JP2013119748A - シール材受けカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】施工時の作業工程が短縮されて生産性が向上する、サッシ開口縦枠の凹部に取り付けるシール材受けカバーを提供する。
【解決手段】押出成形セメント板1と縦枠7との間に縦方向に沿って設けられるシール材10を、該板1の端部6に形成された空洞部2に沿って装着されるシール材受けカバー11であって、シール材受けカバーは、縦枠との隙間に嵌装されたシール材が当接する平板状の閉蓋部12を有し、閉蓋部が該板1の室外A側に延設されると共に、一端部12aには外側止水材14が接着固定され、閉蓋部の他端部12bは、該板1の室内B側の内側端部15に至って延設されると共に、該内側端部との間に挟持される内側止水材16が接着固定され、さらに他端部には、内側端部15の外壁面17に沿って延出する延出部18が折曲して連接されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、押出成形セメント板の横張り工法あるいは縦張り工法において、当該押出成形セメント板の端部のサッシ開口縦枠の空洞部又は凹部に沿って取り付けて、押出成形セメント板とサッシ縦枠との隙間に嵌装するシール材を受けるシール材受けカバーに関するものである。
まず、押出成形セメント板の横張り工法における、サッシ周りの施工手順について、図16及び図17を参照しながら説明する。
(1)サッシ下部の押出成形セメント板1aを建て込み、サッシ側部の押出成形セメント板1を建て込み、サッシ上部の押出成形セメント板1bを建て込む。押出成形セメント板1の端部6には空洞部2が所定の間隔を開けて連続的に形成されている(図16参照)。
(2)サッシ開口周りに開口補強材3を取り付ける。
(3)空洞部2にバックアップ材4を嵌装してから、樹脂モルタル5を充填する(図17参照)。
(4)樹脂モルタル5を乾燥養生する。
(5)サッシ取付工事を行い、サッシ周りシーリング工事を行う。
以上のような手順で施工される押出成形セメント板1の端部6とサッシ縦枠7との間には、図17に示すように、隙間部8を有し、この隙間部8には、室外A側に一次シール材9が嵌装され、室内B側に二次シール材10とバックアップ材10aとが嵌装される。二次シール材10は、空洞部2内の樹脂モルタル5に対して当接させることで、当該部分の止水を図っている。
なお、特開平5−59770号公報には、開口部におけるサッシ周囲の水密構造が開示されている(特許文献1参照)。
特開平5−59770号公報
この従来例の場合においては、空洞部2に樹脂モルタル5を充填するための施工手間が掛かるだけでなく、樹脂モルタル5の乾燥養生期間が必要である。従って、押出成形セメント板を用いた工法のメリットである工程短縮の特徴が生かされていないという問題点を有している。
従って、従来例における場合においては、施工手間を減らして工程を短縮し、生産性を向上させることに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部又は凹部に沿って装着されて支持するシール材受けカバーであって、該シール材受けカバーは、前記サッシ縦枠との隙間に嵌装された前記シール材が当接する平板状の閉蓋部を有し、該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設されると共に、前記一端部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設されると共に、該内側端部との間に挟持される内側止水材が接着固定され、さらに他端部には、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接されていることである。
そして、外側止水材は、その一部に前記空洞部側又は凹部側に延出する延出部分を有すること、;
を含むものである。
また、本発明の要旨は、押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて支持するシール材受けカバーであって、該シール材受けカバーは、前記サッシ縦枠との隙間に嵌装された前記シール材が当接する平板状の閉蓋部を有し、該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設され且つ段部を備え、該段部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設され、さらに他端部は、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接され、前記他端部から前記延出部に渡って、前記内側端部及び前記外壁面に挟持される内側止水材が接着固定されていることである。
そして、本発明の要旨は、押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて保持するシール材受けカバーであって、該シール材受けカバーは、前記サッシ縦枠との隙間に嵌装する前記シール材を保持する平板状の閉蓋部を有し、該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設されると共に、前記一端部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設されると共に、該内側端部との間に挟持される内側止水材が接着固定され、さらに他端部には、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接されていることである。
更に、本発明の要旨は、押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて保持するシール材受けカバーであって、該シール材受けカバーは、前記サッシ縦枠との隙間に嵌装する前記シール材を保持する平板状の閉蓋部を有し、該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設され且つ段部を備え、該段部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設され、さらに他端部は、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接され、前記他端部から前記延出部に渡って、前記内側端部及び前記外壁面に挟持される内側止水材が接着固定されていることである。
本発明に係るシール材受けカバーによれば、押出成形セメント板の空洞部又は凹部に、従来例のような樹脂モルタルを充填する施工手間が必要なくなり、また、樹脂モルタルの乾燥養生期間が必要ないので、作業工程が短縮されて生産性が向上するという優れた効果を奏する。
また、外側止水材は、その一部に前記空洞部側又は凹部側に延出する延出部分を有することによって、この延出部分が外側端部から空洞部又は凹部にピッタリと沿ってはみ出すので止水性能がさらに一段と向上するという優れた効果を奏する。
(イ)本発明の第1実施例に係るシール材受けカバー11の斜視図である。(ロ)同横断面図である。 シール材受けカバー11を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠の横断面図である。 シール材受けカバー11を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠を示す斜視図である。 押出成形セメント板1の縦張り工法におけるサッシ周りの斜視図である。 シール材受けカバー11を縦張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠の横断面図である。 シール材受けカバー11を縦張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠を示す斜視図である。 (ハ)本発明の第2実施例に係るシール材受けカバー31の斜視図である。(ニ)同横断面図である。 シール材受けカバー31を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠の横断面図である。 シール材受けカバー31を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠を示す斜視図である。 (ホ)本発明の第3実施例に係るシール材受けカバー41の斜視図である。(ヘ)同横断面図である。 シール材受けカバー41を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠の横断面図である。 シール材受けカバー41を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠を示す斜視図である。 (ト)本発明の第4実施例に係るシール材受けカバー51の斜視図である。(チ)同横断面図である。 シール材受けカバー51を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠の横断面図である。 シール材受けカバー51を横張りの押出成形セメント板1に装着したサッシ開口縦枠を示す斜視図である。 押出成形セメント板1の横張り工法におけるサッシ周りの斜視図である。 従来例に係るサッシ開口縦枠の横断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
まず、図1に示した第1実施例において、符号11はシール材受けカバーを示し、このシール材受けカバーは、図2及び図3に示すように、押出成形セメント板1の端部6に縦方向に形成された空洞部2に沿って装着して、当該押出成形セメント板1とサッシ縦枠7との隙間部8に嵌装される二次シール材10を当接させる。押出成形セメント板1は、横張り工法によって横長に配設されている。
シール材受けカバー11は、二次シール材10が当接する平板状の閉蓋部12を有し、閉蓋部12の一端部12aが押出成形セメント板1の室外A側の外側端部13に至って延設される。また、一端部12aには、外側端部13との間に挟持される雨水侵入防止用の外側止水材14が縦方向に沿って接着固定される。
閉蓋部12の他端部12bは、押出成形セメント板1の室内B側の内側端部15に至って延設される。また、他端部12bには、内側端部15との間に挟持される雨水侵入防止用の内側止水材16が縦方向に沿って接着固定される。更に、他端部12bには、内側端部15の外壁面17に沿って延出する延出部18が折曲して連接される。
閉蓋部12の一端部12aから他端部12b及び延出部18は、厚さが0.4mm程度の溶融メッキ鋼板で一体に形成される。また、外側止水材14と内側止水材16とは、ブチル系ゴム材又は合成樹脂材等の弾性材で形成される。
外側止水材14は、その一部に空洞部2側に延出する延出部分14aを有する(図2参照)。この延出部分14aが外側端部13から空洞部2にピッタリと沿ってはみ出すので止水性能がさらに一段と向上する。
このような構成のシール材受けカバー11は、図2に示すように、外側止水材14と内側止水材16とを、それぞれ押出成形セメント板1の外側端部13と内側端部15とに接着固定して取り付ける。
押出成形セメント板1の端部6とサッシ縦枠7との間には隙間部8が形成され、この隙間部8には、室外A側に一次シール材9とバックアップ材9aとが嵌装され、室内B側に二次シール材10とバックアップ材10aとが嵌装される。バックアップ材9aは閉蓋部12の一端部12aに当接させる。また、二次シール材9は閉蓋部12に当接させて、当該部分の止水を図っている。
次に、押出成形セメント板1の横張り工法における、シール材受けカバー11を用いたサッシ周りの施工手順について、図2及び図3を参照しながら説明する。(a)押出成形セメント板1を建て込んでから、(b)シール材受けカバー11の外側止水材14と内側止水材16とを、押出成形セメント板1の外側端部13と内側端部15とにそれぞれ接着固定して取り付ける。シール材受けカバー11は、定尺長さが約2m程度であり、作業現場において、端部6の縦方向の長さに合わせて切断する。そして、(c)サッシ縦枠7を取り付け、(d)隙間部8にバックアップ材10aと二次シール材10とを嵌装させると共に、二次シール材10を閉蓋部12に当接させる。(e)更に、隙間部8にバックアップ材9aと一次シール材9を嵌装する。
次に、押出成形セメント板1の縦張り工法における、シール材受けカバー11を用いたサッシ周りの施工手順について、図4から図6を参照しながら説明する。
まず、(f)押出成形セメント板1を縦長に建て込む。押出成形セメント板1は、長手方向に沿った一方の端部に図示しない凸部が形成され、他方の端部に凹部19が形成されている。(g)シール材受けカバー11の外側止水材14と内側止水材16とを、押出成形セメント板1の外側端部20と内側端部21とにそれぞれ接着固定して取り付ける。そして、(h)サッシ枠縦7を取り付け、(i)隙間部8にバックアップ材10aと二次シール材10とを嵌装させると共に、二次シール材10を閉蓋部12に当接させる。(j)更に、隙間部8にバックアップ材9aと一次シール材9を嵌装する。
このように縦張り工法においても、押出成形セメント板1の凹部19に樹脂モルタル5を充填する施工手間が必要なくなり、樹脂モルタル5の乾燥養生期間が必要ないので、作業工程が短縮される。
次に、図7から図9に第2実施例を示す。この第2実施例において、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
シール材受けカバー31は、二次シール材10が当接する平板状の閉蓋部32を有し、閉蓋部32の一端部32aが押出成形セメント板1の室外A側の外側端部13に至って延設され、且つ段部33を備えている。段部33には外側端部13との間に挟持される雨水侵入防止用の外側止水材34が縦方向に沿って接着固定される。
閉蓋部32の他端部32bは、押出成形セメント板1の室内側の内側端部15に至って延設され、更に、他端部32bには、内側端部15の外壁面17に沿って延出する延出部35が折曲して連接される。
そして、他端部32bから延出部35に渡って、内側端部15及び外壁面17に挟持される雨水侵入防止用の内側止水材37が縦方向に沿って接着固定される。
閉蓋部32の段部33から他端部32b及び延出部35は、厚さが0.4mm程度の溶融メッキ鋼板で一体に形成される。外側止水材34は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)のスポンジタイプのものが用いられる。外側止水材34の中心部には、孔部36が形成されており、この孔部36の存在によって弾性が良好となり、止水性能を向上させている。また、内側止水材37は、薄手のブチル系ゴム材又は合成樹脂材等の弾性材で形成される。
このような構成のシール材受けカバー31は、図8に示すように、外側止水材34と内側止水材37とを、それぞれ押出成形セメント板1の外側端部13と内側端部15とに接着固定して取り付ける。
次に、図10から図12に第3実施例を示す。この第3実施例において、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
シール材受けカバー41は、平板状の閉蓋部43を有し、閉蓋部43は二次シール材10の役目を果たす成型シール材42を接着によって保持している。閉蓋部43の一端部43aは、押出成形セメント板1の室外A側の外側端部13に至って延設される。また、一端部43aには、外側端部13との間に挟持される雨水侵入防止用の外側止水材44が縦方向に沿って接着固定される。
閉蓋部43の他端部43bは、押出成形セメント板1の室内B側の内側端部15に至って延設される。また、他端部43bには、内側端部15との間に挟持される雨水侵入防止用の内側止水材45が縦方向に沿って接着固定される。更に、他端部43bには、内側端部15の外壁面17に沿って延出する延出部46が折曲して連接される。
閉蓋部43の一端部43aから他端部43b及び延出部46は、厚さが0.4mm程度の溶融メッキ鋼板で一体に形成される。成型シール材42は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)のスポンジタイプのものが用いられる。成型シール材42の中心部には、孔部47が形成されており、この孔部47の存在によって弾性が良好となり、止水性能を向上させている。また、外側止水材44と内側止水材45とは、ブチル系ゴム材又は合成樹脂材等の弾性材で形成される。
外側止水材44は、その一部に空洞部2側に延出する延出部分44aを有する。この延出部分44aが外側端部13から空洞部2にピッタリと沿ってはみ出すので止水性能がさらに一段と向上する。
このような構成のシール材受けカバー41は、図11に示すように、外側止水材44と内側止水材45とを、それぞれ押出成形セメント板1の外側端部13と内側端部15とに接着固定して取り付ける。
次に、図13から図15に第4実施例を示す。この第4実施例において、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
シール材受けカバー51は、平板状の閉蓋部53を有し、閉蓋部53は二次シール材10の役目を果たす成型シール材52を接着によって保持している。閉蓋部53の一端部53aは、押出成形セメント板1の室外A側の外側端部13に至って延設され、且つ段部54を備えている。段部54には外側端部13との間に挟持される雨水侵入防止用の外側止水材55が縦方向に沿って接着固定されている。
閉蓋部53の他端部53bは、押出成形セメント板1の室内側の内側端部15に至って延設され、更に、他端部53bには、内側端部15の外壁面17に沿って延出する延出部56が折曲して連接される。
そして、他端部53bから延出部56に渡って、内側端部15及び外壁面17に挟持される内側止水材59が接着固定される。
閉蓋部53の段部54から他端部53b及び延出部56は、厚さが0.4mm程度の溶融メッキ鋼板で一体に形成される。成型シール材52及び外側止水材55は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)のスポンジタイプのものが用いられる。成型シール材52の中心部には、孔部57が形成されており、この孔部57の存在によって弾性が良好となり、止水性能を向上させている。外側止水材55の中心部にも、孔部58が形成されており、この孔部58の存在によって弾性が良好となり、止水性能を向上させている。また、内側止水材59は、薄手のブチル系ゴム材又は合成樹脂材等の弾性材で形成される。
このような構成のシール材受けカバー51は、図14に示すように、外側止水材55と内側止水材59とを、それぞれ押出成形セメント板1の外側端部13と内側端部15とに接着固定して取り付ける。
A 室外
B 室内
1、1a、1b 押出成形セメント板
2 空洞部
3 開口補強材
4 バックアップ材
5 樹脂モルタル
6 端部
7 サッシ縦枠
8 隙間部
9 一次シール材
9a バックアップ材
10 二次シール材
10a バックアップ材
11 シール材受けカバー
12 閉蓋部
12a 一端部
12b 他端部
13 外側端部
14 外側止水材
14a 延出部分
15 内側端部
16 内側止水材
17 外壁面
18 延出部
19 凹部
20 外側端部
21 内側端部
31 シール材受けカバー
32 閉蓋部
32a 一端部
32b 他端部
33 段部
34 外側止水材
35 延出部
36 孔部
37 内側止水材
41 シール材受けカバー
42 成型シール材
43 閉蓋部
43a 一端部
43b 他端部
44 外側止水材
44a 延出部分
45 内側止水材
46 延出部
47 孔部
51 シール材受けカバー
52 成型シール材
53 閉蓋部
53a 一端部
52b 他端部
54 段部
55 外側止水材
56 延出部
57、58 孔部
59 内側止水材

Claims (5)

  1. 押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部又は凹部に沿って装着されて支持するシール材受けカバーであって、
    該シール材受けカバーは、
    前記サッシ縦枠との隙間に嵌装された前記シール材が当接する平板状の閉蓋部を有し、
    該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設されると共に、前記一端部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、
    前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設されると共に、該内側端部との間に挟持される内側止水材が接着固定され、
    さらに他端部には、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接されていること
    を特徴とするシール材受けカバー。
  2. 外側止水材は、その一部に前記空洞部側又は凹部側に延出する延出部分を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のシール材受けカバー。
  3. 押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて支持するシール材受けカバーであって、
    該シール材受けカバーは、
    前記サッシ縦枠との隙間に嵌装された前記シール材が当接する平板状の閉蓋部を有し、
    該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設され且つ段部を備え、該段部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、
    前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設され、さらに他端部は、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接され、
    前記他端部から前記延出部に渡って、前記内側端部及び前記外壁面に挟持される内側止水材が接着固定されていること
    を特徴とするシール材受けカバー。
  4. 押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて保持するシール材受けカバーであって、
    該シール材受けカバーは、
    前記サッシ縦枠との隙間に嵌装する前記シール材を保持する平板状の閉蓋部を有し、
    該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設されると共に、前記一端部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、
    前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設されると共に、該内側端部との間に挟持される内側止水材が接着固定され、
    さらに他端部には、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接されていること
    を特徴とするシール材受けカバー。
  5. 押出成形セメント板の端部とサッシ縦枠との間に縦方向に沿って設けられるシール材を、前記押出成形セメント板の端部に縦方向に形成された空洞部に沿って装着されて保持するシール材受けカバーであって、
    該シール材受けカバーは、
    前記サッシ縦枠との隙間に嵌装する前記シール材を保持する平板状の閉蓋部を有し、
    該閉蓋部の一端部が前記押出成形セメント板の室外側の外側端部に至って延設され且つ段部を備え、該段部には前記外側端部との間に挟持される外側止水材が接着固定され、
    前記閉蓋部の他端部は、前記押出成形セメント板の室内側の内側端部に至って延設され、さらに他端部は、前記内側端部の外壁面に沿って延出する延出部が折曲して連接され、
    前記他端部から前記延出部に渡って、前記内側端部及び前記外壁面に挟持される内側止水材が接着固定されていること
    を特徴とするシール材受けカバー。
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