JP2013119120A - レーザ操作を用いて内部キャビティを形成するシステム及び方法 - Google Patents

レーザ操作を用いて内部キャビティを形成するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ操作を用いて内部キャビティを正確に形成するシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】視覚的監視が困難か又は不可能である内部キャビディを機械加工するのに有効なレーザ機械加工システムは、レーザ発生器と、レーザ発生器に対して延長及び後退するよう構成されたロッドと、ロッド上に装着され且つレーザ発生器で発生したレーザビームを反射するよう構成された連接ミラーと、1以上のセンサと、センサからデータを受け取り、該データに基づいて、レーザ発生器で発生したレーザビームを方向付けるためにロッド及び連接ミラーをどのように操作するか及び操作を行うか否かを判定することができるコントローラと、を含むことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、材料を加工するためのシステム及び方法に関し、より詳細には、レーザを用いて内部キャビティを形成するシステム及び方法に関する。
種々の材料で作られた物体の形状及びサイズを当該材料の一部を除去することで変更することは、人が工具を使用してきたのとほぼ同じ長さにわたって機械加工技術を用いて行われてきた。ある時には、機械加工は主として金属に対して実施されていたが、今日では、金属、セラミックス、及び他の材料を組合せることができる先進合金、セラミックス、及び複合材料などのより先進的な材料が一般的に機械加工されている。機械加工を行う手段もまた進歩しており、フライス加工、中ぐり、その他などのプロセスによって物体から材料を物理的に取り出すことを超えて、放電加工、電解加工、電子ビーム加工、光化学加工、レーザ加工、及び超音波加工などの新しい技術を含めることに移行している。機械加工及び材料技術が進歩した場合でも、特定のタイプの機械加工には依然として課題がある。とりわけ、これらの課題は、視覚的アクセスが可能ではないスペース(例えば、内部キャビティ)において機械加工装置を制御すること、及びこのようなスペース内で機械加工プロセスにおいて正確な深さ及び形状を得ることができるように機械加工装置を制御することに関する問題である。
本発明の1つの態様によれば、レーザ発生器と、レーザ発生器に対して延長及び後退するよう構成されたロッドと、ロッド上に装着され且つレーザ発生器で発生したレーザビームを反射するよう構成された連接ミラーと、1以上のセンサと、センサからデータを受け取り、該データに基づいて、レーザ発生器で発生したレーザビームを方向付けるためにロッド及び連接ミラーをどのように操作するか及び操作を行うか否かを判定することができるコントローラとを備える、レーザ機械加工のためのシステム、方法及び装置が開示される。コントローラによって受け取られるデータは、レーザビー部が配向される物体と該レーザビームが接触するようになる接触点の2次元又は3次元座標を含むことができる。受け取られるデータはまた、或いは代替として、コントローラがこのような座標を決定するのに用いることができるデータとすることができる。コントローラは、レーザ発生器に対して延長及び後退するよう、及び/又はレーザビームによって形成される軸線の周りを回転させるよう、ロッドに命令、指示その他の方法で行わせることができる。コントローラはまた、連接ミラーの直径により形成される軸線の周りを回転するよう連接ミラーに命令、指示その他の方法で行わせることができる。
本発明の別の態様によれば、複数の熱センサを用いて、接触点の3次元座標を検出又は生成することができる。或いは、複数の熱センサからのデータをコントローラが用いて、3次元座標を決定することができる。幾つかの実施形態では、単一の熱センサを用いることができ、2次元座標と、反射時間測定値、検出される熱、その他などの追加データとに基づいて、3次元座標を決定することができる。
本発明の別の態様によれば、コントローラは、接触点の決定されたロケーションをコントローラ上で構成される1以上のマップ、概略図、計画、その他と比較して、当該接触点にて追加の材料が除去されるべきか否かを判定することができる。接触点から追加の材料が除去される必要がない場合には、コントローラは、ロッド及び連接ミラーの1以上を操作することにより接触点を移動させ、レーザビームが材料を除去している物体の他の領域から材料を除去できることができる。物体から追加の材料を除去する必要が全くない場合には、コントローラは、レーザビームの放出を止めるようレーザ発生器に命令、指示その他の方法で行わせることができる。
上記の概要、並びに以下の詳細な説明は、添付図面を参照しながら読むとより理解されるであろう。請求項に記載された主題を例示する目的で、図面において種々の実施形態を示す実施例が示されるが、本発明は、開示された特定のシステム及び方法に限定されるものではない。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むと更に理解できるであろう。
本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムのブロック図。 本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムの別のブロック図。 本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムの別のブロック図。 本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムの別のブロック図。 本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムの別のブロック図。 本開示の一実施形態による、限定ではない例示的なレーザ機械加工システムの別のブロック図。 本開示の一実施形態を実施する限定ではない例示的な方法。 本開示の実施形態を実施することができる限定ではない例示的なプロセッサのブロック図。
図1は、本開示の一実施形態による限定ではない例示的なシステムを示す。レーザビーム発生器110は、材料を変更又は材料に影響を与えるのに用いることができるあらゆるタイプの光、電磁放射線その他のビーム放射を生成するよう構成することができる。一実施形態では、発生器110は、1以上のタイプの材料を機械加工することが可能なあるタイプのレーザとすることができるレーザビーム113を生成することができる。ロッド111は、発生器110に接続その他の方法で近接させることができ、また、連接ミラー112に接続することができる。ロッド111は、発生器110の内外に延長及び後退し、更に、レーザビーム113によって形成される軸線の周りを回転するよう構成され、連接ミラー112が発生器110に接近し及び発生器110から離れ、更に発生器110によって放出されるレーザビーム113の周りを回転できることができる。連接ミラー112は、軸線(図5に示すような)の周りを回転し、或いは1以上の方向で傾き、レーザビーム113の操作を可能にするよう構成することができる。
連接ミラー112の位置は、直接的に調節される(例えば、傾けられる)か又はコントローラ120によって(例えば、ロッド111の操作により)間接的に調節することができる。コントローラ120は、本明細書で開示されるあらゆる実施形態を実施するのに使用できるあらゆる構成要素、素子、ソフトウェア、その他を含むことができる。
一実施形態では、コントローラ120は、ロッド111がレーザビーム113に関連する軸線の周りを回転するように指示し、命令しその他の方法で行わせるよう構成可能な軸回転制御出力121を含むことができる。コントローラ120はまた、ロッド111が発生器110の内外に延長及び後退し、或いは発生器110に接近し又は発生器110から離れるように指示し、命令しその他の方法で行わせるよう構成可能な線形制御出力122を含むことができる。コントローラ120はまた、連接ミラー112が傾き、或いは軸線の周りを回転するように指示し、命令しその他の方法で行わせるよう構成可能な傾斜制御出力123を含むことができる。コントローラ120はまた、発生器110がレーザビーム113の放出を停止又は開始するよう、或いは、発生器110のハウジングの外へのレーザビーム113の放出を阻止及び可能にするシャッター160を発生器110が上昇、降下又は所定位置への配置もしくは移動させるよう指示し、命令しその他の方法で行わせるよう構成可能なパワー制御出力124を含むことができる。パワー制御出力124はまた、或いは代替的に、発生器110が、レーザビーム113の強度及び/又はパワーを変化させ、及び/又は発生器110から放出されるときのレーザビーム113のあらゆる特性を変更するように指示し、命令しその他の方法で行わせることができる。
発生器110を用いて、物体130の1以上の表面上にレーザビーム113を配向し、物体130の一部を機械加工しその他の方法で除去することができる。物体130は、レーザビーム又は発生器110の他の何らかの放射によって機械加工可能なあらゆる物体とすることができる。一実施形態では、物体130は、何れかのタイプの翼形部とすることができ、セラミックマトリックス複合材料から構成することができる。発生器110及び関連の構成要素を用いて、物体130の内部構造を成形、機械加工又は変更することができる。例えば、物体130の内部構造に対する所望の変更は、破線131で設定されるものとすることができる。発生器110及び関連の構成要素を用いて、物体130の内部キャビティから材料を除去し、内部キャビティが破線131で示されるような形状を有することができる。破線131は、本開示のシステム及び方法による材料除去を用いて生成されている所望の形状又は形態の概略図、マップ、計画、指図その他の説明を表すことができる。このような概略図、マップ、計画、指図、その他は、コントローラ120内で構成することができ、コントローラ120が、開示されるシステムの他の構成要素を精密且つ正確に操作して所望の形状を形成できる。
場合によっては、物体130の内部キャビティは、物体130の内部にあることから、レーザビーム113の放出を視覚的に監視し、レーザビーム113による材料除去が所望又は期待通りに行われているか否かを確認することが困難か不可能である可能性がある。例えば、物体130の内部キャビティは、材料除去プロセスを監視する他の手段(例えば、小型カメラの挿入)が可能ではないほど十分に小さい場合がある。或いは、材料除去プロセスを監視するこのような代替の手段のコストは、本明細書で開示される1以上の実施形態を使用するのと比べて高すぎる場合がある。従って、一実施形態では、熱センサ140のような材料除去プロセスを検出するサブシステムを用いて、材料除去プロセスを検出し監視することができる。使用可能な熱センサのタイプは、表面タイプK(例えば、異種金属が溶接された)熱電対(TC)、シリコンダイオードベースの温度センサ、内蔵型距離測定機能を含むことができる赤外温度計センサ、格子アレイで設置可能な複数のTCから構成することができる平面センサパネル、及びレーザに対して実施される熱測定による過渡赤外信号エミッタ(注:パルスレーザを使用可能であり、このようなパルス化を用いて動作中にレーザ切断がガスを排出できることができる)を含む。これらのセンサの何れかその他の何れかのタイプのセンサは、接着又は取付具を用いて取付要素上に装着することができる。一実施形態では、熱センサ140は、熱反射性を利用して、レーザビーム113のエンドポイント又は終点(すなわち、レーザビーム113が現在物体130と接触している場所)の3次元座標を求めるためにコントローラ120が使用できるデータを決定又は提供することができる。
コントローラ120は、開示されるシステムのユーザ又はオペレータによって、物体130の材料タイプ、望ましい材料除去(例えば、破線131のパターンに追従する)の所望の形状及び深さ、及び距離に応じて構成することができる。距離150は、物体130と熱センサ140の両方の正確なロケーションを求めることにより決定することができ、或いは、距離150は、例えば、物体130と熱センサ140との間の距離150を検出するよう構成できる1以上の距離センサ141を用いることにより、材料除去プロセスを実行したときに求めることができる。幾つかの実施形態では、熱センサ140は、物体130の上に直接載置することができ、従って、距離150をほぼゼロにすることができる点に留意されたい。物体130の材料タイプ、所望の材料除去の所望の形状及び深さ、並びに距離150に関するデータを用いると、コントローラ120は、熱センサ140によって集められ且つフィードバック入力125を介してコントローラ120に提供される検出熱データに基づき種々の出力121、122、123、及び124を用いてレーザビーム113の方向及び強度を自動的に制御することができる。
例えば、レーザビーム113は、現在では、物体130から材料を除去することによって破線131の形状が生成されることになる物体130の領域に向けることができる。熱センサ140は、物体130の外部上で、物体130の材料を除去するレーザビーム113により発生する熱を検出することができる。熱センサ140は、このデータを入力125を介してコントローラ120に送信することができる。コントローラ120は、一実施形態では、距離150、物体130が構成される材料の特性、レーザビーム113のレーザのタイプ、レーザビーム113及び/又はレーザビーム113の方向及び位置に影響を及ぼすロッド111及び連接ミラー112などの構成要素の現在のロケーション及び/又は位置、その他など、他のデータも同様に用いて、物体130の材料の特定の深さ又は厚みに対応する特定の熱レベルに応じて構成され、或いは特定の熱レベルを求めるよう構成することができる。コントローラ120は、破線131のような、物体130の特定の領域において検出された熱レベルが特定の領域における物体130の材料の所望の深さ又は厚みに対応する時点を決定することができる。このような決定を行う際には、コントローラ120は、発生器110がレーザビーム113の放出を停止するよう指示その他の方法で行わせることができる。或いは、コントローラ120は、レーザビーム113が異なる領域に配向されるように、発生器110がロッド111及び連接ミラー112の1以上を調節するよう指示その他の方法で行わせることができる。全てのこのような実施形態は、本開示の範囲内にあることが企図される。
図2は、一実施形態では提供できる発生器110の構成要素の操作に関するより詳細な図を示す。図2において、位置2Aでは、ロッド111は、位置2Bにあるときよりも発生器110のハウジングから更に外側に延びている。従って、ロッド111を延長及び後退させることにより、連接ミラー112を発生器110に接近させ、及び発生器110から離れて移動させ、連接ミラー112をレーザ機械加工に望ましいロケーションに配置できることができる。
図3は、一実施形態では提供できる発生器110の構成要素の操作の別の詳細な図を示す。ロッド111は、レーザビーム113によって生成できる円筒軸線の周りを回転することができる。図4は、発生器110及びロッド111の回転構成の正面図を示す。この実施形態により、特に本明細書で記載されるミラー112の連接と併用したときに、レーザビーム113の接触点の更なる微調整が可能になる。
図5はまた、一実施形態では提供できる発生器110の構成要素の操作に関するより詳細な図を示す。図5において、連接ミラー112のより近接した側面図が示されている。図5で分かるように、連接ミラー112は、該連接ミラー112の直径に平行とすることができる軸線510に沿って回転され、レーザビーム113のエンドポイントの操作を可能にすることができる。この操作を可能にするために、連接ミラー112は、該連接ミラー112を軸線510の周りに回転させることができるあらゆるタイプの1以上のモータで構成できるベース501上に装着することができる。例えば、連接ミラー112が回転して位置520Aにあるときには、レーザビーム113は、連接ミラー112により方向520Bに方向付けることができる。同様に、連接ミラー112が回転して位置530Aにあるときには、レーザビーム113は、連接ミラー112により方向530Bに方向付けることができる。連接ミラーのあらゆる回転度及びこのような回転を引き起こす手段は、本開示の範囲内にあることが企図される。
理解されるように、連接ミラーと、このようなミラーを装着できるロッドの回転、延長及び後退の組合せは、レーザビームを多数の方向に方向付ける手段を提供することができる。
本明細書で記載されるように操作されるレーザビームが内部キャビティから材料を精密且つ正確に除去するのを確保するために、本明細書で記載される1以上の熱センサを用いて、材料除去を監視することができる。一実施形態では、例えば、本明細書で記載されるコントローラによって3次元情報を用いて、レーザビームが材料と接触するロケーション(本明細書では「接触点」と呼ぶことがある)を決定することができる。単一の熱センサを用いることにより、接触点は、深さ寸法(すなわち、Z座標)を決定するのに使用される種々の手段と共に、例えば、材料の表面と比較した2次元(すなわち、x及びy座標)で容易に決定することができる。
一実施形態では、熱センサは、レーザビームのパルス2以上を用いて、接触点を決定することができる。例えば、内部キャビティにおいてレーザビームが放出されるときには、内部キャビティを囲む物体の外側上でレーザビームのエネルギーを検出できるまでに経過することになる特定の時間量が存在する。この時間量は、接触点と物体の外面との間の材料の厚みによって決まる。レーザビーム発生器110の制御と熱検出器140からの入力の受け取りの両方を行うコントローラ120は、レーザビームエネルギーが内部キャビティを囲む物体の外側上で検出されるまでに経過する時間量並びに他の種々の変数に基づいて、接触点のzロケーション(すなわち、外面と比べて接触点が位置付けられる深さ又は接触点と外面との間の材料の厚み)を計算することができる。このような変数は、熱センサと物体の表面との間の距離、物体が構成される材料、レーザパルスの発生器から接触点までの伝播時間、及び表面に対する接触点での材料の厚みを決定するのに用いることができる他の何れかの変数又は値を含むことができる。
別の実施形態では、本明細書で記載されるようなシステムは、2以上の熱センサを用いて、接触点の正確なロケーションを決定することができる。図6は、このようなシステムの例示的な実施形態を示す。レーザビーム113は、連接ミラー112によって放出及び操作することができる(ミラーがベース501及びロッド111により連接されるので)。レーザビーム113は、接触点610において物体501の材料と接触することができる。熱センサ621及び622は、物体501の外部上に位置付けることができ、レーザビーム113により生成される熱エネルギーを検出することができる。熱センサ621及び622の各々によって集められるx及びy座標データを用いて、コントローラ(図示せず)は、接触点610の深さ又は接触点610と物体601の表面との間の材料の厚み(すなわち、接触点610のz座標)を外挿その他の方法で決定することができる。一実施形態では、センサ621は、センサ622とは異なる波長に合わせることができ、センサ621及び622の各々によって取得される測定値の比率に基づき温度を決定することができる。これにより、接触点の温度及びロケーションを決定するために材料の放射率を認識又は決定する必要性を排除することができる。
接触点の3次元ロケーションを決定するための代替手段も企図される点に留意されたい。例えば、1以上の熱センサはまた、反射されてこのような熱センサに戻り、接触点の深さ又はz座標をコントローラが決定するのに用いることができるあらゆる検出可能なタイプのエネルギーを放出することができる。接触点の正確なロケーションを決定する他の何らかの手段又は方法は、本開示の範囲内にあることが企図される。
図7は、本発明の主題を実施する限定ではない例示的な方法700を示す。方法700に関連して記載される動作及び/又は機能の何れもが、個別に、方法700に関して記載された他の機能及び/又は動作の何れかと組合せて、及び/その他の何れかの動作及び/又は機能と組合せて実施することができる点に留意されたい。このような全ての実施形態は、本開示の範囲内にあることが企図される。
ブロック705において、本明細書で記載されるようなシステムの連接ミラーを初期位置に配置することができる。これは、連接ミラーを手動で位置決めすることにより行うことができ、或いは、例えば、本明細書で記載されるコントローラによって自動的に実施してもよい。ブロック710において、レーザ発生器を作動させて、その後物体から材料を除去することができるレーザビームを発生させることができる。レーザビームは、システムの連接ミラーによって操作その他の方法で再配向され、例えば、翼形部の内部キャビティから材料を除去することができる。
ブロック720において、1以上の熱センサからデータを収集又は受け取ることができる。このようなデータは、該データを連続的に検出し集めるよう構成された熱センサから連続的に受け取ることができる。或いは、このようなデータは、該データを周期的に送信するよう構成された熱センサから周期的に受け取ることができる。別の代替形態において、このようなデータは、例えば、該センサをポーリングすることによって熱センサから周期的に集めることができる。周期的データ収集を使用する実施形態では、周期は、構成に合わせて適切に設定することができる。例えば、使用時のレーザのタイプ及びパワーにより迅速に除去される材料では、数ミリ秒又はナノ秒毎にデータを集めることができる。システムが除去するのにより長くかかる材料に作動する場合には、ポーリング又はデータ収集間隔をより長くすることができる。
ブロック730において、接触点の現在のロケーションの決定を行うことができる。一実施形態では、本明細書で記載されるあらゆる手段又は方法を用いて、ブロック720で受け取り又は集めた1以上の熱センサからのデータに基づいて、現在の接触点のx、y、及びz座標を決定することができる。ブロック740において、現在の接触点から所望の量の材料が除去されたか否かに関して判定することができる。この判定は、接触点の現在のロケーションを、現在機械加工されている物体の最終設計を提供するのに用いることができるマップ、計画、概略図その他の何らかのデータと比較することによって行うことができる。このプロセスは、コントローラにおいて構成されたコンピュータプロセッサにより比較が実行され、この比較を実施する命令を備えるソフトウェアを実行することで、自動化することができる。或いは、コントローラと通信する別個のデバイスにおけるプロセッサ上で実行されるソフトウェアがこの比較を実施することができる。比較を実施する他の何れかの手段又は方法を用いてもよい。
材料の所望の量が未だ接触点から除去されていない場合には、ブロック710において、レーザ発生器を再度作動させるか又は引き続きレーザビームを生成するよう許容又は命令することができる。ブロック710において、何れかの実施形態では、レーザ発生器は、レーザビームを連続的に放出するか、レーザビームパルスを連続的に放出する(すなわち、ある時間期間でのレーザビームの放出と、別の時間期間でのレーザビームの非放出とを交互にする)か、コントローラによるコマンドに基づき、一実施形態ではコントローラによって指定された時間期間だけレーザビームパルスを放出することができる点に留意されたい。コントローラコマンドによるレーザ発生器システムでは、コントローラは、特定の時間期間にレーザビームを放出するようレーザ発生器に命令することができる。或いは、レーザ発生器は、あまりインテリジェントではなく、必要に応じた時間期間の間レーザ発生器を作動及び非作動にすることができる。このような全ての実施形態及びその変形形態は、本開示の範囲内にあることが企図される。
ブロック740において、所望の量の材料が接触点において除去されたと判定された場合、ブロック750において、除去されるべき追加の材料があるか否かに関して判定を行うことができる。追加の材料がない場合、例えば、障害、エラー、他の何らかの状態、或いはオペレータその他のシステムもしくはデバイスから受け取った命令が、現時点で更なる材料除去を実施すべきではないことを示している場合には、ブロック770において、レーザ発生器は、非作動にされ、電源オフにされ又はレーザを遮断するシャッターを閉じるよう命令され、或いは、ハウジングの外にレーザビームを放出するのを中止するよう命令しその他の方法で行わせることができる。
ブロック750において、接触点以外の場所から追加の材料を除去すべきかを判定し、ブロック760において、接触点を異なる領域に移動させるために、本明細書で記載される何らかの手段を用いて連接ミラーを操作することができる。ブロック710において、レーザ発生器に対して再度作動するよう命令し、或いは、レーザビームの発生の再開又は継続を許容又は命令することができる。
連接ミラー操作のためにレーザビームの発生を停止するのではなく、レーザビームが発生している間に連接ミラーを操作が操作され、これによりレーザビームの接触点が移動している間に材料を除去することができる。本明細書で記載されるように、材料の適切な量が除去されていることを確実にするために、データを集めて処理することができる。一実施形態では、レーザビームの接触点を連続的に移動させることができ、これは、特定のタイプの材料に対して作業をしている場合に、特定の領域での発熱を低減するなどの利点を提供することができる。このような実施形態では、熱センサデータを連続的に又はほぼ連続的に集めて処理することができる。材料除去の計画は、コントローラにおいて設定及び構成され、このような実施形態に対して効率的な材料除去をもたらすことができる。
図8は、本明細書で記載される実施形態の何れかの技術的作用をもたらすのに利用できる例示的なプロセッサ1158のブロック図である。プロセッサ1158は、レーザ発生器を制御するコントローラの1以上の構成要素、このようなコントローラと通信して該コントローラに命令するデバイス、本明細書で開示されるレーザ機械加工を実施するシステムの1以上の構成要素、及び/又は本明細書で記載される主題の何れかの部分を実施できる何らかの関連する機器、システム又はサブシステムの1以上の構成要素を含む、本明細書で開示される何れかの実施形態の構成要素として用いることができる。図8に描かれたブロック図は例示的なものであり、特定の実施構成を意味することを意図するものではないことを強調しておく。従って、プロセッサ1158は、単一のプロセッサ又は複数のプロセッサで実施することができる。複数のプロセッサは、分散して又は集中的に配置することができる。複数のプロセッサは、無線で、配線接続で又はこれらの組合せで通信することができる。プロセッサ1158は、本明細書で記載される機能及び方法の何れかをプロセッサ1158が実施できる回路及び他の何れかの構成要素を含むことができる。このような回路及び他の何れかの構成要素はまた、プロセッサ1158が他のデバイス及び構成要素(例えば、本明細書で開示される何れかのデバイスの他の何れかの構成要素その他の何れかのデバイス)と通信及び/又は対話できるようにし、プロセッサ1158及びこのような他のデバイス及び/又は構成要素が開示された機能及び方法の何れかを実施できることができる。
図8に示すように、プロセッサ1158は、処理部1160、メモリ部1162、及び入出力部1164を備える。処理部1160、メモリ部1162、及び入出力部1164は、これらの間での通信を可能にするよう互いに結合される(図8では結合は図示されていない)。処理部1160は、限定ではないが、Java(登録商標)、C、C++、Visual Basic、Java Script(登録商標)、Perl、その他をそれぞれ単独で又は組合せて含む、様々な公知のプログラミング言語及び/又は技術を用いて作成されたコンピュータプログラムからコンパイル又は解釈実行することができる命令を実行する。一般に、プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)は、例えば、メモリ、コンピュータ可読媒体、その他から命令を受け取り、これらの命令を実行し、これにより本明細書で記載されるプロセスの1以上を含む、1以上のプロセスを実施する。このような命令及び他のデータは、様々な公知のコンピュータ可読媒体を用いて記憶され、伝送することができる。入出力部1164は、例えば、1以上のレーザ発生器に命令を提供し、1以上の熱センサからのデータを受け取り、及び/又は本明細書で記載される他の何れかの機能を実施するのに利用されるコンポーネント、コマンド、及び/又は命令を提供及び/又は受け取ることができる。
プロセッサ1158は、クライアントプロセッサ及び/又はサーバプロセッサとして実施することができる。基本構成において、プロセッサ1158は、少なくとも1つの処理部1160とメモリ部1162とを含むことができる。メモリ部1162は、接触点の決定、接触点座標の決定、物体から追加の材料を除去すべきであるか否かの判定、その他と連動して利用されるあらゆる情報を記憶することができる。例えば、メモリ部は、概略図、マップ、その他を記憶することができる。プロセッサの正確な構成及びタイプに応じて、メモリ部1162は、揮発性(RAMなど)1166、不揮発性(ROM、フラッシュメモリ、その他など)1168又はこれらの組合せとすることができる。プロセッサ1158は、追加の特徴要素/機能を有することができる。例えば、プロセッサ1158は、限定ではないが、磁気又は光ディスク、テープ、フラッシュ、スマートカード又はこれらの組合せを含む、追加の記憶装置(リムーバブル記憶装置1170及び/又は非リムーバブル記憶装置1172)を含むことができる。メモリ及び記憶素子1162、1170、1172、1166、及び1168などのコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ命令、プログラムモジュールその他のデータのような情報を記憶するための何らかの方法又は技術において実施される、揮発性及び不揮発性、リムーバブル及び非リムーバブル媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、限定ではないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、ユニバーサルシリアルバス(USB)互換メモリ、スマートカード、或いは、所望の情報を記憶するのに用いることができ且つプロセッサ1158によってアクセス可能な他の何れかの有形媒体を含む。このような何れかのコンピュータ記憶媒体は、プロセッサ1158の一部とすることができる。
プロセッサ1158はまた、通信接続部1180を備え、例えば、有線又は無線通信手段の何れかのタイプを通じてプロセッサ1158が他のデバイスと通信できることができる。通信接続部1180は、通信媒体の1つの実施例である。通信媒体は通常、キャリア波その他の搬送機構などの変調データ信号においてコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールその他のデータを利用し、何らかの情報配信媒体を含む。用語「変調データ信号」は、信号内に情報をエンコードするようにして設定又は変えられた特徴の1以上を有する信号を意味する。例証として、限定ではないが、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接配線接続などの有線媒体、及び音響、RF、赤外、セルラー、及び他の無線媒体などの無線媒体を含む。本明細書で使用される用語「コンピュータ可読媒体」は、記憶媒体と通信媒体の両方を含む。プロセッサ1158は、キーボード、キーパッド、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、その他などの入力デバイスを有することができる。ディスプレイ、スピーカ、プリンタ、その他などの出力デバイスも含めることができる。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明の様々な実施形態を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作し且つ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行うことを可能にもする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができるこのような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
110 レーザビーム発生器
111 ロッド
112 連接ミラー
113 レーザビーム
120 コントローラ
121 軸回転制御出力
122 線形制御出力
123 傾斜制御出力
124 パワー制御出力
125 センサデータに対するコントローラ上の入力
130 材料が除去されている物体
131 材料除去のための概略図を示すライン
140 熱センサ
141 距離センサ
150 熱センサと物体との間の距離
160 シャッター
201 レーザビームによって形成される軸線
501 連接ミラーベース
510 連接ミラーの直径によって形成される軸線
520A 連接ミラーの位置
520B 連接ミラーの位置520Aに関連するレーザビームの方向
530A 連接ミラーの位置
530B 連接ミラーの位置530Aに関連するレーザビームの方向
601 材料が除去されている物体
610 レーザと物体との接触点
621 熱センサ
622 熱センサ
700 方法
705 方法のブロック700
710 方法のブロック700
720 方法のブロック700
730 方法のブロック700
740 方法のブロック700
750 方法のブロック700
760 方法のブロック700
770 方法のブロック700
1158 プロセッサ
1160 処理部
1162 メモリ部
1164 入出力部
1166 揮発性メモリ
1168 不揮発性メモリ
1170 リムーバブル記憶装置
1172 非リムーバブル記憶装置
1174 出力デバイス
1176 入力デバイス
1180 通信接続部

Claims (20)

  1. レーザ発生器と、
    前記レーザ発生器に対して延長及び後退するよう構成されたロッドと、
    前記ロッド上に装着され且つレーザ発生器で発生したレーザビームを反射するよう構成された連接ミラーと、
    センサと、
    コントローラと
    を備える装置であって、前記コントローラが、
    前記センサからデータを受け取り、
    前記データに基づいてロッド及び連接ミラーを操作して、レーザ発生器で発生したレーザビームを方向付ける
    ように構成されている、レーザ機械加工装置。
  2. 前記データが、レーザビームと物体との接触点の2次元座標のセットと、レーザビームと物体との接触点の3次元座標のセットのうちの少なくとも1つを含む、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  3. 前記コントローラが、レーザ発生器に対してロッドを延長及び後退させるよう構成されている、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  4. 前記コントローラが、レーザ発生器により形成される軸線の周りにロッドを回転させるよう構成されている、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  5. 前記連接ミラーが、該連接ミラーの直径により形成される軸線の周りを回転するよう構成されている、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  6. 前記コントローラが、連接ミラーを軸線の周りに回転させるよう構成されている、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  7. 前記センサが少なくとも2つのセンサを備える、請求項1記載のレーザ機械加工装置。
  8. レーザ発生器と、
    前記レーザ発生器に対して延長及び後退するよう構成されたロッドと、
    ロッド上に装着され且つレーザ発生器で発生したレーザビームを反射するよう構成された連接ミラーと、
    センサと、
    前記センサに通信可能に接続されたコントローラと、
    を備えるシステムであって、前記コントローラが、
    前記センサからデータを受け取り、
    前記データに基づいてロッド及び連接ミラーを操作して、レーザ発生器で発生したレーザビームを方向付ける、
    ように構成されている、システム。
  9. 前記データが、レーザビームと物体との接触点の2次元座標及び追加のデータを含み、コントローラが、2次元座標及び追加のデータに基づいて接触点の3次元座標を決定するよう構成されている、請求項8記載のシステム。
  10. 前記追加のデータが時間データである、請求項9記載のシステム。
  11. 前記コントローラが、第2の追加データで構成されており、更に、2次元座標、追加のデータ、及び第2の追加データに基づいて接触点の3次元座標を決定するよう構成されている、請求項9記載のシステム。
  12. 第2の追加データが、レーザビームのパワー、物体の材料、及び接触点と物体の外面との間の距離のうちの少なくとも1つを含む、請求項11記載のシステム。
  13. 前記コントローラが、データに基づいてレーザ発生器の電源をオフにすることを決定するよう構成されている、請求項8記載のシステム。
  14. 前記コントローラが、概略図を備えて構成されており、コントローラは、データ及び概略図に基づいてロッド及び連接ミラーを操作するよう構成されている、請求項8記載のシステム。
  15. レーザ発生器を作動させて、レーザ発生器に対して延長及び後退するよう構成されたロッド上に装着された連接ミラーに向けてレーザを発生させる段階と、
    レーザビームの物体上の接触点に近接するよう構成された少なくとも1つのセンサからデータを受け取る段階と、
    接触点のロケーションを決定する段階と、
    ロケーションに基づいてロッド及び連接ミラーの少なくとも1つを操作するか否かを判定する段階と
    を含む方法。
  16. ロッド及び連接ミラーの少なくとも1つを操作するか否かを判定する段階が、所定量の材料が接触点から除去されたか否かを判定する段階を含む、請求項15記載の方法。
  17. 所定量の材料が接触点から除去されたとの判定に応答して、ロッド及び連接ミラーの少なくとも1つを操作する段階を含む、請求項16記載の方法。
  18. 所定量の材料が接触点から除去されたとの判定に応答して、レーザ発生器を非作動にする段階を含む、請求項16記載の方法。
  19. 接触点のロケーションを決定する段階が、データに基づいて接触点の3次元座標を決定する段階を含む、請求項15記載の方法。
  20. レーザ発生器からロッドを延長させる、
    レーザ発生器に向けてロッドを後退させる、
    レーザビームによって形成された第1の軸線の周りにロッドを回転させる、
    連接ミラーの直径により形成される第2の軸線の周りに連接ミラーを回転させる
    ことのうちの少なくとも1つを操作する段階を更に含む、請求項15記載の方法。
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