JP2013119212A - 産業機械のボールねじ寿命管理方法及び装置 - Google Patents

産業機械のボールねじ寿命管理方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 寿命に係わる演算等の処理の軽減を図り、長期使用時における消費電力の低減等に寄与する。
【解決手段】 予め、産業機械Moに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Re及びこの想定荷重Reをパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命Lを求めてコンピュータ機能を有するコントローラ2に登録するとともに、ボールねじBの動作時に、少なくともボールねじBの軸方向Daに付加される荷重(検出荷重)Rn及び動作距離Lnを検出し、かつ想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費した寿命Lcを演算するとともに、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果をコントローラ2のディスプレイ3に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業機械に内蔵するボールねじの寿命を管理するための産業機械のボールねじ寿命管理方法及び装置に関する。
一般に、回転運動を直進運動に変換する運動変換機構にはボールねじが広く使用されている。特に、産業機械において駆動モータの回転により可動体部を前進又は後退させる駆動機構に使用した場合、ボールねじの軸方向に大きな荷重が付加される場合も多いため、ボールねじの構成部材に摩耗や表面破壊等の劣化が生じやすい。したがって、ボールねじが劣化により寿命に達した際には、新しいボールねじと交換する必要があり、使用中のボールねじに対する寿命管理は重要なメンテナンス事項となる。
従来、このようなボールねじの寿命を管理するための方法及び装置としては、特許文献1に開示されるボールねじの寿命監視装置及び特許文献2に開示される電動射出成形機のボールねじ寿命予測方法が知られている。前者のボールねじの寿命監視装置は、ボールねじの軸方向荷重とモータ電流値との関係及び該ボールねじの基本動定格荷重を予め記憶させる手段と、サンプリング間隔と時間を設定する手段と、ボールねじの使用量を記録する手段を備え、サンプリング間隔毎に変動係数を測定し、該測定値に基づいて計算された定格疲れ寿命値を書換え可能に構成し、該間隔毎の残寿命を表示するものである。また、後者のボールねじ寿命予測方法は、固定ダイプレートに対し移動ダイプレートを進退自在に対向配置して金型の開閉および型締めを行う型締装置と、この型締装置の一側に設けられた加熱バレル内に進退かつ回転自在に挿通されたスクリュを駆動して金型キャビティ内に溶融樹脂を供給する射出装置とを備え、型締装置および射出装置の作動をボールねじを介して電動モータの駆動制御により行うように構成した電動射出成形機において、単位時間内におけるボールねじの移動速度と電動モータの動作電流との積に電動モータのトルク定数を掛算してボールねじに加わる総エネルギー値を得るとともに、ボールねじに発生する力とその移動速度との積から寿命エネルギー値を設定し、総エネルギー値が寿命エネルギー値を越えた際にボールねじの寿命の限界と判定するものである。
特開平5−187965号公報 特開2000−238106号公報
しかし、上述した従来におけるボールねじの寿命を管理する方法は、次のような問題点があった。
第一に、サンプリング間隔毎に変動係数(モータ電流値及びボールねじ軸回転数)を測定し、該測定値に基づいて計算された定格疲れ寿命値を書換えたり、或いは単位時間内におけるボールねじの移動速度と電動モータの動作電流との積に電動モータのトルク定数を掛算してボールねじに加わる総エネルギー値を得、かつボールねじに発生する力とその移動速度との積から寿命エネルギー値を設定するなど、ボールねじの使用に基づく寿命(消費寿命)を求める演算が複雑になる傾向がある。通常、寿命に係わる演算等の処理は、産業機械の働きに直接関与するものではない反面、ボールねじの使用時には常時必要な処理となる。したがって、少しでも処理の軽減が図られれば、長期使用時における消費電力等にとって有利になるが、従来の方法は、処理を軽減する観点からは必ずしも十分であるとは言えなかった。
第二に、的確な残寿命に係わる情報を知ることは、新しいボールねじに交換するタイミングを判断する上で重要となる。即ち、ボールねじの寿命は、温湿度等の使用環境や様々な外乱を含む使用状況等によっても影響を受けるため、ボールねじに対する演算値に基づく交換時期の判定結果は、交換時期の目安であって、最終的な判断は、ユーザー自身が行うことも多い。したがって、従来のような演算値に基づく判定結果のみでは不十分であり、消費寿命又は残寿命の的確な情報を得る観点からは更なる改善の余地があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した産業機械のボールねじ寿命管理方法及び装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る産業機械Moのボールねじ寿命管理方法は、上述した課題を解決するため、産業機械Moに内蔵するボールねじBの寿命を管理するに際し、予め、産業機械Moに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Re及びこの想定荷重Reをパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命Lを求めてコンピュータ機能を有するコントローラ2に登録するとともに、他方、ボールねじBの動作時に、少なくともボールねじBの軸方向Daに付加される荷重(検出荷重)Rn及び動作距離(検出距離)Lnを検出し、かつ想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費した寿命(消費寿命)Lcを演算するとともに、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果をコントローラ2のディスプレイ3に表示するようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る産業機械Moのボールねじ寿命管理装置1は、上述した課題を解決するため、産業機械Moに内蔵するボールねじBの寿命を管理するコンピュータ機能を有するコントローラ2を用いたボールねじ寿命管理装置を構成するに際して、産業機械Moに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Re及びこの想定荷重Reをパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命Lを求めてコントローラ2に登録する想定寿命登録機能Frと、ボールねじBの軸方向Daに付加される荷重(検出荷重)Rnを検出する荷重検出機能Ffと、ボールねじBの動作距離(検出距離)Lnを検出する動作距離検出機能Fxと、少なくとも想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費した寿命(消費寿命)Lcを演算処理する消費寿命演算機能Fcと、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果をコントローラ2のディスプレイ3に表示処理する寿命表示機能Fsとを備えてなることを特徴とする。
一方、本発明は、好適な実施の態様により、固有の想定寿命Lには、ボールねじBの製造メーカーから公表されている定格寿命値又はボールねじBの製造メーカーから公表されている算出式から求めた算出寿命値を用いることができる。また、消費寿命Lcは、Lc=Ln・(Rn/Re)3(ただし、Lc:消費寿命〔km〕,Re:想定荷重〔N〕,Rn:検出荷重〔N〕,Ln:検出距離〔km〕)の演算式により求めることができる。さらに、想定寿命L〔km〕から消費寿命Lc〔km〕を減算してボールねじBの残寿命Lf〔km〕を求めるとともに、当該ボールねじBの過去の使用期間Tr及びこの使用期間Trにおける消費寿命Lrにより、寿命到達期間Tfを、Tf=(Lf/Lr)・Trの演算式により求めて予測し、この寿命到達期間Tfを表示することができる。他方、荷重検出機能Ffには、ボールねじBのナット部Bn(又はボールスクリュ部Bs)とボールねじBにより軸方向Daに移動する可動体部8間に介在させる圧力センサ4を用いることができるとともに、動作距離検出機能Fxには、ボールねじBを回転させる回転駆動部5に備えるサーボモータ6の回転を検出するロータリエンコーダ6eから出力するエンコーダパルスSpを用いることができる。また、寿命表示機能Fsには、消費寿命Lc又は残寿命Lfに係わる情報を定量的にイメージ表示する寿命情報表示部7を設けることができる。なお、産業機器Moには、少なくとも射出成形機Mを適用することが望ましい。
このような本発明に係る産業機械Moのボールねじ寿命管理方法及び装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) ボールねじBの動作時に、少なくとも検出荷重Rn及び検出距離Lnを検出し、かつ想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費寿命Lcを演算するとともに、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果をコントローラ2のディスプレイ3に表示するようにしたため、寿命に係わる演算等の処理の軽減を図ることができ、もって、長期使用時における消費電力の低減等に寄与することができる。
(2) 好適な態様により、消費寿命Lcを、Lc=Ln・(Rn/Re)3の演算式により求めるようにすれば、寿命に係わる演算等の処理の軽減を、有効かつ確実に実現することができる。
(3) 好適な態様により、寿命到達期間Tfを、Tf=(Lf/Lr)・Trの演算式により求めて予測し、この寿命到達期間Tfを表示するようにすれば、今後、どの程度の期間を経て寿命に達するかの目安を容易に知ることができるため、ユーザーは残寿命に対してより的確な管理を行うことができるとともに、ユーザーにとっての利便性向上に寄与できる。
(4) 好適な態様により、荷重検出機能Ffに、ボールねじBのナット部Bn(又はボールスクリュ部Bs)とボールねじBにより軸方向Daに移動する可動体部8間に介在させる圧力センサ4を用いれば、例えば、射出成形機M(産業機械Mo)に内蔵する射出圧力(樹脂圧力)を検出する既設の圧力センサと兼用できるため、別途の圧力センサを追加する必要がなく、構成の簡略化,部品点数の削減及びコストの低減に寄与できる。
(5) 好適な態様により、動作距離検出機能Fxに、ボールねじBを回転させる回転駆動部5に備えるサーボモータ6の回転を検出するロータリエンコーダ6eから出力するエンコーダパルスSpを用いれば、サーボモータ6に既設のロータリエンコーダ6eと兼用できるため、ボールねじBの動作距離を検出する別途の位置センサ(移動量センサ)等を追加する必要がなく、更なる構成の簡略化,部品点数の削減及びコストの低減に寄与できる。
(6) 好適な態様により、寿命表示機能Fsに、消費寿命Lc又は残寿命Lfに係わる情報を定量的にイメージ表示する寿命情報表示部7を設ければ、演算値に基づく判定結果を得ると同時に、寿命に係わる情報を様々な態様により知ることができるため、ユーザーはボールねじBの交換時期を的確に判断することができる。
(7) 好適な態様により、産業機器Moに、少なくとも射出成形機Mを適用すれば、ボールねじBの優劣が成形品質に直接影響する射出成形機Mmにとって最適な寿命管理を行うことができる。
本発明の好適実施形態に係るボールねじ寿命管理方法の処理手順を示すフローチャート、 本発明の好適実施形態に係るボールねじ寿命管理装置を備える射出成形機における射出装置の一部破断平面構成図、 同ボールねじ寿命管理装置の機能ブロック図、 同ボールねじ寿命管理装置における表示部に表示される残寿命情報表示画面の一例を示す画面パターン図、 同ボールねじ寿命管理装置における表示部に表示される残寿命情報表示画面の他の例を示す画面パターン図、 同ボールねじ寿命管理装置における表示部に表示される残寿命情報表示画面の他の例を示す画面パターン図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るボールねじ寿命管理装置1を備える射出成形機M(産業機械Mo)の構成について、図2を参照して説明する。
図2において、Mは射出成形機であり、特に、射出装置Miを示す。射出成形機Mは、射出装置Miとこの射出装置Miから射出される樹脂を充填する金型に対する型締(型開閉を含む)を行う不図示の型締装置からなる。射出装置Miは射出台21とその後方に配した射出駆動台22を備え、射出台21と射出駆動台22間には複数のガイドシャフト23…を架設するとともに、このガイドシャフト23…にはガイドブッシュ部24…を介して射出ブロック25をスライド自在に装填する。一方、射出駆動台22は、後端に従動プーリ27を取付けた伝達シャフト26を回動自在に支持するとともに、射出駆動台22の上面には、支持部材28を介してスクリュ進退用駆動モータ(サーボモータ)6を取付け、この駆動モータ6の駆動シャフトに取付けた駆動プーリ29と上述した従動プーリ27間に無端タイミングベルト30を架け渡して回転駆動部5を構成する。そして、伝達シャフト26の前端に、ボールねじBを構成するボールスクリュBsの後端を結合するとともに、このボールスクリュBsに螺合するナット部Bnは射出ブロック25の後端に結合する。スクリュ進退用駆動モータ6及びボールねじBにより進退駆動機構Ufが構成され、射出を行うための直進運動が射出ブロック25に伝達される。
また、射出台21には、スクリュ8を内蔵する加熱筒31の後端を取付ける。一方、射出ブロック25に設けた支持孔25sの内周部により、ベアリング部33を介してスクリュカップリング34を回動自在に支持し、このスクリュカップリング34の前端中心位置にスクリュ(可動体部)8の後端を取付ける。さらに、射出ブロック25の外面には、支持部材35を介してスクリュ回転用駆動モータ(サーボモータ)36を取付けるとともに、このスクリュ回転用駆動モータ36の駆動シャフトに取付けた駆動プーリ37とスクリュカップリング34の前端に軸心を一致させて取付けた従動プーリ38間に無端タイミングベルト39を架け渡して回転駆動部40を構成する。この回転駆動部40から計量のための回転運動がスクリュカップリング34に伝達される。
次に、本実施形態に係るボールねじ寿命管理装置1の構成について、図2〜図4を参照して説明する。
まず、ボールねじBの軸方向Daに付加される荷重Rnを検出する荷重検出機能Ffを設ける。例示の荷重検出機能Ffは、図2に示すように、ボールねじBのナット部Bnを結合した射出ブロック25とスクリュカップリング34間に、圧力センサ(ロードセル)4を介在させて構成する。この場合、スクリュカップリング34の前端中心位置にスクリュ8の後端が取付けられており、スクリュ8はボールねじBにより軸方向Daに移動せしめられる。ところで、通常、射出ブロック25とスクリュカップリング34間には、射出圧力(樹脂圧力)を検出するロードセル(圧力センサ)を配設しているため、荷重検出機能Ffを構成する圧力センサ4は、この既設のロードセルと兼用することができる。したがって、このような圧力センサ4を用いれば、別途の圧力センサを追加する必要がなく、構成の簡略化,部品点数の削減及びコストの低減に寄与できる利点がある。なお、仮想線で示す符号41は加熱筒31内に成形材料を供給するホッパである。
一方、2は成形機コントローラ(コントローラ)であり、図2に示すように、前述したスクリュ進退用駆動モータ6及びスクリュ回転用駆動モータ36は、この成形機コントローラ2の出力ポートに接続するとともに、圧力センサ4は成形機コントローラ2の入力ポートに接続する。また、スクリュ進退用駆動モータ6及びスクリュ回転用駆動モータ36は、サーボモータを用いるため、後端にはスクリュ進退用駆動モータ6及びスクリュ回転用駆動モータ36の回転を検出するロータリエンコーダ6e及び36eをそれぞれ備え、各ロータリエンコーダ6e及び36eは成形機コントローラ2のエンコーダパルス入力ポートに接続する。これにより、ロータリエンコーダ6eからはスクリュ進退用駆動モータ6の回転数に比例したエンコーダパルスSpが得られる。即ち、エンコーダパルスSpのカウント値によりボールねじBを使用した動作距離を求める動作距離検出機能Fxが構成される。したがって、このようなエンコーダパルスSpを用いれば、スクリュ進退用駆動モータ(サーボモータ)6に既設のロータリエンコーダ6eと兼用できるため、ボールねじBの動作距離を検出する別途の位置センサ(移動量センサ)等を追加する必要がなく、更なる構成の簡略化,部品点数の削減及びコストの低減に寄与できる利点がある。
他方、図3は、成形機コントローラ2の機能ブロック図、特に、本実施形態に係るボールねじ寿命管理装置1に関連する部分を抽出して示す機能ブロック図である。成形機コントローラ2は、コントローラ本体51及びこのコントローラ本体51に接続したディスプレイ3を備え、射出成形機Mにおける全体の制御を司る機能を有する。ディスプレイ3は、ディスプレイ本体3dとこのディスプレイ本体3dに付設したタッチパネル3tを備え、ディスプレイ本体3dは、後述する寿命情報表示部7等の各種画面を表示する表示部として機能するとともに、タッチパネル3tは、各種入力及び設定等を行う操作部として機能する。
また、コントローラ本体51は、CPU及び内部メモリ等のハードウェアを内蔵するコンピュータ機能を備える。したがって、内部メモリには、各種データ類を記憶可能なデータエリア51mを有するとともに、各種演算処理及び各種制御処理(シーケンス制御)を実行するため各種制御プログラム(ソフトウェア)を格納したプログラムエリア51pを有し、特に、プログラムエリア51pには、本実施形態に係るボールねじ寿命管理装置1を実現するための寿命管理プログラムFを格納する。この寿命管理プログラムFにより、射出成形機Mに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Re及びこの想定荷重Reをパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命Lを求めて成形機コントローラ2に登録する想定寿命登録機能Frと、少なくとも想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費した寿命(消費寿命)Lcを演算処理する消費寿命演算機能Fcと、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果を成形機コントローラ2のディスプレイ3に表示する寿命表示機能Fsとを実現できる。
この場合、寿命表示機能Fsには、消費寿命Lc又は残寿命Lfに係わる情報を定量的にイメージ表示する寿命情報表示部7を含むとともに、この寿命情報表示部7には前述したディスプレイ3を用いる。図4は、寿命情報表示部7により、消費寿命情報を表示する画面パターンの一例を示す。例示の場合、画面の左側に、寿命管理を行う管理対象を表示する管理対象表示部60を設け、この管理対象表示部60に、六つの管理対象、即ち、「基板」,「液晶パネル」,「バッテリ」,「射出ボールねじ」,「シーケンサ電源」,「インバータ」を表示する。また、画面の右側に、各管理対象にそれぞれ対応する、積算した消費寿命Lcに係わる消費寿命バーEc,Ep,Ee,Eb(Lc),Es,Eiを定量的な棒グラフによりイメージ表示する。なお、図4中、Ktは、交換目安となる寿命到達ラインであり想定寿命Lに対応するとともに、Koは、新しいボールねじBの使用開始ラインをそれぞれ示す。したがって、このような寿命情報表示部7を設ければ、演算値に基づく判定結果を得ると同時に、寿命に係わる情報を様々な態様により知ることができるため、ユーザーはボールねじBの交換時期を的確に判断できる利点がある。
次に、本実施形態に係るボールねじ寿命管理方法を含むボールねじ寿命管理装置1の動作について、図2〜図4を参照しつつ図1に示すフローチャートに従って説明する。
まず、予め、射出成形機Mに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Re及びこの想定荷重Reをパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命Lを求める(ステップS1)。ボールねじBは、このボールねじBの構成素材や表面処理等により決定される固有の寿命値を有しており、通常、製造メーカーから、定格寿命値又は算出式として公表されるため、この定格寿命値又は算出式を利用できる。この場合、定格寿命値は、一又は二以上のパラメータの大きさ毎に一覧表で公表されるデータから選択した値であり、また、算出寿命値は、一又は二以上のパラメータの大きさに基づき算出式により算出した値である。なお、パラメータとしては、軸方向の平均荷重,運転係数,硬度係数,ストローク係数,寿命係数等がある。
したがって、少なくとも最も重要なパラメータとなる軸方向Daの平均荷重の大きさに基づいて想定荷重Reを求める。想定荷重Reは、ボールねじBを部品として用いる組付者側の条件である。即ち、射出成形機Mを設計する場合、その射出成形機Mの仕様に最も適したボールねじBを選定するため、射出成形機Mに内蔵するボールねじBの軸方向Daに付加される想定荷重Reとしては、射出成形機Mにおける射出装置Miのスクリュ8に付加される最大荷重を選定することができる。なお、想定荷重Reとしては、当該最大荷重を選定することが望ましいが、必ずしも当該最大荷重を選定することが必須の要件ではなく、組付者が、通常、使用する荷重状態を考慮し、最大荷重に対して、より小さい値を選定したり或いはより大きい値を選定することも可能である。
そして、想定荷重Reを選定したなら、この想定荷重Reに基づいて、上述した定格寿命値又は算出寿命値を求めるとともに、求めた定格寿命値又は算出寿命値を想定寿命Lとして用いる。この想定寿命L及び前述した想定荷重Reは、想定寿命登録機能Frにより成形機コントローラ2に登録する(ステップS2)。この場合、想定寿命Lは、ボールねじBの固有の寿命となるとともに、射出成形機Mに内蔵した場合であっても固有の寿命となる。したがって、この想定寿命Lは、射出成形機Mの工場出荷時に、成形機コントローラ2に登録しておくことができる。
一方、射出成形機Mの稼動時には、ボールねじBの動作の有無を監視する(ステップS11)。そして、ボールねじBの動作が有れば、動作距離検出機能Fxにより、ボールねじBを使用した動作距離(検出距離)を検出する(ステップS12,S13)。この場合、例えば、スクリュ進退用駆動モータ6に対する動作指令信号の有無或いはロータリエンコーダ6eから出力するエンコーダパルスSpの有無を監視し、動作が開始したならエンコーダパルスSpをカウントして求める。動作距離には、このエンコーダパルスSpのカウント値をそのまま用いてよいし、このカウント値を動作距離に変換した値を用いてもよい。なお、カウント値をそのまま用いる場合には、上述した想定寿命LもエンコーダパルスSpのカウント値に変換して用いればよい。
また、荷重検出機能Ffにより、ボールねじBの軸方向Daに付加される荷重(検出荷重)Rnを検出する(ステップS14)。この場合、前述した圧力センサ4により検出することができる。この際、圧力センサ4により検出した圧力値をそのまま用いてもよいし、この圧力値を荷重に変換した値を用いてもよい。なお、圧力値をそのまま用いる場合には、上述した想定荷重Reも圧力値に変換して用いればよい。
この後、スクリュ進退用駆動モータ6の動作(回転)が停止したなら、消費した寿命(消費寿命)Lcを演算により求める(ステップS15,S16)。この場合、消費寿命演算機能Fcにより、少なくとも想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費寿命Lcを演算処理する。具体的には、本発明に従って簡易な変換式により求めることができる。即ち、消費寿命Lc〔km〕は、
Lc=Ln・(Rn/Re)3 … (式1)
の演算式により求めることができる。なお、(式1)中、Reは想定荷重〔N〕,Rnは検出荷重〔N〕,Lnは検出距離〔km〕である。この場合、検出距離Lnは一定距離(例えば、サンプリング間隔又はそのn倍)を用いることができるが、検出距離Lnとして、任意の検出距離Lnを用いるとともに、検出荷重Rnとして、この任意の検出距離Ln内において検出した複数の検出荷重Rn…の平均値を用いてもよい。したがって、消費寿命Lcを求めるに際し、このような演算式を用いれば、寿命に係わる演算等の処理の軽減を、有効かつ確実に実現できる利点がある。
そして、得られた消費寿命Lcは積算することにより、図4に示す寿命情報表示部7に反映させる(ステップS17)。即ち、得られた消費寿命Lcは、寿命表示機能Fsにより、寿命情報表示部7における消費寿命Lcを示す消費寿命バーEbの長さに対応させて変換し、消費寿命バーEbに順次加算表示(積算表示)する(ステップS18,S19)。例示の場合、寿命到達ラインKtが交換目安となる想定寿命Lに対応するため、この寿命到達ラインKtと消費寿命バーEbの先端間の間隔が残寿命Lfを示すことになる。これにより、この消費寿命バーEbの長さ(残寿命Lfの間隔)を見ながら寿命管理を行うことができる。なお、例示は、消費寿命Lcを、スクリュ進退用駆動モータ6の動作(回転)開始から動作(回転)停止までの動作単位で求める場合を示したが、この動作単位をさらに細かくした単位時間毎に求めたり、或いはサンプリング単位毎に求めるなど、求める態様は任意である。
また、このような消費寿命Lcを求める処理は、スクリュ進退用駆動モータ6の動作(回転)が行われる毎に同様に行う(ステップS20,S11…)。図4の場合、使用期間が長くなるに従って、順次積算した消費寿命バーEbは徐々に長くなる。これにより、消費寿命バーEbの先端が寿命到達ラインKtに達すれば、想定寿命Lを使い果たしたことを意味するため、同時に、消費寿命バーEbの色(例えば、青色)は変更され、変更された色(例えば、赤色)により表示が行われる(ステップS18,S21,S19)。図4の場合、液晶パネルが寿命到達ラインKtに達した状態を示している。例示の場合、寿命到達ラインKtに到達した後も同様の表示が継続し、寿命到達ラインKtから突出表示されるため、超過の使用度合を容易に知ることができる。このような表示態様は、ボールねじBを含む他の消費寿命バーEb…においても同様に行われる。
ところで、消費寿命バーEbが寿命到達ラインKtに達したとしても、必ずしもボールねじBの交換を要するものではなく、射出成形機Mのユーザーは様子を見ることができる。即ち、ボールねじBの寿命は、温湿度等の使用環境や様々な外乱を含む使用状況により影響を受けるため、消費寿命バーEbが寿命到達ラインKtに達したことは、ボールねじBを交換する時期の目安とすることができる。即ち、ユーザーは、既に、想定寿命Lに達したことを認識しているため、何らかの僅かな兆候、例えば、ボールねじBの騒音が僅かに大きくなったり制御が微妙に不安定になる等の兆候により、直ちに交換を行うことができる。そして、ボールねじBの交換を行う際には、不図示のリセットキーを操作することによりボールねじBの消費寿命Lcをリセットし、寿命の管理を終了させることができる(ステップS20)。なお、このような消費寿命Lcのリセットは、ボールねじBの交換により自動で行われるようにしてもよい。
他方、図5及び図6は、寿命情報表示部7における表示パターンの変更例であり、いずれも残寿命Lfを表示する例を示す。図5は、想定寿命L〔km〕から消費寿命Lc〔km〕を減算してボールねじBの残寿命Lf〔km〕を求めるとともに、当該ボールねじBの過去の使用期間Tr及びこの使用期間Trにおける消費寿命Lrにより、寿命到達期間Tfを、
Tf=(Lf/Lr)・Tr … (式2)
の演算式により求めて予測し、この寿命到達期間TfによりボールねじBの寿命を管理するようにしたものである。例示の場合、寿命到達期間Tfが、残り1年前になった時点で残寿命バーEfp,Efe…の表示を開始し、残寿命Lfの大まかな期間を把握できるようにした。このような寿命到達期間Tfを表示するようにすれば、今後、どの程度の期間を経て寿命に達するかの目安を容易に知ることができるため、ユーザーは残寿命Lfに対してより的確な管理を行うことができるとともに、ユーザーにとっての利便性向上に寄与できる利点がある。
また、図6も、図5と同様に、想定寿命Lから消費寿命Lc〔km〕を減算してボールねじBの残寿命Lfを管理するようにしたものである。即ち、図6に示すように、新しいボールねじBの使用開始時に残寿命バーErx,Erp,Ere,Erb,Ers,Eriの先端がFULLラインKuに位置するように表示し、使用により残寿命Lfが少なくなるに従って徐々に長さが短くなるようにした。これにより、先端が0ラインKoに到達したなら表示を無にするとともに、この後は、表示色を変え、更にマイナスのエリアに順次表示するようにしたものである。このように、寿命情報表示部7は様々な態様により表示することができる。
よって、このような本実施形態に係るボールねじ寿命管理方法及び装置1によれば、ボールねじBの動作時に、少なくとも検出荷重Rn及び検出距離Lnを検出し、かつ想定荷重Reに対する検出荷重Rnの比率及び検出距離Lnに基づいて消費寿命Lcを演算するとともに、この消費寿命Lcの、積算結果又は想定寿命Lからの減算結果をコントローラ2のディスプレイ3に表示するようにしたため、寿命に係わる演算等の処理の軽減を図ることができ、もって、長期使用時における消費電力の低減等に寄与できる。特に、例示のように、産業機器Moに、少なくとも射出成形機Mを含ませるようにすれば、ボールねじBの優劣が成形品質に直接影響する射出成形機Mmにとって最適な寿命の管理を行うことができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、ボールねじBはローラねじも含む概念である。また、荷重検出機能Ffとして、ボールねじBのナット部BnとボールねじBにより軸方向Daに移動するスクリュ(可動体部)8間に介在させる圧力センサ4を用いた場合を示したが、荷重を検出する専用の荷重センサを別途設けてもよい。一方、ボールねじBはボールスクリュ部Bsを回転させる態様を示したが、ナット部Bnを回転させる態様でもよい。したがって、この場合、圧力センサ4は、ボールねじBのボールスクリュ部Bsとスクリュ(可動体部)8間に介在させればよい。また、動作距離検出機能Fxに、サーボモータ6の回転を検出するロータリエンコーダ6eから出力するエンコーダパルスSpを用いた場合を示したが、ナット部Bnの移動距離を検出可能な位置センサやリニアスケール等を用いる場合を排除するものではない。さらに、ボールねじBは、射出装置Miに備えるボールねじに適用した場合を示したが、型締装置に備えるボールねじにも同様に適用できる。他方、寿命情報表示部7として、図4〜図6に例を挙げたが、これらの各表示態様を予め登録し、ユーザーが任意に選択して表示できるようにしてもよいし、複数の態様を並列表示等により一緒に表示できるようにしてもよい。
本発明に係るボールねじ寿命管理方法及び装置は、例示した電動式の射出成形機をはじめ、工作機械や生産ロボット等を含む各種産業機械に利用することができる。
1:ボールねじ寿命管理装置,2:コントローラ,3:可動体部,4:圧力センサ,5:回転駆動部,6:サーボモータ,6e:ロータリエンコーダ,7:寿命情報表示部,Pe:エンコーダパルス,Mo:産業機械,M:射出成形機,B:ボールねじ,Bn:軸方向移動部,Da:軸方向,L:想定寿命,Lc:消費寿命,Lf:残寿命,Fr:想定寿命登録機能,Ff:荷重検出機能,Fx:動作距離検出機能,Fc:消費寿命演算機能,Fs:寿命表示機能

Claims (11)

  1. 産業機械に内蔵するボールねじの寿命を管理するための産業機械のボールねじ寿命管理方法であって、予め、産業機械に内蔵する前記ボールねじの軸方向に付加される想定荷重及びこの想定荷重をパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命を求めてコンピュータ機能を有するコントローラに登録するとともに、他方、前記ボールねじの動作時に、少なくとも前記ボールねじの軸方向に付加される荷重(検出荷重)及び動作距離(検出距離)を検出し、かつ前記想定荷重に対する前記検出荷重の比率及び前記検出距離に基づいて消費した寿命(消費寿命)を演算するとともに、この消費寿命の積算結果又は前記想定寿命からの減算結果を前記コントローラのディスプレイに表示することを特徴とする産業機械のボールねじ寿命管理方法。
  2. 前記固有の想定寿命は、ボールねじの製造メーカーから公表されている定格寿命値又はボールねじの製造メーカーから公表されている算出式から求めた算出寿命値を用いることを特徴とする請求項1記載の産業機械のボールねじ寿命管理方法。
  3. 前記消費寿命は、Lcを消費寿命〔km〕、Reを想定荷重〔N〕、Rnを検出荷重〔N〕、Lnを検出距離〔km〕としたとき、
    Lc=Ln・(Rn/Re)3
    の演算式により求めることを特徴とする請求項1又は2記載の産業機械のボールねじ寿命管理方法。
  4. 前記想定寿命L〔km〕から前記消費寿命Lc〔km〕を減算してボールねじの残寿命Lf〔km〕を求めるとともに、当該ボールねじの過去の使用期間Tr及びこの使用期間Trにおける消費寿命Lrにより、寿命到達期間Tfを、
    Tf=(Lf/Lr)・Tr
    の演算式により求めて予測し、この寿命到達期間Tfを表示することを特徴とする請求項1,2又は3記載の産業機械のボールねじ寿命管理方法。
  5. 産業機械に内蔵するボールねじの寿命を管理するコンピュータ機能を有するコントローラを用いた産業機械のボールねじ寿命管理装置であって、産業機械に内蔵する前記ボールねじの軸方向に付加される想定荷重及びこの想定荷重をパラメータとした動作距離を用いた固有の想定寿命を求めて前記コントローラに登録する想定寿命登録機能と、前記ボールねじの軸方向に付加される荷重(検出荷重)を検出する荷重検出機能と、前記ボールねじの動作距離を検出する動作距離検出機能と、少なくとも前記想定荷重に対する前記検出荷重の比率及び前記検出距離に基づいて消費した寿命(消費寿命)を演算処理する消費寿命演算機能と、この消費寿命の、積算結果又は前記想定寿命からの減算結果を前記コントローラのディスプレイに表示処理する寿命表示機能とを備えてなることを特徴とする産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  6. 前記コントローラに登録する前記固有の想定寿命は、ボールねじの製造メーカーから公表されている定格寿命値又はボールねじの製造メーカーから公表されている算出式から求めた算出寿命値であることを特徴とする請求項5記載の産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  7. 前記荷重検出機能は、前記ボールねじのナット部(又はボールスクリュ部)と前記ボールねじにより軸方向に移動する可動体部間に介在させる圧力センサを用いることを特徴とする請求項5又は6記載の産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  8. 前記動作距離検出機能は、前記ボールねじを回転させる回転駆動部に備えるサーボモータの回転を検出するロータリエンコーダから出力するエンコーダパルスを用いることを特徴とする請求項5,6又は7記載の産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  9. 前記消費寿命演算機能は、Lcを消費寿命〔km〕、Reを想定荷重〔N〕、Rnを検出荷重〔N〕、Lnを検出距離〔km〕としたとき、
    Lc=Ln・(Rn/Re)3
    の演算式により前記消費寿命を求めることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  10. 前記寿命表示機能は、前記消費寿命又は前記残寿命に係わる情報を定量的にイメージ表示する寿命情報表示部を備えることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の産業機械のボールねじ寿命管理装置。
  11. 前記産業機器には、少なくとも射出成形機を含むことを特徴とする請求項5〜10記載のボールねじ寿命管理装置。
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