JPH05187965A - ボールねじの寿命監視装置 - Google Patents

ボールねじの寿命監視装置

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JPH05187965A
JPH05187965A JP22657291A JP22657291A JPH05187965A JP H05187965 A JPH05187965 A JP H05187965A JP 22657291 A JP22657291 A JP 22657291A JP 22657291 A JP22657291 A JP 22657291A JP H05187965 A JPH05187965 A JP H05187965A
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Izumi Yonekawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールねじ・玉軸受・ころ軸受等の的確な残
寿命を表示可能な寿命監視装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】 ボールねじ・玉軸受等の軸方向荷重とモータ
電流値との関係及び該ボールねじの基本動定格荷重を予
め記憶させる手段と、サンプリング間隔と時間を設定す
る手段と、前記ボールねじの累積使用回転数を記録する
手段を具え、前記サンプリング間隔毎にモータ電流値・
回転数を測定し、該測定値に基づいて計算された定格疲
れ寿命値を書換え可能に構成し、該間隔毎の残寿命を表
示する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールねじ、玉軸受、
ころ軸受等の寿命監視装置に係り、特に所定間隔毎にボ
ールねじ、軸受等を実測しながら残寿命を表示させるボ
ールねじの寿命監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボールねじ、軸受等の選択基
準として最も重要な要素の一つである寿命に関して、設
計の段階では一応計算されて選択されるものの、稼働開
始後どの程度運転され定格疲れ寿命に対する残寿命はど
れ程かが把握されていないために、適切な交換時期を指
示する事は不可能であった。即ち、定格疲れ回転数R
[rev]は、基本動定格荷重C[kg]を運転等価荷
重P[kg]で除した値のm乗に比例するとして求めら
れる。但し、基本動定格荷重Cは、ボールねじの型式・
大きさによって決る固有値であり、羃乗数mは、ボール
ねじ及び玉軸受の場合は3、ころ軸受にあっては10/
3とされている。更に、定格疲れ寿命L[h]は、前記
の定格疲れ回転数R[rev]を、問題としている期間
中の平均回転速度N[rev/min]で除して求めら
れる。また、前記運転等価荷重Pは、前記平均回転速度
Nにおける荷重とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな計算式が、どの様に利用されるかを見てみる。先ず
設計段階にあっては、例えばボールねじの運転等価荷重
Pを、真値の1/2に推定すると、計算で求められる定
格疲れ寿命Lは、真の値より8倍になり、寿命限界を大
幅に超えて使用させる事になる。次に、運転段階につい
て見ると、仮に定格疲れ寿命Lが与えられ、実稼働時間
を測定記録したとしても、やや概念的な運転等価荷重P
及び平均回転数Nを計算しながら記録する事は不可能に
近い。せいぜい、与えられた定格疲れ寿命Lから実稼働
時間を順次差引きながら、残寿命を推定する程度しか期
待できない。かように、そもそも的確な定格疲れ寿命を
把握できず、その上、二重に推定を重ねざるを得なく、
しかも常時実稼働時間と荷重及び回転数を容易に累積監
視できないために、その時々の適切な残寿命を推定でき
ないでいる。従って、目安として数年程度のレベルでし
か提示できず、従って、実際にトルク増加、騒音発生、
運転不能等の不具合によって交換手続を開始するのが実
情である。
【0004】本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、
ボールねじ、玉軸受、ころ軸受等の的確な残寿命を表示
可能な寿命監視装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
【0006】本発明は、ボールねじの軸方向荷重とモー
タ電流値との関係、及び該ボールねじの基本動定格荷重
を予め記憶させる手段と、サンプリング間隔と時間を設
定する手段と、前記ボールねじの使用量を記録する手段
を具え、前記サンプリング間隔毎に変動係数を測定し、
該測定値に基づて計算された定格疲れ寿命値を書換え可
能に構成し、該間隔毎の残寿命を表示する事を特徴とす
る。なお好ましくは、前記サンプリング間隔の間に常時
前記残寿命から使用量を差引き、その時々の残寿命を表
示させてもよい。ここに、前記ボールねじの使用量は、
該ボールねじの使用回転数、また、前記変動係数とはモ
ータ電流値、及びボールねじ軸の回転数を意味する。
【0007】更に、軸受にあっても、前記ボールねじの
場合と同様に構成し、前記サンプリング間隔毎の残寿命
を表示する事を特徴とする。なお好ましくは、ボールね
じの場合と同様に、前記サンプリング間隔の期間中、常
時前記残寿命から使用量を差引き、その時々の残寿命を
表示させてもよい。但し、前記軸受の型式によって、前
記定格疲れ回転数、定格疲れ寿命を算出する計算式にお
ける羃乗数が相違するので、アルゴリズムを使い分ける
か、該羃乗数を型式に応じて、該羃乗数を入力する。
【0008】更に、本発明は、ボールねじ・軸受の軸方
向荷重が既知である場合は、この数値と該ボールねじの
基本動定格荷重を予め記憶させる手段と、前記ボールね
じの使用回転数を記録する手段を具え、常時計測される
回転速度、該回転速度をデコードして得られる使用回転
数に基づいて計算された定格疲れ寿命値を刻々書換え可
能に構成し、該残寿命を表示する事を特徴とする。
【0009】
【作用】かかる技術手段によれば、予め問題とするボー
ルねじに負荷されている軸方向荷重と該ボールねじを駆
動するモータの電流値との関係式を求めておき、基本動
定格荷重Cを記憶させておき、一方で実際に所定時間を
分割した単位微小時間におけるボールねじ軸の回転速度
とモータ電流値を測定するなら、該所定時間における運
転等価荷重Pの平均値及び平均回転速度Nを算出でき、
該ボールねじの残寿命である定格疲れ回転数R及び定格
疲れ寿命Lを計算・表示する事ができる。以後、定期的
にサンプリング測定を続け、前記運転等価荷重Pの平均
値及び平均回転速度Nを算出更新し、前記残寿命R及び
Lを更新・表示する事ができる。なお好ましくは、常時
ボールねじ軸の回転数を測定し累積記録しておき、一度
求めた残寿命R及びLから該回転数を差引き刻々残寿命
を表示する事ができる。
【0010】更に軸受にあっても、軸受の型式によって
計算式の羃乗数が違う場合があるので、該羃乗数を選択
入力する事により、前記ボールねじと全く同様に、残寿
命R及びLを求める事ができる。
【0011】更に、ボールねじ・軸受の軸方向荷重が既
知である場合は、この数値と該ボールねじの基本動定格
荷重を予め記憶させ残寿命を算出させておき、単にボー
ルねじの使用回転速度Nを常時計測し累積記録・演算す
ることにより、定格疲れ回転数R及び定格疲れ寿命Lの
値を刻々書換えて、該残寿命を表示する事ができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0013】図2は本発明の実施例に使用されるボール
ねじの構成を示す概要正面図で、10はボールねじ軸
で、該ボールねじ軸に嵌装されたボールナット11とに
よりボールねじを形成し、該ボールねじ軸10は、ベー
ス12に適宜間隔に固設された軸受13、14によって
支持され、一端はカプリング16を介してモータ15に
連設されている。このような構成にあって、前記モータ
15を駆動させるなら、ボールねじ軸10の回転によっ
て、ボールナット11は、該ボールナット11に固設さ
れたテーブル19と共に左右に移動する。前記ボールね
じの構成・作用は、特に工作機械の数値制御による位置
決めに好んで応用されているものであり、多くの場合、
前記モータ15には回転計17がモータ11と同軸に装
備されていて、該回転計17は、回転速度Nに比例する
追値を出力し前記数値制御のサーボ機構の一部をなして
いる。
【0014】いま、特定の工作機械に組込まれたボール
ねじにあって、スラストが作用するボールナット11の
軸受部にロードセル18を配設し、軸方向の荷重と共
に、前記モータ15の電流値Iとボールねじ軸10の回
転速度Nを測定・記録する。図3(a)は、ボールねじ
を回転させたときの、モータ電流値Iと回転速度Nとを
時間軸に記録した特性図で、破線Iは前記モータ電流
値、実線Nは前記回転速度である。図3(b)は、累積
するために絶対値変換を行ったときのモータ電流値|I
|、及び軸回転速度|N|を、夫々破線、実線で示した
ボールねじの特性図である。別にモータ電流値Iと、前
記ロードセル18による軸方向荷重Pとの関係図(不図
示)も同時に得られる。
【0015】さて、前記一回目の実測値から、定格疲れ
回転数R1、及び定格疲れ寿命L1を算出するに当り、先
ず測定時間t[分]をj個に分割して、回転速度N1,N
2,...,Nj における軸方向荷重P1,P2,...,Pj から、
平均運転等価荷重Pm1、及び平均回転速度Nm1を求め
る。 即ち、 Pm1=[Σ(Pj3・Nj)/ΣNj]1/3 [kg] 式(1) Nm1=(ΣNj)/j [rev/min] 式(2) 従って、 R1=[C/(Pm1・f1)]3 ×106 [rev] 式(3) L1=R1/(60・Nm1) [h] 式(4) 但し、Cはボールねじの型式、大きさによって固有値と
して与えられる基本動定格荷重で、fは、運転状態によ
って決る運転係数で、通常運転では1.3である。ちな
みに、衝撃を伴う運転状態ではf=1.8程度である。
【0016】即ち、特定負荷における該ボールねじの全
使用可能回転数を意味する定格疲れ回転数R1 が式
(3)により、またそのときの平均使用回転速度から残
寿命が何時間あるかを式(4)により定格疲れ寿命L1
として求まった事になる。これら両値をそのまま表示し
ても好いが、前記回転速度|N|を使用期間中継続測定
し、エンコーダにより回転数に換算・累積した使用回転
数r1 を前記R1から差引いて行くなら、その時々の残
回転数R1'、及び残寿命L1'が得られ、これらカウント
ダウン値を表示するならより具体的になる。
【0017】更に、実稼働中、所定の期間T[h]毎に、
前記運転等価荷重P、及び回転速度Nを見直し修正す
る。即ち、2回目のサンプリングに当って、残存する回
転数R1'は、R1−r1である事を配慮し、残存する基本
動定格荷重C2 を前記式(3)を参照しながら求める
と、 C2=Pm1・f1[(R1−r1)・10-61/3 式(5) となる。よって2回目の測定値である平均軸荷重Pm2
平均回転速度Nm2によって補正される定格疲れ回転数R
2、及び定格疲れ寿命L2は、次の式(6)、(7)とな
る。 R2=[C2/(Pm2・f2)]3 ×106 [rev] 式(6) L2=R2/(60・Nm2) [h] 式(7) 但し、f2 は、モータ電流値Iの変動の大きさに基づ
き、予め自動的に選択できるように設定したときの運転
係数である。
【0018】ここで、2回目の測定と計算を振返ってみ
ると、モータ電流値Iと、前記ロードセル18による軸
方向荷重Pとの関係は、ボールねじの全寿命を通じて変
化するとは思わなくてもよいから、この関係式を予め計
算手段に記憶させておけば、例えば工作機械に組込まれ
たボールねじに、ロードセル18を省く事ができる。
【0019】以上、前記モータ電流値Iと軸方向荷重P
との関係式の他に、計算手段に記憶させる数値を整理す
ると、次のパラメータが上げられる。 C:基本動定格荷重 T:サンプリング間隔 t:サンプリング時間 j:平均値を求めるために測定時間tを分割する分割数 m:ボールねじ、軸受の型式によって決る式(3)、
(6)等の羃乗数 f:運転係数、或いは fi:i回目のサンプリングにおいてモータ電流値Iの
変動値から選択される運転係数 更に、i回目のサンプリング毎に得られる変動係数とし
て、Nij:回転速度、及び該回転速度NijにおけるPi
j:軸方向荷重の測定値が、該計算手段に入力され、残
寿命が更新計算される。
【0020】図1は、本発明の実施例に係るボールねじ
の寿命監視装置の構成と計算手順を示すブロック構成図
で、15’は前記ボールねじ10を駆動するモータ15
の電流計、17は軸回転速度計、18は前記ボールナッ
トに配設したロードセルである。また、該ボールナット
18に固設された前記テーブル19には、例えば工作機
械のキャリジに装設される。記憶装置22には、前記モ
ータ電流計19による電流値|I|とロードセル18に
よって測定された軸方向荷重Pとの関係式が記憶されて
いる。入力装置20を介して、サンプリング間隔T、サ
ンプリング時間t、及び平均値を求めるためにサンプリ
ング時間tを分割する分割数jの諸設定値を、サンプリ
ング装置26に記憶させる。入力装置21を介して、基
本動定格荷重C、運転係数f、もしくはモータ電流値I
の変動の大きさによって選択される運転係数fi、及び
ボールねじ・軸受によって選択される計算式の羃乗数m
の諸数値が計算装置30に記憶される。また、入力装置
23を介して、警報発生値Lz'が警報発生装置45に記
憶される。25は、計算装置30内の時計信号を累積す
るタイマで、稼働開始からの時間が準備されている。ま
た、使用量計量装置27は、回転速度計17からの回転
速度|N|をデコードして、各サンプリング終了後から
次回サンプリングまでの間、継続して稼働回転数ri を
累積する装置である。40は、各サンプリング毎に更新
・計算された該ボールねじの残寿命Li'を表示する表示
装置である。
【0021】かように構成したボールねじの監視装置の
作用について述べる。ボールねじを、例えば工作機械に
組込み終了後、実際にモータ15を駆動させ、最初のサ
ンプリングを行い、該サンプリング時間tを分割数jに
分割した微小時間におけるモータ電流値I11,I12,...,
1jと、回転速度N11,N12,...,N1jをサンプリング装
置26に読み込む。モータ電流値I11,I12,...,I1j
は、記憶装置22に記憶された関係式を参照しながら軸
方向荷重P11,P12,...,P1jに換算され、前記回転速度
11,N12,...,N1jと共にA/D変換の後、計算装置3
0に移される。
【0022】計算装置30内では、手順31において前
記式(1)、(2)に基づき、平均運転等価荷重Pm1[k
g]、及び平均回転速度Nm1[rev/min]を求め、手順32
において前記式(3)、(4)に基づき、定格疲れ回転
数R1[rev]、及び定格疲れ寿命L1[h]を算出する。手順
33にあっては、使用量計量装置27に累積された稼働
回転数ri を前記定格疲れ回転数R1 から差引きその時
の定格疲れ回転数R1'を求め、続いて、該R1'を前記平
均回転速度Nm1で除して、その時の定格疲れ寿命L1'
[h] を求める。かように次回サンプリングを行う迄の
間、刻々前記定格疲れ寿命L1'[h] を、表示装置40に
表示する。
【0023】続いて、タイマ25とサンプリング間隔T
が常時比較されおり、次回サンプリング時期を知ったサ
ンプリング装置26は、2回目のサンプリングを行い、
モータ電流値I21,I22,...,I2jと、回転速度N21,N
22,...,N2jを読み込み、前記と同様にモータ電流値I
21,I22,...,I2jは、軸方向荷重P21,P22,...,P2jに
換算され、計算装置30に伝えられる。計算装置30内
では、前記手順31、32、33により、その時の定格
疲れ寿命L2'[h] を求め、刻々表示装置40に表示す
る。但し、2回目のサンプリング以降残存する基本動定
格荷重C2は、手順34において式(5)に基づき、Pm
1、f1、及びR1−r1 呼出して更新する。従って、前
記手順31、32にあっては、前記式(6)、(7)に
よる事になる。
【0024】以上の手順を繰返し、サンプリングをi回
行い定格寿命Li'に達し、前記警報発生値Lz' より小
さくなったとき、警報発生装置40が起動して警報を発
し、メンテナンスの時期が到来した事を通告する。
【0025】以上記載した如く本実施例によれば、設計
段階における選択の目安低度でしかなかった残寿命予測
が、運転等価荷重Pをモータ電流値Iを媒介にして、及
び回転速度Nを、実際の運転稼働中にサンプリングしな
がら測定し、残寿命を計算・表示するので、組立当初に
あっては、的確な設計の裏付けがなされ、稼働中にあっ
ては適切な判断の基準を与える事になる。従って、設計
段階にあっては、ボールねじの選択がより正確・確実に
行う事ができるように選択基準を見直ししながら技術の
蓄積も可能となる。また、稼働中にあっては、不具合が
起こってから修理手配をするのではなく、いわゆるプリ
メンテナンスが可能となり、該ボールねじを組込んだ、
例えば工作機械の稼働率を向上させる事が可能となる。
【0026】また、前記実施例では、ボールねじの寿命
監視装置について記述したが、他の軸受についても、本
発明をそのまま応用する事ができる。なお、ころ軸受に
ついては、計算式の羃乗数m=3を、10/3に置き換
えるだけで同様手順により寿命監視が可能である。
【0027】また、前記実施例にあっては、サンプリン
グによって軸方向平均荷重(運転等価荷重)Pをモータ
電流値を介して求めた。しかし、該ボールねじ・軸受の
寿命期間中の前記運転等価荷重Pが既知である場合、あ
るいは本発明による技術の蓄積によって推定可能となれ
ば、もしくは製作工場から出荷前に実装備の工作機械の
試運転の時に求めた軸方向荷重Pがボールねじ・軸受の
全寿命に亙って一定であるとしてよいとき、稼働中にお
けるサンプリング測定を行う事もない。従って、既知の
ボールねじ・軸受の軸方向平均荷重、及び該ボールねじ
の基本動定格荷重を予め記憶させておき、前記ボールね
じ・軸受の使用回転数を記録する手段を具えておけば、
前記計算手順の内、ri とRmiのみを変動係数として定
格疲れ寿命値Lが計算できる。しかも、前記変動係数
は、単に回転速度計からの信号を処理するだけであるの
で、刻々書換え可能に構成可能で、該残寿命を表示する
事もできる。
【0028】更に、過大なモータ電流が検出されたな
ら、該ボールねじ・軸受を組込んだ装置、例えば工作機
械のオーバラン、刃物折損等の不具合を意味するので、
前記警報装置により、警報を発する事も可能である。
【0029】
【効果】以上記載した如く本発明によれば、ボールねじ
・玉軸受・ころ軸受の運転等価荷重P、及び回転速度N
を、実際の稼働運転中に測定し、残寿命を計算・表示し
たために、組立当初にあっては、的確な設計の裏付けが
なされ、更に、ボールねじ・軸受の選択がより正確・確
実に行う事ができるように技術の蓄積も可能となりる。
また、前記技術の蓄積により、ボールねじ・軸受けの寿
命予測が正確に行い得る事になり、信頼性設計も可能と
なる。また、運転稼働中にあっても、サンプリングしな
がら測定し、残寿命を計算・表示したために、いわゆる
プリメンテナンスが可能となり、該ボールねじ・軸受を
組込んだ装置、例えば工作機械の稼働率を向上させる事
が可能となる。更に、前記運転等価荷重値が既知の場
合、該運転等価荷重値を予め計算手段に与えたために、
刻々計算可能としたので、サンプリング測定する事な
く、その時々の残寿命が表示できる。更に、複数のボー
ルねじ・軸受にあっても、計算機の処理能力を限界とし
て、時分割処理計算する事により、前記同様にこれらの
残寿命を表示する事ができる。更に、過大なモータ電流
が検出し警報装置により警報を発する様に構成すること
により、該ボールねじ・軸受を組込んだ装置の不具合を
知る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るボールねじの寿命監視装
置の、構成と計算手順を示すブロック構成図
【図2】本発明の実施例に使用されるボールねじの構成
を示す概要正面図
【図3】本発明の実施例に係るボールねじを運転したと
きの特性図で、(a)は、モータ電流値と回転速度とを
時間軸に記録した特性図で、(b)は、前記(a)図を
絶対値変換を行った特性図
【符号の説明】
10 ボールねじ 20 入力装置 21 入力装置 26 サンプリング装置 27 使用量計量装置 30 計算装置 40 表示装置 C 基本動定格荷重 I 変動係数(モータ電流値) L 定格疲れ寿命値 N 変動係数(回転数) P 軸方向荷重 T サンプリング間隔 t サンプリング時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじの軸方向荷重とモータ電流値
    との関係及び該ボールねじの基本動定格荷重を予め記憶
    させる手段と、サンプリング間隔と時間を設定する手段
    と、前記ボールねじの使用量を記録する手段を具え、 前記サンプリング間隔毎に変動係数を測定し、該測定値
    に基づいて計算された定格疲れ寿命値を書換え可能に構
    成し、該間隔毎の残寿命を表示する事を特徴とするボー
    ルねじの寿命監視装置
  2. 【請求項2】 前記サンプリング間隔の期間中に常時前
    記残寿命から使用量を差引き、その時々の残寿命を表示
    する請求項1記載のボールねじの寿命監視装置
  3. 【請求項3】 軸受の軸方向荷重とモータ電流値との関
    係、及び軸受の基本動定格荷重を予め記憶させる手段
    と、サンプリング間隔と時間を設定する手段と、前記軸
    受の使用量を記録する手段を具え、 前記サンプリング間隔毎に変動係数を測定し、該測定値
    に基づいて計算された定格疲れ寿命値を書換え可能に構
    成し、該間隔毎の残寿命を表示する事を特徴とする軸受
    の寿命監視装置
  4. 【請求項4】 前記サンプリング間隔の期間中に、常時
    前記残寿命から使用量を差引き、その時々の残寿命を表
    示する請求項3記載の軸受の寿命監視装置
  5. 【請求項5】 既知のボールねじの軸方向平均荷重、及
    び該ボールねじの基本動定格荷重を予め記憶させる手段
    と、前記ボールねじの使用回転数を記録する手段を具
    え、 該使用回転数に基づて計算された定格疲れ寿命値を刻々
    書換え可能に構成し、該残寿命を表示する事を特徴とす
    るボールねじの寿命監視装置
  6. 【請求項6】 既知の軸受の軸方向平均荷重、及び該軸
    受の基本動定格荷重を予め記憶させる手段と、前記軸受
    の使用回転数を記録する手段を具え、 該使用回転数に基づて計算された定格疲れ寿命値を刻々
    書換え可能に構成し、該残寿命を表示する事を特徴とす
    る軸受の寿命監視装置 【0001】
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Cited By (9)

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