーが操作する第1スイッチ101を設けたことである。ユーザーがフィルター34を清掃する時には、第1パネル11を第2位置に移動させる必要がある。この作業は、従来ユーザーが手動で行っていた。しかし、空調室内機の機種によっては、第1パネル11の移動が手動で簡単に行えない場合もある。また、場合によっては、第1パネル11や周辺部を傷めてしまう場合もありうる。このような場合に、ユーザーがスイッチ操作で第1パネル11を移動させることが出来れば、ユーザーにとって利便性が高く、また、第1パネル11やその周辺部を傷めてしまう恐れも少ない。
第1スイッチ101は、端末100に備えられていても良い。端末100とは、いわゆるリモコンといってよい。ユーザーがリモコン操作で第1パネル11を動かせることで、ユーザーにとって操作性が向上する。
また、第1パネル11の第1位置から第2位置への移動は、直線的に行われるのではく、円弧状の軌跡を通って行われる。すなわち、第1パネルは、いったん前面に平行移動した後、上方へ平行移動する。このような移動は、第1パネル11をスタイリッシュな収納位置である第1位置から、円滑に空調運転位置の可能な第2位置に引き出すという点において、有意義である。しかし、手動でユーザーがこのような移動を行うのは、可能ではあるが困難性を伴う。したがって、このようなケースでは、本実施形態のごとく、第1スイッチ101操作による、第1パネル11の制御が有効である。
フィルター34の清掃時に、第1パネル11が第2位置で、フィルター34を取り外すのは、不可能または困難である。フィルター34は、第1パネルを第2位置からさらに第3位置に、手動で移動させることによって、取り外しが可能である。第1パネル11を第2位置までスイッチ操作で動かせる理由は、第2位置は空調運転でも用いるポジションなので、新たなメカニズムを用いなくても移動が可能であるからである。第3位置まで、スイッチ操作で動かせるようにするためには、新たなメカニズムが必要になる。また、第1パネル11を第2位置まで移動させれば、第3位置までは、手動でも比較的容易に操作が出来るし、第1パネル11とその周辺を傷めるリスクも少ない。
ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき、空調運転が停止中で、かつ、第1パネル11が第2位置にあるときは、第1位置へ移動させる。このようにすれば、ユーザーは、フィルター清掃作業後に、スイッチ操作で、第1パネル11を元に戻すことが出来る。
ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき、空調運転中のときは、ユーザーの命令を無視して、空調運転を継続する。このようにする理由は、空調運転中のユーザーの操作は、誤操作かも分からないし、また、空調運転を停止し、ユーザーの命令に答えるには、相当の時間がかかるためである。そこで、この場合は、ユーザーの命令は、実行しない。
ユーザーの第1スイッチ101の操作により、第1パネル11が第1位置から第2位置に移動中に、ユーザーにより第2スイッチ102が操作された場合、制御部2は、そのまま、第1パネル11を第2位置へ移動させ、その後で、空調運転制御に移行する。
(6−1)変形例1A
第1実施形態においては、端末100に第1スイッチ101がある場合について説明した。変形例1Aにおいては、第1スイッチは、筐体50に配置されている。ユーザーは、フィルターの掃除のために、筐体50に近づいたときに第1スイッチを操作することが出来て、便利である。
第1実施形態では、専用端末100に第1スイッチ101がある場合について説明した。第1スイッチは、ユーザーの汎用の携帯端末に備えられていても良い。携帯端末としては、スマートフォンであってもよい。携帯端末は、空調室内機10の制御部2に通信可能に接続されている。携帯端末は、ディスプレイと、ディスプレイに付随したタッチパネルとを有していてもよい。たとえば、ユーザーが空気調和装置1の操作をする場合、スマートフォンのディスプレイに、図9と同様な操作スイッチが表示されても良い。ユーザーが第1スイッチにタッチすると、ユーザーが第1スイッチを操作したことになり、ユーザーの命令が、制御部2に伝達される。
第1スイッチは、ユーザーの携帯端末、いわゆる、スマートフォンなどに備えられていても良い。携帯端末で、空調運転の起動停止などの操作が可能な場合、空気調和装置1の操作を、統一して、携帯端末で行うことができ、ユーザーにとって便利である。
第1実施形態における制御は、図10に示したように、ユーザーが第1スイッチ101を操作したとき(S201)、制御部2は、空調運転中か否かを判断する(S202)制御を行う場合について説明した。変形例1Cは、さらに、きめ細かい制御を行う場合である。
変形例1Cでは、ユーザーによる第1スイッチ101の操作があったとき、空調運転はしていないが、第1パネルが移動中のとき、反対向きに第1パネルを移動させる。このようにすることによって、たとえば、空調運転は終了しているが、停止動作中に第1スイッチ101の操作が行われたときは、第1パネルを第2位置に移動させることによって、ユーザーの意思であるフィルターのお掃除に迅速に移ることが出来る。
実施形態1の空気調和装置1は、室内の空調運転モードのほかに、さらに、内部クリーン運転モードを有していても良い。内部クリーン運転とは、たとえば、特開2009−168327号公報に説明されているように、冷房運転または除湿運転を行った後で、実施される、送風運転および/または暖房運転である。空調室内機10の筐体50の内部を乾燥させることにより、カビや細菌の発生を抑制する。
内部クリーン運転中に、ユーザーにより第1スイッチが操作された場合には、ユーザーの意思を尊重して、内部クリーン運転を停止させて、第1パネルを第1位置から第2位置へ移動させる。
変形例1Eにおいては、空調室内機10が、第1パネル11の開(第2位置)、閉(第1位置)を検知する、リミットスイッチ(開閉異常検知部、図示せず)を備えている。開閉異常検知部は、制御部が制御する。
このように、第1スイッチ操作によって第1パネル11を駆動する場合は、開閉異常検知部による開閉異常検知は行わない。それは、第1スイッチ101操作の場合には、圧縮機8を起動しないので、第1パネル11が閉(第1位置)であったとしても、露つきや高圧上昇などの問題は発生しないからである。
変形例1Fでは、制御部は、空調室外機20に備えられている(図示せず)。空調室外機20の制御部は、少なくともマイコンを含んでいる。変形例1のその他の構成は、実施形態1と同様である。端末100との通信を行う通信部については、空調室内機10の本体に備えられている。すなわち、ユーザーが端末100で命令を入力すると、命令は、空調室内機10の本体にある通信部に送られ、さらに、空調室外機20の制御部に送られる。空調室外機20にある制御部は、受け取った命令に従って、第1パネル11の制御を行う。
10・・・空調室内機
11・・・第1パネル
12・・・第2パネル
13・・・ファン
14・・・熱交換器
21・・・パネル搬送機構
34・・・フィルター
100・・端末
101・・第1スイッチ
102・・第2スイッチ
Claims (16)
- 壁掛け式の空調室内機(10)であって、
空気と冷媒との熱交換をさせる熱交換器(14)と、
熱交換器への前記空気の流れを生成するファン(13)と、
前記空気を清浄化するフィルター(34)と、
前記熱交換器(14)、前記ファン(13)、および前記フィルター(34)を収容し、室内の側壁に固定される筐体(50)と、
前記筐体(50)の前面を覆う第1位置と、前記筐体(50)の前面から離間した第2位置との間を移動可能な、第1パネル(11)と、
前記第1パネル(11)を、前記第1位置から前記第2位置に移動できる、パネル搬送機構(21)と、
空調運転停止時に、ユーザーによって第1スイッチ(101)が操作されると、前記ファン(13)の停止状態は継続したままで、前記パネル搬送機構(21)を制御して、前記第1パネル(11)を前記第1位置から前記第2位置に移動させる、制御部(2)と、
を備える、空調室内機(10)。 - 前記制御部(2)と有線または無線で通信可能な端末(100)をさらに備え、
前記第1スイッチ(101)は、前記端末(100)に配置されている、
請求項1に記載の空調室内機(10)。 - 前記第1スイッチは、前記筐体(50)に配置されている、
請求項1に記載の空調室内機(10)。 - 前記第1スイッチは、ユーザーの携帯端末のディスプレイ上に表示されるものである、
請求項1に記載の空調室内機(10)。 - 前記パネル搬送機構(21)による前記第1パネル(11)の前記第1位置から前記第2位置への移動は、前記第1パネル(11)の前方への平行移動と、上方への平行移動の組み合わされた動きである、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記空調室内機(10)は、
前記第1パネル(11)の上方に第2パネル(12)をさらに備え、
前記パネル搬送機構(21)が、前記第1パネル(11)を前記第1位置から直線的に前記第2位置に移動させるには、前記第2パネル(12)が障害となる、
請求項5に記載の空調室内機(1)。 - 前記第1パネル(11)の前記第1位置から前記第2位置への移動は、ユーザーが手動で行うことも可能である、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記フィルター(34)の清掃は、ユーザーが前記第1パネル(13)を前記第1位置から前記第2位置へ移動させた後で、
さらに、ユーザーが手動で前記第1パネル(11)の上部を軸にして下部を前方に引き出す回転動作によって、第3位置に移動した後で行われる、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記パネル搬送機構(21)は、前記第1パネル(11)を、前記第2位置から前記第1位置に移動させることが可能であり、
前記制御部(2)は、ユーザーが前記第1スイッチ(101)を操作したとき、前記第1パネル(11)が前記第2位置にあるときは、前記パネル搬送機構(21)に前記第1パネル(11)を前記第1位置に移動させる、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の空調室内機(1)。 - 前記パネル搬送機構(21)は、前記第1パネル(11)を、前記第2位置から前記第1位置に移動させることが可能であり、
前記制御部(2)は、空調運転停止時に、ユーザーが前記第1スイッチ(101)を操作したとき、
前記第1パネル(11)が前記第1位置から前記第2位置に移動中のときは、前記パネル搬送機構(21)に前記第1パネル(11)をいったん停止させた後、前記第1位置に移動させ、
前記第1パネル(11)が前記第2位置から前記第1位置に移動中のときは、前記パネル搬送機構(21)に前記第1パネル(11)をいったん停止させた後、前記第2位置に移動させる、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の空調室内機(1)。 - 前記制御部(2)は、前記空調室内機(10)が空調運転中には、ユーザーが前記第1スイッチ(101)の操作により入力した命令を実行しない、
請求項1〜10のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - ユーザーが入力した命令を実行しないときに、前記命令を実行しない旨をユーザーに知らせる音を発生するブザー、
をさらに備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記制御部(2)は、
ユーザーの前記第1スイッチ(101)の操作により、前記第1パネル(11)が前記第1位置から前記第2位置に移動中に、ユーザーの第2スイッチ(102)の操作により、空調運転開始の命令を受けたときは、
前記第1パネル(11)の前記第2位置への移動を継続させ、前記第1パネル(11)が前記第2位置に停止した後で、前記空調室内機の空調運転を開始させる、
請求項1〜12のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記空調室内機(1)は、
前記第1パネルの開閉異常を検知する開閉異常検知部をさらに備え、
前記制御部(2)は、ユーザーの前記第1スイッチ(101)の操作により前記第1パネル(11)が移動するときには、前記開閉異常検知部による開閉異常検知は行わない、
請求項1〜13のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。 - 前記空調室内機(1)は、空調運転のほかに、内部クリーン運転を行うことができ、
前記制御部(2)は、前記内部クリーン運転実行中に、ユーザーにより前記第1スイッチ(101)が操作された場合には、前記内部クリーン運転を停止させた後に、ユーザーの操作により入力された命令を実行する、
請求項1〜14のいずれか1項に記載の空調室内機。 - 前記制御部(2)は、
ユーザーにより前記第1スイッチ(101)の操作による前記内部クリーン運転の停止動作期間中に、さらに、ユーザーにより前記第1スイッチ(101)が操作された場合は、
前記停止動作期間中の操作回数が奇数回のときは、前記第1パネル(11)を第1位置で停止させ、
前記停止動作期間中の操作回数が偶数回のときは、前記第1パネル(11)を第2位置で停止させる、
請求項15に記載の空調室内機(10)。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018059019A JP6521129B1 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 空調室内機 |
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CN113251484B (zh) * | 2021-05-28 | 2022-07-12 | 江西汇恒盛世能源科技有限责任公司 | 空调双向出风口自动转向导风装置 |
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